JP2019210419A - 粘着剤組成物及び硬化物 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な粘着力を有し、かつ、紫外線による着色が抑制され、透明性を維持できる硬化物を、生産性を損なうことなく製造できる粘着剤組成物を提供すること。【解決手段】(A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤を含有し、前記(B)モノマが、下記式(1)で表されるモノマを含む、粘着剤組成物。[式中、Xは、炭素数10〜20の2価の炭化水素基を表し、Rは、水素原子又はヒドロキシル基を表す。]【選択図】なし

Description

本発明の実施形態は、粘着剤組成物及び硬化物に関する。
粘着フィルムは、基材同士を貼り合せる際に、屋内又は屋外の様々な場所で使用されている。粘着フィルムは、基材同士を貼り合せる際、光の透過を損ねないように、透明性が必要となることがある。このような粘着フィルムとしては、例えば、特許文献1に記載の粘着フィルムが挙げられる。
特開2009−24098号公報 特開2016−190972号公報
近年、上記のような粘着フィルムは、屋外で使用されることも多く、太陽光等の紫外線が含まれる電磁波に晒されやすい。そのため、粘着フィルムは、紫外線の照射により劣化し、黄変する懸念があり、耐候性に優れた粘着フィルムが必要とされている。
このような問題を解決する方法として、粘着フィルムを構成する粘着剤組成物に、紫外線吸収剤を添加する方法が考えられる。しかし、紫外線吸収剤を添加した紫外線硬化型の粘着剤組成物に紫外線を照射すると、紫外線は紫外線吸収剤に吸収され、樹脂組成物の硬化反応が阻害され、生産性が低下したり、光学用途として必要な特性が得られなくなったりするという問題がある。
そこで、特許文献2は、(メタ)アクリル酸エステル重合体と、熱架橋剤と、紫外線吸収剤とを含有する粘着剤組成物を、熱硬化してなる粘着フィルムについて開示している。しかし、熱硬化する粘着剤組成物では、硬化時間及び養生時間が長く、フィルムの作製に多くの時間を要する。
本発明の実施形態は、上記を鑑み、十分な粘着力を有し、かつ、紫外線による着色が抑制され、透明性を維持できる硬化物を、生産性を損なうことなく製造できる粘着剤組成物を提供することを目的とする。また、本発明の実施形態は、生産性に優れ、十分な粘着力を有し、かつ、紫外線による着色が抑制され、透明性を維持できる硬化物を提供することを目的とする。
本発明者らは、検討の結果、粘着剤組成物が特定の構造のモノマを含有する場合、良好な粘着力を維持しつつ、優れた耐候性を有する硬化物が効率よく得られることを見出した。
本発明は、上記知見に基づくものであり、以下の実施形態を含む。本発明は以下の実施形態に限定されない。
[1](A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤を含有し、
前記(B)モノマが、下記式(1)で表されるモノマを含む、粘着剤組成物。
Figure 2019210419
[式中、Xは炭素数10〜20の2価の炭化水素基を表し、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又はヒドロキシル基を表す。]
[2](A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤の合計100質量部に対して、(A)(メタ)アクリル重合体15〜70質量部、(B)モノマ15〜75質量部、(C)架橋剤0.01〜20質量部、及び(D)光重合開始剤0.005〜5質量部を含有する、前記[1]に記載の粘着剤組成物。
[3]前記[1]又は[2]に記載の粘着剤組成物の硬化物。
本発明の実施形態によれば、十分な粘着力を有し、かつ、紫外線による着色が抑制され、透明性を維持できる硬化物を、生産性を損なうことなく製造できる粘着剤組成物を提供することができる。また、本発明の実施形態によれば、生産性に優れ、十分な粘着力を有し、かつ、紫外線による着色が抑制され、透明性を維持できる硬化物を提供することができる。
<粘着剤組成物>
本発明の一実施形態である粘着剤組成物は、(A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤を含有する。(B)モノマは、後述する式(1)で表されるモノマを含有する。(A)〜(D)成分は、それぞれ、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
[(A)(メタ)アクリル重合体]
(A)(メタ)アクリル重合体は、(メタ)アクリル単量体を含む単量体を重合することにより得られる。
単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体;(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、無水フマル酸等のカルボキシ基含有単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のヒドロキシル基含有単量体などが挙げられる。単量体は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。後述する(C)架橋剤と反応し得る基を導入するという観点から、単量体として、少なくとも、カルボキシ基含有単量体及び/又はヒドロキシル基含有単量体を用いることが好ましく、少なくともヒドロキシル基含有単量体を用いることがより好ましい。
なお、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」及び「メタクリル」の総称であり、「(メタ)アクリレート」とは、「アクリレート」及び「メタクリレート」の総称である。
