JP2019184463A - ガスセンサ素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ素子の検出ばらつきを低減可能なガスセンサ素子の製造方法を提供する。【解決手段】ガスセンサ素子の製造方法は、昇温工程S102と、電流測定工程S103、S107、S109、S111と、調整工程S106、S108、S110と、を備える。昇温工程は、ヒータに通電し、固体電解質層を昇温する。電流測定工程は、第1電極および第2電極に電圧を印加し、限界電流を測定する。調整工程は、限界電流が最終規格範囲内となるように、超短パルスレーザを用いて拡散抵抗層を除去することで、導入経路の距離である拡散距離を調整する。電流測定工程にて限界電流を測定し、限界電流が最終規格範囲内となるように、拡散抵抗層を除去するので、ガスセンサ素子ごとの検出ばらつきを低減することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、ガスセンサ素子の製造方法に関する。
従来、レーザビームによるワークピースの処理方法が知られている。例えば特許文献1では、超短パルスレーザを用い、所望の除去幾何学的形状でのレーザ打ち抜きを行う。
特許第6022038号公報
ところで、例えばガスセンサ素子を製造する場合、検出する電流等の物理量が所望の値となるように加工することが望ましい。しかしながら特許文献1では、幾何学的形状以外の物性について、何ら言及されていない。本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサ素子の検出ばらつきを低減可能なガスセンサ素子の製造方法を提供することにある。
本発明のガスセンサ素子(10)の製造方法は、昇温工程(S102)と、電流測定工程(S103、S107、S109、S111)と、調整工程(S106、S108、S110)と、を備える。ガスセンサ素子は、固体電解質層(12)、第1電極(13)、第2電極(14)、ヒータ(15)、および、拡散抵抗層(11)を有し、第1電極と第2電極との間に流れる電流である限界電流に基づいて特定イオンの濃度を検出可能である。
固体電解質層は、測定ガス中の特定イオンを伝導可能である。第1電極は、固体電解質層の測定ガスが導入される側の面である第1主面(121)に設けられる。第2電極は、固体電解質層の第1主面と反対側の面である第2主面(122)に設けられる。ヒータは、第2主面側に設けられ、固体電解質層を昇温する。拡散抵抗層は、第1電極が設けられる箇所へ測定ガスを導入する導入経路に設けられ、測定ガスを透過可能である。
昇温工程では、ヒータに通電し、固体電解質層を昇温する。電流測定工程では、第1電極および第2電極に電圧を印加し、限界電流を測定する。調整工程では、限界電流が所定範囲内となるように、超短パルスレーザを用いて拡散抵抗層を除去することで、導入経路の距離である拡散距離を調整する。
本発明では、電流測定工程にて限界電流を測定し、限界電流が所定範囲内となるように拡散抵抗層を除去するので、ガスセンサ素子ごとの検出ばらつきを低減可能である。
一実施形態によるガスセンサを示す断面図である。 一実施形態によるガスセンサ素子を示す断面図である。 一実施形態による製造装置を示す模式図である。 一実施形態によるガスセンサ素子の製造方法を説明するフローチャートである。 一実施形態によるガスセンサ素子の製造方法を説明するタイムチャートである。 一実施形態による粗加工工程における拡散抵抗層の除去範囲を示す模式図である。 一実施形態による仕上げ加工工程における拡散抵抗層の除去範囲を示す模式図である。 他の実施形態によるガスセンサ素子を示す断面図である。 他の実施形態によるガスセンサ素子を示す断面図である。 他の実施形態によるガスセンサ素子を示す斜視図である。
(一実施形態)
以下、ガスセンサ素子の製造方法を図面に基づいて説明する。図1に示すように、一実施形態によるガスセンサ1は、ガスセンサ素子10、ハウジング30、第1絶縁碍子31、第2絶縁碍子32、カバー33、接点端子34、リード線35、ブッシュ36、内側カバー37、および、外側カバー38等を備える。本実施形態では、ガスセンサ1は、図示しない車両の排気管に配置され、大気を基準ガスとし、検出ガスである排ガス中の酸素濃度を検出することで、内燃機関の空燃比の検出に用いられる。図1において、紙面上側を基端側、紙面下側を先端側とする。
