JP2019215409A - 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム - Google Patents

寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019215409A
JP2019215409A JP2018111579A JP2018111579A JP2019215409A JP 2019215409 A JP2019215409 A JP 2019215409A JP 2018111579 A JP2018111579 A JP 2018111579A JP 2018111579 A JP2018111579 A JP 2018111579A JP 2019215409 A JP2019215409 A JP 2019215409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
life
torque
fixing device
life prediction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018111579A
Other languages
English (en)
Inventor
明洋 林
Akihiro Hayashi
明洋 林
雄平 立本
Yuhei Tatsumoto
雄平 立本
恭宏 小出
Yasuhiro Koide
恭宏 小出
小原耕治
Koji Obara
耕治 小原
誠 島添
Makoto Shimazoe
誠 島添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2018111579A priority Critical patent/JP2019215409A/ja
Publication of JP2019215409A publication Critical patent/JP2019215409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器の寿命予測を行うことができる寿命予測装置等を提供する。【解決手段】定着器30と、定着器を駆動する定着モータ120と、定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段94と、を備えた画像形成装置1における前記定着器30の寿命を、トルク検出手段94により検出された駆動トルクに基づいて予測する定着器30の寿命予測装置1であって、定着器30を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときにトルク検出手段94により検出された駆動トルクに基づいて、第1の動作条件での定着器30の寿命を予測する寿命予測手段95を備えている。【選択図】図9

Description

この発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に使用される定着器の寿命を予測する寿命予測装置、画像形成装置及び寿命予測プログラムに関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の電子写真方式の画像形成装置には、用紙に付着したトナー(現像剤)を溶融定着させるための定着器が設けられている。定着器においては、必要な熱と圧力をかけることで未定着トナー像を定着しているが、熱と圧力をかける手段には様々な方式がある。
一例として、近年、溶融定着させる部分をローラからパッド形状の固定部材に変更することで定着器自体の熱容量を小さくし、省エネルギー化を図ったものが使用されている。また、パッド形状の固定部材の場合は、用紙搬送させるために固定部材と用紙の間に搬送用ベルト(定着ベルト)を設ける必要がある。
しかし、固定部材と定着ベルトは摺動するため耐久性が低くなり、使用するユーザーに対して定着器が寿命となる前に交換を通知しなくてはならない。
そこで、定着器を駆動するモータのトルクを検出することで定着ベルトの摩耗状態を予測し、これにより定着器の寿命を予測する技術が提案されている(例えば特許文献1)。このようなトルクの検出による定着器の寿命予測を行うには、定期的に安定した状態でトルクの検出を行い、寿命によるトルクの変位を監視する必要がある。
このため特許文献1では、駆動負荷が変動しない非通紙期間の後回転中にトルク値(定着駆動モータの駆動負荷)を検出し、検出したトルク値に基づいて定着装置が寿命に達したか否かを判断する構成となっている。
特開2007−309980号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、駆動速度や定着温度等が変動するとトルク値が変動するため、寿命予測で必要なトルクを安定的に検出することは難しく、適正な寿命予測を行うためには、検出したトルクの補正を行って正規化する必要があり、制御が複雑化してしまうという課題があった。
このため、トルク値の補正等の複雑な制御必要とすることなく、定着器の適正な寿命予測を行える技術が要請されている。なお、このような要請は、パッド形状の固定部材と定着ベルトを用いた定着器に限られず、加熱ローラと加圧ローラを備えたローラ方式等の他の形式の定着器についても同様であった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器の寿命予測を行うことができる寿命予測装置、画像形成装置及び寿命予測プログラムの提供を目的とする。
上記目的は以下の手段によって達成される。
