JP2019188538A - 打込み工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスナーの打込み動作の終了後にすぐに排気動作を行うことが可能な打込み工具を提供する。【解決手段】釘打機1Aは、圧縮された酸化剤と燃料との混合気体が燃焼する燃焼室と、燃焼室内での混合気体の燃焼により発生する燃焼圧で作動する打撃機構を収容するシリンダ2と、燃焼室及びシリンダ2内で混合気体の燃焼後に発生する排気ガスを外部に排気する排気バルブ7と、被打込材への押し当て動作に基づいて打撃機構を作動させるコンタクト部材8と、排気バルブ7が打撃機構の作動により所定の荷重を受けた場合にコンタクト部材8とは独立して排気バルブ7を動作させる長穴部78とを備える。【選択図】図3A

Description

本発明は、空気と燃料の混合気体を燃焼させ、その燃焼圧で駆動される打込み工具に関する。
従来から、空気と燃料の混合気体を燃焼させる燃焼室と、燃焼室内で混合気体を燃焼させた際に発生する燃焼圧により作動することで釘等のファスナーを打ち込む打撃機構とを備えた釘打機と称す打込み工具が広く利用されている。燃焼圧を用いた打込み工具には、燃焼させるときに燃焼室を閉じて、打ち込み後、排気するために燃焼室を開放するためのバルブが設けられている。そのため、この打込み工具では、従来からコンタクトのオン動作で排気バルブが閉じるように構成されている。
例えば、特許文献1には、突出したファスナー打込み位置から正常の後退位置へのピストン/ドライバ集成体の移動に際して、ピストン/ドライバ集成体の下側の空気を新しく入れ換えるようシリンダを大気に一方向弁装置を介して接続するポート手段を下部キャップに備えた打込み工具が開示されている。
特開昭63−28574号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される従来の打込み工具では、以下のような問題があった。すなわち、打込み後のコンタクトのオフ動作によって排気バルブを開いて燃焼室内の排気を開始する構成では、排気のタイミングが遅く、燃焼ガス温度が低下して、燃焼室内で結露が発生してしまう可能性があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するものであり、ファスナーの打込み動作の終了後にすぐに排気動作を行うことが可能な打込み工具を提供することを目的とする。
本発明に係る打込み工具は、圧縮された酸化剤と燃料との混合気体が燃焼する燃焼室と、前記燃焼室内での混合気体の燃焼により発生する燃焼圧で作動する打撃機構を収容するシリンダと、前記燃焼室及び前記シリンダ内で前記混合気体の燃焼後に発生する排気ガスを外部に排気する排気バルブと、被打込材への押し当て動作に基づいて前記排気バルブを作動させて前記燃焼室及び前記シリンダと外部とを遮断するとともに、前記打撃機構を作動可能にするためのコンタクト部と、前記排気バルブが前記打撃機構の作動により所定の荷重を受けた場合に、前記コンタクト部とは独立して前記排気バルブを動作させる係合部と、を備える。
本発明においては、排気バルブが打撃機構の作動により所定の荷重を受けた場合に、コンタクト部とは独立して排気バルブが動作する。これにより、例えば、コンタクト部が被打込材に押し付けられた状態で、燃焼室及びシリンダ内に設けられた排気口を開口する開放位置に排気バルブを移動させることができる。
本発明によれば、係合部を設けることで、打撃機構の打込み動作により所定の荷重を受けた場合に排気バルブをコンタクト部と独立して動作させることができるので、ファスナーの打込み動作の終了後にすぐに排気動作を行うことができる。
本実施の形態の釘打機の一例を示す断面図である。 釘打機の本体部の要部構成の一例を示す断面図である。 釘打機の本体部の要部構成の一例を示す断面図である。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオフでかつ排気バルブが解放位置にある場合の一例を示す断面図である(その1)。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオフでかつ排気バルブが解放位置にある場合の一例を示す断面図である(その2)。 本実施の形態の釘打機の本体部側の一例を示す斜視図である。