JP2019208505A - 可変式スプールプレートを備えたベイトキャスティングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】可変式スプールプレートを備えたベイトキャスティングリールを提供する。【解決手段】リール本体Rに軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部S1と、前記胴体部S1の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトS2が挿入される軸部S3とからなるスプールS。前記胴体部S1の開口部上で前記軸部S3の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート10。リール本体RのスプールカバーSC1の内側に備えられ、前記スプールプレート10に作用する磁力を用いて前記スプールSの回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネットMからなり、前記スプールプレート10を前記軸部S3に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレート10と前記ブレーキングマグネットMとの距離を調節することにより、制動力を調節するベイトキャスティングリール。【選択図】図1

Description

本発明は、スプールの回転軸または摩擦ワッシャー(friction washer)の変形などによりスプールプレートとブレーキングマグネットとが接触して摩耗したり破損したりすることを防止し、
部品の交換や変更なしにユーザーがブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定した状態で制動力を任意かつ容易に調整して使用することができるように、スプールシャフトの長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレートを導入し、
前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために前記スプールプレートとブレーキングマグネットが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とするベイトキャスティングリールに関する。
一般に、釣り用ベイトキャスティングリールをキャストするとき、ルアーの飛行速度よりも釣り糸が繰り出されるスプールの回転速度がさらに速くなり、ルアーの飛距離が短くなったり釣り糸がもつれたりすることをバックラッシュ(backlash)現象という。このようなバックラッシュ現象を防止するために、ベイトキャスティングリールは、物理的な摩擦を利用する摩擦ブレーキや、磁性の引力作用を利用するマグネットブレーキを使用する。
摩擦ブレーキは、キャスティングの初期に最大の回転力を有し、遠心力などによってブレーキシューがブレーキパッドに直接接触して摩擦が発生し、次第に回転力が減少しながらスプールの回転速度を減速させて摩擦ブレーキの回転制動力が減少するようにするもので、マグネットブレーキよりも遠距離キャスティングには有利であるが、制動力の微調整が難しいだけでなく、ブレーキシューとブレーキパッドとの摩擦により摩耗が発生しやすく、騒音が大きくなるなどの問題点がある。
かかる問題点を解決するためのマグネットブレーキは、摩擦ブレーキとは異なる非接触式ブレーキであって、リール本体に備えられた複数のブレーキングマグネットの磁性を用いて、回転するスプールに磁性の引力が作用してスプールの回転速度を減速させる。このようなマグネットブレーキを備えたベイトキャスティングリールは、一般に、ユーザーがブレーキングマグネットとスプール間の間隔を任意に調整して制動力を調整することができるようにする。
すなわち、ブレーキングマグネットをスプールに最大限に近接させるときは、スプールに作用する磁力が強くなって制動力がマシキマム(maximum)に調整され、ブレーキングマグネットをスプールから最大限に離隔させるときは、スプールに作用する磁力が弱くなって制動力がミニマム(minimum)に調整されるようにしている。このようにブレーキングマグネットとスプールとの間隔調整のためにリール本体に備えられるものをブレーキングダイヤルという。
この場合、ブレーキングマグネットの制動力を最大限に設定するためには、ブレーキングマグネットとスプールとが接触しない範囲でブレーキングマグネットとスプールとが最大限に近接するように移動させなければならないが、
ベイトキャスティングリールを構成する部品の変形などが発生した場合、ブレーキングマグネットとスプールとの接触が発生して部品の摩耗ないし破損が発生しやすくなる。このような故障などの発生を防止するために、現在発売されている全種類のベイトキャスティングリールは、ブレーキングマグネットとスプールとの間隔が、本来ブレーキングマグネットの制動力がマキシマムに作用することが可能な距離よりも広く離隔する形で生産されている。
言い換えれば、スプールに釣り糸を巻いたとき、釣り糸の張力によってスプールまたはスプールのシャフトが変形し、又は、バックラッシュ現象の発生防止のための補助手段であるスプールロック装置を用いてスプールの回転に負荷を与えてキャスティングを行うとき、スプールシャフトが支持される摩擦ワッシャー(friction washer)などが変形すると、ブレーキングマグネットとスプールとの距離が狭くなって接触することがあるので、従来のベイトキャスティングリールは、このような部品の変形の程度を勘案して、ブレーキングマグネットとスプールとの間隔を比較的広く離隔させた形で発売している。従って、前述したマグネットブレーキの利点にも拘わらず、ブレーキングマグネットをスプールに最大限に近接させて制動力をマキシマムにして使用することができない。
