JP2019217491A

JP2019217491A - 塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置

Info

Publication number: JP2019217491A
Application number: JP2018243743A
Authority: JP
Inventors: ▲てい▼君; Jun Deng; 鐘守炎; Shou Yan Zhong
Original assignee: Dongguan University of Technology
Current assignee: Dongguan University of Technology
Priority date: 2018-06-15
Filing date: 2018-12-26
Publication date: 2019-12-26
Anticipated expiration: 2038-12-26
Also published as: JP6781243B2; CN108746126A

Abstract

【課題】洗浄機構及び乾燥機構と連係して、連続且つ自動洗浄及び乾燥を実現する塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置を提供する。【解決手段】フレーム１及び搬送積載ベルト４１を備え、搬送積載ベルトに塗料缶３と連係する材料積載口が開けられ、フレームの上部に洗浄機構及び乾燥機構が順次設置され、且つ洗浄機構及び乾燥機構の下部のフレームに材料固定装置２が設置され、洗浄機構はフレームに設置された洗浄昇降シリンダー４を備え、洗浄昇降シリンダーの下部に塗料缶と連係する洗浄器５が接続され、且つ洗浄昇降シリンダーがフレームに設置されたシリンダー回転装置６と連係し、乾燥機構はフレームに設置された乾燥昇降シリンダー４２を備え、乾燥昇降シリンダーの下部に塗料缶と連係する乾燥器４３が接続され、且つ乾燥昇降シリンダーがフレームに設置されたシリンダー回転装置と連係する。【選択図】図２

Description

本発明は洗浄設備の分野に係り、特に塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置に関する。

都市化が進むにつれて、内装を必要とする部屋が多く、内装において、殆ど缶式の塗料を採用し、工事現場では大容量缶を主としている。大容量の塗料缶は品質が良く、一般的な家庭用のビニール缶より更に長持ちし、内装業の作業員に広く受けられ、中国春節の時にいくつかを持って家に帰る場合も多く、毎年春運期間に、作業員が幾つかの塗料缶を持って汽車を待つ様子が見られる。塗料缶の構造は通常図1に示すように、円柱形の缶体7を備え、缶体7の上部の外側にフックの取付ブロック8が設置され、フックの取付ブロック8に引き上げ用フック9が取り付けられ、異なる環境に適応するために、缶体7の底部に下に向かって口が開いている位置固定キャビティー10が設置されることが多い。塗料缶を安全に使用するために、それを洗浄しなければならず、その時は塗料用洗浄液を使用している。現在の洗浄は、人手で雑巾を使って洗い、効率が低く、洗浄と乾燥二つの工程が必要なので、時間と手間がかかる。

本発明は塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置を提供することを目的とし、引き締めて搬送する搬送積載ベルトを塗料缶の連続移動のキャリヤーとして、洗浄機構及び乾燥機構と連係して連続且つ自動洗浄及び乾燥を実現し、塗料缶の洗浄及び乾燥効率を大いに高める。

以上の目的を実現するために、本発明の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置であって、それはフレームを備え、前記フレームの中部に締め付けて且つ左から右へ搬送する搬送積載ベルトが設置され、前記搬送積載ベルトに塗料缶と連係する材料積載口が開けられ、前記フレームの上部に搬送方向に沿って塗料缶と連係する洗浄機構及び乾燥機構が順次設置され、且つ洗浄機構及び乾燥機構の下部のフレームに塗料缶の位置固定キャビティーと連係する材料固定装置が設置され、前記洗浄機構はフレームに設置された洗浄昇降シリンダーを備え、前記洗浄昇降シリンダーの下部に塗料缶と連係する洗浄器が接続され、且つ洗浄昇降シリンダーがフレームに設置されたシリンダー回転装置と連係し、前記乾燥機構はフレームに設置された乾燥昇降シリンダーを備え、前記乾燥昇降シリンダーの下部に塗料缶と連係する乾燥器が接続され、且つ乾燥昇降シリンダーがフレームに設置されたシリンダー回転装置と連係する。

さらに、前記乾燥器は乾燥昇降シリンダーと連係する乾燥接続ブロックを備え、前記乾燥接続ブロックの下部に乾燥スリーブが固設され、前記乾燥スリーブの外部に取りはずし自由の乾燥布カバーが被装され、前記乾燥布カバーが塗料缶と合わさる。

