JP2019199787A - 開き扉 - Google Patents

開き扉 Download PDF

Info

Publication number
JP2019199787A
JP2019199787A JP2018096376A JP2018096376A JP2019199787A JP 2019199787 A JP2019199787 A JP 2019199787A JP 2018096376 A JP2018096376 A JP 2018096376A JP 2018096376 A JP2018096376 A JP 2018096376A JP 2019199787 A JP2019199787 A JP 2019199787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
latch
differential pressure
knob
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018096376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7064377B2 (ja
Inventor
高橋 省次
Shoji Takahashi
省次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP2018096376A priority Critical patent/JP7064377B2/ja
Publication of JP2019199787A publication Critical patent/JP2019199787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7064377B2 publication Critical patent/JP7064377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

【課題】通常時には全体を開く通常の開き扉として使用することができ、差圧発生時にはその差圧を解消した後に全体を開くことができる開き扉を提供する。【解決手段】戸枠2に回動自在に支持された扉本体と、該扉本体に回動自在に支持された差圧解消用の差圧扉5と、開き扉1を戸枠2に固定するための第一のラッチ11と、差圧扉5を扉本体に固定するための第二のラッチと、回動操作されるドアノブ13と、該ドアノブ13の回動を第一のラッチ11と第二のラッチに伝達して第一のラッチ11と第二のラッチを解除する伝達機構とを備え、伝達機構は、ドアノブ13が第一操作されると、第二のラッチを固定状態に維持して第一のラッチ11を解除し、ドアノブ13が第二操作されると、第一のラッチ11と第二のラッチの双方を解除する。【選択図】図4

Description

本発明は、差圧を解消することができる開き扉に関する。
下記特許文献1では、防火扉に可動体が設けられている。可動体は、防火扉に回動可能に支持されている。防火扉は第一のラッチによって戸枠に固定され、可動体は、第二のラッチによって防火扉に固定される。そして、ドアノブを回動させると、第二のラッチが解除されると同時に第一のラッチが解除される。第二のラッチが解除されることで可動体が開き、防火扉の前後における圧力差が解消される。また、第一のラッチが解除されるので、防火扉を開けることができる。
しかしながら、上記構成では、ドアノブの回動操作によって第一のラッチと第二のラッチの双方が同時に解除されて可動体が開くため、防火扉を火災時ではない通常時において開き扉として使用するには不向きである。
特開平7−259407号公報
本発明は、差圧が生じていないあるいは差圧が小さい通常時には全体を開く通常の開き扉として使用することができ、大きな差圧が生じている差圧発生時にはその差圧を解消した後に全体を開くことができる開き扉を提供することを課題とする。
本発明に係る開き扉は、戸枠に回動自在に支持された扉本体と、該扉本体に回動自在に支持された差圧解消用の差圧扉と、開き扉を戸枠に固定するための第一のラッチと、差圧扉を扉本体に固定するための第二のラッチと、回動操作されるドアノブと、該ドアノブの回動を第一のラッチと第二のラッチに伝達して第一のラッチと第二のラッチを解除する伝達機構とを備え、伝達機構は、ドアノブが第一操作されると、第二のラッチを固定状態に維持して第一のラッチを解除し、ドアノブが第二操作されると、第一のラッチと第二のラッチの双方を解除する。
該構成の開き扉によれば、ドアノブの第一操作によって、第一のラッチは解除される一方、第二のラッチは固定状態に維持される。従って、差圧が生じていないあるいは差圧が小さい通常時には、ドアノブの第一操作によって、差圧扉を扉本体に固定した状態で開き扉の全体を開くことができる。一方、火災時のように大きな差圧が生じている差圧発生時には、ドアノブの第二操作によって、第一のラッチと第二のラッチの双方を解除することができる。従って、ドアノブの第二操作によって、差圧扉を扉本体に対して開くことによって開き扉の前後における圧力差を解消することができ、圧力解消後に開き扉の全体を開くことができる。尚、大きな差圧が発生している差圧発生時には、例えば、火災発生時や、室内を換気扇等によって強制的に排気しているような場合がある。以下、差圧が生じていないあるいは差圧が小さい通常時を単に通常時といい、大きな差圧が発生している差圧発生時を単に差圧発生時という。
