JP2019213344A - 車載充電器 - Google Patents

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隆史 中澤
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隆史 中澤
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Abstract

【課題】力率改善部におけるスイッチング素子の電流の検出精度を向上させることが可能な車載充電器を提供する。【解決手段】車載充電器100は、整流部120と、インダクタ210、ダイオード220およびスイッチング素子230を含む、インターリーブ式の力率改善部200と、DC/DC変換部150と、スイッチング素子のソース側端部の電流を検出し、その検出結果をPFC制御部250の制御部252に送信する検出部251と、を備える車載充電器であって、スイッチング素子のソースとグランドとの間を接続する電流検出抵抗260と、電流検出抵抗のソース側端部と、検出部との間に設けられるノイズ除去部270と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、車載充電器に関する。
一般的に、電気自動車に搭載される車載用充電器等の車載充電器には、力率改善回路が設けられることが知られている。例えば、特許文献1には、複数組のコイル、スイッチング素子およびダイオードを有する、インターリーブ式の力率改善回路が開示されている。
この力率改善回路では、2つのスイッチング素子のそれぞれにおいて、負荷の分担を行うことで、それぞれのコイル等に均等に電流が流れるようにスイッチング制御を行う必要がある。また、スイッチング素子を保護するため、スイッチング素子に流れる電流が過剰であるか否かを検出する必要がある。
これらの観点からすれば、各スイッチング素子に流れる電流を精度良く検出する必要がある。そのため、特許文献1に記載の構成では、各スイッチング素子のソース側の電流(以下、「ソース電流」という)を検出し、その検出結果に基づいて力率改善回路の制御を行っている。
中国実用新案第203645381号明細書
しかしながら、所定のノイズに起因してスイッチング素子のソース電流が変動する場合がある。所定のノイズとしては、スイッチング素子のスイッチング制御によって発生するスイッチングノイズや、車載充電器が配置されるグランドパターンに流れる大電流と、当該グランドパターンのインピーダンスとにより発生するフロアノイズ等が挙げられる。そのため、特許文献1のようにスイッチング素子のソース電流を検出する場合、これらのノイズに起因して、電流の検出精度が劣化するおそれがあった。
本開示の目的は、力率改善部におけるスイッチング素子のソース電流の検出精度を向上させることが可能な車載充電器を提供することである。
本開示に係る車載充電器は、
整流部と、インダクタ、ダイオードおよびスイッチング素子を含む、インターリーブ式の力率改善部と、DC/DC変換部と、前記力率改善部を制御する制御部と、前記スイッチング素子のソース側端部の電流を検出し、その検出結果を前記制御部に送信する検出部と、を備える車載充電器であって、
前記スイッチング素子のソースとグランドとの間を接続する電流検出抵抗と、
前記電流検出抵抗の前記ソース側端部と、前記検出部との間に設けられるノイズ除去部と、
を備える。
本開示によれば、力率改善部におけるスイッチング素子のソース電流の検出精度を向上させることができる。
本開示の実施の形態に係る車載充電器を示す図である。 第1変形例に係る車載充電器を示す図である。 第2変形例に係る車載充電器を示す図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る車載充電器100を示す図である。
図1に示すように、車載充電器100は、外部交流電源10に接続され、外部交流電源10から供給される交流電力を直流電力に電力変換してバッテリー20を充電する充電器である。バッテリー20は、例えば、車載電池等の充電池である。
車載充電器100は、交流フィルタ110と、整流部120と、第1コンデンサ130と、力率改善部200と、第2コンデンサ140と、DC/DC変換部150と、駆動部240と、PFC(Power Factor Correction)制御部250と、電流検出抵抗260と、を備える。PFC制御部250は、検出部251と、制御部252とを有する。
交流フィルタ110は、外部交流電源10から入力される交流電力のノイズを除去するとともに、車載充電器100からのノイズが外部交流電源10へ流出するのを防止する。