(1)定着器と、前記定着器を駆動する定着モータと、前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、を備えた画像形成装置における前記定着器の寿命を、前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて予測する定着器の寿命予測装置であって、前記定着器を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときに前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて、前記第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する寿命予測手段を備えたことを特徴とする寿命予測装置。
(2)前記寿命予測手段は、前記駆動トルクの上昇傾向から下降傾向への変化から前記定着器の寿命を予測する前項1に記載の寿命予測装置。
(3)前記第2の動作条件は、前記第1の動作条件よりも駆動速度が速い動作条件である前項1または2に記載の寿命予測装置。
(4)前記第2の動作条件は、前記第1の動作条件より温度が高い動作条件である前項1〜3のいずれかに記載の寿命予測装置。
(5)前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での前記駆動トルクの検出を前記画像形成装置の初期動作中に行う前項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
(6)前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での前記駆動トルクの検出を第1の動作条件での動作の前または後で行う前項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
(7)前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での駆動トルクの検出を定期的に行う前項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
(8)前記定着器は駆動ローラとベルトにより定着を行う構成のものであり、前記定着モータは前記駆動ローラを駆動する前項1〜7のいずれかに記載の寿命予測装置。
(9)前記ベルトの張りを従動ローラと固定部材で確保する前項8に記載の寿命予測装置。
(10)前記固定部材は、前記ベルトの内側において前記駆動ローラと対向する位置に配置されている前項9に記載の寿命予測装置。
(11)前記駆動ローラとベルトの接する部分の滑りに起因して前記駆動トルクが低下する前項8〜10のいずれかに記載の寿命予測装置。
(12)前記寿命予測手段による寿命予測結果をネットワークを通じて外部へ送信可能な通信手段を備えている前項1〜11のいずれかに記載の寿命予測装置。
(13)前記トルク検出手段は、前記定着器を前記第1の動作条件と第2の動作条件の両方で動作させたときの駆動トルクを検出し、前記寿命予測手段は、検出された前記駆動トルクの変化傾向を比較して第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する前項1〜12のいずれかに記載の寿命予測装置。
(14)定着器と、前記定着器を駆動する定着モータと、前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、前項1〜13のいずれかに記載の寿命予測装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(15)定着器と、前記定着器を駆動する定着モータと、前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、を備えた画像形成装置における前記定着器の寿命を、前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて予測する寿命予測ステップを、定着器の寿命予測装置のコンピュータに実行させるための寿命予測プログラムであって、前記寿命予測ステップでは、前記定着器を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときに前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて、前記第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する処理を前記コンピュータに実行させるための寿命予測プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、定着器を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときの定着モータによる駆動トルクが検出され、この検出された駆動トルクに基づいて、第1の動作条件での定着器の寿命が予測されるから、通常の第1の動作条件で駆動トルクを検出して寿命予測を行う場合のように、検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器の第1の動作条件での寿命予測を行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、寿命予測手段は、駆動トルクの上昇傾向から下降傾向への変化から定着器の寿命を予測するから、確実にかつ精度良く定着器の寿命を予測することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、第2の動作条件は第1の動作条件よりも駆動速度が速い動作条件であるから、確実に定着器の寿命を予測することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、第2の動作条件は第1の動作条件よりも温度が高い動作条件であるから、確実に定着器の寿命を予測することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、第2の動作条件での駆動トルクの検出は画像形成装置の初期動作中に行われる。
前項(6)に記載の発明によれば、第2の動作条件での駆動トルクの検出は第1の動作条件での動作の前または後で行われる。
前項(7)に記載の発明によれば、第2の動作条件での駆動トルクの検出は定期的に行われる。
前項(8)に記載の発明によれば、定着モータにより駆動される駆動ローラとベルトにより定着を行う構成の定着器の第1の動作条件での寿命予測を行うことができる。
前項(9)に記載の発明によれば、ベルトの張りは従動ローラと固定部材で確保される。
前項(10)に記載の発明によれば、固定部材は、ベルトの内側において駆動ローラと対向する位置に配置されているから、安定的に定着動作を行うことができる。
前項(11)に記載の発明によれば、駆動ローラとベルトの接する部分の滑りに起因して駆動トルクが低下するから、この駆動トルクの低下を検出することにより、定着器の第1の動作条件での寿命予測を行うことができる。
前項(12)に記載の発明によれば、寿命予測手段による寿命予測結果をネットワークを通じて外部へ送信できるから、サービスマン等は定着器の設置場所まで出向かなくても、寿命予測結果を知ることができる。
前項(13)に記載の発明によれば、定着器を第1の動作条件と第2の動作条件の両方で動作させたときに検出された駆動トルクの変化傾向を比較して、第1の動作条件での定着器の寿命を予測することができる。
前項(14)に記載の発明によれば、通常の第1の動作条件で駆動トルクを検出して寿命予測を行う場合のように、検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器の第1の動作条件での寿命予測を行うことができる画像形成装置となる。
前項(15)に記載の発明によれば、通常の第1の動作条件で駆動トルクを検出して寿命予測を行う場合のように、検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器の第1の動作条件での寿命予測を行う処理を、定着器の寿命予測装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る寿命予測装置の一例としての機能を備えた画像形成装置1の概略構成図である。 定着装置の構成を示す図である。 摺動シートと定着ベルトの摺動部の断面図である。 摺動部の状態に応じて定着モータのトルクが上昇するメカニズムを説明するための表である。 定着モータを制御するモータ制御部と、画像形成装置に備えられている上位制御部の構成を示すブロック図である。 従来の寿命予測制御を説明するためのグラフである。 定着器の動作条件の差によるトルク特性差を示すグラフである。 ニップの滑りによるトルク低下を示すグラフである。 定着器の寿命判定処理を説明するためのグラフである。 同じく定着器の寿命判定処理を説明するための別のグラフである。 寿命予測装置の機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置で実行される定着器の寿命予測処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る寿命予測装置の一例としての機能を備えた画像形成装置1の概略構成図である。この例では、画像形成装置1としてタンデム型のカラープリンタが用いられている。
図1において、この画像形成装置1は、装置本体1Aの下部に給紙部200が、中央部にカラー画像形成部10が、上部に排紙部600がそれぞれ配されて構成されている。給紙部200から排紙部600に渡っては給紙部200から繰り出された記録シート(用紙)Sを上方へ搬送するシート搬送路206が設けられている。
カラー画像形成部10は、装置本体1Aの上下方向の略中央に配置された一対のローラ51、50と、これらのローラ51、50間に水平に掛設されて矢印方向へ走行する中間転写ベルト60と、この走行方向に沿って配置されたイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色の作像ユニットである感光体ユニット62Y,62M,62C,62Kとを備えている。
各感光体ユニット62Y,62M,62C,62Kで作成されたトナー画像を重ね合わせて転写ベルト60に転写し、シート搬送路206を搬送されてくる記録シートSに対して転写ベルト60の搬送端(図中右端)で2次転写を行い、記録シートSを定着装置300に送給してトナー画像の定着を行うようになっている。定着装置300については後述する。
各感光体ユニット62Y,62M,62C,62Kは、静電複写方式により作像するもので、それらの周囲に配設された帯電器と、現像器61Y,61M,61C,61Kと、感光体ドラム63Y,63M,63C,63Kと、転写器等とを備えている。また、4個のレーザーダイオード、ポリゴンミラー、および走査レンズ等を有するプリントヘッド41ならびに4つの反射ミラー42等を備えた露光部40の各レーザーダイオードにより、帯電器により帯電された各感光体ドラム63Y,63M,63C,63Kの表面が露光され、該表面に静電潜像が形成されるようになっている。
また、各感光体ユニット62Y,62M,62C,62Kの現像器61Y,61M,61C,61Kにトナーを補給する補給機構として、トナーカートリッジ70Y,70M,70C,70Kおよびサブホッパ80Y,80M,80C,80Kが前記感光体ユニット62Y,62M,62C,62Kの上方位置に配置されている。
なお、図1中、符号400はLAN等のネットワークを介して外部装置と通信を行う通信手段であり、また符号500はキー部や表示部を備えた操作パネル部である。