(メタ)アクリル単量体を含む単量体を重合する際には、例えば、溶液重合法を適用することができる。その際に使用される溶媒としては、酢酸エチル、トルエン、ヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。また、溶液重合法以外の方法、具体的には、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等で重合しても構わない。
(A)(メタ)アクリル重合体の含有量は、(A)〜(D)成分の合計100質量部を基準として、15〜70質量部が好ましく、20〜60質量部がより好ましく、30〜50質量部が更に好ましい。15質量部以上であると、取扱い性に優れた適度な粘度を持つ粘着剤組成物が得られる傾向がある。一方、70質量部以下であると、粘着剤組成物が高粘度になり過ぎずに良好な塗工性が得られる傾向がある。
[(B)モノマ]
粘着剤組成物に(B)モノマを含有させることによって、粘着剤組成物の粘度を低く調整することができ、良好な塗工性を得ることができる。(B)モノマは1官能のモノマである。(B)モノマとしては、炭素−炭素不飽和二重結合を有するモノマを使用することが好ましく、(メタ)アクリルモノマと、(メタ)アクリルモノマ以外のビニルモノマとが挙げられ、(メタ)アクリルモノマを使用することが好ましい。また、(B)モノマとしては、粘着剤組成物に汎用されているアクリロイルモルホリン、ジメチルアクリルアミド等の窒素原子を含むモノマ(「N含有モノマ」ともいう。)と、窒素原子を含まないモノマ(N非含有モノマ)とが挙げられ、N非含有モノマを使用することが好ましい。(B)モノマは、下記式(1)で表されるモノマを少なくとも含む。
Figure 2019210419
式中、Xは炭素数10〜20の2価の炭化水素基を表し、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又はヒドロキシル基を表す。Rは水素原子であることが好ましい。Rは水素原子であることが好ましい。
炭化水素基は、飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基、飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基、又はこれらを組み合わせた基であることが好ましく、着色の高い抑制効果が得られる傾向があることから、飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基がより好ましい。飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基は、直鎖状又は分岐状の基であってよく、分岐状の基であることが好ましく、分岐状の飽和脂肪族炭化水素基であることがより好ましい。炭化水素基の炭素数は、10〜20であり、12〜20が好ましく、16〜20がより好ましい。
式(1)で表されるモノマとして、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。中でも、イソステアリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、又はジシクロペンテニル(メタ)アクリレートが好ましく、イソステアリル(メタ)アクリレートがより好ましい。
式(1)で表されるモノマ以外のN非含有モノマとして、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;
シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘプチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル:
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有(メタ)アクリル酸エステル;
スチレン、酢酸ビニル等のビニル化合物、などが挙げられる。
(B)モノマは、(A)(メタ)アクリル重合体との相溶性、又は、凝集性等の所望とする硬化物の物性に応じて適宜選択することが好ましい。
(B)モノマの含有量は、(A)〜(D)成分の合計100質量部を基準として、15〜75質量部が好ましく、30〜70質量部がより好ましく、40〜60質量部が更に好ましい。15質量部以上であると、粘着剤組成物が高粘度となり過ぎずに良好な塗工性が得られる傾向がある。一方、75質量部以下であると、粘着剤組成物が低粘度になり過ぎることがなく、良好な塗工性が得られる傾向がある。
(B)モノマ中の式(1)で表されるモノマの含有量は、(B)成分の合計質量を基準として、5質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、30質量%以上が更に好ましい。5質量%以上であると、優れた粘着力及び耐候性が得られやすい傾向がある。一方、上限は100質量%であってもよく、又は、式(1)で表されるモノマ以外のモノマを含有させる場合は、例えば、85質量%以下、70質量%以下、若しくは50質量%以下にしてもよい。
(B)モノマ中のN非含有モノマの含有量は、(B)モノマの合計質量を基準として、75質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましく、95質量%以上が更に好ましい。75質量%以上であると、粘着剤組成物の硬化物の経時による着色を十分に抑制できる傾向がある。詳細な理由は明らかではないが、N含有モノマを含む粘着剤組成物の硬化物が経時により黄変しやすい傾向がある。その理由は、硬化物が紫外線に晒されることにより、(メタ)アクリル重合体の劣化が促されるためであると推測される。したがって、着色防止の高い効果を得るという観点からは、(B)モノマはN含有モノマを含有しないことが好ましい。すなわち、(B)モノマ中のN非含有モノマの含有量は100質量%であることが好ましい。
