JP2019202449A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の小型化や、画像形成時間の短縮、画像の鮮明度向上などを図る。【解決手段】画像データに対応する画像を可視媒体上に形成する画像形成装置(ディジタルカメラ100)は、画像データに応じた画像を表示する画像表示装置(液晶表示装置120)と、液晶表示装置120の表面側に設けられる挟視野角プレート130と、を備え、挟視野角プレート130を介して、液晶表示装置120から出射する光で感光フィルム142を露光して可視画像を形成するように構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、画像データに対応する画像を可視媒体上に形成する画像形成装置に関するものである。
光感応性シートに画像を生成するプリンタとして、例えば液晶ディスプレイに表示された画像をロッドレンズアレイを介して光感応性シートに投影するようにした装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、液晶ディスプレイの裏面とバックライトとの間に、バックライトからの光の拡散を抑制する格子を設け、液晶ディスプレイの表面に感光フィルムを密着させて表示画像を印写する装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、透過型の画像表示手段と、画像表示面に平行に光を射出する線状光源からの射出光を略平行光にする平行光生成素子と、上記略平行光を画像表示面に対して略垂直に透過させるように反射する反射手段と、上記線状光源、平行光生成素子、および反射手段を画像表示面に平行に移動させる移動手段とを備え、感光性記録媒体を走査露光して表示画像を転写する技術も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
上記のように液晶ディスプレイの表示画像をロッドレンズアレイ等を介して光感応性シートに投影する装置では、上記ロッドレンズアレイは、液晶ディスプレイに表示された画像を光感応性シート上に結像させ得るように所定の厚さを必要とする。このため、装置の厚さ方向の寸法を短く抑えることが困難である。
また、液晶ディスプレイの裏面とバックライトとの間に格子を設けた装置では、バックライトからの光が格子によって平行光に近づけられるものの、液晶ディスプレイから出射する光は、やはり広がりを持ったものとなり、鮮明な画像を形成することが困難である。
また、感光性記録媒体を走査露光する装置では、その走査に時間がかかるため、画像形成に要する時間を短く抑えることが困難である。
上記の点に鑑み、本発明は、装置の小型化や、画像形成に要する時間を短く抑えること、および/または鮮明な画像を形成することなどが容易にできるようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するために、
本発明は、
画像データに対応する画像を可視媒体上に形成する画像形成装置であって、
画像データに応じた画像を表示する画像表示装置と、
上記画像表示装置の表面側に設けられる挟視野角プレートと、
を備え、
上記挟視野角プレートを介して、上記画像表示装置から出射する光で感光フィルムを露光して可視画像を形成するように構成されたことを特徴とする。
本発明は、
画像データに対応する画像を可視媒体上に形成する画像形成装置であって、
画像データに応じた画像を表示する画像表示装置と、
上記画像表示装置の表面側に設けられる挟視野角プレートと、
を備え、
上記挟視野角プレートを介して、上記画像表示装置から出射する光で感光フィルムを露光して可視画像を形成するように構成されたことを特徴とする。
これにより、液晶表示装置から出射し、挟視野角プレートで拡散を抑制された光によって感光フィルムが露光されるので、比較的鮮明な画像を形成することが容易にできる。
本発明では、装置の小型化や、画像形成に要する時間を短く抑えること、および/または鮮明な画像を形成することなどが容易にできる。
以下、本発明の実施形態として、被写体を撮影して可視媒体上に可視画像形成するディジタルカメラの例を説明する。
(ディジタルカメラの概略構成)
図1に模式的に示すように、ディジタルカメラ100は、筐体110内に、被写体を撮影するカメラモジュール180と、撮影画像の画像データに応じた画像を表示する液晶表示装置120(画像表示装置)と、電池170とを備えている。
図1に模式的に示すように、ディジタルカメラ100は、筐体110内に、被写体を撮影するカメラモジュール180と、撮影画像の画像データに応じた画像を表示する液晶表示装置120(画像表示装置)と、電池170とを備えている。
液晶表示装置120は、図2に模式的に示すように、バックライト120a、液晶パネル120b、および保護ガラス120cが順に積層されて構成されている。液晶表示装置120の解像度は特に限定されないが、例えば画素ピッチが約0.07mm程度のものが用いられる。液晶表示装置120の表面側には、例えば厚さが約4.4mm、視野角が±約5°の挟視野角プレート130が設けられている。