整流部120は、例えば、4つのダイオードからなるダイオードブリッジ回路を有しており、外部交流電源10から出力された交流電力を全波整流して直流電力に変換し、力率改善部200に出力する。
第1コンデンサ130は、整流部120と力率改善部200の間に接続されており、整流部120の出力を平滑化する。これにより、整流部120の出力におけるリップルを低減することができる。
力率改善部200は、整流部120から入力された直流電力の力率を改善するインターリーブ式の力率改善(PFC)回路である。力率改善部200、駆動部240、PFC制御部250および電流検出抵抗260の詳細については後述する。
第2コンデンサ140は、力率改善部200とDC/DC変換部150との間に接続されている。第2コンデンサ140には、力率改善部200の出力に応じた電荷がチャージされることで、力率改善部200が出力する直流電力が平滑化される。
DC/DC変換部150は、力率改善部200が出力した直流電力を、バッテリー20に充電可能な直流電力に変換する回路であり、第2コンデンサ140を介して力率改善部200の後段に接続されている。DC/DC変換部150によって変換された直流電力が、バッテリー20に出力されることにより、バッテリー20が充電される。
次に、力率改善部200、駆動部240、PFC制御部250および電流検出抵抗260の詳細について説明する。力率改善部200は、2組(複数組)のインダクタの一例としてのコイル210、ダイオード220およびスイッチング素子230を有する。
各コイル210と、当該コイル210に対応するダイオード220とは、直列に接続されている。具体的には、各コイル210の一端は、整流部120の出力端子にそれぞれ接続されている。各コイル210の他端は、当該コイル210に対応する各ダイオード220のアノードにそれぞれ接続されている。また、各ダイオード220のカソードは、DC/DC変換部150の入力端子にそれぞれ接続されている。また、コイル210およびダイオード220は、各組毎に並列に接続され、それぞれのダイオード220の出力電力がDC/DC変換部150に出力される。
スイッチング素子230は、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)であり、各組におけるコイル210と、ダイオード220との間に接続されている。具体的には、スイッチング素子230のドレインは、コイル210の他端とダイオード220のアノードとの間に接続され、スイッチング素子230のソースは、電流検出抵抗260を介してPFCグランドG1に接続されている。
PFCグランドG1は、PFC制御部250を動作させるための第1電源電圧に対応したグランドであり、所定の接続点Pにおいて、グランドの一例としての基板グランドG2に接続されている。基板グランドG2は、車載充電器100の各部が配置される基板のグランドであり、当該各部を動作させるための第2電源電圧に対応したグランドである。第2電源電圧の電圧値は、第1電源電圧の電圧値よりも大きい電圧値である。
駆動部240は、スイッチング素子230のゲートに抵抗241を介して制御信号を出力可能に構成されたIC(Integrated Circuit)である。駆動部240は、PFC制御部250の制御の下、各スイッチング素子230をスイッチング制御するための制御信号を出力する。なお、駆動部240は、各スイッチング素子230のそれぞれに対応して1つずつ設けられていても良い。
PFC制御部250は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)および入出力回路を備えるICである。PFC制御部250は、駆動部240を介して各スイッチング素子230のスイッチング制御を行う。PFC制御部250は、上述したように、スイッチング素子230のソース電流を検出する検出部251と、検出部251の検出結果に基づいて上記スイッチング制御を行う制御部252とを有する。
電流検出抵抗260は、例えば、シャント抵抗であり、スイッチング素子230のソースと、PFCグランドG1との間に接続されている。検出部251は、電流検出抵抗260におけるスイッチング素子230のソース側の端部261(以下、「ソース側端部」という)と、PFCグランドG1との電位差を検出することにより、各スイッチング素子230のソース電流を検出する。
具体的には、検出部251は、当該電位差と、電流検出抵抗260の抵抗値とに基づいて、各スイッチング素子230のソース電流を算出し、その算出結果(検出結果)を制御部252に送信する。
制御部252は、検出したソース電流に基づいて、各スイッチング素子230のソース電流が均等になるように、各スイッチング素子230のスイッチング制御を行うように駆動部240を制御する。