さらに、前記乾燥スリーブは内部が中空であり、その底部に昇降板リトラクティングスプリングが設置され、前記昇降板リトラクティングスプリングの上部に乾燥スリーブに密封された投入管の昇降板が接続され、前記投入管の昇降板の中部にそれを貫通している活性炭投入管が固設され、前記乾燥接続ブロックの下部に活性炭投入管と密封で連係する投入管のシールカバーが固設され、且つ乾燥接続ブロックに活性炭投入管と連通する活性炭投入ダクト及び乾燥スリーブと連通する投入管の昇降エアーダクトが開けられ、前記投入管の昇降エアーダクトの外端に投入管と被装して連係する穴が開けられ、前記活性炭投入管の下部の側面に活性炭取出口が開けられ、底部に乾燥ブロックが接続され、且つ乾燥ブロックの底部が乾燥布カバーと合わさる時、活性炭取出口が乾燥スリーブの底板に密封される。

さらに、前記洗浄器は洗浄昇降シリンダーの下部に設置された洗浄接続ブロックを備え、前記洗浄接続ブロックの下部に円柱形の洗浄取付ネットが固設され、前記洗浄取付ネットの外側にスポンジ層が設置され、前記スポンジ層の外側にブラシ層が設置され、且つブラシ層のブラシがスポンジ層を貫通して洗浄取付ネットに接続される。

さらに、前記洗浄接続ブロックには、洗浄取付ネットの内に位置する箇所で貯水タンクが密封されて接続され、前記貯水タンクにそれと密封で連係する増圧板が設置され、前記洗浄接続ブロックに貯水タンクが増圧板の上方における空腔と連係する増圧エアーダクトが設置され、前記増圧エアーダクトに増圧コネクタが接続され、前記貯水タンクの側壁及び下板に圧力制御弁が嵌め込まれ、前記圧力制御弁の外側に噴出ヘッドが接続される。

さらに、前記洗浄接続ブロックの下方に増圧板を貫通して且つそれと密封で差し込んでいる液体補充管が設置され、前記洗浄接続ブロックに液体補充管と連通する液体補充ダクトが設置され、前記液体補充ダクトに液体補充コネクタが接続される。

さらに、前記貯水タンクの増圧板の上方における側壁に圧力制御弁が嵌め込まれ、この圧力制御弁が貯水タンクの側壁に設置された上部噴出ダクトを介して貯水タンクの増圧板の下側におけるキャビティーと連通する。

さらに、シリンダー回転装置はフレームの上部に設置されて且つ洗浄昇降シリンダー又は乾燥昇降シリンダーと被装して連係するシリンダー位置規制カバー及び洗浄昇降シリンダー又は乾燥昇降シリンダーに被装された従動歯車を備え、前記従動歯車の上部に歯車固設ブロックが設置され、歯車固設ボルトを介して洗浄位置規制シリンダー又は乾燥昇降シリンダーの側壁に固設され、前記従動歯車に主動歯車が噛み合い、前記主動歯車がフレームに設置されたシリンダー回転モータに被装される。

さらに、前記材料固定装置はフレームの下部に設置された材料固定昇降シリンダーを備え、前記材料固定シリンダーに材料固定台が設置され、前記材料固定台に内材料固定シリンダーが設置され、前記内材料固定シリンダーに位置固定キャビティーの内壁と連係する内材料固定弧状板が接続され、前記内材料固定シリンダーの上方に吸込ポンプが設置され、前記吸込ポンプの上方に錐形であり、且つ缶体の底板と連係する吸込テーパスリーブが設置される。

さらに、前記フレームの下部には、材料固定台の下側に位置する箇所で材料固定支持台が設置され、前記材料固定支持台に材料固定支持口が開けられ、前記材料支持口に材料固定支持ばねが設置され、前記材料固定支持ばねに材料固定支持ロッドが設置され、前記材料固定支持ロッドの下部に材料固定位置規制ボールが設置され、前記材料固定台の下表面に材料固定位置規制ボールと連係する材料固定位置規制の弧状口が設置される。

本発明の有益な効果は以下のとおりである。

1、引き締めて搬送する搬送積載ベルトを塗料缶の連続移動のキャリヤーとして、洗浄機構及び乾燥機構と連係して連続且つ自動洗浄及び乾燥を実現し、塗料缶の洗浄及び乾燥効率を大いに高める。

2、乾燥器は構造がシンプルであり、操作しやすく、乾燥スリーブを便利に交換することができる。

3、活性炭の投入部分は構造が巧みであり、気圧及びリトラクティングスプリングを介して活性炭投入管の昇降を実現し、更に活性炭を投入することができ、乾燥した後臭いを吸着・除去することができ、さらに洗浄と乾燥の全体の効果を高める。

4、洗浄器に対してブラシ層及びスポンジ層を組み合わせる構造を使用し、よりよく洗浄効果を実現すると共に、洗浄液の無駄遣いにならない。

5、貯水タンク及び噴出ヘッドの設計により、スポンジ層へ塗料洗浄液を補充することができ、洗浄器が持続的に優れた洗浄能力の有することを確保する。また、増圧板、増圧エアーダクトが圧力制御弁の設計と合わせて、増圧コネクタを介して増圧ポンプに連通されることにより液体を噴出させる。

6、液体補充管及び液体補充ダクトの設計により、増圧噴出に影響しないと同時に、貯水タンク内の塗料洗浄液を補充することができる。

7、上部噴出ダクトが貯水タンクの上部における噴出ヘッドの設計と合わせて、スポンジ層の上部に対して液体を噴出させると共に、増圧噴出の操作に影響しない。

8、シリンダー回転装置は構造が巧みであり、洗浄昇降シリンダー及び乾燥昇降シリンダーを回転させると共に、簡単に取り外し、及び交換ができる。

9、材料固定装置の設計により、位置固定キャビティーの内側板をしっかり引き締めて固定させ、同時に吸込ポンプの抽気により缶の底板を吸込テーパスリーブとしっかり接続させ、塗料缶が洗浄される過程にしっかりした固定効果を確保する。

10、材料固定支持部分は構造が巧みであり、材料固定台が材料固定昇降シリンダーへの圧力を分担すると共に、材料固定台が昇降過程において位置規制を行うことができる。

塗料缶の構造を示す図である。塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置の構造を示す図である。洗浄器の構造を示す図である。図3におけるAの部分拡大図である。シリンダー回転装置の構造を示す図である。材料固定装置の構造を示す図である。乾燥器の構造を示す図である。

当業者が本発明の技術的な解決手段をより良く理解するため、次に、図面と併せて本発明を詳しく説明する。この部分の説明は、実証性と解釈性のみであり、本発明の保護範囲は何ら限定されない。

図1-図7に示すとおり、本発明の具体的な構造は以下の通りである。塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置であって、それはフレーム1を備え、前記フレーム1の中部に引き締めて且つ左から右へ搬送する搬送積載ベルト41が設置され、前記搬送積載ベルト41に塗料缶3と連係する材料積載口が開けられ、前記フレーム1の上部に搬送方向に沿ってそれぞれ塗料缶3と連係する洗浄機構及び乾燥機構が順次設置され、且つ洗浄機構及び乾燥機構の下部のフレームに塗料缶3の位置固定キャビティー10と連係する材料固定装置2が設置され、前記洗浄機構はフレーム1に設置された洗浄昇降シリンダー4を備え、前記洗浄昇降シリンダー4の下部に塗料缶3と連係する洗浄器5が接続され、且つ洗浄昇降シリンダー4がフレーム1に設置されたシリンダー回転装置6と連係し、前記乾燥機構はフレーム1に設置された乾燥昇降シリンダー42を備え、前記乾燥昇降シリンダー42の下部に塗料缶3と連係する乾燥器43が接続され、且つ乾燥昇降シリンダー42がフレーム1に設置されたシリンダー回転装置6と連係する。

好ましくは、前記乾燥器43は乾燥昇降シリンダー42と連係する乾燥接続ブロック44を備え、前記乾燥接続ブロック44の下部に乾燥スリーブ45が固設され、前記乾燥スリーブ45の外部に取りはずし自由の乾燥布カバー46が被装され、前記乾燥布カバー46が塗料缶3と合わさる。