特に、第一操作は、ドアノブを所定方向に第一の角度まで回動させる操作であり、第二の回動操作は、ドアノブを前記所定方向に第一の角度を越えた第二の角度まで回動させる操作であることが好ましい。該構成によれば、第一操作と第二操作とが互いに同一の回動方向であって、しかも第一操作と第二操作は回動角度の大小の相違であるため、ドアノブの操作の区別が容易である。また、通常時にはドアノブを小さい回動角度で操作すれば足りるため、ドアノブの操作が容易であって簡単に開き扉を開けることができる。
また、第一の角度までの第一区間においてはドアノブに回動負荷を与えず第一の角度から第二の角度までの第二区間においてドアノブに回動負荷を与える負荷付与部を備えていることが好ましい。該構成によれば、第一区間から第二区間に移行する段階でドアノブの回動負荷がステップ状に増大する。従って、通常時においてドアノブを第二区間まで回動させることなく第一の角度まで回動操作して第一のラッチのみを解除することができる。
また、伝達機構は、第一のラッチを没入側にスライドさせるための第一の駆動シャフトと、第二のラッチを没入側にスライドさせるための第二の駆動シャフトと、ドアノブの回動を第一及び第二の駆動シャフトに伝達するための制御ロータリとを備え、第二の駆動シャフトは、制御ロータリ側に位置するメインシャフトと、第二のラッチ側に位置し、メインシャフトに対して相対移動可能なサブシャフトとを備え、サブシャフトは第二のラッチ側に付勢されており、ドアノブが第二操作されると、制御ロータリはメインシャフトを介してサブシャフトを移動させて第二のラッチを解除させ、開いた差圧扉が閉じる際に第二のラッチが扉本体に当接して没入側に移動すると、メインシャフトは移動せず、サブシャフトはメインシャフトに対して相対的に移動することが好ましい。差圧扉が閉まる直前に、サブシャフトは第二のラッチの没入側に移動する一方、メインシャフトは移動しないので、ドアノブが回動しない。
以上のように、ドアノブの第一操作では第二のラッチは解除されず差圧扉は開かないので、通常時において、全体を開く一般的な開き扉として使用することができる。
本発明の一実施形態における開き扉を示す一部破断線を含む正面図であって開き扉が閉じた状態を示す。 同開き扉の一部断面を含む平面図。 同開き扉の一部断面を含む平面図であって、差圧扉が開いた状態を示す。 図1の要部拡大平面図。 図4のA−A断面図。 図4のB−B断面図。 図4に対応した要部拡大平面図であって、第一のラッチが解除された状態を示す。 図4に対応した要部拡大平面図であって、第二のラッチが解除された状態を示す。 図4に対応した要部拡大平面図であって、扉本体及び差圧扉が閉じる直前の状態を示す。 図7に対応した状態を示す図であって、(a)は要部拡大平面図、(b)は要部拡大正面図。 図8に対応した状態を示す図であって、(a)は要部拡大平面図、(b)は要部拡大正面図。 図9に対応した状態を示す図であって、(a)は要部拡大平面図、(b)は要部拡大正面図。
以下、本発明の一実施形態にかかる開き扉1について図1〜図12を参酌しつつ説明する。図1〜図3に、本実施形態にかかる開き扉1の全体構造を示している。開き扉1は、防火扉として使用することができる他、マンションの玄関において室内と室外とを区画する玄関扉等として使用できる。開き扉1は、上下方向の軸線まわりに回動して開口部である通路を開閉する。開き扉1の開き方向(左右勝手)は左右何れであってもよいが、本実施形態は左勝手の仕様である。通路は戸枠2によって区画されていて、その戸枠2に開き扉1の基端部が上下のヒンジ3を介して回動可能に支持されている。従って、開き扉1の回動軸線1aは開き扉1の基端部に位置している。尚、開き扉1の基端部とは、開き扉1の回動軸線1aに近い側の端部であり、開き扉1の先端部とは基端部とは反対側であって開き扉1の回動軸線1aから遠い側の端部である。以下、開き扉1の先端側を単に扉先端側と称し、開き扉1の基端側を単に扉基端側と称する。
開き扉1は、開き扉1の大部分の面積を占める扉本体4と、扉本体4とは別体に構成された差圧解消用の差圧扉5とを備えている。扉本体4は、戸枠2にヒンジ3を介して支持されており、図示しないドアクローザによって閉じ側に付勢されている。差圧扉5は、扉本体4に回動可能に支持されている。差圧扉5は、扉本体4の扉先端側に位置している。扉本体4の扉先端側の端部と戸枠2との間には、差圧を解消するための差圧解消用の開口部が形成されていて、差圧扉5は、その差圧解消用の開口部を閉じる。差圧解消用の開口部の形状、大きさは任意であるが、本実施形態では、通路の上下方向の全長に亘って形成されている。従って、通路は、左右二つに区分されていて、図1において通路の左側の部分が差圧扉5で閉じられ、通路の右側の部分が扉本体4で閉じられる。また、開き扉1は、左右二つに区分されていて、扉先端側の領域が差圧扉5により構成され、扉基端側の領域が扉本体4によって構成されている。扉本体4の回動軸線は開き扉1の回動軸線1aである。
差圧扉5は、上下方向の軸線まわりに回動する。差圧扉5の回動軸線5aは上下方向に沿っていて、差圧扉5の回動軸線5aと開き扉1の回動軸線1aは互いに平行である。差圧扉5の回動軸線5aは、差圧扉5の左右方向の略中央部に位置している。差圧扉5は、その上下両端部において扉本体4に支持されている。差圧扉5は、ヒンジクローザ6によって閉じ側に付勢されている。図2は差圧扉5が閉じた状態を示しており、扉本体4と差圧扉5は一直線状となっている。図3は差圧扉5が開いた状態を示しており、差圧扉5は全閉状態から平面視において反時計回りに回動して開く。尚、扉本体4も、差圧扉5と同様に、全閉状態から平面視において反時計回りに回動して開く。従って、扉本体4と差圧扉5は互いに開く方向が同じである。尚、図1において、扉本体4は手前側に引かれて開き、差圧扉5も手前側に引かれて開く。