上記挟視野角プレート130は、例えば図3に示すように、高透明シリコーン樹脂から成る3枚の高透明フィルム131〜133の間に、2層のルーバー層134・135が設けられて構成されている。ルーバー層134には、挟視野角プレート130の表面に垂直な壁面方向で、挟視野角プレート130の表面に沿って互いに平行な方向に配置された複数の遮光ルーバー134aが設けられている。各遮光ルーバー134aの間には、透明部材134bが設けられている。上記遮光ルーバー134aは、シリコーン遮光壁から成り、透明部材134bは、高透明シリコーン樹脂から成っている。また、ルーバー層135には、ルーバー層134の遮光ルーバー134aと交差(直交)する方向に配置された複数の遮光ルーバー135aが設けられている。各遮光ルーバー135aの間には、透明部材135bが設けられている。上記遮光ルーバー134a・135aのピッチは、特に限定されないが、液晶表示装置120の画素ピッチよりも短く設定されることは通常好ましい。
ディジタルカメラ100の筐体110内には、フィルムパック140が装填されている。フィルムパック140は、フィルムケース141内に複数枚の感光フィルム142が積層されて成っている。上記感光フィルム142は、図示しない押圧機構によって挟視野角プレート130に押圧され、挟視野角プレート130に最も近い感光フィルム142は挟視野角プレート130に密着して、面密着露光されるようになっている。
ディジタルカメラ100の筐体110内には、また、モータ150と展開ローラ160とが設けられ、液晶表示装置120によって露光された感光フィルム142を現像処理しながら排出口111から排出するようになっている。
(ディジタルカメラの動作)
上記のようなディジタルカメラ100で感光フィルム142に撮影画像が印刷される場合には、次のような動作が行われる。
上記のようなディジタルカメラ100で感光フィルム142に撮影画像が印刷される場合には、次のような動作が行われる。
液晶表示装置120は、撮影画像の画像データに基づいて、所定時間だけ、通常の液晶表示装置と同様に画像を表示する。より詳しくは、液晶パネル120bの各画素ごとに、画像データに基づいた透過率でバックライト120aの光が保護ガラス120c側に出射する。
液晶表示装置120から出射した光は、挟視野角プレート130を介して、視野角が±5°に狭められた範囲で感光フィルム142に到達し、感光フィルム142の露光が行われる。このように視野角が狭められることによって、比較的鮮明な画像を容易に形成することができる。具体的には、例えば、感光フィルム142を液晶表示装置120の表面に直接密着させて露光した場合には図4に示すように液晶パネル120bの各画素からの光が拡散して鮮明度(解像度)がかなり低下するのに比べて、挟視野角プレート130を介して露光することにより、図5に示すように鮮明度を大幅に高めることができる。また、挟視野角プレート130と感光フィルム142との間の距離が多少長くなっても鮮明度の低下に与える影響が小さくなるので、感光フィルム142の凹凸等に対する許容性を高く保つことが容易にできる。具体的には、例えば、感光フィルム142が±0.5mm程度の凹凸を有することなどによって、感光フィルム142と挟視野角プレート130との間にいわゆる浮きが生じる場合などでも、画質の低下を小さく抑えることが容易にできる。もっとも、感光フィルム142が挟視野角プレート130に押圧されるようにすることにより、鮮明度をより確実に保つことができる。
上記露光が行われた感光フィルム142は、展開ローラ160により押圧されながら搬送されて排出口111から排出される。すなわち、上記押圧によって感光フィルム142内の現像定着剤がフィルム内で押し広げられ、可視画像が形成される。なお、可視画像の形成方式自体は本実施形態の主眼ではないので詳細な説明は省略する。
上記のように、挟視野角プレート130を介して、液晶表示装置120から出射する光で感光フィルム142を露光することによって、比較的鮮明な画像を形成することが容易にできる。特に、挟視野角プレート130として上記のようなルーバー層134・135が積層されたものを用いることによって、鮮明度を高めることが容易にできる。
また、挟視野角プレート130を用いることによって、厚さ方向の寸法を短く抑えて装置の小型化を図ることも容易にできる。また、線状の露光光でフィルムを走査する場合のように走査時間を必要としないので、画像形成に要する時間を短く抑えることも容易にできる。
また、遮光ルーバー134a・135aのピッチが、液晶表示装置120の画素ピッチよりも短く設定される場合には、液晶表示装置120の各画素と、挟視野角プレート130の遮光ルーバー134a・135aとの位置合わせをしなくても、鮮明度を高く保ったりモアレの発生を抑制したりすることが容易にできる。