好ましくは、前記乾燥スリーブ45は内部が中空であり、その底部に昇降板リトラクティングスプリング53が設置され、前記昇降板リトラクティングスプリング53の上部に乾燥スリーブ45に密封された投入管の昇降板50が接続され、前記投入管の昇降板50の中部にそれを貫通している活性炭投入管47が固設され、前記乾燥接続ブロック44の下部に活性炭投入管47と密封で連係する投入管のシールカバー49が固設され、且つ乾燥接続ブロック44に活性炭投入管47と連通する活性炭投入ダクト48及び乾燥スリーブ45と連通する投入管の昇降エアーダクト51が開けられ、前記投入管の昇降エアーダクト51の外端に投入管に投入管の昇降エアーポンプ52が接続され、前記乾燥スリーブ45及び乾燥布カバー46の下部の中心には活性炭投入管47と被装して連係する穴が開けられ、前記活性炭投入管47の下部の側面に活性炭取出口54が開けられ、底部に乾燥ブロック55が接続され、且つ乾燥ブロック55の底部が乾燥布カバー46と合わさる時、活性炭取出口が54乾燥スリーブ45の底板に密封される。

好ましくは、前記洗浄器5は洗浄昇降シリンダー4の下部に設置された洗浄接続ブロック11を備え、前記洗浄接続ブロック11の下部に円柱形の洗浄取付ネット12が固設され、前記洗浄取付ネット12の外側にスポンジ層13が設置され、前記スポンジ層13の外側にブラシ層14が設置され、且つブラシ層14のブラシがスポンジ層を貫通して洗浄取付ネット12に接続される。

好ましくは、前記洗浄接続ブロック11には、洗浄取付ネット12の内に位置する箇所で貯水タンク15が密封されて接続され、前記貯水タンク15にそれと密封で連係する増圧板20が設置され、前記洗浄接続ブロック11に貯水タンク15が増圧板20の上方における空腔と連係する増圧エアーダクト21が設置され、前記増圧エアーダクト21に増圧コネクタ22が接続され、前記貯水タンク15の側壁及び下板に圧力制御弁23が嵌め込まれ、前記圧力制御弁23の外側に噴出ヘッド19が接続される。

好ましくは、前記洗浄接続ブロック11の下方に増圧板20を貫通して且つそれと密封で差し込んでいる液体補充管16が設置され、前記洗浄接続ブロック11に液体補充管16と連通する液体補充ダクト17が設置され、前記液体補充ダクト17に液体補充コネクタ18が接続される。

好ましくは、前記貯水タンク15の増圧板20の上方における側壁に圧力制御弁23が嵌め込まれ、この圧力制御弁23が貯水タンク15の側壁に設置された上部噴出ダクト24を介して貯水タンク15の増圧板20の下側におけるキャビティーと連通する。

好ましくは、シリンダー回転装置6はフレーム1の上部に設置されて且つ洗浄昇降シリンダー4又は乾燥昇降シリンダー42と被装して連係するシリンダー位置規制カバー25及び洗浄昇降シリンダー4又は乾燥昇降シリンダー42に被装された従動歯車26を備え、前記従動歯車26の上部に歯車固設ブロック27が設置され、歯車固設ボルト28を介して洗浄位置規制シリンダー4又は乾燥昇降シリンダー42の側壁に固設され、前記従動歯車26が主動歯車29と噛み合い、前記主動歯車29がフレーム1に設置されたシリンダー回転モータ30に被装される。

好ましくは、前記材料固定装置2はフレーム1の下部に設置された材料固定昇降シリンダー31を備え、前記材料固定シリンダー31に材料固定台32が設置され、前記材料固定台32に内材料固定シリンダー33が設置され、前記内材料固定シリンダー33に位置固定キャビティー10の内壁と連係する内材料固定弧状板34が接続され、前記内材料固定シリンダー33の上方に吸込ポンプ35が設置され、前記吸込ポンプ35の上方に錐形であり、且つ缶体7の底板と連係する吸込テーパスリーブ36が設置される。

好ましくは、前記フレーム1の下部には、材料固定台32の下側に位置する箇所で材料固定支持台37が設置され、前記材料固定支持台37に材料固定支持口が開けられ、前記材料支持口に材料固定支持ばね38が設置され、前記材料固定支持ばね38に材料固定支持ロッド39が設置され、前記材料固定支持ロッド39の下部に材料固定位置規制ボール40が設置され、前記材料固定台37の下表面に材料固定位置規制ボール40と連係する材料固定位置規制の弧状口が設置される。

