JP2019195896A - 位置検出装置および加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、支柱に孔を加工する加工装置の概略的な平面図である。図2は、支柱に孔を加工する加工装置の構成を説明するためのブロック図である。図3は、支柱に孔を加工する加工装置の概略的な側面図である。図4は、支柱が加工位置において位置決めされた状態を示す図である。図5(a)は、支柱が加工位置において保持された状態を示す側面図であり、図5(b)は、支柱が加工位置において保持された状態を示す正面図である。図6(a)は、支柱が加工位置において穿孔された状態を示す側面図であり、図6(b)は、支柱が加工位置において穿孔された状態を示す正面図である。図7は、孔あけ加工された支柱が搬送される状態を示す側面図である。
加工装置1は、例えば、防護柵においてビームを取り付ける鋼管などの支柱(被加工部材)Pに、ビームを取り付けるための孔を加工する装置である。図1乃至図7に示すように、加工装置1は、加工位置(目標位置)Tpに支柱Pがあるか否かを検出する位置検出装置(位置検出部)2と、加工位置で支柱Pを保持するクランプ装置(保持部)3と、支柱Pに孔を加工する穿孔装置(加工部)4と、制御装置(制御部)5と、を備えている。
位置検出装置2は、加工装置1の上流側から搬送されてきた未加工状態(孔あけ加工前)の支柱Pを、当該支柱Pに孔を加工する加工位置Tpに位置決めされているか否かを検出する。位置検出装置2は、支柱Pの搬送経路に対して上方に設けられて、上下に進退自在である。ここで「搬送経路」とは、支柱Pの外径部(外周面)が通る経路である。つまり、「搬送経路内」といえば、支柱Pの外径の内側を意味し、搬送される支柱Pに位置検出装置2が干渉(接触)する位置のことである。なお、「搬送経路外」とは、搬送される支柱Pに位置検出装置2が干渉(接触)しない位置のことである。
位置検出装置2は、搬送されてきた支柱Pを受け止める回動部材(移動体)21と、当該回動部材21の回動を規制するストッパ26と、回動部材21の回動がストッパ26によって規制されて加工位置にあるか否かを検知するセンサ27と、を有する。
被検知部分23は、側面視において略正方形を有する部分である。被検知部分23は、加工装置1の上下方向において上側の面に、回動部材21が加工位置Tpに回動された状態においてセンサ27と対向する被検知面23aを有する。被検知部分23は、被検知面23aに対して垂直に延在して、搬送方向Tにおいて上流側を臨み、ストッパ26に接触する接触面23bを有する。
接触部分24は、被検知部分23の4つの角部のうち一の角部に一体に連結されて、搬送方向Tにおいて上流側に延在する。接触部分24は、被検知部分23とは反対側の端部において支柱Pと接触する。支柱Pが接触する接触部分24の端部は、長辺部24aおよび短辺部24bにより形成された尖端部24cを有する。接触部分24は、長辺部24aにおいて支柱Pと接触するので、長辺部24aが接触面(以下、「接触面24a」ともいう。)を有する。
つまり、非接触状態において、回動部材21は、被検知部分23が下方に回動し、接触部分24が上方に回動した状態になっている。非接触状態において、接触部分24の尖端部24cは、搬送方向Tにおいて加工位置Tpよりも上流側に位置する接触位置Cpにある。
ストッパ26は、回動部材21の被検知部分23と略同じ高さ位置に設けられており、搬送方向Tにおいて、被検知部分23に対向するように被検知部分23よりも上流側に設けられている。
ストッパ26は、搬送方向Tにおいて上流側を臨む上流面26aと、下流側を臨む下流面26bとを有し、下流面26bに回動部材21の被検知部分23の接触面23bが接触する。
センサ27は、回動部材21の回動が規制されている場合、被検知部分23がセンサ27の検知範囲に入るような位置で被検知部分23に対向して配置されている。回動部材21の被検知部分23は、ストッパ26によりその回動が止められている場合にのみセンサ27の検知範囲に進入している。センサ27は、支柱Pが加工位置Tpに達すると所定の信号(検知信号)を、クランプ装置3および穿孔装置4の駆動を制御する制御装置5に送信する。
なお、回動部材21、ストッパ26、センサ27は、筐体(破線により示す。)B内に収容されている。
クランプ装置3は、加工位置Tpに達した支柱Pを、加工位置Tpにおいて支柱Pの孔あけ加工中にわたって押さえる(保持する)。クランプ装置3は、搬送方向Tにおいて、位置検出装置2に対して上流側に設けられている。クランプ装置3は、高さ方向に移動自在に支持されたクランプ体31を有する。クランプ体31は、搬送方向Tにおいて両側方で、例えば、油圧または空圧式に高さ方向に移動自在に支持されている。
穿孔装置4は、加工位置Tpにおいて支柱Pに孔を加工する。穿孔装置4は、例えば、ドリルなどの穿孔具41を有する。穿孔具41は、搬送経路において側方から加工位置Tpにある支柱Pに接近して当該支柱Pに孔Hを加工する。
制御装置5は、位置検出装置2のセンサ27からの検知信号を受信して、クランプ装置3および穿孔装置4の駆動を制御する。制御装置5は、位置検出装置2、クランプ装置3および穿孔装置4にそれぞれ通信可能に接続されている。
次に、支柱Pへの孔Hの加工工程について説明する。
孔あけ前の支柱Pが搬送されてくる前に、図3に示すように、回動部材21における接触部分24の接触面24aが搬送経路内に進入しているように位置検出装置2を移動させる。
