JP2019199294A - 注ぎ口を有する包装袋 - Google Patents

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浩之 大塚
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志歩 佐々
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Abstract

【課題】内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供を可能にすることを課題とする。【解決手段】包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、分岐は、分岐の高さ位置の折り返し線で、注ぎ出し部の側端部および先端部をシールされてなり、先端部は、分岐から除去可能に設けられて、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、注ぎ口を頂点、折り返し線を底辺として、注ぎ出し部は分岐に略三角形に形成されており、折り返し線の少なくとも左右両脇から、胴部中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線が設けられており、エンボス加工線は、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって、設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。【選択図】図1

Description

本発明は包装容器のうち、包装袋に関するものである。特にプラスチックフィルムを基材として、内容物の注ぎ出しを、より容易かつ安定的に行なうことのできる包装袋であって、周縁部をヒートシールするなどして密閉し、製袋した、注ぎ口を有する包装袋に関するものである。
従来より、プラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋は、シーラント層以外がプラスチックフィルム単層で構成される場合のみならず、他のフィルムや樹脂層、金属箔などとの積層体として、内容物による要求品質に応じた層構成や材料設計が可能であることが特徴のひとつであって、様々な用途に広く用いられている。
特に注ぎ口を有する包装袋は、液体の内容物を注ぎ出す用途に優れている。たとえば、飲料や食品用途にも広く用いられており、液体のほかペースト状の食品にも好適に用いられている。ほかにも味噌などの調味料に用いられる例もあり、性能面で引けを取ることもなく、あるいはコスト面などでもガラス瓶や缶などに比べて有利な場合が多い。
ほかにもたとえば、食用油、ソース、コーヒー飲料などの飲料、食品に限らず、液体洗剤、柔軟剤等のトイレタリー用品や、エンジンオイルなどの工業製品など、液体やペースト状の内容物であれば包装袋への充填・収納が容易に可能であり、また用途に応じて保存性などにも優れたものが可能である。
そのほか、最近ではプラスチックやガラスのボトルを使い捨てにすることをやめ、環境保護の観点から、詰め替え用の容器を用いることで廃棄物を削減する動きも見られ、プラスチックフィルムを基材として、シーラント層を有する積層体からなる包装袋に対しては、特にその需要が高まっている。
一般に包装袋は、内容物の情報を表示して包装袋内部に収納し、外部環境から内容物を保護し、また保存することができる機能を有するものであり、内容物を取り出すに当っては、取り出しやすさ、特に流体であれば注ぎ出し易さが重要であって、内容物やその目的によって形態や材料構成は様々である。
特に注ぎ出し易さについては、包装袋の開封後、開口部から取り出すに際して、注ぎ出しが安定して容易であるのはもちろんのこと、外部にこぼれ出たり、手が汚れたりすることがあっては不都合であり、開口部が安定してその形状を保っていることが望ましい。これは詰め替え用容器においては特に求められることでもある。
しかしながら、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する包装袋は、多くの場合に、開口部の両端はシーラント層によってヒートシールされており、プラスチックフィルムが有する柔軟性によって、安定した形状を保つことができない場合があり、安定かつ容易な注ぎ出しに支障をきたす場合がある。あるいはプラスチックフィルムの有する剛性、復元性によって、流路や開口部が内容物の減少とともに閉じやすい場合も見られるという問題が指摘されている。
安定した形状を保つことができない場合には、注ぎ出しの作業そのものが不安定で、内容物がこぼれ出たりする問題を引きおこすおそれがある。あるいは内容物の注ぎ出しの最
中に開口部が閉じてしまう場合には、開口部を再び開けなくてはならず、その手指による作業は新たに開封する作業よりも困難を伴い、内容物がこぼれ出るおそれのみならず、手指が汚れるおそれもあり使用者、消費者を悩ませてきた。
これは、内容物が液体であっても、ペースト状であっても、共通の課題として改善が求められるところである。従来にはたとえば包装袋に口栓をとりつけて、取り出しやすさを改善することも行なわれてきた。
あるいは特許文献1には注ぎ出しの口部にフィルムとは別の部材を挿入してこの問題を改善する提案もなされている。
しかしながら、口栓および密封のためのキャップは、一般にプラスチックの成形品からなり、別部材、別工程を必要とするために、コスト面において高くなってしまい、得策ではない。
さらに使用後に廃棄する場合においては、口栓およびキャップと本体の分離・分別が必要となる場合もあり、包装袋あるいは充填後の商品の在庫や輸送効率においても、かさばってしまうという問題を抱えている。注ぎ出し口部に包装袋を構成する積層体や、プラスチックフィルムとは別の部材を挿入する場合もまた同様である。
一方で胴部の片側コーナー部に、分岐した小室、もしくは注ぎ出し部を設けた包装袋はすでに知られているが、開封時に注ぎ口を保形するためにリブ加工されたものは、特許文献2、特許文献3にも提案されている。