このようなマキシマム制動力の低下により、使用されるブレーキングマグネットの数が多くなったり、スプールの適切な制動のために他の補助的な部品が追加されたりするなど、ベイトキャスティングリールの構造が複雑になるなどの問題点を生じる。
また、従来のベイトキャスティングリールは、ブレーキングマグネットとスプールとの間隔が所定の間隔離隔した状態で発売されるので、ブレーキングマグネットのマキシマム制動力をユーザーが任意に調整することができないうえ、ベイトキャスティングリールの状態の変化に合わせて最適化された制動力をユーザーが直接チューニングして使用することができないという問題点がある。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ブレーキングマグネットを備えたベイトキャスティングリールを使用する際に、ブレーキングマグネットのマキシマム制動力をユーザーが任意に設定して調整しながら使用することができるように、ブレーキングマグネットの磁力が作用するスプールプレートがスプールシャフトの長さ方向に位置移動可能に備えられているベイトキャスティングリールを提供することにある。
本発明の他の目的は、ユーザーに応じて可変式スプールプレートの位置移動を微細にまたは段階的に調整して制動力を便利に制御するように、螺合方式でスプールプレートの位置移動が行われるか、又はカム駆動方式でスプールプレートの位置移動が行われるベイトキャスティングリールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るベイトキャスティングリールは、
リール本体に軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部と、前記胴体部の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトが挿入される軸部とからなるスプール;
前記胴体部の開口部上で前記軸部の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート;
リール本体のスプールカバーの内側に備えられ、前記スプールプレートに作用する磁力を用いて前記スプールの回転速度を減速させる制動力を与えるブレーキングマグネット;及び
前記スプールプレートを前記軸部に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレートとブレーキングマグネットとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記制動力調節手段は、前記軸部の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するスプールプレートを含むことを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記制動力調節手段は、
前記軸部の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレートと、
前記スプールプレートの一側面に接触しながら前記スプールシャフトの外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤルと、を含むことを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記制動力調節手段は、
前記軸部の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部を備えた第1スプールカムと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転可能に結合され、前記第1カム部に対応する形状に第1カム部に面接触する第2カム部を備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカムと、を含むことを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記第1カム部と第2カム部とは階段式に連結されていることを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、階段式の第1カム部と第2カム部は、各接面に、互いに雌雄結合される嵌合溝と嵌合突起が備えられていることを特徴とする。
一方、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトに回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部を備えたカムダイヤルと、
前記軸部に左右移動可能に結合され、前記第3カム部に対応する形状に第3カム部に面接触する第4カム部を備えて前記カムダイヤルの回転に応じて左右移動するスプールプレートとを含むことを特徴とする。
又、本発明に係るベイトキャスティングリールにおいて、前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトを前後に貫通して結合されたストッパーピンと、
前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピンの両端が挿入されるスロットを備えて回転に応じて左右移動する第2スプールカムと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るベイトキャスティングリールは、
スプールシャフトの長さ方向に左右位置移動が可能な可変式スプールプレートを導入し、スプールプレートを最外側に移動させたときにスプールプレートとブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーがブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、スプールプレートとブレーキングマグネットとの距離が最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であって、ブレーキングマグネットを用いた制動力を最大限に維持して使用することができ、
