JP2000018584A - 燃焼器具用放電点火装置 - Google Patents

燃焼器具用放電点火装置

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JP2000018584A
JP2000018584A JP10187081A JP18708198A JP2000018584A JP 2000018584 A JP2000018584 A JP 2000018584A JP 10187081 A JP10187081 A JP 10187081A JP 18708198 A JP18708198 A JP 18708198A JP 2000018584 A JP2000018584 A JP 2000018584A
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case
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terminal
battery
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JP10187081A
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Masahiro Kakiuchi
正博 垣内
Toshiki Iida
敏規 飯田
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 まとまりが良く、配線が容易な燃焼器具用放
電点火装置を提供する。 【解決手段】 金属基板30上に、高電圧発生装置2
と、電池ボックス20とを配設すると共に、電池ボック
ス30のアース端子25を金属基板30により形成した
ものであるから、金属基板30を介して、高電圧発生装
置2と電池ボックス20とがまとまり良く一体化される
と共に、アース接続用のリード線が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧発生装置の
出力端子から発生した高電圧を、バーナ近傍に配置した
点火プラグに印加して、バーナより噴出する燃料を着火
するための燃焼器具用放電点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石油ファンヒータ等の、各種燃焼器具の
着火源に利用される放電点火装置として、二次コイルを
巻装したコイルボビンの中心孔に、一次コイルを巻装し
た鉄心を挿通して構成された点火トランスを、絶縁樹脂
と共にケース内に収納してなる高電圧発生装置を備え、
該点火トランスの二次側端子と接続される出力端子をゴ
ム被覆された高圧電纜を介して点火プラグに接続し、点
火トランスにより昇圧された二次側電圧により、点火プ
ラグの放電電極から火花を発生させて、ガスバーナ等を
着火するようにした構成は良く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来構成にあっては、
高電圧発生装置と、電池ボックスとを別異に配設し、電
池ボックス内で、乾電池の一端と接続する電源端子をリ
ード線を介して高電圧発生装置の入力端子と接続し、乾
電池の他端と接続するアース端子をリード線を介してア
ースするようにしていた。このため、装置としてのまと
まりを欠くと共に、電池ボックスから二本のリード線が
引出され、配線上のまとまりも欠き、電気的接続が煩雑
であった。本発明は、かかる従来構成の問題点を解決す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属基板上
に、ケース内に、電源電圧を所定の高電圧に昇圧する点
火トランスを収納すると共に、該ケースに、点火トラン
スの二次側端子と接続される出力端子と、一次側端子と
接続される入力端子とを配設してなり、該出力端子から
発生した高電圧を点火プラグに印加する高電圧発生装置
と、乾電池が収納される合成樹脂製電池ケースの一端部
に、該ケース内で乾電池の一側電極と接続し、ケース外
に延成した接続枝を高電圧発生装置の入力端子と接続す
る電源端子を配設すると共に、ケースの他端部に、金属
基板から連成されてケース内に臨み、乾電池の他側電極
と接続するアース端子を配設してなる電池ボックスとを
取付けたことを特徴とする燃焼器具用放電点火装置であ
る。
【0005】かかる構成にあっては、金属基板を介し
て、高電圧発生装置と電池ボックスとがまとまり良く一
体化されている。
【0006】また、この金属基板には電池ボックスのア
ース端子が接続されており、アース部材として、ガス機
器等の導電部材に接合することにより、アース接続用の
リード線が不要となる。
【0007】一方、高電圧発生装置は、各種燃焼器具の
着火源に利用されるから、高温雰囲気となり、金属基板
を介して、熱が伝わり、高温化し易い。ところが、この
高電圧発生装置内には、ダイオード等の電子部品が内蔵