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオンでかつ排気バルブが閉塞位置にある場合の動作例を示す断面図である(その1)。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオンでかつ排気バルブが閉塞位置にある場合の動作例を示す断面図である(その2)。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオンでかつ排気バルブが解放位置にある場合の動作例を示す断面図である(その1)。 本実施の形態の釘打機におけるコンタクト部がオンでかつ排気バルブが解放位置にある場合の動作例を示す断面図である(その2)。
以下、図面を参照して、本発明の打込み工具の一例である釘打機の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の釘打機1Aの構成例>
図1は、本実施の形態の釘打機1Aの一例を示す全体構成図である。図2A及び図2Bは、本体部10の要部構成の一例を示す図である。図3Aは本実施の形態の釘打機1Aの本体部10の一例を示す断面図であり、図3Bは図3Aに示す釘打機1AのA−A線に沿った断面図である。図4は、本実施の形態の釘打機1Aの本体部10側の一例を示す斜視図である。なお、図1〜図4では、釘打機1Aのノーズ部12側を下方とし、その反対側を上方とする。また、図1、図3、図4では、釘打機1Aの本体部10側を前方とし、その反対側のバッテリ17側を後方とする。
図1〜図4に示すように、本実施の形態の釘打機1Aは、釘等のファスナーを、木材、石膏ボード、鋼板、コンクリート等の被打込材に打ち込む工具である。釘打機1Aは、本体部10と、本体部10から延伸して手で把持されるハンドル部11と、本体部10の一方の側にファスナーが打ち出されるノーズ部12とを備える。
釘打機1Aは、燃料が充填された図示しない燃料タンクが着脱可能に取り付けられるタンク取付部13が、ハンドル部11の下方に略平行する形態で設けられる。また、釘打機1Aは、ノーズ部12にファスナーを共有するマガジン14が、タンク取付部13の下方に設けられる。更に、釘打機1Aは、エアコンプレッサ等の供給源から圧縮空気が供給されるエアホースが接続されるエアプラグ15が、本例ではタンク取付部13に設けられる。
また、釘打機1Aは、釘打機1Aを作動させる操作トリガ16がハンドル部11に設けられ、釘打機1Aの電源となるバッテリ17が取り付けられるバッテリ取付部18がハンドル部11に設けられる。
釘打機1Aは、圧縮空気と燃料との混合気体の燃焼圧で作動する打撃シリンダ2と、圧縮空気と燃料との混合気体を燃焼させる燃焼室3と、打撃シリンダ2と燃焼室3との間を開閉するヘッドバルブ4と、ヘッドバルブ4を支持するバルブ支持体5を備える。
打撃シリンダ2は打撃機構の一例で、マガジン14からノーズ部12に供給されたファスナーを打ち出すドライバ20と、ドライバ20が設けられたピストン21を備える。打撃シリンダ2は、ピストン21が摺動可能な円筒形の空間が設けられ、ピストン21の往復動作で、ドライバ20がノーズ部12の延伸方向に沿って移動する。
また、打撃シリンダ2は、ピストン21が当てられる緩衝材22を備える。緩衝材22は、弾性を有する部材で構成され、打撃シリンダ2の下部に設けられる。打撃シリンダ2では、ファスナーを打ち出す動作で移動したピストン21が緩衝材22に当たることで、ドライバ20及びピストン21の移動範囲が規制される。
燃焼室3は、打撃シリンダ2の軸方向であるドライバ20及びピストン21の軸方向に沿って打撃シリンダ2の上部に設けられる。打撃シリンダ2と燃焼室3は、仕切り部50で仕切られ、仕切り部50に、燃焼した高温高圧の空気が通る打撃シリンダ流入口51が設けられる。打撃シリンダ流入口51は打撃機構流入口の一例で、打撃シリンダ2の軸方向であるドライバ20及びピストン21の軸上に円形の開口を設けて構成される。
燃焼室3は、打撃シリンダ流入口51の周囲にバルブ支持体5が設けられ、バルブ支持体5の周囲にリング状の空間が形成される。
ヘッドバルブ4は弁体の一例で、円筒形状の金属の部材で構成される。ヘッドバルブ4は、円筒の軸方向に沿った下方の端面が閉塞し、円形で平面状のバルブ面40が形成される。ヘッドバルブ4は、バルブ面40の直径が、打撃シリンダ流入口51より大きく構成され、バルブ面40が仕切り部50に接した状態では、打撃シリンダ流入口51が閉塞される。
