JP2019218808A - 断熱構造 - Google Patents
断熱構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019218808A JP2019218808A JP2018118606A JP2018118606A JP2019218808A JP 2019218808 A JP2019218808 A JP 2019218808A JP 2018118606 A JP2018118606 A JP 2018118606A JP 2018118606 A JP2018118606 A JP 2018118606A JP 2019218808 A JP2019218808 A JP 2019218808A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- boundary
- protruding portion
- ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
Description
図1および図2を参照して、断熱材2について説明する。断熱材2は、図1に示すように、例えば、直方体形状に形成されたものが一例として挙げられるが、その他の形状に形成されたものであってもよい。以下において、断熱材2は、直方体形状に形成されたものとして説明する。
図1〜図5を参照して、断熱材固定機構3について説明する。断熱材固定機構3は、図1に示すように、断熱材設置面4の面方向(例えば、面方向A)において隣り合う断熱材2の境界に通気空間5が形成された状態で、複数の断熱材2を固定するものである。断熱材固定機構3は、例えば、突出部6と、固定部7と、押圧機構8とを有する。
突出部6は、図1に示すように、断熱材設置面4から突出する。このような突出部6は、図4(A)に示すように、例えば、柱体10と、基部11と、を有する。柱体10は、例えば、棒状に形成される。また、柱体10は、自身の延在方向において基部11から遠位側の柱体10の端部10Aの近傍領域に、第一係合部12を有する。第一係合部12は、例えば、柱体10の端部10Aの開口12Aを通じて外部と連通する柱体10の内部空間13Aを取り囲む柱体10の内周面に螺設される雌ねじ溝14Aにより構成される。なお、第一係合部12は、その他の構造であってもよい。
固定部7は、図4に示すように、断熱材設置面4等に突出部6を固定するものである。具体的に固定部7は、台座16を断熱材設置面4等に固定する。断熱材設置面4等には、例えば、断熱材設置面4のみならず、断熱材設置面4よりも下の層の面(例えば、コンクリート下地面9A)も含まれる。
突出部6は、図6に示すように、例えば、断熱材設置面4等(例えば、コンクリート下地面9A)において、建物の縦方向B(図6の矢印B方向参照)または建物の横方向C(図6の矢印C方向参照)に等ピッチで配置されて、固定部7により固定される。このときにピッチとして、例えば、略500mm、または略600mmが一例として挙げられる。
押圧機構8は、断熱材2を断熱材設置面4側に向かって押圧して断熱材2を固定するものである。押圧機構8は、図1および図3(A)に示すように、例えば、押圧体20と、押圧体相対移動機構21とを有する。
図7および図8を参照して、隣り合う断熱材2F,2Gの境界Kに形成される通気空間5A〜5Cについて説明する。隣り合う断熱材2F,2Gは、図7(A),(B)に示すように、突出部6A,6Bを介して隣り合う。換言すると、突出部6A,6Bは、断熱材2F,2Gの境界Kに位置する。ここで突出部6A,6Bがスペーサとして機能して、断熱材2F,2Gの境界Kに通気空間5A〜5Cが形成される。図7(B),(C)に示すように、通気空間5A〜5Cは、断熱材2F,2Gの境界Kが延びる境界方向E(図7(B)の矢印E参照)において突出部6A,6Bと交互に並ぶように形成される。つまり、通気空間5A〜5Cおよび突出部6A,6Bは、境界方向Eに沿って通気空間5A、突出部6A、通気空間5B、突出部6B、通気空間5Cの順に並ぶ。この配置状態において、通気空間5Bは、境界方向Eにおいて隣接する突出部6A,6Bに挟まれる。また、突出部6A,6Bは、境界方向Eにおいてそれぞれ通気空間5A,5B、通気空間5B,5Cによって挟まれる。
次に、図10を参照して、陸屋根9を有する建物の蒸気排出構造について説明する。蒸気排出構造は、図10(A)に示すように、陸屋根9の屋上面であるコンクリート下地面9A上に設けられる通気層30により構成される。通気層30は、建物の外部と連通する外部連通空間31を内部に有する。
2,2C,2D,2E,2F,2G 断熱材
2BF,2BG 対向面
3 断熱材固定機構
4 断熱材設置面
5,5A,5B,5C 通気空間
6,6A,6B,6C,6D,6E 突出部
7 固定部
8 押圧機構
9 陸屋根
9A コンクリート下地面
10 柱体
10A,10B 柱体の端部
10C 柱体の端面
10DA,10DB,10DAA,10DBA,10DBB,10DBC, 柱体(突出部)の周面
11 基部
12 第一係合部
12A,12B 柱体の開口
13A,13B 柱体の内部空間
15 第二係合部
16 台座
17 基部側凸部
18 基部側係合部
20 押圧体
21 押圧体相対移動機構
22 進退部
30 通気層
31 外部連通空間
32,32A 連通路
40 他の部材
41 凸部