開き扉1は、開き扉1の全体を戸枠2に固定するための第一のラッチ11と、差圧扉5を扉本体4に固定するための第二のラッチ12と、第一のラッチ11及び第二のラッチ12を解除すべく回動操作されるドアノブ13と、ドアノブ13の回動を第一のラッチ11と第二のラッチ12に伝達して第一のラッチ11と第二のラッチ12を解除する伝達機構とを備えている。第一のラッチ11は開き扉1の先端部に設けられていて、左右方向(水平方向)に沿ってスライド可能である。第一のラッチ11が係合する第一の係合凹部14は、戸枠2に設けられていて、具体的には、開き扉1の先端部と対峙する戸枠2の縦枠に設けられている。図4に拡大図を示しているように、第一のラッチ11は第一のコイルバネ15によって突出側(扉先端側)に向けて付勢されている。第一のラッチ11は、通常は第一のコイルバネ15によって付勢されて開き扉1から突出した突出状態となっている。第一のラッチ11が戸枠2に当たって押されると、第一のラッチ11は第一のコイルバネ15の付勢力に抗して開き扉1の内部に没入していく。開き扉1の扉先端側の領域は差圧扉5によって構成されているため、第一のラッチ11は差圧扉5に設けられている。第一のラッチ11は差圧扉5の扉先端側の端部に設けられている。
第二のラッチ12は、差圧扉5の扉基端側の端部に設けられている。即ち、第二のラッチ12は第一のラッチ11とは反対側に位置している。第二のラッチ12は、第一のラッチ11と同様に、左右方向(水平方向)に沿ってスライド可能である。図10にも示しているように、第二のラッチ12が係合する第二の係合凹部16は、扉本体4の扉先端側の端部に設けられている。また、第二のラッチ12は、図4に示している第二のコイルバネ17によって突出側(扉基端側)に向けて付勢されている。第二のラッチ12は、通常は第二のコイルバネ17によって付勢されて差圧扉5から突出した突出状態となっている。第二のラッチ12が扉本体4に当たって押されると、第二のラッチ12は第二のコイルバネ17の付勢力に抗して差圧扉5の内部に没入していく。第二のコイルバネ17による第二のラッチ12の付勢方向は、第一のコイルバネ15による第一のラッチ11の付勢方向とは逆方向である。尚、第一のラッチ11と第二のラッチ12は正面視において互いに同一線上に位置していてもよいが、本実施形態では同一線上ではなく、互いに上下に位置ずれしていて、第一のラッチ11が上側に位置し、第二のラッチ12が下側に位置している。
ドアノブ13は、開き扉1の先端部に設けられており、具体的には、差圧扉5に設けられている。ドアノブ13は、前後方向の軸線まわりに回動操作が可能である。具体的には、図1及び図4に示す正面視において、ドアノブ13は、時計回りに回動操作され、その時計回りの回動操作によって第一のラッチ11が解除され、また、第二のラッチ12が解除される。ドアノブ13は、図4〜図6に示すように、前後方向の回動軸線13aを中心として回動操作される前後一対のハンドル部20を備えている。該ハンドル部20は、ドアノブ13の回動軸線13aの方向に沿って延びる軸部20aと、該軸部20aの先端部から回動軸線13aに対して直交した方向である径方向に延びる腕部20bとを有している。ハンドル部20は、腕部20bが図4のように略水平な状態となっている状態を基本位置とし、その基本位置を0度位置と称する。ハンドル部20は0度位置から正面視時計回りに回動する。ドアノブ13は、捻りコイルバネ21によって正面視反時計回りに付勢されている。但し、ドアノブ13は0度位置よりも反時計回りへの回動が規制されていて、0度位置から反時計回りには回動操作ができない。
伝達機構は、ドアノブ13の回動を第一のラッチ11に伝達したり、第二のラッチ12に伝達したりすることによって、第一のラッチ11を解除したり、また第二のラッチ12を解除したりする。伝達機構は、ドアノブ13の回動を、第一のラッチ11と第二のラッチ12に選択的に伝達する。即ち、伝達機構は、ドアノブ13の回動を第二のラッチ12には伝達せずに第一のラッチ11のみに伝達する状態と、ドアノブ13の回動を第一のラッチ11と第二のラッチ12の双方に伝達する状態とがある。
伝達機構は、第一のラッチ11を没入側にスライドさせるための第一の駆動シャフト31と、第二のラッチ12を没入側にスライドさせるための第二の駆動シャフト32と、ドアノブ13の回動を第一及び第二の駆動シャフト31,32に伝達して第一及び第二の駆動シャフト31,32をそれぞれの中心線の方向に移動させる制御ロータリとを備えている。第一の駆動シャフト31は、第一のラッチ11から第一のラッチ11の没入側に向けて延びている。第一の駆動シャフト31は、その中心線の方向に沿ってスライド可能である。第一の駆動シャフト31は、ドアノブ13の回動軸線13aよりも上側に位置している。図4のように開き扉1が閉じた状態では第一のラッチ11は固定状態にあって、その状態において、第一の駆動シャフト31の扉基端側の端部は、ドアノブ13の回動軸線13aに対して、若干、扉先端側に位置している。第一の駆動シャフト31の扉先端側の端部に第一のラッチ11が取り付けられていて、第一のラッチ11は第一の駆動シャフト31と一体となってスライドする。差圧扉5の内部には第一の固定プレート33が設けられている。第一の固定プレート33は、ドアノブ13の回動軸線13aよりも扉先端側に位置している。第一の駆動シャフト31は第一の固定プレート33を水平方向に貫通している。第一のラッチ11と第一の固定プレート33との間には、第一のラッチ11を突出側に付勢する第一のコイルバネ15が設けられており、第一のコイルバネ15を第一の駆動シャフト31が挿通している。第一の駆動シャフト31の扉基端側の端部は、第一の固定プレート33に対して第一のラッチ11とは反対側に位置する。即ち、第一の駆動シャフト31の扉先端側の端部は、第一の固定プレート33に対して扉先端側に位置し、第一の駆動シャフト31の扉基端側の端部は、第一の固定プレート33に対して扉基端側に位置する。第一の駆動シャフト31の扉基端側の端部にはフランジ部31aが設けられている。
