JP2019182611A - クレーンの安全運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザセンサの検出領域の制約によって、距離分布を生成することができない場合であっても、安全にクレーンの運転を支援することができるクレーンの安全運転支援装置を提供する。【解決手段】実施形態に係るクレーンの安全運転支援装置は、トロリーの横行を制御し、前記トロリーとともに横行してコンテナを荷置きする荷積領域内に積載されたコンテナを照射するレーザセンサの下方に設けられ、前記トロリーとともに横行するとともに前記トロリーに対して昇降するスプレッダの昇降を制御し、前記レーザセンサの出力にもとづいて前記コンテナの位置情報である距離分布を生成し、前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合には、第1警報信号を生成する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、クレーンの安全運転支援装置に関する。
港湾のヤードでは、コンテナを荷役するガントリークレーンが用いられる。ガントリークレーンのようなクレーンは、走査型のレーザセンサを用いてトロリー下方に距離分布を生成し、スプレッダやスプレッダに吊り下げたコンテナと蔵置コンテナとが不慮の操作で衝突することを防止する衝突防止システムが採用されている(特許文献1等)。吊り下げコンテナと蔵置コンテナとの衝突を防止することによって、蔵置コンテナの落下事故を抑制することができる。
トロリーが初期横行操作を開始する際、レーザセンサとスプレッダとの位置関係によっては、レーザセンサが照射するレーザ光の照射領域が制限される場合がある。レーザ光の照射領域が制限されることによって、衝突防止システムは、死角となった位置にある蔵置コンテナの存在を認識することができず、蔵置コンテナとの衝突を回避することができないことがある。
レーザセンサの検出領域の制約によって、距離分布を生成することができない場合であっても、安全にクレーンの運転を支援することができるクレーンの安全運転支援装置を提供することを目的とする。
実施形態に係るクレーンの安全運転支援装置は、トロリーの横行を制御し、前記トロリーとともに横行してコンテナを荷置きする荷積領域内に積載されたコンテナを照射するレーザセンサの下方に設けられ、前記トロリーとともに横行するとともに前記トロリーに対して昇降するスプレッダの昇降を制御し、前記レーザセンサの出力にもとづいて前記コンテナの位置情報である距離分布を生成し、前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合には、第1警報信号を生成する。
本実施形態では、安全運転支援装置は、前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合には、第1警報信号を生成するので、レーザセンサの検出領域の制約によって、距離分布を生成することができない状況を認識することができ、安全にクレーンの運転を支援することを可能にする。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1〜図4は、実施形態に係るクレーンの安全運転支援装置を例示する模式図である。
図1〜図4では、スプレッダの昇降位置やトロリーの横行位置によって、レーザセンサの検出領域7がどのように変化するかが示されている。
実施形態のクレーンの安全運転支援装置10は、運転室2に乗り込んだオペレータが目視でスプレッダ5やスプレッダ5に吊り下げたコンテナ6a(以下、単にスプレッダ5等ともいう)を、所望の位置に積載したり、荷積みしたりするのに用いられる。安全運転支援装置10は、スプレッダ5等を所望の位置に移動する場合に、スプレッダ5等がすでに積載された蔵置コンテナ6に衝突することを防止する衝突防止システムとともに用いられる。オペレータは、目視で、所望の積載位置等を確認しながら、スプレッダ5等を移動させるが、後述するように、安全運転支援装置10は、コンテナを積載すべき領域の少なくとも一部で距離分布が生成できない場合に、警報信号を生成する。
図1〜図4では、スプレッダの昇降位置やトロリーの横行位置によって、レーザセンサの検出領域7がどのように変化するかが示されている。