41A 先端部
42 凸部材
43 空間
50 隙間空間
D 配列方向
E 境界方向
K 境界
P 当接領域
Q 隙間領域
T 突出方向
Claims (7)
- 建物における断熱構造であって、
設置面に配置される複数の断熱材と、
前記設置面上において隣り合う前記断熱材の境界に通気空間が形成された状態で、複数の前記断熱材を固定する断熱材固定機構と、
を備えることを特徴とする、
断熱構造。 - 前記断熱材固定機構は、前記設置面から突出すると共に、隣り合う前記断熱材の前記境界に位置する突出部を有し、
前記通気空間は、前記境界が延びる境界方向において前記突出部と隣り合うことを特徴する、
請求項1に記載の断熱構造。 - 隣り合う前記断熱材は、前記境界において、隣り合う前記断熱材が並ぶ配列方向で対向する第一対向面および第二対向面を有し、
隣り合う前記断熱材は、前記配列方向において、前記第一対向面および前記第二対向面が前記突出部の周面に当接するよう配置され、
前記通気空間は、前記第一対向面、前記第二対向面および前記突出部の周面により取り囲まれることを特徴とする、
請求項2に記載の断熱構造。 - 前記突出部は、前記境界方向に沿って複数配置され、
隣り合う前記断熱材は、前記境界方向で隣り合う前記突出部のそれぞれの周面に前記第一対向面および前記第二対向面が当接するよう配置され、
前記通気空間は、前記第一対向面および前記第二対向面、および前記境界方向で隣り合う前記突出部のそれぞれの周面により取り囲まれることを特徴とする、
請求項3に記載の断熱構造。 - 前記通気空間は、前記突出部を介して前記境界方向に沿って複数並び、
前記第一対向面、前記第二対向面および前記突出部の周面は、
前記第一対向面および前記突出部の周面、および/または、前記第二対向面および前記突出部の周面が当接する当接領域と、
前記第一対向面および前記突出部の周面、および/または、前記第二対向面および前記突出部の周面の間に隙間が形成される隙間領域と、
を有し、
前記当接領域と前記隙間領域は、前記突出部の突出方向に沿って並び、
隣り合う前記通気空間は、前記隙間を通じて連通することを特徴とする、
請求項3または4に記載の断熱構造。 - 前記断熱材固定機構は、前記断熱材を前記設置面側に向かって押圧して前記断熱材を固定する押圧機構を有することを特徴とする、
請求項2〜5のいずれかに記載の断熱構造。 - 前記建物は、陸屋根を有し、
前記陸屋根の屋上面には、前記建物の外部に繋がる外部連通空間を有する通気層が設けられ、
前記設置面は、前記通気層よりも上の面であり、
前記通気空間と前記外部連通空間とを連通させる連通路が設けられることを特徴とする、
請求項1〜6のいずれかに記載の断熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018118606A JP7100353B2 (ja) | 2018-06-22 | 2018-06-22 | 断熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018118606A JP7100353B2 (ja) | 2018-06-22 | 2018-06-22 | 断熱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019218808A true JP2019218808A (ja) | 2019-12-26 |
JP7100353B2 JP7100353B2 (ja) | 2022-07-13 |
Family
ID=69095877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018118606A Active JP7100353B2 (ja) | 2018-06-22 | 2018-06-22 | 断熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7100353B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133193A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 太陽産業有限会社 | 建物屋上の断熱構造、及び建物屋上の断熱防水構造 |
KR102685258B1 (ko) * | 2023-07-18 | 2024-07-17 | (주)케이제이엔지니어링건축사사무소 | 건축 단열재용 열차단 앵커 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001027017A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Nippon Eipekkusu Kk | ビルの屋上構造 |
JP2011032723A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ohbayashi Corp | 太陽電池パネル支持装置 |
KR20140012571A (ko) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | 주식회사 부일건화 | 외단열 외방수 시공구조 및 시공방법 |
