JP2019195896A - 位置検出装置および加工装置 - Google Patents

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【課題】搬送されてきた被加工部材を加工位置で確実に検出することができ、安定した品質の製品を提供する。【解決手段】位置検出装置2は、搬送されてきた被加工部材Pの目標位置Tpの前で被加工部材Pと接触して、目標位置Tpまで移動する移動体21と、目標位置Tpにおいて移動体21が接触してその移動を規制するストッパ26と、ストッパ26により移動体21がその移動を規制されているか否かを検知するセンサ27と、を備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、位置検出装置および加工装置に関する。
製造ライン上を搬送されてきた被加工部材を穿孔部により加工する加工装置が知られている。加工装置は、被加工部材がコンベア上で停止する位置を制御する位置決め装置を有している(例えば、特許文献1参照)。位置決め装置は、コンベアの搬送方向に移動可能に取り付けられ搬送中の被加工板材に当接してワークを停止させるストッパを備えている。搬送されてきた被加工板材がストッパに当接し、当該ストッパが被加工部材の慣性力に対抗して被加工部材を最適な位置に停止させる。
特開平06−305557号公報
ところで、特許文献1のような位置決め装置においては、搬送されてきた被加工部材がストッパに当接した場合、被加工部材はストッパに押し返されてストッパから離れる方向に押し戻されるおそれがある。ストッパから押し戻された位置において被加工部材が加工されると、製品としての品質にばらつきが生じることになる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、搬送されてきた被加工部材を加工位置で確実に検出する位置検出装置および加工装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る位置検出装置は、搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、を備えることを特徴とする。
また、前記移動体は、回動軸と、前記被加工部材が接触する接触部分と、前記目標位置において前記センサの検知範囲に移動する被検知部分と、を有する回動部材、を有し、前記回動軸は、前記回動部材の重心とは異なる位置に設けられ、前記接触部分は、前記被加工部材の接触前、少なくとも一部が前記被加工部材の搬送経路内に位置し、前記被検知部分は、前記検知範囲の外側に位置することが好ましい。
また、前記回動軸は、前記回動部材の重心に対して前記接触部分の側に位置していることが好ましい。
また、前記回動部材の重心は、前記回動軸に対して前記接触部分の側に位置していることが好ましい。
また、前記センサは、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にある場合に前記移動体が前記目標位置にあることを検出することが好ましい。
また、前記移動体は、前記被加工部材の搬送経路に対して進退自在であることが好ましい。
さらに、上記課題を解決するために、本発明に係る加工装置は、搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、を有する位置検出部と、前記被加工部材を前記目標位置において保持する保持部と、前記保持部により保持された前記被加工部材を加工する加工部と、を備えることを特徴とする。
また、前記保持部および前記加工部の駆動を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記センサにより、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にあることを検出した場合に、前記保持部および前記加工部を駆動することが好ましい。
本発明により、搬送されてきた被加工部材を加工位置で確実に検出して、当該加工位置で被加工部材を加工するようにし、安定した品質の製品を提供することができる。
被加工部材を加工する加工装置の概略的な平面図である。 被加工部材を加工する加工装置の構成を説明するためのブロック図である。 被加工部材を加工する加工装置の概略的な側面図である。 支柱の孔あけ加工の工程を説明するための概略図である。 支柱の孔あけ加工の工程を説明するための概略図である。 支柱の孔あけ加工の工程を説明するための概略図である。 支柱の孔あけ加工の工程を説明するための概略図である。 変形例に係る位置検出装置の概略的な側面図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の形態をとり得る。
