JP2019195050A - 発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】順方向電圧の上昇を抑えつつ、光取り出し効率を向上できる発光素子を提供する。【解決手段】発光素子は、光取り出し面と、前記光取り出し面の反対側に設けられたn側コンタクト面とを含むn型半導体層と、前記n型半導体層における前記n側コンタクト面を除く領域に設けられた発光層と、前記発光層上に設けられたp型半導体層と、を有する半導体積層体を備える。上面視において、前記p型半導体層は、前記n側コンタクト面を囲むように設けられている。前記n側コンタクト面の中央部を含む領域に第1の絶縁膜が設けられている。前記n側コンタクト面における前記第1の絶縁膜の周囲に設けられ、前記n側コンタクト面に接するnコンタクト部を有するn側電極が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、発光素子に関する。
n型半導体層における電極と接するn側コンタクト面の反対側の面から光を取り出す構造の発光素子において、そのn側コンタクト面での光反射効率を向上させることが望ましい。
特開2016−208012号公報
本発明は、順方向電圧の上昇を抑えつつ、光取り出し効率を向上できる発光素子を提供する。
本発明の一態様によれば、光取り出し面と、前記光取り出し面の反対側に設けられたn側コンタクト面とを含むn型半導体層と、前記n型半導体層における前記n側コンタクト面を除く領域に設けられた発光層と、前記発光層上に設けられたp型半導体層と、を有する半導体積層体を備える発光素子であって、上面視において、前記p型半導体層は、前記n側コンタクト面を囲むように設けられており、前記n側コンタクト面の中央部を含む領域に設けられた第1の絶縁膜と、前記n側コンタクト面における前記第1の絶縁膜の周囲に設けられ、前記n側コンタクト面に接するnコンタクト部を有するn側電極と、前記p型半導体層上に設けられ、前記p型半導体層に接するp側電極と、を備えた発光素子が提供される。
本発明によれば、順方向電圧の上昇を抑えつつ、光取り出し効率を向上できる。
本発明の実施形態の発光素子の模式上面図である。 図1におけるII−II断面図である。 本発明の実施形態の発光素子における半導体積層体の模式上面図である。 本発明の実施形態の発光素子の一部分の模式拡大断面図である。 本発明の実施形態の発光素子の一部分の模式平面図である。 n側コンタクト面に接するn側電極のnコンタクト部の面積と、順方向電圧Vfとの関係をシミュレーションしたグラフである。 n側コンタクト面の中央部を含む領域に設けられた絶縁膜の直径φ2と、順方向電圧Vfとの関係をシミュレーションしたグラフである。 n側コンタクト面の中央部を含む領域に設けられた絶縁膜の直径φ2と、光強度Poとの関係をシミュレーションしたグラフである。 図5に示す要素の他の配置パターンを示す模式平面図である。 本発明の他の実施形態の発光素子における半導体積層体の模式上面図である。 本発明の他の実施形態の発光素子の一部分の模式拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の発光素子の一部分の模式拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の発光素子の一部分の模式拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の発光素子の一部分の模式拡大断面図である。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
図1は、本発明の実施形態の発光素子1の模式上面図である。
図2は、図1におけるII−II断面図である。
発光素子1は、基板100と、基板100上に設けられた半導体積層体10とを有する。半導体積層体10は、基板100上に設けられたn型半導体層11と、n型半導体層11上に設けられた発光層12と、発光層12上に設けられたp型半導体層13とを有する。
基板100は、発光層12が発する光に対する透過性を有する。また、基板100は、半導体積層体10をエピタキシャル成長させることができる。基板100の材料としては、例えば、サファイア、スピネル(MgAl)、炭化ケイ素(SiC)、シリコン、ZnS、ZnO、GaAs、ダイヤモンド、ニオブ酸リチウム、ガリウム酸ネオジウムなどが挙げられる。