(B)モノマとして(メタ)アクリル酸アルキルエステルを併用する場合、その含有量は、(B)モノマの合計質量を基準として、5〜50質量%が好ましく、15〜45質量%がより好ましく、20〜40質量%が更に好ましい。(メタ)アクリル酸アルキルエステルの併用により、より高い粘着力が得られる傾向がある。
(B)モノマとして水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルを併用する場合、その含有量は、(B)モノマの合計質量を基準として、10〜80質量%が好ましく、15〜60質量%がより好ましく、20〜30質量%が更に好ましい。10質量%以上であると、硬化物の粘着力を十分に高めることができる。80質量%以下であると、良好な耐候性を維持することができる。水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルは、好ましくは水酸基含有(メタ)アクリル酸アルキルエステルである。
好ましい一実施形態によれば、(B)モノマは、式(1)で表されるモノマと水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとを含む。他の好ましい一実施形態によれば、(B)モノマは、式(1)で表されるモノマと(メタ)アクリル酸アルキルエステルと水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとを含む。
[(C)架橋剤]
粘着剤組成物に(C)架橋剤を含有させることによって、硬化物の凝集力の向上、及び、耐熱性の向上が期待できる。架橋剤は、(メタ)アクリル重合体が有する官能基と反応し得る基を分子内に2つ以上有する化合物であればよい。架橋剤は、例えば、(A)(メタ)アクリル重合体がヒドロキシル基含有単量体を含む単量体を反応させて得られた重合体である場合、ヒドロキシル基と反応し得る基を有することが好ましい。架橋剤としては、例えば、(メタ)アクリレート化合物、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合物、金属キレート化合物、メラミン化合物等が挙げられる。これら架橋剤の中でも、(A)(メタ)アクリル重合体がヒドロキシル基を有する場合は、(A)(メタ)アクリル重合体を容易に架橋できることから、(メタ)アクリレート化合物又はイソシアネート化合物が好ましい。
(メタ)アクリレート化合物としては、例えば、ジ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)アクリレート、テトラ(メタ)アクリレート等の多官能(メタ)アクリレート化合物が挙げられる。(メタ)アクリレート化合物として、2〜4官能の芳香族ウレタンアクリレートを好ましく使用できる。2官能の芳香族ウレタン(メタ)アクリレートが特に好ましい。
イソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の多官能イソシアネート化合物が挙げられる。
(C)架橋剤の含有量は、所望とする粘着物性に応じて適宜選択することができる。(C)架橋剤の含有量は、(A)〜(D)成分の合計100質量部を基準として、0.01〜20質量部が好ましく、1〜15質量部がより好ましく、2〜10質量部が更に好ましい。0.01質量部以上であると凝集力の向上効果が得られやすい傾向がある。一方、20質量部以下であると粘着力及びタックを維持しやすい傾向がある。
[(D)光重合開始剤]
光重合開始剤としては、例えば、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−トリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノプロパン−1等のアセトフェノン系光開始剤;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のベンゾイン系光開始剤;ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系光開始剤;チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、2,4−ジメチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジクロロチオキサンソン、2,4−ジエチルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系光開始剤などが挙げられる。
(D)光重合開始剤の含有量は、吸光係数等に応じて適宜調整すればよい。(D)光重合開始剤の含有量は、(A)〜(D)成分の合計100質量部を基準として、0.005〜5質量部が好ましく、0.01〜4質量部がより好ましく、0.1〜3質量部が更に好ましい。0.005質量部以上であると光重合反応が進行しやすくなる傾向がある。5質量部以下であると粘着剤組成物の硬化物の弾性率が低下しにくくなる傾向がある。
[その他の成分]
粘着剤組成物には、必要に応じて上記の(A)〜(D)成分とは別の各種添加剤を含有させてもよい。含有可能な各種添加剤としては、例えば、粘着剤組成物の保存安定性を高める目的で添加するパラメトキシフェノール等の重合禁止剤;硬化物の耐熱性を高める、又は、着色等の劣化現象を抑制する目的で添加するトリフェニルホスファイト等の酸化防止剤;紫外線等の光に対する硬化物の耐性を高める目的で添加するHALS(Hindered Amine Light Stabilizer)等の光安定化剤;ガラス等に対する粘着剤組成物の密着性を高める目的で添加するシランカップリング剤などが挙げられる。
(酸化防止剤)
酸化防止剤は、特に制限はなく、従来公知の化合物を適宜採用することができる。例を挙げると、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤等の一次酸化防止剤、及び、リン系酸化防止剤、チオール系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤等の二次酸化防止剤がある。酸化防止剤を用いる場合、含有量は、粘着剤組成物100質量部に対して0.1〜1.0質量部が好ましい。