図1は、支柱に孔を加工する加工装置の概略的な平面図である。図2は、支柱に孔を加工する加工装置の構成を説明するためのブロック図である。図3は、支柱に孔を加工する加工装置の概略的な側面図である。図4は、支柱が加工位置において位置決めされた状態を示す図である。図5(a)は、支柱が加工位置において保持された状態を示す側面図であり、図5(b)は、支柱が加工位置において保持された状態を示す正面図である。図6(a)は、支柱が加工位置において穿孔された状態を示す側面図であり、図6(b)は、支柱が加工位置において穿孔された状態を示す正面図である。図7は、孔あけ加工された支柱が搬送される状態を示す側面図である。
<加工装置の構成>
加工装置1は、例えば、防護柵においてビームを取り付ける鋼管などの支柱(被加工部材)Pに、ビームを取り付けるための孔を加工する装置である。図1乃至図7に示すように、加工装置1は、加工位置(目標位置)Tpに支柱Pがあるか否かを検出する位置検出装置(位置検出部)2と、加工位置で支柱Pを保持するクランプ装置(保持部)3と、支柱Pに孔を加工する穿孔装置(加工部)4と、制御装置(制御部)5と、を備えている。
(位置検出装置)
位置検出装置2は、加工装置1の上流側から搬送されてきた未加工状態(孔あけ加工前)の支柱Pを、当該支柱Pに孔を加工する加工位置Tpに位置決めされているか否かを検出する。位置検出装置2は、支柱Pの搬送経路に対して上方に設けられて、上下に進退自在である。ここで「搬送経路」とは、支柱Pの外径部(外周面)が通る経路である。つまり、「搬送経路内」といえば、支柱Pの外径の内側を意味し、搬送される支柱Pに位置検出装置2が干渉(接触)する位置のことである。なお、「搬送経路外」とは、搬送される支柱Pに位置検出装置2が干渉(接触)しない位置のことである。
位置検出装置2は、搬送されてきた支柱Pを受け止める回動部材(移動体)21と、当該回動部材21の回動を規制するストッパ26と、回動部材21の回動がストッパ26によって規制されて加工位置にあるか否かを検知するセンサ27と、を有する。
回動部材21は、本体22と、当該本体22を回動自在に支持する回動軸25と、を有する。本体22は、搬送方向Tに対して横方向に沿って所定の厚さをもっている。本体22は、センサ27によって検知される被検知部分23と、搬送されてきた支柱Pの搬送方向Tにおける先端に接触する接触部分24と、を有する。
被検知部分23は、側面視において略正方形を有する部分である。被検知部分23は、加工装置1の上下方向において上側の面に、回動部材21が加工位置Tpに回動された状態においてセンサ27と対向する被検知面23aを有する。被検知部分23は、被検知面23aに対して垂直に延在して、搬送方向Tにおいて上流側を臨み、ストッパ26に接触する接触面23bを有する。
接触部分24は、被検知部分23の4つの角部のうち一の角部に一体に連結されて、搬送方向Tにおいて上流側に延在する。接触部分24は、被検知部分23とは反対側の端部において支柱Pと接触する。支柱Pが接触する接触部分24の端部は、長辺部24aおよび短辺部24bにより形成された尖端部24cを有する。接触部分24は、長辺部24aにおいて支柱Pと接触するので、長辺部24aが接触面(以下、「接触面24a」ともいう。)を有する。
回動軸25は、接触部分24において本体22を回動自在に支持している。回動軸25は、回動部材21の本体22の重心Gに一致しない位置に設けられている。具体的には、回動軸25は、その軸線が本体22の重心Gの位置に対して尖端部24cの側に位置する。これにより、回動部材21は、支柱Pが接触していない状態(非接触状態)において回動軸25を中心にして被検知部分23が下方に回動(傾動)するようになっている。
つまり、非接触状態において、回動部材21は、被検知部分23が下方に回動し、接触部分24が上方に回動した状態になっている。非接触状態において、接触部分24の尖端部24cは、搬送方向Tにおいて加工位置Tpよりも上流側に位置する接触位置Cpにある。
ストッパ26は、支柱Pが接触部分24の接触面24aに接触した際に、搬送方向Tとは反対方向(上流側)への被検知部分23の回動(移動)を制限する。回動部材21が被検知部分23においてストッパ26と接触してさらなる回動ができない状態において、支柱Pがある位置が支柱Pの加工位置Tpである(図4参照)。
ストッパ26は、回動部材21の被検知部分23と略同じ高さ位置に設けられており、搬送方向Tにおいて、被検知部分23に対向するように被検知部分23よりも上流側に設けられている。