実施形態のクレーンの安全運転支援装置10は、運転室2に乗り込んだオペレータが目視でスプレッダ5やスプレッダ5に吊り下げたコンテナ6a(以下、単にスプレッダ5等ともいう)を、所望の位置に積載したり、荷積みしたりするのに用いられる。安全運転支援装置10は、スプレッダ5等を所望の位置に移動する場合に、スプレッダ5等がすでに積載された蔵置コンテナ6に衝突することを防止する衝突防止システムとともに用いられる。オペレータは、目視で、所望の積載位置等を確認しながら、スプレッダ5等を移動させるが、後述するように、安全運転支援装置10は、コンテナを積載すべき領域の少なくとも一部で距離分布が生成できない場合に、警報信号を生成する。
たとえば、安全運転支援装置10は、警報信号にもとづいて、距離分布が生成できないために、衝突防止システムが正常に動作しないおそれがあることを音声や光、映像等によって、オペレータに知らせる。たとえば、安全運転支援装置10は、警報信号が出力された場合には、オペレータによる手動操作を禁止する。たとえば、安全運転支援装置10は、警報信号にもとづいて、スプレッダ5等を所定の位置に移動させ、レーザセンサ4の検出領域7を拡大して、距離分布8の取得データを確保する。
図1に示すように、実施形態のクレーンの安全運転支援装置10は、クレーン1に設けられている。クレーン1は、この例では、ガントリークレーンである。実施形態の安全運転支援装置10は、ガントリークレーンに限らず、他のクレーンに適用してもよい。安全運転支援装置10は、港湾内で荷揚げした積荷を陸上輸送のために並べ替えて積載し、あるいはその逆に、陸上輸送された積荷を船上に荷積するためにコンテナを並べ替える(およびその逆)クレーンに適用することができる。
クレーン1は、ガーダー1aを有しており、ガーダー1a下に設けられたトロリー3がガーダー1aに沿って横行する。ガーダー1aは、この例では、両端が高脚1bで支持され、高脚1bの下端には、車輪1cが設けられている。岸壁に沿ってレールが敷かれており、クレーン1は、レール上を車輪1cによって走行することができる。
走査型のレーザセンサ4は、トロリー3に設けられている。レーザセンサ4は、トロリー3から横下方に向けてレーザ光を照射し、荷積領域A1に積載された蔵置コンテナ6の表面を走査することができる位置および向きに設けられている。レーザセンサ4は、蔵置コンテナ6に向かってレーザ光を照射し、レーザセンサ4からの距離を測定する。レーザセンサ4は、測定した距離のデータを安全運転支援装置10に供給する。安全運転支援装置10では、レーザセンサ4から供給された距離のデータにもとづいて、距離分布8のデータを生成する。距離分布8のデータは、たとえば積載された蔵置コンテナ6のレーザ光の照射面を表す座標のデータである。
なお、距離分布8のデータは、スプレッダ5等が荷積領域A1に積載された蔵置コンテナ6に衝突することを回避できればよいので、この例では、スプレッダ5等から見て、もっとも近い位置の蔵置コンテナ6の角部のデータまで含んでいればよい。
スプレッダ5は、トロリー3からロープ3aによって吊り下げられている。ロープ3aを巻き取り、または巻き戻すことによって、スプレッダ5を昇降させることができる。
スプレッダ5の下端からクレーン1の設置面までの距離は、スプレッダ5の高さHsと定義される。スプレッダ5にコンテナ6aが吊り下げられた場合には、吊り下げられたコンテナ6aの下端からクレーン1の設置面までの距離は、コンテナ6aの高さHbと定義される。スプレッダ5の高さHsとコンテナ自体の高さHaの差が、スプレッダ5にコンテナ6aが吊り下げられた場合の、吊り下げられたコンテナ6aの下端からクレーン1の設置面までの距離である高さHbとなる。
トロリー3の横行およびスプレッダ5の昇降は、運転室2内に設けられたコントローラによって制御される。コントローラは、図示しないが、操作盤等を含んでおり、運転室2に乗り込んだオペレータが操作盤等を介して、トロリー3の横行等を制御する。トロリー3の横行動作等は、オペレータが目視で蔵置コンテナ6の位置等を確認しながら行う。
コントローラには、スプレッダ5等が、生成された距離分布8から所定の距離よりも近づかないように、横行動作や昇降動作を自動的に停止等する衝突防止システムが設定されている。オペレータは、衝突防止システムにしたがって操作盤等を操作し、手動でスプレッダ5等の位置を修正して、所望の位置にコンテナを載置する。
