JP2019218744A - 耐火化粧材及び耐火構造 - Google Patents

耐火化粧材及び耐火構造 Download PDF

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Yasuhiro Tsutsumi
靖浩 堤
樫田 雅弘
Masahiro Kashida
雅弘 樫田
山本 智久
Tomohisa Yamamoto
智久 山本
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【課題】耐火性能を向上することができる耐火化粧材を提供する。【解決手段】耐火化粧材100は、化粧材10と、化粧材10の裏面及び端面の少なくとも一方に設けられた耐火材20と、を備えている。火災発生時の熱の伝わりを耐火材20により低減でき、耐火性能を向上することができる。耐火材20がシートで形成される場合では、化粧材10に耐火材20を設けても耐火化粧材100が厚くなりにくく、外壁などの前後方向の寸法が大きくならないようにして耐火性能を向上することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、耐火化粧材及び耐火構造に関する。詳しくは、建物の外壁、内壁、屋根、天井などに適用可能な耐火化粧材及び耐火構造に関する。
特許文献1には、耐火壁構造が開示されている。この耐火壁構造は、木製の間柱の片側に、珪酸カルシウム板である板材を釘で固定した後、その板材に発泡性耐火シートをタッカーで固定し、更に、木製の胴縁を間柱に釘で固定して、その上から窯業系サイディングの板材を胴縁に釘で固定して形成されている。
このような耐火壁構造では、発泡性耐火シートが火災時に加熱されることによって発泡して膨張し、珪酸カルシウム板の板材と窯業系サイディングの板材との間で、不燃性の多孔質な断熱層を形成する。したがって、屋外から屋内あるいは屋内から屋外への熱及び炎を伝わりにくくすることができる。
特開2011−94350号公報
しかし、上記のような耐火壁構造では、隣接する窯業系サイディングの板材の接合部分(突付け部分)を通じて、火炎や熱が屋外側から屋内側に向かって侵入しやすく、耐火性が損なわれることがあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされ、耐火性能を向上させることができる耐火化粧材及び耐火構造を提供することを目的とする。
本発明に係る一態様の耐火化粧材は、化粧材と、前記化粧材の裏面及び端面の少なくとも一方に設けられた耐火材と、を備えている。
本発明に係る一態様の耐火構造は、前記耐火化粧材と、その下地材と、を備え、前記下地材が不燃性を有し、前記耐火化粧材は前記耐火材が前記下地材側に向くように配置されている。
本発明では、耐火性能を向上させることができる、という利点がある。
図1は、本発明に係る実施形態1を示す概略の断面図である。 図2は、本発明に係る実施形態1を示す横断面図である。 図3は、本発明に係る実施形態1を示す縦断面図である。 図4は、本発明に係る実施形態1を示す斜視図である。 図5Aは本発明に係る実施形態1の一例を示す断面図である。図5Bは本発明に係る実施形態1の他の一例を示す断面図である。図5Cは本発明に係る実施形態1の他の一例を示す断面図である。 図6は、本発明に係る実施形態2を示す断面図である。 図7Aは本発明に係る耐火化粧材の一例を示す断面図である。図7Bは本発明に係る耐火化粧材の他の一例を示す断面図である。図7Cは本発明に係る耐火化粧材のさらに他の一例を示す断面図である。図7Dは本発明に係る耐火化粧材のさらに他の一例を示す断面図である。 図8Aは、耐火試験1を示す概略の断面図である。図8Bは、耐火試験2を示す概略の断面図である。図8Cは、耐火試験1及び2の結果を示すグラフである。 図9Aは、耐火試験3を示す概略の断面図である。図9Bは、耐火試験4を示す概略の断面図である。図9Cは、耐火試験3及び4の結果を示すグラフである。 図10Aは、耐火試験5を示す概略の断面図である。図10Bは、耐火試験6を示す概略の断面図である。図10Cは、耐火試験5及び6の結果を示すグラフである。
(実施形態1)
(1)概略
図1、図2及び図3は、本実施形態の耐火構造1として外壁構造2を示す。外壁構造2は、耐火化粧材100と下地材30と断熱材40及び支持材50を備える。耐火化粧材100と下地材30と断熱材40及び支持材50は、この順で前後方向に並んでいる。すなわち、断熱材40及び支持材50の前方に下地材30が配置されている。また下地材30の前方に耐火材20が配置されている。さらに耐火材20の前方に耐火化粧材100が配置されている。本明細書において、前記前後方向は外壁構造2の厚み方向であって、屋内外方向と同じである。また前記前後方向と直交する方向で略水平な方向を左右方向とし、前記前後方向と直交する方向で略鉛直な方向を上下方向とする。