ヘッドバルブ4は、第1のシール部41と第2のシール部42を備える。第1のシール部41はシール部の一例で、ヘッドバルブ4の移動方向である軸方向に沿ったバルブ面40の外周に設けられ、第1のシール材41aが取り付けられる。第1のシール材41aは、ピストンリングと称す金属のリングで構成される。第1のシール部41は、第1のシール材41aが嵌る溝が円周方向に形成され、第1のシール材41aが取り付けられると、第1のシール材41aが円周面から所定量突出する。第1のシール部41は、本例では第1のシール材41aが、ヘッドバルブ4の軸方向に沿って2本取り付けられる。
第2のシール部42はシール部の一例で、ヘッドバルブ4の軸方向に沿って、第1のシール部41から所定の距離を開けてヘッドバルブ4の外周に設けられ、第2のシール材42aが取り付けられる。第2のシール材42aは、ゴム等の弾性体で構成された所謂Oリングである。第2のシール部42は、第2のシール材42aが嵌る溝が円周方向に形成され、第2のシール材42aが取り付けられると、第2のシール材42aが円周面から所定量突出する。
ヘッドバルブ4は、第1のシール部41及び第2のシール部42が、ヘッドバルブ4の円周面から外側に突出し、かつ、第1のシール部41に対して第2のシール部42の直径が大きく構成される。第2のシール部42は、第1のシール部41と対向する側の面が、高温高圧の気体で押される作動面43となる。作動面43は、リング状の面である。
ヘッドバルブ4は、バネ44で仕切り部50方向に付勢される。バネ44は付勢部材の一例で、コイルバネで構成され、バネ44の軸線が、打撃シリンダ2の軸上であるドライバ20及びピストン21の軸線上、すなわち、ヘッドバルブ4及び打撃シリンダ流入口51の同軸上に設けられる。バネ44は、ヘッドバルブ4の移動方向である軸方向に沿ってヘッドバルブ4に形成された上方が開口した凹部45に入り込むことで、ヘッドバルブ4とバネ44の一部が、軸方向に重なって配置される。このような配置をオーバーラップ配置と称す。また、バネ44がヘッドバルブ4の凹部45に入り込むようにするため、バネ44はヘッドバルブ4より小径であり、バネ44は打撃シリンダ2より小径化できる。
バネ44によりヘッドバルブ4を押す力は、作動面43に高温高圧の気体が作用しない状態では、バルブ面40が仕切り部50に接した状態を保つ力である。
ヘッドバルブ4は、バルブ支持体5により移動可能に支持される。
バルブ支持体5は弁支持体の一例で、円筒形状の金属の部材で構成される。バルブ支持体5は、本例では、円筒の軸方向に沿った下部に仕切り部50が一体に設けられる。バルブ支持体5は、円筒形状の内側の空間にヘッドバルブ4が入れられると、ヘッドバルブ4の第1のシール部41の第1のシール材41aが摺接すると共に、第2のシール部42の第2のシール材42aが摺接する。バルブ支持体5は、ヘッドバルブ4の第1のシール部41の第1のシール材41aが摺接する部位と、第2のシール部42の第2のシール材42aが摺接する部位では、各シール部に合わせて内径が異なる。
バルブ支持体5は、ヘッドバルブ4が入れられると、ヘッドバルブ4の第1のシール部41及び第2のシール部42と、バルブ支持体5の内面の間に作動空間52が形成される。作動空間52は、環状の空間である。
バルブ支持体5は、燃焼室3と作動空間52をつなぐヘッドバルブ流入口53を備える。ヘッドバルブ流入口53は、ヘッドバルブ4のバルブ面40が仕切り部50に接した位置にある状態で、第1のシール部41の近傍に、バルブ支持体5を貫通する開口を設けて構成される。ヘッドバルブ流入口53が、バルブ支持体5の側面に形成されることで、燃焼室3と作動空間52をつなぐ流路が複雑化せず、流入抵抗の増加を防ぐことができる。
ヘッドバルブ流入口53は、ヘッドバルブ4のバルブ面40が仕切り部50に接した位置にある状態、すなわち、打撃シリンダ流入口51がヘッドバルブ4で閉じられている状態では、作動空間52とつながる。
これに対し、ヘッドバルブ4の作動面43に高温高圧の気体が作用することで、ヘッドバルブ4が上方に移動すると、打撃シリンダ流入口51が開き、ヘッドバルブ流入口53は、打撃シリンダ流入口51とつながる。
