JP2019210368A - 蛍光体及びこれを用いた蛍光体含有組成物、並びにこれらを用いた発光装置、照明装置及び画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
<1>M元素、Li、Mg、及びN(但し、M元素は、Eu、Ce、Pr、Sm、Tb、Dy及びYbよりなる群から選ばれる少なくとも1種以上の付活元素である。)を有する結晶相を含む蛍光体であって、前記結晶相は、立方晶系の空間群がF−43mに属する結晶構造を有し、且つ格子定数が下記範囲を満たすことを特徴とする、蛍光体。
4.486〔Å〕≦格子定数a≦5.483〔Å〕
MaLi2-xMgxNy-zOz [1]
(上記式[1]中、a、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0.67≦y−z≦1.1)
MaLi2-xMgxNy-zOzXb [2]
(上記式[2]中、a、b、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0≦b≦0.01
0.67≦y−z≦1.1)
<5>300nm以上480nm以下の波長を有する励起光を照射したときに610〜640nmの範囲内に発光ピーク波長を有し、前記発光ピーク波長の半値幅が1〜20nmであることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれか一項に記載の蛍光体。
<6>前記式中、0<a≦0.01、0≦z≦0.09であることを特徴とする、<2>〜<5>のいずれか一項に記載の蛍光体。
<7>前記X元素の元素量換算の含有割合が、合計で1500ppm以下であることを特徴とする、<3>〜<6>のいずれか一項に記載の蛍光体。
<8><1>〜<7>のいずれか一項に記載の蛍光体を含み、前記蛍光体を総量に対して20質量%以上含有することを特徴とする、
蛍光体含有組成物。
<10><9>に記載の発光装置を備えることを特徴とする、照明装置。
<11><9>に記載の発光装置を備えることを特徴とする、画像表示装置。
本実施形態の蛍光体は、M元素、Li、Mg、及びNを有する結晶相を含む蛍光体であって、前記結晶相は、立方晶系の空間群がF−43mに属する結晶構造を有し、且つ格子定数が下記範囲を満たすことを特徴とするものである。
4.486〔Å〕≦格子定数a≦5.483〔Å〕
(上記式[1]中、a、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0.67≦y−z≦1.1)
(上記式[2]中、a、b、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0≦b≦0.01
0.67≦y−z≦1.1)
[発光色]
本実施形態の蛍光体の発光色は、波長300nm以上480nm以下の近紫外領域〜短波長可視領域の光で励起することができ、化学組成等を調整することにより、緑色、黄緑色、黄色、赤色等、所望の発光色を発光することができる。
本実施形態の蛍光体は、波長300nm以上480nm以下の光で励起した場合における発光スペクトルを測定した際に、以下の特性を有することが好ましい。すなわち、上述の発光スペクトルにおけるピーク波長(発光極大波長)は、610〜640nmの範囲内が好ましく、より好ましくは615〜635nmの範囲内である。発光スペクトルが上記範囲内であると、得られる蛍光体を用いた発光装置において、特殊演色評価数R9の良好な赤色を呈するため、好ましい。
本実施形態の蛍光体は、上述の発光スペクトルにおける発光ピークの半値幅が、1〜20nmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは2〜15nmである。上記範囲内の狭帯域赤色発光であると、液晶表示装置等の発光装置に使用する場合、特殊演色評価数R9の良好な赤色が得られ易く、色再現範囲が広くなる傾向にあるため好ましい。
本実施形態の蛍光体は、通常300nm以上、好ましくは315nm以上、より好ましくは330nm以上、また、通常500nm以下、好ましくは470nm以下、より好ましくは450nm以下、さらに好ましくは420nm以下の波長範囲に励起ピーク(吸収極大波長)を有する。すなわち、本実施形態の蛍光体は、通常、近紫外又は短波長可視領域の光で励起可能である。
本実施形態の蛍光体における結晶系は、立方晶系(Cubic)である。また、本実施形態の蛍光体における空間群は、「International Tables for Crystallography(Third,revised edition),Volume A SPACE−GROUP SYMMETRY」に基づく216番(F−43m)に属するものであることが好ましい。ここで、蛍光体の格子定数及び空間群は、常法にしたがって求めることできる。具体的には、格子定数は、X線回折及び中性子線回折の結果をリートベルト(Rietveld)解析することにより求めることができ、空間群は、電子線回折や単結晶を用いたX線回折構造解析及び中性子線回折構造解析により求めることができる。
本実施形態の蛍光体の製造方法としては、特に制限されないが、例えば、付活元素であるM元素の原料(以下、適宜「M源」と称する場合がある。)、Liの原料(以下、適宜「Li源」と称する場合がある。)、及びMgの原料(以下、適宜「Mg源」と称する場合がある。)、並びに、必要に応じて配合されるX元素の原料(以下、適宜「X源」と称する場合がある。)等の蛍光体原料を混合する工程(混合工程)と、得られた混合物を焼成する工程(焼成工程)とを少なくとも備える方法が好ましく用いられる。なお、以下では例えば、元素Euの原料を「Eu源」、元素Srの原料を「Sr源」等と称することがあり、他の元素についても同様とする。一方、N及びOは、M源、Li源、Mg源、X源等の窒化物や酸化物として供給可能であり、さらには、各原料に含まれる不純物或いは製造プロセス時の不純物としても供給可能である。
M源、Li源、Mg源、X源等の蛍光体原料としては、これらのケイ化物、酸化物、炭酸塩、窒化物、酸窒化物、ハロゲン化物(塩化物、フッ化物)、酸フッ化物、水酸化物、シュウ酸塩、硫酸塩、硝酸塩、有機金属化合物或いはこれらの前駆体化合物等を用いることができ、その種類は特に限定されない。蛍光体原料としては、1種を単独で用いることができ、また、2種以上を任意の組み合わせ及び比率で用いることができる。これらの中でも、酸化物、窒化物、ハロゲン化物、炭酸塩、ケイ化物が好ましく、より好ましくは酸化物、窒化物、ハロゲン化物である。
付活元素であるM源のうち、Eu源の具体例としては、Eu2O3、Eu2(SO4)3、Eu2(C2O4)3・10H2O、EuF3、EuCl2、EuCl3、Eu(NO3)3・6H2O、EuN、EuNH等が挙げられるが、これらに特に限定されない。これらの中でも、Eu2O3、EuF3、EuN等が好ましく、より好ましくはEuF3又はEuNである。一方、Sm源、Tm源、Yb源等のその他の付活元素の原料の具体例としては、Eu源の具体例として挙げた各化合物において、EuをそれぞれSm、Tm、Yb等に置き換えた化合物が挙げられる。
Li源の具体例としては、Li2O、LiOH、Li2CO3、LiNO3、Li2SO4、LiF、LiCl、Li3N、LiNH2及びこれらの化合物の水和物等が挙げられるが、これらに特に限定されない。これらの中でも、Li2O、Li2CO3、Li3Nが好ましく、より好ましくはLi3Nである。また、発光効率の点からは、純度の高いものが好ましい。一方、Liがその他の1価の元素によって一部置換される場合において、その他の1価の元素の原料の具体例としては、上記Li源の具体例として挙げた各化合物において、LiをNa、K、Rb、Cs等に置き換えた化合物が挙げられる。なお、Li源は、単体のLiを用いてもよい。
Mg源の具体例としては、MgO、Mg(OH)2、MgCO3、Mg(NO3)2、MgSO4、Mg(C2O4)・H2O、Mg(OCOCH3)2・0.5H2O、MgF2、MgCl2及びその水和物、Mg2N、Mg3N2、MgNH等が挙げられるが、これらに特に限定されない。これらの中でも、MgO、MgCO3、Mg3N2が好ましく、より好ましくはMg3N2である。また、反応性の点からは、粒径が小さく、発光効率の点から純度の高いものが好ましい。
X源のうち、Sr源の具体例としては、SrO、Sr(OH)2・8H2O、SrCO3、Sr(NO3)2、SrSO4、Sr(C2O4)・H2O、Sr(OCOCH3)2・0.5H2O、SrF2、SrCl2、Sr2N、Sr3N2、SrNH等が挙げられるが、これらに特に限定されない。これらの中でも、SrO、SrCO3、Sr2N、Sr3N2が好ましく、より好ましくはSr3N2である。また、反応性の点からは、粒径が小さく、発光効率の点から純度の高いものが好ましい。一方、Ca源、Ba源等のその他のアルカリ土類金属元素の原料の具体例としては、上記Sr源の具体例として挙げた各化合物において、SrをCa、Ba等に置き換えた化合物が挙げられる。
