JP2019184644A - 光波長変換部材及び発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミックス蛍光体の排熱を効率的に行える光波長変換部材を提供する。【解決手段】本開示は、入射した光の波長を変換するように構成された光波長変換部材である。光波長変換部材は、板状のセラミックス蛍光体と、セラミックス蛍光体を支持するように構成された金属製の板状の枠体と、を有する。枠体は、セラミックス蛍光体の側面に接続される第1板部と、第1板部と平面視で重なるように配置された第2板部と、を有する。第1板部と第2板部との間には空隙が形成される。【選択図】図1

Description

本開示は、光波長変換部材及び発光装置に関する。
ヘッドランプ、各種照明機器、レーザープロジェクター等の発光装置では、発光ダイオード(LED、Light Emitting Diode)や、半導体レーザー(LD、Laser Diode)等の光を光波長変換部材である蛍光体によって波長変換することにより白色を得ている。
この蛍光体としては、樹脂系やガラス系などが知られているが、レーザーを用いた光源の高出力化に対応するため、耐久性に優れたセラミックス蛍光体が発光装置に使用されつつある(特許文献1参照)。
国際公開第2009/069671号
蛍光体は、光の照射によって発熱する。蛍光体が発熱し高温となると、蛍光体が発する光の強度(すなわち、発光強度又は蛍光強度)等の蛍光機能が低下する温度消光が発生する。そのため、効率よく蛍光体を発光させるためには、蛍光体から外部への排熱が必要となる。
しかしながら、従来の発光装置では、セラミックス蛍光体の周囲に熱伝導率の低い樹脂又はガラスが充填される。そのため、蛍光体の排熱が不十分となって蛍光機能の低下が起きるおそれがある。
本開示の一局面は、セラミックス蛍光体の排熱を効率的に行える光波長変換部材を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、入射した光の波長を変換するように構成された光波長変換部材である。光波長変換部材は、板状のセラミックス蛍光体と、セラミックス蛍光体を支持するように構成された金属製の板状の枠体と、を有する。枠体は、セラミックス蛍光体の側面に接続される第1板部と、第1板部と平面視で重なるように配置された第2板部と、を有する。第1板部と第2板部との間には空隙が形成される。
このような構成によれば、樹脂又はガラスよりも熱伝導率の高い金属製の枠体によって、セラミックス蛍光体の放熱性を向上できる。また、枠体が第1板部と第2板部とを有することで、セラミックス蛍光体と配線板との間に発光素子が配置されるスペースを確保しながら、熱伝導率の比較的高い配線板に枠体を直接接合することができる。さらに、第1板部と第2板部との間に空隙が形成されることによって、枠体の表面積が増加して放熱性が向上する。これらの結果、セラミックス蛍光体の排熱を効率的に行える。
本開示の一態様では、空隙は、セラミックス蛍光体の厚み方向と平行な断面において閉空間を構成してもよい。このような構成によれば、枠体の厚みの増加を抑制しつつ、セラミックス蛍光体の排熱効率を高めることができる。
本開示の一態様では、第1板部と第2板部とは連続した1枚の板で構成されてもよい。このような構成によれば、第1板部と第2板部との間の伝熱性が高まるため、セラミックス蛍光体の排熱効率をさらに高めることができる。
本開示の一態様では、枠体は、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、又はこれらを組み合わせた合金で構成されてもよい。このような構成によれば、容易かつ確実にセラミックス蛍光体の排熱を促進できる。
本開示の別の態様は、当該光波長変換部材と、配線板と、配線板に実装された発光素子と、を備える。光波長変部材の枠体は、配線板に固定される。
このような構成によれば、セラミックス蛍光体の排熱が効率的に行われることで、高出力域における蛍光機能の低下が抑制される発光装置が得られる。
実施形態の発光装置の模式的な断面図である。 図1の発光装置における光波長変換部材の模式的な平面図である。 図3Aは、図1とは異なる実施形態の光波長変換部材の模式的な断面図であり、図3Bは、図1及び図3Aとは異なる実施形態の光波長変換部材の模式的な断面図である。 図4A,4Bは、それぞれ、比較例の光波長変換部材の模式的な断面図である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す発光装置10は、光波長変換部材1と、配線板11と、発光素子12とを備える。