ストッパ26は、搬送方向Tにおいて上流側を臨む上流面26aと、下流側を臨む下流面26bとを有し、下流面26bに回動部材21の被検知部分23の接触面23bが接触する。
センサ27は、搬送方向Tにおいてストッパ26よりも下流側で、回動部材21がストッパ26に接触した状態における被検知部分23の下流側の端部に対向する上方の位置に設けられている。センサ27は、例えば、近接センサであり、回動部材21がストッパ26によりその回動が規制されている状態にあるか否かを検知する。
センサ27は、回動部材21の回動が規制されている場合、被検知部分23がセンサ27の検知範囲に入るような位置で被検知部分23に対向して配置されている。回動部材21の被検知部分23は、ストッパ26によりその回動が止められている場合にのみセンサ27の検知範囲に進入している。センサ27は、支柱Pが加工位置Tpに達すると所定の信号(検知信号)を、クランプ装置3および穿孔装置4の駆動を制御する制御装置5に送信する。
なお、回動部材21、ストッパ26、センサ27は、筐体(破線により示す。)B内に収容されている。
(クランプ装置)
クランプ装置3は、加工位置Tpに達した支柱Pを、加工位置Tpにおいて支柱Pの孔あけ加工中にわたって押さえる(保持する)。クランプ装置3は、搬送方向Tにおいて、位置検出装置2に対して上流側に設けられている。クランプ装置3は、高さ方向に移動自在に支持されたクランプ体31を有する。クランプ体31は、搬送方向Tにおいて両側方で、例えば、油圧または空圧式に高さ方向に移動自在に支持されている。
(穿孔装置)
穿孔装置4は、加工位置Tpにおいて支柱Pに孔を加工する。穿孔装置4は、例えば、ドリルなどの穿孔具41を有する。穿孔具41は、搬送経路において側方から加工位置Tpにある支柱Pに接近して当該支柱Pに孔Hを加工する。
(制御装置)
制御装置5は、位置検出装置2のセンサ27からの検知信号を受信して、クランプ装置3および穿孔装置4の駆動を制御する。制御装置5は、位置検出装置2、クランプ装置3および穿孔装置4にそれぞれ通信可能に接続されている。
<孔の加工工程>
次に、支柱Pへの孔Hの加工工程について説明する。
孔あけ前の支柱Pが搬送されてくる前に、図3に示すように、回動部材21における接触部分24の接触面24aが搬送経路内に進入しているように位置検出装置2を移動させる。
まず、図4に示すように、支柱Pは、加工位置Tpの手前で回動部材21の接触部分24の接触面24aに接触する。搬送されてきた支柱Pの慣性力により、支柱Pは、回動部材21を搬送方向Tに沿って加工位置Tpにまで押し込む。これにより、回動部材21の被検知部分23は、搬送方向Tとは反対方向に回動して、被検知部分23の接触面23bがストッパ26の下流面26bに接触する。この状態において、センサ27の検知範囲外にあった被検知部分23(の被検知面23a)が検知範囲内に進入する。
センサ27は、被検知部分23の接触面23bがストッパ26の下流面26bに接触した後、換言すると、被検知部分23の被検知面23aがセンサ27の検知範囲内へ進入した後、所定時間をおいて検知信号を制御装置5に送信する。つまり、センサ27は、被検知面23aを所定時間にわたって検知した場合に検知信号を制御装置5に送信する。
検知信号を受信した制御装置5は、クランプ装置3に、支柱Pを保持する信号を送信する。信号を受信したクランプ装置3は、図5に示すように、クランプ体31を支柱Pに向かって移動させる。クランプ体31が支柱Pに接触して支柱Pを押さえ付けると、クランプ装置3は、支柱Pの押さえ付けを完了した旨のクランプ信号を制御装置5に送信する。
制御装置5がクランプ装置3からクランプ信号を受信すると、制御装置5は、穿孔装置4に対して孔の加工を開始する信号を送信する。穿孔装置4は、制御装置5からの信号を受信して、図6に示すように、支柱Pに対して側方から穿孔具41を接近させ支柱Pに孔Hを加工する。孔Hの加工後、穿孔装置4は、穿孔具41を支柱Pから離間させ退避位置まで戻す。穿孔具41が退避位置まで戻ると、穿孔装置4は、孔Hの加工を完了した旨の穿孔信号を制御装置5に送信する。
制御装置5は、穿孔装置4からの穿孔信号を受信すると、位置検出装置2およびクランプ装置3に、支柱Pの搬送経路外に退避するよう信号を送信する。図7に示すように、位置検出装置2が搬送経路外に退避すると、回動部材21の接触部分24と支柱Pとの接触は解除され、これにより、孔Hが加工された支柱Pは、搬送方向Tに向かって次工程に搬送されていく。
なお、回動部材21と支柱Pとの接触が解除されると、回動部材21は、被検知部分23が下方に、接触部分24が上方に向かって回動し、再び、接触部分24の尖端部24cが接触位置Cpにくるようになる。