(2)耐火化粧材100
耐火化粧材100は化粧材10と耐火材20とを備える。耐火材20は化粧材10の裏面(後面)に全面にわたって設けることができる。耐火材20は化粧材10の裏面に例えば接着して設けることができる。
(2−1)化粧材10
化粧材10は耐火構造1の外装材であって、化粧材10によって耐火構造1が化粧される。外壁構造2の場合、化粧材10は外壁材であって、例えば、窯業系サイディングである。窯業系サイディングは、セメントを含む水硬性材料の硬化物である。化粧材10は、略平板状に形成されるが、その表面に凹凸模様や塗膜を備えて意匠性を有している。化粧材10の厚みは、例えば、10mm以上30mm以下に形成されるが、これに限定されるものではない。化粧材10の形状も任意であるが、例えば、正面視(前方から見た場合)で矩形板状に形成される。化粧材10は実を有している。化粧材10の上端部には実凹部101が設けられている。化粧材10の下端部には実凸部102が設けられている。上下に隣接して施工される化粧材10は実凹部101と実凸部102とが嵌合することにより接続される。なお、化粧材10としては、金属板を成形して得られる金属系サイディング材であってもよい。
(2−2)耐火材20
耐火材20は耐火構造1の耐火性を向上させる。耐火材20は火災の熱で発泡して、火災前の初期状態よりも体積を増加させる。ここで、耐火性とは、熱が前後方向に伝わるのを抑制することを意味する。
ここで、耐火性とは、火熱に耐えることで、溶融温度が高く燃えにくいことを意味する。
耐火材20はシート状に形成することができる。耐火材20は、例えば、発泡性耐火シートで形成することができ、この場合、合成樹脂、多価アルコール、及び難燃性発泡剤などを含有するものが好ましい。
合成樹脂としては、例えば、メラミン樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン/酢ビ樹脂、酢酸ビニル/バーサチック酸ビニルエステル共重合樹脂、酢酸ビニル/ポリオレフィン樹脂、酢酸ビニル/バーサチック酸/アクリル樹脂、酢酸ビニル/アクリル共重合樹脂、アクリル/スチレン共重合樹脂、ポリブタジエン樹脂等を挙げることができる。なお、ポリオレフィンとしてはポリエチレン等が挙げられる。
多価アルコールとしては、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、ポリペンタエリスリトール等が例示される。
難燃性発泡剤としては、リン酸アンモニウム、ポリリン酸アンモニウム、リン酸メラミン、ポリリン酸メラミン、ポリリン酸アルミニウム、ポリリン酸マグネシウムリン酸塩等のリン酸塩が好適に用いられるが、スルファミン酸塩(スルファミンアンモニウム等)、ホウ酸塩(ホウ酸アンモニウム等)等を例示することができる。
シートの耐火材20における合成樹脂、多価アルコール、難燃性発泡剤の含有比率は、合成樹脂100質量部に対して、多価アルコールが10質量部以上50質量部以下、難燃性発泡剤が50質量部以上200質量部以下であることが好ましい。シートの耐火材20の厚みは、0.1mm以上5mm以下であることが好ましくは、0.3mm以上3mm以下であることがより好ましく、さらに0.4mm以上1mm以下が好ましい。
発泡後の耐火材20の遮熱性を高めるに、耐火材20は発泡前の体積に比べて発泡後の体積が10〜30倍の発泡倍率であることが好ましい。例えば、化粧材10と下地材30の間に形成される15mmの通気層に、厚み0.6mmの耐火シートを用いることによって、発泡倍率が25倍となり、比較的安価に耐火性を高められる。また耐火性能を高める部位には、例えば、1.2mmの耐火シートを用いて発泡倍率12.5倍として使用すると更に耐火性が高まる。
(3)下地材30
下地材30は不燃性であり、また平板状で、耐火材20よりも硬質に形成される。下地材30は複数の下地部材35で形成される。下地部材35としては、例えば、正面視で矩形状で、石膏ボード及び珪酸カルシウム板などが使用される。下地部材35の厚みは、例えば、5mm以上30mm以下にすることができ、好ましくは9mm以上21mm以下にすることができるが、これに限定されない。下地部材35は、建築基準法第68条の26第1項の規定に基づき、同法第2条第九号及び同法施行令第108条の2(不燃材料)の規定に適合するものであることについて、国土交通大臣の認定を受けているものが好ましい。
(4)断熱材40
断熱材40は耐火構造1の断熱性を向上させる。すなわち。耐火構造1を前後方向で通過する熱量を低減するためのものである。ここで、断熱性とは熱の出入りを低減する性能のことを意味する。