第二の駆動シャフト32は、第二のラッチ12から第二のラッチ12の没入側に向けて延びている。第二の駆動シャフト32は、その中心線の方向に沿ってスライド可能である。第二の駆動シャフト32は、第一の駆動シャフト31よりも下側に位置していて、ドアノブ13の回動軸線13aよりも下側に位置している。従って、第二の駆動シャフト32は、ドアノブ13の回動軸線13aに対して、第一の駆動シャフト31とは上下反対側に位置する。第二の駆動シャフト32は第一の駆動シャフト31と平行である。第二の駆動シャフト32は、互いに別体である二つのシャフトから構成されている。即ち、第二の駆動シャフト32は、制御ロータリ側に位置するメインシャフト34と、第二のラッチ12側に位置するサブシャフト35とから構成されている。サブシャフト35はメインシャフト34に対して中心線の方向に沿って相対移動が可能である。メインシャフト34はサブシャフト35に対して扉先端側に位置している。メインシャフト34とサブシャフト35は一直線上に位置している。メインシャフト34は、ドアノブ13の回動軸線13aの直下に位置し、サブシャフト35はドアノブ13の回動軸線13aから扉基端側に離れて位置している。メインシャフト34の扉基端側の端部にサブシャフト35の扉先端側の端部が所定長さ範囲内で相対的にスライド可能に接合されている。具体的には、メインシャフト34の扉基端側の端部には、メインシャフト34の中心線の方向に沿ってスライド孔36が形成されていると共に、第一の係合ピン37が設けられている。サブシャフト35の扉先端側の端部はメインシャフト34のスライド孔36に係入している。また、サブシャフト35の扉先端側の端部にはサブシャフト35の中心線の方向に沿って長い第一の長孔38が形成されており、該第一の長孔38に第一の係合ピン37が係合している。従って、サブシャフト35はメインシャフト34に対して第一の長孔38の長さに対応した距離だけ相対的にスライドでき、第二の駆動シャフト32は、第一の長孔38に対応した長さ分だけ伸縮できる。
サブシャフト35の扉基端側の端部に第二のラッチ12が取り付けられていて、第二のラッチ12はサブシャフト35と一体となって水平方向にスライドする。サブシャフト35の扉先端側の端部の近傍には、バネ押さえ板39が取り付けられている。差圧扉5の内部には、第二の固定プレート40が設けられており、メインシャフト34は第二の固定プレート40を貫通している。バネ押さえ板39と第二の固定プレート40との間には、サブシャフト35を扉基端側に付勢するための、即ち、サブシャフト35をメインシャフト34から離れる方向に付勢するための第二のコイルバネ17が配置されている。メインシャフト34とサブシャフト35は第二のコイルバネ17を挿通している。第二のコイルバネ17の付勢力によって、第二の駆動シャフト32は、通常は、最も伸張した伸張状態にある。
差圧扉5の内部には第三の固定プレート41が設けられている。第三の固定プレート41は第二の固定プレート40に対して扉先端側に離れて位置している。メインシャフト34は第三の固定プレート41を貫通し、メインシャフト34の扉先端側の端部は第三の固定プレート41よりも扉先端側に位置している。メインシャフト34の扉先端側の端部にはストッパ42が設けられており、該ストッパ42が第三の固定プレート41に当たることで、それ以上メインシャフト34は扉基端側に移動できない。メインシャフト34の中央部近傍には段差部43が形成されており、該段差部43と第三の固定プレート41との間に第三のコイルバネ44が配置されている。メインシャフト34は第三のコイルバネ44を挿通している。第三のコイルバネ44はメインシャフト34を扉基端側に向けて付勢している。第三のコイルバネ44は、第二のコイルバネ17よりも線径が太く強いバネであり、第一のコイルバネ15よりも線径が太く強いバネである。メインシャフト34の中央部であって段差部43とスライド孔36との間の位置には、前後方向に貫通した第二の長孔45が形成されている。該第二の長孔45は、メインシャフト34の中心線の方向に対して直交する方向であって上下方向に長い形状である。該第二の長孔45には第二の係合ピン46が係合している。第二の係合ピン46はメインシャフト34を前後方向に貫通していてその前後両端部はそれぞれメインシャフト34の外側に突出している。
図5のようにドアノブ13は、前後一対のハンドル部20を前後に連結する連結シャフト22を備えている。連結シャフト22は、ドアノブ13の回動軸線13a上に位置している。連結シャフト22は差圧扉5を前後方向に貫通している。連結シャフト22の中央部に制御ロータリとしての前後一対の制御プレート51が取り付けられている。前後の制御プレート51は連結シャフト22と一体に回動する。図5及び図6のように前後の制御プレート51は互いに前後方向に離間して平行に配置されている。前後の制御プレート51は互いに同一形状であり、図4及び図7〜図9は、前後の制御プレート51の間の位置で切断された断面図であるため、後側の制御プレート51のみが図示されている。