しかしながらコーナー部に注ぎ出し部を形成した包装袋の場合には、内容物を取り出す際に加圧により注ぎ口の閉塞が生じ、内容物の取り出しに支障をきたす場合がある。
あるいは残量が少なくなった場合に、内容物を搾り出そうとして包装袋の底側から巻き上げていくと、包装袋を斜めに巻くことになり作業性が悪い上に、注ぎ口に向かわず液逃げが生じて残量が多くなるおそれがある。
また、特許文献2、特許文献3、に提案のある、開封時に注ぎ口を保形するためにリブ加工された包装袋では、開封時に空気が包装袋に入らなければ注ぎ出し部を保形することができないため、粘度が高い内容物の場合、注ぎ口のフィルム同士が密着し、フィルムの剛性が負けてしまいリブ効果が発現せず、注ぎ口の開口が保持されないおそれがある。
特開平5−132069号公報 特許第4617866号公報 特許第4826096号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであって、包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供を可能にすることを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
注ぎ口を有する液体用包装袋であって、
該包装袋は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から構成されており、
該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
該胴部は、前側胴部および後ろ側胴部から構成されて、側端部、および上端部をシールされており、
該胴部の下部において、前側胴部と後ろ側胴部の間に底板がシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
該前側胴部には、前側胴部から先端部を有して張り出した分岐が形成されており、
該分岐は、分岐の高さ位置の折り返し線で、前側胴部の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部上方から連続する積層体と、前側胴部下方から連続する積層体とが重なって、注ぎ出し部の側端部および先端部をシールされてなり、
該先端部は、分岐から除去可能に設けられて、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
該注ぎ口を頂点、折り返し線を底辺として、注ぎ出し部は分岐に略三角形に形成されており、
該折り返し線の少なくとも左右両脇から、胴部中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線が設けられており、
該凹型の窪みとなるエンボス加工線は、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方であることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線のうち、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられている部分が不連続線であることを特徴とする、請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、前側胴部と後ろ側胴部の両方に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項5に記載の発明は、
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項6に記載の発明は、
前記凹型の窪みとなるエンボス加工線が、折り返し線より下方、かつ接続する位置の近傍から、注ぎ口の近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項7に記載の発明は、
前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、直線、または曲線の連続線で形成されることを特徴とする、請求項6に記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項8に記載の発明は、
前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、表側胴部、および分岐に設けられた注ぎ出し部の表裏両面に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項6〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項9に記載の発明は、
前記凸型の形状となるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
また、請求項10に記載の発明は、
前記注ぎ口は、分岐の先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して、形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋である。
本発明によれば、包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供を可能にすることが可能である。