ハウジング30は、図示しない排気管に取り付けられる。第1絶縁碍子31は、ハウジング30の径方向内側に設けられ、絶縁碍子41およびタルク42により、ハウジング30に保持される。第1絶縁碍子31には、軸方向に貫通する挿通孔311が形成される。挿通孔311の基端側には、凹部312が形成される。挿通孔311には、ガスセンサ素子10が挿通される。凹部312には、ガラス313が充填され、ガスセンサ素子10が、先端側および基端側が第1絶縁碍子31から突出した状態にて、第1絶縁碍子31に保持される。これにより、ガスセンサ素子10とハウジング30との間の絶縁が確保される。
第2絶縁碍子32は、第1絶縁碍子31の基端側に設けられ、接点端子34を保持する。カバー33は、ハウジング30の基端側の径方向外側に設けられ、内部に絶縁碍子32、接点端子34およびリード線35等を収容する。
接点端子34は、ガスセンサ素子10およびリード線35に接続される。リード線35は、ブッシュ36に保持され、限界電流測定器52および昇温制御器51と接続される。ブッシュ36は、ガスセンサ1の基端側に設けられ、リード線35が挿通される。
カバー37、38は、ハウジング30の先端側に設けられる。内側カバー37は、基端側に開口する略有底筒状に形成され、第1絶縁碍子31の先端側に嵌合する。内側カバー37には、ガスセンサ素子10の先端側が収容される。外側カバー38は、基端側に開口する略有底筒状に形成され、内側カバー37の外側に設けられる。これにより、ガスセンサ素子10の先端側は、カバー37、38にて2重に覆われる。外側カバー38の基端側は、内側カバー37とハウジング30との間に嵌まり合っている。カバー37、38には、複数の排ガス導入口371、381が形成される。これにより、内側カバー37の内部に排ガスが導入される。
図2に示すように、ガスセンサ素子10は、拡散抵抗層11、固体電解質層12、第1電極13、第2電極14、ヒータ15、絶縁層16、第1遮蔽層17、および、第2遮蔽層18等を備え、全体として細長い平板状に形成される。図2は、模式的な断面図であって、紙面上方向が先端側である。図2中では図示を省略しているが、検出ガスを透過可能な多孔質体にて形成される保護層を遮蔽層17、18の外側に設けてもよい。なお、説明のため、各層の厚み等は、適宜変更している。その他の図についても同様である。
拡散抵抗層11は、ガスセンサ素子10の先端側であって、固体電解質層12と第1遮蔽層17との間に設けられる。拡散抵抗層11は、例えば多孔質の酸化アルミニウム(Al23)により、検出ガスを透過可能に形成される。拡散抵抗層11の先端面111には、凹部112が形成される。拡散抵抗層11を設けることで、検出ガス室21への検出ガスの流入を律速する。
固体電解質層12は、活性化温度にて酸素イオン伝導性を有する素材にて板状に形成される。本実施形態では、酸素イオンが「特定イオン」に対応する。固体電解質層12は、ジルコニア(ZrO2)を主成分として形成される。固体電解質層12の第1遮蔽層17側の面を第1主面121、第1主面121と反対側の面を第2主面122とする。第1主面121には第1電極13が設けられ、第2主面122には第2電極14が設けられる。電極13、14は、白金電極である。電極13、14は、リード線35を経由して、限界電流測定器52(図3参照)と接続される。
第1主面121側には、固体電解質層12、第1遮蔽層17および拡散抵抗層11の基端側にて区画される検出ガス室21が形成される。検出ガス室21には、先端側から、拡散抵抗層11を経由して、測定ガスである排ガスが導入される。第2主面122側には、固体電解質層12および絶縁層16にて区画される基準ガス室22が形成される。基準ガス室22には、基端側から基準ガスである大気が導入される。検出ガス室21には第1電極13が配置され、基準ガス室22には第2電極14が配置される。本実施形態では、第1遮蔽層17が「遮蔽層」に対応する。
ヒータ15は、絶縁層16の固体電解質層12とは反対側の面に設けられる。絶縁層16の固体電解質層12とは反対側の面には、ヒータ15を保護する第2遮蔽層18が設けられる。ヒータ15は、例えば白金にて形成され、リード線35を経由して、昇温制御器51(図3参照)と接続される。ヒータ15に通電することで、固体電解質層12を活性化温度まで加熱し、保温する。活性化温度にて、検出ガスと基準ガスとに酸素濃度差があると、電極13、14間に電流が流れる。電極13、14間の電流を検出することで、検出ガス中の酸素濃度を測定可能である。以下、酸素濃度に比例して電極13、14間に流れる電流を、限界電流ILとする。