検知信号を受信した制御装置5は、クランプ装置3に、支柱Pを保持する信号を送信する。信号を受信したクランプ装置3は、図5に示すように、クランプ体31を支柱Pに向かって移動させる。クランプ体31が支柱Pに接触して支柱Pを押さえ付けると、クランプ装置3は、支柱Pの押さえ付けを完了した旨のクランプ信号を制御装置5に送信する。
なお、回動部材21と支柱Pとの接触が解除されると、回動部材21は、被検知部分23が下方に、接触部分24が上方に向かって回動し、再び、接触部分24の尖端部24cが接触位置Cpにくるようになる。
このように、回動部材21の接触部分24が加工位置Tpにおいて支柱Pと継続して接触している場合にのみ、センサ27は、検知信号を制御装置5に送信するので、孔Hを支柱Pに対して常に所望の位置で加工することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、回動部材21は、センサ27により検知される被検知部分23と、支柱Pと接触する接触部分24と、本体22の重心Gから接触部分24の側にずらされて位置する回動軸25を有していれば、全体的な形状および構成は上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図8を用いて変形例に係る位置検出装置2Aについて説明する。
なお、以下では上記実施の形態に係る位置検出装置2と異なる構成について主に説明し、同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
これにより、回動部材21は、支柱Pが接触していない状態において回動軸25を中心にして搬送方向Tとは反対側に、つまり、上流側に向かって回動(傾動)するようになっている。
2 位置検出装置(位置検出部)
21 回動部材(移動体)
23 被検知部分
24 接触部分
25 回動軸
26 ストッパ
27 センサ
3 クランプ装置(保持部)
4 穿孔装置(加工部)
5 制御装置
P 支柱(被加工部材)
Tp 加工位置(目標位置)
Cp 接触位置
Claims (8)
- 搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、
前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、
前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、
を備えることを特徴とする、位置検出装置。 - 前記移動体は、回動軸と、前記被加工部材が接触する接触部分と、前記目標位置において前記センサの検知範囲に移動する被検知部分と、を有する回動部材、を有し、
前記回動軸は、前記回動部材の重心とは異なる位置に設けられ、
前記接触部分は、前記被加工部材の接触前、少なくとも一部が前記被加工部材の搬送経路内に位置し、前記被検知部分は、前記検知範囲の外側に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。 - 前記回動軸は、前記回動部材の重心に対して前記接触部分の側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
- 前記回動軸は、前記回動部材の重心に対して前記接触部分とは反対側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
- 前記センサは、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にある場合に前記移動体が前記目標位置にあることを検出することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の位置検出装置。
- 前記移動体は、前記被加工部材の搬送経路に対して進退自在であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の位置検出装置。
- 搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、を有する位置検出部と、
前記被加工部材を前記目標位置において保持する保持部と、
前記保持部により保持された前記被加工部材を加工する加工部と、
を備える
ことを特徴とする加工装置。 - 前記保持部および前記加工部の駆動を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記センサにより、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にあることを検出した場合に、前記保持部および前記加工部を駆動する
ことを特徴とする請求項7に記載の加工装置。
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---|---|---|---|---|
JPH02100918A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-12 | Taiyo Ltd | ストッパ装置 |
JPH0418651U (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-17 | ||
JP2000343369A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-12 | Misawa Homes Co Ltd | ワーク位置決め装置 |
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