図2は定着装置300の構成を示す図である。この実施形態では、定着装置300は定着器30と、定着器30を駆動する定着モータ120を備えている。
定着器30は、定着ベルト31と、駆動ローラ(加圧ローラ)32と、パッド式の固定部材33を備え、固定部材33と駆動ローラ32とは対向状態に配置されている。定着ベルト31は、従動ローラ37と固定部材33との間に掛け渡されるとともに、固定部材33と駆動ローラ32の間に介在し、駆動ローラ32の白抜き矢印で示す方向への回転駆動に応答して従動ローラ37と固定部材33の周りを回動走行するようになっている。これによって、駆動ローラ32と定着ベルト31との間に、上流から搬送されてきた記録シートSを下流側に搬送するようになっている。
前記固定部材33は定着ベルト31の内側に存在することになるが、固定部材34の定着ベルト31側の表面には、摺動シート34が設けられている。この摺動シートは、定着ベルト31の回動時に固定部材33と定着ベルト31の間の摩擦力を低減して摺動性を確保するためのものである。また、固定部材33と定着ベルト31の間の摩擦力を更に低減するため、定着ベルト31の裏面には、図示しない潤滑剤(グリス)供給装置から潤滑剤35が供給されるようになっており、定着ベルト31の裏面に潤滑剤が塗布された状態で、定着ベルト31が摺動シート34と摺動しつつ走行するようになっている。なお、図2に示す符号36は、潤滑剤供給装置の手前側に配置された、定着ベルト31の裏面に付着している潤滑剤を一旦除去するためのフェルト部材である。
従動ローラ37内には1個又は複数個のヒーターランプ38が内蔵されており、ヒーターランプ38によって従動ローラ37が加熱され、さらに従動ローラ37の熱が定着ベルト31に伝達されて、定着ベルト31が所定温度に加熱されるようになっている。このような加熱により、駆動ローラ32と定着ベルト31との間を加熱加圧状態で通過する画像形成済みの記録シートSのトナー像が記録シートSに定着されるようになっている。
駆動ローラ32は、定着モータ120の駆動軸121に連結された複数個の伝達ギア130を介して定着モータ120の回転駆動力を付与される。この実施形態では、定着モータ120として、センサレスベクトル制御方式の3相ブラシレスモータが用いられている。
上記のような定着器30において、摺動シート34と定着ベルト31間の摩擦は駆動ローラ32、伝達ギア130を経由して定着モータ120のトルクになる。また、耐久によるトルクの上昇の要因としては、定着ベルト31の歪、摺動シート34と定着ベルト31の摩擦、駆動ローラ32の歪、伝達ギア130の歪等があげられる。
なお、この実施形態では、定着器30はパッド式の固定部材33を用いたものを例示しているが、加熱ローラと駆動ローラ(加圧ローラ)とで定着を行うローラ式の定着器であっても良い。
図3は摺動シート34と定着ベルト31の摺動部の断面図である。摺動シート34は、ガラス繊維素材からなる基材34aと、定着ベルト31側において基材34aの表面に積層された潤滑性素材で形成された表層材34bとから構成されている。そして、摺動シート34と定着ベルト31の内面の間に、摺動性の確保及び耐久性の向上のための潤滑剤(グリス)35が介在している。
図4は、摺動部の状態に応じて定着モータ120のトルクが上昇するメカニズムを説明するための表である。
同表上段に記載されているように、潤滑剤35が十分に存在している状態では、定着ベルト31、摺動シート34の摩耗はなくトルクの上昇は小さい。同表中段に記載されているように、潤滑シート34の端部からの潤滑剤35のはみ出し等により潤滑剤35が減少してくると、定着ベルト31と摺動シート34の摩擦が始まりトルクが徐々に増加する。同表下段に記載されているように、潤滑剤が更に減少すると、摺動シート34の表層34bが摩耗して基材34aが露出し、基材34aを形成しているガラス繊維素材で定着ベルト31を摺動することとなり、その摩擦で摩耗が起こり定着器30のトルク(定着モータ120のトルク)を増大させる。なお、同表の「状態」欄に記載の「パッド」は固定部材33を意味する。
図5は、定着モータ120を制御するモータ制御部100と、画像形成装置1に備えられている上位制御部90の構成を示すブロック図である。
上位制御部90は、モータ制御部100を含む画像形成装置1の全体を統括的に制御するものであり、CPU90a、ROM90b、RAM90cを備えている。
プロセッサとしてのCPU90aは、ROM90b等に格納された動作プログラムを実行することにより、画像形成装置10の全体を制御するが、この実施形態では特に、モータ制御部100から送付される電流値をモータ120の駆動負荷であるトルクに変換したり、トルクの変化量を測定したりする。
ROM90bは、CPU90aの動作プログラムや画像形成に必要な各種の設定値等を記憶している。
RAM90cは、CPU90aが動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するものである。
記憶部91は、画像形成装置10内に備えられた例えばハードディスク装置等からなり、各種のアプリケーションその他のデータが保持されている。特にこの実施形態では、検出された定着器30の累積走行距離や定着モータ120の駆動トルクの検出結果等を記憶している。
モータ制御部100は、上位制御部90から駆動命令や目標回転速度を受け取る。また、モータ制御部100内には、回転速度制御部101、駆動素子制御部102、3相インバータ回路部103、電流検出部104等が備えられている。回転速度制御部101は上位制御部90と相互に通信を行いながら、モータ制御部100の全体を制御する。