特に請求項2に記載の発明によれば、凹型の窪みとなるエンボス加工線は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方であることによって、注ぎ出し部の形状保持により効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項3に記載の発明によれば、凹型の窪みとなるエンボス加工線のうち、垂直に下方に向かって設けられている部分が不連続線であることによって、注ぎ出し部の形状保持により効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項4に記載の発明によれば、凹型の窪みとなるエンボス加工線は、前側胴部と後ろ側胴部の両方に設けられていることによって、注ぎ出し部の形状保持により効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項5に記載の発明によれば、凹型の窪みとなるエンボス加工線の太さは、0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることによって、注ぎ出し部の形状保持により効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項6に記載の発明によれば、凹型の窪みとなるエンボス加工線が接続する位置の近傍から、注ぎ口に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線が設けられていることによって、注ぎ出し部の形状保持に補強効果をもたらして、より効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項7に記載の発明によれば、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、直線、または曲線の連続線で形成され、一方の端部は折り返し線より下方の胴部とし、もう一方の端部は注ぎ口近傍とすることによって、注ぎ出し部の形状保持に補強効果をもたらして、より効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項8に記載の発明によれば、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、表側胴部、および分岐に設けられた注ぎ出し部の表裏両面に設けられていることによって、注ぎ出し部の形状保持により確実な補強効果をもたらして、より効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項9に記載の発明によれば、凸型の形状となるエンボス加工線の太さは、0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることによって、注ぎ出し部の形状保持により効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能である。
特に請求項10に記載の発明によれば、注ぎ口は、分岐の先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して形成されることによって、手指による開封も容易であって、より使い勝手のよい注ぎ口を有する包装袋の実現が可能である。
図1は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋の、一実施態様を説明するための平面模式図である。 図2は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、開封して内容物の注ぎだしが可能な状態を説明するための模式図である。 図3は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の容器への移し替えの状態を説明するための断面模式図である。 図4は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋の、他の実施態様を説明するための平面模式図である。 図5は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、比較例1を説明するための平面模式図である。 図6は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、比較例2を説明するための平面模式図である。
以下、本発明を図1〜図6を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋の一実施態様を説明するための平面模式図である。
本発明による包装袋は、注ぎ口を有する液体用包装袋であって、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から構成されている。すなわち、分岐(2)の部分に、注ぎ口を有する包装袋(100)であり、たとえば内容物の液体を、他の容器に移し替えることを目的とした包装容器に用いることが可能である。
また、注ぎ口を有する包装袋(100)は、胴部(1)、および底部(12)、および分岐(2)から構成されている。胴部(1)は、前側胴部(4)、および後ろ側胴部(8)から構成されて、側端部(6)、および上端部(7)をシールされている。シールは、分岐(2)においては、注ぎ口の側端部(11)がシールされて、注ぎ出し部(5)を形成している。
また、胴部(1)の下部において、前側胴部(4)と後ろ側胴部(8)の間に底板(18)が折りたたまれてシールされており、拡張可能に底シール部(13)でシール、密封された、底部(12)を形成している。
すなわち、注ぎ口を有する包装袋(100)に内容物の液体を充填することによって、底板(18)は広がって、底面を形成することにより、包装袋は自立性を備えることが可能になる。
前側胴部(4)には、注ぎ出し部(5)を有して張り出した分岐(2)が形成されてお
り、分岐(2)は、分岐の高さ位置(A)の折り返し線(9)で、前側胴部(4)の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部(4)上方から連続する積層体と、前側胴部(4)下方から連続する積層体とが重なって形成されており、注ぎ口の側端部(11)、およびそれに連続する先端部(15)をシールされてなる。
図1において示す例では、前側胴部(4)下方から連続する積層体が、分岐前側(10)として示されており、分岐(2)の後ろ側は、折り返されて、この図においては不可視である。
分岐(2)の先端部(15)は、分岐(2)から除去可能に設けられて、注ぎ口を有する包装袋(100)を開封して、注ぎ口(3)を形成することができる。内容物の液体の注ぎ出しは、この注ぎ出し部(5)の先端の注ぎ口(3)から行なう。