電流検出抵抗260の抵抗値は、電流検出抵抗260のPFCグランドG1側の端部262と、基板グランドG2とを接続する配線の配線抵抗の抵抗値よりも大きい。当該配線は、例えば、電流検出抵抗260のPFCグランドG1側の端部から、PFCグランドG1と基板グランドとの接続点Pまでの配線である。また、上記の配線抵抗の抵抗値は、電流検出抵抗260の抵抗値と比較して、極めて小さな値である。
ここで、基板グランドG2には、力率改善部200以外の回路等も接続されているため、基板グランドG2に流れる大電流と基板グランドG2のインピーダンスとによって生じるフロアノイズ等が発生する場合がある。そのため、例えば、電流検出抵抗260の抵抗値が、上記の配線抵抗の抵抗値よりも小さいような場合、基板グランドG2で発生するノイズに起因して、スイッチング素子230のソース電流が変動し、当該ソース電流を精度良く検出できない可能性がある。
しかし、本実施の形態では、電流検出抵抗260の抵抗値が上記の配線抵抗の抵抗値よりも大きいので、上記の配線間における電位差を、電流検出抵抗260の両端部における電位差に対して無視できるレベルの電位差とすることができる。その結果、基板グランドG2でノイズが発生しても、スイッチング素子230のソース電流を精度良く検出することができる。
ノイズ除去部270は、ノイズ除去抵抗271と、ノイズ除去コンデンサ272とで構成されるRCフィルタであり、所定のノイズを除去する。所定のノイズは、上記した基板で発生するフロアノイズや、スイッチング素子230のスイッチング制御に起因したスイッチングノイズ等が挙げられる。
ノイズ除去抵抗271は、電流検出抵抗260のソース側端部261と、PFC制御部250との間とを接続する。
ノイズ除去コンデンサ272は、ノイズ除去抵抗271とPFC制御部250との間と、PFCグランドG1(基板グランドG2)との間とを接続する。
ここで、上記した所定のノイズが発生すると、各スイッチング素子230のソース電流が当該ノイズに起因して変動するので、PFC制御部250により、ソース電流を精度良く検出できず、ひいてはスイッチング制御を正確に行うことができない可能性がある。
しかし、本実施の形態では、ノイズ除去部270が電流検出抵抗260のソース側端部261とPFC制御部250との間に設けられるので、上記のような所定のノイズを除去することができる。その結果、各スイッチング素子230のソース電流を精度良く検出し、ひいてはスイッチング制御を正確に行うことができる。
また、ノイズ除去コンデンサ272の一端272Aと、一端272Aに接続されるPFC制御部250との間の配線の長さ(第1配線長)および、ノイズ除去コンデンサ272の他端272Bと、他端272Bに接続されるPFC制御部250との間の配線の長さ(第2配線長)は、それぞれ、ノイズ除去コンデンサ272の他端272Bと、他端272Bに接続される基板グランドG2(PFCグランドG1と基板グランドG2との接続点P)との間の配線の長さ(第3配線長)よりも短い。
ノイズ除去コンデンサ272は、ノイズ除去後におけるノイズ低減の観点から、可能な限り、PFC制御部250に近接させることが好ましい。そのため、第1配線長および第2配線長を、第3配線長よりも短くすることで、ノイズ除去コンデンサ272をPFC制御部250に近接させることができ、ひいては、PFC制御部250におけるスイッチング素子230のソース電流の検出精度を向上させることができる。
また、PFCグランドG1(電流検出抵抗260)と基板グランドG2との接続点PからPFC制御部250までの配線の長さ(第4配線長)は、電流検出抵抗260のソース側端部261からPFC制御部250までの配線の長さ(第5配線長)以下である。
PFC制御部250から接続点Pまでの配線が長いと、外来ノイズの影響を受けやすく、配線からノイズが発生しやすくなるので、ノイズ除去部270におけるノイズ除去効率が低下する。しかし、本実施の形態では、第4配線長が第5配線長以下であるので、上記の配線を短くでき、ひいてはノイズ除去効率を向上させることができる。
以上のように構成された本実施の形態によれば、電流検出抵抗260のソース側端部261とPFC制御部250との間にノイズ除去部270が設けられているので、スイッチングノイズやフロアノイズ等のノイズが発生しても、当該ノイズが除去されたソース電流をPFC制御部250(検出部251)により検出することができる。その結果、ソース電流の検出精度を向上させることができ、ひいては各スイッチング素子230におけるスイッチング制御を正確に行うことができる。
また、電流検出抵抗260の抵抗値が、電流検出抵抗260と基板グランドG2とをつなぐ配線の抵抗値よりも大きいので、基板グランドG2側で発生するノイズの影響を低減することができる。その結果、ソース電流の検出精度をさらに向上させることができる。