本実施形態では、排ガスは、拡散抵抗層11を経由して検出ガス室21に導入される。また、拡散抵抗層11は、多孔質にて形成されるため、拡散抵抗層11の物性等により、限界電流ILにばらつきが生じる。また、限界電流ILは、拡散距離Ldによっても異なる。本実施形態では、凹部112から第1電極13に至る経路が導入経路であって、導入経路の最短距離を拡散距離Ldとする。図2の例では、拡散距離Ldは、拡散抵抗層11の凹部112の最底部と、第1電極13の先端側の端部との間の距離である。
本実施形態では、所定の電圧が印加されたときの限界電流ILが一定となるように、同一装置内にて、活性化温度にて限界電流ILを測定しながら、拡散距離Ldを調整する。具体的には、限界電流ILの測定を行いながら、超短パルスレーザを用いて拡散抵抗層11を加工することで、拡散距離Ldを調整する。超短パルスレーザは、パルス幅が数ピコ秒〜数フェムト秒のレーザである。超短パルスレーザを用いることで、光子エネルギが熱に変換されることがないので、非熱加工が可能である。
図3に示すように、本実施形態の製造装置50は、昇温制御器51、限界電流測定器52、加工条件制御器53、および、レーザ照射装置55等を備える。昇温制御器51は、ヒータ15への通電を制御することで、活性化温度範囲内の所定温度(例えば950℃)に昇温し、保温する。限界電流測定器52は、電極13、14に所定電圧を印加したときの限界電流ILを測定する。
加工条件制御器53は、限界電流測定器52から限界電流検出値IL_snsを取得し、限界電流検出値IL_snsに基づいて、レーザ照射条件を決定する。本実施形態では、限界電流検出値IL_snsに基づき、レーザフルエンスLFを決定する。
レーザ照射装置55は、出力が可変であって、加工条件制御器53にて決定された加工条件にて、超短パルスレーザをガスセンサ素子10に照射する。ガスセンサ素子10は、先端側がレーザ照射装置55を向いた状態にて、ワーク保持部56に保持され、先端面に超短パルスレーザが照射される。本実施形態では、後述する限界電流測定工程、粗加工工程、中加工工程および仕上げ加工工程を、例えば冷却工程や装置の移動を行うことなく、同一の製造装置50内にて、ガスセンサ素子10がワーク保持部56に保持された状態で一連の処理を実施する。
本実施形態のガスセンサ素子10の製造方法を図4のフローチャートに基づいて説明する。図4で行われる処理は、拡散距離調整処理であって、製造装置50にて実施される。以下適宜、ガスセンサ素子10を「ワーク」という。S101では、ワークが製造装置50に投入される。
S102では、昇温制御器51は、ヒータ15に通電することで、ワークが所定温度となるように制御する。ここでは、通電開始から所定の昇温待機時間が経過した場合、ワークが所定温度に到達したとみなし、S103へ移行する。以降、昇温制御器51は、ワークが所定温度にて保持されるように、ヒータ15への通電を制御する。
S103では、加工条件制御器53は、限界電流ILを測定可能な所定電圧を印加したときの限界電流ILを測定する。S103で測定される限界電流ILを、加工前限界電流とする。S104では、限界電流測定器52は、加工前限界電流が加工前規格範囲Rs内か否かを判断する。加工前限界電流が加工前規格範囲Rs外であると判断された場合(S104:NO)、S105へ移行し、不良ワークを排出する。加工前限界電流が加工前規格範囲Rs内であると判断された場合(S104:YES)、S106へ移行する。
S106では、加工条件制御器53は、粗加工条件をレーザ照射装置55に指令する。レーザ照射装置55は、粗加工条件の超短パルスレーザをワークに照射する。粗加工条件のレーザフルエンスLFを値f1とする。値f1は、ガスセンサ素子10の先端側の端面において、拡散抵抗層11の先端面111の全体を除去可能な程度の値である。
S107では、加工条件制御器53は、粗加工が完了したか否かを判断する。本実施形態では、限界電流ILが第1規格値I1以上の場合、粗加工が完了したと判断する。粗加工が完了していないと判断された場合(S107:NO)、S106へ戻り、粗加工を継続する。粗加工が完了したと判断された場合(S107:YES)、S108へ移行する。なお、限界電流ILが第2規格値I2より大きい場合、中加工を省略し、仕上げ加工を実施する。