蛍光体原料の混合方法は、乾式混合法や湿式混合法等の公知の手法により行えばよく、特に限定されない。乾式混合法としては、例えば、ボールミル等を用いた混合法が挙げられる。また、湿式混合法としては、例えば、前述の蛍光体原料にヘキサン等の溶媒又は分散媒を加えて、ボールミルや、乳鉢及び乳棒等を用いて混合し、溶液又はスラリーの状態とした上で、噴霧乾燥、加熱乾燥又は自然乾燥等により乾燥させる方法である。なお、溶媒又は分散媒としては、水、有機溶媒、及びこれらの混合溶媒等が挙げられるが、これらに特に限定されない。例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤;メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール等のアルコール系溶剤;ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の炭化水素系溶剤;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤;或いはこれらの混合溶剤;等が挙げられるが、これらに特に限定されない。これらの中でも、アルコール系溶剤、化水素系溶剤が好ましい。これらは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
得られた混合物を、各蛍光体原料と反応性の低い材料からなるルツボ又はトレイ等の耐熱容器中に充填する。このような焼成時に用いる耐熱容器の材質としては、本実施形態の効果を損なわない限り特に制限はないが、例えば、窒化ホウ素等の坩堝や、モリブデンやタングステンで作製した容器等が挙げられる。
得られた焼成物(蛍光体)は、通常は粒状又は塊状となる。これを解砕、粉砕及び/又は分級操作を組み合わせて、所望するサイズの粉末にすることができる。具体的には、得られた焼成物をボールミルや振動ミル、ジェットミル等の粉砕機等を用いて粉砕する方法、得られた焼成物を篩分級処理する方法等が挙げられるが、これらに特に限定されない。また、必要に応じて、得られた焼成物を洗浄する工程を設けてもよい。洗浄工程後は、付着或いは吸着している水分がなくなるまで蛍光体を乾燥させることが好ましい。さらに、必要に応じて、凝集を解くために分散・分級処理を行ってもよい。なお、本実施態様の蛍光体は、予め構成金属元素を合金化して、それを窒化して形成する、所謂、合金法で形成してもよい。
本実施形態の蛍光体は、そのまま単独で発光材料として用いることができるが、他の材料と混合して蛍光体含有組成物として用いることもできる。すなわち、蛍光体含有組成物は、本実施形態の蛍光体とは異なる物質を含んでいてもよい。例えば、本実施形態の蛍光体を発光装置等の用途に使用する場合には、これを液体媒体やバインダー樹脂や封止樹脂中に分散させた形態で用いることができる。蛍光体含有組成物として用いる場合、本実施形態の蛍光体の含有割合は、組成物総量に対して、20質量%以上が好ましく、より好ましくは30質量%以上、さらに好ましくは40質量%以上である。このとき、本実施形態の蛍光体とは異なる物質としては、任意の無機系材料及び/又は有機系材料を使用することができ、例えば、本実施形態の蛍光体とは異なる蛍光体;付加反応型シリコーン又は縮合反応型のシリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂、ポリイミドシリコーン樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂等のバインダー樹脂や封止樹脂;ガラス;拡散剤;増粘剤;増量剤;干渉剤等が挙げられるが、これらに特に限定されない。
上述した本実施形態の蛍光体及びこれを用いた蛍光体含有組成物は、照明装置や画像表示装置等の発光装置の発光材料として好適に用いられる。この種の発光装置は、300nm以上480nm以下の近紫外又は短波長可視域の光を発する励起用光源、及びこの励起用光源が発する光の少なくとも一部を異なる発光スペクトルに変換する蛍光体を少なくとも備えるものであり、かかる蛍光体として、上述した本実施形態の蛍光体及びこれを用いた蛍光体含有組成物を用いればよい。照明装置や画像表示装置等の発光装置としては、LED照明装置やLED画像表示装置等のLEDデバイス、EL照明装置やEL画像表示装置等のELデバイス、蛍光ランプ等が知られている。より具体的には、白色発光ダイオード、複数の白色発光ダイオードを含む照明器具、液晶パネル用バックライト等が挙げられるが、これらに特に限定されない。また、画像表示装置としては、蛍光表示管(VFD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等が挙げられるが、これらに特に限定されない。装置構成及び発光装置の実施形態としては、種々のものが知られており、それらの構成は何ら制限されず、公知の装置構成を任意に採用することが可能である。例えば、特開2007−291352号公報に記載のものが挙げられる。また、発光装置の形態としては、砲弾型、カップ型、チップオンボード、リモートフォスファー等が挙げられる。画像表示装置としては、具体的構成に制限はないが、カラーフィルターとともに用いることが好ましい。例えば、画像表示装置として、カラー液晶表示素子を利用したカラー画像表示装置を構成する場合は、上記発光装置をバックライトとし、液晶を利用した光シャッターと赤、緑、青の画素を有するカラーフィルターとを組み合わせることにより画像表示装置を形成することができる。
[発光特性]
