JP2019201960A - 棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利便性の高い棚を提供する。【解決手段】 二つのブラケットと、複数の格子材を備え、ブラケットは、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在であり、略垂直に折り畳んで収納可能であり、ブラケット間には間隔をあけて格子材を架設してある。【選択図】 図1
Description
本発明は、テラス囲い等の簡易構造物の室内に取り付けられる棚に関する。
テラス囲いやサンルーム等の簡易構造物の室内に取り付けられる従来の棚は固定式であったため、使用しない時に折り畳めず、空間を広く使うことができなかった。
「エクステリア建材 ウォールエクステア総合カタログ(STW0455A)」三協立山株式会社、2017年2月、p.467
本発明は上記事情を鑑み、利便性の高い棚を提供することを目的とする。
本発明の棚は、二つのブラケットと、複数の格子材を備え、ブラケットは、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在であり、略垂直に折り畳んで収納可能であり、ブラケット間には間隔をあけて格子材を架設してあることを特徴とする。
本発明によれば、ブラケットは略垂直に折り畳んで収納可能であるので、棚を使用しない時は折り畳める。またブラケットは、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在であるため、棚の角度を変えて多様な使い方が可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここでは、本発明の棚が、図1及び図2に示すように、建物の外壁Xに隣接して設置されるテラス囲い等の簡易構造物Yの室内側に取り付けてある場合を示す。以下の説明において、建物側を後側、簡易構造物Yが突出する側を前側とし、室内側とは簡易構造物Yの室内側とする。また、図2(a)から見て左右方向を定める。
簡易構造物Yは、外壁Xから間隔をあけて前側に左右の柱10a,10aを有し、外壁Xに当接する後側には左右に躯体方立10b,10bを有する。柱10a,10a間には左右に桁11,12が架設され、柱10aと躯体方立10bの間には腕木13と妻桁14が架設されて簡易構造物Yが骨組みされている。簡易構造物Yは正面及び側面において開口部を有する。開口部にはFIX窓や引き違い窓等の開口部建材が取り付けられ、棚は開口部建材の室内側に取り付けられる。棚は正面又は側面のいずれに取り付けても良いが、ここでは、柱10a,10aと、桁11,12によって囲まれた正面の開口部に設けられた開口部建材Oに棚を取り付けた場合を説明する。本実施形態において開口部建材Oは、無目を有するFIX窓であって、縦材15,15と横材16,18によって枠組みされており、開口部建材Oの高さ方向略中間部は、横材17によって仕切ってあり、左右方向略中間部は方立19によって仕切ってある。開口部建材Oは、内周にガラスパネルPを取り付けてあり、開口部建材Oを構成する横材16,17,18のうち、上部の横材16は上枠であり、中間部の横材17は無目であり、下部の横材18は下枠である。また、本実施形態の簡易構造物Yは図3及び図4に示すように、床材Fを用いたデッキ仕様であるが、地面に横材(下枠)18を取り付けた土間仕様であってもよい。
棚は、図1及び図3に示すように、取付柱1と、ブラケット2と、格子材3から構成される。棚は開口部建材Oの下方、言い換えれば、人の腰辺りの高さに設けてあることが望ましく、本実施形態では、開口部建材Oの高さ方向略中間部において上下を仕切る横材17のやや下方に取り付けてある。詳しくは、中間部の横材17と下部の横材18の間に、二本の取付柱1,1が左右に間隔をあけて固定してある。取付柱1にはそれぞれブラケット2が取り付けてあり、ブラケット2,2間には前後に間隔をあけて複数の格子材3,3‥が架設してある。
取付柱1は、断面略矩形の中空形材であって、上下に延びており、図4及び図5に示すように、中間部の横材17と下部の横材18の間に嵌まり込むほどの寸法である。そして、簡易構造物Yの開口部建材Oを構成する上下の横材17,18間の見込面内に室内側から取り付けてあり、また、横材17,18の長手方向の任意の位置に取り付け可能である。取付柱1の室内側見付面を横材17,18の室内側見付面と略面一とすれば、意匠性に優れる。
ブラケット2は、ベース部21とアーム部22から構成してあり、ベース部21が取付柱1の室内側見付面に固定してある。アーム部22は、ベース部21を軸に垂直方向へ回動自在であるとともに、任意の角度で保持されるので、ブラケット2を図4、図6又は図7に示すように、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在である。さらにベース部21は、アーム部22を略垂直に立てた状態で長手方向に沿って摺動可能としてあるため、図5に示すように、ブラケット2を略垂直に折り畳んで収納することができる。
格子材3は、断面略矩形の中空形材であって、左右のアーム部22,22に取り付けられることにより、ブラケット2,2間に間隔をあけて複数架設してある。格子材3同士の間隔は問わないが、例えば、各格子材3にタオルやバスマット等を掛けて互いが密接しない程である。
次に、本発明の棚の様々な使用方法について説明する。本実施形態において、簡易構造物は棚の直上に図示しない物干し竿を備える。図6(a)に示すように、ブラケット2を略水平に向けた状態で固定すれば、格子材3の上に、洗濯かごを置くことができる。使用者の腰辺りの高さにある棚に載置された洗濯かごは、使用者の手元近くに位置するため、洗濯かごから洗濯物を取り出して、直上の物干し竿へ干す作業をスムーズに行うことができる。さらに、図6(b)に示すように、ブラケット2を斜め上へ向けて傾斜させると、洗濯かごの側面が格子材3に当接し、洗濯かごの開口を斜め上へ向けて置くことができる。このような状態とすれば、洗濯かごから洗濯物を取り出す作業がより容易となる。
また、図7(a)に示すように、ブラケット2を斜め下に向けて傾斜させると、格子材3それぞれにタオル等を掛けた際に、略水平に向けた場合よりも乾きやすくなる。そして、図7(b)に示すように、ブラケット2を斜め下に向けて傾斜させ、格子材3にハンガーやタオルを掛けてもよく、ブラケット2を斜め下に向けた場合よりも丈の長いものを掛けることができる。