ヘッドバルブ流入口53を通る空気は、燃焼室3で圧縮空気と燃料との混合気体を燃焼させることで発生させた高温高圧の空気である。高温高圧の気体は、常温常圧の空気に比較して粘性が低いため、ヘッドバルブ流入口53の開口面積が小さくても、気体の流れに対する抵抗の増加が抑制される。
第1のシール部41は、外周に第1のシール材41aが設けられ、第1のシール材41aがバルブ支持体5の内面に接する。第1のシール材41aは溝に嵌められているので、作動空間52に露出する部位は最小限に抑えられる。
第2のシール部42は、外周に第2のシール材42aが設けられ、第2のシール材42aがバルブ支持体5の内面に接する。第2のシール材42aは溝に嵌められているので、作動空間52に露出する部位は最小限に抑えられる。
バルブ支持体5は、ヘッドバルブ4が当てられる緩衝材54を備える。緩衝材54は、弾性を有する部材で構成され、ヘッドバルブ4の上部に設けられる。バルブ支持体5では、ヘッドバルブ4の作動面43に高温高圧の気体が作用することで移動したヘッドバルブ4が緩衝材54に当たることで、ヘッドバルブ4の移動範囲が規制される。なお、緩衝材54によりヘッドバルブ4の移動範囲が規制されるが、ヘッドバルブ4が緩衝材54に当たる際、緩衝材54の弾性変形によって衝撃を吸収するので、ヘッドバルブ流入口53の高さは、ヘッドバルブ4のストローク以下にしておくことが好ましい。これにより、ヘッドバルブ4が緩衝材54に当たる位置まで移動した際、ヘッドバルブ流入口53にヘッドバルブ4が露出しないようにすることができ、ヘッドバルブ流入口53の全体が開く。このように、ヘッドバルブ流入口53の開口量を一定にすることで出力を安定させることができる。
燃焼室3は、ヘッド部30で上部の開口が密閉される。ヘッド部30は、点火装置31が設けられる。また、ヘッド部30は、図示しない燃料の供給口及び圧縮空気の供給口が設けられる。更に、ヘッド部30に接するように緩衝材54が設けられることで、ヘッド部30に加わる衝撃が緩衝され、部品の耐久性向上、ヘッド部30を燃焼室3に取り付けるボルトの緩み防止、電気ノイズの低減などの効果が得られる。
釘打機1Aは、打撃シリンダ2のドライバ20及びピストン21を復帰させる気体を溜めるブローバックチャンバ6を備える。ブローバックチャンバ6は、打撃シリンダ2の周囲に設けられ、緩衝材22の近傍に設けられた流入排出口60で打撃シリンダ2内とつながる。
釘打機1Aは、打撃シリンダ2及び燃焼室3内の気体を排気させると共に一部が露出するように打撃シリンダ2に取り付けられる排気バルブ7と、排気バルブ7に形成される長穴部78とを備える。なお、長穴部78は、係合部の一例に相当する。
図3A、図3B及び図4に示すように、排気バルブ7は、ブローバックチャンバ6に流入した気体で押される排気ピストン71と、打撃シリンダ2に形成された打撃シリンダ排気口23を開閉する第1の排気バルブ72と、燃焼室3に形成された燃焼室排気口32を開閉する第2の排気バルブ73と、排気ピストン71、第1の排気バルブ72及び第2の排気バルブ73を連結したバルブロッド74を備える。
また、排気バルブ7は、ブローバックチャンバ6とつながる排気シリンダ75と、打撃シリンダ排気口23及び燃焼室排気口32とつながる排気流路形成シリンダ76を備える。排気シリンダ75は、排気ピストン71が摺動可能な円筒形の空間が設けられ、排気ピストン71の往復動作で、排気バルブ7がバルブロッド74の延伸方向に沿って移動する。排気流路形成シリンダ76は、第1の排気バルブ72及び第2の排気バルブ73が摺動可能な円筒形の空間が設けられ、打撃シリンダ排気口23及び燃焼室排気口32が、排気流路形成シリンダ76を貫通して設けられる。更に、排気バルブ7は、排気ピストン71が当てられる緩衝材77を備える。緩衝材77は、弾性を有する部材で構成される。排気バルブ7は、排気ピストン71が緩衝材77に当たることで、移動範囲が規制される。
第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を開くと、これと連動して第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を開く。これに対し、第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を閉じると、これと連動して第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を閉じる。