断熱材40としては、耐火性及び不燃性の高い材料で形成されていることが好ましい。例えば、断熱材40としては人造鉱物繊維系断熱材(例えば、ロックウール又はグラスウール)などの繊維系断熱材を材料として形成される。断熱材40の形態はボード又は綿状などであるが、これに限定されるものではない。断熱材40の密度は10kg/m以上32kg/m以下、好ましくは15kg/m以上25kg/m以下で、厚みが50mm以上150mm以下、好ましくは80mm以上120mm以下である。断熱材40の密度及び厚みが上記所定の範囲であれば、断熱性能が損なわれにくく、且つ熱が内部に保留されるのを低減することができる。
(5)支持材50
図2に示すように、支持材50は、化粧材10及び下地材30が取り付けられて、これらを支持する。支持材50は上下方向に長い部材であって、例えば柱及び間柱などとして形成される。支持材50は金属製であって、例えば、C形鋼(リップ付き溝形鋼)を使用することができる。この他に、支持材50としては、各種の断面形状の形鋼が使用でき、例えば、溝形鋼、H形鋼、ハット形鋼などが挙げられる。
支持材50は取付部51を有している。取付部51は上下方向に長い平板に形成されている。取付部51には、下地材30が取り付けられる。支持材50は対向部52を有している。対向部52は上下方向に長い平板に形成されている。対向部52は取付部51の後方に位置し、取付部51と対向している。支持材50は結合部53を有している。結合部53は上下方向に長い平板に形成されている。結合部53の短手(幅)方向の一端は取付部51の短手(幅)方向の一端と全長にわたって結合されている。結合部53の短手(幅)方向の他端は対向部52の短手(幅)方向の一端と全長にわたって結合されている。取付部51の結合部53側とは反対側の端部、及び対向部52の結合部53側とは反対側の端部には、補強部55が支持材50の上下方向の全長にわたって設けられている。
(6)全体構成
耐火構造1として形成される外壁構造2は以下のように構成される。
図4に示すように、複数の支持材50が基礎63の上側に土台64を介して設けられている。複数の支持材50は一つずつ所定の間隔を介して左右方向に並べられている。また二つ以上の支持材50を組み合わせて配置してもよい。二つの支持材50を組み合わせる場合は、各結合部53の外面同士を接合することができる。
複数の支持材50の前方には複数の下地部材35が取り付けられる。複数の下地部材35は上下方向及び左右方向に並べて配置されている。上下方向に隣接する下地部材35は、上側の下地部材35の下端と下側の下地部材35の上端とが突付けて取り付けられている。また左右方向に隣接する下地部材35は、右側の下地部材35の左端と左側の下地部材35の右端とが突付けて取り付けられている。すなわち、上下に並ぶ下地部材35は隣接部分31を介しては隣接し、左右方向に並ぶ下地部材35は隣接部分32を介しては隣接している。各下地部材35はビスや釘などの固定具33で支持材50の取付部51に取り付けて固定される。
左右方向に並ぶ下地部材35の隣接部分32は、支持材50の取付部51の前方に位置させることが望ましい。これにより、火災時に下地部材35が変形し、隣接部分32に隙間が生じても、取付部51により塞がれているため、耐火性能を向上させることができる。また、本実施形態では、矩形状の下地部材35を横長に施工しているが、縦長に施工しても良いものである。
断熱材40は下地材30の後面に配置される。複数の断熱材40はそれぞれ隣り合う支持材50の間に配置される。断熱材40は接着剤などで下地材30の後面に接着されて固定されていてもよい。また断熱材40は接着の他に、粘着テープで下地材30に固定することも可能である。なお、断熱材40は、下地材30の裏面に密着するのが好ましい。これにより、下地材30と断熱材40との間に上下に連通する空間が形成されず、下地材30から伝わる熱が下地材30と断熱材40との間で上下方向に移動するのを抑制することができる。また支持材50が木材である場合は、タッカー止めなどで支持材50に固定してもよい。
図4に示すように、下地材30の前側には透湿防水シート65が配置される。透湿防水シート65は湿気を通し、水滴は通さないシートである。透湿防水シート65はタッカーなどの固定具23で下地材30に固定される。
透湿防水シート65を複数の下地材30にわたって全面に取り付けた後、透湿防水シート65の前側には複数の留め具80が配置される。留め具80は透湿防水シート65の前面に配置され、ビスなどの固定具86で支持材50に固定される。