安全運転支援装置10は、たとえばコントローラの一部である制御部を備えている。コントローラは、たとえばプログラマブルコントローラ(PLC)を含んでおり、安全運転支援装置10の制御部は、PLCのプログラムによって実現されてもよい。
運転室2には、安全運転支援装置10を含むコントローラのほか、トロリー3横行用の電動機やスプレッダ5巻き上げ用の電動機が設けられている。なお、これらの電動機等の一部または全部は、クレーン1に別に設けられた機械室(図示せず)等に設置されてもよい。なお、運転室2は、この例では、トロリー3と一体で横行するが、ガーダー1aの特定の箇所に固定されていてもよい。
蔵置コンテナ6は、荷積領域A1に積載される。荷積領域A1は、クレーン1が設置され、トロリー3が横行することができる領域内にあらかじめ設定されている。荷積領域A1は、蔵置コンテナ6を移動させることできる領域である。実施形態の安全運転支援装置10では、荷積領域A1の外側に接するようにホームポジション領域A2があらかじめ設定されている。ホームポジション領域A2は、コンテナが積載されない領域である。トロリー3は、荷積領域A1およびホームポジション領域A2の中を横行することができる。
蔵置コンテナ6は、荷積領域A1において、最大積載高さHcまで積載されることができる。蔵置コンテナ6の最大積載高さHcは、蔵置コンテナ6を積み上げた場合の最大の高さである。
以下、この例では、トロリー3が横行する方向をX軸とし、ホームポジション領域A2から荷積領域A1に向かう向きをX軸の正方向とする。X軸の原点Oは、ホームポジション領域A2内に設定されているものとする。図1〜図4の荷積領域A1においては、X軸方向に沿って6列まで蔵置コンテナ6を載置することができるものとする。スプレッダ5等が昇降する方向をZ軸とし、スプレッダ5等が上昇する向きをZ軸の正方向とする。安全運転支援装置10は、荷積領域A1の座標データ(X座標)およびスプレッダ5等の位置の座標データ(X座標、Z座標)を有している。安全運転支援装置10は、レーザセンサ4によるレーザ光の照射によって距離分布8のデータを生成して、そのデータを取得する。
なお、距離分布8のデータは、X軸およびZ軸に垂直なY軸に沿う方向にも生成される。つまり、距離分布8のデータは、3次元の座標データである。レールはY軸に沿って設けられており、クレーン1は、車輪1cよってレール上をY軸に沿って移動することができる。以下では、X−Z平面におけるクレーンの動作について詳細に説明し、Y軸方向の動作については、詳細な説明を省略するが、クレーン1は、Y軸に沿って動作し、Y軸に関するデータ等を取得、生成することができる。
トロリー3がホームポジション領域A2内にある場合には、スプレッダ5の下方には、蔵置コンテナ6が存在しない。そのため、安全運転支援装置10は、スプレッダ5等の高さHs,Hbを、蔵置コンテナ6の最大積載高さHcよりも低くすることができる。
レーザセンサ4は、スプレッダ5の上方に設けられているため、レーザセンサ4の検出領域7は、レーザセンサ4とスプレッダ5の高さとの位置関係によって制限される。なお、この例では、運転室2およびレーザセンサ4の位置関係によって、運転室2の下端もレーザ光の検出領域7を制限する。
図1および図2の例では、スプレッダ5には、コンテナ6aを吊り下げていない場合について説明するが、コンテナ6aを吊り下げた場合についても、安全運転支援装置10は、Z座標を変更することによって同様に動作する。
図1の例では、トロリー3はホームポジション領域A2(X=0)にあり、スプレッダ5の高さHsは、蔵置コンテナ6の最大積載高さHcよりも高い位置にある。レーザセンサ4の検出領域7は、運転室2およびスプレッダ5によって制限され、安全運転支援装置10は、2列目および3列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面のデータおよび2列目の最上段の蔵置コンテナ6の側面のデータを含む距離分布8を生成する。この距離分布8は、図中の太実線で表されている。この図に示すように、この場合の距離分布8は、2列目および3列目の蔵置コンテナ6の高さがHcであり、1列目の蔵置コンテナ6の高さHdがHcよりも低いことを示している。