長穴部78は、排気バルブ7がピストン21の作動に基づき打撃シリンダ2内から流れる気体により所定の荷重を受けた場合に、コンタクト部材8とは独立して排気バルブ7を動作させるための逃がし部として機能する。長穴部78は、排気バルブ7の前後方向に貫通している。長穴部78の長手方向の長さは、長穴部78内に挿入される後述するリンク81の前端部81aの上下方向(幅方向)の長さよりも長く形成される。これにより、リンク81の前端部81aが長穴部78内において排気バルブ7の軸方向に沿って移動可能となると共に、排気バルブ7が所定荷重以上の荷重が作用した場合に排気バルブ7の軸方向の移動を所定範囲内に規制できるようになっている。
排気バルブ7の長穴部78よりも下方には、排気バルブ7を閉じる閉塞位置に付勢するばね79が取り付けられる。バネ79は、例えば圧縮ばねである。バネ79の上端部79aは打撃シリンダ2に固定された規制部2aによって支持され、バネ79の下端部79bは、排気バルブ7のバルブロッド74に取り付けられたばね押さえ74aによって支持される。これにより、排気バルブ7は、バネ79により排気バルブ7を閉じる方向に付勢される。
釘打機1Aは、コンタクト部材8と、リンク機構800とを備える。コンタクト部材8は、ノーズ部12の延伸方向に沿って移動可能に設けられ、バネ80a,80bでリンク機構800を介してノーズ部12から突出する方向に付勢される。また、リンク機構800は、バネ80a,80bにより長穴部78を介して排気バルブ7を開く方向に付勢する。コンタクト部材8と排気バルブ7は、リンク機構800を介して連結される。排気バルブ7とリンク機構800は、バルブロッド74に形成された長穴部78を介して連結されており、コンタクト部材8の動きと連動して排気バルブ7が作動すると共に、コンタクト部材8と切り離されて、ブローバックチャンバ6に流入した気体で排気バルブ7が作動する。
リンク機構800は、一対のリンク81,82と、リンク81,82を連結する連結部83とを有している。なお、リンク機構800は、係合部の一例に相当する。
リンク81は、細長の板状部材から構成される。リンク81の略中央部は、打撃シリンダ2の右側面部に設けられた軸81dに回動可能に取り付けられる。リンク81の前端部81aは、排気バルブ7の長穴部78内に、排気バルブ7の軸方向(上下方向)に沿ってスライド可能に挿入される。リンク81の後端部81bには、引張りバネからなるバネ80aの一端部が取り付けられる。バネ80aの他端部は、シリンダ2の右側面部に設けられた取付部87に取り付けられる。リンク81の後端部81bは、バネ80aによりノーズ部12側(下方側)に付勢される。
リンク82は、打撃シリンダ2を挟んでリンク81に対向して配置され、図示しない打撃シリンダ2の左側面部に設けられた取付部に回動可能に取り付けられる。リンク82の後端部82bには、引張りバネからなるバネ80bの一端部が取り付けられる。バネ80bの他端部は、打撃シリンダ2の左側面部に設けられた取付部88に取り付けられる。リンク82の後端部82bは、バネ80bによりノーズ部12側(下方側)に付勢される。
連結部83は、リンク81の後端部81bとリンク82の後端部82bとを連結する。連結部83の長手方向(左右方向)の略中央部には、後方側(ハンドル部11側)に張り出すと共に、コンタクト部材8の上端部が接触する当接部83aが形成される。
<本実施の形態の釘打機1Aの動作例>
次に、本実施の形態の釘打機1Aの動作について説明する。図5Aは本実施の形態の釘打機1Aにおけるコンタクト部材8がオンでかつ排気バルブ7が閉塞位置にある場合の動作例を示す断面図であり、図5Bは図5AのB−B線に沿った断面図である。る。図6Aは本実施の形態の釘打機1Aにおけるコンタクト部材8がオンでかつ排気バルブ7が解放位置にある場合の動作例を示す断面図であり、図6Bは図6AのC−C線に沿った断面図である。
図3A及び図3Bに示したように、初期状態では、操作トリガ16が引かれておらず、また、コンタクト部材8が被打込材に押しけられておらず、バネ80a,80bで付勢されてノーズ部12から突出した初期位置にある。