具体的に使用する場合、まず液体補充コネクタ18を介して塗料洗浄液搬送装置に接続させ、続いて塗料洗浄液を液体補充管16から貯水タンク15に補充した後、増圧コネクタ22を増圧ポンプに接続され、さらに増圧板20を動かして下に向かってに圧入し、液体に圧力を発生させ、圧力制御弁23を打開し、噴出ヘッド19によりスポンジ層に対して洗浄液を噴出させた後、増圧ポンプとの接続を切断し、これで洗浄器5の準備作業を完成する。同時に活性炭投入ダクト48から活性炭投入管47へ活性炭を注入し、且つ乾燥布カバー46をしっかりとかけて、これで乾燥器の準備工程を完成する。続いて搬送ベルト41により搬送開始し、塗料缶3を材料固定口に入れ、搬送ベルト41の搬送につれて洗浄工程に入り、この時、洗浄工程の材料固定昇降シリンダー31により材料固定台32を動かして上昇させ、塗料缶の底部を吸込テーパスリーブ36に覆わせて、続いて内材料固定シリンダーにより内材料固定弧状板を缶体7の内側をしっかり固定した後、吸込ポンプ35により吸込テーパスリーブ36内のエアーを吸い出し、吸込テーパスリーブを缶体の底板と緊密に接続させる。続いて洗浄昇降シリンダー4により洗浄器5を動かして塗料缶3の内部に挿入させ、続いて洗浄工程のシリンダー回転モータ30を起動させ、二つの歯車の伝動により洗浄昇降シリンダー4を回転させ、更に洗浄器5を回転させ、ブラシ層に洗浄液が付いた状態で塗料缶に対して洗浄を行い、洗浄を完成した後、洗浄機構と洗浄工程の材料固定装置を元位置に戻せ、その後搬送ベルト41により搬送し続いて、塗料缶3を乾燥工程まで搬送し、乾燥工程の材料固定装置2が洗浄工程の材料固定装置2と同じ操作をし、塗料缶3をしっかり固定した後、乾燥昇降シリンダー42により乾燥器5を動かして塗料缶3の内部に挿入させ、乾燥工程のシリンダー回転モータ30を起動させ、二つの歯車の伝動により乾燥昇降シリンダー42を回転させ、更に乾燥器43を回転させ、乾燥布カバー46及び乾燥ブロック55により洗浄後の塗料缶を乾燥させる。続いて乾燥昇降シリンダー42を上昇させ、この過程において、投入管の昇降エアーポンプ52により投入管の昇降エアーシリンダー51にエアーを入れて、投入管の昇降板50の上方における気圧を下方における気圧より大きくして、投入管の昇降板50により活性炭投入管47を動かして同時に下降させ、活性炭取出口54が下部から乾燥布カバーを超えるようにさせ、活性炭投入管47における活性炭を活性炭取出口54から塗料缶に落とさせ、塗料缶に対して更に臭いを取った後、投入管昇降シリンダー52により抽気し、投入管の昇降板50が昇降板リトラクティングスプリング53の作用により元位置に戻って、一回の乾燥及び活性炭の投入過程を完成する。このようにして洗浄、乾燥、活性炭の投入を連続的に、自動的に行うことができる。

説明すべきなのは、本明細書において、専門用語の“含む”、“含有”またはそのいかなる他の変化は、非排他的な含有を網羅することを意味する。従って、一連の要素を含む過程、方法、物品または装置がそれらの要素を含むだけではなく、かつ明確に列挙されていないその他の要素をさらに備え、またはこの種類の過程、方法、物品または装置の固有の要素をさらに含んでいる。

本明細書に具体的な個別事例を応用して本発明の原理及び実施方式を説明したが、上記の実例の説明は本発明の方法及びその基本理念に対する理解を手伝うだけに用いられる。上記は本発明の好ましい実施方式のみであり、注意すべきなのは、文字表現の制限性のため、客観的に無限の具体的な構造が存在し、本技術分野の当業者にとって、本発明の原理から逸脱しない前提において、さらにいくつかの改善、修正または変化を実施でき、さらに上記の技術的特徴を適切な方式で組み合わせることができる。これらの改善と修正、変化または組み合わせ、または改善せずに発明の構想と技術的解決手段をその他の場合に直接応用するものは、いずれも本発明の保護範囲とみなすべきである。

