JPH09316803A - レール孔開補助装置 - Google Patents

レール孔開補助装置

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JPH09316803A
JPH09316803A JP13170196A JP13170196A JPH09316803A JP H09316803 A JPH09316803 A JP H09316803A JP 13170196 A JP13170196 A JP 13170196A JP 13170196 A JP13170196 A JP 13170196A JP H09316803 A JPH09316803 A JP H09316803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
metal fitting
shaped steel
adjusting means
position adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP13170196A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Koto
貞廣 古藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHI NIPPON KENSETSU KK
Original Assignee
NISHI NIPPON KENSETSU KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、レールを保持してドリルマシ
ンの正しい孔開け位置に導くためのレール孔開補助装置
を提供する。 【解決手段】 例えば、H形断面の本体であるH形鋼2
に、レール5に対する水平方向Xの位置調整手段である
金具3a、3b、3cと、鉛直方向Yの位置調整手段あ
る金具4とを備えて、レール5を保持することにより解
決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリルマシンなど
によってレールのウェブに孔開けをする際に、レールを
保持して正しい孔開け位置に導くための補助装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、レールのウェブへの孔開け
は、ボール盤などを使用して1つ1つ孔を開けている。
このボール盤での孔開けは、レールを孔開け位置に移動
する作業が大変であり、ドリルの刃の摩耗も激しい上、
孔開け位置の精度が悪いという問題点がある。また、例
えば、H形鋼のウェブへの孔開けは、ドリルマシンのテ
ーブル上にウェブが水平となるようにH形鋼を配置し、
コンピュータの制御によって自動的にテーブル上でH形
鋼を送って、所定の位置に孔開けをすることによって行
われている。この場合、孔開け位置への移動が自動的で
あり、孔開け位置および孔径の精度も高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レールはH形
鋼と違って上フランジと下フランジとの幅が異なるの
で、ドリルマシンのテーブル上にウェブが水平となるよ
うに固定するには、何らかの補助工具(治具)が必要と
される。したがって、本発明は、簡単な構造で、レール
を保持してドリルマシンの正しい孔開け位置に導くため
のレール孔開補助装置を提供すること目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明請求項1に記載のレール孔開補助装置は、H形断面
の本体に、レールに対する水平方向の位置調整手段と鉛
直方向の位置調整手段とを備えることを特徴とする。
【0005】したがって、ウェブが水平となるようにド
リルマシンに固定されたH形断面の本体に、レールに対
する水平方向の位置調整手段と鉛直方向の位置調整手段
とによってレールのウェブが水平となるように保持され
て、ドリルマシンの正しい孔開け位置に導かれる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるレール孔開補助装置
の一実施の形態(その1)について図1〜図3によって
説明する。図1に示されるレール孔開補助装置1は、H
形断面の本体であるH形鋼2に、水平方向Xの位置調整
手段として金具3aと金具3bと金具3cとを備え、鉛
直方向Yの位置調整手段として金具4を備える。金具3
aと金具3bとは角鋼製の柱状部材でH形鋼2に対して
図2に示される間隔Lで配置されて溶接固定されてい
る。また、金具3cは図3に示される楔状の鋼製部材で
H形鋼2とは別体のものである。金具4も角鋼製の柱状
部材でH形鋼2および金具3aに対して溶接固定されて
いて、その高さhは、レール5の上フランジ5aが金具
4に載るように配置したとき、レール5のウェブ5bが
水平になるような高さとしている。また、金具3cは、
この状態で生じたレール5の下フランジ5cと金具3c
との間隙に打ち込まれて、レール5をH形鋼2に対して
しっかりと固定するためのものである。H形断面の本体
は、H形鋼2以外に、鋼板を略H形に溶接して組み立て
たものでもよい。また、H形鋼2の全長は孔開け加工の
対象となるレール5よりも多少長めにとるとよい。水平
方向Xおよび鉛直方向Yの位置調整手段の取付け間隔L
については1m程度で十分である。また、H形鋼2のウ
ェブ2bに図2に示される開口部7を設けて、金具3a
間および金具3b間に生じる間隙とこの開口部7とによ
って、レール5をレール孔開補助装置1に配置する際の
ワイヤーの取付けおよび取り外し作業を容易とすること
もできる。この開口部7はレール孔開補助装置1に対し
て2ヶ所程度設けるとよい。このようにして、レール5
が保持されたH形鋼2をドリルマシン(図示せず)のテ
ーブル上に配置すれば、H形鋼2が自動的にテーブル上
で図2に示される加工方向Zに送られて、ドリルマシン
の図1に示されるドリル6によってレール5のウェブ5
bの所定の位置に孔開けが行われる。
【0007】本発明によるレール孔開補助装置の一実施
の形態(その2)について図4によって説明する。図4
に示されるレール孔開補助装置1は、H形断面の本体で
