JP5070929B2 - 能動フィルタ装置及び電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、電力変換機器に設けるフィルタ装置に関し、特に、スイッチングに起因するコモンモード電流及びEMIノイズが交流系統に流れ出る量を低減するための能動フィルタ装置及び能動フィルタ装置を入力側に設けた電力変換装置に関する。
電力用半導体素子の特性向上に伴い、スイッチング周波数の高周波化を実現できるようになってきた。無停電電源装置や通信用電源装置に代表される電力変換装置は、高速応答や低騒音への要求、フィルタの小型化要求などからPWM制御を用いた高周波スイッチング方式が広く用いられる。
スイッチング周波数の高周波化が進むに連れて、直流リンク部やケーブルを介して、大地に流れる高周波漏れ電流が大きくなってきている。この高周波漏れ電流は、交流系統に流れ込みノイズとなって、交流系統に接続された他の装置に対して悪影響を与え社会的な問題となってきている。例えば、無停電電源装置において特に直流側に大容量の蓄電池をフローティングで接続する場合、長くなった直流ケーブルから大きな高周波漏れ電流が流れる傾向にあり、この高周波漏れ電流が交流系統に流れ込む。
交流系統に流出する高周波漏れ電流を低減する方法として、例えば、特許文献1に記載された能動フィルタ装置が知られている。図6は特許文献1の図17に示す従来のノイズ低減装置及び電力変換装置の構成図である。この電力変換装置は、ノイズフィルタ部51、整流平滑回路部52、電力変換回路部53、漏れ電流検出器54、増幅回路55とを備える。
ノイズフィルタ部51は、電力変換回路部53のスイッチング素子で発生するスイッチングノイズが交流電源56側に流出するのを低減する。整流平滑回路部52は、4つのダイオードD61〜D64からなるブリッジ整流回路と、コンデンサC64とからなる。電力変換回路部53は、インバータ又はスイッチングレギュレータ等を備え、直流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換し、モータ等の負荷R60に供給する。漏れ電流検出器54は、主電源線と検出線をトロイダルコアに貫通させた零相変流器によって構成され、主電源線に流れる漏れ電流を電流の差として検出する。増幅回路55は、漏れ電流検出器54が検出した電流の差を増幅する。
このような構成によれば、モータ等の負荷R60は、対地間容量を有し、負荷R60から漏れた漏れ電流は、負荷R60の対地間容量(図示せず)を介して接地ラインへと流れる。この漏れ電流は、交流電源56、ノイズフィルタ部51、漏れ電流検出器54、電力変換回路部53を経て負荷R60に戻る。
漏れ電流検出器54は、漏れ電流(以下、コモンモード電流と称する。)を主電源線に流れる電流の差として検出し、増幅回路55は、電流の差を増幅し、コモンモード電流を相殺するための補償電流を、低周波分離コンデンサC65を介して接地ラインに供給する。
しかし、図6に示す電力変換装置では、補償電流に対して、検出される漏れ電流が小さいため、主電源線に流れる電流の差を高い増幅率で増幅しなければならない。負荷R60の対地間容量が大きければ大きい程、コンデンサC65を介して接地ラインに流れるコモンモード電流は大きくなる。
しかし、図6に示すフィードバック方式では、増幅回路55の増幅率を大きくすると、位相補償を正確に行わなければ、発振し易くなり、回路の動作が不安定になるという課題を有していた。
そこで、この課題を解決したものとして、図7に示すものがある。図7は特許文献1の図1に示す従来のノイズ低減装置及び電力変換装置の他の一例の構成図である。この電力変換装置は、ノイズフィルタ部101、整流平滑回路部102、電力変換回路部103、ノイズ低減回路部104を備える。
ノイズ低減回路部104は、零相変流器121、増幅回路122、定電圧回路123を備える。零相変流器121は、コアに巻回された主電源線と検出線の巻数比を1:1に設定し、コモンモード電流を検出比1で検出する。検出電流は零相変流器121の検出線に誘起され、増幅回路122は、検出された電流を増幅率1で増幅する。ノイズ低減回路部104は、この電流を補償電流として、コモンモード電流を相殺するためにコモンモード電流とは逆向きに、コンデンサC6を介して接地ラインに供給する。
即ち、コモンモード電流を増幅率が1で検出し、コモンモード電流を増幅率が1で交流系統105に戻すことで、交流系統105に流出するコモンモード電流を低減できる。また、増幅回路122の増幅率が1であるので、発振等は発生しなくなる。さらに、このフィードフォワード方式では、図7と比較して増幅回路122を小型化できる。
特開2003−174777号公報(図1、図17)
しかしながら、零相変流器121(電流トランス)の検出線に対して、主電源線と同じ高周波電流を流すためには、検出線のインピーダンスを主電源線程度まで下げる必要がある。このため、電流トランスが大きくなる。
また、コモンモード電流は直流側主回路と対地間に寄生する容量成分に依存して増加する。無停電電源装置の場合、直流側に蓄電池が接続されて容量成分が大きくなる傾向になる。無停電電源装置のバックアップ時間を延ばすために大容量蓄電池を接続すると、さらに容量成分が増加して非常に大きなコモンモード電流が流れる。この大きなコモンモード電流を処理するために大容量のフィルタ装置が必要になってきている。
