JP2019197889A - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1には触媒基準平坦加工装置の垂直断面図を示す。図1において、基台1上に平行レール11が設けられ、当該平行レール11上にこれに沿って図1の左右方向へ移動可能に矩形の支持板2が架設されている。支持板2上には平行レール11と直交する方向へ三本のレール21が等間隔で平行に設けられ、これらレール21上にこれに沿って図1の紙面前後方向へ移動可能に矩形の定盤3が架設されている。
図5には本発明の第2実施形態を示す。本実施形態では支持板2およびこれに載置された定盤3を、支持板2の移動方向へ延長し、加工液Lを貯留する容器4も支持板2の移動方向へ延長拡大されている。そして、支持板移動方向の、容器4の一端半部の底壁を構成する定盤3上に第1実施形態と同様のパッド9が設けられている。また、容器4の他端半部の底壁を構成する定盤3上には第1実施形態と同様のヒートシンク6と、その上に、紫外線発光用のLED8を埋設した保持体7およびガラス板71が積載されている。他の構成は第1実施形態と同様である。
図7には本発明の第3実施形態を示す。基本構造は第1実施形態と同様であるが、本実施形態では支持板7(ガラス板71)上のパッド9が、特許第4680314号公報に示されるような補助板20上に載置されている。補助板20は支持板7上からパッド9を取り外すに際しての当該パッド9の損傷を防止してパッド9の再利用を可能にするものである。補助板20は支持板7と同形の矩形の平板部201を有する(図8)とともに、その周縁には全周に、ガラス板71の外周に嵌着される(図7参照)周壁202が形成されている。取り付けスペースによっては、周壁202は無くても良く、補助板20と支持板7の固定はネジ止めでも良い。
図10において、定盤3上にこれとは別体の、枠壁41と底壁42を備える容器4が固定されており、容器4内には加工液Lが貯留されている。容器4内の底壁42上には第2実施形態で説明したと同様の補助板20が設けられて、補助板20上にパッド9が載置されている。加工液L中に位置するパッド9の上面には上方からウェハWが当接ないし近接させてあり、ウェハWは主軸10の下端に設けられたホルダ101に支持されている。そして本実施形態では、円形のホルダ101の下面外周部に、紫外線発光素子たる発光ダイオード(LED)8が埋設されて、パッド9の上面外周部に向けて紫外線が出力される(矢印)ようになっている。他の構造は第1実施形態と同様である。
なお、本発明は容器内に加工液を貯留した構造に限られず、パッド上に加工液をノズルから供給するようにした、いわゆる滴下型の平坦加工装置にも適用可能である。
上記第2実施形態では容器4を移動させるようにしたが、主軸10を移動させるようにしても良い。
上記第1実施形態において、供給パイプ51と排出パイプ52の配置は図2に示すものに限られず、例えば容器4の枠壁41に側方から連結されるような構造であっても良い。また、ヒートシンク6は必ずしも必要なものではない。容器4の底壁を定盤3で兼用せず、定盤3とは別体の容器体を定盤3上に載置する構造でも良い。
なお、被加工物Wはウェハ、エピタキシャル成長膜や成膜面、3元素混晶、4元素混晶に限定されず、凹凸形状、円筒、四角、孔の部分、長物、複雑な任意形状でも構わない。被加工物Wは例えばSi成分C成分Al成分N成分Ga成分、O成分、In成分の少なくともいずれかを含む材質やSiCやGaNやアルミニウムガリウムナイトライドや酸化ガリウムやダイヤモンド、サファイアである。触媒体は被加工物表面を加工可能な板形状や円形状や球形状や細長い形状のものでも良い。ガラス板71は石英や被加工物との関係で使用出来るようであれば紫外線の波長を落としてサファイアが使用できる。
加工ムラを押さえる目的とLEDの使用個数を減らす目的で図4の二点鎖線の矩形枠E,F内にある貫通穴のみから紫外線を照射するようにしても良い。この場合、その他の穴加工部は穴である必要は無くパッド表面は溝加工がされていても良い。図4の貫通穴全部から光を出そうとしたら、穴径と穴ピッチによってはLEDの取り付けスペースが確保できずLEDを搭載出来ないケースがある。その場合に上記方法は有効な方法で、図4のようにLEDとLEDの距離を離して設置しても良い。この場合、揺動できる距離は、被加工物が等速でLED上を通過できるのが好ましいので、被加工物外径の2倍以上ある方が好ましい。一例として、被加工物を保持するヘッド直径の2倍の長さと光を照射する矩形枠E,F内の貫通穴の直径長さぶん揺動できる方が好ましい。
