JP2019210980A - 制振装置 - Google Patents

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【課題】摩擦ダンパと粘弾性ダンパとを備えた制振装置の小型化【解決手段】制振装置10は、第1取付プレート21と、第1取付プレート21に対向する第2取付プレート22と、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に配置された制振ユニット101〜104と、摺動材130と、軸力導入部材40を備えている。摺動材130は、第1取付プレート21に制振ユニット101〜104が重ねられた面に重ねられている。軸力導入部材40の軸41は、貫通孔125を通して、第1取付プレート21と第2取付プレート22とに挿通されている。軸力付与部材42は、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に軸力を付与する。【選択図】図2

Description

本発明は、制振装置に関する。
例えば、特許5275230号には、摩擦ダンパと、粘弾性体のせん断変形により減衰力を発生させる粘弾性ダンパとを備えたダンパ装置が提案されている。ここで提案されたダンパ装置では、摩擦摺動により摩擦減衰力を発生する摩擦ダンパは、粘弾性体の剪断変形により減衰力を発生する粘弾性ダンパに積層されている。さらに、粘弾性体の剪断面及び摩擦ダンパの摺動面に直交するとともに、粘弾性体の剪断面及び摩擦ダンパの摺動面が互いに近接する方向に圧力が、載荷部材によって付与されている。圧力支持部材が、粘弾性体内に配置され、粘弾性体に付与される圧力を支持している。また、粘弾性体の剪断方向の移動は、移動制限部によって制限されている。このダンパ装置によれば、圧力支持部材によって粘弾性体に付与される圧力が支持される。このため、積層した粘弾性ダンパ及び摩擦ダンパに大きな締め付け力を加えても、当該締め付け力により生じる粘弾性体の変形が抑制される。また、摩擦ダンパによって安定して大きな摩擦力が得られる。また、粘弾性体の剪断方向の移動を制限する移動制限部が設けられているため、粘弾性体が過大な剪断変形を生じて破損することが防止されるとされている。
特許5275230号
摩擦ダンパと、粘弾性ダンパとを備えた制振装置について、摩擦ダンパと粘弾性ダンパとが効率良く機能し、かつ、装置の小型化を図りたい。
ここで提案される制振装置は、制振ユニットと、第1取付プレートと、第2取付プレートと、摺動材と、軸力導入部材とを備えている。
制振ユニットは、第1プレートと、第1プレートに対向配置された第2プレートと、第1プレートと第2プレートの間に配置され、第1プレートと第2プレートに接着された粘弾性体と、粘弾性体に含まれ、第1プレートと前記第2プレートの間に挟まれ、第1プレートと第2プレートの間隔を保つように分散して配置された複数の球体とを備えている。第1プレートと粘弾性体と前記第2プレートとには、貫通孔が形成されている。
第1取付プレートは、制振ユニットの第1プレートに重ねられ、かつ、第1プレートが重ねられた部位から一方向にはみ出ている。第1取付プレートは、当該はみ出た部位に第1取付部を有している。第2取付プレートは、制振ユニットの第2プレートに重ねられ、かつ、第2プレートが重ねられた部位から一方向に沿って第1取付プレートが第1プレートからはみ出た方向とは反対方向にはみ出ている。第2取付プレートは、当該はみ出た部位に第2取付部を有している。摺動材は、第1プレートと第1取付プレートとが重ねられた面、および、第2プレートと第2取付プレートとが重ねられた面のうち少なくとも一方に重ねられている。軸力導入部材は、貫通孔を通して、第1取付プレートと第2取付プレートとに挿通された軸と、軸に取り付けられて第1取付プレートと第2取付プレートとの間に軸力を付与する軸力付与部材とを備えている。
この制振装置によれば、摩擦ダンパと粘弾性ダンパとが効率良く機能し、かつ、装置の小型化が図られる。
図1は、制振装置10の平面図である。 図2は、制振装置10の側面図である。 図3は、制振装置10に組み込まれる制振ユニット101の平面図である。 図4は、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に配置された制振ユニット101の側面図である。
以下、ここで提案される制振装置を図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。各図面は模式的に描かれており、必ずしも実物を反映していない。また、各図面は、一例を示すのみであり、特に言及されない限りにおいて本発明を限定しない。