特に、使用中にリール部品の摩耗ないし変形などにより制動力の差が発生したときにこれをユーザーが容易にゼロ点調整して使用することができるため、ベイトキャスティングリールを最適な状態に維持管理することができ、
リールの状態またはユーザーに合う最適な制動力をユーザーが直接セットして使用するとともに、ユーザーの便宜に応じて制動力の微調整または制動力の段階的調整を選択して使用することができるという効果がある。
本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部断面図である。
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な形態を持つことができるので、その具現例(態様、aspect)(または実施形態)をここに詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物または代替物を含むものと理解されるべきである。
各図面において、同一の参照符号、特に十の桁及び一の桁、または十の桁、一の桁及びアルファベットが同じである参照符号は、同一または類似の機能を持つ部材を示し、特に明記がない場合、図面の各参照符号が指し示す部材は、このような基準に準ずる部材として把握すればよい。
また、各図面において、構成要素は、理解の便宜などのために、大きさや厚さを誇張して大きく(または厚く)或いは小さく(または薄く)表現しているか単純化して表現しているが、これによって本発明の保護範囲が制限的に解釈されてはならない。
本明細書で使用した用語は、特定の具現例(態様、aspect)(または実施形態)を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は、文脈上特に明記しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」または「からなる」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらの組み合わせなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
特に他に定義しない限り、技術用語や科学用語を含み、ここで使われるすべての用語は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を持っている。一般に使われる辞典に定義されている用語は、関連技術の文脈上で持つ意味と一致する意味を持つものと解釈されなければならず、本明細書で明らかに定義しない限り、理想的な意味または過度に形式的な意味に解釈されない。
本明細書において記載した「第1」、「第2」などは、互いに異なる構成要素を区分するためのものに過ぎず、製造された順序に拘らないものであり、発明の詳細な説明と請求の範囲においてその名称が一致しないこともある。
本発明に係るベイトキャスティングリールを説明するにあたり、便宜のために厳密でないおよその方向基準を図1を参照して特定すれば、上側を前方にして見える方向のままに前後左右を定め、他の図面に関連した発明の詳細な説明及び請求の範囲でも、他の特別な言及がない限り、この基準に基づいて方向を特定して記述する。
以下、本発明に係る可変式スプールプレートを備えたベイトキャスティングリールを添付図面を参照して説明する。
図1ないし図13に示すように、本発明に係るベイトキャスティングリールは、リール本体Rに軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部S1と、前記胴体部S1の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトS2が挿入される軸部S3とからなるスプールS;
前記胴体部S1の開口部上で前記軸部S3の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート10;
リール本体RのスプールカバーSC2の内側に備えられ、前記スプールプレート10に作用する磁力を用いて前記スプールSの回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネットM;及び
前記スプールプレート10を前記軸部S3に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレート10と前記ブレーキングマグネットMとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットMの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
前記スプールプレート10を最外側に移動させたときに前記スプールプレート10と前記ブレーキングマグネットMとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットMのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレート10とブレーキングマグネットMとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする。
前記リール本体Rは、スプール装着部を備えたフレームFの両側にそれぞれパーム側第1サイドカバーSC1とギア側第2サイドカバー(図示せず)が結合されるが、第1サイドカバーSC1は、フレームFの一側開口部に着脱可能に結合され、スプールSの分離や交換などを可能にする。
また、前記第1サイドカバーSC1には、スプールシャフトS2の軸支及びスプールSの交換に使用されるスプールカバーSC2が内蔵され、前記スプールカバーSC2の内側には、前記ブレーキマグネットMが備えられている。