S108では、加工条件制御器53は、中加工条件をレーザ照射装置55に指令する。レーザ照射装置55は、中加工条件の超短パルスレーザをワークに照射する。中加工条件のレーザフルエンスLFを、値f1より小さい値f2とする。
S109では、加工条件制御器53は、中加工が完了したか否かを判断する。本実施形態では、限界電流ILが、第1規格値I1より大きい第2規格値I2以上の場合、中加工が完了したと判断する。中加工が完了していないと判断された場合(S109:NO)、S108へ戻り、中加工を継続する。中加工が完了したと判断された場合(S109:YES)、S110へ移行する。
S110では、加工条件制御器53は、仕上げ加工条件をレーザ照射装置55に指令する。レーザ照射装置55は、仕上げ加工条件の超短パルスレーザをワークに照射する。仕上げ加工条件のレーザフルエンスLFは、値f2より小さい値f3であって、拡散抵抗層11の先端面111の一部を除去可能な程度の値である。
S111では、加工条件制御器53は、仕上げ加工が完了したか否かを判断する。本実施形態では、限界電流ILが最終規格範囲Rl内の場合、仕上げ加工が完了したと判断する。仕上げ加工が完了していないと判断された場合(S111:NO)、S110へ移行し、仕上げ加工を継続する。仕上げ加工が完了したと判断された場合(S111:YES)、S112へ移行し、ワークを冷却し、本処理を終了する。本実施形態では、最終規格範囲Rlが「所定範囲」に対応する。
本実施形態による拡散距離調整処理をタイムチャートに基づいて説明する。図5では、横軸を時間とし、縦軸を限界電流およびレーザフルエンスとする。図5の例では、中加工を2段階に分けているが、1段階であってもよいし、3段階以上としてもよい。粗加工工程および仕上げ加工工程についても複数段階に分けてもよい。なお、加工条件の変更の際、所定のインターバルが必要であるが、説明の簡略化のため、インターバルは無視する。
時刻t0にて、加工前限界電流が加工前規格範囲Rs内であるので、拡散距離調整処理を開始する。時刻t0の限界電流ILは、第1規格値I1より小さいので、照射するレーザフルエンスLFを値f1とし、限界電流ILを測定しながら、拡散抵抗層11に超短パルスレーザを照射する。超短パルスレーザの繰り返し周波数は、任意に設定可能である。中加工工程および仕上げ加工工程においても同様である。また、工程毎に繰り返し周波数等のレーザフルエンス以外の条件を変更してもよい。粗加工工程では、図6に示すように、拡散抵抗層11の先端面111の全体が除去される。なお、図6および図7では、超短パルスレーザ照射により除去される範囲を梨地で模式的に示している。
時刻t1にて、限界電流ILが第1規格値I1以上になると、中加工工程に移行し、レーザフルエンスLFを値f1から値f2_1に変更する。また、限界電流ILが中間規格値I2_m以上になると、レーザフルエンスを値f2_1から値f2_2に変更する。中加工工程にて除去される範囲は、仕上げ加工工程にて除去される範囲より大きく、照射する超短パルスレーザのエネルギ密度に応じ、拡散抵抗層11の先端面111の全体が除去されてもよいし、部分的に除去されてもよい。
時刻t3にて限界電流ILが第2規格値I2以上になると、仕上げ加工工程に移行し、レーザフルエンスLFを値f3に変更する。仕上げ加工工程では、図7に示すように、拡散抵抗層11の先端面が部分的に除去される。時刻t4にて、限界電流ILが最終規格範囲Rl内となると、超短パルスレーザの照射を終了する。
本実施形態では、限界電流ILをモニタしながら、超短パルスレーザを照射して拡散抵抗層11を除去する「リアルタイムトリミング」により、拡散距離Ldを調整している。これにより、素子間の検出ばらつきを低減可能である。また、限界電流ILが大きくなるほど、照射エネルギを小さくしている。これにより、拡散距離Ldの調整に要する加工時間を短縮可能である。
以上説明したように、本実施形態のガスセンサ素子10は、固体電解質層12、第1電極13、第2電極14、ヒータ15、および、拡散抵抗層11を有し、第1電極13と第2電極14との間に流れる電流である限界電流ILに基づいて特定イオンの濃度を検出可能である。固体電解質層12は、測定ガス中の特定イオンを伝導可能である。本実施形態の特定イオンは酸素イオンである。第1電極13は、固体電解質層12の測定ガスが導入される側の面である第1主面121に設けられる。第2電極14は、固体電解質層12の第1主面121と反対側の面である第2主面122に設けられる。ヒータ15は、第2主面122側に設けられ、固体電解質層12を昇温する。拡散抵抗層11は、第1電極13が設けられる箇所へ測定ガスを導入する導入経路に設けられ、測定ガスを透過可能である。