<光波長変換部材>
光波長変換部材1は、入射した光の波長を変換する部材である。光波長変換部材1は、板状のセラミックス蛍光体2と、金属製の板状の枠体3とを有する。
(セラミックス蛍光体)
セラミックス蛍光体2は、蛍光性を有する結晶粒子を主体とする蛍光相と、透光性を有する結晶粒子を主体とする透光相とを有するセラミックス焼結体である。
「蛍光相」とは、蛍光性を有する結晶粒子を主体とする相であり、「透光相」とは、透光性を有する結晶粒子、詳しくは蛍光相の結晶粒子とは異なる組成の結晶粒子を主体とする相である。
また、「主体」とは、各相において、最も多く存在する成分を意味する。例えば、蛍光相は、蛍光性を有する結晶粒子が50体積%以上、好ましくは90体積%以上含まれる。また、例えば、透光相には、透光性を有する結晶粒子が50体積%以上、好ましくは90体積%以上含まれる。
セラミックス蛍光体2を構成するセラミックス焼結体の各結晶粒子やその粒界には、蛍光相及び透光相以外の不可避不純物が含まれていてもよい。セラミックス焼結体には、蛍光相及び透光相がセラミックス焼結体の50体積%以上、好ましくは90体積%以上含まれる。
セラミックス蛍光体2の材質は特に限定されないが、例えば、透光相の結晶粒子が化学式(1)Alで表される組成を有し、蛍光相の結晶粒子が化学式(2)A12:Ceで表される組成(つまりガーネット構造)を有するとよい。
なお、「A12:Ce」とは、A12中にCeが固溶し、元素Aの一部がCeに置換されていることを示す。蛍光相の結晶粒子は、Ceの固溶により、蛍光特性を示す。
化学式(1)中のA元素及び化学式(2)中のB元素は、それぞれ下記の元素群から選択される少なくとも1種の元素から構成されている。
A:Sc、Y、ランタノイド(但し、Ceは除く)
(但し、Aとして更にGdを含んでいてもよい)
B:Al(但し、Bとして更にGaを含んでいてもよい)
セラミックス蛍光体2として、上記セラミックス焼結体を使用することで、蛍光相と透光相との界面での光の散乱が起き、光の色の角度依存性を減らすことができる。その結果、色の均質性を向上できる。
一方で、セラミックス蛍光体2が単一組成であると、光の散乱が起こらないため、光の色の角度依存性が大きくなり、光の色のムラが生じるおそれがある。また、蛍光体として樹脂を用いると、熱伝導率が低下し、放熱が十分にできずに温度消光が起きるおそれがある。
セラミックス蛍光体2の平均厚み(つまり、上面から下面までの平均距離)としては、特に限定されないが、例えば0.1mm以上0.5mm以下である。
(枠体)
枠体3は、セラミックス蛍光体2を支持する部材である。枠体3は、第1板部3Aと、第2板部3Bとを有する。
枠体3の材質は金属であれば特に限定されないが、加工性及び熱伝導性の観点から、枠体3は、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、又はこれらを組み合わせた合金で構成されるとよい。
第1板部3Aは、セラミックス蛍光体2の側面に接続されている。具体的には、第1板部3Aは、中央に開口を有しており、図2に示すように、この開口にセラミックス蛍光体2が嵌め込まれている。
本実施形態では、第1板部3A及びセラミックス蛍光体2の平面視での外形はそれぞれ矩形である。なお、セラミックス蛍光体2は、接着剤等で第1板部3Aに接合されていてもよい。
第2板部3Bは、第1板部3Aと平面視で(つまりセラミックス蛍光体2の厚み方向から視て)重なるように配置されている。本実施形態では、第2板部3Bは、第1板部3Aの配線板11側の面に、離間した2カ所において重ね合わせられている。第2板部3Bは、折り返しによって第1板部3Aに当接している。第2板部3Bは、第1板部3Aに接合されていてもよい。
なお、第2板部3Bは、セラミックス蛍光体2とは平面視で重ならない。また、本実施形態では、第2板部3Bは、第1板部3Aと平面視で重ならない部分を有していない。つまり、第2板部3Bは、平面視で第1板部3Aの内側に存在している。
本実施形態では、第1板部3Aと第2板部3Bとは、連続した1枚の板で構成されている。つまり、第2板部3Bは、1枚の金属板の対向する2つの端部を内側に折り返すことによって形成されている。