半導体積層体10には、例えば、InAlGa1−X−YN(0≦X、0≦Y、X+Y<1)等の半導体が好適に用いられる。
図2に示すように、n型半導体層11は、光取り出し面11aと、光取り出し面11aの反対側に設けられたn側コンタクト面11bとを有する。光取り出し面11aは、n型半導体層11と基板100との界面に位置する。光取り出し面11aからの光は、基板100を透過し主に基板100の側面から取り出される。発光素子1において、発光層12からの光は基板100の側面から主に取り出される。
発光層12およびp型半導体層13は、n側コンタクト面11bには設けられていない。例えば、基板100上に、n型半導体層11、発光層12、およびp型半導体層13を順にエピタキシャル成長させた後、エッチングにより、p型半導体層13および発光層12の積層部の一部を除去して、n側コンタクト面11bを形成する。p型半導体層13および発光層12が積層された部分は、n型半導体層11上にメサ状に残される。
図3は、半導体積層体10の模式上面図である。図3は、図2に示される光取り出し面11aの反対側から見た上面図である。
例えば円形状の複数のn側コンタクト面11bが、n型半導体層11の光取り出し面11aの反対側の面に設けられている。発光層12およびp型半導体層13は、n型半導体層11の光取り出し面11aの反対側の面におけるn側コンタクト面11bおよび外周領域11cを除く領域に設けられている。
図3に示す上面視において、発光層12およびp型半導体層13は、n側コンタクト面11bを囲むように設けられている。
図2に示すように、p型半導体層13上に、第1p側電極21が設けられている。第1p側電極21は、p型半導体層13の上面に接している。
また、p型半導体層13上に、第1p側電極21およびp型半導体層13の上面を覆うように絶縁膜41が設けられている。さらに、その絶縁膜41を覆うように絶縁膜42が設けられている。
絶縁膜42は、p型半導体層13の側面、発光層12の側面、およびこれら側面に続くn型半導体層11の側面を覆っている。すなわち、絶縁膜42は、発光層12およびp型半導体層13が積層された部分であるメサ部15の側面を覆っている。
その絶縁膜42上に、n側電極22が設けられている。絶縁膜42は、上記したように各部材の側面を覆い段差を有しており、n側電極22はその段差に沿うように設けられている。n側電極22は、n側コンタクト面11bに接するnコンタクト部22aと、メサ部15上の絶縁膜42上に設けられた外部接続部22cと、n型半導体層11の外周領域11cに接する外周コンタクト部22bとを有する。nコンタクト部22a、外部接続部22c、および外周コンタクト部22bは、一体につながっている。
外部接続部22cの上には、n側ポスト電極32が設けられている。n側ポスト電極32は、n側電極22を通じて、n型半導体層11と電気的に接続されている。
第1p側電極21を覆う絶縁膜41、42の一部は開口され、その開口部に第2p側電極23が設けられている。第2p側電極23は、第1p側電極21に接している。第2p側電極23の一部は、絶縁膜42上に設けられている。第2p側電極23上に、p側ポスト電極31が設けられている。p側ポスト電極31は、第2p側電極23および第1p側電極21を通じて、p型半導体層13と電気的に接続されている。
図4は、発光素子1におけるn側コンタクト面11bが設けられた領域の模式拡大断面図である。
例えば円形状のn側コンタクト面11bにおける中央部を含む領域に、絶縁膜43が設けられている。n側コンタクト面11bは、中央部を含む領域と、その中央部を含む領域の周囲を囲む領域とを有する。そして、「中央部を含む領域」とは、n側コンタクト面11bが円形状の場合にはその円の中心を含む領域であり、n側コンタクト面11bが角形状の場合にはその角形の内接円の中心を含む領域であり、n側コンタクト面11bが円環状の場合にはその内周または外周が形成する円の中心を含む領域である。
図5は、n側コンタクト面11b、絶縁膜43、およびn側電極22のnコンタクト部22aの平面視における配置関係を示す模式平面図である。