<粘着剤組成物の硬化物>
本発明の一実施形態である硬化物は、上記の粘着剤組成物の硬化物である。硬化物は、粘着剤組成物に、紫外線、電子線、α線、β線等の活性エネルギー線を照射して硬化させることにより製造できる。
硬化物の用途は特に限定されないが、一実施形態として、フィルムの形状に形成した粘着フィルムは、ガラス、プラスチック、及びこれらの複合材から選ばれる被着体を貼り合わせるために極めて有効である。粘着フィルムは、通常の塗工方式又は印刷方式を適用して粘着剤組成物の塗膜を形成し、塗膜を活性エネルギー線の照射により硬化させることで製造できる。
貼り合わせられた被着体を有する部材は、車載用部材、建材、画像表示装置等に用いることができる。例えば、対向する2枚のガラス基材及びそれらの間に粘着フィルムを有する部材において、粘着フィルムは、ガラスが割れたときの飛散防止フィルムとしても機能する。また、対向するガラス基材及びプラスチックフィルムとそれらの間に粘着フィルムを有する部材においても、粘着フィルムは、飛散防止フィルムとしても機能する。
粘着フィルムを基材同士を貼り合せる用途に使用する場合、基材の種類に制限はない。基材としては、ガラス、プラスチック、木材、皮、金属等が挙げられる。基材の組み合わせにも特に制限はない。例えば、ガラス基材とガラス基材、ガラス基材とプラスチックフィルム、プラスチックフィルムとプラスチックフィルム等の貼り合せなどに使用することができる。プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、シクロオレフィンポリマー(COP)、含ノルボルネン樹脂、ポリエーテルスルホン、セロファン、芳香族ポリアミド又はこれらの組み合わせのフィルムが挙げられる。
粘着剤組成物を用いて形成された硬化物は、優れた粘着力及び耐候性を有するため、紫外線が含まれる電磁波に長時間暴露される環境下でも、着色及び透明性の低下が抑制された粘着フィルムとして使用できる。
以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、例中の「部」及び「%」は、特に断らない限りそれぞれ「質量部」及び「質量%」を意味する。
<粘着フィルム(硬化物)の作製>
(実施例1)
[粘着剤組成物用アクリル重合体の調製]
(重合工程)
撹拌機、温度計、還流冷却機、滴下装置、及び窒素導入管を備えたステンレス製の加圧反応装置に、溶媒であるメチルエチルケトン(MEK)を添加し、撹拌した。次に、仕込んだ溶媒に窒素を吹き込みながら溶媒を82℃まで昇温させた後、アクリル単量体である2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)75部及び2−ヒドロキシエチルアクリレート(2HEA)25部と、光重合開始剤であるジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬工業株式会社製「V−601」)0.15部との混合液を2時間かけて均等な滴下量で加えた。全ての混合液を滴下し、1時間保温した後、光重合開始剤「V−601」0.2部をMEKに溶解させた溶液を30分間かけて均等な滴下量で加えた。その後、約1時間保温した後、反応液をMEKで希釈した。次に、光重合開始剤「V−601」の失活工程として、0.3MPa加圧条件下で反応液を125℃まで昇温し、2.5時間保温することで固形分50%のアクリル重合体溶液を得た。
(脱溶工程)
撹拌機、温度計及び空気(Air)吹き込み管、並びに真空ポンプを備えたセパラブルフラスコにアクリル重合体溶液(130部)とイソステアリルアクリレート(ISTA)(35部)(固形分:ISTA=65:35)と3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(BHT)0.06部とを仕込み、Airをバブリングしながら撹拌及び昇温を開始した。50℃まで昇温したところで、真空ポンプにより減圧を開始した。発泡に注意しながらフラスコ内を減圧し、溶媒を留去しつつ反応液が90℃となるまで昇温した。90℃で保温しながら減圧を継続し、2時間後にガスクロマトグラフィーにて反応液内の溶媒残存量が0.02%以下であること確認し、アクリル重合体を得た。
[粘着剤組成物の調製]
アクリル重合体の固形分47部に対して、(B)モノマである4−ヒドロキシブチルアクリレート(4HBA)12部及びISTA35部と、(B)架橋剤(allnex社製「EBECRYL230」、2官能ウレタン(メタ)アクリレート)6部と、(C)光重合開始剤(BASF社製「イルガキュア184」)0.5部とを混合し、粘着剤組成物を得た。
[粘着フィルムの作製]
粘着剤組成物を重剥離セパレータ(中本パックス株式会社製「HTA−75」(フィルム厚み;75μm))と軽剥離セパレータ(中本パックス株式会社製「BD−50」(フィルム厚み;50μm))の2種の剥離セパレータに挟み、100μmのスペーサを用いてローラーで厚さを均一にし、その後、紫外線を照射して硬化させることにより粘着フィルムを作製した。
紫外線照射装置:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション製 コンベヤーUV照射装置「UV SYSTEM CS60」
紫外線ランプ:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション製 メタルハライドランプ
露光条件:照度200mW/cm;積算光量3,000mJ/cm(500mJ/cm×4回)