注ぎ口(3)の形成は、開封予定線(14)に沿って、先端部(15)を切り取って、分岐(2)から分離することによって設けることができる。この切り取りには、手指を用いて行なうほか、はさみなどの刃物を用いて行なうことができる。
また、開封予定線(14)を易開封可能な機構にすることもでき、この場合には、手指による開封をさらに容易に行なうことが可能である。易開封機構としては、プラスチックフィルムの配向性を利用したものや、積層体にハーフカットを設ける方法などあり、適宜選択して用いることができる。
また易開封の補助的手段として、開封のきっかけを作る切込み(16)を設けるなどすることもでき、効果的である。
注ぎ出し部(5)は、注ぎ口(3)を頂点、折り返し線(9)を底辺として、分岐(2)に略三角形に形成されている。また、この折り返し線(9)の少なくとも左右両脇から、胴部(1)中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が設けられている。
これらの凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は、胴部の左右中心線(B)近傍の接続点(25)で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられている。すなわち胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は、図1に示す例において、胴部(1)中央にY字形で示される部分である。
本発明における、注ぎ口を有する包装袋(100)は、胴部(1)中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)を設けてあることによって、内容物の液体の注ぎ出し作業に際しては、注ぎ出し部(5)の形状保持に効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となる。
すなわち本発明においては、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)によって、包装袋を構成する積層体に、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が梁の役割として働き、その部分の積層体の一部に剛性を付与することができる。
この凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)によって、注ぎ出し部(5)を逆さにして内容物の液体を下方、もしくは斜め下方に注ぎ出したときに、注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持することが可能になるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となる。
内容物の液体の注ぎ出しを行なう際には、包装袋胴部(1)の折り返し線(9)より上
部を矢印(17)方向に折り曲げて行なうが、これについては図2、および図3を用いて後述する。
また、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は胴部表面から見て凹型であるために、包装袋内部から見る場合には、凸型となっている。したがって、表裏の胴部の積層体同士が包装袋内側で互いに密着して流路を完全にふさぐことを防止することができ、円滑で安定した注ぎ出しに効果的である。
すなわち、内容物の液体の流れに脈動などの影響をもたらすことなく、また表裏の胴部積層体同士にクリアランスが確保され、内容物の液体の流路確保にも効果的であるために、より容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となる。
我々は、本発明を提案するに当って、鋭意検討を重ねた結果、下記の知見を得ることができた。
凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方とすることができる。また、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)のうち、垂直に下方に向かって設けられている部分を不連続線とすることができる。さらに、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は、前側胴部と後ろ側胴部の両方に設けることができる。
これらは全て注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持することに有効であるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となる。また表裏の胴部積層体同士にクリアランスが確保され、内容物の液体の流路確保にも有効であって、より容易かつ安定的な、注ぎ出しが実現可能である。
さらに我々は、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)の太さは、0.5mm以上、5.0mm以下とすることができ、この範囲であることが、注ぎ出し部(5)の形状保持に効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しにより効果的であることを見出した。またエンボス加工線(20)の太さは、この範囲内であれば、必ずしも一定でなくてもよいことも知見として見出した。
図2は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、開封して内容物の注ぎだしが可能な状態を説明するための模式図である。
図2に示す状態において、注ぎ出し部(5)の先端部(15)は、開封予定線(14)で切り離され、すでに分岐(2)から除去されている。すなわち注ぎ口を有する包装袋(100)は開封されて、注ぎ口(3)が開口部として形成されており、内容物の液体はここから注ぎ出しが可能な状態である。