以下、図1ないし図5を参照して、螺合方式でスプールプレート10の位置移動が行われる第1実施形態を説明し、図6ないし図13を参照して、カム駆動方式でスプールプレート10の位置移動が行われる第2実施形態を説明する。
まず、図1ないし図4に示すように、前記制動力調節手段は、前記軸部S3の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するスプールプレート10を含むことを特徴とする。
すなわち、前記スプールプレート10は、前記軸部S3に外挿される管部11を備え、前記管部11の内周面に第1ねじ山11aが備えられ、
前記軸部S3の外周面には、前記第1ねじ山11aが螺合される第2ねじ山Saが備えられ、
軸部S3に螺合されたスプールプレート10を両方向に回転させることにより、スプールプレート10の左右位置移動が行われる。
図1ないし図4に示された実施形態は、制動力の調整後に位置移動したスプールプレート10を固定する具体的な方式でのみ差があるだけであり、螺合方式でスプールプレート10の左右移動が可能であるという点で同一である。
ただし、図4に示された実施形態は、スプールプレート10が軸部S3に直接螺合されるのではなく、軸部S3に外挿されて固定、結合された第3スプールカム13Cの外周面に第2ねじ山Saが備えられ、スプールプレート10の第1ねじ山11aが第3スプールカム13Cの第2ねじ山Saに螺合されるという点で相違する。
具体的に図1に示された実施形態は、管部11とスプールSの胴体部S1との間に、スプールプレート10を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられ、管部11とスプールシャフトS2との間には、Oリング18が挟まれる。
これにより、ユーザーがスプールSを握った状態で、第1スプリング19aの弾性力とOリング18の摩擦力よりも上回る力でスプールプレート10を回転させると、螺合構造によりスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第1スプリング19aの弾性力とOリング18との摩擦力によりスプールプレート10がその位置に固定されることにより、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
そして、図2に示された実施形態は、スプールプレート10と管部11との連結部がカギ状に折曲形成され、この連結部の内側には、内周面の円周方向に複数の係止溝が設けられたプレートホルダー16が固定、結合され、スプールシャフトS2とプレートホルダー16との間には、第2スプリング19bによって外側に弾性支持されて前記係止溝に係止されるホルダーピン20が備えられ、
胴体部S1の開口部の内周面と、これに密着するようにスプールプレート10の内側面から突出した外壁体11Aとの間には、Oリング18が挟まれる。
これにより、ユーザーがスプールSを握った状態で、Oリング18の摩擦力を上回る力でスプールプレート10を回転させると、第2スプリング19bが圧縮されながら引き込まれたホルダーピン20が係止溝から離脱して、プレートホルダー16が一緒に回転しながら螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第2スプリング19bによって引き出されたホルダーピン20が当該位置の係止溝に係止されながらOリング18の摩擦力によってスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
未説明符号21は、スプールシャフトS2の外周面に固定、結合され、前記第2スプリング19bが内蔵されながら前記ホルダーピン20が引き込み/引き出しされるホルダーピンリテーナ21である。
図3に示された実施形態は、図2の変形例であって、スプールシャフトS2の外周面に円周方向に複数の係止溝が設けられ、
スプールプレート10のカギ状連結部の内側にプレートホルダー16が固定、結合され、前記プレートホルダー16には、第2スプリング19bによって内側に弾性支持されるホルダーピン20が装着されることにより、スプールシャフトS2の係止溝に係止されるように構成される。
従って、ユーザーがスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、第2スプリング19bが圧縮されながら引き込まれたホルダーピン20が係止溝から離脱して、螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、第2スプリング19bによって引き出されたホルダーピン20が当該位置の係止溝に係止されながらスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
図4に示された実施形態は、第3スプールカム13Cの外周面に固定、結合され、外側に弾性支持される弾性体19cを備えたスプリングホルダー22と、前記スプリングホルダー22と接するようにカギ状連結部の内側に固定、結合され、前記弾性体19cが係止される複数の係止溝を備えたプレートホルダー16とを含む。
従って、ユーザーが前記弾性体19cの弾性力を上回る力でスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、弾性体19cが引き込まれながら係止溝から離脱して、プレートホルダー16が一緒に回転しながら螺合構造によってスプールプレート10が左右移動し、外力が解消されると、前記弾性体19cが引き出されながら該当位置の係止溝に係止されてスプールプレート10がその位置に固定され、位置変更なしにスプールSと一緒に回転する。