発光粒子をガラスキャピラリ中に封入し、Xe分光励起装置QE1100(大塚電子社製)及び発光検出器MCPD−7700(大塚電子社製)を用いて励起発光スペクトルと発光スペクトルを測定した。励起スペクトルは、627nmの発光をモニターし、発光スペクトルは358nmで励起したときの測定結果である。また、発光ピーク波長と発光ピークの半値幅は、得られた発光スペクトルから読み取った。
走査型電子顕微鏡(SEM)による観察にて結晶を選び出したのち、エネルギー分散型X線分析装置(EDX)を用いて各元素の分析を実施した。
単結晶粒子のX線回折データをイメージングプレートとグラファイトモノクロメータを備えMoKαをX線源とする単結晶X線回折装置(Bruker AXS,D8 QUEST)で測定した。データの収集と格子定数の精密化にはAPEX2を、X線形状吸収補正にはSADABSを使用した。F2のデータについてSHELXL−97を用いて結晶構造パラメータの精密化を行った。また、結晶構造の描画にはVESTAを用いた。
蛍光体原料粉末としてLi3N、Mg3N2、Sr3N2、EuF3を用い、フラックスとしてSrF2粉末を用いた。これら原料を、Li3N 1.6684g、Mg3N2 2.4647g、Sr3N2 0.7784g、EuF3 0.0883g、SrF2 0.2500gとなるようそれぞれ秤量した後、乳鉢に入れ、均一になるまで混合し、実施例1の原料混合粉末を得た。得られた原料混合粉末から0.50gを分取し、モリブデンで作製した容器に充填した。なお、これらの操作は、高純度窒素ガスで満たしたグローブボックス中ですべて行った。
次いで、上記容器を管状炉に設置し、高純度窒素ガスを流通させ、その後、室温から1000℃で12時間焼成した。焼成後の容器を高純度窒素ガスで満たしたグローブボックス中へ導入し、得られた生成物を乳鉢にて解砕して、実施例1の焼成粉末を得た。
Claims (11)
- M元素、Li、Mg、及びN(但し、M元素は、Eu、Ce、Pr、Sm、Tb、Dy及びYbよりなる群から選ばれる少なくとも1種以上の付活元素である。)を有する結晶相を含む蛍光体であって、
前記結晶相は、立方晶系の空間群がF−43mに属する結晶構造を有し、且つ格子定数が下記範囲を満たすことを特徴とする、蛍光体。
4.486〔Å〕≦格子定数a≦5.483〔Å〕 - 前記結晶相は、Oをさらに有し、下記式[1]で表されることを特徴とする、
請求項1に記載の蛍光体。
MaLi2-xMgxNy-zOz [1]
(上記式[1]中、a、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0.67≦y−z≦1.1) - 前記結晶相は、O及びX元素(但し、X元素は、Ca、Sr、及びBaよりなる群から選ばれる少なくとも1種以上の元素並びに/又はFである。)をさらに有し、下記式[2]で表されることを特徴とする、
請求項1に記載の蛍光体。
MaLi2-xMgxNy-zOzXb [2]
(上記式[2]中、a、b、x、y、及びzは、各々独立に、下記式を満たす値である。
0≦a≦0.1
0<x≦1.25
0.67≦y≦1.1
0≦z≦0.1
0≦b≦0.01
0.67≦y−z≦1.1) - 前記M元素が、Euを含むことを特徴とする、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の蛍光体。 - 300nm以上480nm以下の波長を有する励起光を照射したときに610〜640nmの範囲内に発光ピーク波長を有し、前記発光ピーク波長の半値幅が1〜20nmであることを特徴とする、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の蛍光体。 - 前記式中、0<a≦0.01、0≦z≦0.09であることを特徴とする、
請求項2〜5のいずれか一項に記載の蛍光体。 - 前記X元素の元素量換算の含有割合が、合計で1500ppm以下であることを特徴とする、
請求項3〜6のいずれか一項に記載の蛍光体。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の蛍光体を含み、前記蛍光体を総量に対して20質量%以上含有することを特徴とする、
蛍光体含有組成物。 - 300nm以上480nm以下の波長を有する励起光を発する励起用光源、及び前記励起用光源が発する光の少なくとも一部を異なる発光スペクトルに変換する蛍光体を少なくとも備え、
前記蛍光体が、請求項1〜7のいずれか一項に記載の蛍光体、及び/又は請求項8に記載の蛍光体含有組成物を少なくとも含むことを特徴とする、
発光装置。 - 請求項9に記載の発光装置を備えることを特徴とする、
照明装置。 - 請求項9に記載の発光装置を備えることを特徴とする、
画像表示装置。
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