そして、図5に示すように、ブラケット2を略垂直に折り畳んで収納した場合、開口部建材Oのガードとして使用することもできる。例えば、子どものいる家庭やペットを飼っている家庭において、ガラスパネルPへの衝突を防いだり、また、開口部建材Oが開閉可能な窓である場合に窓開放時の転落を防ぐことができるなど、子どもやペットの安全を確保することができる。本実施形態では、開口部建材Oの一部しかガードされていないが、開口部建材Oの全幅に亘って、棚を一つ又は複数取り付けてもよい。
また、図7(a)に示すように、ブラケット2を斜め下に向けて傾斜させると、格子材3それぞれにタオル等を掛けた際に、略水平に向けた場合よりも乾きやすくなる。そして、図7(b)に示すように、ブラケット2を斜め下に向けて傾斜させ、格子材3にハンガーやタオルを掛けてもよく、ブラケット2を斜め下に向けた場合よりも丈の長いものを掛けることができる。
そして、図5に示すように、ブラケット2を略垂直に折り畳んで収納した場合、開口部建材Oのガードとして使用することもできる。例えば、子どものいる家庭やペットを飼っている家庭において、ガラスパネルPへの衝突を防いだり、また、開口部建材Oが開閉可能な窓である場合に窓開放時の転落を防ぐことができるなど、子どもやペットの安全を確保することができる。本実施形態では、開口部建材Oの一部しかガードされていないが、開口部建材Oの全幅に亘って、棚を一つ又は複数取り付けてもよい。
このように構成した棚によれば、ブラケット2は略垂直に折り畳んで収納可能であるので、棚を使用しない時は折り畳め、邪魔にならない。またブラケット2は、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在であるため、棚の角度を変えて多様な使い方が可能である。例えば、棚を斜め上に向けると、洗濯かごの側面を格子材3に当接させて、洗濯かごの開口を斜め上へ向けて置くことができ、洗濯物を干す際に洗濯物を取り出し易く、作業性が良い。また、棚を斜め下へ向けると、格子材3に掛けたタオル等が乾きやすい。
また、それぞれブラケット2を有する二つの取付柱1は、開口部建材Oを構成する上下の横材17,18の見込面内に取り付けてあるので、室内側に突出する部材が少なく、意匠性が良い。また取付柱1は横材17,18の長手方向の任意の位置に取り付け可能であるため、使い勝手が良い。横材17,18の室内側見付面と、取付柱1の室内側見付面を略面一とすれば、すっきりとした内観となり、より意匠性に優れる。
また、それぞれブラケット2を有する二つの取付柱1は、開口部建材Oを構成する上下の横材17,18の見込面内に取り付けてあるので、室内側に突出する部材が少なく、意匠性が良い。また取付柱1は横材17,18の長手方向の任意の位置に取り付け可能であるため、使い勝手が良い。横材17,18の室内側見付面と、取付柱1の室内側見付面を略面一とすれば、すっきりとした内観となり、より意匠性に優れる。
本発明は、上記の実施形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲で変形可能である。例えばブラケットや格子材の形状や材質等は適宜変更することができる。
1 取付柱
2 ブラケット
3 格子材
16 横材(上枠)
17 横材(無目)
18 横材(下枠)
O 開口部建材
P ガラスパネル
X 外壁
Y 簡易構造物
2 ブラケット
3 格子材
16 横材(上枠)
17 横材(無目)
18 横材(下枠)
O 開口部建材
P ガラスパネル
X 外壁
Y 簡易構造物
Claims (1)
- 二つのブラケットと、複数の格子材を備え、ブラケットは、略水平、斜め上に向けて傾斜、又は斜め下に向けて傾斜させて固定自在であり、略垂直に折り畳んで収納可能であり、ブラケット間には間隔をあけて格子材を架設してあることを特徴とする棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099554A JP2019201960A (ja) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | 棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099554A JP2019201960A (ja) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | 棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019201960A true JP2019201960A (ja) | 2019-11-28 |
Family
ID=68725462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018099554A Withdrawn JP2019201960A (ja) | 2018-05-24 | 2018-05-24 | 棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019201960A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10179989A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-07-07 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 物干し装置 |
JPH11300095A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-02 | Mory Industries Inc | 平行物干し竿棚多段型物干し具 |
JP2002224496A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Nagae:Kk | 物干装置 |
JP2003175300A (ja) * | 2001-12-11 | 2003-06-24 | Tsunehiro Kousenbo | 物干し竿掛け及び使用方法 |
JP2014023688A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Torii Kinzoku Kogyo Kk | 物干竿支持装置 |
-
2018
- 2018-05-24 JP JP2018099554A patent/JP2019201960A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (5)
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