JP2019210616A - 水抜き孔用キャップおよび基礎構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
1.基礎構造体1の構成
本実施形態に係る基礎構造体1の構成について、図1を用いて説明する。
基礎構造体1における立ち上がり基礎3の水抜き孔3aと土間コンクリート層4とについて、図2を用いて説明する。図2は、立ち上がり基礎3および土間コンクリート層4を水抜き孔3aの中心軸Ax3aを通りZ方向(鉛直方向)に沿う面(基準面に相当)で切り取った模式断面図である。
キャップ6の構造について、図3から図5を用いて説明する。図3は、キャップ6の構造を示す模式斜視図であり、図4(a)は、キャップ6の構造を示す模式正面図であり、図4(b)は、キャップ6の構造を示す模式側面図であり、図5は、キャップ6の構造を示す模式平面図である。
水抜き孔3aへのキャップ6の係止について、図6および図7を用いて説明する。図6は、水抜き孔3aにキャップ6を挿入・係止し、水抜き孔3aをキャップ6で塞いだ状態を示す模式正面図であり、図7は、図6のVII−VII断面を示す模式断面図である。
上記のように水抜き孔3aに対してキャップ6を係止した後に実施する、防蟻ペースト層7の形成について、図8および図9を用いて説明する。図8は、水抜き孔3aの開口をキャップ6で塞いだ状態で、防蟻ペースト層7を形成した状態での基礎構造体1を示す模式正面図であり、図9は、図8のIX−IX断面を示す模式断面図である。
変形例に係る水抜き孔用キャップ(以下では、単に「キャップ」と記載する。)16の構造について、図10を用いて説明する。図10は、変形例に係るキャップ16の構造を示す模式斜視図である。
上記実施形態および上記変形例では、キャップ6,16の構成材料については特に言及しなかったが、種々の材料を用いることができる。例えば、樹脂材料(PP、PE、PETなど)や金属材料(ステンレス、アルミニウム合金、メッキ鋼板など)などを用いることができる。
2 布基礎
3 立ち上がり基礎
3a 水抜き孔
4 土間コンクリート層(底面基礎)
5 筒体
5a 筒体内周面(水抜き孔内周面)
6,16 水抜き孔用キャップ
6a,16a 蓋部
6b,6c,6d,6e,16b,16c,16d,16e 挿入片(係止部)
6g,16g 下端面
6h,16h 溝部
Claims (11)
- 立ち上がり基礎に設けられた水抜き孔を塞ぐ水抜き孔用キャップであって、
前記立ち上がり基礎は、上向きに立設されているとともに、上側からの平面視で、所定領域の周囲に設けられており、
前記水抜き孔は、前記立ち上がり基礎をその厚み方向に貫通するように設けられており、
前記立ち上がり基礎には、前記所定領域の底面を構成するように上面が広がる底面基礎が接合されており、
前記底面基礎の前記上面は、前記水抜き孔における前記所定領域の側の開口部に対して、前記水抜き孔における内周面の下端レベルと同じか、または該下端レベルよりも高い位置にあり、
該水抜き孔用キャップは、
前記水抜き孔における前記所定領域の側の開口部を塞ぐ板状の蓋部と、
前記蓋部における前記所定領域とは反対側の裏面に設けられ、前記水抜き孔に挿入されることで、当該水抜き孔用キャップを前記立ち上がり基礎に係止する係止部と、
を備え、
前記蓋部の下端面は、前記底面基礎の前記上面に当接または近接するように平面状に形成されている、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項1に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記蓋部は、前記所定領域の側のオモテ面および前記裏面の少なくとも一方の面の下部に、当該蓋部の前記下端面に沿うように形成された1条または複数条の溝部を有する、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項1または請求項2に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記係止部は、前記水抜き孔への挿入に伴い弾性変形をしながら該水抜き孔の内周面に対して密に当接する複数の挿入片を有する、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項3に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記複数の挿入片には、前記挿入の後の弾性変形した状態において、前記水抜き孔の前記内周面に対して上向きに押し付けられる第1挿入片と、前記水抜き孔の前記内周面に対して下向きに押し付けられる第2挿入片と、が含まれている、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項4に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記複数の挿入片には、前記挿入の後の弾性変形した状態において、前記水抜き孔の前記内周面に対して上向きに押し付けられる第3挿入片と、前記水抜き孔の前記内周面に対して下向きに押し付けられる第4挿入片と、がさらに含まれており、
前記第3挿入片は前記第1挿入片に対して水平方向に離間して設けられ、
前記第4挿入片は前記第2挿入片に対して水平方向に離間して設けられている、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項5に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記第1挿入片、前記第2挿入片、前記第3挿入片、および前記第4挿入片のそれぞれは、前記水抜き孔の前記内周面に対して線接触または面接触するように平面状に形成された平面部を有する、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項5または請求項6に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記水抜き孔の中心軸を通り、且つ、鉛直面と平行な基準面を仮定する場合に、
前記第1挿入片と前記第2挿入片とは、前記基準面から水平方向の一方側に離間した位置において、前記基準面と平行な第1仮想面上で上下に並ぶように配置され、
前記第3挿入片と前記第4挿入片とは、前記基準面から水平方向の他方側に離間した位置において、前記基準面と平行な第2仮想面上で上下に並ぶように配置されている、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項7に記載の水抜き孔用キャップにおいて、
水平方向における前記基準面から前記第1仮想面までの距離と、水平方向における前記基準面から前記第2仮想面までの距離と、は同じである、
水抜き孔用キャップ。 - 請求項1から請求項8の何れかに記載の水抜き孔用キャップにおいて、
前記蓋部における前記所定領域の側のオモテ面の上部から、前記所定領域の側に突出する庇部をさらに有する、
水抜き孔用キャップ。 - 上向きに立設されているとともに、上側からの平面視で、所定領域の周囲に設けられ、且つ、厚み方向に貫通する水抜き孔を有する立ち上がり基礎と、
前記所定領域の底面を構成するように上面が広がり、前記立ち上がり基礎に接合された底面基礎と、
前記水抜き孔を塞ぐ水抜き孔用キャップと、
を備え、
前記底面基礎における前記上面は、前記水抜き孔における前記所定領域の側の開口部に対して、前記水抜き孔における内周面の下端レベルと同じか、または該下端レベルよりも高い位置にあり、
前記水抜き孔用キャップとして、請求項1から請求項8の何れかの水抜き孔用キャップが用いられている、
基礎構造体。 - 上向きに立設されているとともに、上側からの平面視で、所定領域の周囲に設けられ、且つ、厚み方向に貫通する水抜き孔を有する立ち上がり基礎と、
前記所定領域の底面を構成するように上面が広がり、前記立ち上がり基礎に接合された底面基礎と、
前記水抜き孔を塞ぐ水抜き孔用キャップと、
前記水抜き孔用キャップにおける前記蓋部の外縁と、前記立ち上がり基礎における前記所定領域の側の内側面と、の間を塞ぐように塗布形成され、防蟻薬剤が混入された防蟻ペースト層と、
を備え、
前記底面基礎における前記上面は、前記水抜き孔における前記所定領域の側の開口部に対して、前記水抜き孔における内周面の下端レベルと同じか、または該下端レベルよりも高い位置にあり、
前記水抜き孔用キャップとして、請求項9の水抜き孔用キャップが用いられている、
基礎構造体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020066941A (ja) * | 2018-10-25 | 2020-04-30 | 吉川化成株式会社 | 基礎の水抜き栓 |
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2018
- 2018-05-31 JP JP2018104940A patent/JP7051588B2/ja active Active
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