本実施形態のガスセンサ素子10の製造方法は、昇温工程と、電流測定工程と、調整工程と、を備える。昇温工程は、ヒータ15に通電し、固体電解質層12を昇温する。電流測定工程は、第1電極13および第2電極14に電圧を印加し、限界電流ILを測定する。調整工程は、限界電流ILが最終規格範囲Rl内となるように、超短パルスレーザを用いて拡散抵抗層11を除去することで、導入経路の距離である拡散距離Ldを調整する。
本実施形態の製造方法では、電流測定工程にて限界電流ILを測定し、限界電流ILが最終規格範囲Rl内となるように、拡散抵抗層11を除去するので、ガスセンサ素子10ごとの検出バラツキを低減することができる。
電流測定工程は、調整工程と同一の製造装置50内において、調整工程を行っているときに継続的に行われる。ここで、「継続的に行われる」とは、限界電流ILを連続的にモニタリングしていてもよいし、所定の頻度で断続的に限界電流ILをサンプリングしてもよい。これにより、電流測定工程と調整工程とを別途に実施する場合と比較し、工程が統合されることにより、製造工数を低減することができる。
調整工程において、限界電流ILに応じ、超短パルスレーザの出力を可変とする。本実施形態では、調整工程には、全体除去工程と、部分除去工程と、が含まれる。ここで、拡散抵抗層11において、超短パルスレーザが照射される先端面111を照射面とする。全体除去工程では、限界電流ILが相対的に小さいとき、照射面の全体を除去する。部分除去工程では、限界電流ILが相対的に大きいとき、全体除去工程よりも小さい出力の超短パルスレーザを照射し、照射面を部分的に除去する。これにより、製造時間を短縮可能である。
ガスセンサ素子10は、第1電極13を保護する第1遮蔽層17を有し、固体電解質層12、第1遮蔽層17および拡散抵抗層11により区画され、第1電極13が配置される検出ガス室21が形成される。検出ガス室21を形成することで、検出ガス室21を設けない場合と比較し、排ガスを速やかに第1電極13まで導入することができる。これにより、検出速度が速まるので、例えば気筒毎の排ガス中の酸素濃度を検出可能である。
ガスセンサ素子10は、第2電極14とヒータ15との間に設けられる絶縁層16を有し、固体電解質層12および絶縁層16により区画され、第2電極14が配置される基準ガス22が形成される。基準ガス室22を形成することで、基準ガス室22を設けない場合と比較し、検出範囲を広げることができる。
拡散抵抗層11は、棒状に形成されるガスセンサ素子10の長手方向の先端に設けられる。これにより、ガスセンサ1を排気管に組み付けたときの組み付け誤差の影響が低減されるので、測定誤差を低減可能である。
本実施形態では、S102が「昇温工程」、S103、S107、S109およびS111が「電流測定工程」、S106、S108およびS110が「調整工程」に対応する。また、S106が「全体除去工程」、S110が「部分除去工程」に対応する。また、昇温工程は昇温制御器51により実行され、電流測定工程は限界電流測定器52により実行され、調整工程は加工条件制御器53およびレーザ照射装置55にて実行される。
(他の実施形態)
上記実施形態では、拡散抵抗層11は、ガスセンサ素子10の先端に設けられ、超短レーザ照射により凹部112を形成することで、拡散距離Ldを調整する。他の実施形態では、図8に示すように、拡散抵抗層11の先端面111の全体を除去することで、拡散距離Ldを調整してもよい。すなわち、加工後の拡散抵抗層11の先端面が平面状であってもよい。また、図9に示すように、拡散抵抗層11の外周側を除去することで、拡散距離Ldを調整してもよい。すなわち、加工後の拡散抵抗層11の先端面が凸状であってもよい。図8および図9では、拡散抵抗層11、固体電解質層12、第1電極13および第1遮蔽層17以外の記載を省略した。また、図10に示すように、拡散抵抗層11を、ガスセンサ素子10の側面に設けてもよい。
上記実施形態では、第1遮蔽層と固体電解質層との間に、測定ガス室が形成される。他の実施形態では、測定ガス室が設けられず、第1電極が拡散抵抗層に接触して設けられていてもよい。また、上記実施形態では、固定電解質層と絶縁層との間に基準ガス室が形成される。他の実施形態では、基準ガス室が設けられず、第2電極が絶縁層に接触して設けられていてもよい。その他、ガスセンサ素子の形状は、どのようであってもよい。また、上記実施形態では、ガスセンサ素子を空燃比センサとして用いる。他の実施形態では、空燃比センサ以外に適用してもよい。