1 フレーム
2 材料固定装置
3 塗料缶
4 洗浄昇降シリンダー
5 洗浄器
6 シリンダー回転装置
7 缶体
8 フックの取付ブロック
9 フック
10 位置固定キャビティー
11 洗浄連接ブロック
12 洗浄取付ネット
13 スポンジ層
14 ブラシ層
15 貯水タンク
16 液体補充管
17 液体補充ダクト
18 液体補充コネクタ
19 噴出ヘッド
20 増圧板
21 増圧エアーダクト
22 増圧コネクタ
23 圧力制御弁
24 上部噴出ダクト
25 シリンダー位置規制カバー
26 従動歯車
27 歯車固設ブロック
28 歯車固設ボルト
29 主動歯車
30 シリンダー回転モータ
31 材料固定昇降シリンダー
32 材料固定台
33 内材料固定シリンダー
34 内材料固定弧状板
35 吸込ポンプ
36 吸込テーパスリーブ
37 材料固定支持台
38 材料固定支持ばね
39 材料固定支持ロッド
40 材料固定位置規制ボール
41 搬送積載ベルト
42 乾燥昇降シリンダー
43 乾燥器
44 乾燥接続ブロック
45 乾燥スリーブ
46 乾燥布カバー
47 活性炭投入管
48 活性炭投入ダクト
49 投入管のシールカバー
50 投入管の昇降板
51 投入管の昇降エアーダクト
52 投入管の昇降エアーポンプ
53 昇降板リトラクティングスプリング
54 活性炭取出口
55 乾燥ブロック

