JP2019208505A - 可変式スプールプレートを備えたベイトキャスティングリール - Google Patents
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Abstract
Description
部品の交換や変更なしにユーザーがブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定した状態で制動力を任意かつ容易に調整して使用することができるように、スプールシャフトの長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレートを導入し、
前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために前記スプールプレートとブレーキングマグネットが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とするベイトキャスティングリールに関する。
すなわち、ブレーキングマグネットをスプールに最大限に近接させるときは、スプールに作用する磁力が強くなって制動力がマシキマム(maximum)に調整され、ブレーキングマグネットをスプールから最大限に離隔させるときは、スプールに作用する磁力が弱くなって制動力がミニマム(minimum)に調整されるようにしている。このようにブレーキングマグネットとスプールとの間隔調整のためにリール本体に備えられるものをブレーキングダイヤルという。
ベイトキャスティングリールを構成する部品の変形などが発生した場合、ブレーキングマグネットとスプールとの接触が発生して部品の摩耗ないし破損が発生しやすくなる。このような故障などの発生を防止するために、現在発売されている全種類のベイトキャスティングリールは、ブレーキングマグネットとスプールとの間隔が、本来ブレーキングマグネットの制動力がマキシマムに作用することが可能な距離よりも広く離隔する形で生産されている。
このようなマキシマム制動力の低下により、使用されるブレーキングマグネットの数が多くなったり、スプールの適切な制動のために他の補助的な部品が追加されたりするなど、ベイトキャスティングリールの構造が複雑になるなどの問題点を生じる。
リール本体に軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部と、前記胴体部の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトが挿入される軸部とからなるスプール;
前記胴体部の開口部上で前記軸部の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート;
リール本体のスプールカバーの内側に備えられ、前記スプールプレートに作用する磁力を用いて前記スプールの回転速度を減速させる制動力を与えるブレーキングマグネット;及び
前記スプールプレートを前記軸部に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレートとブレーキングマグネットとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする。
前記軸部の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレートと、
前記スプールプレートの一側面に接触しながら前記スプールシャフトの外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤルと、を含むことを特徴とする。
前記軸部の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部を備えた第1スプールカムと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転可能に結合され、前記第1カム部に対応する形状に第1カム部に面接触する第2カム部を備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカムと、を含むことを特徴とする。
前記スプールシャフトに回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部を備えたカムダイヤルと、
前記軸部に左右移動可能に結合され、前記第3カム部に対応する形状に第3カム部に面接触する第4カム部を備えて前記カムダイヤルの回転に応じて左右移動するスプールプレートとを含むことを特徴とする。
前記スプールシャフトを前後に貫通して結合されたストッパーピンと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピンの両端が挿入されるスロットを備えて回転に応じて左右移動する第2スプールカムと、を含むことを特徴とする。
スプールシャフトの長さ方向に左右位置移動が可能な可変式スプールプレートを導入し、スプールプレートを最外側に移動させたときにスプールプレートとブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーがブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、スプールプレートとブレーキングマグネットとの距離が最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であって、ブレーキングマグネットを用いた制動力を最大限に維持して使用することができ、
特に、使用中にリール部品の摩耗ないし変形などにより制動力の差が発生したときにこれをユーザーが容易にゼロ点調整して使用することができるため、ベイトキャスティングリールを最適な状態に維持管理することができ、
リールの状態またはユーザーに合う最適な制動力をユーザーが直接セットして使用するとともに、ユーザーの便宜に応じて制動力の微調整または制動力の段階的調整を選択して使用することができるという効果がある。
各図面において、同一の参照符号、特に十の桁及び一の桁、または十の桁、一の桁及びアルファベットが同じである参照符号は、同一または類似の機能を持つ部材を示し、特に明記がない場合、図面の各参照符号が指し示す部材は、このような基準に準ずる部材として把握すればよい。