なお、上記の例では、カメラモジュール180によって撮影された画像が感光フィルム142上に形成される例を示したが、これに代えて、またはこれとともに、外部から有線または無線などで供給される画像データに基づいた画像を形成できるようにして、プリンタとしても用い得るようにしてもよい。
100 ディジタルカメラ
110 筐体
111 排出口
120 液晶表示装置
120a バックライト
120b 液晶パネル
120c 保護ガラス
130 挟視野角プレート
131〜133 高透明フィルム
134・135 ルーバー層
134a・135a 遮光ルーバー
134b・135b 透明部材
140 フィルムパック
141 フィルムケース
142 感光フィルム
150 モータ
160 展開ローラ
170 電池
180 カメラモジュール
110 筐体
111 排出口
120 液晶表示装置
120a バックライト
120b 液晶パネル
120c 保護ガラス
130 挟視野角プレート
131〜133 高透明フィルム
134・135 ルーバー層
134a・135a 遮光ルーバー
134b・135b 透明部材
140 フィルムパック
141 フィルムケース
142 感光フィルム
150 モータ
160 展開ローラ
170 電池
180 カメラモジュール
Claims (6)
- 画像データに対応する画像を可視媒体上に形成する画像形成装置であって、
画像データに応じた画像を表示する画像表示装置と、
上記画像表示装置の表面側に設けられる挟視野角プレートと、
を備え、
上記挟視野角プレートを介して、上記画像表示装置から出射する光で感光フィルムを露光して可視画像を形成するように構成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置であって、
上記挟視野角プレートは、第1のルーバー層と第2のルーバー層とを有し、上記第1のルーバー層と第2のルーバー層には、それぞれ、挟視野角プレートの表面に沿う方向、かつ、互いに交差する方向に配置された複数の遮光ルーバーが形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置であって、
上記複数の遮光ルーバーの間には、透明部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2および請求項3のうち何れか1項の画像形成装置であって、
上記複数のルーバーのピッチは、上記画像表示装置の画素のピッチよりも短く設定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項4のうち何れか1項の画像形成装置であって、
上記露光される感光フィルムが上記挟視野角プレートに押圧されるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置であって、
さらに、上記画像データを出力するカメラモジュールを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018098046A JP2019202449A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018098046A JP2019202449A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019202449A true JP2019202449A (ja) | 2019-11-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2018098046A Pending JP2019202449A (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200238684A1 (en) * | 2017-11-07 | 2020-07-30 | Fujifilm Corporation | Image exposure device |
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JP2001092016A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-04-06 | Mitsubishi Electric Corp | プリント機能付きディスプレイ装置 |
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JP2004294706A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 印刷装置 |
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-
2018
- 2018-05-22 JP JP2018098046A patent/JP2019202449A/ja active Pending
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