制御プレート51は、第一の駆動シャフト31を扉基端側にスライドさせるための第一駆動部52と、第二の駆動シャフト32を扉先端側にスライドさせるための第二駆動部53とを備えている。第一駆動部52と第二駆動部53は、それぞれドアノブ13の回動軸線13aを中心として径方向外側に突設されている。ハンドル部20が略水平状態にあるとき、第一駆動部52は制御プレート51の上側に位置し、第二駆動部53は制御プレート51の下側に位置している。第一駆動部52は、第一の駆動シャフト31のフランジ部31aに扉先端側から当接している。そして、ドアノブ13の正面視時計回りの回動に伴って、第一駆動部52は、第一の駆動シャフト31のフランジ部31aを扉先端側に押し、第一の駆動シャフト31を扉先端側に移動させる。第二駆動部53には第三の長孔54が形成されている。第三の長孔54は、ドアノブ13の回動軸線13aを中心とした円弧状である。該第三の長孔54に、第二の係合ピン46の端部が係合している。前後の制御プレート51の間には、捻りコイルバネ21が配置されている。図4のようにドアノブ13が0度位置にあるとき、第一駆動部52が第一の固定プレート33に扉基端側から当接しており、第一の固定プレート33によって制御プレート51の正面視反時計回りの回動が規制されている。前後の制御プレート51の間に、第一の駆動シャフト31と第二の駆動シャフト32が位置している。
次に、ドアノブ13の回動操作と第一のラッチ11及び第二のラッチ12の動作について説明する。図4はドアノブ13が0度位置の状態を示しており、図7はドアノブ13が第一の角度まで回動させたときの状態を示しており、図8はドアノブ13を第二の角度まで回動させたときの状態を示している。第一の角度及び第二の角度は何れも任意に設定してよいが、一例を挙げると、第一の角度は30度で、第二の角度は60度である。0度位置から第一の角度までの区間が第一区間であり、第一の角度から第二の角度までの区間が第二区間である。
図4のように開き扉1が閉じた状態ではドアノブ13は0度位置にある。0度位置において、第一のラッチ11は差圧扉5の扉先端側の端部から突出した突出状態にあって第一の係合凹部14に係合していて固定状態にあり、開き扉1は戸枠2に固定されていて閉じた状態を維持する。また、0度位置においては、図10のように、第二のラッチ12は差圧扉5の扉基端側の端部から突出した突出状態にあって第二の係合凹部16に係合していて固定状態にあり、差圧扉5は扉本体4に固定されていて閉じた状態を維持する。第二の係合ピン46は、第三の長孔54の周方向の第一の端部に位置している。
図4に示す0度位置からドアノブ13を正面視時計回りに回動させていくと、その回動操作に伴って第一駆動部52が第一の駆動シャフト31を扉基端側に移動させる。第一の駆動シャフト31が扉基端側に移動することによって第一のコイルバネ15は圧縮される。一方、第二駆動部53が正面視時計回りに回動することで、第二の係合ピン46は第三の長孔54をその周方向の第一の端部から第二の端部へと相対的に移動していく。このように第二の係合ピン46が第三の長孔54を移動するので、ドアノブ13を回動させても、第二の駆動シャフト32は移動せず、第二のラッチ12は固定状態に維持される。ドアノブ13を第一の角度まで回動させると、第二の係合ピン46は第三の長孔54の周方向の第二の端部に当接する。従って、第三の長孔54の中心角は、第一区間に対応した角度である。尚、ドアノブ13を正面視時計回りに回動させていくと、それに伴って捻りコイルバネ21の捻れ角度が増加し、制御プレート51をより一層強く正面視反時計回りに付勢することになる。
そして、図7のようにドアノブ13を第一の角度まで回動させると、第一のラッチ11は、第一の係合凹部14から抜け出て解除状態となり、差圧扉5の内部に退避するように入り込んだ没入状態となる。ドアノブ13を第一の角度まで回動させることで第一のラッチ11が解除されるので、開き扉1を開くことができる。一方、ドアノブ13を第一の角度まで回動させても、第二のラッチ12は固定状態に維持されており、差圧扉5は扉本体4に固定された状態のままであって差圧扉5を扉本体4に対して開くことはできない。
ドアノブ13を図7の第一の角度から更に正面視時計回りに回動させると、第一駆動部52は第一の駆動シャフト31を更に扉基端側に移動させ、第一のコイルバネ15は更に圧縮していく。一方、第二駆動部53は第二の係合ピン46を扉先端側に押していく。第二の係合ピン46は第二駆動部53によって扉先端側に押されながら第二の長孔45を上側に移動していく。また、第二の係合ピン46が第二駆動部53によって扉先端側に押されることで、メインシャフト34が扉先端側に移動する。メインシャフト34が扉先端側に移動することによって、第三のコイルバネ44は圧縮を開始する。第三のコイルバネ44が圧縮し始めることで、ドアノブ13には新たな回動負荷が発生する。即ち、第三のコイルバネ44は第一区間においてはドアノブ13に回転負荷を与えず第二区間においてドアノブ13に回動負荷を与えることになる。
メインシャフト34が扉先端側に移動すると、そのメインシャフト34の移動は第一の係合ピン37を介してサブシャフト35に伝達され、サブシャフト35もメインシャフト34に引き連れられて扉先端側に移動する。即ち、メインシャフト34とサブシャフト35は一体となって扉先端側に移動する。そのため、第二のラッチ12は第二の係合凹部16から抜け出す方向に移動していく。サブシャフト35が扉先端側に移動することによって、第二のコイルバネ17は圧縮を開始する。第二のコイルバネ17が圧縮し始めることで、ドアノブ13には新たな回動負荷が発生する。即ち、第二のコイルバネ17も第三のコイルバネ44と共に第二区間においてドアノブ13に回動負荷を与えることになる。本実施形態において、第二のコイルバネ17と第三のコイルバネ44が、第一区間においてはドアノブ13に回動負荷を与えず第二区間においてドアノブ13に回動負荷を与える負荷付与部である。
