JP2019182431A - 植物を梱包及び輸送するための容器 - Google Patents

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Shigeji Kumazaki
重司 熊崎
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Abstract

【課題】低温を維持した状態で植物を梱包及び輸送することができる容器を提供する。【解決手段】容器1は、内部に水Wが収容可能であると共に、植物の下部を収容する第一収容体2と、ドライアイス5と、植物P及びドライアイス5を収容する、密閉可能な第二収容体6と、第二収容体6を収容する第三収容体7とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は植物を梱包及び輸送する際に使用される容器に関する。
植物の中には熱に弱いものも多数存在する。このような植物は、低温が維持された状態で梱包及び輸送されることが好ましい。特許文献1には生鮮食品や生花等の輸送に用いるための保冷容器であって、断熱性を有する内袋1と、当該内袋1を収納してなる外箱2からなる保冷容器が開示されている。
実開平06−010177号公報
本発明は、低温を維持した状態で植物を梱包及び輸送することができる容器を提供することを目的とする。
本発明の植物を梱包及び輸送するための容器は、
内部に水が収容可能であると共に、植物の下部を収容する第一収容体と、
ドライアイスと、
前記植物、前記第一収容体及び前記ドライアイスを収容する、密閉可能な第二収容体と、
前記第二収容体を収容する第三収容体と、
を備えることを特徴とする。
本発明の容器において、
前記第一収容体、前記第二収容体及び前記第三収容体の少なくとも一つには冷却部材が取り付けられている、
ことが好ましい。
本発明の容器において、
前記ドライアイスは、被覆体によって覆われた状態で、前記第二収容体内に収容されている、
ことが好ましい。
本発明の容器において、
前記第一収容体が嵌合され、且つ、前記第三収容体の端部に配置される支持部材をさらに備える、
ことが好ましい。
本発明の容器では、植物の下部は水が入った第一収容体内に入れられるため、植物は梱包及び輸送中に水を吸い上げることができる。その結果、植物の鮮度を保つことができる。水が入った第一収容体は密閉可能な第二収容体内に収容されるため、第二収容体が密閉されれば、第一収容体から水が漏れ出たとしても、第二収容体外に水が漏れ出ることはない。植物はドライアイスと共に密閉可能な第二収容体内に収容されるため、第二収容体が密閉されると、第二収容体内はドライアイスの昇華に伴って発生した二酸化炭素ガスによって低温に維持される。これにより、植物の鮮度を保つことができ、植物の輸送に支障がない。
(a)容器の斜視図、(b)(a)のIb−Ib線断面図である。 (a)第一収容体の平面図、(b)第一収容体の正面図、(c)(a)のIIc−IIc線断面図である。 (a)支持部材の平面図、(b)支持部材の正面図、(c)(a)のIIIc−IIIc線断面図である。 第三収容体の斜視図である。 変形例の容器の断面図である。
本発明について図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。本発明は、以下の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1(a)は容器1の斜視図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線断面図である。以下では、説明の便宜上、図1(a)の上下方向を容器1の上下方向として説明する。容器1は切り花などの植物Pを梱包して輸送するために使用される。より詳細には、容器1は植物Pが立った状態で梱包及び輸送可能な容器である。容器1は、第一収容体2、支持部材3、被覆体4で覆われたドライアイス5、第二収容体6及び第三収容体7を備える。第一収容体2には植物Pの下部が収容される。第一収容体2は支持部材3に嵌合される。第一収容体2、支持部材3及び被覆体4で覆われたドライアイス5は、植物Pと共に第二収容体6内に収容される。第二収容体6は、植物P、第一収容体2、支持部材3及びドライアイス5を収容した状態で密閉される。第二収容体6は第三収容体7内に収容される。以下では、容器1の各構成要素の詳細について説明する。