同時に、胴部(1)の折り返し線(9)から上の部分は、後ろ側に矢印(17)の方向に折り返されている状態を示しており、図2において、後ろ側胴部(8)が一部可視の状態になっている。注ぎ出しは、この折り返し線(9)から上の部分が、折り返されている状態で、注ぎ口(3)を下にして行なわれる。
図3は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋に関して、他の容器への移し替えの状態を説明するための断面模式図である。
本発明による注ぎ口を有する包装袋(100)は、開封された後、注ぎ口(3)から移し替え先の容器(28)に注いで移し替えを行なうことができる。このとき包装袋は注ぎ
口(3)を下方にして、注ぎ出しは下方、もしくは斜め下方に向けて行なわれる。
内容物の液体は、包装袋内部から形成された流路(26)に沿って進み、分岐(2)の注ぎ出し部(5)をへて、詰め替え先の容器(28)に注ぎだされた内容物(27)として、移し替えることができる。
このとき、分岐(2)の注ぎだし部(5)は、漏斗状に立体となって流路(26)を確保するのであり、この部分が不安定である場合には、注ぎ出し、移し替えの作業に支障をきたす恐れがある。
本発明においては、包装袋において内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供しようとすることが、本発明をもって解決せんとする課題であるから、この、胴部から注ぎ出し部に至る空間の安定的確保を、課題解決の手段とするものである。
さらに本発明を提案するに当って、我々は更なる検討を鋭意重ねた結果、下記の知見を得ることができた。
図4は本発明に係る注ぎ口を有する包装袋の、他の実施態様を説明するための平面模式図である。
本発明による注ぎ口を有する包装袋(100)は、図4に示す例のように、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)を有しており、注ぎ出し部(5)の形状保持を補強して、容易かつ安定的な、注ぎ出しを可能とすることができる。
すなわち、折り返し線(9)の少なくとも左右両脇から、胴部(1)中央に斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)に加えて、折り返し線(9)より下方、かつ凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が接続する位置の接続点(25)の近傍から、注ぎ口(3)近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けることができる。図4に示す例においては、3本の凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けてある。
また、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)は、直線、または曲線の連続線で形成することができる。
我々は、本発明を提案するに当って、鋭意検討を重ねた結果、凸型の形状となるエンボス加工線(21)においても下記の知見を得ることができた。
すなわち、凸型の形状となるエンボス加工線(21)は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方とすることができる。
さらに我々は、凸型の形状となるエンボス加工線(21)の太さは、0.5mm以上、5.0mm以下とすることができ、この範囲であることが、注ぎ出し部(5)の形状保持に効果的であり、容易かつ安定的な、注ぎ出しにより効果的であることを見出した。この範囲であれば、太さは一定でなくてもより効果的である。
これらは全て注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持することに有効であるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となる。また表裏の胴部積層体同士にクリアランスが確保され、内容物の液体の流路確保にも有効であって、より容易
かつ安定的な、注ぎ出しが実現可能である。
さらに、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)は、胴部(1)、および分岐(2)に設けられた注ぎ出し部(5)の、表裏両面に設けることができる。これも、注ぎ出し部(5)の形状保持を補強して、容易かつ安定的な、注ぎ出しを可能とすることにより一層効果的である。
このように本発明によれば、包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が可能である。
以下本発明を、実施例、および比較例によって更に具体的な説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
我々は、注ぎ口を有する包装袋の評価用サンプルを作成し、詰め替え用の包装袋としての評価を行なった。
各サンプルを構成する積層体の構成は共通であって、以下のとおりである。
胴部は包装袋外側から、
延伸ポリアミドフィルム(厚さ15μm)/アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ100μm)
である。
底板は包装袋外側から、
延伸ポリアミドフィルム(厚さ15μm)/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ100μm)
である。
各サンプルの寸法、シール幅、注ぎ口の開口幅は、同一とした。
また、各サンプルの注ぎ出し部には、開封予定線を設けてあり、レーザー光照射可能によるハーフカット線とした。
各サンプルには、内容物の液体として、化粧水200mlを充填し開口部をヒートシールして充填、密封した。
評価項目は下記のとおりである。
各サンプルについて、内容物の液体の詰め替えモニタ評価を実施し、
・他容器への注ぎ口の差込時の、液こぼしの有無(n=5)
・詰め替え後の包装袋内の、残液の重量(g):n=5の平均値
・詰め替え作業に要した、時間(秒):n=5の平均値
とした。
<実施例1>