本発明は、大きなコモンモード電流を発生する負荷に適した大容量の能動フィルタ装置及び電力変換装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、3つの電源線の内の1つの電源線を接地相とする三相交流電源と前記三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給し且つ筐体に接地端子を有する電力変換装置との間に設けられ、前記電源線に流れるコモンモード電流によるノイズを低減する能動フィルタ装置であって、それぞれに前記電源線と検出線とが挿通され、前記三相交流電源から前記電力変換装置に向かって、検出比が1/Nの第1の電流検出手段、検出比が1/Nの第2の電流検出手段、・・・、検出比が1/Nの第N(N≧2)の電流検出手段の順に配置され、前記コモンモード電流を各電流検出手段の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号をそれぞれ出力するN個の電流検出手段と、前記N個の電流検出手段に対応して設けられ、前記第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第1の増幅手段、前記第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第2の増幅手段、・・・、前記第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第Nの増幅手段からなるN個の増幅手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、3つの電源線の内の1つの電源線を接地相とする三相交流電源と前記三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給し且つ筐体に接地端子を有する電力変換装置との間に設けられ、前記電源線に流れるコモンモード電流によるノイズを低減する能動フィルタ装置であって、それぞれに前記電源線と検出線とが挿通され、前記三相交流電源から前記電力変換装置に向かって、検出比が1/1の第1の電流検出手段、検出比が1/2の第2の電流検出手段、・・・、検出比が1/Nの第N(N≧2)の電流検出手段の順に配置され、前記コモンモード電流を各電流検出手段の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号をそれぞれ出力するN個の電流検出手段と、前記N個の電流検出手段に対応して設けられ、前記第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第1の増幅手段、前記第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して前記第1の電流検出手段と前記第2の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第2の増幅手段、・・・、前記第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して第N−1の電流検出手段と前記第Nの電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第Nの増幅手段からなるN個の増幅手段とを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の能動フィルタ装置において、前記N個の電流検出手段よりも前記三相交流電源側で交流電源電圧を入力し、整流平滑して所定の直流電圧を出力する直流電源を備え、前記直流電源を前記N個の増幅手段の動作電源とすることを特徴とする。
請求項4の発明は、三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給する電力変換装置において、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の能動フィルタ装置を入力側に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、第1の電流検出手段乃至第Nの電流検出手段からなるN個の電流検出手段の各々がコモンモード電流を1/Nの検出比で検出し、第1の増幅手段は、第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して三相交流電源と第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流し、第2の増幅手段は、第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して三相交流電源と第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流し、・・・、第Nの増幅手段は、第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して三相交流電源と第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す。即ち、接地から増幅手段を介して接地相の電源線には、コモンモード電流と同一値の電流が流れるので、交流系統に流出するコモンモード電流を低減できる。このため、大きなコモンモード電流を発生する負荷に適した大容量の能動フィルタ装置及び電力変換装置を提供できる。