あるH形鋼2に、水平方向Xの位置調整手段として金具
3aとボルト3dとナット3eとを備え、鉛直方向Yの
位置調整手段として金具4を備える。金具3aは角鋼製
の柱状部材でH形鋼2に対して溶接固定されている。ま
た、ナット3eはH形鋼2に開けられたボルト孔3fに
あわせて溶接固定されている。金具4も角鋼製の柱状部
材でH形鋼2および金具3aに対して溶接固定されてい
て、その高さhは、レール5の上フランジ5aが金具4
に載るように配置したとき、レール5のウェブ5bが水
平になるような高さとしている。また、ナット3eに螺
合したボルト3dは、レール5の下フランジ5cに対し
てねじこまれて、レール5をH形鋼2に対してしっかり
と固定するためのものである。他については、一実施の
形態(その1)と同様である。
【0008】本発明によるレール孔開補助装置の一実施
の形態(その3)について図5によって説明する。図5
に示されるレール孔開補助装置1は、H形断面の本体で
あるH形鋼2に、水平方向Xの位置調整手段として金具
3aと金具3bと金具3cとを備え、鉛直方向Yの位置
調整手段として金具4aと金具4bとを備える。金具3
aと金具3bは角鋼製の柱状部材でH形鋼2に対して溶
接固定されている。また、金具3cは図3に示される楔
状の鋼製部材でH形鋼2とは別体のものである。金具4
aは角鋼製の柱状部材でH形鋼2および金具3aに対し
て溶接固定されていて、その高さh1は、レール5の上
フランジ5aが金具4aに載るように配置したとき、レ
ール5のウェブ5bが水平になるような高さとしてい
る。同様に、金具4bは角鋼製の柱状部材でH形鋼2お
よび金具3bに対して溶接固定されていて、その高さh
2は、レール5と違ったサイズのレール15の上フラン
ジ15aが金具4bに載るように配置したとき、レール
15のウェブ15bが水平になるような高さとしてい
る。また、金具3cは、レール5の下フランジ5cと金
具3bとの間隙に打ち込まれて、レール5をH形鋼2に
対してしっかりと固定するためのものである。あるい
は、レール15の下フランジ15cと金具3aとの間隙
に打ち込まれて、レール15をH形鋼2に対してしっか
りと固定するためのものである。したがって、1つのレ
ール孔開補助装置1で2種類のレール5、15に対応で
きる。他については、一実施の形態(その1)と同様で
ある。
【0009】本発明は、以上の一実施の形態に限定され
ない。例えば、H形断面の本体は、ドリルマシンのH形
鋼に対しての適応性を利用するという主旨であるので、
この主旨を逸脱しない範囲での形状の変更が可能であ
る。また、鉛直方向の位置調整手段および水平方向の位
置調整手段についても、レールのウェブが水平となるよ
うに本体に固定できるものであれば形状・構造・材質の
変更が可能である。また、水平方向の位置調整手段であ
る金具3a、3bについては、レール5を配置する際の
ワイヤーの取付けおよび取り外しの作業空間を確保する
ものであるから省略することもできる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造でレールを
保持して、ドリルマシンの正しい孔開け位置にレールを
導くことができるので、ドリルマシンによって精度の高
い孔を効率よくレールに開けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態(その1)について説明
する図で、レール孔開補助装置の断面図
【図2】本発明の一実施の形態(その1)について説明
する図で、レール孔開補助装置の部分平面図
【図3】本発明の一実施の形態(その1)について説明
する図で、レール孔開補助装置の水平方向の位置調整手
段である金具の矢視図
【図4】本発明の一実施の形態(その2)について説明
する図で、レール孔開補助装置の断面図
【図5】本発明の一実施の形態(その3)について説明
する図で、レール孔開補助装置の断面図
【符号の説明】
1 レール孔開補助装置 2 H形断面の本体であるH形鋼 3a、3b、3c 水平方向の位置調整手段である金具 3d 水平方向の位置調整手段であるボルト 3e 水平方向の位置調整手段であるナット 3f 水平方向の位置調整手段であるボルト孔 4、4a、4b 鉛直方向の位置調整手段である金具 5、15 孔開加工の対象となるレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】H形断面の本体に、レールに対する水平方
    向の位置調整手段と鉛直方向の位置調整手段とを備える
    ことを特徴とするレール孔開補助装置。
JP13170196A 1996-05-27 1996-05-27 レール孔開補助装置 Pending JPH09316803A (ja)

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JP13170196A JPH09316803A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 レール孔開補助装置

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JPH09316803A true JPH09316803A (ja) 1997-12-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105269352A (zh) * 2015-09-21 2016-01-27 王乃兵 一种防爆电机接线盒座加工接线柱孔时的夹持方法及经专用装置加工的产品
CN105755916A (zh) * 2015-09-17 2016-07-13 成都明日星辰科技有限公司 一种手动的钢轨钻孔机
CN106120490A (zh) * 2016-06-29 2016-11-16 中国冶集团有限公司 一种立式活套的集成化轨道及安装方法
CN107584250A (zh) * 2017-09-01 2018-01-16 济宁东源机械制造有限公司 推土机3d基准悬臂结构翼板的生产工艺及生产工装

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