以上のような位置検出装置2を加工装置1は備えているので、支柱Pが加工位置Tpにある場合にのみ支柱Pへの孔Hの加工を実施する。これにより、孔Hは常に支柱Pにおける同じ高さ位置で支柱Pに加工されるので、品質の安定した支柱Pを製造することができる。さらに、位置検出装置2の回動部材21は、加工位置Tpの手前(接触位置Cp)で、搬送されてきた支柱Pと接触し、支柱Pの慣性力により搬送方向Tに回動するので、支柱Pの接触による衝撃を吸収する。かくして、搬送されてきた支柱Pが搬送方向Tとは反対方向に押し返されることは効果的に防がれる。
また、位置検出装置2は、回動部材21の被検知部分23が接触して、回動部材21の回動を止めて支柱Pが加工位置Tpを超えて移動することを防ぐストッパ26を有しているので、支柱Pを受け止めた回動部材21の接触部分24が加工位置Tpを超えて回動する(支柱Pが加工位置Tpを超えて移動する)ことがないように、支柱Pは確実に加工位置Tpに止められている。そして、回動部材21がストッパ26によりその回動を規制されているか否かをセンサ27により検知するので、加工位置Tpに支柱Pがあることを確認した上で支柱Pに孔Hを加工することができる。
また、回動部材21の回動軸25は、回動部材21の本体22の重心G位置から接触部分24の尖端部24c側に位置している。仮に、支柱Pが搬送方向Tとは反対方向に回動部材21の接触部分24から離間した場合、回動部材21は、回動して被検知部分23がセンサ27の検知範囲から外れた位置(離れる方向)に移動する。センサ27は、検知範囲の外側にある被検知部分23を検知しないため、センサ27から検知信号は制御装置5に送信されない。つまり、支柱Pへの孔Hの加工は実施されない。
また、被検知部分23が検知範囲にあることを所定時間にわたってセンサ27が継続的に検知した場合にのみ、センサ27は、制御装置5へ検知信号を送信するので、仮に、被検知部分23が検知範囲に入ったものの、所定時間が経過する前に検知範囲から出た場合、つまり、支柱Pが加工位置Tpから離れた場合には、センサ27は、検知信号を制御装置5に送信しない。
このように、回動部材21の接触部分24が加工位置Tpにおいて支柱Pと継続して接触している場合にのみ、センサ27は、検知信号を制御装置5に送信するので、孔Hを支柱Pに対して常に所望の位置で加工することができる。
また、位置検出装置2は、支柱Pの搬送経路に対して進退自在であるため、支柱Pの孔Hの加工後に位置検出装置2は支柱Pの搬送経路から退避するので、回動部材21の接触部分24と支柱Pとの接触状態が解消される。これにより、支柱Pは、次工程へと搬送されていく。
<その他>
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、回動部材21は、センサ27により検知される被検知部分23と、支柱Pと接触する接触部分24と、本体22の重心Gから接触部分24の側にずらされて位置する回動軸25を有していれば、全体的な形状および構成は上記の実施の形態に限定されるものではない。
また、上記の実施の形態においては、回動部材21は、回動軸25により回動自在に支持されていたが、回動部材21は回動自在に支持されていればよく、例えば、回動部材21を回動軸25が設けられた位置で側方から挟むようにして挟持することにより回転自在に支持してもよい。
また、センサ27は、上記の実施の形態においては、非接触式のセンサであったが、接触式のセンサであってもよい。接触式のセンサ27である場合、ストッパ26の下流面26bにセンサ27を設けて、所定時間にわたって被検知部分23の接触面23bがセンサ27と接触していた場合に検知信号を制御装置5に送信するようにしてもよい。
上記の実施の形態において位置検出装置2は、支柱Pの搬送経路に対して上方に設けられていたが、搬送経路に対して下方に設けられていてもよい。さらに、上記実施の形態においては、回動軸25は、重心Gの位置に対して接触部分24の側に設けられていた。しかし、回動軸25は、回動部材21と支柱Pとの非接触状態において、搬送方向Tに対して反対側(上流側)に回動部材21が回動するような位置に設けられていればよく、回動部材21における設置位置は特に限定されない。
例えば、図8を用いて変形例に係る位置検出装置2Aについて説明する。
図8は、変形例に係る加工装置の概略的な側面図であり、図8(a)は、支柱Pと接触する前の変形例に係る位置検出装置の概略的な側面図であり、図8(b)は、変形例に係る位置検出装置により支柱が加工位置で位置決めされた状態を示す図である。