コンタクト部材8が初期位置にある状態では、排気バルブ7は、第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を開き、第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を開く状態である。これにより、打撃シリンダ2及び燃焼室3が大気に開放された状態である。
また、ヘッドバルブ4は、バネ44で押圧されてバルブ面40が仕切り部50に接した位置にある状態、すなわち、打撃シリンダ流入口51がヘッドバルブ4で閉じられている状態である。この状態では、ヘッドバルブ流入口53は作動空間52とつながる。
図4、図5A及び図5Bに示すように、コンタクト部材8が被打込材に押し付けられると、コンタクト部材8がノーズ部12に対して相対的に上方に移動し、コンタクト部材8の上端部8aがバネ80a,80bの弾性力に抗して連結部83(当接部83a)を上方に押し上げる。これに伴い、連結部83に接続されるリンク81の後端側が上方に移動することで、リンク81の先端側が軸81dを支点として下方に回動する。リンク81が回動すると、圧縮状態のバネ79が規制部2aを起点として伸張することで、バネ79の下端部79bに取り付けられた排気バルブ7も下方に移動する。これにより、コンタクト部材8の動きがリンク81で排気バルブ7に伝達され、排気バルブ7は、図5Bに示すように、第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を閉じ、第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を閉じた状態となる。つまり、打撃シリンダ2及び燃焼室3が密閉された状態になる。
このように、リンク機構800は、コンタクト部8の被打込材への押し当て方向D1と、このコンタクト部8の押し当て動作に伴って作動する排気バルブ7の作動方向D2とを反転させる(図3A参照)。また、本実施の形態では、コンタクト部8を被打込材に押し当てた際におけるリンク機構800のリンク81の前端部81aの長穴部78内での下方への移動量が、排気バルブ7の下方への移動量(ストローク)よりも大きくなっている(図3A,図5A参照)。
続けて、図2Aに示すように、コンタクト部材8と操作トリガ16の操作に連動して、図示しない空気弁と燃料弁が開き、燃焼室3に気化した燃料と圧縮空気が供給される。例えば、コンタクト部材8が被打込材に押し付けられると、図示しない燃料弁を開き、操作トリガ16が操作されると、図示しない空気弁を開く。なお、コンタクト部材8が被打込材に押し付けられ、操作トリガ16が操作されると、図示しない空気弁と燃料弁を所定のタイミングで開くようにしてもよい。また、コンタクト部材8が被打込材に押し付けられると、図示しない空気弁と燃料弁を所定のタイミングで開くようにしてもよい。
燃焼室3に圧縮空気が供給されると、燃焼室3内の圧力が上がる。但し、圧縮空気による燃焼室3内の圧力上昇では、ヘッドバルブ4は、バネ44で押圧されてバルブ面40が仕切り部50に接した状態を保ち、打撃シリンダ流入口51がヘッドバルブ4で閉じられる。よって、圧縮空気の供給で燃焼室3内が圧力上昇しても、打撃シリンダ2内では圧力上昇が発生せず、ピストン21は作動しない。
コンタクト部材8が被打込材に押し付けられ、操作トリガ16が操作されることで図示しない空気弁と燃料弁が開いた後、所定のタイミングで点火装置31が作動すると、燃焼室3内の圧縮空気と燃料との混合気体が燃焼する。燃焼室3内で混合気体が燃焼すると、燃焼室3内の圧力が上がり、バルブ支持体5のヘッドバルブ流入口53から作動空間52に高温高圧の気体が流入する。
図2Bに示すように、作動空間52内の圧力が上がると、ヘッドバルブ4の作動面43に高温高圧の気体が作用することで、ヘッドバルブ4がバネ44を圧縮しながら上方に移動する。ここで、作動空間52内の圧力が上がると、第1のシール部41の作動空間52と対向する面にも圧力が掛かる。但し作動面43の方が面積が大きいので、ヘッドバルブ4がバネ44を圧縮しながら上昇する。
ヘッドバルブ4が上方に移動すると、打撃シリンダ流入口51が開き、ヘッドバルブ流入口53は、打撃シリンダ流入口51とつながる。これにより、高温高圧の気体が、燃焼室3から打撃シリンダ流入口51を通り打撃シリンダ2に流入し、打撃シリンダ2の圧力が上がる。