図4に示すように、耐火化粧材100は留め具80により透湿防水シート65の前方に取り付けられる。耐火化粧材100は複数配置され、各耐火化粧材10が複数の留め具80に保持される。すなわち、各耐火化粧材100の化粧材10の上端はその化粧材10の上側に配置される留め具80に引っ掛けられて保持され、化粧材10の下端はその化粧材10の下側に配置される留め具80に引っ掛けられて保持される。
また上下に隣接する化粧材10は実凸部102と実凹部101の実接合で接続される。また、図2及び図4に示すように、左右方向に隣接する化粧材10の間には目地材81が配置されている。目地材81の前側にはシーリング材83が設けられている。また最も下側の化粧材10の下方には水切り材84が設けられている。そして、耐火化粧材100の後方には通気層85が形成されている。すなわち、耐火材20の後面と透湿防水シート65の前面との間に通気層85が形成される。
隣接する化粧材10の目地と、隣接する下地部材35の目地とは、正面視において、重ならないようにずらすことが好ましい。すなわち、左右方向に隣接する化粧材10の間のシーリング材83の位置と、左右方向に隣接する下地部材35の隣接部分32の位置とが、正面視において、重ならないようにずらすことが好ましい。また上下方向に隣接する化粧材10の隣接部分11の位置と、上下方向に隣接する下地部材35の隣接部分31の位置とが、正面視において、重ならないようにずらすことが好ましい。この場合、隣接する化粧材10の目地及び隣接部分11に前方から炎が侵入しても、その炎が隣接する下地部材35の目地及び隣接部分31に直接侵入しにくくなって、耐火性を向上させることができる。ただし、左右方向に隣接する化粧材10の目地と、左右方向に隣接する下地部材35の目地とが、正面視において、支持材50に一致する場合は、両目地をずらさなくてもよい。
図5Aに示すように、上下に隣接する化粧材10の隣接部分11に対応する位置において、耐火材20には厚肉部21が形成されている。厚肉部21は、シートの耐火材20の端部同士を重ねて形成している。またこれに限られず、例えば、図5Bに示すように、シートの耐火材20の端部26を折り返すことにより、二枚のシートの耐火材20が重なった部分を厚肉部21として形成することができる。また図5Cに示すように、耐火材20の表面に短片状の他の耐火材(耐火シート部材)25を重ね、二枚のシートの耐火材20が重なった部分を厚肉部21として形成することができる。
上記のように形成される耐火構造1(外壁構造2)では、耐火材20を備えることにより、火災発生の際に、化粧材10の屋外側から加熱されて、耐火材20が発泡して膨張することにより通気層85内で膨張する。すなわち、耐火材20の後面と下地材30の前面との間において、通気層85は耐火材20が発泡して膨張するための発泡空間88として形成される。そして、これにより、発泡膨張した耐火材20の遮熱効果や遮炎効果により、火炎及び熱が屋外から屋内へと侵入するのを低減することができ、したがって、耐火性を向上させることができると共に、発泡膨張した耐火材20によって化粧材10と下地材30との間に上下に連通する空間が形成されず、熱がこれら化粧材10と下地材30との間で上下方向に移動するのを抑制することができる。また化粧材10の後方に耐火材20を設けることにより、耐火材20に高い耐候性や耐水性は要求されず、耐火性を向上させることができる。また耐火材20は、火災がなければ薄い材料なので、通常時は通気層85を阻害せず、また、耐火構造1の前後方向の寸法(化粧材10から下地材30までの寸法)は、従来のものと比べても大きくなりにくい。さらに断熱材40を備えることにより、下地材30よりも後方(屋内側)に熱が伝わりにくくなり、これにより、耐火性を向上させることができる。
上記では厚肉部21を設けることにより、耐火材20における化粧材10の隣接部分11に対応する箇所が、他の箇所よりも耐火性の高い高耐火部14として形成したが、これに限られない。すなわち、高耐火部14は耐火材20の一部に他の部分よりも耐火性が高ければよい。したがって、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所が、例えば、他の箇所よりも熱伝導率が低ければよく、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所に、他の箇所よりも熱伝導率が低い材質の耐火材が設けられて、熱伝導率が低い材質の耐火材を設けた部分が高耐火部14として形成されてもよい。または、耐火材20が発泡シート材の場合、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所が他の箇所よりも厚肉でなくてもよく、例えば、発泡時、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所における独立気泡の割合が、他の箇所における独立気泡の割合よりも高くなるよう構成されることにより、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所を高耐火部14として形成することができる。また、例えば、耐火材20の上記隣接部分11に対応する箇所における発泡倍率が、他の箇所における発泡倍率よりも高くなるように構成されてもよい。
