JP2019196849A - 昇圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の昇圧装置ではグランド端子と板状端子とが配線基板を介して電気的に接続される構成を採用しているので、板状端子の製造コストが必要となる。また、板状端子およびグランド端子は共に配線基板にハンダ付けされるが、そのハンダ付け部分でクラックなどの不都合が発生する可能性が生じる。【解決手段】昇圧トランスは樹脂製のボビンを有しており、グランド端子はこのボビンに固定された針金状の線材で構成されており、この線材で構成されたグランド端子をケースの内側から、ケースの外面に形成された固定座の上面まで延出させる。【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスバーナの近傍に設置された点火プラグに供給する高電圧電力を発生させる昇圧装置に関する。
ガスバーナに点火するため、ガスバーナの近傍には点火プラグと呼ばれる部品が配設されており、この点火プラグとガスバーナ本体との間に高電圧を印加させることにより点火プラグとガスバーナとの間に火花放電を発生させ、ガスバーナから噴出しているガスに点火を行うものが知られている。
この点火プラグに高電圧電力を供給するために昇圧装置が用いられる。乾電池を電力とする場合には、乾電池からの低電圧の直流電力を発振させる発振回路部と、発振回路部で発振された低電圧電力を1次側コイルに流し、2次側コイルから高電圧電力を出力する昇圧トランスとが1個のケースに収納された昇圧装置が知られている。
2次側コイルの出力端子は1対であるので、一方をグランド端子としてガス器具の筐体に接続し、他方を上記点火プラグに接続するように構成されている。そして、グランド端子を筐体に接続するため、ケースを筐体にねじ止めする固定座を設け、その固定座の上面に金属製の板状端子を取り付け、その板状端子を上記グランド端子に電気的に接続することによって、固定座に取り付けられるネジを介してグランド端子を板状端子を介して筐体に接続するように構成されている(例えば、特許文献1および非特許文献1参照)。
特開昭58-11321号公報(アース端子4、第1図)
アール・ビー・コントロールズ株式会社、ホームページ、製品情報、高電圧ユニット、ガス用マルチイグナイターの欄(平成30年4月20日検索)、インターネット(http://www.rbcontrols.co.jp/product/voltage/)
図6から図8を参照して、100は従来の昇圧装置であり、樹脂製のケース101の内部に昇圧トランス120を備えている。また、この昇圧トランス120は発振回路が実装された配線基板130に接続されており、入力部102に接続された図示しないハーネスを介して供給される低電圧の直流電力を発振回路で発振させて昇圧トランス120で所定の高電圧の交流電力に昇圧するように構成されている。
発振回路から出力される低電圧のパルス電力は配線基板130のランド133から昇圧トランス120の1次側コイルに供給され、昇圧された出力は2次コイルから出力される。2次コイルには1対の端子が設けられており、一方の端子が図外の点火プラグに接続される高圧端子121であり、他方のグランド端子122は配線基板130のランド132から板状端子131に接続されている。
高圧端子121は高圧線が挿入される筒状部111内に配設され、板状端子131は昇圧装置100をネジによって固定する固定座112の上面に配設されている。固定座112の他に第2の固定座113が設けられており、ケース101の開口103は両固定座112,113をねじ止めすると固定面となる。なお、この開口103は樹脂140によって封止されている。
上述の構成による従来の昇圧装置100ではグランド端子122と板状端子131とが配線基板130を介して電気的に接続される構成を採用しているので、板状端子131の製造コストが必要となる。また、板状端子131およびグランド端子122は共に配線基板130にハンダ付けされるが、そのハンダ付け部分でクラックなどの不都合が発生する可能性が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、板状端子を必要とせず、かつグランド端子に関してハンダ付けの必要がない昇圧装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による昇圧装置は、外側に固定用のビスが取り付けられる固定座が設けられ、昇圧トランスを内蔵するケースを有し、この昇圧トランスの1対の出力端子のうちの一方をグランド端子として、そのグランド端子を上記ケースの外側に電気的に導出し、その導出された部分を上記固定座の上面に位置させて、固定座にビスを取り付けた状態で上記導出された部分を固定座とともにビスによって共締めするように構成された昇圧装置において、上記昇圧トランスは樹脂製のボビンを有しており、上記グランド端子はこのボビンに固定された針金状の線材で構成されており、この線材で構成されたグランド端子をケースの内側から上記固定座の上面まで延出させたことを特徴とする。
上記構成によれば、昇圧トランスのグランド端子を直接固定座の上面に導出することによって、板状端子自体を用いる必要性をなくし、かつ必然的にハンダ付けも不要とした。
固定座が1つでは昇圧装置が固定座を中心に回転するおそれがあるので、上記固定座とは別途に、ケースの回り止め用の突起をケースの外側に形成することが望ましい。
なお、上記ケースは一方向に開口しており、この開口の方向を、上記固定座と上記突起とを含む固定面に対して平行な方向に一致させることによってケースに対する昇圧トランスの収納とグランド端子の導出を容易にすることができる。
