JP2019219075A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度を制御するための機構を大型化することなく、複数の温度帯に切り替え可能な切替室の温度を精度良く制御することができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】実施形態の冷蔵庫1は、冷気を生成する冷蔵用冷却器8と、冷蔵用冷却器8で生成した冷気が流通する背面ダクト17(冷気通路)と、設定温度を切り替え可能に設けられている貯蔵室であって、背面ダクト17から内部に冷気が供給される供給口7aと、内部から冷蔵用冷却器8側に冷気が吸い出される吸出口7bとが形成されている切替室7と、供給口7aから供給される冷気の流路を開閉する供給側開閉板21a、および吸出口7bから吸い出される冷気の流路を開閉する吸出側開閉板21bを有し、1つのモータにより供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bの双方の開閉状態を切り替えるモータダンパ11と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵室とは異なる温度帯に切り替え可能な切替室を備えた冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫では、切替室と冷蔵室との温度のバランスを考慮して、ダンパを用いて冷気の流れを切替室と冷蔵室とで別々に制御することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−194449号公報
さて、近年では、例えばソフト冷凍温度帯、パーシャル温度帯およびチルド温度帯といった複数の温度帯に切り替え可能な切替室が望まれている。
しかしながら、切替室を複数の温度帯に切り替え可能とするためには、切替室への冷気の供給と切替室からの冷気の吸い出しとを制御する必要があり、また、冷蔵室が過度に冷却されないようにするために切替室と冷蔵室との間の冷気の流れも調整する必要がある。
その結果、冷蔵室と切替室との間の冷気の流れを調整するためのダンパと、切替室の冷気の供給と吸い出しとを調整するためのダブルダンパとが必要となり、温度を制御するための機構が大型化して貯蔵室の大容量化を阻害する要因となっていた。
そこで、温度を制御するための機構を大型化することなく、複数の温度帯に切り替え可能な切替室の温度を精度良く制御することができる冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、冷気を生成する冷却器と、冷却器で生成した冷気が流通する冷気通路と、設定温度を切り替え可能に設けられている貯蔵室であって、冷気通路から内部に冷気が供給される供給口と、内部から冷却器側に冷気が吸い出される吸出口とが形成されている切替室と、供給口から供給される冷気の流路を開閉する供給側開閉板、および吸出口から吸い出される冷気の流路を開閉する吸出側開閉板を有し、1つのモータにより供給側開閉板および吸出側開閉板の双方の開閉状態を切り替えるモータダンパと、を備える。
実施形態による冷蔵庫の構成を模式的に示す図 ダンパの構成を模式的に示す図
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1は、正面側に前面開口を有する矩形箱状の本体2内に、冷蔵温度帯の冷蔵室3および野菜室4、冷凍温度帯の製氷室、小冷凍室5および大冷凍室6等の複数の貯蔵室を備えている。なお、製氷室は、小冷凍室5と左右に隣り合うように配置されているため、その扉とともに図示を省略する。冷蔵室3は、いわゆる回動式の扉3aによって開閉される。ただし、扉3aは、観音開き式のものであってもよい。野菜室4、小冷凍室5および大冷凍室6は、それぞれ引き出し式の扉4a、扉5aおよび扉6aによって開閉される。なお、冷蔵庫1の構成は一例であり、貯蔵室の数や配置はこれに限定されない。
また、冷蔵室3の下部には、冷蔵温度帯の貯蔵室であって、冷蔵室3とは異なる温度帯に制御される切替室7が設けられている。この切替室7は、本実施形態では、ソフト冷凍温度帯、パーシャル温度帯およびチルド温度帯の3段階に切り替え可能に構成されている。また、切替室7の後部側には、内部に冷気が供給される供給口7aと、内部から冷気が吸い出される吸出口7bとが形成されている。
この冷蔵庫1には、冷蔵室3よりも下方となる野菜室4の後方に位置して、冷蔵温度帯の冷気を生成する冷蔵用冷却器8(図2参照)と2つのファン9a、ファン9b(図2参照)とを有する冷却器ユニット10が設けられている。また、この冷却器ユニット10の上方であって概ね切替室7の後方に位置して、モータダンパ11が設けられている。なお、モータダンパ11の詳細については後述する。
また、冷蔵庫1には、冷凍室の後方に位置して、冷凍温度帯の冷気を生成する冷凍用冷却器12と、冷凍用冷却器12で生成された冷気を送風するファン13が設けられている。つまり、冷蔵庫1は、複数の冷却器を備えているとともに、本実施形態では冷蔵用冷却器8に対して複数ここでは2つのファン9aおよびファン9bを備えている。