(実施形態2)
図6に示す本実施形態の耐火構造1は、支持材50に充填材54を設けたものであり、その他の構成は実施形態1と同様である。
充填材54は支持材50の内側の空間である中空部56に充填することによって、中空部56は充填材54で閉塞される。すなわち、支持材50の取付部51と対向部52と結合部53及び補強部55で囲まれる空間である中空部56の上下方向の連通を充填材54で閉塞する。このように支持材50の中空部56を充填材54で充填して閉塞することによって、中空部56を通じて熱が移動することが少なくなり、耐火性を向上させることができる。
充填材54は断熱材40を延長して形成することができる。すなわち、充填材54は断熱材40と同じ材料のロックウール又はグラスウールなどの繊維系断熱材で形成される。この場合、火災発生時の熱が充填材54で断熱されて伝わりにくくなり、屋内側への熱の伝わりが低減されて耐火性を向上させることができる。また断熱材40を下地材30へ取り付ける作業と一連の作業で、充填材54も施工することができ、部材の共通化や作業の簡素化によるコストダウンを図ることができる。
(変形例)
(1)耐火構造について
上記では、本実施形態の耐火構造1として外壁構造を説明したが、これに限られない。耐火構造1は、例えば、内壁構造、屋根構造、天井構造などに適用可能である。内壁構造の場合、化粧材10は合板などの内壁材となる。屋根構造の場合、化粧材10は屋根材となる。天井構造の場合、化粧材10は天井板となる。
また、上記実施形態では、断熱材40が設けられているが、これに限定されず、断熱材40が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、例えば図4に示すように、下地部材35の左右方向の隣接部分32が支持材50と一致しているが、これに限定されず、当該隣接部分32が支持材50と一致していなくてもよい。この場合、耐火材20の上記隣接部分32に対応する部分が当該耐火材20の他の部分よりも厚肉に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、化粧材10の長手方向が水平となるように設けられた「横張り」構造であったが、これに限定されず、化粧材10の長手方向が鉛直となるように設けられた「縦張り」構造であってもよい。なお、上記実施形態が屋根構造の場合は、化粧材が屋根材であって、横葺き構造及び縦葺き構造のいずれであってもよい。
(2)耐火化粧材について
図7Aに示す耐火化粧材100では、化粧材10の裏面の全面にわたって耐火材20が設けられている。すなわち、耐火材20の上端は実凹部101に対応する位置において化粧材10の後面を覆っている。また耐火材20の下端は実凸部102にまで達しない位置(実凸部102の上側に対応する位置)において化粧材10の後面を覆っている。
図7Bに示す耐火化粧材100では、化粧材10の裏面の略全面と上下の端面にわたって耐火材20が設けられている。すなわち、耐火材20の上端は実凹部101に対応する位置において化粧材10の上端面を覆っている。また耐火材20の下端は化粧材10の下端面と実凸部102の後面を覆っている。このような耐火化粧材100では、上下に隣接する化粧材10を実凹部101と実凸部102の嵌合により接続した際に、化粧材10の間の隙間を耐火材20で閉塞しやすく、耐火性を向上することができる。また火災発生時の加熱で、化粧材10が収縮しても、耐火材20が発泡したり膨張したりして化粧材10の間に隙間が生じにくくすることができ、耐火性を向上させることができる。
図7Cに示す耐火化粧材100では、化粧材10の上下の端面に耐火材20が設けられている。すなわち、化粧材10の上端に設けた耐火材20は、実凹部101の前面と、化粧材10の上端面を覆っている。また化粧材10の下端に設けた耐火材20は、化粧材10の下端面と、実凸部102の後面を覆っている。このような耐火化粧材100では、図7Bと同様の効果を奏する。