上位制御部90から駆動命令や目標回転速度を受け取った回転速度制御部101は、目標回転速度と、ブラシレスモータの電流や電圧から推定された位置を受け取ってPWM信号のデューティ比(PWM Duty)を決定する。モータ制御部100内の駆動素子制御部102はそのPWM Dutyと、電流から推定された磁極位置、推定速度をもとに、PWM信号を駆動素子である3相インバータ回路部103に出力して、ブラシレスモータ120を駆動させる。3相インバータ回路部103では、UVWの3相ブラシレスモータ120を駆動させる電圧信号を形成する。
電流検出部104は、センサレスベクトル制御方式における電流検出のうち、2シャント方式と呼ばれる方式で電流検出を行う。2シャント方式では、3相のうちU相とV相の電流を検出して、W相は計算で求めることが知られている(U相電流+V相電流+W相電流=0)。電流は、微少な値(1/10Ωオーダー)の抵抗を用い、電流が流れたときに生じる起電圧をアンプで増幅し、A/D変換で取り込むことで検出が可能である。
センサレスベクトル制御で速度制御を行う際の有効電流、無効電流の中で有効電流(Iq)を用いて、上位制御部90はモータ120の駆動負荷であるトルクに変換する。以下の説明では駆動負荷をトルクともいう。ブラシレスモータ120のセンサレス制御や、電流検出によるトルクの算出方法は公知であるので詳細な説明は省略する。
なお、駆動トルクの検出(測定)方法は上記のような電流検出による方法に限定されることはなく、他の方法であっても良い。
次に、図6のグラフを用いて従来の寿命予測制御を説明する。図6のグラフの横軸は、定着器30の累積走行距離(駆動距離)、縦軸は定着モータ120のトルクを示す。なお、定着器30の累積走行距離(駆動距離)は、駆動ローラ32あるいは定着ベルト31の累積走行距離、または記録シートSの累積搬送枚数に相当する。
経時使用により潤滑剤(グリス)35が徐々に減少していきトルクが徐々に上昇する。潤滑剤35が更に減少し、摺動シート34と定着ベルト31の間で摩擦が起きるとトルクが大きく上昇し、寿命の閾値となるトルクT0となった時には交換しなければならない。その前に寿命予測閾値T1を設けて、事前に交換を知らせる。トルクが上昇するタイミングは、環境やユーザーの使用状況によって異なる。従って、寿命予測を行う上ではトルク検出は定期的に行う必要がある。
図7は、定着器30の動作条件(駆動ローラ32及び定着ベルト31の駆動速度、定着温度)の差によるトルク特性差を示すグラフである。図6のグラフと同様に、横軸に走行距離を縦軸にトルク値を示す。駆動速度、定着温度によって潤滑剤35の状態が変わるためトルクの上昇に差がある。潤滑剤35の減少差と駆動速度によって摺動シート34の表層34bの磨耗にも差が生じるので、速度条件の違いでトルク変化にも特性差が現われる。
図8はニップの滑りによるトルク低下を示すグラフである。図6のグラフと同様に、横軸に走行距離(定着器30の駆動距離)、縦軸に駆動トルクを示す。
潤滑剤35の減少で徐々に上昇したトルクは摺動シート34の摩擦で上昇傾向は大きくなるが、さらに摺動シート34の磨耗が進むと、定着ベルト31と駆動ローラ32の接する部分のニップ圧が減少する。ニップ圧が下がると定着ベルト31と駆動ローラ32の接する部分に滑りが発生して通紙ができなくなり、定着器30は寿命となる。滑りが発生すると駆動ローラ32の駆動トルク、つまり定着モータ120の駆動トルクが減少する。
動作条件が違うとトルク低下の開始ポイントも違いが生じる。図8のグラフでは、駆動速度2087.8rpmで定着温度165℃、駆動速度1525.2rpmで定着温度145℃、駆動速度1043.9rpmで定着温度155℃、駆動速度762.6rpmで定着温度135℃の各動作条件に設定して、トルクの低下特性を求めている。図8から明らかなように、駆動速度は速いほど、定着温度は高いほどニップの滑りによるトルク低下は早く発生する。
このような知見に鑑み、この実施形態では、定期的に、通常の定着動作の条件である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で、記録シートSを通過させることなく定着器30を動作させてトルクの低下を検出する。
例えば、図9のグラフに示すように、通常の定着動作における駆動速度2087.8rpm、定着温度165℃の第1の動作条件に対して、駆動速度2297rpm、温度175℃と駆動速度を速く温度を高く設定した寿命予測用の第2の動作条件でトルクの測定を行い、図9に破線で示すような累積走行距離に対するトルク推移特性を得る。このトルク推移特性におけるトルクの低下開始点は、図9に実線で示す通常の定着動作時のトルク推移特性におけるトルク低下開始点よりも早いから、第2の動作条件でのトルク低下の開始を検出することにより、通常の定着動作での定着器30の寿命と判定することができる。
また、図10に示すように、通常の定着動作における動作条件が駆動速度762.6rpm、定着温度135℃であれば、例えば駆動速度839rpm、定着温度145℃と駆動速度を速く温度を高く設定した寿命予測用の第2の動作条件でトルクの測定を行い、第2の動作条件でのトルク低下の開始を検出することにより、通常の定着動作での定着器30の寿命と判定することができる。
なお、第2の動作条件として、駆動速度を速く温度を高く設定した場合を説明したが、駆動速度のみを速く設定したり、温度のみを高く設定しても良い。
図11は、寿命予測装置の機能構成を示すブロック図であり、速度制御部92と、温調制御部93と、トルク検出部94と、演算部95を備え、これらは図5に示した上位制御部90の機能の一部として構成される。
速度制御部92は定着モータ120の駆動速度を制御する。具体的には、通常の定着動作における第1の動作条件での駆動速度や、寿命予測のための第2の動作条件における駆動速度となるように、定着モータ120の駆動速度を制御する。