この例では、レーザセンサ4の検出領域7が2列目の蔵置コンテナ6の上面および側面ならびに3列目の蔵置コンテナ6の上面の範囲に制限されている。そのため、蔵置コンテナ6の1列目には、最上段に蔵置コンテナ6が積載されていないことが認識されていても、それ以外の積載の状況および5列目〜6列目には、どのようにコンテナが積載されているか、安全運転支援装置10は、認識することができない。
ここで、安全運転支援装置10は、スプレッダ5の高さHsが、蔵置コンテナ6の最大積載高さHcよりも高いことを認識している。そのため、スプレッダ5の高さHsを維持した状態では、安全運転支援装置10は、トロリー3を横行させて、さらにX軸の正方向に移動させることができる。
図2には、図1の状態からスプレッダ5の高さHsを変えずにトロリー3を横行させ、スプレッダ5が荷積領域A1内に入った状態が示されている。図2に示すように、トロリー3が横行することによって、レーザセンサ4の検出領域7は、X軸の正方向に拡大する。また、トロリー3およびスプレッダ5が1列目の蔵置コンテナ6が載置されている位置を通過すると、レーザセンサ4の視野は、1列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面および側面まで広がる。したがって、図2の例では、検出領域7は、1列目から4列目を含むことができる。
安全運転支援装置10は、1列目の蔵置コンテナ6の上面および側面のデータを含む距離分布8のデータを生成する。安全運転支援装置10は、1列目の蔵置コンテナ6の上面の位置の座標データから、1列目の最上段の蔵置コンテナ6は、最大積載数5個よりも1個少ない4個であることを認識することができる。したがって、この例における距離分布8は、4個積載されている1列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面および側面、5個積載されている2列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面および側面、ならびに、5個積載されている3列目、4列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面のデータを含んでいる。この距離分布8は、図中の太実線で示されている。
安全運転支援装置10は、トロリー3をX軸の正方向にさらに横行させることができ、トロリー3を横行させることによって、レーザセンサ4の検出領域7を拡大させることができる。図示しないが、安全運転支援装置10は、5列目および6列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面のデータを距離分布8に加えることができる。
図3および図4の例では、スプレッダ5にコンテナ6aを吊り下げている場合が示されている。これらの例におけるスプレッダ5の高さHs’は、図1および図2の場合のスプレッダ5の高さHsよりも高く設定されている。トロリー3がホームポジション領域A2にある場合であっても、スプレッダ5等の高さによっては、レーザセンサ4の死角が増大し、取得できる距離分布8のデータが制限される。
図3に示すように、トロリー3がホームポジション領域A2にあり、スプレッダ5の高さHs’がHs(図1、図2)よりも高い場合には、検出領域7は、3列目〜4列目の蔵置コンテナ6が載置された範囲に制限される。したがって、安全運転支援装置10は、3列目および4列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面のデータを含む距離分布8のデータを生成する。
この状態で、トロリー3を横行させた場合には(図示せず)、検出領域7は、5列目〜6列目の蔵置コンテナ6が載置された範囲に移動するので、安全運転支援装置10は、5列目および6列目の最上段の蔵置コンテナ6の上面のデータを含む距離分布8を生成する。安全運転支援装置10は、トロリー3をX軸のO点よりも負方向に横行させることができないため、1列目〜2列目の蔵置コンテナ6が載置された範囲は、レーザセンサ4の死角となる。したがって、安全運転支援装置10は、1列目および2列目の蔵置コンテナ6に関する距離分布8のデータを生成することができない。
図4には、図3の状態からスプレッダ5にコンテナ6aを吊り下げたまま、トロリー3をX軸の正方向に横行させた場合の状態が示されている。スプレッダ5の高さは、Hs’であり、吊り下げたコンテナ6aの高さは、Hb’である。高さHb’は、図1および図2のコンテナの高さHbよりも高いが、蔵置コンテナ6の最大積載高さHcよりも低いものとする。