絶縁膜42は半導体積層体10の全体を被覆するように形成され、その絶縁膜42をパターニングして、n側コンタクト面11bに例えば円形状に絶縁膜43を残す。したがって、絶縁膜42と絶縁膜43は同種材料の膜であり、絶縁膜42の膜厚と絶縁膜43の膜厚は略同じである。
絶縁膜42をパターニングする際のプロセス上、絶縁膜42の一部42aは、n側コンタクト面11bの外周領域にも、例えば円環状に残される。
n側電極22のnコンタクト部22aは、絶縁膜43の周囲に設けられ、例えば、円形状の絶縁膜43を囲む円環状に設けられる。
絶縁膜43をパターニングするエッチングプロセスに起因して、絶縁膜43の断面視形状は、図4に示すように台形になる。この台形は、上底43aと、上底43aよりも長い下底43bとを有し、下底43bはn側コンタクト面11bとの界面に位置する。
第1p側電極21としては、例えば、Ag、Al、Ni、Ti、Pt、またはそれらの金属を主成分とする合金を好適に用いることができる。また、第1p側電極21は、それらの金属材料の単層または積層でもよい。
n側電極22と、第2p側電極23は、例えば、同じ金属材料の膜をパターニングすることで得られる。それらn側電極22および第2p側電極23としては、例えば、Ag、Al、Ni、Rh、Au、Cu、Ti、Pt、Pd、Mo、Cr、W、またはそれらの金属を主成分とする合金を好適に用いることができる。また、n側電極22および第2p側電極23は、それらの金属材料の単層または積層でもよい。
n側電極22および第2p側電極23は、例えば、下地との界面側から順に形成されたAl膜、Ti膜、Pt膜、およびAu膜を含む。
n側ポスト電極32およびp側ポスト電極31としては、例えば、Cu、Au、Niなどの金属を好適に用いることができる。n側ポスト電極32およびp側ポスト電極31は、例えば、電解メッキ法により形成することができる。
絶縁膜41は、例えばシリコン窒化膜である。絶縁膜41は、第1p側電極21に含まれる例えばAgのマイグレーションを防止する。絶縁膜42および絶縁膜43は、例えばシリコン酸化膜である。
n側ポスト電極32およびp側ポスト電極31は、発光素子1が実装される配線基板に形成されたパッドに、例えばはんだなどの導電材料を介して接合される。すなわち、発光素子1は、n側ポスト電極32およびp側ポスト電極31を配線基板に向けた状態で、基板100およびn型半導体層11の光取り出し面11aが配線基板の上方を向く。なお、基板100はなくてもよい。
そして、発光層12から放出された光は、光取り出し面11aを通じて外部に取り出される。光取り出し面11aの反対側の領域の大部分は、p側電極21、23およびn側電極22を構成する金属膜(例えば、良好な光反射性を有するAg、Alを含む)で覆われている。そのため、発光層12から光取り出し面11aに直接向かわない光や、n型半導体層11と基板100との界面で反射した光を、その金属膜で反射させて光取り出し面11aに向かわせることができる。
また、n側コンタクト面11bの中央部を含む領域には、n側電極22は設けられず、絶縁膜43が設けられている。このため、n側コンタクト面11bの中央部を含む領域においては、n側電極22を構成する金属による光吸収を低減し、絶縁膜43とn型半導体層11との界面での全反射成分を増やすことができる。これは、n型半導体層11中を伝播してn側コンタクト面11bに向かった光のn側コンタクト面11bでの反射率を高め、光取り出し面11a側からの光取り出し効率を向上させる。
図6は、n側コンタクト面11bに接するn側電極22のnコンタクト部22aの面積と、1000mAでの順方向電圧Vfとの関係をシミュレーションしたグラフである。
φ1は図5に示すn側コンタクト面11bの直径φ1の減少に伴うnコンタクト部22aの面積の減少に対するVfの変化を表す。
φ2は図5に示す絶縁膜43の直径φ2の増大に伴うnコンタクト部22aの面積の減少に対するVfの変化を表す。
なお、n側コンタクト面11bの外周領域には、図4に示す絶縁膜42の一部42aが設けられないとした。したがって、nコンタクト部22aの面積は、n側コンタクト面11bの面積から絶縁膜43の面積を引いた面積である。
n側コンタクト面11bの直径φ1が小さくなると、nコンタクト部22aの面積が小さくなり、順方向電圧Vfが上がる。これに対して、絶縁膜43の直径が大きくなることによるnコンタクト部22aの面積の減少によっては、順方向電圧Vfの大幅な上昇は見られない。
