JP2010103055A - 端子台及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子回路を内蔵した本体ユニットの外側に固定され、電子回路を外部配線に接続する外部端子を備える端子台10を提供する。端子台10は、電子部品15を収容する収容ケース11と、導電性の板材を屈曲して断面L字状に形成されると共に収容ケース11に固定される屈曲端子板23とを備える。収容ケース11には、電子部品15の電極15aを外方に臨ませる開口部が形成され、屈曲端子板23は、電子部品15の電極15aに電気接続するための電気接続部43及び電子回路に接続するための内部端子44を有して開口部に対向配置される第1端子板部41と、外部端子をなして第1端子板部41に対して屈曲すると共に収容ケース11の外面11bに配置される第2端子板部42とを備える。
【選択図】図3
Description
また、この電子機器は、前記電子回路を外部に電気接続する配線としてのコネクタ部104,105も備えており、電解コンデンサ102と同様に、ケース103の外側に突出している。
この端子台においては、ボルトを第2端子板部の貫通穴に挿通させると共にナットに螺合させることで、外部配線を外部端子にネジ止めすることができる。そして、この端子台によれば、ナットを挟み込むように収容ケースの外面に第2端子板部を配置するだけで、ナットを容易に固定することができるため、ナットを樹脂封止などにより固定する場合と比較して、外部配線を外部端子にネジ止めする機構を備えた端子台を容易に製造することができる。
この場合には、電気的に並列接続される複数の電子部品の数を容易に変更できるため、汎用性の高い端子台として提供することが可能となる。
この場合には、一対の屈曲端子板を一括して収容ケースに固定することができるため、端子台を組み立てる工程数を削減して、その製造効率の向上を図ることができる。
この電子機器によれば、前述したようにコンパクトに構成された端子台を備えるため、その小型化を図ることができる。
図1〜5に示すように、この実施形態に係る端子台10は、電子回路を内蔵した本体ユニット5の外側に固定されることで、本体ユニット5と共に電子機器1を構成するものである。なお、本体ユニット5は、例えば従来と同様に、電子回路を構成する複数の電子部品をケース内に収容して構成されるものである。
端子台10は、複数の電解コンデンサ(電子部品)15を収容する収容ケース11と、本体ユニット5の電子回路を外部配線に接続するための複数の端子板21,23を封止樹脂25によって一体に固定した端子板ユニット13とを備えて構成されている。
電解コンデンサ15の配列方向に沿って延びる収容ケース11の第1外面11aには、電解コンデンサ15のリード電極(電極)15aを外方に臨ませる開口部11cが開口している。なお、図示例の収容ケース11には開口部11cが複数形成されて、複数の電解コンデンサ15を個別の開口部11cから外方に臨ませているが、例えば1つの開口部11cから複数の電解コンデンサ15のリード電極15aを外方に臨ませてもよい。
また、第1外面11aに隣り合う収容ケース11の第2外面11bは、外部配線を固定するためのナット19の一部を収容する収容凹部11dを複数(図示例では5つ)有して形成されており、これら複数の収容凹部11dは、電解コンデンサ15の配列方向に沿って並べられている。なお、各収容凹部11dの内面形状は、ナット19の外形形状(図示例では六角形状)に対応づけて形成されており、ナット19が収容凹部11d内で回転することを防止している。
この装着部31は、収容ケース11に対する端子板ユニット13の取り付け方向を規制する一対の係合突起32と、第1外面11a上に配される端子板ユニット13の部分を囲む平面視U字状の位置決め突起部33とから構成されている。
一対の係合突起32は、電解コンデンサ15の配列方向の両端に位置する第2外面11bから垂直に延びて形成されており、互いに電解コンデンサ15の配列方向に向き合うにように配されている。位置決め突起部33は、第1外面11aの周縁から突出して形成されている。なお、位置決め突起部33のうち第2外面11bから垂直に突出する部分は、第1外面11a側に寄せて配された一対の係合突起32と一体に形成されている。
外部端子板部27は、これと収容ケース11の第2外面11bとの間に1つのナット19が配置されるように第2外面11b上に配されている。また、外部端子板部27には、その厚さ方向に貫通してナット19の雌ネジ部を外方に露出させる貫通孔27aが形成されている。そして、内部端子板部28は、上述した外部端子板部27を第2外面11b上に配した状態で、第1外面11aから本体ユニット5側に向けて垂直に突出している。
第1端子板部41は、電解コンデンサ15のリード電極15aに電気接続するための平板状の電気接続部43と、本体ユニット5の電子回路に接続するための平板状の内部端子44とを有している。電気接続部43は、電解コンデンサ15の配列方向に延びて形成されると共に、その長手方向の両端から第1外面11aに沿って第2外面11bに向けて延びる一対の延出部45,46を有して構成され、全体として平面視U字状に形成されている。
ここで、一対の屈曲端子板23を構成する一対の電気接続部43は、第1外面11a上において互いに平行となるように配されており、一方の電気接続部43の複数の接続孔47には、各電解コンデンサ15の正極及び負極いずれか一方のリード電極15aがそれぞれ挿通されている。また、他方の電気接続部43の複数の接続孔47には、他方のリード電極15aがそれぞれ挿通されている。すなわち、この端子台10においては、複数の電解コンデンサ15が一対の屈曲端子板23によって並列に電気接続されている。
すなわち、第2端子板部42は、これと収容ケース11の第2外面11bとの間に1つのナット19が配置されるように第2外面11b上に配されている。また、第2端子板部42には、その厚さ方向に貫通してナット19の雌ネジ部を外方に露出させる貫通孔42aが形成されている。
なお、複数の外部端子板部27及び一対の第2端子板部42は、電解コンデンサ15の配列方向に沿って一列に並べられており、複数の外部端子板部27が一対の第2端子板部42の間に配置されている。