図1は、制振装置10の平面図である。図2は、制振装置10の側面図である。なお、図1では、第1取付プレート21が取り外された状態が示されている。図3は、制振装置10に組み込まれる制振ユニット101の平面図である。図4は、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に配置された制振ユニット101の側面図である。ここでは、図4では、制振ユニット101について図3のIV−IV線に沿った部分断面図が図示されている。IV−IV線は、図3中の4A−4B−4C−4Dに沿って設定されている。
制振装置10は、図1に示されているように、8つの制振ユニット101〜108と、第1取付プレート21と、第2取付プレート22と、第3取付プレート23と、摺動材130と、軸力導入部材40とを備えている。
制振ユニット101〜108は、それぞれ同じ構成である。ここでは、図3および図4に基づいて制振ユニット101を説明する。
制振ユニット101は、図3および図4に示されているように、第1プレート121と、第2プレート122と、粘弾性体123と、複数の球体124とを備えている。
第1プレート121は、所要の剛性を有するプレート状の部材である。この実施形態では、正方形のプレートである。第2プレート122は、所要の剛性を有するプレート状の部材であり、第1プレート121に対向配置されている。この実施形態では、第2プレート122は、第1プレート121と同形状のプレート状である。
粘弾性体123は、第1プレート121と第2プレート122の間に配置され、第1プレート121と第2プレート122に接着されている。この実施形態では、粘弾性体123は、矩形の板状の部材である。粘弾性体123には、せん断変形に応じて所要の減衰力を発生する材料が用いられている。ここでは、粘弾性体123には、第1プレート121と第2プレート122とのせん断変位に応じてせん断変形が繰り返し入力される。この時、粘弾性体123は、せん断変形に応じて描かれるヒステリシスループに応じたエネルギーを吸収しうる。粘弾性体123に用いられる材料としては、スチレン系、ウレタン系、アクリル系、イソブチレン系、シリコン系、ジエン系、イソプレン系などのエラストマーが好適である。特に、温度依存性の少ない材料がより好ましく、いわゆる高減衰ゴムと称されるゴム材料などが採用されうる。
複数の球体124は、粘弾性体123に含まれており、第1プレート121と第2プレート122の間隔を保つように分散されている。この実施形態では、球体124の直径は、粘弾性体123の厚さと概ね同じである。球体124は、所要の剛性を有しており、第1プレート121と第2プレート122の間に挟まれている。この実施形態では、複数の球体124は、矩形の粘弾性体123に設定された格子交点に1つずつ配置されている。球体124は、それぞれ第1プレート121と第2プレート122の間に挟まれて第1プレート121と第2プレート122とを支持し、第1プレート121と第2プレート122の間隔を保っている。このため、第1プレート121と第2プレート122に挟まれた粘弾性体123は、第1プレート121と第2プレート122とから過大な圧縮力を受けず、厚さが維持される。球体124は、第1プレート121と第2プレート122との間で粘弾性体123が成形される際に、粘弾性体123の予め定められた位置に含められているとよい。
この実施形態では、複数の球体124は、それぞれ鋼球である。複数の球体124は、それぞれ鋼球であるから、粘弾性体123が加硫される際にも形状が確実に維持される。なお、複数の球体124は、鋼球、ガラス球、プラスチック球およびセラミックス球の中から選択された球体でありうる。複数の球体124は、所要の硬度や強度や、粘弾性体123が加硫される際に耐えうる程度の耐熱性や耐薬品性を有するものが採用されるとよい。ここで、鋼球には、軸受用鋼球やステンレス鋼球、炭素鋼球、真鍮球、タングステンカーバイド球などが挙げられる。
第1プレート121と粘弾性体123と第2プレート122とには、貫通孔125が形成されている。この実施形態では、貫通孔125は、粘弾性体123が接着された矩形の領域の四隅にそれぞれ形成されている。貫通孔125を通して軸力導入部材40が取り付けられる。貫通孔125は、後述するが所要の大きさで形成されているとよい。
制振ユニット101〜104は、図1および図2に示されているように、第1取付プレート21と、第1取付プレート21に対向した第2取付プレート22との間に配置されている。制振ユニット105〜108は、第1取付プレート21とは反対側で第2取付プレート22に対向した第3取付プレート23と第2取付プレート22との間に配置されている。