打撃シリンダ2の圧力が上がると、ピストン21が押され、ピストン21及びドライバ20がファスナーを打ち出す方向に移動し、ファスナーの打込み動作が行われる。ピストン21及びドライバ20がファスナーを打ち出す方向に移動すると、ピストン21で仕切られた打撃シリンダ2内の下側の気体(空気)が、流入排出口60からブローバックチャンバ6に流入する。更に、ピストン21が緩衝材22を圧縮変形させながら流入排出口60を通過するため、ブローバックチャンバ6には、ピストン21を駆動させた高温高圧の気体の一部が流入する。
図6A及び図6Bに示すように、打撃シリンダ2内の気体(空気)がブローバックチャンバ6に流入し、ブローバックチャンバ6内の圧力が上がると、排気バルブ7の排気ピストン71が上方側に付勢される。これに伴い、排気バルブ7が、バネ79の弾性力に抗して上方に移動し、緩衝材77に衝突する位置まで移動する。緩衝材77によって排気バルブ7の移動量を規制しているので、排気バルブ7の耐久性が向上する。
本実施の形態において排気バルブ7は、バルブロッド74に形成された長穴部78を介してリンク81及びコンタクト部材8に連結されるので、コンタクト部材8の動きと切り離される。つまり、排気バルブ7は、コンタクト部材8がオンの状態において、コンタクト部材8に連動することなく独立した動作が可能となっている。これにより、排気バルブ7の排気ピストン71が押されると、図6Bに示すように、第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を開き、第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を開く状態に排気バルブ7が移動する。
よって、打撃シリンダ2及び燃焼室3が大気に開放された状態になり、燃焼室3内の気体は、燃焼室排気口32から外部に排気される。また、燃焼室3内の圧力が低下することで、ヘッドバルブ4は、バネ44で押圧されてバルブ面40が仕切り部50に接した位置に移動し、打撃シリンダ流入口51がヘッドバルブ4で閉じられる。
更に、ピストン21及びドライバ20がファスナーを打ち出す方向に移動し、ピストン21が下死点まで移動して緩衝材22に当たると、緩衝材22の弾性でピストン21及びドライバ20が上方に移動しようとする。ピストン21が流入排出口60を通過して、流入排出口60の上側に移動すると、圧力が高まっているブローバックチャンバ6内の気体が打撃シリンダ2内に流入し、ピストン21が押されると、ピストン21で仕切られた打撃シリンダ2内の上側の気体が打撃シリンダ排気口23から外部に排気され、ピストン21及びドライバ20が上死点に復帰する。
図3A、図3B及び図4に示すように、コンタクト部材8が被打込材から離れると、コンタクト部材8の上端部8aがバネ80a,80bの弾性力により連結部83(当接部83a)を介して下方に付勢され、コンタクト部材8がノーズ部12に対して相対的に下方に移動する。連結部83に接続されるリンク81の後端側が下方に移動することで、リンク81の前端側が軸81dを支点として上方に回動する。リンク81が回動すると、リンク81の前端部81aにより長穴部78の上端開口縁が上方に押され、伸張状態のバネ79が圧縮されることで、排気バルブ7が上方に移動する。これにより、図3Bに示すように、第1の排気バルブ72が打撃シリンダ排気口23を開き、第2の排気バルブ73が燃焼室排気口32を開いた状態が維持される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。従来では、排気開始が遅れないように、ブローバック圧を用いて排気バルブを開閉させる構成を採用することも提案されているが、排気バルブの閉じ動作をコンタクト部の押し付け動作と連動させる必要があった。そのため、ブローバック圧の上昇によって排気バルブが開くことで、コンタクト部が戻されてしまい、打込み動作時における作業性が低下してしまうという問題があった。