この時、前記弾性体19cは、一側が開口している円形の形状であって、他側に弾性突起部が備えられ、スプリングホルダー22の外周面に備えられた挿入溝に挿入されるリーフスプリングが使用されてもよく、又は、コイルスプリングの外側にボール部材が備えられ、スプリングホルダー22の外周面に設けられた挿入孔に挿入されるボールスプリングが使用されてもよい。
一方、螺合方式を用いた可変式スプールプレートの別の変形例として、図5に示すように、前記制動力調節手段は、
前記軸部S3の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレート10と、
前記スプールプレート10の一側面に接触しながら前記スプールシャフトS2の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤル12と、を含むことを特徴とする。
具体的には、軸部S3の外周面には、長さ方向に凹設されたガイド溝Sbが備えられ、前記スプールプレート10の管部11の内周面には、前記ガイド溝Sbにスライド結合される突起部が備えられ、前記スプールプレート10は、軸部S3に対して左右移動のみが可能であるとともに、管部11、すなわちスプールSと一緒に回転するように結合される。前記スプールシャフトS2の外周面には、第2ねじ山Saが備えられ、前記プレートダイヤル12の内周面には、前記第2ねじ山Saに螺合する第3ねじ山12aが備えられる。
従って、スプールプレート10は、スプールSと一緒に回転するように常時固定され、ユーザーがスプールSを握った状態で前記プレートダイヤル12を回転させると、螺合構造によってプレートダイヤル12が左右移動してスプールプレート10を移動させる。
この時、前記管部11とスプールSの胴体部S1との間に、スプールプレート10を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられ、プレートダイヤル12を解いたときにスプールプレート10が第1スプリング19aによって外側に移動するようにする。
以下、カム駆動方式でスプールプレート10の位置移動が行われる第2実施形態を説明する。
まず、図6ないし図10に示すように、前記制動力調節手段は、
前記軸部S3の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部13aを備えた第1スプールカム13Aと、
前記スプールプレート10が連結されながら前記軸部S3に回転可能に結合され、前記第1カム部13aに対応する形状に第1カム部13aに面接触する第2カム部14aを備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカム14と、を含むことを特徴とする。
すなわち、一方向に上方傾斜するように形成された第1カム部13aに前記第2カム部14aが接触するように備えられ、第1プレートカム14が回転するときに第1カム部13aの傾斜度に沿って左右移動しながら接触高さが変更され、スプールプレート10の位置移動が行われる。
この時、前記第1カム部13aまたは第2カム部14aは、他のカム部に接触する一つの突起形態であっても構わないが、第1プレートカム14が円周方向全体にバランスよく支持できるように、前記第1カム部13aと第2カム部14aの両方とも互いに対応して一方向に上方傾斜するように形成され、互いに面接触することがより好ましい。
具体的には、図6に示された実施形態は、内側面に前記第1カム部13aが形成された第1スプールカム13Aがカムホルダー23によって管部11に固定、結合され、
外側面に第2カム部14aが形成された第1プレートカム14は、スプールプレート10のカギ状連結部の内側に固定、結合され、
前記第1カム部13aと前記第2カム部14aとが互いに面接触する。
また、第1スプールカム13Aの内側フランジと第1プレートカム14との間には、第1プレートカム14を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられ、前記カムホルダー23には、前記第1プレートカム14の内周面に形成された係止溝に係止されるリーフスプリングまたはボールスプリングからなる弾性体19cが備えられる。
従って、ユーザーがスプールSを握った状態でスプールプレート10を回転させると、第1カム部13aと第2カム部14aとが接触する高さが変化して、カム駆動方式によって第1プレートカム14が左右移動しながらスプールプレート10の位置が変更され、この時、スプールプレート10に外力が加わっていない状態では、第1スプリング19aの弾性力及び弾性体19cの係止構造によってスプールSと一緒に回転する。
図7に示された実施形態は、図6の作動構造とは大同小異である。ただし、第1スプリング19aが、スプールシャフトS2に固定されたカムリテーナ25と第1プレートカム14との間に備えられ、第1プレートカム14を内側に弾性支持し、前記弾性体19cが、第1スプールカム13Aにおける外側に備えられ、第1プレートカム14の内周面に備えられた係止溝に係止されるという点において相違する。
また、図8ないし図10に示すように、第1カム部13aと第2カム部14aとは階段式に連結されていることを特徴とする。
すなわち、図6および図7の実施形態は、第1、第2カム部13a、14aが傾斜面に形成され、スプールプレート10の左右位置調整が微細に行われ、
これに対し、図8ないし図10の実施形態は、第1、第2カム部13a、14aが階段式に形成され、スプールプレート10の左右位置調整が一定の高さごとに段階的に行われる。
また、図8ないし図10に示された実施形態において、第1カム部13aと前記第2カム部14aは、各接面に、互いに雌雄結合される嵌合突起13bと嵌合溝14bが設けられていることを特徴とする。
図面においては、第1カム部13aに嵌合突起13bが備えられ、第2カム部14aに嵌合溝14bが備えられた実施形態が代表的に示されているが、反対の構成も可能である。
このような第1、第2カム部13a、14aの雌雄結合構造は、カム駆動方式において、前記第1スプリング19a、Oリング18、ホルダーピン20、弾性体19cなどの回転防止手段を省略することができるようにする。