また、ノイズ除去コンデンサ272がPFC制御部250に近接しているので、スイッチング素子230の出力を、ノイズを除去した後、速やかにPFC制御部250に入力させることができる。そのため、ノイズ除去コンデンサ272がPFC制御部250から離れている構成と比較して、ソース電流の検出精度を向上させることができる。
また、PFC制御部250から接続点Pまでの配線が短いので、ノイズ除去コンデンサ272におけるノイズ除去効率を向上させることができ、ひいてはソース電流の検出精度をさらに向上させることができる。
また、第1コンデンサ130が、整流部120と力率改善部200の間に接続されているので、整流部120の出力におけるリップルを低減することができる。その結果、当該リップルに起因して、スイッチング素子230のソース電流が変動することを抑制し、ひいてはソース電流の検出精度を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、電流検出抵抗260と、PFC制御部250(検出部251)との間に、ノイズ除去部270のみが設けられていたが、本開示はこれに限定されない。例えば、図2に示すように、電流検出抵抗260とノイズ除去部270との間にバッファ部280が設けられていても良い。図2に示す構成は、バッファ部280以外の構成は、図1に示す構成と同様である。
バッファ部280は、例えば、ボルテージフォロワであり、入力側(電流検出抵抗260側)と出力側(ノイズ除去部270側)のインピーダンスを整合させる。バッファ部280には、電流検出抵抗260ソース側端部261に係る電圧値が入力される。バッファ部280の出力は、ノイズ除去部270に入力される。
ここで、例えば、基板側のノイズの影響を低減する観点から、電流検出抵抗260の抵抗値を極端に大きな値とすると、スイッチング素子230のソース側における出力インピーダンスが増大する。出力インピーダンスが増大すると、その分、外来ノイズの影響を受けやすくなるので、検出部251により精度良く電圧値を検出できなくなる可能性がある。
しかし、本実施の形態では、バッファ部280によってインピーダンス変換することにより、検出部251への出力インピーダンスを低下させることができる。その結果、外来ノイズの影響を低減できるので、検出部251において、スイッチング素子230のソース電流を精度良く検出することができる。
また、バッファ部280によって、バッファ部280における入力側と、出力側とのインピーダンスを合わせることができるので、スイッチング素子230のソース電流をより精度良く検出することができる。
また、図3に示すように、電流検出抵抗260とノイズ除去部270との間に差動増幅部290が設けられていても良い。図3に示す構成は、差動増幅部290以外の構成は、図2に示す構成と同様である。差動増幅部290は、バッファ部280と、電流検出抵抗260との間に設けられている。
差動増幅部290の一方の入力には、抵抗R1を介して、スイッチング素子230のソースと、電流検出抵抗260との接続点に係る電圧値が入力される。抵抗R1の差動増幅部290側の端部は、抵抗R2を介して、差動増幅部290の出力に接続されている。
差動増幅部290の他方の入力には、抵抗R1と抵抗値が同じである抵抗R3を介して、電流検出抵抗260のPFCグランドG1側の端部262に係る電圧値が入力される。抵抗R3の差動増幅部290側の端部は、抵抗R2と抵抗値が同じである抵抗R4を介して、PFCグランドG1に接続されている。
差動増幅部290には、電流検出抵抗260の両端部261,262における各電圧値が入力されるので、電流検出抵抗260部分の電位差のみを検出することができる。つまり、電流検出抵抗260のPFCグランド側の端部262から基板グランドG2までの配線抵抗の影響を考慮する必要がないので、電流検出抵抗260の抵抗値を小さい値にすることができる。
また、差動増幅部290によって、差動増幅部290に入力される電圧値を検出部251において検出可能な電圧値に増幅させることができるので、検出部251におけるソース電流の検出精度をさらに向上させることができる。
また、差動増幅部290の後段に設けられるバッファ部280によって、差動増幅部290の出力がインピーダンス変換されることにより、バッファ部280における入力側と、出力側とのインピーダンスを合わせることができる。その結果、スイッチング素子230のソース電流をより精度良く検出することができる。
また、上記実施の形態では、電流検出抵抗260としてシャント抵抗を用いていたが、本開示はこれに限定されず、カレントトランス抵抗を用いても良い。
また、上記実施の形態では、ノイズ除去部270として、抵抗およびコンデンサで構成されるフィルタを用いていたが、本開示はこれに限定されず、当該フィルタ以外のフィルタ(例えば、LCフィルタやアクティブフィルタ)を用いても良い。