また、検出線に主電源線よりも細い(インピーダンスの大きい)電線を採用した場合においても、検出線に発生する電圧効果の影響を受けにくくなり、電流検出手段を小さくすることができる。また、増幅手段の入力インピーダンスも高くできるため、増幅手段も小型になる。
また、1・・・1/N(N≧2)の検出比の順に配置された第1の電流検出手段乃至第Nの電流検出手段からなるN個の電流検出手段の各々がコモンモード電流をそれぞれの検出比1・・・1/N(N≧2)で検出し、第1の増幅手段は、第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して三相交流電源と第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流し、第2の増幅手段は、第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して第1の電流検出手段と第2の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流し、・・・、第Nの増幅手段は、第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して第N−1の電流検出手段と第Nの電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す。例えば、N=3の場合の3個の電流検出手段の検出比は1/1,1/2,1/3となる。第3のフィルタ部でコモンモード電流の1/3を相殺し、第2のフィルタ部で残った2/3(=1−1/3)のコモンモード電流の1/2を相殺し、第1のフィルタ部で残りの1/3(=2/3*(1−1/2)*1/1)のコモンモード電流を相殺する。即ち、接地相の電源線には、コモンモード電流と同一値の電流が流れるので、交流系統に流出するコモンモード電流を低減できる。
以下、本発明の能動フィルタ装置及び電力変換装置の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は実施例1の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。図1において、三相交流電源1と、電力変換装置3と、負荷5と、三相交流電源1及び電力変換装置3間に設けられた能動フィルタ装置7が備えられている。
三相交流電源1には、R相用の電源線1aとS相用の電源線1bとT相用の電源線1cとが接続され、S相用の電源線1bは接地相の電源線であり、接地されている。電力変換装置3の筐体(フレーム)3aは、接地端子Eに接続されて接地されている。電力変換装置3と筐体3aとの間には、構造上いたるところに対地間容量を有するが、これ等をまとめて、電力変換装置3のコンデンサC0の負極と接地端子Eとの間の対地間容量4で示すことにする。
R相用,S相用,T相用電源線1a〜1cは、能動フィルタ装置7の端子R1,S1,T1のそれぞれに接続されている。能動フィルタ装置7は、電流トランス10−1,10−2(電流検出手段)と、NPNからなるトランジスタ11aとPNPからなるトランジスタ11bからなる増幅器11(増幅手段)と、NPNからなるトランジスタ12aとPNPからなるトランジスタ12bからなる増幅器12(増幅手段)と、低周波分離コンデンサC1,C2(コンデンサ)と、直流電源Vc1,Vc2とを有している。
電流トランス10−1,10−2は、トロイダルコアに主電源線であるR相用,S相用,T相用電源線1a〜1cがそれぞれ1T(ターン)巻回される(貫通される)とともに、検出線10a,10bが2T巻回されている。
トランジスタ11aのコレクタは、直流電源Vc1の正極に接続され、トランジスタ11aのベースは、トランジスタ11bのベースと検出線10aの一端と低周波分離コンデンサC1の一端に接続され、低周波分離コンデンサC1の他端は、接地相である電源線1bに接続されている。
トランジスタ11aのエミッタは、トランジスタ11bのエミッタと検出線10aの他端とに接続されている。トランジスタ11bのコレクタは、直流電源Vc1の負極と接地端子Eに接続されている。
トランジスタ12aのコレクタは、直流電源Vc2の正極に接続され、トランジスタ12aのベースは、トランジスタ12bのベースと検出線10bの一端と低周波分離コンデンサC2の一端に接続され、低周波分離コンデンサC2の他端は、接地相である電源線1bに接続されている。
トランジスタ12aのエミッタは、トランジスタ12bのエミッタと検出線10bの他端とに接続されている。トランジスタ12bのコレクタは、直流電源Vc2の負極と接地端子Eに接続されている。
また、電流トランス10−1,10−2を挿通した電源線1a,1b,1cには、それぞれ対応してチョークコイルL1,L2,L3が直列に接続されている。電力変換装置3は、チョークコイルL1,L2,L3と、6個のダイオードD1〜D6と、6個のIGBTからなるスイッチング素子Q1〜Q6と、コンデンサC0とを有する。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との直列回路の両端と、スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との直列回路の両端と、スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との直列回路の両端とは、コンデンサC0の両端及び負荷5の両端に接続されている。
