JP2019183944A - インバータ駆動液圧装置 - Google Patents

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光生 久保
Shinichi Ikeno
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Abstract

【課題】ハンチングの起きにくい制御が可能なインバータ駆動液圧装置を提供する。【解決手段】インバータ駆動油圧装置10は、斜板式可変容量形ピストンポンプ11と、可変速モータ12と、インバータ制御装置13と、圧力センサー14と、コントローラ15とで主に構成されている。斜板式可変容量形ピストンポンプ11には圧力調整コンペンセータ18を備える圧力調整機構16が内蔵されており、該斜板式可変容量形ピストンポンプ11の吐出圧力が圧力調整機構16に内蔵された圧力調整コンペンセーター18で設定されたカットオフ開始圧力に達するとばね部材17の弾発力に対抗した吐出圧力で制御され、吐出流量は圧力調整機構16によって機械的に制御されるようになっている。【選択図】図1

Description

本発明は、液圧装置に関し、さらに詳細には圧力液体を供給する可変容量形液圧ポンプを電動モータにより駆動するインバータ駆動液圧装置に関する。
従来、この種のインバータ駆動液圧装置は、特許文献1に示すように、可変容量ポンプの吐出圧力が、予め設定したポンプカットオフ開始圧力よりも低い場合には、圧力と予め設定した圧力−回転数条件から算出した回転数でモータを駆動し、ポンプカットオフ開始圧力よりも高い場合には、インバータ装置から得られるモータ負荷率(トルク)―回転数条件から算出した回転数に切り換えてモータを駆動することで、振動(ハンチング)のない安定した回転数制御ができることが、本出願人によって提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−232045号公報
しかしながら、特許文献1は、ポンプカットオフ開始圧力を予め設定しておく必要があるため、ポンプ設定圧力を変更した場合には、改めてポンプカットオフ開始圧力をコントローラに設定し直す必要がある。また、ポンプ設定圧力を外部から任意に変更ができる可変容量ポンプの場合、ポンプカットオフ開始圧力が外部設定によって変わってしまうため、特許文献1の方法では対応できない。
そこで、本発明では、ポンプカットオフ開始圧力を予め設定しておかなくても、ポンプ吐出圧力がポンプカットオフ開始圧力より低い場合は、圧力と予め設定した圧力−回転数条件から算出した回転数でモータを駆動し、ポンプカットオフ開始圧力よりも高い場合には、インバータ装置から得られるモータ負荷率−回転数条件から算出した回転数に切り換えてモータを駆動することで、振動(ハンチング)のない安定した回転数制御ができるインバータ駆動液圧装置を提供するものである。
上記の課題を達成するために、請求項1記載の発明は、
圧力調整機構を有する可変容量形油圧ポンプと、
前記可変容量形油圧ポンプを駆動する可変速モータと、
前記可変速モータを駆動するインバータ装置と、
前記可変容量形油圧ポンプの吐出圧力を検出するポンプ吐出圧力検出手段と、
前記ポンプ吐出圧力検出手段により検出された検出圧力信号と、
前記可変量形油圧ポンプの圧力調整機構の圧力を検出する可変制御部圧力検出手段と、
前記可変制御部圧力検出手段で検出された可変制御部圧力信号により、
前記検出圧力信号と予め設定した「吐出圧力−回転数」条件から算出した回転数、および前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」条件から算出した回転数のいずれか一方を、該インバータ装置に指令するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記検出圧力信号と前記予め設定した「吐出圧力−回転数」条件との関係から算出した回転数と、
前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」条件との関係から算出した回転数とを、
前記可変制御部圧力信号が、前記圧力調整機構が動作する圧力よりも低い場合には前記検出圧力信号と予め設定した「吐出圧力−回転数」条件との関係から算出した回転数を出力し、前記可変制御部信号が前記圧力調整機構が動作する圧力よりも高い場合には、前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」条件との関係から算出した回転数を出力することを特徴とする。
本発明では、ポンプカットオフ開始圧力を予め設定しておかなくても、可変容量ポンプのカットオフ開始状態を検出でき、ポンプ吐出圧力がポンプカットオフ開始圧力より低い場合は「吐出圧力−回転数」条件から回転数を算出し、高い場合は「トルク−回転数」条件から回転数を算出し、回転数出力を切り換えてモータを駆動することで、振動(ハンチング)のない安定した回転数制御ができる。
本発明の実施の形態に係るインバータ駆動液圧装置を示す全体ブロック図である。 図1のコントローラの構成図である。 図2のコントローラのプログラムである。
本発明に係るインバータ駆動液圧装置について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら、以下、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るインバータ駆動液圧装置10の全体ブロック図を示す。図1に示すようにインバータ駆動液圧装置10は、基本的には可変容量形油圧ポンプである斜板式可変容量形ピストンポンプ(以下、可変ポンプという)11と、可変速モータ12と、インバータ制御装置13と、ポンプ吐出圧力検出手段である圧力センサー14と、可変制御圧力センサー32(可変制御部圧力検出手段)、コントローラ15とで主に構成されている。
可変ポンプ11には圧力調整機構16が内蔵されており、該可変ポンプ11の吐出圧力が圧力調整機構16に内蔵された圧力調整コンペンセーター18で設定された圧力より若干低い圧力、すなわちカットオフ開始圧力に達するとばね部材17の弾発力に対抗した出圧力で制御され、吐出流量は圧力調整機構16によって機械的に制御されるようになっている。
図2に示すように、コントローラ15は、ROM21と、RAM22と、CPU23と、アナログ信号入力部24、25と、アナログ信号入力部31と、アナログ信号出力部26とを、備える。
コントローラ15においては、ROM21に記憶されて図3に示すプログラムに従ってCPU23が圧力センサー14により検出された検出圧力信号27を読み取るアナログ信号入力部24及びインバータ制御装置13により検出された可変速モータ12の検出トルク(モータトルク)信号28を読み取るアナログ信号入力部25と、可変制御部圧力信号30を読み取るアナログ信号入力部31とから、それぞれ検出圧力信号27と、検出トルク信号28と、可変制御部圧力信号30とを読み取り、回転数指令を算出してアナログ信号出力部26を介して回転数指令信号29を出力する。
図3によりコントローラ15のプログラムについて説明する。インバータ駆動液圧装置10を作動後、ステップ1で圧力センサー14により検出された検出圧力信号27と、可変制御部圧力センサー32により検出された可変制御部圧力信号30と、インバータ制御装置13により検出された検出トルク信号28とを、読み込む。
ステップ2で可変制御部圧力信号30≠0の場合、すなわち、「YES」の場合にはROM21に設定された「トルク−回転数」条件から検出トルクTに対応する回転数指令を算出し、該回転数指令を回転数指令信号29としてインバータ制御装置13に出力し、以下ステップ1から作動を繰り返す。一方、可変制御部圧力信号30=0の場合、すなわち、「NO」の場合にはROM21に設定された「吐出圧力−回転数」条件から検出圧力Pに対応する回転数指令信号29を算出し、該回転数指令信号29をインバータ制御装置13に出力し、以下、ステップ1から作動を繰り返す。
以上、説明したように本発明によれば、ポンプカットオフ開始圧力を予め設定しておかなくても、検出圧力と予め設定した「吐出圧力−回転数」条件との関係から算出した回転数と、インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルクー回転数」条件との関係から算出した回転数とを切り換えて出力することにより、ハンチングの起きにくい制御が可能なインバータ駆動液圧装置を提供することができる。
なお可変制御部圧力センサー32の代りに、圧力スイッチを用いて、可変制御部圧力信号をとらえるようにしても良い。この場合は、コントローラ15のアナログ信号入力部31の代りに、スイッチ入力部を用いて圧力制御部圧力信号を読み取れば良い。