図7Dに示す耐火化粧材100では、化粧材10の後面の略全面にわたって耐火材20が設けられている。また耐火材20の下端部は化粧材10の下端部の実凸部102の後方にまで延びている。従って、耐火材20の下端部と実凸部102とが対向して位置している。このような耐火化粧材100では、上下に隣接する化粧材10を実凹部101と実凸部102の嵌合により接続した際に、上下に隣接する化粧材10の目地部分(隣接部分)の後方に耐火材20が二重に重なって配置されることになる。従って、化粧材10の目地部分の耐火性を向上させることができる。
(3)耐火材について
耐火材20は塗膜で形成することができ、この場合、化粧材10の後面に耐火材20となる塗料を塗布して乾燥・硬化させることができる。
塗膜の耐火材20は、例えば、合成樹脂エマルション、多価アルコール、含窒素発泡剤、及び難燃性発泡剤を含有する発泡耐火塗料で形成されるのが好ましい。
合成樹脂エマルションに用いられる合成樹脂としては、例えば、メラミン樹脂、アクリル樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリオレフィン−酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂などが挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、ポリペンタエリスリトール、トリエチレングリコール、ソルビトール、レゾルシノール、グリセリン、トリメチロールメタン、トリメチロールプロパン、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキサメチレングリコールなどが使用できる。
含窒素発泡剤としては、ジシアンジアミド、アゾジカルボンアミド、メラミンおよびその誘導体、尿素、グアニジン、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミンなどが使用できる。
難燃性発泡剤としては、分解温度が多価アルコールの分解温度の範囲内にあるリン酸アンモニウム及び/又はポリリン酸アンモニウムを用いることが好ましい。
合成樹脂エマルション、多価アルコール、含窒素発泡剤、及び難燃性発泡剤の配合割合は、多価アルコールの配合量を100質量部としたときに、合成樹脂エマルションの不揮発分が200質量部以上500質量部以下、含窒素発泡剤が80質量部以上150質量部以下、難燃性発泡剤が280質量部以上450質量部以下であることが好ましい。乾燥硬化後の塗膜の耐火材20の厚みは、0.3mm以上10mm以下の範囲となるのが好ましい。
耐火材20は弾性を有していることが好ましい。これにより、耐火材20同士が接触する場合において、耐火材20間に隙間が生じにくくすることができる。従って、耐火構造の防水性や耐火性を向上させることができる。また耐火化粧材100の積載運搬時に、耐火材20のクッション性により、振動や衝撃が吸収しやすくなり、安全に運搬することができ、しかも耐火材20が化粧材10に当たっても傷つきや破損を生じにくくして運搬することができる。
また耐火材20は防水材で覆われていることが好ましい。この場合、耐火材20に雨水等が作用しても耐火材20が脱落したり腐食したりするのを少なくすることができる。防水材としてはゴムやホットメルト樹脂などからなるフィルムや防水紙などを例示することができ、耐火材20の全面を防水材で覆うことが好ましいが、少なくとも、耐火材20の屋内面を防水材で覆うことが好ましい。
(4)支持材について
支持材は、上下方向に長い縦胴縁であってもよいし、左右方向に長い横胴縁であってもよい。
(5)下地材について
上記では、複数の下地部材35で下地材30を形成したが、これに限らず、一つの下地部材35で下地材30を形成してもよい。
(耐火試験)
図8〜10に、化粧材10、耐火材20、下地材30及び耐火化粧材100を用いた簡易の耐火試験を示す。
[耐火試験1]
図8Aでは、加熱炉500で厚み16mmの下地材(石膏ボード)30を加熱した場合を示す。加熱炉500の開口には一枚の下地材30が取り付けられており、加熱炉500内で発生させた火炎503により下地材30が加熱されるようになっている。
[耐火試験2]
図8Bの場合では、加熱炉500の開口に三枚の下地材30が重ねて取り付けられており、加熱炉500内で発生させた火炎503により下地材30が加熱されるようになっている。
[耐火試験1及び2の結果]
図8Cに図8Aの場合と図8Bの場合における下地材30の温度変化を示す。下地材30の温度は加熱炉500の外側に位置する下地材30の表面温度である。曲線(1)は加熱炉500の炉内温度の経時変化を示している。曲線(2)は図8Aの場合の下地材30の温度変化を示す。曲線(3)は図8Bの場合の下地材30の温度変化を示す。曲線(2)は加熱開始から約13分で120℃を超えている。一方、曲線(3)は加熱開始から60分以上でも100℃を超えていない。