スイッチング素子Q1〜Q6のコレクタ−エミッタ間には、それぞれ対応してダイオードD1〜D6が接続されている。ダイオードD1とダイオードD2との接続点にはチョークコイルL1が接続され、ダイオードD3とダイオードD4との接続点にはチョークコイルL2が接続され、ダイオードD5とダイオードD6との接続点にはチョークコイルL3が接続されている。スイッチング素子Q1〜Q6の各々のゲート端子は、図示しない制御回路に接続され、この制御回路によりスイッチング素子Q1〜Q6のオン/オフが制御され、電力変換装置3は、三相交流電源1から供給された交流電力を所定の直流電力に変換して負荷5に供給するコンバータ(交流直流変換装置)として動作する。
なお、電力変換装置3としては、三相交流電源1から供給された交流電力を所定の交流電力に変換して負荷5に供給するインバータ(交流交流変換装置)を用いても良い。
次に、図1を参照しながら実施例1の能動フィルタ装置の動作を説明する。電流トランス10−1,10−2の各々において、1Tの電源線1a〜1cにコモンモード電流iが流れると、2Tの検出線10a,10bの各々には、コモンモード電流の2分の1の電流i=i/2が流れる。
増幅器11は、検出線10aで検出したコモンモード電流の2分の1の電流i/2を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC1を介して接地相の電源線1bに流す。増幅器12は、検出線10bで検出したコモンモード電流の2分の1の電流i/2を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC2を介して接地相の電源線1bに流す。
従って、接地相の電源線1bには、電力変換装置3が発生するコモンモード電流iと同一値の電流iが流れるので、交流系統(三相交流電源1)に流出するコモンモード電流を低減できる。このため、大きなコモンモード電流を発生する負荷に適した大容量の能動フィルタ装置及び電力変換装置を提供できる。
また、増幅器11,12の1つ当りの増幅器容量を小さくでき、増幅器の負担を軽減できる。また、無停電電源装置で大容量の蓄電池を増設する場合に、無停電電源装置が発生するコモンモード電流が増加した場合でも、増幅器を容易に増設できる。
なお、実施例1では、電流トランス10−1,10−2の電源線1a〜1cと検出線10a,10bとの巻数比を1:2としたが、これに限定されることなく、巻数比は、1:N(N>3)でも良い。この場合、検出線によりコモンモード電流を1/N(N≧3)の検出比で検出するN個の電流トランスと、各電流トランスにより1/Nの検出比で検出されたコモンモード電流を増幅度1で増幅して、コンデンサを介して接地相の電源線と接地との間に流すN個の増幅器とを設ければ良い。このように、電流トランス及び増幅器を多段にできるため、大きなコモンモード電流を発生する負荷に適した大容量の能動フィルタ装置及び電力変換装置を提供できる。
図2は実施例2の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。実施例2の能動フィルタ装置7aは、電流トランス10−3(第1の電流検出手段)と、電流トランス10−4(第2の電流検出手段)と、増幅器11(第1の増幅手段)と、増幅器12(第2の増幅手段)と、低周波分離コンデンサC1(第1のコンデンサ)、低周波分離コンデンサC2(第2のコンデンサ)と、直流電源Vc1,Vc2(増幅器11,12の動作電源)とを有している。低周波分離コンデンサC2の一端は電流トランス10−3の後段の接地相の電源線1bに接続されている。
三相交流電源1から電力変換装置3に向かって、1/1の検出比を有する電流トランス10−3、1/2の検出比を有する電流トランス10−4の順に配置されている。
電流トランス10−3は、主電源線であるR相用,S相用,T相用電源線1a〜1cがそれぞれ1T(ターン)巻回されるとともに、検出線10cが1T巻回され、検出線10cによりコモンモード電流を1/1の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号を出力する。
電流トランス10−4は、主電源線であるR相用,S相用,T相用電源線1a〜1cがそれぞれ1T(ターン)巻回されるとともに、検出線10dが2T巻回され、検出線10dによりコモンモード電流を1/2の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号を出力する。
増幅器11は、電流トランス10−3で検出されたコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC1を介して接地相の電源線1bに流す。増幅器12は、電流トランス10−4で検出されたコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC2を介して接地相の電源線1bに流す。
次に、図2を参照しながら実施例2の能動フィルタ装置の動作を説明する。まず、電流トランス10−4において、1Tの電源線1a〜1cにコモンモード電流iが流れると、2Tの検出線10dには、コモンモード電流の1/2の電流i/2が流れる。増幅器12は、検出線10dで検出されたコモンモード電流の1/2の電流i/2を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC2を介して接地相の電源線1bに流す。このため、第2のフィルタ部(電流トランス10−4と増幅器12と低周波分離コンデンサC2)は、コモンモードノイズ電流の1/2の電流i/2を相殺する。