なお、以下では上記実施の形態に係る位置検出装置2と異なる構成について主に説明し、同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
位置検出装置2Aは、搬送経路に対して下方でかつ搬送経路に対して進退自在に設けられている。回動軸25は、本体22を回動自在に支持している。回動軸25は、回動部材21の本体22の重心Gに一致しない位置に設けられていて、具体的には軸線が本体22の重心Gの位置に対して接触部分24とは反対側に位置している。換言すれば、位置検出装置2Aにおいて本体22の重心Gは、回動軸25に対して接触部分24の側に位置している。
これにより、回動部材21は、支柱Pが接触していない状態において回動軸25を中心にして搬送方向Tとは反対側に、つまり、上流側に向かって回動(傾動)するようになっている。
また、センサ27は、搬送方向Tにおいてストッパ26よりも下流側で、回動部材21がストッパ26に接触した状態における被検知部分23の下流側の端部に対向する下方の位置に設けられている。
以上のような位置検出装置2Aを備えた加工装置1であっても、上記の実施の形態が奏する作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
1 加工装置
2 位置検出装置(位置検出部)
21 回動部材(移動体)
23 被検知部分
24 接触部分
25 回動軸
26 ストッパ
27 センサ
3 クランプ装置(保持部)
4 穿孔装置(加工部)
5 制御装置
P 支柱(被加工部材)
Tp 加工位置(目標位置)
Cp 接触位置

Claims (8)

  1. 搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、
    前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、
    前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、
    を備えることを特徴とする、位置検出装置。
  2. 前記移動体は、回動軸と、前記被加工部材が接触する接触部分と、前記目標位置において前記センサの検知範囲に移動する被検知部分と、を有する回動部材、を有し、
    前記回動軸は、前記回動部材の重心とは異なる位置に設けられ、
    前記接触部分は、前記被加工部材の接触前、少なくとも一部が前記被加工部材の搬送経路内に位置し、前記被検知部分は、前記検知範囲の外側に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記回動軸は、前記回動部材の重心に対して前記接触部分の側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 前記回動軸は、前記回動部材の重心に対して前記接触部分とは反対側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
  5. 前記センサは、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にある場合に前記移動体が前記目標位置にあることを検出することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の位置検出装置。
  6. 前記移動体は、前記被加工部材の搬送経路に対して進退自在であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の位置検出装置。
  7. 搬送されてきた被加工部材の目標位置の前で前記被加工部材と接触して、前記目標位置まで移動する移動体と、前記目標位置において前記移動体が接触してその移動を規制するストッパと、前記ストッパにより前記移動体がその移動を規制されているか否かを検知するセンサと、を有する位置検出部と、
    前記被加工部材を前記目標位置において保持する保持部と、
    前記保持部により保持された前記被加工部材を加工する加工部と、
    を備える
    ことを特徴とする加工装置。
  8. 前記保持部および前記加工部の駆動を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記センサにより、前記移動体が所定時間当該センサの検知範囲にあることを検出した場合に、前記保持部および前記加工部を駆動する
    ことを特徴とする請求項7に記載の加工装置。
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