具体的には、図2に示すように、第1板部3Aの図2の左右方向(X方向)に対向する2つの端部が折り返され、折り返された端部によって、第2板部3Bが形成されている。一方、図2の上下方向(Y方向)に対向する2つの端部では折り返しがされていない。そのため、図2のY方向の端部における中央部分(つまり、図2におけるセラミックス蛍光体2の上側と下側)には、第2板部3Bは配置されていない。
第2板部3Bは、図1に示すように、配線板11の発光素子12が実装された面に対し、第1板部3A側の面とは反対側の面において固定されている。第2板部3Bの配線板11への固定方法は、例えば接着剤による接合が使用できる。この接着剤は、枠体3と同等かそれ以上の熱伝導率を有することが好ましく、例えば、金属の接着剤(ろう材等)が好ましい。
第1板部3A及び第2板部3Bの平均厚みは、セラミックス蛍光体2の平均厚みに合わせて設計される。そのため、第1板部3A及び第2板部3Bの平均厚みは、それぞれ特に限定されないが、例えば、0.1mm以上0.5mm以下である。
さらに、第1板部3Aと第2板部3Bとの間には2つの空隙4が形成されている。本実施形態では、図1における左右両側の第1板部3Aの折り返し部分に1つずつ空隙4が形成されている。
また、本実施形態では、各空隙4は、セラミックス蛍光体2の厚み方向と平行、かつ第2板部3Bの端面3Cと交差する断面(つまり図1に示す断面)において閉空間を構成しており、第1板部3A及び第2板部3Bに周囲を囲まれている。
換言すれば、上記断面において、第2板部3Bは、第1板部3Aとの対向面のうち折り返しの先端部分が第1板部3Aに当接し、第1板部3Aとの対向面のうち折り返しの根元部分は第1板部3Aから離間している。
そのため、各空隙4は、第2板部3Bの折り返しにおける内側の面(つまり、第1板部3Aとの対向面)と、第1板部3Aの折り返しにおける内側の面(つまり、第2板部3Bとの対向面)とによって形成されている。
各空隙4は、筒状であり、その両端部において枠体3の外部に連通している。各空隙4は、例えば、ピンを巻き込みながら金属板の端部を折り返し、その後ピンを抜くことで形成できる。
<配線板>
配線板11は、絶縁層と、この絶縁層上に設けられた配線とを有する。絶縁層としては、例えば、セラミックス基板、金属基板に絶縁層をコートした基板、ガラス基板、樹脂基板、複合基板等が使用される。配線は、金属の薄膜等によって構成される。
<発光素子>
発光素子12は、例えばLED素子等の半導体発光素子である。発光素子12としては、セラミックス蛍光体2を効率よく励起可能な窒化物半導体が好ましい。なお、発光装置10は、複数の発光素子12を備えてもよい。
発光素子12は、配線板11にフリップチップ(つまりフェイスダウン)実装されている。発光素子12の電極は、配線板11の配線に電気的に接続されている。なお、発光素子12は、ワイヤボンディングによって配線板11に実装されてもよい。
発光素子12の発光面には、セラミックス蛍光体2の下面が当接している。換言すれば、発光素子12は、セラミックス蛍光体2と配線板11との間に挟まれるように配置されている。
また、発光素子12は、図1に示すように、第2板部3Bの2つの端面3Cそれぞれと対向している。つまり、発光素子12は、第2板部3Bの2つの端面3Cの間に配置されている。発光素子12と光波長変換部材1との間の空隙には、発光素子12の固定及び保護のための樹脂が充填されてもよい。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)樹脂又はガラスよりも熱伝導率の高い金属製の枠体3によって、セラミックス蛍光体2の放熱性を向上できる。また、枠体3が第1板部3Aと第2板部3Bとを有することで、セラミックス蛍光体2と配線板11との間に発光素子12が配置されるスペースを確保しながら、熱伝導率の比較的高い配線板11に枠体3を直接接合することができる。さらに、第1板部3Aと第2板部3Bとの間に空隙4が形成されることによって、枠体3の表面積が増加して放熱性が向上する。これらの結果、セラミックス蛍光体2の排熱を効率的に行える。
(1b)空隙4がセラミックス蛍光体2の厚み方向と平行な断面において閉空間を構成することで、枠体3の厚みの増加を抑制しつつ、セラミックス蛍光体2の排熱効率を高めることができる。
(1c)第1板部3Aと第2板部3Bとが連続した1枚の板で構成されることで、第1板部3Aと第2板部3Bとの間の伝熱性が高められる。その結果、セラミックス蛍光体2の排熱効率を向上させることができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の光波長変換部材1において、枠体3の第1板部3Aと第2板部3Bとは、必ずしも連続した1枚の板で構成されなくてもよい。つまり、図3Aに示すように、第1板部3Aと第2板部3Bとは、それぞれ1枚の板から構成されてもよい。この場合、第2板部3Bは第1板部3Aにペースト、ロウ材等による接着又は熱圧着によって接合される。