次に、電流トランス10−3においては、1Tの電源線1a〜1cには、コモンモード電流の1/2(=1−1/2)の電流i/2が流れ、1Tの検出線10cには、電流i/2が流れる。増幅器11は、検出線10cで検出された電流i/2を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC1を介して接地相の電源線1bに流す。このため、第1のフィルタ部(電流トランス10−3と増幅器11と低周波分離コンデンサC1)は、コモンモードノイズ電流の1/2の電流i/2を相殺する。
従って、接地相の電源線1bには、電力変換装置3が発生するコモンモード電流iと同一値の電流iが流れるので、交流系統(三相交流電源1)に流出するコモンモード電流を低減できる。
なお、電流トランス及び増幅器は2個に限定されることなく、N個(N≧2)設けても良い。この場合、三相交流電源のコモンモード電流を検出比1で検出して、増幅度1で三相交流電源の接地相と接地との間に電流を流す第1のフィルタ部と、第1のフィルタ部の後段のコモンモード電流を検出比1/2で検出して、増幅度1で第1のフィルタ部の接地相と接地との間に電流を流す第2のフィルタ部と、以下同様に、第(N−1)のフィルタ部の後段のコモンモード電流を検出比1/Nで検出して、増幅度1で第(N−1)のフィルタ部の接地相と接地との間に電流を流す第Nのフィルタ部と、を設ければ良い。
図3は実施例3の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。図2に示す実施例2の能動フィルタ装置7aは、低周波分離コンデンサC2を電流トランス10−3と電流トランス10−4との間の電源線1bに接続したが、図3に示す実施例3の能動フィルタ装置7bは、低周波分離コンデンサC2の信号線が電流トランス10−3に挿通されて電源線1bに接続した点が異なる。
このような実施例3の能動フィルタ装置7bであっても、実施例2の能動フィルタ装置の効果と同様な効果が得られる。
図4は実施例4の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。実施例4は、実施例2に対して検出線の巻回方向を逆としたものである。図4に示す実施例4の能動フィルタ装置7cにおいて、低周波分離コンデンサC1の一端は、トランジスタ11a,11bのベースと検出線10eの一端に接続され、低周波分離コンデンサC1の他端は、接地されている。検出線10eの他端は、トランジスタ11a,11bのエミッタに接続され、直流電源Vc1の負極とトランジスタ11bのコレクタは接地相の電源線1bに接続されている。直流電源Vc1の正極はトランジスタ11aのコレクタに接続されている。
コンデンサC2の一端は、トランジスタ12a,12bのベースと検出線10fの一端に接続され、コンデンサC2の他端は、接地されている。検出線10fの他端は、トランジスタ12a,12bのエミッタに接続され、直流電源Vc2の負極とトランジスタ12bのコレクタは接地相の電源線1bに接続されている。直流電源Vc2の正極はトランジスタ12aのコレクタに接続されている。
このように構成された実施例4の能動フィルタ装置によれば、コモンモード電流iに対して、増幅器12は、電流トランス10−6により1/2の検出比で検出されたコモンモード電流i/2を増幅度1で増幅して、コンデンサC2を介して接地相の電源線1bと接地との間に流す。
また、増幅器11は、電流トランス10−5により1:1の検出比で検出されたコモンモード電流i/2を増幅度1で増幅して、低周波分離コンデンサC1を介して、電源線1bと接地との間に流す。
従って、接地相の電源線1bには、コモンモード電流と同一値の電流が流れるので、交流系統に流出するコモンモード電流を低減できる。このため、実施例2の効果と同様な効果が得られる。
図5は実施例5の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。実施例5は、実施例1に対して、検出線の巻回方向が逆で且つ動作電源が異なる。
実施例5の能動フィルタ装置7dは、電流トランス10−5よりも三相交流電源1側で交流電源電圧を入力し、整流平滑して所定の直流電圧を出力する直流電源としてのダイオードD7及びコンデンサC5とを設け、この直流電源の直流電圧を増幅器11,12に供給したものである。ダイオードD7のアノードは、R相用の電源線1aに接続され、ダイオードD7のカソードは、トランジスタ11a,12aのコレクタとコンデンサC5の一端に接続されている。コンデンサC5の他端は、接地相の電源線1bとトランジスタ11b,12bのコレクタに接続されている。
このように構成された実施例5の能動フィルタ装置7dによれば、ダイオードD7及びコンデンサC5とにより、R相用の電源線1aと接地相の電源線1bとの間の交流電圧の正電圧を半波整流し平滑して所定の直流電圧を増幅器11,12に出力して、増幅器11,12を動作させる。即ち、三相交流電源1の交流電圧を用いて増幅器11,12を動作させる直流電源を生成できる利点がある。
本発明は、無停電電源装置や通信用電源装置に代表される電力変換装置に利用可能である。