なお、複数の接続端子板21及び一対の屈曲端子板23の大部分は封止樹脂25内に埋設されているが、内部端子板部28及び内部端子44は封止樹脂25から突出している。また、第2外面11bと同じ方向に向く外部端子板部27及び第2端子板部42の表面、及び、ナット19に対面する外部端子板部27及び第2端子板部42の裏面の一部は封止樹脂25から外方に露出している。さらに、電気接続部43のうち接続孔47が形成されている領域及びその近傍も封止樹脂25から外方に露出している。
端子台10を組み立てる場合には、例えば、収容ケース11内に電解コンデンサ15を配置すると共に複数のナット19を各収容凹部11dに収容した後に、端子板ユニット13を収容ケース11に取り付ければよい。なお、端子板ユニット13を取り付ける際には、一対の係合溝49に一対の係合突起32を挿入することで、収容ケース11に対する端子板ユニット13の移動方向を一対の係合突起32の延出方向に規制することができる。また、端子板ユニット13の取付方向の先端側が位置決め突起部33に当接することで、収容ケース11に対する端子板ユニット13の位置決めがなされる。したがって、収容ケース11に端子板ユニット13を容易に固定することができる。
そして、端子板ユニット13を収容ケース11に取り付けた後には、複数の電解コンデンサ15のリード電極15aを複数の接続孔47に個別に挿通させ、半田付けや溶接等により各リード電極15aを電気接続部43に接合すればよい。以上により端子台10の組み立てが完了する。
なお、以上のように構成される端子台10を本体ユニット5に固定した状態においては、同一方向に突出する複数の内部端子板部28及び内部端子44が、本体ユニット5の電子回路に電気接続される。
また、並列接続される電解コンデンサ15の数を変更するだけで、本体ユニット5の電子回路において必要となる複数の電解コンデンサ15の合計容量を容易に調整できるため、汎用性の高い端子台10として提供することが可能となる。
例えば、上記実施形態の端子台10には電解コンデンサ15が複数設けられるとしたが、1つだけ設けられるとしてもよい。
また、収容ケース11には、電解コンデンサ15が設けられるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも本体ユニット5の電子回路に必要な電子部品が設けられていればよい。
さらに、上記実施形態の端子台10は、別体の収容ケース11及び端子板ユニット13を組み合わせて構成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、複数の接続端子板21及び一対の屈曲端子板23を個別に収容ケース11に固定してもよい。また、端子台は、例えばナット19、接続端子板21及び屈曲端子板23を収容ケース11に一体に成形して構成されてもよい。
また、上記実施形態の端子台10は、本体ユニット5の電子回路を外部配線に接続するものとして複数の接続端子板21を備えるとしたが、少なくとも屈曲端子板23のみ備えていればよい。
5 本体ユニット
10 端子台
11 収容ケース
11a 第1外面
11b 第2外面
11c 開口部
15 電解コンデンサ(電子部品)
15a リード電極(電極)
19 ナット
23 屈曲端子板
25 封止樹脂
41 第1端子板部
42 第2端子板部(外部端子)
42a 貫通孔
43 電気接続部
44 内部端子
Claims (5)
- 電子回路を内蔵した本体ユニットの外側に固定され、前記電子回路を外部配線に接続する外部端子を備える端子台であって、
電子部品を収容する収容ケースと、導電性の板材を屈曲して断面L字状に形成されると共に前記収容ケースに固定される屈曲端子板とを備え、
前記収容ケースには、前記電子部品の電極を外方に臨ませる開口部が形成され、
前記屈曲端子板は、前記電子部品の電極に電気接続するための電気接続部及び前記電子回路に接続するための内部端子を有して前記開口部に対向配置される第1端子板部と、前記外部端子をなして前記第1端子板部に対して屈曲すると共に前記収容ケースの外面に配置される第2端子板部とを備えることを特徴とする端子台。 - 前記第2端子板部と前記収容ケースの外面との間には、前記外部配線を固定するためのナットが配置され、
前記外部端子をなす前記第2端子板部には、前記ナットの雌ねじ部を外方に露出させる貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子台。 - 前記収容ケース内には、複数の前記電子部品が一列に並べられた状態で収容され、
前記屈曲端子板は、前記複数の電子部品が並列に電気接続されるように一対設けられ、
各屈曲端子板の前記電気接続部は、前記複数の電子部品の配列方向に延びて形成されると共に、前記外部端子と前記内部端子との間に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子台。 - 前記一対の屈曲端子板が、封止樹脂によって一体に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の端子台。
- 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の端子台と、前記電子回路を内蔵した前記本体ユニットとを備え、
前記端子台が前記本体ユニットに固定された状態で、前記内部端子が前記電子回路に電気接続されていることを特徴とする電子機器。
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WO2012059977A1 (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-10 | 日本ケミコン株式会社 | コンデンサ装置及びその製造方法 |
JP6416993B1 (ja) * | 2017-07-06 | 2018-10-31 | イリソ電子工業株式会社 | コンデンサホルダ |
CN114469118A (zh) * | 2020-10-23 | 2022-05-13 | Oppo广东移动通信有限公司 | 电子设备及可穿戴设备 |
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