[耐火試験3]
図9Aは、図8Aの下地材30の加熱炉500の外側の表面に厚み0.8mmの耐火材20を設けている。
[耐火試験4]
図9Bは、図8Aの下地材30の加熱炉500内の表面に厚み0.8mmの耐火材20を設けている。この耐火材20は発泡性耐火塗料の塗膜で形成されている。
[耐火試験3及び4の結果]
曲線(4)は図9Aの場合の下地材30の温度変化を示す。曲線(5)は図9Bの場合の下地材30の温度変化を示す。曲線(4)は加熱開始から約16分で120℃を超えている。一方、曲線(5)は加熱開始から25分で120℃を超えている。
[耐火試験5]
図10Aは、加熱炉500の開口に二枚の下地材30を設けている。二枚の下地材30はスペーサ505を介して対向配置されている。二枚の下地材の間には空間506が形成されており、二枚の下地材30の間隔は15mmである。
[耐火試験6]
図10Bは、図10Aにおける二枚の下地材30うち、加熱炉500側の下地材30を耐火化粧材100に置き換えたものである。この耐火化粧材100は、化粧材10が窯業系サイディングであり、その裏面(下地材30側の表面)に厚み0.8mmの耐火材20が設けられている。この耐火材20は発泡性耐火シートが用いられている。
[耐火試験5及び6の結果]
曲線(6)は図10Aにおける内側(火炎503に近い側)の下地材30の空間506側の表面の温度変化を示す。
曲線(7)は図10Aにおける外側(火炎503から遠い側)の下地材30の空間506側の表面の温度変化を示す。
曲線(8)は図10Aにおける外側(火炎503から遠い側)の下地材30の外側(空間506と反対側)の表面の温度変化を示す。
曲線(9)は図10Bにおける耐火化粧材100の空間506側の表面の温度変化を示す。
曲線(10)は図10Bにおける下地材30の空間506側の表面の温度変化を示す。
曲線(11)は図10Bにおける下地材30の外側(空間506と反対側)の表面の温度変化を示す。
曲線(11)は、加熱開始から60分経過したあとでも100℃以下の温度を保持し、耐火性が高いといえる。
以上の簡易の耐火試験より、外壁等の内部構造として、耐火材20を設けることにより、耐火材20の遮熱効果が得られ、外壁等の耐火性が向上するといえる。
(まとめ)
第1の態様に係る耐火化粧材(100)は、化粧材(10)と、化粧材(10)の裏面及び端面の少なくとも一方に設けられた耐火材(20)と、を備えている。
この態様では、火災発生時の熱の伝わりを耐火材(20)により低減でき、耐火性能を向上することができる。
第2の態様に係る耐火化粧材(100)は、第1の態様において、耐火材(20)がシートで形成される。
この態様では、化粧材(10)に耐火材(20)を設けても耐火化粧材(100)が厚くなりにくく、外壁などの前後方向の寸法が大きくならないようにして耐火性能を向上することができる。
第3の態様に係る耐火化粧材(100)は、第1の態様において、耐火材(20)が塗膜で形成される。
この態様では、シートの耐火材(20)に比べて、化粧材(10)の裏面や端面の形状に沿って耐火材(20)を形成しやすくなり、耐火化粧材(100)が製造しやすい。
第4の態様に係る耐火化粧材(100)は、第1ないし3のいずれか一つの態様において、耐火材(20)が化粧材(10)よりも弾性を有している。
この態様によれば、耐火材(20)同士が接触する場合において、耐火材(20)間に隙間が生じにくくすることができ、耐火材(20)による耐火性が向上しやすい。また耐火化粧材(100)の積載運搬時に、耐火材(20)のクッション性により、振動や衝撃が吸収しやすくなり、安全で、傷つきや破損を生じにくくして運搬することができる。
第5の態様に係る耐火構造(1)は、第1ないし4のいずれか一つの態様に係る耐火化粧材(100)と、その下地材(30)と、を備え、下地材(30)が不燃性を有し、耐火化粧材(100)は耐火材(20)が下地材(30)側に向くように配置されている。
この態様によれば、火災発生の際に、化粧材(10)の屋外側から加熱されて、耐火材(20)が発泡して膨張し、このことで、発泡膨張した耐火材(20)の遮熱効果や遮炎効果により、火炎及び熱が屋外から屋内へと侵入するのを低減することができ、したがって、耐火性を向上させることができる。
第6の態様に係る耐火構造(1)は、第1ないし4のいずれか一つの態様に係る耐火化粧材(100)と、その下地材(30)と、を備え、下地材(30)の耐火化粧材(100)と反対側に断熱材(40)が配置され、耐火化粧材(100)は耐火材(20)が下地材(30)側に向くように配置されている。
この態様では、火災発生時の熱の伝わりを耐火材(20)により低減できるのに加えて、断熱材(40)によっても火災発生時の熱の伝わりを低減することができ、簡易に施工可能な断熱材(40)を利用して耐火性能を向上することができる。