このような図6の結果より、n側コンタクト面11bにおいて、n側電極22の外部接続部22cに近い外周部に電流が集中しており、中央部はほとんど電流が流れておらず、n側コンタクト面11bの外周付近に電流が集中していると考えられる。そのため、n側コンタクト面11bの中央部に絶縁膜43を設け、その中央部を非導通としても発光層12への電流供給の妨げにならず、順方向電圧は上昇しづらいと言える。
図7は、絶縁膜43の直径φ2と、1000mAでの順方向電圧Vfとの関係をシミュレーションしたグラフである。図7には、順方向電圧Vfの平均値を表す。
図8は、絶縁膜43の直径φ2と、1000mAでの光強度Poとの関係をシミュレーションしたグラフである。図8には、光強度Poの平均値を表す。
図7および図8のシミュレーションにおいて、n側コンタクト面11bの直径φ1は21μmに固定した。また、図6のシミュレーションと同様、n側コンタクト面11bの外周領域には、図4に示す絶縁膜42の一部42aが設けられないとした。
図7および図8の結果より、φ2が12μmのときと、φ2が16μmのときでは、φ2が0μmのとき(n側コンタクト面11bに絶縁膜43が設けられていないとき)と同等の順方向電圧Vfを維持しつつ、絶縁膜43による全反射領域の増加により、光強度Poを高めることができる。すなわち、絶縁膜43を設けた発光素子1であれば、順方向電圧Vfの上昇を抑えつつ、光取り出し効率を向上できる。
図7および図8の結果より、nコンタクト部22aの面積は、n側コンタクト面11bの面積の40%以上70%以下が好ましいと言える。
n側コンタクト面11bおよび絶縁膜43の形状は円形状に限らず、角形状であってもよい。
図5に示すように、円形状のn側コンタクト面11bに円形状の絶縁膜43を設けた場合には、絶縁膜43の周囲に設けられるnコンタクト部22aの形状を角のない円環状にすることができる。このような形状のnコンタクト部22aでは、電流密度分布を均一化しやすい。
また、図4に示すように、絶縁膜43の断面視形状が台形状であることで、絶縁膜43の下面(台形の下底)43bとn型半導体層11との界面領域は大きく確保しつつ、絶縁膜43に対するn側電極22の被覆性を、絶縁膜43の断面視形状が例えば矩形状である場合に比べて良好にできる。
図9は、図5に示す要素の他の配置パターンを示す模式平面図である。
nコンタクト部22aは、絶縁膜43の周囲を囲む方向に沿って連続することに限らず、破線状であってもよい。この場合、n側コンタクト面11bの中央部に島状に残った絶縁膜43が、メサ部15を覆うように広い領域に設けられた絶縁膜42の一部42aとつながり、絶縁膜43の剥がれを抑制することができる。
図10は、本発明の他の実施形態の発光素子における半導体積層体10の模式上面図である。
図11は、他の実施形態の発光素子におけるn側コンタクト面11bが設けられた領域の模式拡大断面図である。
図10に示すように、n側コンタクト面11bは円環状に形成され、そのn側コンタクト面11bで囲まれた領域に、半導体積層体10の一部として、発光層12およびp型半導体層13が積層された部分であるメサ部15が設けられている。
図11に示すように、メサ部15は、n側コンタクト面11bよりも突出している。絶縁膜43は、メサ部15の上面および側面を覆っている。絶縁膜43はメサ部15の側面に直接設けられている。絶縁膜43とメサ部15の上面との間には、絶縁膜41と第1p側電極21が設けられている。なお、絶縁膜43とメサ部15の上面との間に、絶縁膜41と第1p側電極21を設けず、絶縁膜43をメサ部15の上面に直接設けてもよい。
絶縁膜43上にはn側電極22が設けられている。n側電極22のnコンタクト部22aは、メサ部15を囲む円環状のn側コンタクト面11bに接している。また、図12に示すように、n側コンタクト面11bで囲まれた絶縁膜43上には、n側電極22を設けなくてもよい。
絶縁膜43がメサ部15の上面および側面を覆うように立体的に設けられることで、図4に示す平面的な絶縁膜43に比べて、n側コンタクト面11bの中央部を含む領域における絶縁膜43の面積を増大させることができる。このため、n側コンタクト面11bの中央部を含む領域において、絶縁膜43により全反射される発光層12からの光を増やすことができる。