具体的には、図8、図9(a)、(b)、(c)に示された実施形態では、スプールプレート10は、リング状の板状部材であって、スプールシャフトS2に回転及び左右移動可能に結合されたプレートホルダー24に備えられ、この時、プレートホルダー24の内側面に前記第2カム部14aが備えられる。
すなわち、図6及び図7に示された実施形態は、管部11一体型のスプールプレート10であるのに対し、図8、図9(a)、(b)、(c)に示された実施形態は、プレートホルダー24(管部11に対応)とスプールプレート10が分離型であるという点で相違し、このため、第2カム部14aを備えたプレートホルダー24が前記第1プレートカム14を代替する。
この時、前記プレートホルダー24と、スプールシャフトS2の外側端に結合されたカムリテーナ25との間には、プレートホルダー24を内側に弾性支持するスプリングが備えられる。
従って、スプールプレート10に外力が加わっていない状態では、スプリングによってプレートホルダー24が内側の第1スプールカム13Aの方向に加圧されながら、第1カム部13aと第2カム部14aとの雌雄結合が維持されてスプールプレート10がスプールSと一緒に回転し、
制動力の調整の際に、前記プレートホルダー24を握って外側(第1サイドカバーSC1の方向)に引いた状態で回転させると、第1カム部13aと第2カム部14aとの雌雄結合が解除されてスプールプレート10が回転した後、プレートホルダー24を放すと、第2カム部14aが、異なる高さの第1カム部13aに雌雄結合されることにより、スプールプレート10の左右位置が変更される。
図10に示された実施形態は、図8の実施形態と同様の構造であって、ただし、スプールプレート10及びプレートホルダー24の形状においてのみ差異がある。
すなわち、図8の実施形態は、リング状のスプールプレート10により連結部がプレートホルダー24に備えられるが、これに対し、図10の実施形態は、スプールプレート10に連結部が備えられてプレートホルダー24に嵌合される。
次いで、図11及び図12に示すように、前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトS2に回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部15aを備えたカムダイヤル15と、
前記軸部S3に左右移動に結合され、前記第3カム部15aに対応する形状に第3カム部15aに面接触する第4カム部24aを備えて前記カムダイヤル15の回転に応じて左右移動するスプールプレート10と、を含むことを特徴とする。
図面では、リング状のスプールプレート10により、第4カム部24aが、軸部S3に左右移動可能に結合されたプレートホルダー24に備えられた実施形態が示されているが、これは、スプールプレート10の構造や形状によって異なり得る。
前記カムダイヤル15は、スプールシャフトS2に回転可能に且つ左右移動不可能に結合され、前記プレートホルダー24とスプールSの胴体部S1との間にはプレートホルダー24を外側に弾性支持する第1スプリング19aが備えられる。
前記第3、第4カム部15a、24aは、それぞれ、前記第1、第2カム部13a、14aと同様の構造を持ち、カムダイヤル15が第1スプールカム13Aの機能を代替するようになる。
従って、第1スプリング19aによって第3カム部15aと第4カム部24aとが雌雄結合してスプールプレート10がスプールSと一緒に回転し、
制動力の調整の際に、スプールSを握って前記第1スプリング19aの弾性力を上回る力で前記カムダイヤル15を回転させると、第1スプリング19aが圧縮されながらカム部の雌雄結合が解除されて第3カム部15aが回転し、このように第3カム部15aの回転が完了すると、第4カム部24aが接触する高さが変わってスプールプレート10の左右位置が変更される。
図11に示された実施形態は、第3、第4カム部15a、24aの各接面が水平面からなる水平型階段式で構成され、各高さごとに嵌合溝14b及び嵌合突起13bが備えられたのに対し、図12に示された実施形態は、第3、第4カム部15a、24aの各接面が傾斜面からなる鋸歯型階段式で構成され、嵌合突起13b及び嵌合溝14bを備えなくても、スプールプレート10がスプールSと一緒に回転することができる。
次に、図13に示すように、前記制動力調節手段は、
前記スプールシャフトS2を前後に貫通して結合されたストッパーピン17と、
前記スプールプレート10が連結されながら、前記軸部S3に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピン17の両端が挿入されるスロット13dを備えて回転に応じて左右に移動する第2スプールカム13Bとを含むことを特徴とする。
この時、前記第2スプールカム13Bは、軸部S3に外挿された第1スプリング19aによって外側に弾性支持される。
前記ストッパーピン17は、スプールシャフトS2を貫通して両端がスプールシャフトS2の外側に突出し、前記第2スプールカム13Bは、一側面が開口している収容部の内周面に円周方向に前記スロット13dが備えられ、ストッパーピン17が収容部に収容された状態でストッパーピン17の両端が同じ高さのスロット13dが挿入されて係合される。
この状態では、スプールプレート10がスプールSと一緒に回転し、
制動力の調節が必要な場合、前記スプールプレート10を内側スプールSの方向に押すと、収容部からストッパーピン17が離脱し、この状態でスプールプレート10を回転させた後に放すと、第1スプリング19aによって第2スプールカム13Bが原状復帰しながら、ストッパーピン17が異なる高さのスロット13dに挿入されることにより、スプールプレート10の左右位置が変更される。
