JP2019199294A - 注ぎ口を有する包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
中に開口部が閉じてしまう場合には、開口部を再び開けなくてはならず、その手指による作業は新たに開封する作業よりも困難を伴い、内容物がこぼれ出るおそれのみならず、手指が汚れるおそれもあり使用者、消費者を悩ませてきた。
注ぎ口を有する液体用包装袋であって、
該包装袋は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から構成されており、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、前側胴部および後ろ側胴部から構成されて、側端部、および上端部をシールされており、
該胴部の下部において、前側胴部と後ろ側胴部の間に底板がシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該前側胴部には、前側胴部から先端部を有して張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、分岐の高さ位置の折り返し線で、前側胴部の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部上方から連続する積層体と、前側胴部下方から連続する積層体とが重なって、注ぎ出し部の側端部および先端部をシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられて、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該注ぎ口を頂点、折り返し線を底辺として、注ぎ出し部は分岐に略三角形に形成されており、
該折り返し線の少なくとも左右両脇から、胴部中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線が設けられており、
該凹型の窪みとなるエンボス加工線は、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方であることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線のうち、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられている部分が不連続線であることを特徴とする、請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線が、折り返し線より下方、かつ接続する位置の近傍から、注ぎ口の近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、直線、または曲線の連続線で形成されることを特徴とする、請求項6に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、表側胴部、および分岐に設けられた注ぎ出し部の表裏両面に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項6〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記凸型の形状となるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記注ぎ口は、分岐の先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して、形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
り、分岐(2)は、分岐の高さ位置(A)の折り返し線(9)で、前側胴部(4)の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部(4)上方から連続する積層体と、前側胴部(4)下方から連続する積層体とが重なって形成されており、注ぎ口の側端部(11)、およびそれに連続する先端部(15)をシールされてなる。
部を矢印(17)方向に折り曲げて行なうが、これについては図2、および図3を用いて後述する。
口(3)を下方にして、注ぎ出しは下方、もしくは斜め下方に向けて行なわれる。
かつ安定的な、注ぎ出しが実現可能である。
胴部は包装袋外側から、
延伸ポリアミドフィルム(厚さ15μm)/アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ100μm)
である。
延伸ポリアミドフィルム(厚さ15μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ100μm)
である。
各サンプルについて、内容物の液体の詰め替えモニタ評価を実施し、
・他容器への注ぎ口の差込時の、液こぼしの有無(n=5)
・詰め替え後の包装袋内の、残液の重量(g):n=5の平均値
・詰め替え作業に要した、時間(秒):n=5の平均値
とした。
本発明による、注ぎ口有する包装袋であって、図1に示す例のように、Y字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)を有する。
注ぎ口有する包装袋であって、図5に示す例のような、3本の凸型の形状となるエンボス加工線(21)を有する。但し、Y字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は設けていない。
注ぎ口有する包装袋であって、図6に示す例のように、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)、凸型の形状となるエンボス加工線(21)のいずれも設けていない。
においては、折り返し線より下方から、注ぎ口(3)近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けている。
2・・・分岐
3・・・注ぎ口
4・・・前側胴部
5・・・注ぎ出し部
6・・・側端部
7・・・上端部
8・・・後ろ側胴部
9・・・折り返し線
10・・・分岐前面
11・・・注ぎ口の側端部
12・・・底部
13・・・底シール部
14・・・開封予定線
15・・・先端部
16・・・切込み
17・・・矢印
18・・・底板
20・・・凹型の窪みとなるエンボス加工線
21・・・凸型の形状となるエンボス加工線
25・・・接続点
26・・・流路
27・・・注ぎだされた内容物
28・・・移し替え先の容器
100・・・注ぎ口を有する包装袋
A・・・分岐の高さ位置
B・・・左右中心線
Claims (10)
- 注ぎ口を有する液体用包装袋であって、
該包装袋は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から構成されており、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、前側胴部および後ろ側胴部から構成されて、側端部、および上端部をシールされており、
該胴部の下部において、前側胴部と後ろ側胴部の間に底板がシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該前側胴部には、前側胴部から先端部を有して張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、分岐の高さ位置の折り返し線で、前側胴部の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部上方から連続する積層体と、前側胴部下方から連続する積層体とが重なって、注ぎ出し部の側端部および先端部をシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられて、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該注ぎ口を頂点、折り返し線を底辺として、注ぎ出し部は分岐に略三角形に形成されており、
該折り返し線の少なくとも左右両脇から、胴部中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線が設けられており、
該凹型の窪みとなるエンボス加工線は、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋。 - 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方であることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線のうち、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられている部分が不連続線であることを特徴とする、請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、前側胴部と後ろ側胴部の両方に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線が、折り返し線より下方、かつ接続する位置の近傍から、注ぎ口の近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、直線、または曲線の連続線で形成されることを特徴とする、請求項6に記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、表側胴部、および分岐に設けられた注ぎ出し部の表裏両面に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項6〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記凸型の形状となるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
- 前記注ぎ口は、分岐の先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して、形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
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JP2021113084A (ja) * | 2020-01-21 | 2021-08-05 | 凸版印刷株式会社 | 詰め替え用包装袋 |
JP7484409B2 (ja) | 2020-05-19 | 2024-05-16 | Toppanホールディングス株式会社 | 包装袋および包装体 |
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US20030077010A1 (en) * | 2000-05-08 | 2003-04-24 | Werner Schulz | Stand-up bag of a heat-sealable plastic film for flowable products |
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-
2018
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