ここで、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間では、制振ユニット101〜104の第1プレート121に第1取付プレート21が重ねられている。この実施形態では、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に、4つの制振ユニット101〜104が並べられ、それぞれ第1プレート121が第1取付プレート21に重ねられている。この実施形態では、第1取付プレート21と第2取付プレート22とが対向する略正方形の領域を、4つの正方形の領域にさらに分割し、分割された正方形の領域に制振ユニットが1つずつ配置されている。第1取付プレート21は、4つの制振ユニット101〜104の第1プレート121が重ねられた部位から一方向にはみ出ている。さらに、4つの制振ユニット101〜104の第1プレート121が重ねられた部位から一方向にはみ出た部位には、第1取付部21aが設けられている。
第2取付プレート22は、4つの制振ユニット101〜104の第2プレート122に重ねられている。第2取付プレート22は、4つの制振ユニット101〜104の第2プレート122が重ねられた部位から一方向に沿って第1取付プレート21が第1プレート121からはみ出た方向とは反対方向にはみ出ている。さらに4つの制振ユニット101〜104の第2プレート122が重ねられた部位から一方にはみ出た部位には第2取付部22aを有している。
この実施形態では、さらに第2取付プレート22と第3取付プレート23との間に制振ユニット105〜108が配置されている。また、この実施形態では、第2取付プレート22と第3取付プレート23との間に、4つの制振ユニット105〜108が並べられている。4つの制振ユニット105〜108は、第2取付プレート22に4つの制振ユニット101〜104が配置された位置の裏側に配置されている。この実施形態では、制振ユニット105〜108の第1プレート121は、第3取付プレート23に重ねられている。制振ユニット105〜108の第2プレート122は、第2取付プレート22に重ねられている。第2取付プレート22の裏側に配置される制振ユニット105〜108の位置は、図1において括弧内に符号付して表されている。
第3取付プレート23は、4つの制振ユニット105〜108の第1プレート121が重ねられた部位から一方向にはみ出ている。さらに、4つの制振ユニット105〜108の第1プレート121が重ねられた部位から一方向にはみ出た部位には、第3取付部23aが設けられている。換言すると、第3取付プレート23は、第1取付プレート21と同じ方向にはみ出ている。そして、第1取付プレート21の第1取付部21aと第3取付部23aとが対向している。
摺動材130は、図4に示されているように、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間では、制振ユニット101〜104の第1プレート121と第1取付プレート21とが重ねられた面に重ねられている。この実施形態では、摺動材130は、第1プレート121に取り付けられている。
また、摺動材130は、第2取付プレート22と第3取付プレート23との間では、制振ユニット101〜104の第1プレート121と第3取付プレート23とが重ねられた面に重ねられている。この実施形態では、摺動材130は、第1プレート121に取り付けられている。
ここで摺動材130には、摩擦係数が低い材料が選定されるとよい。摺動材130には、例えば、フッ素系樹脂が用いられているとよい。
軸力導入部材40は、図2に示されているように、軸41と、軸力付与部材42とを備えている。軸41は、貫通孔125を通して、第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23とに挿通されている。軸力付与部材42は、軸41に取り付けられて第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23との間に軸力を付与する部材である。
この実施形態では、軸41は、一端にねじ溝が形成されたボルトである。軸力付与部材42は、当該軸41の一端のねじ溝に取り付けられるナットである。この実施形態では、軸力付与部材42には、いわゆるダブルナットが用いられている。かかる軸力導入部材40によって、摺動材130に所要の圧力が作用する。また、摺動材130に作用する圧力が調整されることによって、摺動材130と接触する相手材との間に所要の摩擦力が作用する。また、粘弾性体123に複数の球体124が分散して配置されている。軸力導入部材40によって摺動材130に作用する圧力が高くなっても、粘弾性体123がつぶれない。