これら冷蔵用冷却器8および冷凍用冷却器12は、本体2の底部に設けられている機械室14に配置されたコンプレッサ15等とともに、周知の冷凍サイクルを構成している。そして、冷蔵庫1は、貯蔵室に設けられている図示しない温度センサや湿度センサの測定値に冷凍サイクルを運転することにより、各貯蔵室を所定の温度範囲に制御する。
このとき、冷蔵用冷却器8で生成された冷気は、矢印Aで示すように、冷蔵室3の後壁を形成するダクトカバー16の背面側に形成されている背面ダクト17を通り、冷蔵室3および野菜室4に供給された後、冷却器ユニット10に戻される。この背面ダクト17は、冷蔵用冷却器8で生成した冷気が流通する冷気通路に相当する。また、冷蔵用冷却器8で生成された冷気は、矢印Bで示すように、供給口7aを介して背面ダクト17から切替室7の内部に供給されるとともに、切替室7の内部の冷気は、吸出口7bを介して冷蔵用冷却器8側に吸い出される。
冷蔵用冷却器8は、図2に示すように、平行に配置されたフィンを貫通するパイプを有するフィンチューブ型のものを採用している。この冷蔵用冷却器8は、冷蔵室3や野菜室4といった比較的大容量の貯蔵室に加えて切替室7も冷却する冷気を生成するためにある程度の大きさが必要となること、また、貯蔵室を狭めないようにするために、冷蔵庫1の左右方向に延びて形成されている。以下、冷蔵用冷却器8の冷蔵庫1の左右方向に延びている向きを、長手方向とも称する。
この冷蔵用冷却器8の上方には、長手方向に沿って、複数ここでは2つのファン9aおよびファン9bが、送風面が上向きとなるように配置されている。これら冷蔵用冷却器8、ファン9aおよびファン9bは、ホルダ18に固定されて冷却器ユニット10を構成している。
また、冷却器ユニット10の上方つまりは冷蔵用冷却器8、ファン9aおよびファン9bの上方には、モータダンパ11が設けられている。モータダンパ11は、周知のようにモータにより開閉板を駆動することにより、ここでは冷気の流路を開閉するものである。本実施形態の場合、モータダンパ11は、冷蔵用冷却器8と背面ダクト17との間を概ね閉鎖する大きさの本体部20に、供給口7aから供給される冷気の流路を開閉する供給側開閉板21a、吸出口7bから吸い出される冷気の流路を開閉する吸出側開閉板21b、および、冷蔵室3側へ供給される冷気の流路を開閉する冷蔵側開閉板21cが設けられている。
これら供給側開閉板21a、吸出側開閉板21bおよび冷蔵側開閉板21cは、それぞれ本体部20に形成されている3つの開口部22a、開口部22bおよび開口部22cを開閉する。このとき、ファン9aは、開口部22c寄りに配置されており、ファン9bは、開口部22a、開口部22b寄りに設けられている。
このうち、開口部22aおよび開口部22cは、背面ダクト17に冷気を通すためのものである。つまり、供給側開閉板21aは、開口部22aから供給口7aまでの流路を開閉するものであり、吸出側開閉板21bは、吸出口7bから開口部22bまでの流路を開閉するものである。また、開口部22cは、切替室7から吸い出した冷気を冷蔵用冷却器8側に戻すためのものである。つまり、冷蔵側開閉板21cは、開口部22cから冷蔵室3側までの流路を開閉するものである。
このため、供給側開閉板21aを開放状態とした場合には背面ダクト17から切替室7の内部への冷気の供給が可能になる一方、供給側開閉板21aを閉鎖状態とした場合には背面ダクト17から切替室7の内部への冷気の供給が不可能になる。この図2では供給側開閉板21aが開放状態である態様を示しているが、供給側開閉板21aは、図示しない軸部を中心にして回動可能であり、冷蔵庫1の背面側に回転することで、開口部22aを閉鎖する。これは、吸出側開閉板21bおよび冷蔵側開閉板21cも同様である。
また、吸出側開閉板21bを開放状態とした場合には切替室7の内部から冷蔵用冷却器8側への冷気の吸い出しが可能になる一方、吸出側開閉板21bを閉鎖状態とした場合には切替室7の内部から冷蔵用冷却器8側への冷気の吸い出しは不可能になる。また、冷蔵側開閉板21cを開放状態とした場合には背面ダクト17から冷蔵室3および野菜室4への冷気の供給が可能になる一方、冷蔵側開閉板21cを閉鎖状態とした場合には背面ダクト17から冷蔵室3および野菜室4への冷気の供給が不可能になる。
そして、モータダンパ11は、供給側開閉板21a、吸出側開閉板21bおよび冷蔵側開閉板21cの開閉状態を、1つのモータにより、開放状態を同期させて制御している。ここで、開閉状態を同期させるとは、供給側開閉板21aが開放状態にあるときには吸出側開閉板21bも開放状態であり、供給側開閉板21aが閉鎖状態にあるときには吸出側開閉板21bも閉鎖状態であることを意味している。
次に、上記した冷蔵庫1の作用について説明する。
前述のように、従来では、切替室7を異なる温度帯に切り替え可能とするために複数のダンパを設けていた。その結果、温度を制御するための機構が大型化して設置スペースが増え、貯蔵室の大容量化を阻害する要因となっていた。