そして、図8のようにドアノブ13を第二の角度まで回動させると、図11のように第二のラッチ12は第二の係合凹部16から抜け出て解除状態となり、差圧扉5の内部に退避するように入り込んだ没入状態となる。ドアノブ13を第二の角度まで回動させると、第二の係合ピン46は第二の長孔45の上端部に位置し、第二駆動部53はネジボス23に当接する。従って、ドアノブ13を第二の角度を越えて正面視時計回りに回動操作することはできない。ドアノブ13を第二の角度まで回動させると、第二のラッチ12は解除状態となるが、第一のラッチ11は既に解除されているので、図3のように差圧扉5のみを開くことができる。従って、差圧発生時には、差圧扉5のみを開くことで開き扉1の前後における圧力差を解消させることができる。
圧力差が解消された後、扉本体4を含めて開き扉1の全体を開いて人が通ることができる。ドアノブ13から手を離すと、直ちに、ドアノブ13は図4のような元の0度位置に戻り、第一の駆動シャフト31と第二の駆動シャフト32は図4のような元の初期位置まで戻り、第一のラッチ11と第二のラッチ12は突出状態に戻る。そして、扉本体4は図示しないドアクローザによって自動的に閉じ側に回動し、差圧扉5はヒンジクローザ6によって自動的に閉じ側に回動していく。
図9及び図12に開き扉1が戸枠2に対して全閉状態となる直前の状態であって差圧扉5が扉本体4に対して全閉状態となる直前の状態を示している。図9のように、第一のラッチ11は戸枠2に当たることで戸枠2に押されて差圧扉5の内部に入っていく。この第一のラッチ11の扉基端側への移動に伴って第一の駆動シャフト31も扉基端側に移動する。一方、制御プレート51の第一駆動部52は捻りコイルバネ21の付勢力によって第一の固定プレート33に当接した状態を維持している。従って、第一の駆動シャフト31のフランジ部31aは制御プレート51の第一駆動部52から扉先端側に離れる。
図12のように、第二のラッチ12は扉本体4に当たることで扉本体4に押されて差圧扉5の内部に入っていく。この第二のラッチ12の扉先端側への移動に伴って第二の駆動シャフト32のサブシャフト35も扉先端側に移動する。図9のように、サブシャフト35は第二のコイルバネ17を圧縮しつつ扉先端側に移動するが、メインシャフト34は移動せずに初期位置に保たれる。即ち、第二の駆動シャフト32は、長さが短い圧縮状態となる。メインシャフト34が扉先端側に移動しないので、ドアノブ13は回動せずに0度位置を維持する。
以上のように、本実施形態の開き扉1においては、ドアノブ13を第一の角度を越えない角度範囲で回動させることで第一のラッチ11のみを解除できるので、通常時において開き扉1を全体が開閉する一般的な開き扉として使用することができる。また、小さい角度範囲の回動操作で第一のラッチ11を解除できるので、楽に簡単に開き扉1を開けることができる。更に、ドアノブ13が第二区間に入ると、負荷付与部としての第二のコイルバネ17と第三のコイルバネ44が圧縮を開始するので、第一区間から第二区間に移行する際にドアノブ13の回転負荷はステップ状に増大する。そのため、ドアノブ13を第一の角度まで回動させた際に第二のコイルバネ17と第三のコイルバネ44が一種のストッパとなって機能し、ドアノブ13を操作する手にドアノブ13が第一の角度に到達したことが触感として伝わる。従って、通常時においてドアノブ13を第一区間内で容易に回動操作できる。特に、第二のコイルバネ17とは別に第三のコイルバネ44が設けられていて、その第三のコイルバネ44が第二のコイルバネ17よりも強いものであるため、第一区間と第二区間との間におけるドアノブ13の回動負荷の差が大きい。しかも、第二のコイルバネ17は第三のコイルバネ44よりも弱いものであるため、差圧扉5が閉じる直前において第二のコイルバネ17のみが圧縮して第二のラッチ12が確実に没入状態となる。従って、第二のラッチ12は確実に固定状態に復帰し、差圧扉5は閉じた状態に確実に復帰する。
そして、第二の駆動シャフト32がメインシャフト34とサブシャフト35という二本のシャフトから構成されているので、差圧扉5の全閉直前にサブシャフト35のみが移動する。仮に、第二の駆動シャフト32が一本のシャフトから構成されていると、差圧扉5の全閉直前に第二の駆動シャフト32の全体が扉先端側に移動することになり、第二の係合ピン46を介して第二の駆動シャフト32と連結されている制御プレート51も正面視時計回りに回動してドアノブ13が回動することになる。しかも、その際には第三のコイルバネ44が圧縮することから第三のコイルバネ44を弱いものとする必要があるが、第三のコイルバネ44を弱いものにすると、第一区間から第二区間に移行する際の回動負荷の段差が小さくなり、通常時のドアノブ13の回動操作において第二区間に移行させないための第三のコイルバネ44のストッパ機能が弱まる。
尚、本実施形態では、開き扉1の先端部の上下方向の全体が差圧扉5によって構成されているが、扉本体4の扉先端側の端部に切欠部を形成して、その切欠部に差圧扉5を配置することによって、開き扉1の先端部の一部を差圧扉5で構成し残部を扉本体4で構成してもよい。その場合、第一のラッチ11やドアノブ13を差圧扉5ではなく扉本体4に設けてもよい。