第7の態様に係る耐火構造(1)は、第5または6の態様において、耐火材(20)が発泡性を有し、耐火材(20)と下地材(30)との間に発泡空間(88)が形成されている。
この態様では、耐火材(20)が発泡空間(88)において発泡しやすくなり、火災発生時に耐火材(20)による熱の伝わりを低減しやすくなる。
第8の態様に係る耐火構造(1)は、第6または7の態様において、断熱材(40)は、繊維系断熱材であって、その密度が10kg/m以上32kg/m以下である。
この態様によれば、断熱材(40)による断熱性を確保しながら断熱材(40)による熱の保留を低減することができ、耐火性能を向上することができる。
第9の態様に係る耐火構造(1)は、第6ないし8のいずれか一つの態様において、下地材(30)を支持するための複数の支持材(50)を更に備え、断熱材(40)を複数備え、複数の支持材(50)は、下地材(30)の耐火化粧材(100)側とは反対側に並べて配置され、複数の断熱材(40)の各々が隣り合う支持材(50)の間に配置され、各支持材(50)は、下地材(30)が取り付けられる取付部(51)と、取付部(51)と対向する対向部(52)と、取付部(51)と対向部(52)とを結合する結合部(53)とを備えて長尺に形成され、取付部(51)と対向部(52)と結合部(53)とで囲まれる中空部(56)には充填材(54)が配置され、充填材(54)は断熱材(40)を延長して形成される。
この態様によれば、充填材(54)で支持材(50)の内部空間である中空部(56)の連通を遮断しやすくなり、火災発生時に、炎、熱、煙が支持材(50)の中空部(56)を伝わるのを低減することができ、耐火性能を向上することができる。また、断熱材(40)と充填材(54)とを共通の部材で形成することができ、部材の共通化によるコストダウンを図ることができる。
1 耐火構造
10 化粧材
20 耐火材
21 厚肉部
30 下地材
40 断熱材
50 支持材
51 取付部
52 対向部
53 結合部
54 充填材
56 中空部
88 発泡空間
100 耐火化粧材

Claims (9)

  1. 化粧材と、
    前記化粧材の裏面及び端面の少なくとも一方に設けられた耐火材と、を備えた
    耐火化粧材。
  2. 請求項1において、
    前記耐火材がシートで形成されている
    耐火化粧材。
  3. 請求項1において、
    前記耐火材が塗膜で形成されている
    耐火化粧材。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記耐火材が前記化粧材よりも弾性を有している
    耐火化粧材。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載された耐火化粧材と、その下地材と、を備え、
    前記下地材が不燃性を有し、
    前記耐火化粧材は前記耐火材が前記下地材側に向くように配置されている
    耐火構造。
  6. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載された耐火化粧材と、その下地材と、を備え、
    前記下地材の前記耐火化粧材と反対側に断熱材が配置され、
    前記耐火化粧材は前記耐火材が前記下地材側に向くように配置されている
    耐火構造。
  7. 請求項5または6において、
    前記耐火材が発泡性を有し、
    前記耐火材と前記下地材との間に発泡空間が形成されている
    耐火構造。
  8. 請求項6または7において、
    前記断熱材は、繊維系断熱材であって、その密度が10kg/m以上32kg/m以下である
    耐火構造。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項において、
    前記下地材を支持するための複数の支持材を更に備え、
    前記断熱材を複数備え、
    前記複数の支持材は、前記下地材の前記耐火化粧材側とは反対側に並べて配置され、
    複数の前記断熱材の各々が隣り合う前記支持材の間に配置され、
    前記各支持材は、前記下地材が取り付けられる取付部と、前記取付部と対向する対向部と、前記取付部と前記対向部とを結合する結合部とを備えて長尺に形成され、
    前記取付部と前記対向部と前記結合部とで囲まれる中空部には充填材が配置され、
    前記充填材は前記断熱材を延長して形成される
    耐火構造。
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