上記実施形態では、同一の装置内にて、昇温工程、電流測定工程および調整工程が連続的に実施される。他の実施形態では、例えば、電流測定工程と調整工程とが別の装置にて実施され、電流測定工程と調整工程とを繰り返すようにしてもよい。以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10・・・ガスセンサ素子
11・・・拡散抵抗層 12・・・固体電解質層
121・・・第1主面 122・・・第2主面
13・・・第1電極 14・・・第2電極
15・・・ヒータ
50・・・製造装置
51・・・昇温制御器
52・・・限界電流測定器
53・・・加工条件制御器
55・・・レーザ照射装置

Claims (8)

  1. 測定ガス中の特定イオンを伝導可能である固体電解質層(12)、前記固体電解質層の測定ガスが導入される側の面である第1主面(121)に設けられる第1電極(13)、前記固体電解質層の前記第1主面と反対側の面である第2主面(122)に設けられる第2電極(14)、前記第2主面側に設けられ前記固体電解質層を昇温するヒータ(15)、および、前記第1電極が設けられる箇所へ測定ガスを導入する導入経路に設けられ、測定ガスを透過可能である拡散抵抗層(11)を有し、前記特定イオンの濃度差に応じて前記第1電極と前記第2電極との間に流れる電流である限界電流に基づいて前記特定イオンの濃度を検出可能であるガスセンサ素子(10)の製造方法であって、
    前記ヒータに通電し、前記固体電解質層を昇温する昇温工程(S102)と、
    前記第1電極および前記第2電極に電圧を印加し、前記限界電流を測定する電流測定工程(S103、S107、S109、S111)と、
    前記限界電流が所定範囲内となるように、超短パルスレーザを用いて前記拡散抵抗層を除去することで、前記導入経路の距離である拡散距離を調整する調整工程(S106、S108、S110)と、
    を備えるガスセンサ素子の製造方法。
  2. 前記電流測定工程は、前記調整工程と同一の製造装置(50)内において、前記調整工程を行っているときに継続的に行われる請求項1に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  3. 前記調整工程において、前記限界電流に応じ、超短パルスレーザの出力を可変とする請求項1または2に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  4. 前記拡散抵抗層において、超短パルスレーザが照射される面を照射面とすると、
    前記調整工程には、
    前記限界電流が相対的に小さいとき、前記照射面の全体を除去する全体除去工程(S108)と、
    前記限界電流が相対的に大きいとき、前記全体除去工程よりも出力の小さい超短パルスレーザを照射し、前記照射面を部分的に除去する部分除去工程(S110)と、
    が含まれる請求項3に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  5. 前記ガスセンサ素子は、前記第1電極を保護する遮蔽層(17)を有し、
    前記固体電解質層、前記遮蔽層および前記拡散抵抗層により区画され、前記第1電極が配置される検出ガス室(21)が形成される請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  6. 前記ガスセンサ素子は、前記第2電極と前記ヒータとの間に設けられる絶縁層(16)を有し、
    前記固体電解質層および前記絶縁層により区画され、前記第2電極が配置される基準ガス室(22)が形成される請求項1〜5のいずれか一項に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  7. 前記拡散抵抗層は、棒状に形成される前記ガスセンサ素子の長手方向の先端に設けられる請求項1〜6のいずれか一項に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  8. 前記拡散抵抗層は、棒状に形成される前記ガスセンサ素子の側面に設けられる請求項1〜6のいずれか一項に記載のガスセンサ素子の製造方法。
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