本発明による、注ぎ口有する包装袋であって、図1に示す例のように、Y字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)を有する。
<比較例1>
注ぎ口有する包装袋であって、図5に示す例のような、3本の凸型の形状となるエンボス加工線(21)を有する。但し、Y字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)は設けていない。
<比較例2>
注ぎ口有する包装袋であって、図6に示す例のように、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)、凸型の形状となるエンボス加工線(21)のいずれも設けていない。
評価結果を表1に示す。
Figure 2019199294
表1に示す結果からは、本発明による注ぎ口を有する包装袋は、いずれの評価項目においても、比較例1、比較例2と比べて、優位である。
液こぼしの項目については、実施例1、すなわち本発明による注ぎ口を有する包装袋において、5個のサンプル中、液こぼしは0(ゼロ)であり、問題は発生していない。これは、胴部のY字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)によって、包装袋を傾け、逆さにしたときに、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することが可能であることによるものと考えられる。すなわち、注ぎ出し部の形状を漏斗型に、立体的に保持することが可能になるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となった結果である。
一方比較例1においては、詰め替え作業において、注ぎ出し部の立体的な保系が難しいという結果であった。比較例1では、折り返し線より下方から、注ぎ口(3)近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けている。
しかしながら凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が梁の役割として有効に働く効果に比べて、凸型の形状となるエンボス加工線(21)はその効果は限定的なものにとどまるためと考えられる。
すなわち、注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持する効果において、差があるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しにおいても差が出たと考えられる。
比較例2においては, 凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)、凸型の形状となるエンボス加工線(21)のいずれも設けていないために、梁の役割となるものがなく、液こぼれは2/5となり、一番劣る結果となったと考えられる。
残液の重量(g)については、実施例1、すなわち本発明による注ぎ口を有する包装袋において、5個のサンプルの平均値は、5.3gであって、比較例1、比較例2と比べて半分程度である。
これは、実施例1においては、胴部のY字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)によって、包装袋を傾け、逆さにしたときに、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することが可能で、その結果、内容物の液体の安定した注ぎ出しが可能になった結果であると考えられる。すなわち、注ぎ出し部の形状を漏斗型に、立体的に保持することが可能になるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となった結果である。
一方比較例1においては、注ぎ出し部の立体が保持されない現象が見られた。比較例1
においては、折り返し線より下方から、注ぎ口(3)近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けている。
しかしながら凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が梁の役割として有効に働く効果に比べて、凸型の形状となるエンボス加工線(21)はその効果は限定的なものにとどまった結果、残液の重量は実施例1に比べて大きく劣り、かつサンプル中、一番劣る結果になったと考えられる。
すなわち、注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持する効果において、差があるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しに差が出た結果、残液が多くなったと考えられる。
また、比較例2においては, 凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)、凸型の形状となるエンボス加工線(21)のいずれも設けていないために、梁の役割となるものがなく残液の重量は実施例1に比べて、大きく劣る結果になったと考えられる。
詰め替え時間(秒)については、実施例1、すなわち本発明による注ぎ口を有する包装袋において、5個のサンプルの平均値は、31秒であって、比較例1、比較例2と比べて半分程度である。
これは、これは、胴部のY字形状の、凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)によって、包装袋を傾け、逆さにしたときに、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することが可能で、その結果、内容物の液体の安定した注ぎ出しが可能になった結果であると考えられる。すなわち、注ぎ出し部の形状を漏斗型に、立体的に保持することが可能になるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しが可能となった結果である。