図4に示すように、トロリー3を横行させると、安全運転支援装置10は、上述したように、5列目以降の蔵置コンテナ6の上面のデータを含む距離分布8を生成することができる。一方で、吊り下げたコンテナ6aの高さHb’が、蔵置コンテナ6の最大積載高さHcよりも低いので、距離分布8のデータの取得がされていない荷積領域A1において、吊り下げたコンテナ6aが蔵置コンテナ6の側面に衝突するおそれがある。
たとえば、スプレッダ5等がX軸上の位置X1では、吊り下げたコンテナ6aの一部が荷積領域A1に入っている。このような位置X1の場合において、1列目の最上段に蔵置コンテナ6が載置されているときには、吊り下げたコンテナ6aは、蔵置コンテナ6の側面に衝突するおそれがある。ただし、この例では、1列目の蔵置コンテナ6についての距離分布8のデータは取得されていないが、最上段の蔵置コンテナ6がないため、衝突を免れる。
たとえば、X軸上の位置X2は、位置X1よりも正側である。位置X2では、スプレッダ5等が1列目の蔵置コンテナ6の上方にある。スプレッダ5等が位置X2の場合においては、2列目の蔵置コンテナ6が最上段まで積載されており、トロリー3が横行動作を継続したときには、吊り下げたコンテナ6aは、2列目の最上段の蔵置コンテナ6の側面に衝突するおそれがある。
実施形態の安全運転支援装置10は、生成された距離分布8のX軸方向の長さ(以下、単に距離分布8の長さともいう)が荷積領域A1のX軸方向の長さ(以下、単に荷積領域A1の長さともいう)よりも短い場合であって、トロリー3が横行する方向の、またはスプレッダ5等が下降する方向の距離分布8が生成されていないときには、警報信号を生成する。
上述した図1〜図4の状態のいずれについても、距離分布8の長さは、荷積領域A1の長さよりも短いので、トロリー3が横行する方向の、またはスプレッダ5等が下降する方向の距離分布8が生成されているか否かによって、警報信号の生成の有無が判断される。
たとえば、上述の図1の状態では、1列目の蔵置コンテナ6に関する距離分布8のデータを生成することができないので、警報信号が生成される。
たとえば、上述の図2の状態では、トロリー3が横行する方向およびスプレッダ5等が下降する方向とも距離分布8のデータが生成されているので、警報信号は生成されない。
たとえば、上述の図3および図4の状態では、1列目〜2列目の蔵置コンテナ6に関する距離分布8のデータを生成することができないので、警報信号が生成される。
安全運転支援装置10は、警報信号にもとづいて、たとえば、衝突のおそれがある旨の音声を出力して、オペレータに知らせる。音声に代えて、あるいは音声とともに、オペレータの視野内に配置された赤色灯や黄色灯等を点灯させて、光によってオペレータの注意を喚起するようにしてもよい。
音声や発光のほか、警報信号にもとづいて、より具体的にオペレータの視覚に訴えるようにしてもよい。
距離分布8の長さが荷積領域A1の長さよりも短い場合に、安全運転支援装置10は、第1警報信号を生成し、横行する方向や下降する方向の距離分布8が生成されていない場合に、安全運転支援装置10は、第2警報信号を生成するようにしてもよい。第1警報信号および第2警報信号にもとづく安全運転支援装置10の動作は、異なっていてもよい。たとえば、第1警報信号にもとづく動作は、オペレータに対する注意喚起動作等であり、第2警報信号にもとづく動作は、クレーン1の一部動作禁止等である。
図5は、クレーンの安全運転支援装置の画像表示を例示する模式図である。
図5には、安全運転支援装置10の操作盤とともに運転室2内に設けられた表示装置12に表示された画像が示されている。
図5に示すように、表示装置12の画面の表示領域14には、荷積領域A1に積載されている蔵置コンテナ6を表すコンテナ画像561〜566が表示される。表示される画像には、距離分布8が取得された範囲と、荷積領域A1に蔵置コンテナ6を積載可能な範囲が表示される。
図5には、安全運転支援装置10の操作盤とともに運転室2内に設けられた表示装置12に表示された画像が示されている。
図5に示すように、表示装置12の画面の表示領域14には、荷積領域A1に積載されている蔵置コンテナ6を表すコンテナ画像561〜566が表示される。表示される画像には、距離分布8が取得された範囲と、荷積領域A1に蔵置コンテナ6を積載可能な範囲が表示される。