図13に示すように、絶縁膜43とメサ部15との間に反射膜24を設けてもよい。反射膜24は、例えば、Ag、Al、またはそれらの金属を主成分とする合金を含むことが好ましい。絶縁膜43は、反射膜24を覆い、反射膜24にAgやAlなどの金属を用いた場合に生じる金属のマイグレーションを防止する。
図14に示すように、n側コンタクト面11bで囲まれた領域に、発光層12およびp型半導体層13を含まない、n型半導体層11の一部11dを設けてもよい。n型半導体層11の一部11dは、n側コンタクト面11bよりも突出し、そのn型半導体層11の一部11dの上面および側面に、絶縁膜43が直接設けられている。上記メサ部15に比べて、n側コンタクト面11bと、n型半導体層11の一部11dの上面との間の段差を小さくすることができ、段差が大きい場合に比べて絶縁膜43を優れた被覆性で形成しやすくなる。また、n型半導体層11の一部11dの上面および側面と絶縁膜43との間に図13で示したような反射膜24が設けられていてもよい。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。本発明の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
1…発光素子、10…半導体積層体、11…n型半導体層、11a…光取り出し面、11b…n側コンタクト面、12…発光層、13…p型半導体層、21…p側電極、22…n側電極、22a…nコンタクト部、22c…外部接続部、24…反射膜、41〜43…絶縁膜、100…基板

Claims (9)

  1. 光取り出し面と、前記光取り出し面の反対側に設けられたn側コンタクト面とを含むn型半導体層と、前記n型半導体層における前記n側コンタクト面を除く領域に設けられた発光層と、前記発光層上に設けられたp型半導体層と、を有する半導体積層体を備える発光素子であって、
    上面視において、
    前記p型半導体層は、前記n側コンタクト面を囲むように設けられており、
    前記n側コンタクト面の中央部を含む領域に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記n側コンタクト面における前記第1の絶縁膜の周囲に設けられ、前記n側コンタクト面に接するnコンタクト部を有するn側電極と、
    前記p型半導体層上に設けられ、前記p型半導体層に接するp側電極と、
    を備えた発光素子。
  2. 前記n側コンタクト面は、円形状であり、
    前記第1の絶縁膜は、円形状である請求項1記載の発光素子。
  3. 前記第1の絶縁膜の断面視形状は上底と前記上底よりも長い下底とを有する台形であり、前記下底は前記n側コンタクト面との界面に位置する請求項1または2に記載の発光素子。
  4. 前記nコンタクト部の面積は、前記n側コンタクト面の面積の40%以上70%以下である請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光素子。
  5. 上面視において、前記n側コンタクト面で囲まれた領域に、前記n側コンタクト面よりも突出した前記半導体積層体の一部が設けられ、
    前記第1の絶縁膜は、前記半導体積層体の前記一部の上面および側面を覆う請求項1記載の発光素子。
  6. 前記第1の絶縁膜と、前記半導体積層体の前記一部との間に設けられた反射膜をさらに備えた請求項5記載の発光素子。
  7. 前記p側電極の上に設けられた第2の絶縁膜をさらに備え、
    前記n側電極は、前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記nコンタクト部とつながった外部接続部を有する請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光素子。
  8. 前記第2の絶縁膜は、前記p型半導体層の側面、前記発光層の側面、前記n型半導体層の側面、および前記n側コンタクト面における外周領域にも設けられた請求項7記載の発光素子。
  9. 前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜は、同種材料の膜である請求項7または8に記載の発光素子。
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