Claims (1)

  1. 圧力調整機構を有する可変容量形油圧ポンプと、
    前記可変容量形油圧ポンプを駆動する可変速モータと、
    前記可変速モータを駆動するインバータ装置と、
    前記可変容量形油圧ポンプの吐出圧力を検出するポンプ吐出圧力検出手段と、
    前記ポンプ吐出圧力検出手段により検出された検出圧力信号と、
    前記可変量形油圧ポンプの圧力調整機構の圧力を検出する可変制御部圧力検出手段と、
    前記可変制御部圧力検出手段で検出された可変制御部圧力信号により、
    前記検出圧力信号と予め設定した「吐出圧力−回転数」条件から算出した回転数、および前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」条件から算出した回転数のいずれか一方を、該インバータ装置に指令するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記検出圧力信号と前記予め設定した「吐出圧力−回転数」条件との関係から算出した回転数と、
    前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」条件との関係から算出した回転数とを、
    前記可変制御部圧力信号が、前記圧力調整機構が動作する圧力よりも低い場合には前記検出圧力信号と予め設定した「吐出圧力−回転数」条件との関係から算出した回転数を出力し、前記可変制御部信号が前記圧力調整機構が動作する圧力よりも高い場合には、前記インバータ装置から得られる検出トルクと予め設定した「トルク−回転数」との関係から算出した回転数を出力することを特徴とするインバータ駆動液圧装置。
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