(実施例2)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA15部、4HBA12部、及びISTA20部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(実施例3)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA15部、4HBA12部、及びイソボルニルアクリレート(IBXA)20部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(実施例4)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA25部、4HBA12部、及びIBXA10部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(実施例5)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA30部、4HBA12部、及びジシクロペンテニルアクリレート5部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(比較例1)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA29部、4HBA3部、及びアクリロイルモルホリン(ACMO)15部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(比較例2)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA29部、4HBA3部、及びジメチルアクリルアミド(DMAA)15部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
(比較例3)
[粘着剤組成物の調製]において、使用する(B)モノマを2EHA44部及び4HBA3部に替えたこと以外は実施例1と同様にして粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用い、実施例1と同様にして粘着フィルムを得た。
<粘着フィルムの評価>
各実施例及び各比較例の粘着フィルムについて着色性、濁度、及びガラスに対する粘着力を以下の方法により測定した。それらの結果を表1に示す。
[着色性(黄色味)の評価]
作製した粘着フィルムを50mm×50mmサイズに切り出した後、片面の剥離セパレータを剥がしガラス基材に貼り合わせた後に、もう一方の面の剥離セパレータを剥がし、試験片とした。色差計(日本電色工業株式会社製「Spectrophotometer SD6000」)で試験片の初期YI値(初期フィルムYI値)を測定した。その後、紫外線照射による試験片の色の変化を促進させるために、試験片に、粘着フィルム側から紫外線を所定の照射量で照射した。次いで、初期YI値測定と同様の方法で粘着フィルムのYI値を確認した。なお、YI値が高いほど黄色味又は濁りが強く、変化が大きいほど粘着フィルムの劣化が進んでいることを示す。すなわち、YI値が低く、変化が小さいほど粘着フィルムの着色及び濁りが抑制されたことを示す。
紫外線照射には下記条件を用いた。
紫外線照射装置:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション製 コンベヤーUV照射装置「UV SYSTEM CS60」
紫外線ランプ:株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション製 高圧水銀ランプ
露光条件:照度100mW/cm、露光時間:60分
[濁度の測定方法]
作製した粘着フィルムを50mm×50mmサイズに切り出した後、片面の剥離セパレータを剥がしてガラス基材に貼付し、2kgのローラーを1往復させることにより圧着した。その後、もう一方の面の剥離セパレータを剥がし、試験片とした。JIS 7136:2000に従い、ヘイズメーター(スガ試験機株式会社製「HGM−2」)を用いて濁度を測定した。
[粘着力(対ガラス180°ピール試験)の測定]
作製した粘着フィルムを100mm×25mmサイズに切り出した後、片面の剥離セパレータを剥がしてガラス基材に貼付し、2kgのローラーを1往復させることにより圧着した。その後、もう一方の面の剥離セパレータを剥がして、粘着フィルム面上に150mm×30mmの易接着PETフィルム(東洋紡株式会社製「A4300」(フィルム厚み:75μm))を貼付し、2kgのローラーを1往復させることにより圧着し、試験片とした。試験片を引っ張り試験機(株式会社島津製作所製「オートグラフ AG−X/R」)に取り付け、剥離速度:300mm/min、測定温度:25℃で180°剥離試験を行い、粘着力を測定した。
Figure 2019210419
表1からわかるように、式(1)で表されるモノマを含有する粘着剤組成物を用いて作製された粘着フィルムは、粘着力を維持しつつ、着色が抑制され、良好な透明性を有していた。

Claims (3)

  1. (A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤を含有し、
    前記(B)モノマが、下記式(1)で表されるモノマを含む、粘着剤組成物。
    Figure 2019210419
    [式中、Xは炭素数10〜20の2価の炭化水素基を表し、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子又はヒドロキシル基を表す。]
  2. (A)(メタ)アクリル重合体、(B)モノマ、(C)架橋剤、及び(D)光重合開始剤の合計100質量部に対して、(A)(メタ)アクリル重合体15〜70質量部、(B)モノマ15〜75質量部、(C)架橋剤0.01〜20質量部、及び(D)光重合開始剤0.005〜5質量部を含有する、請求項1に記載の粘着剤組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の粘着剤組成物の硬化物。
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