たとえば、この例では、安全運転支援装置10は、2列目〜3列目のコンテナ画像562〜563の上辺および2列目の蔵置コンテナのコンテナ画像562の上辺および側辺を含む距離分布画像58を表示している。距離分布画像58は、コンテナ画像562の最上部の側辺およびコンテナ画像562〜563の上辺にわたって、たとえば太実線で表示される。距離分布画像58は、表示装置12の表示領域14中に表示される距離分布8の範囲を表す画像である。なお、この例の距離分布8は、上述の図1の場合に対応している。
表示領域14に表示される画像では、距離分布8を生成している蔵置コンテナ6の積載状態がコンテナ画像として実線で表示されている。この例では、2列目および3列目のコンテナ画像562〜563が実線で表示されている。荷積領域A1であるにもかかわらず、距離分布8が生成されていない領域では、最大限積載され得る蔵置コンテナが表示され、この例では、1列目の1段目〜4段目のコンテナ画像561が破線で表示されている。また、4列目〜6列目の1段目〜5段目のコンテナ画像564〜566が破線で表示されている。
また、安全運転支援装置10あるいはコントローラは、スプレッダ5やスプレッダ5に吊り下げられたコンテナ6aの座標データを有しているので、これらの画像や動画像を同時に表示領域14に表示するようにしてもよい。たとえば、安全運転支援装置10は、表示領域14に、トロリー画像53、ロープ画像53a、スプレッダ画像55、およびコンテナ画像56aを表示するようにしてもよい。トロリー画像53、ロープ画像53a、スプレッダ画像55、およびコンテナ画像56aは、それぞれ実際のクレーン1のトロリー3、ロープ3a、スプレッダ5、およびコンテナ6aに対応する。表示領域14には、実際のクレーン1のXZ座標に対応する座標が割り当てられており、コンテナ画像561〜566は、蔵置コンテナ6の載置位置の座標に対応するように表示されている。トロリー画像53、ロープ画像53a、スプレッダ画像55、およびコンテナ画像56aは、実際のトロリー3、ロープ3a、スプレッダ5およびコンテナ6aの座標に応じて、コンテナ画像561〜566とともに、表示領域14上に表示される。
表示領域14の任意の位置に、Y軸方向の位置(行という。)を表示するようにしてもよい。この例では、行の表示591は、表示領域14の左下に表示するように設定されている。
運転室内のオペレータは、表示された画像を見ることによって、距離分布8が生成されていない範囲がいずれであるかを確認することができる。オペレータは、距離分布8が生成されていない範囲のデータを取得するため、表示領域14を見ながら、また、肉眼で実際のコンテナの状況を確認しながら、トロリー3の横行等の操作を行うことができる。
この例では、距離分布8の生成状況に応じて、生成される警報信号のレベルを変えている。距離分布8の長さが荷積領域A1の長さよりも短い場合には、安全運転支援装置10は、まず、音声や赤色灯等によってオペレータに注意喚起するレベルの警報信号(第1警報信号)を生成する。さらに、トロリー3の横行方向やスプレッダ5等の下降方向で、距離分布8のデータが生成されていないときには、安全運転支援装置10は、横行操作および下降操作を禁止するレベルの警報信号(第2警報信号)を生成する。
安全運転支援装置10が生成した第1警報信号および第2警報信号に関する情報を、表示領域14に表示するようにしてもよい。上述のように、安全運転支援装置10は、警報信号を表示領域の任意の位置に、たとえば注意喚起レベルの第1警報信号の生成時に、「近接注意」のように点灯表示する。また、安全運転支援装置10は、操作禁止レベルの第2警報信号の生成時に、「近接注意」の位置よりも目立つ位置に、「近接危険」のように点滅表示する。これらの表示の位置は、任意に設定することができるが、「近接危険」の表示593は、「近接注意」の表示592よりも表示領域14の上部に表示するようにしてもよい。また、「近接注意」の表示592を黄色で点灯させ、「近接危険」の表示593を赤色で点滅させるようにしてもよい。
実施形態の安全運転支援装置10の動作について説明する。
図6は、実施形態の安全運転支援装置の動作を説明するためのフローチャートの例である。
安全運転支援装置10には、荷積領域A1およびホームポジション領域A2があらかじめ設定される。
図6は、実施形態の安全運転支援装置の動作を説明するためのフローチャートの例である。