この制振装置10は、図1および図2に示されているように、建物の対向する構造材A1,A2の間に設置される。第1取付プレート21に設けられた第1取付部21aと第3取付プレート23に設けられた第3取付部23aとが、一方の構造材A1に取り付けられる。
建物の対向する構造材A1,A2の間に、第1取付プレート21と第2取付プレート22に沿った相対的な変位が生じると、変位に応じて粘弾性体123に変形が生じる。この際、粘弾性体123から受ける反力が摺動材130に作用している摩擦力よりも小さい場合には、摺動材130に滑りは生じない。これに対して、第1取付プレート21と第2取付プレート22に沿った相対的な変位が大きくなるにつれて、粘弾性体123の変形が大きくなり、粘弾性体123から受ける反力が大きくなる。粘弾性体123から受ける反力が摺動材130に作用している摩擦力よりも大きくなると、摺動材130に滑りが生じる。また、第1取付プレート21と第2取付プレート22とが変位する方向が逆転するときは、まず粘弾性体123の変形が戻る。そして、逆転した変位方向に粘弾性体123の変形が大きくなり、粘弾性体123から受ける反力が大きくなる。粘弾性体123から受ける反力が摺動材130に作用している摩擦力よりも大きくなると、摺動材130に滑りが生じる。
この制振装置10は、摺動材130に低摩擦係数の材料が用いられている。このため、粘弾性体123の変形が小さく抑えられる。また、摺動材130が滑る際に生じる発熱が小さく抑え、粘弾性体123の性能が高く維持されやすい。このため、地震時に繰り返し入力される変位に対して性能が維持されやすい。そして、第1取付プレート21と第2取付プレート22との変位が小さいときに、摺動材130が動き始める。このように、粘弾性体123のせん断変形を伴う粘弾性ダンパと、摺動材130の摺動を伴う摩擦ダンパとが効率良く機能する。かかる観点において、摺動材130として適当な材料が選択されるとよい。なお、この実施形態では、摺動材130にフッ素系樹脂からなるシート材が用いられているが、摺動材130は、フッ素系樹脂からなるシートに限定されない。また、この実施形態では、第1取付プレート21と第2取付プレート22を貫通するように、軸力導入部材40の軸41が取り付けられており、粘弾性ダンパを構成する部位と、摩擦ダンパを構成する部位が重ねられている。このため、装置がコンパクトに纏められている。
また、この実施形態では、第1取付プレート21に対向する側とは反対側において、第2取付プレート22に対向するように配置された第3取付プレート23をさらに備えている。制振ユニット105〜108は、第3取付プレート23と第2取付プレート22との間にさらに配置されている。摺動材130は、第3取付プレート23に制振ユニット105〜108が重ねられた面、および、第2取付プレート22に前記制振ユニットが重ねられた面のうち少なくとも一方(この実施形態では、第3取付プレート23に制振ユニット105〜108が重ねられた面)に重ねられている。さらに、軸力導入部材40の軸41は、制振ユニット101〜108の貫通孔125を通して、第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23とに挿通されている。軸力付与部材42は、さらに第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23との間に軸力を付与するように構成されている。
さらに、この制振装置10では、第1取付プレート21と第2取付プレート22との間に制振ユニット101〜104が複数並べられている、さらに、第2取付プレート22と第3取付プレート23との間に制振ユニット105〜108が複数並べられている。これらの制振ユニットが共通部品である。このため、制振ユニット101〜108の共通化によるコスト低減を図りやすい。特に、粘弾性体123の成形や加硫接着を要する制振ユニット101〜108が、第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23とが独立して作製できる。このため、成形装置が大型化せず、設備コストが低く抑えられる。また、軸力導入部材40、制振ユニット101〜108および摺動材130は、第1取付プレート21と第2取付プレート22と第3取付プレート23とから取り外すことができる。このため、大地震などで、軸力導入部材40、制振ユニット101〜108および摺動材130が損傷した場合には、損傷した部品のみの交換ができる。このためメンテナンスや修理費用が安価に抑えられる。