本明細書で使用した用語は、特定の具現例(態様、aspect)(または実施形態)を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は、文脈上特に明記しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「からなる」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
本明細書において記載した「第1」、「第2」などは、互いに異なる構成要素を区分するためのものに過ぎず、製造された順序に拘らないものであり、発明の詳細な説明と請求の範囲においてその名称が一致しないこともある。
図1ないし図13に示すように、本発明に係るベイトキャスティングリールは、リール本体Rに軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部S1と、前記胴体部S1の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトS2が挿入される軸部S3とからなるスプールS;
前記胴体部S1の開口部上で前記軸部S3の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート10;
リール本体RのスプールカバーSC2の内側に備えられ、前記スプールプレート10に作用する磁力を用いて前記スプールSの回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネットM;及び
前記スプールプレート10を前記軸部S3に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレート10と前記ブレーキングマグネットMとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットMの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
前記スプールプレート10を最外側に移動させたときに前記スプールプレート10と前記ブレーキングマグネットMとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットMのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレート10とブレーキングマグネットMとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする。
また、前記第1サイドカバーSC1には、スプールシャフトS2の軸支及びスプールSの交換に使用されるスプールカバーSC2が内蔵され、前記スプールカバーSC2の内側には、前記ブレーキマグネットMが備えられている。
以下、図1ないし図5を参照して、螺合方式でスプールプレート10の位置移動が行われる第1実施形態を説明し、図6ないし図13を参照して、カム駆動方式でスプールプレート10の位置移動が行われる第2実施形態を説明する。
すなわち、前記スプールプレート10は、前記軸部S3に外挿される管部11を備え、前記管部11の内周面に第1ねじ山11aが備えられ、
前記軸部S3の外周面には、前記第1ねじ山11aが螺合される第2ねじ山Saが備えられ、
軸部S3に螺合されたスプールプレート10を両方向に回転させることにより、スプールプレート10の左右位置移動が行われる。
ただし、図4に示された実施形態は、スプールプレート10が軸部S3に直接螺合されるのではなく、軸部S3に外挿されて固定、結合された第3スプールカム13Cの外周面に第2ねじ山Saが備えられ、スプールプレート10の第1ねじ山11aが第3スプールカム13Cの第2ねじ山Saに螺合されるという点で相違する。
これにより、ユーザーがスプールSを握った状態で、第1スプリング19aの弾性力とOリング18の摩擦力よりも上回る力でスプールプレート10を回転させると、螺合構造によりスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第1スプリング19aの弾性力とOリング18との摩擦力によりスプールプレート10がその位置に固定されることにより、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
胴体部S1の開口部の内周面と、これに密着するようにスプールプレート10の内側面から突出した外壁体11Aとの間には、Oリング18が挟まれる。
これにより、ユーザーがスプールSを握った状態で、Oリング18の摩擦力を上回る力でスプールプレート10を回転させると、第2スプリング19bが圧縮されながら引き込まれたホルダーピン20が係止溝から離脱して、プレートホルダー16が一緒に回転しながら螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第2スプリング19bによって引き出されたホルダーピン20が当該位置の係止溝に係止されながらOリング18の摩擦力によってスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
未説明符号21は、スプールシャフトS2の外周面に固定、結合され、前記第2スプリング19bが内蔵されながら前記ホルダーピン20が引き込み/引き出しされるホルダーピンリテーナ21である。
スプールプレート10のカギ状連結部の内側にプレートホルダー16が固定、結合され、前記プレートホルダー16には、第2スプリング19bによって内側に弾性支持されるホルダーピン20が装着されることにより、スプールシャフトS2の係止溝に係止されるように構成される。
従って、ユーザーがスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、第2スプリング19bが圧縮されながら引き込まれたホルダーピン20が係止溝から離脱して、螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第2スプリング19bによって引き出されたホルダーピン20が当該位置の係止溝に係止されながらスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
従って、ユーザーが前記弾性体19cの弾性力を上回る力でスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、弾性体19cが引き込まれながら係止溝から離脱して、プレートホルダー16が一緒に回転しながら螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、前記弾性体19cが引き出されながら該当位置の係止溝に係止されてスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