Claims

フレーム（1）を備え、前記フレーム（1）の中部に引き締めて且つ左から右へ搬送する搬送積載ベルト（41）が設置され、前記搬送積載ベルト（41）に塗料缶（3）と連係する材料積載口が開けられ、前記フレーム（1）の上部に搬送方向に沿って塗料缶（3）と連係する洗浄機構及び乾燥機構が順次設置され、且つ洗浄機構及び乾燥機構の下部のフレームに塗料缶（3）の位置固定キャビティー（10）と連係する材料固定装置（2）が設置され、前記洗浄機構はフレーム（1）に設置された洗浄昇降シリンダー（4）を備え、前記洗浄昇降シリンダー（4）の下部に塗料缶（3）と連係する洗浄器（5）が接続され、且つ洗浄昇降シリンダー（4）がフレーム（1）に設置されたシリンダー回転装置（6）と連係し、前記乾燥機構はフレーム（1）に設置された乾燥昇降シリンダー（42）を備え、前記乾燥昇降シリンダー（42）の下部に塗料缶（3）と連係する乾燥器（43）が接続され、且つ乾燥昇降シリンダー（42）がフレーム（1）に設置されたシリンダー回転装置（6）と連係することを特徴とする塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記乾燥器（43）は乾燥昇降シリンダー（42）と接続する乾燥接続ブロック（44）を備え、前記乾燥接続ブロック（44）の下部に乾燥スリーブ（45）が固設され、前記乾燥スリーブ（45）の外部に取りはずし自由の乾燥布カバー(46）が被装され、前記乾燥布カバー（46）が塗料缶（3）と合わさることを特徴とする請求項１に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記乾燥スリーブ（45）は内部が中空であり、その底部に昇降板リトラクティングスプリング（53）が設置され、前記昇降板リトラクティングスプリング（53）の上部に乾燥スリーブ（45）に密封された投入管の昇降板（50）が接続され、前記投入管の昇降板（50）の中部にそれを貫通している活性炭投入管（47）が固設され、前記乾燥接続ブロック（44）の下部に活性炭投入管（47）と密封で連係する投入管のシールカバー（49）が固設され、且つ乾燥接続ブロック（44）に活性炭投入管（47）と連通する活性炭投入ダクト（48）及び乾燥スリーブ（45）と連通する投入管の昇降エアーダクト（51）が開けられ、前記投入管の昇降エアーダクト（51）の外端に投入管の昇降エアーポンプ（52）が接続され、前記乾燥スリープ（45）及び乾燥布カバー（46）の下部の中心には、いずれも投入管と被装して連係する穴が開けられ、前記活性炭投入管（47）の下部の側面に活性炭取出口（54）が開けられ、底部に乾燥ブロック（55）が接続され、且つ乾燥ブロック（55）の底部が乾燥布カバー（46）と合わさる時、活性炭取出口（54）が乾燥スリーブ（45）の底板に密封されることを特徴とする請求項２に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記洗浄器（5）は洗浄昇降シリンダー（4）の下部に設置された洗浄接続ブロック（11）を備え、前記洗浄接続ブロック（11）の下部に円柱形の洗浄取付ネット（12）が固設され、前記洗浄取付ネット（12）の外側にスポンジ層（13）が設置され、前記スポンジ層（13）の外側にブラシ層（14）が設置され、且つブラシ層（14）のブラシがスポンジ層を貫通して洗浄取付ネット（12）に接続されることを特徴とする請求項１に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記洗浄接続ブロック（11）には、洗浄取付ネット（12）の内に位置する箇所で貯水タンク（15）が密封されて接続され、前記貯水タンク（15）にそれと密封で連係する増圧板（20）が設置され、前記洗浄接続ブロック（11）に貯水タンク（15）が増圧板（20）の上方における空腔と連係する増圧エアーダクト（21）が設置され、前記増圧エアーダクト（21）に増圧コネクタ（22）が接続され、前記貯水タンク（15）の側壁及び下板に圧力制御弁（23）が嵌め込まれ、前記圧力制御弁（23）の外側に噴出ヘッド（19）が接続されることを特徴とする請求項４に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記洗浄接続ブロック（11）の下方に増圧板（20）を貫通して且つそれと密封で差し込んでいる液体補充管（16）が設置され、前記洗浄接続ブロック（11）に液体補充管（16）と連通する液体補充ダクト（17）が設置され、前記液体補充ダクト（17）に液体補充コネクタ（18）が接続されることを特徴とする請求項５に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記貯水タンク（15）の増圧板（20）の上方における側壁に圧力制御弁（23）が嵌め込まれ、この圧力制御弁（23）が貯水タンク（15）の側壁に設置された上部噴出ダクト（24）を介して貯水タンク（15）の増圧板（20）の下側におけるキャビティーと連通することを特徴とする請求項５に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
シリンダー回転装置（6）はフレーム（1）の上部に設置されて且つ洗浄昇降シリンダー（4）又は乾燥昇降シリンダー（42）と被装して連係するシリンダー位置規制カバー（25）及び洗浄昇降シリンダー（4）又は乾燥昇降シリンダー（42）に被装された従動歯車（26）を備え、前記従動歯車（26）の上部に歯車固設ブロック（27）が設置され、且つ歯車固設ボルト（28）を介して洗浄位置規制シリンダー（4）又は乾燥昇降シリンダー（42）の側壁に固定で接続され、前記従動歯車（26）に主動歯車（29）が噛み合い、前記主動歯車（29）がフレーム（1）に設置されたシリンダー回転モータ（30）に被装されることを特徴とする請求項１に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記材料固定装置（2）はフレーム（1）の下部に設置された材料固定昇降シリンダー（31）を備え、前記材料固定シリンダー（31）に材料固定台（32）が設置され、前記材料固定台（32）に内材料固定シリンダー（33）が設置され、前記内材料固定シリンダー（33）に位置固定キャビティー（10）の内壁と連係する内材料固定弧状板（34）が接続され、前記内材料固定シリンダー（33）の上方に吸込ポンプ（35）が設置され、前記吸込ポンプ（35）の上方に錐形であり、且つ缶体（7）の底板と連係する吸込テーパスリーブ（36）が設置されることを特徴とする請求項１に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。
前記フレーム（1）の下部には、材料固定台（32）の下側に位置する箇所で材料固定支持台（37）が設置され、前記材料固定支持台（37）に材料固定支持口が開けられ、前記材料支持口に材料固定支持ばね（38）が設置され、前記材料固定支持ばね（38）に材料固定支持ロッド（39）が設置され、前記材料固定支持ロッド（39）の下部に材料固定位置規制ボール（40）が設置され、前記材料固定台（37）の下表面に材料固定位置規制ボール（40）と連係する材料固定位置規制の弧状口が設置されることを特徴とする請求項９に記載の塗料缶の洗浄及び乾燥複合装置。