また、第二のラッチ12の配置も任意であって、上記実施形態では差圧扉5の扉基端側の端部に配置していたが、上述のように扉本体4に切欠部を設ける場合には、差圧扉5の上端部や下端部に配置してもよい。そのように第二のラッチ12を差圧扉5の上端部や下端部に配置した場合には、第二の駆動シャフト32も上下方向に沿って延びることになり、第一の駆動シャフト31と第二の駆動シャフト32は互いに平行ではなく例えば直交することになる。
制御プレート51の第二駆動部53の構成も種々変更可能であって、上記実施形態では第二の係合ピン46によって第二駆動部53が第二の駆動シャフト32に連結されていたが、第二駆動部53も第一駆動部52と同様に第二の駆動シャフト32を扉基端側から押す構成としてもよい。その場合、第二駆動部53は、第一区間においては第二の駆動シャフト32には当接せずに正面視反時計回りに離れた状態にあって、ドアノブ13が第一の角度になると第二の駆動シャフト32に扉基端側から当接して第二の駆動シャフト32を扉先端側に押して移動させるように構成することができる。
制御ロータリの構成も種々変更可能であって、上記実施形態では制御ロータリとして前後一対の制御プレート51を備えていたが、一つの部材から制御ロータリを構成してもよい。
伝達機構の構成も種々変更可能であって、上記実施形態ではドアノブ13の第一操作がドアノブ13を第一の角度まで回動させる操作でドアノブ13の第二操作がドアノブ13を第二の角度まで回動させる操作であったが、第一操作と第二操作が互いに逆方向の回動操作であったりしてもよく、第一操作と第二操作は種々の操作であってよい。
1 開き扉
1a 回動軸線
2 戸枠
3 ヒンジ
4 扉本体
5 差圧扉
5a 回動軸線
6 ヒンジクローザ
11 第一のラッチ
12 第二のラッチ
13 ドアノブ
13a 回動軸線
14 第一の係合凹部
15 第一のコイルバネ
16 第二の係合凹部
17 第二のコイルバネ
20 ハンドル部
20a 軸部
20b 腕部
21 捻りコイルバネ
22 連結シャフト
23 ネジボス
31 第一の駆動シャフト(伝達機構)
31a フランジ部
32 第二の駆動シャフト(伝達機構)
33 第一の固定プレート
34 メインシャフト
35 サブシャフト
36 スライド孔
37 第一の係合ピン
38 第一の長孔
39 バネ押さえ板
40 第二の固定プレート
41 第三の固定プレート
42 ストッパ
43 段差部
44 第三のコイルバネ
45 第二の長孔
46 第二の係合ピン
51 制御プレート(伝達機構、制御ロータリ)
52 第一駆動部
53 第二駆動部
54 第三の長孔

Claims (4)

  1. 戸枠に回動自在に支持された扉本体と、該扉本体に回動自在に支持された差圧解消用の差圧扉と、開き扉を戸枠に固定するための第一のラッチと、差圧扉を扉本体に固定するための第二のラッチと、回動操作されるドアノブと、該ドアノブの回動を第一のラッチと第二のラッチに伝達して第一のラッチと第二のラッチを解除する伝達機構とを備え、
    伝達機構は、ドアノブが第一操作されると、第二のラッチを固定状態に維持して第一のラッチを解除し、ドアノブが第二操作されると、第一のラッチと第二のラッチの双方を解除する、開き扉。
  2. 第一操作は、ドアノブを所定方向に第一の角度まで回動させる操作であり、第二の回動操作は、ドアノブを前記所定方向に第一の角度を越えた第二の角度まで回動させる操作である請求項1記載の開き扉。
  3. 第一の角度までの第一区間においてはドアノブに回動負荷を与えず第一の角度から第二の角度までの第二区間においてドアノブに回動負荷を与える負荷付与部を備えている請求項2記載の開き扉。
  4. 伝達機構は、第一のラッチを没入側にスライドさせるための第一の駆動シャフトと、第二のラッチを没入側にスライドさせるための第二の駆動シャフトと、ドアノブの回動を第一及び第二の駆動シャフトに伝達するための制御ロータリとを備え、第二の駆動シャフトは、制御ロータリ側に位置するメインシャフトと、第二のラッチ側に位置し、メインシャフトに対して相対移動可能なサブシャフトとを備え、サブシャフトは第二のラッチ側に付勢されており、ドアノブが第二操作されると、制御ロータリはメインシャフトを介してサブシャフトを移動させて第二のラッチを解除させ、開いた差圧扉が閉じる際に第二のラッチが扉本体に当接して没入側に移動すると、メインシャフトは移動せず、サブシャフトはメインシャフトに対して相対的に移動する請求項1乃至3の何れかに記載の開き扉。
JP2018096376A 2018-05-18 2018-05-18 開き扉 Active JP7064377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096376A JP7064377B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 開き扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096376A JP7064377B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 開き扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019199787A true JP2019199787A (ja) 2019-11-21
JP7064377B2 JP7064377B2 (ja) 2022-05-10

Family