温調制御部93は定着器30の温度を制御する。具体的には、通常の定着動作における第1の動作条件での温度や、寿命予測のための第2の動作条件における温度となるように、定着器30の温度を制御する。
トルク検出部94は、定着モータ120の駆動トルクを、例えば定着モータ120の電流に基づいて検出する。
演算部95は、速度制御部92からの速度情報、温調制御部93からの温度情報、トルク検出部94からの検出トルク情報をそれぞれ受信してトルク推移特性を算出し、第2の動作条件でトルクの低下開始を検出し、定着器30の寿命を予測する。
図12は、画像形成装置1で実行される定着器30の寿命予測処理を示すフローチャートである。この処理は、画像形成装置1の上位制御部90におけるCPU90aが、ROM90b等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01では、電源投入時の初期動作において、寿命検知のための第2の動作条件で定着器30を動作させたときの定着モータ120の駆動トルクを測定(検出)する。第2の動作条件は、例えば、定着時の駆動速度(定着速度)よりも少し速い駆動速度で動作させてトルクを測定する。前述したように、第2の動作条件としては、駆動速度に加えてあるいは駆動速度に拘わらず、温度を定着温度よりも高く設定しても良い。
次いでステップS02で、トルク測定値を前回の測定値と比較したのち、ステップS03で、トルク測定値が前回の測定値よりも減少したかどうかを判断する。減少していれば(ステップS03でYES)、滑りが発生しているので、ステップS04で、通常の定着速度でも寿命直前と判断し定着器30が寿命であることを表示する。定着動作が継続されると、ステップS05で、画像形成装置1の動作を中止するとともに、定着器30の交換を促すメッセージを操作パネル部500等に表示する。
この表示によって、ユーザーはサービスマン等に連絡し定着器30の全部あるいは一部を交換することができる。
なお、定着器30が寿命であることや定着器30の交換を促すメッセージの表示と共に、あるいは表示に変えて、寿命であることを通信手段400からネットワークを介して外部の例えば管理サーバーやサービスマンの端末装置等に送信しても良い。これにより、サービスマン等は定着器30が寿命であることを直接に知ることができる。
ステップS03で、トルク測定値が前回の測定値よりも減少していなければ(ステップS03でNO)、ステップS06に進み、画像形成時の通常の定着動作を実施したのち、ステップS07で、定着動作が一定時間以上行われているかどうかを調べる。一定時間以上行われていなければ(ステップS07でNO)、ステップS08では寿命検知のための第2の動作条件での動作を行わず、ステップS06に進む。
ステップS07で一定時間以上行われていれば(ステップS07でYES)、ステップS01に戻り、電源投入時かどうかにかかわらず初期動作を行い、寿命検知のためのトルクの測定を行う。
なお、寿命検知のためのトルクの測定を画像形成装置1の初期動作中に行うものとしたが、寿命予測の精度が要求される場合は特に、通常の画像形成時の定着動作の前または後で行っても良い。トルク値が寿命レベルに近づいたときに寿命検知頻度を上げることで、より正確な寿命予測を行うことができる。また、定着動作前又は後では頻度がありすぎる場合は一定時間以上の定着動作毎に定期的に寿命検知を行うこともできる。
さらには、寿命検知のための第2の動作条件でのトルクの測定に加え、画像形成時の通常の定着動作である第1の動作条件で定着器30を動作させたときの駆動トルクをも測定し、駆動トルクの変化傾向を比較して定着器30の寿命を予測しても良い。例えば、両者の差が一定以内に縮まった時を、第1の動作条件での寿命と判断しても良い。
このように、この実施形態では、定着器30を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときの定着モータ120による駆動トルクが検出され、この検出された駆動トルクに基づいて、第1の動作条件での定着器30の寿命が予測されるから、通常の第1の動作条件で駆動トルクを検出して寿命予測を行う場合のように、検出した駆動トルクの補正等の複雑な制御を必要とすることなく、定着器30の寿命予測を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば画像形成装置1が定着器30の寿命を予測したが、定着モータ120の駆動トルクの測定結果を、通信手段400からネットワークを介して外部の例えばパーソナルコンピュータからなる管理サーバーに送信し、管理サーバーで駆動トルクの傾向を監視することにより寿命を予測しても良い。
1 画像形成装置
30 定着器
31 定着ベルト
32 駆動ローラ
33 固定部材
34 摺動シート
35 潤滑剤
37 従動ローラ
38 ヒーターランプ
90 上位制御部
90a CPU
90b ROM
90c RAM
91 記憶部
92 速度制御部
93 温度制御部
94 トルク検出部
100 モータ制御部
120 定着モータ
300 定着装置
S 用紙

Claims (15)

  1. 定着器と、前記定着器を駆動する定着モータと、前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、を備えた画像形成装置における前記定着器の寿命を、前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて予測する定着器の寿命予測装置であって、
    前記定着器を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときに前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて、前記第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する寿命予測手段を備えたことを特徴とする寿命予測装置。
  2. 前記寿命予測手段は、前記駆動トルクの上昇傾向から下降傾向への変化から前記定着器の寿命を予測する請求項1に記載の寿命予測装置。
  3. 前記第2の動作条件は、前記第1の動作条件よりも駆動速度が速い動作条件である請求項1または2に記載の寿命予測装置。
  4. 前記第2の動作条件は、前記第1の動作条件より温度が高い動作条件である請求項1〜3のいずれかに記載の寿命予測装置。
  5. 前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での前記駆動トルクの検出を前記画像形成装置の初期動作中に行う請求項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
  6. 前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での前記駆動トルクの検出を第1の動作条件での動作の前または後で行う請求項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
  7. 前記トルク検出手段は、前記第2の動作条件での駆動トルクの検出を定期的に行う請求項1〜4のいずれかに記載の寿命予測装置。
  8. 前記定着器は駆動ローラとベルトにより定着を行う構成のものであり、前記定着モータは前記駆動ローラを駆動する請求項1〜7のいずれかに記載の寿命予測装置。
  9. 前記ベルトの張りを従動ローラと固定部材で確保する請求項8に記載の寿命予測装置。
  10. 前記固定部材は、前記ベルトの内側において前記駆動ローラと対向する位置に配置されている請求項9に記載の寿命予測装置。
  11. 前記駆動ローラとベルトの接する部分の滑りに起因して前記駆動トルクが低下する請求項8〜10のいずれかに記載の寿命予測装置。
  12. 前記寿命予測手段による寿命予測結果をネットワークを通じて外部へ送信可能な通信手段を備えている請求項1〜11のいずれかに記載の寿命予測装置。
  13. 前記トルク検出手段は、前記定着器を前記第1の動作条件と第2の動作条件の両方で動作させたときの駆動トルクを検出し、
    前記寿命予測手段は、検出された前記駆動トルクの変化傾向を比較して第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する請求項1〜12のいずれかに記載の寿命予測装置。
  14. 定着器と、
    前記定着器を駆動する定着モータと、
    前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、
    請求項1〜13のいずれかに記載の寿命予測装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 定着器と、前記定着器を駆動する定着モータと、前記定着モータによる定着器の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、を備えた画像形成装置における前記定着器の寿命を、前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて予測する寿命予測ステップを、定着器の寿命予測装置のコンピュータに実行させるための寿命予測プログラムであって、
    前記寿命予測ステップでは、前記定着器を通常の定着動作である第1の動作条件とは異なる第2の動作条件で動作させたときに前記トルク検出手段により検出された駆動トルクに基づいて、前記第1の動作条件での前記定着器の寿命を予測する処理を前記コンピュータに実行させるための寿命予測プログラム。
JP2018111579A 2018-06-12 2018-06-12 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム Pending JP2019215409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111579A JP2019215409A (ja) 2018-06-12 2018-06-12 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018111579A JP2019215409A (ja) 2018-06-12 2018-06-12 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019215409A true JP2019215409A (ja) 2019-12-19

Family

ID=68918965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018111579A Pending JP2019215409A (ja) 2018-06-12 2018-06-12 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019215409A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033182A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110085831A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-14 David William Hullman Fuser for an Image-Forming Apparatus and Method of Using Same
JP2015206877A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017227709A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2018031836A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 キヤノン株式会社 画像加熱装置及び画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110085831A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-14 David William Hullman Fuser for an Image-Forming Apparatus and Method of Using Same
JP2015206877A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017227709A (ja) * 2016-06-21 2017-12-28 コニカミノルタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2018031836A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 キヤノン株式会社 画像加熱装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033182A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、画像形成装置
JP7306164B2 (ja) 2019-08-29 2023-07-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8699896B2 (en) Failure predictor, fixing device, image forming apparatus, and failure prediction system
US20180059593A1 (en) Image forming apparatus
JP2014106320A (ja) 画像加熱装置
US20190187601A1 (en) Abnormality determination apparatus, image forming apparatus, abnormality determination system, and program
JP5022629B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4479808B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法
US10754278B2 (en) Image forming apparatus which corrects torque based on temperature or conveyance speed and predicts a life of the fixer based on a corrected torque
JP2017083704A (ja) 画像形成装置及び管理システム
JP2018155903A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP2019215409A (ja) 寿命予測装置、画像形成装置、寿命予測プログラム
JP2009122179A (ja) 画像形成装置
JP2019184951A (ja) 画像形成装置
JP7151409B2 (ja) 画像形成装置、トルク上昇ポイント予測方法、コンピュータプログラム、および制御システム
US11385580B2 (en) Image forming apparatus with heating device, heating device with fixing belt, and heating control method for heating device
JP2017026739A (ja) 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム
JP6079419B2 (ja) 画像形成装置
US10705467B2 (en) Image forming apparatus capable of evaluating the consumption of a fixing belt, control method and control program thereof
JP2019085222A (ja) 画像形成装置、ローラの寿命予測方法及び寿命予測プログラム
JP2020086015A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、および予測用トルク値算出装置
JP6361586B2 (ja) 画像形成装置、画像形成ユニット、清掃制御方法
JP2019179087A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP7124680B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及びプログラム
JP2020086202A (ja) 画像形成装置およびその経時変化を予測するための情報取得方法
JP2019207199A (ja) 回転体の寿命診断装置、画像形成装置、回転体の寿命診断方法及びプログラム
JP6171362B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220913