そこで、本実施形態の冷蔵庫1は、1つのモータダンパ11により、冷蔵室3と切替室7との間の冷気の流れ、および、切替室7の冷気の供給と吸い出しとにおける冷気の流れを調整可能としている。
具体的には、モータダンパ11は、モータを回転させることにより、供給側開閉板21aと吸出側開閉板21bの開閉状態を制御する。このとき、モータダンパ11は、供給側開閉板21aと吸出側開閉板21bとの開閉状態を切り替えるタイミングを同期させている。具体的には、モータダンパ11は、切替室7に関して、供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bを、以下の2つの状態に制御する。
・供給側開閉板21aを開放状態、吸出側開閉板21bを開放状態
・供給側開閉板21aを閉鎖状態、吸出側開閉板21bを閉鎖状態
つまり、モータダンパ11は、供給側開閉板21aと吸出側開閉板21bの開閉状態を同期させている。
また、モータダンパ11は、上記の2つの状態を、冷蔵側開閉板21cの開放状態に対応させて制御している。このため、このため、モータダンパ11は、本実施形態では以下の4つの開閉状態(S1〜S4)が切り替えられることになる。なお、以下では、開放状態を「開」、閉鎖状態を「閉」と示している。
S1:供給側開閉板21a:開、吸出側開閉板21b:開、冷蔵側開閉板21c:開
S2:供給側開閉板21a:閉、吸出側開閉板21b:閉、冷蔵側開閉板21c:開
S3:供給側開閉板21a:開、吸出側開閉板21b:開、冷蔵側開閉板21c:閉
S4:供給側開閉板21a:閉、吸出側開閉板21b:閉、冷蔵側開閉板21c:閉
このとき、これらの開閉状態の切り替えは、1つのモータを回転させることによって機械的に行われる。なお、機械的に切り替える機構についてはギアやカムあるいはラック等の機械部品の組み合わせにより実現できるため詳細な説明は省略するが、冷蔵側開閉板21cについてはモータの回転範囲の1/2の範囲で冷蔵側開閉板21cが開放状態となり、残りの1/2の範囲で冷蔵側開閉板21cが閉鎖状態になるようにし、供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bについては、互いの軸部を連結した状態で1/4回転ごとに開放状態と閉鎖状態とが切り替わるようにすることで実現できる。
そして、S1の開閉状態では、冷蔵室3側と切替室7との双方に冷気が流れることから、例えば切替室7の設定温度が冷蔵室3の温度に近い場合等において冷蔵室3側と切替室7との双方を効率よく冷却することが可能になる。
また、S2の開閉状態では、冷蔵室3側にのみ冷気が流れることから、例えば切替室7の設定温度が冷蔵室3の温度より低い場合等において、冷蔵室3側を冷却するための冷気が切替室7に侵入して設定温度よりも高くなってしまうこと等を防止することが可能となる。
また、S3の開閉状態では、冷蔵室3側には冷気が流れないことから、例えば切替室7の設定温度が冷蔵室3の温度より低い場合等において、冷蔵室3側を過度に冷却することなく切替室7を設定温度に制御すること等が可能となる。
また、S4の開閉状態では、冷蔵室3側にも切替室7にも冷気が流れないことから、例えば冷蔵用冷却器8を除霜する際にヒータによって加熱された空気が貯蔵室側に流れ込むことを防止すること等が可能になる。
このように、冷蔵庫1は、1つのモータダンパ11により、冷気を生成する冷却器と、切替室7と他の貯蔵室との間の冷気の流れを調整可能としている。
以上説明した冷蔵庫1によれば、次のような効果を得ることができる。
冷蔵庫1は、冷気を生成する冷却器としての冷蔵用冷却器8と、冷蔵用冷却器8で生成した冷気が流通する冷気通路としての背面ダクト17と、設定温度を切り替え可能に設けられている貯蔵室であって、背面ダクト17から内部に冷気が供給される供給口7aと、内部から冷蔵用冷却器8側に冷気が吸い出される吸出口7bとが形成されている切替室7と、供給口7aから供給される冷気の流路を開閉する供給側開閉板21a、および吸出口7bから吸い出される冷気の流路を開閉する吸出側開閉板21bを有し、1つのモータにより供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bの双方の開閉状態を切り替えるモータダンパ11と、を備える。
このような構成によれば、切替室7には供給口7aと吸出口7bとを設けていることから、切替室7への冷気の供給と吸い出しとが可能となり、切替室7をより精度良く設定温度に制御することができるとともに、1つのモータにより供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bの双方の開閉状態を切り替えることから、温度を制御するための機構が大型化することが抑制される。したがって、温度を制御するための機構を大型化することなく、複数の温度帯に切り替え可能な切替室7の温度を精度良く設定温度となるように制御することができる。