ID=68612001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018096376A Active JP7064377B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 開き扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7064377B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044576A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 日東工器株式会社 開閉可能な減圧用開口を備えたドア及び減圧用パネルラッチ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627565U (ja) * 1985-06-28 1987-01-17
JPH07259407A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Mitsui Constr Co Ltd 防火扉装置
JP2010174502A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Taisei Corp 扉用差圧調整機構
US20150121761A1 (en) * 2012-04-30 2015-05-07 Ye Myung Lee Safety door
JP2018199976A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三和シヤッター工業株式会社 差圧緩和装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627565U (ja) * 1985-06-28 1987-01-17
JPH07259407A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Mitsui Constr Co Ltd 防火扉装置
JP2010174502A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Taisei Corp 扉用差圧調整機構
US20150121761A1 (en) * 2012-04-30 2015-05-07 Ye Myung Lee Safety door
JP2018199976A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三和シヤッター工業株式会社 差圧緩和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044576A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 日東工器株式会社 開閉可能な減圧用開口を備えたドア及び減圧用パネルラッチ装置
JP7096088B2 (ja) 2017-08-30 2022-07-05 日東工器株式会社 開閉可能な減圧用開口を備えたドア及び減圧用パネルラッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7064377B2 (ja) 2022-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8684425B2 (en) Vehicle door latch apparatus
US8616594B2 (en) Device for operating a door latch in a vehicle
US6651387B2 (en) Locking controller of a sliding door
WO2016084805A1 (ja) 車両ドア作動装置
JP2006002499A (ja) ロック機構
JP6507409B2 (ja) 車両ドアラッチ装置
US20020163209A1 (en) Inner handle assembly of a sliding door
JP4210228B2 (ja) 後側ドア用車両ドアラッチ装置
JP2005247232A (ja) リッド開閉装置及びそれを用いた小物入れ装置
JP6660781B2 (ja) 車両用ハンドル装置
JP2018028185A (ja) 車両開閉体操作装置
JP2019199787A (ja) 開き扉
JP2005146564A (ja) ラッチ装置
KR20140125554A (ko) 래치볼트의 고정구조체
JP5844626B2 (ja) 開力軽減錠
US8022299B2 (en) Rotatory emergency stop cover with plug-in unit
JP6809995B2 (ja) 車両サイドドア用ラッチ装置
JP4368565B2 (ja) 錠前の反転ラッチ用ストッパー機構
JP2005213818A (ja) 車両用ドア操作装置
KR101407437B1 (ko) 푸쉬-풀 타입 도어록
JP4815383B2 (ja) グローブボックス装置
JP6413144B2 (ja) 車両用ドア開閉装置
KR101467284B1 (ko) 래치볼트 고정레버의 작동장치
CN220382025U (zh) 用于电气开关的合闸保持机构及电气开关
JP2019010937A (ja) 両開きドアを有する車両用コンソール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7064377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150