(2b)上記実施形態の光波長変換部材1において、空隙4は、必ずしもセラミックス蛍光体2の厚み方向と平行な断面において閉空間を構成しなくてもよい。つまり、図3Bに示すように、第2板部3Bの第1板部3Aと対向する内側の面全体が第1板部3Aから離間していてもよい。
(2c)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
[3.実施例]
以下に、本開示の効果を確認するために行った試験の内容とその評価とについて説明する。
<参考例1>
1mm角の平均厚さ0.2mmのセラミックス蛍光体に対し、レーザー光を照射し、レーザー出力を徐々に上げた。温度消光が生じたときのレーザー出力は、1Wであった。
<参考例2>
参考例1のセラミックス蛍光体を、10mm角の平均厚さ0.2mmのアルミニウム製の金属枠の中央部に嵌め込んだ光波長変換部材を作製した。この光波長変換部材において、参考例1と同様の試験を行ったところ、温度消光が生じたときのレーザー出力は、6Wであった。
<比較例1>
図4Aに示すように、セラミックス蛍光体2を嵌め込んだ参考例2の金属枠(第1板部103A)に、第2板部103Bを接合した光波長変換部材101を作製した。なお、第1板部103Aと第2板部103Bとの間には空隙が形成されていない。この光波長変換部材に対し、1m/secの風を当てつつレーザー光を照射し、レーザー出力を徐々に上げた。温度消光が生じたときのレーザー出力は、7Wであった。
<比較例2>
図4Bに示すように、セラミックス蛍光体2を嵌め込んだ参考例2の金属枠の端部を折り返し、第1板部203Aと、第2板部203Bとを形成した光波長変換部材201を作製した。なお、第1板部203Aと第2板部203Bとの間には空隙が形成されていない。この光波長変換部材において、比較例1と同様の試験を行ったところ、温度消光が生じたときのレーザー出力は、10Wであった。
<実施例1>
図1の光波長変換部材1において、比較例1と同様の試験を行ったところ、温度消光が生じたときのレーザー出力は、11Wであった。
<実施例2>
図3Bの光波長変換部材1において、比較例1と同様の試験を行ったところ、温度消光が生じたときのレーザー出力は、13Wであった。
<考察>
以上の結果から、第1板部3Aと第2板部3Bとの間に空隙を設けることによって、放熱性が向上することがわかる。
1…光波長変換部材、2…セラミックス蛍光体、3…枠体、3A…第1板部、
3B…第2板部、3C…端面、4…空隙、10…発光装置、11…配線板、
12…発光素子。

Claims (5)

  1. 入射した光の波長を変換するように構成された光波長変換部材であって、
    板状のセラミックス蛍光体と、
    前記セラミックス蛍光体を支持するように構成された金属製の板状の枠体と、
    を有し、
    前記枠体は、
    前記セラミックス蛍光体の側面に接続される第1板部と、
    前記第1板部と平面視で重なるように配置された第2板部と、
    を有し、
    前記第1板部と前記第2板部との間には空隙が形成される、光波長変換部材。
  2. 前記空隙は、前記セラミックス蛍光体の厚み方向と平行な断面において閉空間を構成する、請求項1に記載の光波長変換部材。
  3. 前記第1板部と前記第2板部とは連続した1枚の板で構成される、請求項1又は請求項2に記載の光波長変換部材。
  4. 前記枠体は、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、又はこれらを組み合わせた合金で構成される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光波長変換部材。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光波長変換部材と、
    配線板と、
    前記配線板に実装された発光素子と、
    を備え、
    前記光波長変部材の前記枠体は、前記配線板に固定される、発光装置。
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