一方比較例1においては、注ぎ出し部において折れが出るなどの現象が見られた。比較例1においては、折り返し線より下方から、注ぎ口(3)近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線(21)を設けている。
しかしながら凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)が梁の役割として有効に働く効果に比べて、凸型の形状となるエンボス加工線(21)はその効果は限定的なものにとどまった結果、詰め替えの作業にも困難をきたし、実施例1に比べて大きく劣る結果になったと考えられる。
すなわち、注ぎ出し部(5)の形状を漏斗型に、立体的に保持する効果において、差があるために、内容物の液体の容易かつ安定的な、注ぎ出しに差が出た結果、詰め替え作業に時間がかかったと考えられる。
また、比較例2においては, 凹型の窪みとなるエンボス加工線(20)、凸型の形状となるエンボス加工線(21)のいずれも設けていないために、梁の役割となるものがなく詰め替え時間は実施例1に比べて大きく劣り、一番多く時間がかかる結果になったと考えられる。
このように、本発明によれば、包装袋において、内容物を充填したときに自立性があり、また内容物の注ぎ出しにおいて、注ぎ出し部が安定した形状と開口を保持することができる、注ぎ口を有する包装袋の提供が、可能であることを検証することができた。
1・・・胴部
2・・・分岐
3・・・注ぎ口
4・・・前側胴部
5・・・注ぎ出し部
6・・・側端部
7・・・上端部
8・・・後ろ側胴部
9・・・折り返し線
10・・・分岐前面
11・・・注ぎ口の側端部
12・・・底部
13・・・底シール部
14・・・開封予定線
15・・・先端部
16・・・切込み
17・・・矢印
18・・・底板
20・・・凹型の窪みとなるエンボス加工線
21・・・凸型の形状となるエンボス加工線
25・・・接続点
26・・・流路
27・・・注ぎだされた内容物
28・・・移し替え先の容器
100・・・注ぎ口を有する包装袋
A・・・分岐の高さ位置
B・・・左右中心線

Claims (10)

  1. 注ぎ口を有する液体用包装袋であって、
    該包装袋は、プラスチックフィルムを基材としてシーラント層を有する積層体から構成されており、
    該包装袋は、胴部、および底部、および分岐から構成されており、
    該胴部は、前側胴部および後ろ側胴部から構成されて、側端部、および上端部をシールされており、
    該胴部の下部において、前側胴部と後ろ側胴部の間に底板がシールされて、拡張可能に密封された底部を形成しており、
    該前側胴部には、前側胴部から先端部を有して張り出した分岐が形成されており、
    該分岐は、分岐の高さ位置の折り返し線で、前側胴部の上下いずれかに折り返し可能に、前側胴部上方から連続する積層体と、前側胴部下方から連続する積層体とが重なって、注ぎ出し部の側端部および先端部をシールされてなり、
    該先端部は、分岐から除去可能に設けられて、包装袋を開封して注ぎ口を形成することができ、
    該注ぎ口を頂点、折り返し線を底辺として、注ぎ出し部は分岐に略三角形に形成されており、
    該折り返し線の少なくとも左右両脇から、胴部中央斜め下方に向かって、胴部表面から見て凹型の窪みとなるエンボス加工線が設けられており、
    該凹型の窪みとなるエンボス加工線は、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられていることを特徴とする、注ぎ口を有する包装袋。
  2. 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、直線、曲線の連続線、のいずれか、または両方であることを特徴とする、請求項1に記載の注ぎ口を有する包装袋。
  3. 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線のうち、胴部の左右中心線近傍で接続して、さらに垂直に下方に向かって設けられている部分が不連続線であることを特徴とする、請求項2に記載の注ぎ口を有する包装袋。
  4. 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線は、前側胴部と後ろ側胴部の両方に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  5. 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  6. 前記凹型の窪みとなるエンボス加工線が、折り返し線より下方、かつ接続する位置の近傍から、注ぎ口の近傍に向かって、表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線が設けられていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  7. 前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、直線、または曲線の連続線で形成されることを特徴とする、請求項6に記載の注ぎ口を有する包装袋。
  8. 前記表面から見て凸型の形状となるエンボス加工線は、表側胴部、および分岐に設けられた注ぎ出し部の表裏両面に、相対して設けられていることを特徴とする、請求項6〜請求項7のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  9. 前記凸型の形状となるエンボス加工線の太さは、いずれの部分においても0.5mm以上、5.0mm以下の範囲であることを特徴とする、請求項6〜請求項8のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
  10. 前記注ぎ口は、分岐の先端部に設けられた易開封可能な開封予定線を開封して、形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の注ぎ口を有する包装袋。
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