KR101379669B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-04-01 | 주식회사 아키벤 | 단열방수패널 설치용 방수바탕 고정장치와 이를 이용한 단열방수층 시공방법 |
JP2016148215A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社アイレック | 断熱装置、及び断熱システム |
JP2018009435A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-18 | 太陽産業有限会社 | ビルの屋上構造 |
-
2018
- 2018-06-22 JP JP2018118606A patent/JP7100353B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001027017A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Nippon Eipekkusu Kk | ビルの屋上構造 |
JP2011032723A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Ohbayashi Corp | 太陽電池パネル支持装置 |
KR20140012571A (ko) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | 주식회사 부일건화 | 외단열 외방수 시공구조 및 시공방법 |
KR101379669B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-04-01 | 주식회사 아키벤 | 단열방수패널 설치용 방수바탕 고정장치와 이를 이용한 단열방수층 시공방법 |
JP2016148215A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社アイレック | 断熱装置、及び断熱システム |
JP2018009435A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-18 | 太陽産業有限会社 | ビルの屋上構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133193A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 太陽産業有限会社 | 建物屋上の断熱構造、及び建物屋上の断熱防水構造 |
KR102685258B1 (ko) * | 2023-07-18 | 2024-07-17 | (주)케이제이엔지니어링건축사사무소 | 건축 단열재용 열차단 앵커 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7100353B2 (ja) | 2022-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20040055679A (ko) | 단열벽 구조 | |
JP2019218808A (ja) | 断熱構造 | |
JP3141593U (ja) | 鉄骨造建築物 | |
JP5084168B2 (ja) | 断熱パネル | |
KR101089315B1 (ko) | 건식벽체 차음용 스틸스터드 구조 | |
JP2007198005A (ja) | 通気性スペーサ | |
JP7521439B2 (ja) | 壁体およびこれを備える建築物 | |
JP5327665B2 (ja) | 木造建築物の外壁における外断熱工法及び外断熱構造 | |
KR20170052098A (ko) | 서까래 조립체 | |
JP5123685B2 (ja) | 建物の軒先構造 | |
KR20130129754A (ko) | 복층유리용 스페이서 | |
JP3975121B2 (ja) | 壁体への断熱材設置方法 | |
KR20170119093A (ko) | 건물 벽체 | |
JP2008223375A (ja) | 断熱パネル及び外張り断熱構造 | |
JP4709440B2 (ja) | 通気路形成用のスペーサーおよびそのスペーサーを用いた壁体の通気路形成方法 | |
JP2007198004A (ja) | 建物基礎断熱パネル及び建物基礎断熱構造 | |
JP5965324B2 (ja) | 建物の断熱構造 | |
JP2004238852A (ja) | 壁構造 | |
JP7358957B2 (ja) | 外壁構造 | |
JP3117962U (ja) | 建築物屋根用断熱パネル及びそのパネルを用いた断熱構造 | |
KR200469785Y1 (ko) | 건식벽체 단열 구조물 | |
JP2009185523A (ja) | 断熱パネルの床固定構造 | |
JP5356279B2 (ja) | 建物の内壁パネル設置構造 | |
JP2000303576A (ja) | 防露構造 | |
JP2005307517A (ja) | 耐力壁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7100353 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |