JP2019214352A - 乗員保護装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記エアバッグの膨張完了状態における収納位置からの後方側への突出量を少なくとも大小2種類とした大突出量モードと小突出量モードとして、前記エアバッグを展開膨張させる乗員保護装置であって、
前記エアバッグが、膨張用ガスを流入させる流入用開口を有するとともに該流入用開口の周縁を前記収納位置側に固定させて配設されるバッグ本体と、先端を前記バッグ本体に連結されるとともに元部側を前記収納位置側に連結されるテザーと、を備えて構成され、
前記テザーが、前記元部側を連結させた前記収納位置側から、前記先端を連結させた膨張完了時の前記バッグ本体のテザー連結部まで、の距離を、前記大突出量モードと前記小突出量モードとに対応させて、第1距離と、該第1距離より長い第2距離と、の長短の二種類に調整できるように、前記収納位置側に設けられた長さ調整手段に、連結され、
前記バッグ本体が、
前記小突出量モードでの膨張完了時に、前記収納位置側から前記テザー連結部に向かって、略U字状に湾曲するチューブ状膨張部位を備えるとともに、
前記小突出量モードでの形状を、前記チューブ状膨張部位の内周面側における前記流入用開口側に対し、前記テザー連結部側が接近する形状とし、
前記大突出量モードでの形状を、前記チューブ状膨張部位の内周面側における前記流入用開口側に対し、前記小突出量モードの場合より、前記テザー連結部側を後方へ移動させた形状、として構成されていることを特徴とする。
助手席前方のインストルメントパネルの部位を前記収納位置として、前記インストルメントパネルとウインドシールドとの間から後方へ延びるように膨張する構成とすることが望ましい。
前記シートに着座した乗員が、大柄乗員か小柄乗員かを検知可能な乗員検知手段と、
車両の衝突時に、前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターの作動を制御するとともに、前記長さ調整手段の作動時の調整と前記シートベルト装置の引張力の調整とを制御可能とし、さらに、車両の速度が高速か中低速かを検知可能な制御装置と、
を備えて、
前記制御装置が、前記インフレーターを作動させるように制御する際、
前記乗員検知手段によって、前記シートに着座した乗員が大柄乗員と判定すると、前記長さ調整手段を、前記大突出量モードとするように調整し、さらに、車両の速度において、
高速と検知していれば、前記ベルトの引張力を高い引張力として調整し、
中低速と検知していれば、前記ベルトの引張力を低い引張力として調整し、あるいは、
前記乗員検知手段によって、前記シートに着座した乗員が小柄乗員と判定すると、前記長さ調整手段を、前記小突出量モードとするように調整し、さらに、車両の速度において、
高速と検知していれば、前記ベルトの引張力を高い引張力として調整し、
中低速と検知していれば、前記ベルトの引張力を低い引張力として調整するようにしてもよい。
17…係止ピン、20,20E,20F,20G,20H,20I…エアバッグ、21,21E,21F,21G,21H,21I…バッグ本体、22a…内側壁、22b…外側壁、23…流入用開口、25I…整流布、25e…上側流出口、25f…下側流出口、26,26E,27,28…連結片、30…チューブ状膨張部位、30a…内周面、30b…開口側部位、30c…下側部、31…チューブ状膨張部位、31a…内周面、31c…上側部、32,32E…後側部、34a…(後側部の)中央部、34b…左側部、34c…右側部、37…テザー連結部、40…テザー、41…先端、42…元部、
50,50B,50C…エアバッグ、51,51B,51C…バッグ本体、53…流入用開口、55,55B,55C…チューブ状膨張部位、55a…内周面、55b…開口側部位、61,61B,61C…テザー連結部、65,65B,65C…テザー、66…先端、67…元部、
L1…第1距離、L2…第2距離、SL…直線、SP…小突出量モード、MP…大突出量モード、G…膨張用ガス、SO…(乗員検知手段)カメラ、OP…乗員、OPF…大柄乗員、OPS…小柄乗員。
Claims (12)
- 車両における着座した乗員の前方側に折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、乗員を受止可能に、収納位置から後方側に展開膨張するエアバッグ、を備えるとともに、
前記エアバッグの膨張完了状態における収納位置からの後方側への突出量を少なくとも大小2種類とした大突出量モードと小突出量モードとして、前記エアバッグを展開膨張させる乗員保護装置であって、
前記エアバッグが、膨張用ガスを流入させる流入用開口を有するとともに該流入用開口の周縁を前記収納位置側に固定させて配設されるバッグ本体と、先端を前記バッグ本体に連結されるとともに元部側を前記収納位置側に連結されるテザーと、を備えて構成され、
前記テザーが、前記元部側を連結させた前記収納位置側から、前記先端を連結させた膨張完了時の前記バッグ本体のテザー連結部まで、の距離を、前記大突出量モードと前記小突出量モードとに対応させて、第1距離と、該第1距離より長い第2距離と、の長短の二種類に調整できるように、前記収納位置側に設けられた長さ調整手段に、連結され、
前記バッグ本体が、
前記小突出量モードでの膨張完了時に、前記収納位置側から前記テザー連結部に向かって、略U字状に湾曲するチューブ状膨張部位を備えるとともに、
前記小突出量モードでの形状を、前記チューブ状膨張部位の内周面側における前記流入用開口側に対し、前記テザー連結部側が接近する形状とし、
前記大突出量モードでの形状を、前記チューブ状膨張部位の内周面側における前記流入用開口側に対し、前記小突出量モードの場合より、前記テザー連結部側を後方へ移動させた形状、として構成されていることを特徴とする乗員保護装置。 - 前記バッグ本体が、膨張完了時、前記チューブ状膨張部位を、前記流入用開口側から分岐し、かつ、先端側の前記テザー連結部付近で合流するように、複数配設させる構成としていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
- 前記テザーが、先端側から元部側にかけての一部を、前記バッグ本体内に貫通させて、前記長さ調整手段に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置。
- 膨張完了時の前記バッグ本体が、
前記流入用開口側から分岐する前記チューブ状膨張部位を、前記流入用開口側から上下に分岐させる構成として、
前記流入用開口側から上下に分岐する上側部と下側部とを備えるとともに、先端側の合流部位としての前記上側部と前記下側部との後端相互の連結部位となる後側部、を備えて構成され、さらに、
助手席前方のインストルメントパネルの部位を前記収納位置として、前記インストルメントパネルとウインドシールドとの間から後方へ延びるように膨張する構成とされていることを特徴とする請求項2若しくは請求項3に記載の乗員保護装置。 - 膨張完了時の前記バッグ本体における乗員を受け止める前記後側部が、左右方向の中央部より、左右方向の両縁側を後方へ膨らませた形状としていることを特徴とする請求項4に記載の乗員保護装置。
- 前記上側部、前記下側部、及び、前記後側部が、それぞれ、内部に、前記チューブ状膨張部位の内側壁と外側壁との離隔距離を規制する連結片を、配設させて構成されていることを特徴とする請求項4若しくは請求項5のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
- 前記チューブ状膨張部位の内側壁と外側壁との離隔距離を規制する前記連結片の長さ寸法において、前記上側部の前記連結片より、前記下側部と前記後側部との前記連結片の長さ寸法が、長く設定されていることを特徴とする請求項6に記載の乗員保護装置。
- 前記チューブ状膨張部位の内側壁と外側壁との離隔距離を規制する前記連結片の長さ寸法において、前記後側部の前記連結片より、前記上側部と前記下側部との前記連結片の長さ寸法が、長く設定されていることを特徴とする請求項6に記載の乗員保護装置。
- 前記チューブ状膨張部位の内側壁と外側壁との離隔距離を規制する前記連結片の長さ寸法において、前記下側部の前記連結片より、前記上側部と前記後側部との前記連結片の長さ寸法が、短く設定されていることを特徴とする請求項6に記載の乗員保護装置。
- 前記流入用開口の上方側に、前記流入用開口から流入する膨張用ガスを、前記上側部と前記下側部とに流し可能な上側流出口と下側流出口とを有した整流布が配設され、
前記下側流出口が、開口面積を、前記上側流出口の開口面積より大きく設定されていることを特徴とする請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載の乗員保護装置。 - 前記バッグ本体の前記チューブ状膨張部位が、前記収納位置側から先端の前記テザー連結部の部位まで湾曲して延びる一つ、として配設される構成としていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
- シートに着座した乗員を拘束するためのプリテンショナー機構とフォースリミッター機構とを設けたシートベルト装置であって、作動時、乗員を拘束したベルトの引張力を、少なくとも高低の二段階で調整可能としたシートベルト装置と、
前記シートに着座した乗員が、大柄乗員か小柄乗員かを検知可能な乗員検知手段と、
車両の衝突時に、前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターの作動を制御するとともに、前記長さ調整手段の作動時の調整と前記シートベルト装置の引張力の調整とを制御可能とし、さらに、車両の速度が高速か中低速かを検知可能な制御装置と、
を備えて、
前記制御装置が、前記インフレーターを作動させるように制御する際、
前記乗員検知手段によって、前記シートに着座した乗員が大柄乗員と判定すると、前記長さ調整手段を、前記大突出量モードとするように調整し、さらに、車両の速度において、
高速と検知していれば、前記ベルトの引張力を高い引張力として調整し、
中低速と検知していれば、前記ベルトの引張力を低い引張力として調整し、あるいは、
前記乗員検知手段によって、前記シートに着座した乗員が小柄乗員と判定すると、前記長さ調整手段を、前記小突出量モードとするように調整し、さらに、車両の速度において、
高速と検知していれば、前記ベルトの引張力を高い引張力として調整し、
中低速と検知していれば、前記ベルトの引張力を低い引張力として調整することを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
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---|---|---|---|
US16/433,085 US11186248B2 (en) | 2018-06-08 | 2019-06-06 | Occupant protection device |
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