また、図3に示す構成では、バッファ部280と電流検出抵抗260との間に差動増幅部290が設けられていたが、本開示はこれに限定されず、例えば、バッファ部280を設けずに、ノイズ除去部270と電流検出抵抗260との間に差動増幅部290を設けても良い。
また、上記実施の形態では、力率改善部200と、駆動部240、PFC制御部250、電流検出抵抗260およびノイズ除去部270とが別々に設けられた構成であったが、本開示はこれに限定されない。例えば、駆動部240、PFC制御部250、電流検出抵抗260およびノイズ除去部270が、力率改善部200に含まれた構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、PFC制御部250が検出部251および制御部252を含む構成であったが、本開示はこれに限定されず、検出部251と制御部252とが別々に設けられた構成であっても良い。また、検出部251は、各スイッチング素子230に対応して複数設けられていても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本開示の車載充電器は、力率改善部におけるスイッチング素子の電流の検出精度を向上させることが可能な車載充電器として有用である。
10 外部交流電源
20 バッテリー
100 車載充電器
110 交流フィルタ
120 整流部
130 第1コンデンサ
140 第2コンデンサ
150 DC/DC変換部
200 力率改善部
210 コイル
220 ダイオード
230 スイッチング素子
240 駆動部
241 抵抗
250 PFC制御部
251 検出部
252 制御部
260 電流検出抵抗
270 ノイズ除去部
271 ノイズ除去抵抗
272 ノイズ除去コンデンサ
280 バッファ部
290 差動増幅部
G1 PFCグランド
G2 基板グランド

Claims (8)

  1. 整流部と、インダクタ、ダイオードおよびスイッチング素子を含む、インターリーブ式の力率改善部と、DC/DC変換部と、前記力率改善部を制御する制御部と、前記スイッチング素子のソース側端部の電流を検出し、その検出結果を前記制御部に送信する検出部と、を備える車載充電器であって、
    前記スイッチング素子のソースとグランドとの間を接続する電流検出抵抗と、
    前記電流検出抵抗の前記ソース側端部と、前記検出部との間に設けられるノイズ除去部と、
    を備える車載充電器。
  2. 前記電流検出抵抗の抵抗値は、前記電流検出抵抗と前記グランドとをつなぐ配線の抵抗値よりも大きい、
    請求項1に記載の車載充電器。
  3. 前記ノイズ除去部は、
    前記ソース側端部と前記検出部との間に設けられるノイズ除去抵抗と、
    前記ノイズ除去抵抗と前記検出部との間と、前記グランドとの間に設けられるノイズ除去コンデンサと、
    を有し、
    前記ノイズ除去コンデンサの一端と、前記一端に接続される前記検出部との間の配線の長さは、前記ノイズ除去コンデンサの他端と、前記他端に接続される前記グランドとの間の配線の長さよりも短い、
    請求項1または請求項2に記載の車載充電器。
  4. 前記電流検出抵抗と前記グランドとの接続点から前記検出部までの配線の長さは、前記電流検出抵抗の前記ソース側端部から前記検出部までの配線の長さ以下である、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の車載充電器。
  5. 前記電流検出抵抗は、シャント抵抗またはカレントトランス抵抗である、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の車載充電器。
  6. 交流電力を全波整流して直流電力に変換し、当該直流電力を前記力率改善部に出力する整流部と、
    前記整流部と前記力率改善部との間に設けられるコンデンサと、
    を備える、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の車載充電器。
  7. 前記電流検出抵抗と前記ノイズ除去部との間に設けられ、前記電流検出抵抗側と前記ノイズ除去部側のインピーダンスを整合させるバッファ部を備える、
    請求項1〜6の何れか1項に記載の車載充電器。
  8. 前記電流検出抵抗と前記ノイズ除去部との間に設けられる差動増幅部を備える、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の車載充電器。
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