また、この実施形態では、第2取付プレート22の表裏において、制振ユニット101〜108が面対称に配置されている。このため、第1取付プレート21と第3取付プレート23とに対する第2取付プレート22の変位に対して、制振ユニット101〜108からバランス良く反力が作用する。
以上、ここで提案される制振装置について、種々説明したが、ここで提案される制振装置は、特に言及されない限りにおいて、上述した実施形態に限定されない。
10 制振装置
21 第1取付プレート
21a 第1取付部
22 第2取付プレート
22a 第2取付部
23 第3取付プレート
23a 第3取付部
40 軸力導入部材
41 軸
42 軸力付与部材
101〜108 制振ユニット
121 第1プレート
122 第2プレート
123 粘弾性体
124 球体
125 貫通孔
130 摺動材
A1,A2 構造材

Claims (7)

  1. 制振ユニットと、
    第1取付プレートと、
    第2取付プレートと、
    摺動材と、
    軸力導入部材と
    を備え、
    制振ユニットは、
    第1プレートと、
    前記第1プレートに対向配置された第2プレートと、
    前記第1プレートと前記第2プレートの間に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートに接着された粘弾性体と、
    前記粘弾性体に含まれ、前記第1プレートと前記第2プレートの間隔を保つように分散された複数の球体と
    を備え、
    前記第1プレートと前記粘弾性体と前記第2プレートとには、貫通孔が形成されており、
    前記第1取付プレートは、
    前記制振ユニットの前記第1プレートに重ねられ、かつ、前記第1プレートが重ねられた部位から一方向にはみ出ており、
    当該はみ出た部位に第1取付部を有し、
    前記第2取付プレートは、
    前記制振ユニットの前記第2プレートに重ねられ、かつ、前記第2プレートが重ねられた部位から前記一方向に沿って前記第1取付プレートが前記第1プレートからはみ出た方向とは反対方向にはみ出ており、
    当該はみ出た部位に第2取付部を有し、
    前記摺動材は、
    前記第1プレートと前記第1取付プレートとが重ねられた面、および、前記第2プレートと前記第2取付プレートとが重ねられた面のうち少なくとも一方に重ねられており、
    前記軸力導入部材は、
    前記貫通孔を通して、前記第1取付プレートと前記第2取付プレートとに挿通された軸と、
    前記軸に取り付けられて前記第1取付プレートと前記第2取付プレートとの間に軸力を付与する軸力付与部材と
    を備えた、
    制振装置。
  2. 前記第1取付プレートと前記第2取付プレートとの間に制振ユニットが複数並べられている、請求項1に記載された制振装置。
  3. 前記第1取付プレートに対向する側とは反対側において、前記第2取付プレートに対向するように配置された第3取付プレートをさらに備え、
    前記制振ユニットは、
    前記第3取付プレートと前記第2取付プレートとの間にさらに配置されており、
    前記摺動材は、
    前記第3取付プレートに前記制振ユニットが重ねられた面、および、前記第2取付プレートに前記制振ユニットが重ねられた面のうち少なくとも一方に重ねられており、
    前記軸力導入部材の前記軸は、
    前記貫通孔を通して、前記第1取付プレートと前記第2取付プレートと前記第3取付プレートとに挿通されており、
    前記軸力付与部材は、さらに前記第1取付プレートと前記第2取付プレートと前記第3取付プレートとの間に軸力を付与する、請求項1または2に記載された制振装置。
  4. 前記第3取付プレートと前記第2取付プレートとの間に制振ユニットが複数並べられている、請求項3に記載された制振装置。
  5. 前記第2取付プレートの表裏において、制振ユニットが面対称に配置されている、請求項3または4に記載された制振装置。
  6. 前記制振ユニットが共通部品である、請求項2から5までの何れか一項に記載された制振装置。
  7. 前記球体は、鋼球、ガラス球、プラスチック球およびセラミックス球の中から選択された球体である、請求項1から6までの何れか一項に記載された制振装置。
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