安全運転支援装置10には、荷積領域A1およびホームポジション領域A2があらかじめ設定される。
図6に示すように、ステップS1において、安全運転支援装置10は、トロリー3の横行位置(X座標)およびスプレッダ5の高さHs(Z座標)を読み込む。
ステップS2において、安全運転支援装置10は、レーザセンサ4を荷積領域A1に向けて照射し、検出領域7に応じた距離分布8のデータを生成する。
ステップS3において、安全運転支援装置10は、距離分布8の長さと荷積領域A1の長さとを比較する。距離分布8の長さが、荷積領域A1の長さに等しい場合には、安全運転支援装置10は、トロリー3の横行およびスプレッダ5等の昇降に何ら制限をつけない。したがって、オペレータは、目視によってスプレッダ5等の移動をさせることができる。なお、この状態において、安全運転支援装置10は、周知の方法(たとえば特許文献1に示された技術)によって、スプレッダ5等が蔵置コンテナ6に衝突することを防止する。安全運転支援装置10の処理は、距離分布8の長さのデータが荷積領域A1の長さのデータよりも短いことを検出するまで、待機する。
距離分布8の長さが、荷積領域A1の長さよりも短い場合には、ステップS4において、安全運転支援装置10は、警報信号を生成する。このときの警報信号は、注意喚起レベルの信号である。たとえば、あらかじめ設定された音声データを再生する。音声データは、たとえば、“コンテナが検出されていません。目視で確認して操作してください。”のようにオペレータに注意を促すデータが設定されている。単なる警報音等でももちろんよい。上述の表示装置12の表示領域14に「近接注意」の表示592を点灯させる等してもよい。
ステップS5において、安全運転支援装置10は、トロリー3の横行方向に、またはスプレッダ5等の下降方向に距離分布8のデータが生成されているか否かを判断する。トロリー3の横行方向およびスプレッダ5等の下降方向に、距離分布8のデータが生成されている場合には、ステップS6において、安全運転支援装置10は、何ら制限することなく、トロリー3の横行およびスプレッダ5等の下降を許可する。
トロリー3の横行方向に、またはスプレッダ5等の下降方向に距離分布8のデータが生成されていない場合には、ステップS7において、安全運転支援装置10は、警報信号を生成する。このときの警報信号は、より高いレベルに設定され、たとえば、距離分布8のデータが存在する方向への操作を可能にしつつ、距離分布8のデータが存在しない方向への操作を禁止する。たとえば、“横行を禁止します。下降させてデータを取得してください”のように、音声データとともに、あるいは音声データに代えて、オペレータの視界に入るように設けられた赤色灯や黄色灯等を駆動する。また、上述の表示装置12の表示領域14に「近接危険」の表示593を点滅させる等してもよい。
実施形態の安全運転支援装置10では、上述のようなオペレータの視覚や聴覚にはたらきかける注意喚起動作(ステップS4)に変えて、あるいは注意喚起動作に加えて、トロリー3やスプレッダ5等に、あらかじめ設定された動作を行わせるようにしてもよい。
たとえば、安全運転支援装置10は、トロリー3のX座標およびスプレッダ5等のZ座標に応じて、トロリー3の横行動作およびスプレッダ5等の昇降動作を設定するようにしてもよい。
図1のように、スプレッダ5等がホームポジション領域A2にある場合であって、レーザセンサ4の検出領域7のX軸方向の長さが、荷積領域A1のX軸方向の長さよりも短いときには、安全運転支援装置10は、まず、スプレッダ5の高さHsを十分下げて(たとえば、コンテナの最大積載高さHcよりも低い位置に巻き戻す。
スプレッダ5等の高さHsを低くしたことによって、レーザセンサ4の視野が広がり、検出領域7が拡大する。そのため、安全運転支援装置10は、1列目の蔵置コンテナ6の距離分布8を取得することができる。
次に、スプレッダ5等を巻き上げて、高さHsをコンテナの最大積載高さHcよりも高く設定することによって、安全運転支援装置10は、荷積領域A1のいずれの位置でも移動することが可能になる。
たとえば、安全運転支援装置10は、オペレータの操作にしたがって、トロリー3をX軸の正方向に移動させることができる。