グランド端子はケースを突き抜けるようにして外部に導出してもよいが、上記昇圧トランスが上記開口からケース内に収納された状態で開口が樹脂で封止されると共に、上記グランド端子がこの封止した樹脂を通って開口から外部に突出するようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、従来用いられていた板状端子を用いる必要がないので、部品点数を削減することができ、かつハンダ付けの個所を少なくすることによって信頼性を増すことができる。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 II-II断面図 第2の実施の形態を示す斜視図 第3の実施の形態を示す部分斜視図 第4の実施の形態を示す部分斜視図 従来の昇圧装置を示す斜視図 VII-VII断面図 従来の配線基板の形状を示す平面図
図1および図2を参照して、1は本発明による昇圧装置の一例である。2は樹脂製のケースであり、内部に昇圧トランス4を備えている。この昇圧トランス4の2次コイルの一対の出力端子のうち、高圧端子41はケース2に形成した筒状部21内に配置されており、他方のグランド端子3はケース2の底部を突き抜けて外部に露出している。
ケース2にはケース2をビスで固定するための固定座22と、この固定座22を中心にしてケース2が回転することを防止するための回り止め用の突起23とが形成されている。そして、上記グランド端子3はこの固定座22の正面に位置するように配置されている。従って、固定座22にビスを取り付けると、そのビスはグランド端子3と固定座22とを供締めして、そのビスを介してグランド端子3は図外の取付ベースに接続されることになる。
なお、固定座22と突起23とによって固定面2Aが規定されるが、ケース2の開口2Bはその固定面2Aに対して平行な方向に開口するように設定されており、そのため、開口2Bから昇圧トランス4を挿入すると、その挿入方向にグランド端子3が突出することになり、昇圧トランス4のケース2に対する組み付け作業が容易になる。なお、ケース2内に昇圧トランスや配線基板を組み込んだ後は開口2Bは樹脂11によって封止される。なお、20は入力端子が取り付けられる入力部である。
ところで、上記実施の形態では、グランド端子3をケース2を突き抜けるように設けたが、昇圧トランス4からグランド端子3を挿入方向前方に突出させるのではなく、逆に挿入方向後方に突出させることによって、図3に示すように開口2Bからグランド端子3を突出させ、グランド端子3を樹脂11によって封止するように構成してもよい。
また、上記各実施の形態では、ケース2に固定座22を設け、グランド端子3をこの固定座22の上面に位置するように構成したが、グランド端子3は必ずしも固定座22の上面に位置させる必要はない。
例えば、図4に示すように、昇圧装置1が取り付けられる位置の近傍に設けられた金属製のグランド部Gに周囲より1段上がった接続座Bを形成し、この接続座Bにビス穴Sを設けて、このビス穴Sに螺合するビスの頭部でグランド端子3を接続座Bに押接させ、グランド端子3をグランド部Gに対して電気的に接続するようにしてもよい。
更には、図5に示すように、金属製のグランド部Gに接続部Tを切り起こし、その接続部Tに形成したクロス状の接続穴Cにグランド端子3を挿入することによってグランド端子3をグランド部Gに接続するようにしてもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 昇圧装置
2 ケース
3 グランド端子
4 昇圧トランス
22 固定座

Claims (7)

  1. 昇圧トランスを内蔵するケースを有し、この昇圧トランスの1対の出力端子のうちの一方をグランド端子として、そのグランド端子を上記ケースの外側に電気的に導出し、その導出された部分を、上記ケースが固定される位置の近傍に設けられた金属製のグランド部に接続する昇圧装置において、上記昇圧トランスは樹脂製のボビンを有しており、上記グランド端子はこのボビンに固定された針金状の線材で構成されており、この線材で構成されたグランド端子をケースの内側からケースの外側まで延出させ、この外部に延出したグランド端子を上記グランド部に接続することを特徴とする昇圧装置。
  2. 上記ケースの外側には固定用の金属製のビスが取り付けられる固定座が設けられており、上記グランド端子はこの固定座の上面まで延出され、上記ビスを上記グランド部に対してねじ止めする際に、この固定座と共にグランド端子をグランド部に対して共締めすることによって、ビスを介してグランド端子をグランド部に対して電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の昇圧装置。
  3. 上記固定座とは別途に、ケースの回り止め用の突起をケースの外側に形成したことを特徴とする請求項2に記載の昇圧装置。
  4. 上記ケースは一方向に開口しており、この開口の方向を、上記固定座と上記突起とを含む固定面に対して平行な方向に一致させたことを特徴とする請求項3に記載の昇圧装置。、
  5. 上記昇圧トランスが上記開口からケース内に収納された状態で開口が樹脂で封止されると共に、上記グランド端子がこの封止した樹脂を通って開口から外部に突出することを特徴とする請求項4に記載の昇圧装置。
  6. 上記ケースを上記グランド部に取り付けた状態で上記グランド端子の延出した部分の近傍に雌ねじ部を形成し、この雌ねじ部に螺合する金属製のネジの頭部でグランド端子をグランド部に対して押接させることを特徴とする請求項1に記載の昇圧装置。
  7. 上記ケースを上記グランド部に取り付けた状態で上記グランド端子の延出した部分が係合する係合部を上記グランド部に形成し、この係合部を介してグランド端子をグランド部に接続することを特徴とする請求項1に記載の昇圧装置。
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JP2000018584A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Ngk Spark Plug Co Ltd 燃焼器具用放電点火装置
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