定盤3は必ずしも水平振動させる必要は無く、図13に示すような平坦加工装置で多用されている、相対的に大径の定盤401を回転させ、その外周部で相対的に小径のホルダ402を回転させるようないわゆる回転方式の装置にも本発明を適用することが可能である。なお、この場合は図13のように光照射上を被加工物が通過してくれるため、例えば図13の二点鎖線の矩形枠E、Fに図4の二点鎖線の矩形枠E、Fで示したような貫通穴がそれぞれ設けられていてそこから紫外線が照射されていても、被加工物全面に同じ時間紫外線が照射されるように貫通穴を配置すれば被加工物はムラが少なく加工が進む。なお、矩形枠E、Fはそろって配置されていても良い。また矩形枠E、Fはそれぞれ複数配置されていても良い。この場合も、LEDから発熱する熱で加工液の加温が可能である。
なお、本発明は容器内に加工液を貯留した構造に限られず、パッド上に加工液をノズルから供給するようにした、いわゆる滴下型の平坦加工装置にも適用可能である。
上記第2実施形態では容器4を移動させるようにしたが、主軸10を移動させるようにしても良い。
上記第1実施形態において、供給パイプ51と排出パイプ52の配置は図2に示すものに限られず、例えば容器4の枠壁41に側方から連結されるような構造であっても良い。また、ヒートシンク6は必ずしも必要なものではない。容器4の底壁を定盤3で兼用せず、定盤3とは別体の容器体を定盤3上に載置する構造でも良い。
なお、被加工物Wはウェハ、エピタキシャル成長膜や成膜面、3元混晶、4元混晶に限定されず、凹凸形状、円筒、四角、孔の部分、長物、複雑な任意形状でも構わない。被加工物Wは例えばSi成分C成分Al成分N成分Ga成分、O成分、In成分の少なくともいずれかを含む材質やSiCやGaNやアルミニウムガリウムナイトライドや酸化ガリウムやダイヤモンド、サファイアである。触媒体は被加工物表面を加工可能な板形状や円形状や球形状や細長い形状のものでも良い。ガラス板71は石英や被加工物との関係で使用出来るようであれば紫外線の波長を落としてサファイアが使用できる。
Claims (8)
- 被加工物の表面に向けて紫外線を出力する紫外線発光素子を設け、当該紫外線発光素子から発せられる熱が前記被加工物を加工する加工液に放散されて当該加工液が加温されると同時に前記紫外線発光素子が冷却されるように構成されている加工装置。
- 少なくとも表面に触媒層を有する触媒体をさらに備え、触媒反応を促進する前記加工液の存在下で、前記被加工物と前記触媒体の各表面を互いに当接ないし近接させて、これらを触媒反応による前記被加工物の表面の平坦化が可能な量だけ相対移動させるようにした加工装置であって、前記紫外線発光素子は前記被加工物の表面に向けて紫外線を出力するものである請求項1に記載の加工装置。
- 前記触媒体は加工液を貯留する容器内に設置されており、前記紫外線発光素子は、前記被加工物側から見て前記触媒体と同一位置で前記容器内に位置する保持体内に設けられている請求項2に記載の加工装置。
- 前記触媒体は加工液を貯留する容器内に設置されており、前記紫外線発光素子は、前記被加工物側から見て前記触媒体と異なる位置で前記容器内に設置された前記保持体内に設けられていて、前記被加工物が前記触媒体に対向する位置と前記保持体に対向する位置に相対移動するように構成されている請求項2に記載の加工装置。
- 前記触媒体は補助板上に載置されており、前記補助板に一方の電極が設けられるとともに、前記被加工物の背後に他方の電極が設けられて、これら電極間に電界が生じるように構成されている請求項2ないし4のいずれかに記載の加工装置
- 少なくとも表面に触媒層を有する触媒体をさらに備え、触媒反応を促進する前記加工液の存在下で、前記被加工物と前記触媒体の各表面を互いに当接ないし近接させて、これらを触媒反応による前記被加工物の表面の平坦化が可能な量だけ相対移動させるようにした加工装置であって、前記紫外線発光素子は前記触媒体の表面に向けて紫外線を出力するものである請求項1に記載の加工装置。
- 前記紫外線発光素子は紫外線発光ダイオードである請求項1ないし6のいずれかに記載の加工装置。
- 常温から加工時の温度上昇に伴う熱収縮に耐性がある共有結合、イオン結合、金属結合のいずれかによって構成されている請求項2ないし7のいずれかに記載の加工装置に使用される触媒体。
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JP2011129596A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Osaka Univ | 研磨具及び研磨装置 |
JP2015173216A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 国立大学法人大阪大学 | ワイドバンドギャップ半導体基板の加工方法及びその装置 |
JP2017183358A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社トクヤマ | 洗浄方法および洗浄液 |
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