上述の動作について、トロリー3やスプレッダ5等の動作中であっても、距離分布8の長さが荷積領域A1の長さよりも短い場合に、その旨の警報信号を生成し、オペレータが警報信号にもとづいて、操作盤等からホームポジション領域A2への退避選択を実行(たとえば対応するボタンを押下)することによって、トロリー3がホームポジションに移動するようにしてもよい。
上述した条件や条件にもとづく動作は、一例であって、設置されるクレーンの状況に応じて、適切に任意の条件設定を行うことができる。
実施形態の安全運転支援装置10の効果について説明する。
実施形態の安全運転支援装置10は、自己の位置のデータおよび荷積領域A1の位置のデータを有しているので、荷積領域A1に積載された蔵置コンテナ6のうち、距離分布8のデータを生成できない領域を認識することができる。その場合に、A1に距離分布8のデータを生成できない領域が、トロリー3の横行方向やスプレッダ5等の下降方向に存在するか否かを判断して、警報信号を生成して、オペレータにその旨知らせるので、蔵置コンテナ6との衝突を未然に防止することができる。
実施形態の安全運転支援装置10は、自己の位置のデータおよび荷積領域A1の位置のデータを有しているので、荷積領域A1に積載された蔵置コンテナ6のうち、距離分布8のデータを生成できない領域を認識することができる。その場合に、A1に距離分布8のデータを生成できない領域が、トロリー3の横行方向やスプレッダ5等の下降方向に存在するか否かを判断して、警報信号を生成して、オペレータにその旨知らせるので、蔵置コンテナ6との衝突を未然に防止することができる。
安全運転支援装置10では、衝突防止の観点から、警報信号をいくつかの段階に分類して生成することできる。最初の警報信号では、オペレータへの注意喚起のための音声等を行い、次のレベルの警報信号によって、トロリー3の動作規制等を行い、次のレベルの警報信号によって、横行動作等の禁止を設定することができる。したがって、オペレータの作業を頻繁に止めることなく、衝突防止のための具体的な注意喚起を行うことできるので、作業効率を向上させることができる。
以上説明した実施形態によれば、レーザセンサの検出領域の制約によって、距離分布を生成することができない場合であっても、安全にクレーンの運転を支援することができる安全運転支援装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 クレーン、2 運転室、3 トロリー、4 レーザセンサ、5 スプレッダ、6 蔵置コンテナ、7 検出領域、8 距離分布、10 安全運転支援装置、12 表示装置、14 表示領域、53 トロリー画像、53a ロープ画像、55 スプレッダ画像、56a,561〜566 コンテナ画像、58 距離分布画像、591〜593 表示
Claims (6)
- トロリーの横行を制御し、
前記トロリーとともに横行してコンテナを荷置きする荷積領域内に積載されたコンテナを照射するレーザセンサの下方に設けられ、前記トロリーとともに横行するとともに前記トロリーに対して昇降するスプレッダの昇降を制御し、
前記レーザセンサの出力にもとづいて前記コンテナの位置情報である距離分布を生成し、
前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合には、第1警報信号を生成するクレーンの安全運転支援装置。 - 前記第1警報信号にもとづいて、音および発光のうちの少なくとも1つを出力する請求項1記載のクレーンの安全運転支援装置。
- 前記音には、音声出力装置から出力される音声を含み、前記発光には、表示装置に出力される画像を含む請求項2記載のクレーンの安全運転支援装置。
- 前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合であって、
前記距離分布が、前記トロリーの横行する方向で生成されていないときに第2警報信号を生成する請求項1〜3のいずれか1つに記載のクレーンの安全運転支援装置。 - 前記距離分布が前記荷積領域よりも狭い場合であって、
前記距離分布が、前記スプレッダの下降する方向で生成されていないときに第2警報信号を生成する請求項1〜3のいずれか1つに記載のクレーンの安全運転支援装置。 - 前記第2警報信号にもとづいて、前記トロリーの横行および前記スプレッダの下降を停止する請求項4または5に記載のクレーンの安全運転支援装置。
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