この時、前記弾性体19cは、一側が開口している円形の形状であって、他側に弾性突起部が備えられ、スプリングホルダー22の外周面に備えられた挿入溝に挿入されるリーフスプリングが使用されてもよく、又は、コイルスプリングの外側にボール部材が備えられ、スプリングホルダー22の外周面に設けられた挿入孔に挿入されるボールスプリングが使用されてもよい。
前記軸部S3の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレート10と、
前記スプールプレート10の一側面に接触しながら前記スプールシャフトS2の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤル12と、を含むことを特徴とする。
従って、スプールプレート10は、スプールSと一緒に回転するように常時固定され、ユーザーがスプールSを握った状態で前記プレートダイヤル12を回転させると、螺合構造によってプレートダイヤル12が左右移動してスプールプレート10を移動させる。
この時、前記管部11とスプールSの胴体部S1との間に、スプールプレート10を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられ、プレートダイヤル12を解いたときにスプールプレート10が第1スプリング19aによって外側に移動するようにする。
前記軸部S3の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部13aを備えた第1スプールカム13Aと、
前記スプールプレート10が連結されながら前記軸部S3に回転可能に結合され、前記第1カム部13aに対応する形状に第1カム部13aに面接触する第2カム部14aを備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカム14と、を含むことを特徴とする。
すなわち、一方向に上方傾斜するように形成された第1カム部13aに前記第2カム部14aが接触するように備えられ、第1プレートカム14が回転するときに第1カム部13aの傾斜度に沿って左右移動しながら接触高さが変更され、スプールプレート10の位置移動が行われる。
外側面に第2カム部14aが形成された第1プレートカム14は、スプールプレート10のカギ状連結部の内側に固定、結合され、
前記第1カム部13aと前記第2カム部14aとが互いに面接触する。
また、第1スプールカム13Aの内側フランジと第1プレートカム14との間には、第1プレートカム14を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられ、前記カムホルダー23には、前記第1プレートカム14の内周面に形成された係止溝に係止されるリーフスプリングまたはボールスプリングからなる弾性体19cが備えられる。
従って、ユーザーがスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、第1カム部13aと第2カム部14aとが接触する高さが変化して、カム駆動方式によって第1プレートカム14が左右移動しながらスプールプレート10の位置が変更され、この時、スプールプレート10に外力が加わっていない状態では、第1スプリング19aの弾性力及び弾性体19cの係止構造によってスプールSと一緒に回転する。
すなわち、図6および図7の実施形態は、第1、第2カム部13a、14aが傾斜面に形成され、スプールプレート10の左右位置調整が微細に行われ、
これに対し、図8ないし図10の実施形態は、第1、第2カム部13a、14aが階段式に形成され、スプールプレート10の左右位置調整が一定の高さごとに段階的に行われる。
また、図8ないし図10に示された実施形態において、第1カム部13aと前記第2カム部14aは、各接面に、互いに雌雄結合される嵌合突起13bと嵌合溝14bが設けられていることを特徴とする。
図面においては、第1カム部13aに嵌合突起13bが備えられ、第2カム部14aに嵌合溝14bが備えられた実施形態が代表的に示されているが、反対の構成も可能である。
具体的には、図8、図9(a)、(b)、(c)に示された実施形態では、スプールプレート10は、リング状の板状部材であって、スプールシャフトS2に回転及び左右移動可能に結合されたプレートホルダー24に備えられ、この時、プレートホルダー24の内側面に前記第2カム部14aが備えられる。
この時、前記プレートホルダー24と、スプールシャフトS2の外側端に結合されたカムリテーナ25との間には、プレートホルダー24を内側に弾性支持するスプリングが備えられる。
従って、スプールプレート10に外力が加わっていない状態では、スプリングによってプレートホルダー24が内側の第1スプールカム13Aの方向に加圧されながら、第1カム部13aと第2カム部14aとの雌雄結合が維持されてスプールプレート10がスプールSと一緒に回転し、
制動力の調整の際に、前記プレートホルダー24を握って外側(第1サイドカバーSC1の方向)に引いた状態で回転させると、第1カム部13aと第2カム部14aとの雌雄結合が解除されてスプールプレート10が回転した後、プレートホルダー24を放すと、第2カム部14aが、異なる高さの第1カム部13aに雌雄結合されることにより、スプールプレート10の左右位置が変更される。
すなわち、図8の実施形態は、リング状のスプールプレート10により連結部がプレートホルダー24に備えられるが、これに対し、図10の実施形態は、スプールプレート10に連結部が備えられてプレートホルダー24に嵌合される。
前記スプールシャフトS2に回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部15aを備えたカムダイヤル15と、
前記軸部S3に左右移動に結合され、前記第3カム部15aに対応する形状に第3カム部15aに面接触する第4カム部24aを備えて前記カムダイヤル15の回転に応じて左右移動するスプールプレート10と、を含むことを特徴とする。
図面では、リング状のスプールプレート10により、第4カム部24aが、軸部S3に左右移動可能に結合されたプレートホルダー24に備えられた実施形態が示されているが、これは、スプールプレート10の構造や形状によって異なり得る。