されており、高温により劣化して誤作動を生じるおそれ
がある。そこで、金属基板上に、高電圧発生装置を間隙
を介して保持し、該間隙により熱伝導を遮断し、電子部
品の熱による破損を防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面は、本発明の一実施例の
燃焼器具用放電点火装置1を示し、高電圧発生装置2
と、電池ボックス20とを金属基板30上に保持して構
成される。
【0009】ここで、高電圧発生装置2は略方体状をし
ており、図10で示すように、ケース10の内部に、点
火トランス11のほかに、ダイオード等の電子部品Eが
内蔵され、絶縁樹脂13により封止される。このケース
10の上面には電纜取付孔10aが一体に形成され、点
火トランス11の二次側端子と接続される出力端子12
aを前記取付孔10a内に突出させ、これに高圧電纜3
を接続している。一方、下面の絶縁樹脂が封入される開
口10bからは、入力端子14とセンサー端子15とが
突成される。このセンサー端子15には、点火プラグと
共にバ−ナの近傍に配設された熱電対のリード線4が接
続され、熱接点と冷接点間に発生する電位差が入力さ
れ、バーナの着火状態を検知し、着火するまで連続して
高圧電纜3から高電圧パルスが出力して、点火プラグか
ら火花放電が発生するようにしている。
【0010】また、このケース10の一側面には座部1
6が連成されると共に、開口10bから突出するアース
端子板17が座部16上に延出している。アース端子板
17はケース10内の点火トランス11の一次側アース
端子と接続している。
【0011】この座部16の下面は連結環部16a(図
6,8参照)が突成される。この連結環部16aはケー
ス10の平面よりもその肉厚分突出している。そして、
アース端子板17の孔部から連結環部16a内に挿通し
て、金属基板30に螺合した連結螺子18により、座部
16を金属基板30上に固定すると共に、連結螺子18
を介してアース端子板17を金属基板30に電気的に接
続する。さらには、連結環部16aの厚み分だけ、ケー
ス10の下底面が金属基板30から、間隔Sを形成し得
るように浮上した位置に保持される。すなわち、連結環
部16aはスペーサとしての作用を有する。
【0012】さらには、ケース10の他側面には、連係
突部19(図3,5参照)が突成され、前記金属基板3
0の側部を直角状に折込んで形成した連結部32の上下
方向の長孔33に連係突部19を内嵌する。
【0013】これにより、高電圧発生装置2は一側部を
前記連結環部16aを介して連結螺子18に固着され、
他側部を長孔33に連係突部19を内嵌して、両端支持
される。そして上述したように、連結環部16aの厚み
分だけ、高電圧発生装置2は金属基板30から浮上し、
金属基板30と高電圧発生装置2間に間隙S(図6参
照)が形成される。
【0014】一方、前記ケース10の下方には開口10
bに対向して左右に長い電池ボックス20が配設され
る。この電池ボックス20は、乾電池40が収納する上
方に開口した、直方形状の合成樹脂製電池ケース21の
両端に端子22,25を配設してなるものである。図中
左端側に配設された電源端子22は、主面を電池ケース
21の内端に臨ませると共に、接続枝23を電池ケース
21の下外方に延出している。また、電池ボックス20
の内側の右端にはアース端子25が配設される。このア
ース端子25は金属基板30に連成され、直角状に屈曲
されて、電池ケース21の底面から内部右端に突出して
いる。そしてこのアース端子25には接続ばね26の一
端が掛け止められている。これにより、接続ばね26は
金属基板30と電気的に導通されている。この接続ばね
26により、電池ボックス20に収納された乾電池40
は、その両端を挟持され、一端の陽電極が電源端子22
に、陰電極がアース端子25に、夫々確実に接続され
る。
【0015】また、電池ボックス20の四隅には金属基
板30に当接する足部27が突成されていると共に、該
底面に、連結環部28が突成され、該連結環部28の中
心に形成されて電池ボックス20の底部に貫通する孔部
から取付け螺子29を挿入し、金属基板30に螺合する
ことにより、該電池ボックス20を金属基板30に固定
している。そして、該金属基板30と電池ボックス20
の底面との間には、足部27及び連結杆部28の突出厚
により規定されて、間隔S’(図7,9参照)が形成さ
れる。その他、前記電池ケース21の両側壁中央部に
は、電池止め用弾性舌片29,29が突成されている。
【0016】かかる構成により一体化された燃焼器具用
放電点火装置1は、金属基板30をアース電路を構成す
る導電部材に取付けて、燃焼器具に設置される。そして
高電圧発生装置2の出力端子を、バーナ近傍に設置され
る点火プラグの放電電極と前記高圧電纜3を介して接続
すると共に、センサ端子から伸びるリード線4を熱電対
に接続し、さらには、電池ボックス20の電源端子22
を高電圧発生装置2の入力端子13と導線6により電気
的に接続する。