また、冷蔵庫1は、モータダンパ11により、供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bの開閉状態を同期させて制御する。これにより、供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bという2つの冷気の流路を開閉するための開閉板を、1つのモータダンパ11で開放状態または閉鎖状態とすることができ、開閉状態の切り替えを容易に行うことができるとともに、機構の大型化を抑制することができる。
また、冷蔵庫1は、冷蔵用冷却器8の上部に配置されるモータダンパ11に、背面ダクト17に冷気を通すための複数の開口部22a、開口部22cを設けている。より具体的には、モータダンパ11には、主として切替室7に冷気を流すための開口部22aと、主として冷蔵室3や野菜室4等の他の貯蔵室に冷気を流すための開口部22cとが形成されている。これにより、切替室7と他の貯蔵室との間で冷気の流れを個別に制御することができる。
また、冷蔵庫1は、冷蔵温度帯の冷気を生成する冷蔵用冷却器8と、冷凍温度帯の冷気を生成する冷凍用冷却器12と、を備え、切替室7は、冷蔵用冷却器8で生成された冷気が供給される貯蔵室であり、モータダンパ11は、冷蔵用冷却器8に設けられている。
冷蔵用冷却器8は、冷凍用冷却器12に比べて蒸発温度が高いため、除霜時の温度上昇を冷凍用冷却器12に比べて抑えることが可能であり、除霜によって貯蔵室の温度が上昇してしまうことを抑制することができる。
また、冷蔵庫1は、冷蔵用冷却器8の上方に、長手方向に配置されている複数のファン9a、9bを備える。そして、実施形態では、ファン9aは開口部22c寄りに配置されており、ファン9bは開口部22a、開口部22b寄りに設けられている。このため、ファン9aとファン9bの回転数を制御することにより、冷蔵室3側と切替室7側との風量を調整することが可能となり、切替室7も含めて各貯蔵室の温度を詳細且つ精度良く制御することができる。
また、冷蔵庫1は、ファン9a、ファン9bを送風面が上向きに配置している。これにより、冷蔵用冷却器8からの冷気の流れる方向、つまりは、背面ダクト17に沿った上下方向への空気の流れが生じ、冷気の循環効率を上げることができる。実施形態では供給側開閉板21aおよび吸出側開閉板21bの開閉状態を同期させた例を示したが、同期させることなく、個別に制御することもできる。また、供給側開閉板21aの開閉状態、吸出側開閉板21bの開閉状態、および冷蔵側開閉板21cの開閉状態を個別に制御することもできる。その場合、1つのモータダンパ11により個別に制御することで実施形態と同様の効果を得ることができる。
各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は冷蔵庫、3は冷蔵室(貯蔵室)、4は野菜室(貯蔵室)、7は切替室(貯蔵室)、7aは供給口、7bは吸出口、8は冷蔵用冷却器(冷却器)、9aはファン、9bはファン、11はモータダンパ、12は冷凍用冷却器、17は背面ダクト(冷気通路)、21aは供給側開閉板、21bは吸出側開閉板、21cは冷蔵側開閉板、22aは開口部(開口)、22bは開口部、22cは開口部(開口)を示す。

Claims (6)

  1. 冷気を生成する冷却器と、
    前記冷却器で生成した冷気が流通する冷気通路と、
    設定温度を切り替え可能に設けられている貯蔵室であって、前記冷気通路から内部に冷気が供給される供給口と、内部から前記冷却器側に冷気が吸い出される吸出口とが形成されている切替室と、
    前記供給口から供給される冷気の流路を開閉する供給側開閉板、および前記吸出口から吸い出される冷気の流路を開閉する吸出側開閉板を有し、1つのモータにより前記供給側開閉板および前記吸出側開閉板の双方の開閉状態を切り替えるモータダンパと、
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記モータダンパは、前記供給側開閉板および前記吸出側開閉板の開閉状態を同期させていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記モータダンパは、前記冷却器の上部に配置されているとともに、前記冷気通路に冷気を通すための開口が複数設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵温度帯の冷気を生成する冷蔵用冷却器と、
    冷凍温度帯の冷気を生成する冷凍用冷却器と、を備え、
    前記切替室は、前記冷蔵用冷却器で生成された冷気が供給される貯蔵室であり、
    前記モータダンパは、前記冷蔵用冷却器に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却器の上方に、当該冷却器の長手方向に配置されている複数のファンを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  6. 前記ファンは、送風面が上向きに配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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