前記第3、第4カム部15a、24aは、それぞれ、前記第1、第2カム部13a、14aと同様の構造を持ち、カムダイヤル15が第1スプールカム13Aの機能を代替するようになる。
制動力の調整の際に、スプールSを握って前記第1スプリング19aの弾性力を上回る力で前記カムダイヤル15を回転させると、第1スプリング19aが圧縮されながらカム部の雌雄結合が解除されて第3カム部15aが回転し、このように第3カム部15aの回転が完了すると、第4カム部24aが接触する高さが変わってスプールプレート10の左右位置が変更される。
前記スプールシャフトS2を前後に貫通して結合されたストッパーピン17と、
前記スプールプレート10が連結されながら、前記軸部S3に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピン17の両端が挿入されるスロット13dを備えて回転に応じて左右に移動する第2スプールカム13Bとを含むことを特徴とする。
この時、前記第2スプールカム13Bは、軸部S3に外挿された第1スプリング19aによって外側に弾性支持される。
この状態では、スプールプレート10がスプールSと一緒に回転し、
制動力の調節が必要な場合、前記スプールプレート10を内側スプールSの方向に押すと、収容部からストッパーピン17が離脱し、この状態でスプールプレート10を回転させた後に放すと、第1スプリング19aによって第2スプールカム13Bが原状復帰しながら、ストッパーピン17が異なる高さのスロット13dに挿入されることにより、スプールプレート10の左右位置が変更される。
使用中に部品の摩耗ないし変形などによりマキシマム制動力が正常に作動しない場合、スプールプレート10をマグネットMに接触するようにさらに移動させた後、前述したゼロ点調整作業を再び実施することによりマキシマム制動力の位置を再調整して使用することができる。
F フレーム
SC1 第1サイドカバー
SC2 スプールカバー
S スプール
S1 胴体部
S2 スプールシャフト
S3 軸部
M ブレーキングマグネット
10 スプールプレート
11 管部
12 プレートダイヤル
13A、13B、13C スプールカム
14 プレートカム
15 カムダイヤル
16、24 プレートホルダー
17 ストッパーピン
18 Oリング
19 スプリング
20 ホルダーピン
21 ホルダーピンリテーナ
22 スプリングホルダー
23 カムホルダー
25 カムリテーナ
Claims (8)
- リール本体に軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部と、前記胴体部の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトが挿入される軸部とからなるスプール;
前記胴体部の開口部上で前記軸部の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート;
リール本体のスプールカバーの内側に備えられ、前記スプールプレートに作用する磁力を用いて前記スプールの回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネット;及び
前記スプールプレートを前記軸部に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする、ベイトキャスティングリール。 - 前記制動力調節手段は、前記軸部の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するスプールプレートを含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
- 前記制動力調節手段は、
前記軸部の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレートと、
前記スプールプレートの一側面に接触しながら前記スプールシャフトの外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤルと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。 - 前記制動力調節手段は、
前記軸部の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部を備えた第1スプールカムと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転可能に結合され、前記第1カム部に対応する形状に第1カム部に面接触する第2カム部を備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカムと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。 - 前記第1カム部と前記第2カム部とは、階段式に連結されていることを特徴とする、請求項4に記載のベイトキャスティングリール。
- 階段式の前記第1カム部と前記第2カム部は、各接面に、互いに雌雄結合される嵌合溝と嵌合突起が備えられていることを特徴とする、請求項5に記載のベイトキャスティングリール。
- 前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトに回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部を備えたカムダイヤルと、
前記軸部に左右移動可能に結合され、前記第3カム部に対応する形状に第3カム部に面接触する第4カム部を備えて前記カムダイヤルの回転に応じて左右移動するスプールプレートと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。 - 前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトを前後に貫通して結合されたストッパーピンと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピンの両端が挿入されるスロットを備えて回転に応じて左右移動する第2スプールカムと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
Applications Claiming Priority (2)
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