【0017】これにより、アース端子25は、金属基板
30の一部により構成されているから、該金属基板30
を介してアース接続される。そして、乾電池40からの
電圧が高電圧発生装置2内の高圧トランスの一次側に印
加されて昇圧され、高圧電纜3を経由して放電電極に高
電圧が印加される。而して、点火プラグから火花放電が
発生し、バーナより噴出する燃料が着火される。
【0018】かかる構成にあって、金属基板30上に高
電圧発生装置2及び電池ボックス20を配設しているた
め、まとまりが良く配置設計が容易となる。また、電池
ボックス20のアース端子25は、金属基板30を介し
てアース接続され、このためアース用の導線が不要とな
る。
【0019】さらには、この放電点火装置1は、各種燃
焼器具の着火源に利用されるから、高温雰囲気となり、
金属基板を介して、熱が伝わり、高温化し易い。ところ
が、高電圧発生装置2は、金属基板30に対して間隙S
を介して保持されており、このため、間隙Sにより熱の
伝導が遮断される。このため、高電圧発生装置2に内蔵
されたダイオード等の電子部品が熱により、劣化して、
誤作動を生じる等の不都合を可及的に防止できる。また
同様に、電池ボックス20も、間隙S’により高温化を
防止しているから、熱により乾電池の損耗を防止でき
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、金属基板上に、高電圧発生装
置と、電池ボックスとを配設すると共に、電池ボックス
のアース端子を金属基板により形成したものであるか
ら、金属基板を介して、高電圧発生装置と電池ボックス
とがまとまり良く一体化されると共に、アース接続用の
導線が不要となって、配線が容易となる。
【0021】さらには、金属基板上に、高電圧発生装置
を間隙を介して保持した構成にあっては、高温雰囲気中
にあっても、間隙により熱が遮断され、金属基板から熱
が伝わりにくく、高電圧発生装置内のダイオード等の電
子部品の高温による劣化が可及的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電用高電圧発生装置1の乾電池40
を除去した状態の斜視図である。
【図2】同上の乾電池40を電池ボックス20に取付け
た状態の斜視図である。
【図3】放電点火装置1の正面図である。
【図4】放電点火装置1の平面図である、
【図5】放電点火装置1の左側面図である。
【図6】放電点火装置1の右側面である、
【図7】放電点火装置1の底面図である。
【図8】高電圧発生装置2の取付け構造を示す要部の縦
断側面図である。
【図9】電池ボックス20の取付け構造を示す要部の縦
断側面図である。
【図10】放電用高電圧発生装置1の横断面図である。
【符号の説明】 1 放電点火装置 2 高電圧発生装置 3 高圧電纜 10 ケース 13 入力端子 16 連結環部 17 アース端子板 20 電池ボックス 22 電源端子 25 アース端子 30 金属基板 S,S’ 間隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属基板上に、 ケース内に、電源電圧を所定の高電圧に昇圧する点火ト
    ランスを収納すると共に、該ケースに、点火トランスの
    二次側端子と接続される出力端子と、一次側端子と接続
    される入力端子とを配設してなり、該出力端子から発生
    した高電圧を点火プラグに印加する高電圧発生装置と、 乾電池が収納される合成樹脂製電池ケースの一端部に、
    該ケース内で乾電池の一側電極と接続し、ケース外に延
    成した接続枝を高電圧発生装置の入力端子と接続する電
    源端子を配設すると共に、ケースの他端部に、金属基板
    から連成されてケース内に臨み、乾電池の他側電極と接
    続するアース端子を配設してなる電池ボックスとを取付
    けたことを特徴とする燃焼器具用放電点火装置。
  2. 【請求項2】金属基板上に、高電圧発生装置を間隙を介
    して保持したことを特徴とする請求項1記載の燃焼器具
    用放電点火装置。
JP10187081A 1998-07-02 1998-07-02 燃焼器具用放電点火装置 Pending JP2000018584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196849A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 アール・ビー・コントロールズ株式会社 昇圧装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196849A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 アール・ビー・コントロールズ株式会社 昇圧装置
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