これに対し、本実施の形態によれば、ピストン21の駆動によるブローバックチャンバ6内の圧力の上昇に伴い、排気バルブ7の長穴部78を介して第1の排気バルブ72を打撃シリンダ排気口23の開放位置に移動させ、第2の排気バルブ73を燃焼室排気口32の開放位置に移動させることができる。これにより、コンタクト部材8とは独立して排気バルブ7を動作させることができ、コンタクト部材8を動作させることなく、ファスナーの打込み動作終了後にすぐに排気動作を行うことができる。その結果、打込み動作時における作業性の低下を防止できると共に、燃焼室3や打撃シリンダ2内での結露等を防止できるので打込み動作の安定化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、排気バルブ7を一部が露出するように打撃シリンダ2に取り付けた構造を採用するので、リンク81との係合部(長穴部78)や、ばね79の周辺にシール性を確保する必要がないため、釘打機1Aの構造をシンプルにできる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述した実施の形態では、コンタクト部材8と排気バルブ7とを係合する係合手段として、リンク機構800を用いた構成を採用したが、これに限定されることはない。リンク機構800を用いずに、コンタクト部材8と排気バルブ7とをバネ等の部材を用いて連結し、排気バルブ7をコンタクト部材8の動作に連動して駆動させたり、排気バルブ7をピストン21の動作に連動して駆動させるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、排気バルブ7の上方への移動の際の衝撃を吸収する部材として緩衝材77を用いた例について説明したが、これに限定されることはない。例えば、緩衝材77に代えて、圧縮バネを用いることもできる。この構成を採用する場合、バネ79を省略することもできるし、両方のバネを用いた構成を採用することもできる。また、本実施の形態では、酸化剤として空気を用い、圧縮空気と燃料の混合気体で作動する構成としたが、燃料の燃焼に必要な酸素を含んでいれば、圧縮空気に限らず、他の酸化剤を用いてもよい。例えば空気の代わりに酸素、オゾン、一酸化窒素などを用いてもよい。
1A 釘打機
2 打撃シリンダ(シリンダ)
3 燃焼室
6 ブローバックチャンバ
7 排気バルブ
8 コンタクト部
10 本体部
20 ドライバ(打撃機構)
21 ピストン(打撃機構)
23 打撃シリンダ排気口
32 燃焼室排気口
71 排気ピストン
72 第1の排気バルブ
73 第2の排気バルブ
74 バルブロッド
75 排気シリンダ
76 排気流路形成シリンダ
77 緩衝材
78 長穴部(係合部)
79 バネ(付勢部材)
81 リンク
800 リンク機構

Claims (7)

  1. 圧縮された酸化剤と燃料との混合気体が燃焼する燃焼室と、
    前記燃焼室内での混合気体の燃焼により発生する燃焼圧で作動する打撃機構を収容するシリンダと、
    前記燃焼室及び前記シリンダ内で前記混合気体の燃焼後に発生する排気ガスを外部に排気する排気バルブと、
    被打込材への押し当て動作に基づいて前記排気バルブを作動させて前記燃焼室及び前記シリンダと外部とを遮断するとともに、前記打撃機構を作動可能にするためのコンタクト部と、
    前記排気バルブが前記打撃機構の作動により所定の荷重を受けた場合に、前記コンタクト部とは独立して前記排気バルブを動作させる係合部と、
    を備える打込み工具。
  2. 前記排気バルブは、付勢部材により当該排気バルブを閉じる方向に付勢される
    請求項1に記載の打込み工具。
  3. 前記排気バルブは、前記打撃機構の作動により前記シリンダ内から流れる気体によって前記排気バルブを開く方向に付勢される
    請求項1又は2に記載の打込み工具。
  4. 前記コンタクト部と前記排気バルブとの間に設けられるリンク機構を備え、
    前記リンク機構の一端部には、前記コンタクト部が当接する当接部が設けられ、
    前記リンク機構の他端部は、前記排気バルブに設けられる前記係合部に移動可能に係合する
    請求項1から3の何れか一項に記載の打込み工具。
  5. 前記排気バルブは、一部が露出するように前記シリンダに取り付けられる
    請求項1から4の何れか一項に記載の打込み工具。
  6. 前記コンタクト部の前記被打込材への押し付けによる前記係合部の移動量が、前記排気バルブのストロークよりも大きい
    請求項1から5の何れか一項に記載の打込み工具。
  7. 前記リンク機構は、前記コンタクト部の前記被打込材への押し当て方向と前記排気バルブの作動方向を反転させる
    請求項4に記載の打込み工具。
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