このような構成の本発明は、ユーザーが製品を最初購入したとき、スプールプレート10を最外側のマキシマム位置に移動させてスプールプレート10とマグネットMとを接触させるか又は最大値に近接させた状態で、前述した螺合方式またはカム駆動方式を用いてマグネットMと非接触する位置だけスプールプレート10を移動させながら、キャスティング練習を介して、自分に合った最適なマキシマム制動力の位置をゼロ点調整して使用することができる。
使用中に部品の摩耗ないし変形などによりマキシマム制動力が正常に作動しない場合、スプールプレート10をマグネットMに接触するようにさらに移動させた後、前述したゼロ点調整作業を再び実施することによりマキシマム制動力の位置を再調整して使用することができる。
以上で本発明を説明するにあたり、添付図面を参照して、可変式スプールプレートを備えたベイトキャスティングリールを中心に説明したが、本発明は、当業者によって様々な修正、変更および置換が可能であり、それらの修正、変更および置換も本発明の保護範囲に属すると解釈されるべきである。
R リール本体
F フレーム
SC1 第1サイドカバー
SC2 スプールカバー
S スプール
S1 胴体部
S2 スプールシャフト
S3 軸部
M ブレーキングマグネット
10 スプールプレート
11 管部
12 プレートダイヤル
13A、13B、13C スプールカム
14 プレートカム
15 カムダイヤル
16、24 プレートホルダー
17 ストッパーピン
18 Oリング
19 スプリング
20 ホルダーピン
21 ホルダーピンリテーナ
22 スプリングホルダー
23 カムホルダー
25 カムリテーナ

Claims (8)

  1. リール本体に軸設されて回転し、外周面に釣り糸が巻き付けられ、一側面が開口している胴体部と、前記胴体部の開口部から一側に突出して連結され、スプールシャフトが挿入される軸部とからなるスプール;
    前記胴体部の開口部上で前記軸部の長さ方向に左右移動可能に備えられる可変式スプールプレート;
    リール本体のスプールカバーの内側に備えられ、前記スプールプレートに作用する磁力を用いて前記スプールの回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネット;及び
    前記スプールプレートを前記軸部に左右移動可能に結合させ、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとの距離を調節することにより、前記ブレーキングマグネットの制動力を調節する制動力調節手段;を含んでなり、
    前記スプールプレートを最外側に移動させたときに前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが互いに接触するか又は最大値に近接するように備えられ、ユーザーが前記ブレーキングマグネットのマキシマム制動力を設定するために、前記スプールプレートと前記ブレーキングマグネットとが最小限に離隔するようにゼロ点調整が可能であることを特徴とする、ベイトキャスティングリール。
  2. 前記制動力調節手段は、前記軸部の外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するスプールプレートを含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
  3. 前記制動力調節手段は、
    前記軸部の外周面にスライド結合されて左右移動するスプールプレートと、
    前記スプールプレートの一側面に接触しながら前記スプールシャフトの外周面に螺合され、回転に応じて左右移動するプレートダイヤルと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
  4. 前記制動力調節手段は、
    前記軸部の外周面に固定、結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第1カム部を備えた第1スプールカムと、
    前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転可能に結合され、前記第1カム部に対応する形状に第1カム部に面接触する第2カム部を備えて回転に応じて左右移動する第1プレートカムと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
  5. 前記第1カム部と前記第2カム部とは、階段式に連結されていることを特徴とする、請求項4に記載のベイトキャスティングリール。
  6. 階段式の前記第1カム部と前記第2カム部は、各接面に、互いに雌雄結合される嵌合溝と嵌合突起が備えられていることを特徴とする、請求項5に記載のベイトキャスティングリール。
  7. 前記制動力調節手段は、
    前記スプールシャフトに回転可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結された第3カム部を備えたカムダイヤルと、
    前記軸部に左右移動可能に結合され、前記第3カム部に対応する形状に第3カム部に面接触する第4カム部を備えて前記カムダイヤルの回転に応じて左右移動するスプールプレートと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
  8. 前記制動力調節手段は、
    前記スプールシャフトを前後に貫通して結合されたストッパーピンと、
    前記スプールプレートが連結されながら前記軸部に回転及び左右移動可能に結合され、円周方向に高低差を有するように連結されながら前記ストッパーピンの両端が挿入されるスロットを備えて回転に応じて左右移動する第2スプールカムと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベイトキャスティングリール。
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