実施例1の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。 実施例2の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。 実施例3の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。 実施例4の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。 実施例5の能動フィルタ装置及び電力変換装置の構成図である。 従来のノイズ低減装置及び電力変換装置の構成図である。 従来のノイズ低減装置及び電力変換装置の他の一例の構成図である。
符号の説明
1 三相交流電源
1a R相用電源線
1b S相用電源線
1c T相用電源線
3 電力変換装置
4 対地間容量
5 負荷
7,7a〜7d 能動フィルタ装置
10−1,10−2,10−3,10−4,10−5,10−6 電流トランス
10a,10b,10c,10d,10e,10f 検出線
11a,11b,12a,12b トランジスタ
C1,C2 低周波分離コンデンサ
C0,C5 コンデンサ
Q1〜Q6 スイッチング素子
Q7 トランジスタ
D1〜D7 ダイオード
L1〜L3 チョークコイル
Vc1,Vc2 直流電源

Claims (4)

  1. 3つの電源線の内の1つの電源線を接地相とする三相交流電源と前記三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給し且つ筐体に接地端子を有する電力変換装置との間に設けられ、前記電源線に流れるコモンモード電流によるノイズを低減する能動フィルタ装置であって、
    それぞれに前記電源線と検出線とが挿通され、前記三相交流電源から前記電力変換装置に向かって、検出比が1/Nの第1の電流検出手段、検出比が1/Nの第2の電流検出手段、・・・、検出比が1/Nの第N(N≧2)の電流検出手段の順に配置され、前記コモンモード電流を各電流検出手段の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号をそれぞれ出力するN個の電流検出手段と、
    前記N個の電流検出手段に対応して設けられ、前記第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第1の増幅手段、前記第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第2の増幅手段、・・・、前記第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第Nの増幅手段からなるN個の増幅手段と、
    を有することを特徴とする能動フィルタ装置。
  2. 3つの電源線の内の1つの電源線を接地相とする三相交流電源と前記三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給し且つ筐体に接地端子を有する電力変換装置との間に設けられ、前記電源線に流れるコモンモード電流によるノイズを低減する能動フィルタ装置であって、
    それぞれに前記電源線と検出線とが挿通され、前記三相交流電源から前記電力変換装置に向かって、検出比が1/1の第1の電流検出手段、検出比が1/2の第2の電流検出手段、・・・、検出比が1/Nの第N(N≧2)の電流検出手段の順に配置され、前記コモンモード電流を各電流検出手段の検出比で検出し、コモンモード電流検出信号をそれぞれ出力するN個の電流検出手段と、
    前記N個の電流検出手段に対応して設けられ、前記第1の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第1のコンデンサを介して前記三相交流電源と前記第1の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第1の増幅手段、前記第2の電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第2のコンデンサを介して前記第1の電流検出手段と前記第2の電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第2の増幅手段、・・・、前記第Nの電流検出手段からのコモンモード電流検出信号を増幅度1で増幅して、第Nのコンデンサを介して第N−1の電流検出手段と前記第Nの電流検出手段との間の接地相の電源線と接地との間に流す第Nの増幅手段からなるN個の増幅手段と、
    を有することを特徴とする能動フィルタ装置。
  3. 前記N個の電流検出手段よりも前記三相交流電源側で交流電源電圧を入力し、整流平滑して所定の直流電圧を出力する直流電源を備え、
    前記直流電源を前記N個の増幅手段の動作電源とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の能動フィルタ装置。
  4. 三相交流電源から供給された交流電力を所定の交流電力又は直流電力に変換して負荷に供給する電力変換装置において、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の能動フィルタ装置を入力側に設けたことを特徴とする電力変換装置。
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