図2(a)は第一収容体2の平面図、図2(b)は第一収容体2の正面図、図2(c)は図2(a)のIIc−IIc線断面図である。第一収容体2は、矩形状の底壁21と、底壁21の四辺からそれぞれ立設する互いに一体的に接続された四つの側壁22と、側壁22に接続された上壁23と、底壁21、側壁22及び上壁23によって囲まれる空間24とを備える。上壁23の中央部には開口部25が形成されている。第一収容体2は例えばポリエチレンテレフタレート(PET)から成る。第一収容体2は、透明であることが好ましい。図1(b)に示すように、空間24内には水Wが収容される。植物Pの下部は開口部25を通って空間24内に収容され、空間24内の水Wと接触する。これにより植物Pは梱包及び輸送中に空間24内の水Wを吸い上げることができ、その鮮度を保つことができる。
図3(a)は支持部材3の平面図、図3(b)は支持部材3の正面図、図3(c)は支持部材3のIIIc−IIIc線断面図である。支持部材3は平面視矩形状であり、例えば段ボールから構成することができる。支持部材3は、互いに一体的に接続された四つの側壁31と、側壁31に接続された上壁32と、上壁32から内方に延びる四つのフラップ33とを備える。支持部材3の縦寸法(図3(a)の上下方向長さ)及び横寸法(図3(a)の左右方向長さ)は、高さ寸法(図3(b)の上下方向長さ)よりも大きくなっている。これにより、支持部材3は低重心となっている。図1(b)に示すように、支持部材3は第三収容体7の下端部に配置される。側壁31の下端部は、第二収容体6を介して、後述する第三収容体7の底壁71に当接している。
四つのフラップ33は上壁32に上下動可能(旋回可能)に接続されている。本実施形態では、上壁32の中央部分に切り込みを入れることにより上壁32の一部がフラップ33として機能する。フラップ33を押し下げることにより、上壁32の中央部には開口部34が形成される。第一収容体2を支持部材3に嵌合させる際には、第一収容体2をフラップ33の上方から押し込む。これにより、フラップ33が下がり、第一収容体2は開口部34内に嵌合される。図1(b)に示すように、第一収容体2の底壁21は、支持部材3の側壁31の下端部と同じ位置まで押し込まれ、第二収容体6を介して第三収容体7の底壁71と当接している。開口部34に第一収容体2が嵌合されたとき、フラップ33は第一収容体2の側壁22に当接する。これにより、第一収容体2は、支持部材3に固定される。
図1(b)に示すように、ドライアイス5は、被覆体4に覆われた状態で、支持部材3の側壁31の外側周囲に配置されている。被覆体4は、例えば容器1が転倒してドライアイス5が植物Pの近くに移動したとしても、ドライアイス5が植物Pに直接触れないようドライアイス5と植物Pとを隔離している。被覆体4は、例えば、ポリエステルやポリエチレンなどの材料から形成された柔軟な袋体から構成することができる。
図1(b)に示すように、第二収容体6は、例えばポリエステルやポリエチレンなどの材料から形成された柔軟な袋体から構成することができる。第二収容体6は防水性材料から作製されることが好ましい。第二収容体6は、植物P、第一収容体2、支持部材3及び被覆体4に包まれたドライアイス5を内部に入れるための開口部を備え、それら全体を内部に収容する。植物P、第一収容体2、支持部材3及びドライアイス5が内部に収容された後、第二収容体6の上部を例えば輪ゴムなどのゴムバンドで縛ることによって開口部は封止される。これにより、第二収容体6は密閉される。第二収容体6の外面には、熱を吸収する冷却部材8が取り付けられている。冷却部材8は例えば冷却ジェルを備えた冷却シートである。
図4は第三収容体7の斜視図である。第三収容体7は、外観視で上下方向に長尺な直方体であり、例えば段ボールから構成することができる。第三収容体7の内部には、第二収容体6全体が収容される。第三収容体7は、矩形状の底壁71と、底壁71の四辺からそれぞれ立設する互いに一体的に接続された四つの側壁72と、四つの側壁72にそれぞれ接続された四つのフラップから成る上壁73とを備える。フラップから成る上壁73は側壁72に対して旋回可能に接続されている。上壁73を旋回させることにより、第三収容体7の上部には開口部が形成される。第二収容体6は、その開口部から第三収容体7内に入れられる。図1(a)に示すように、第二収容体6が第三収容体7内に収容された後、上壁73は閉じられる。そして、上壁73同士及び上壁73と側壁72とは、粘着テープTなどによって互いに固定される。上壁73は、各上壁73間及び各上壁73と側壁72との間に隙間が形成されないよう、密閉されることが好ましい。第三収容体7の側壁72の外面には、冷却部材8が取り付けられる。
[作用効果]
以下では容器1の作用効果について説明する。
容器1では、第二収容体6内に植物Pと共にドライアイス5が収容されているため、容器1内の温度上昇を抑えることができ、植物Pの鮮度を保つことができる。
第二収容体6は密閉されているため、ドライアイス5から発生した二酸化炭素ガスが、第二収容体6の外部へ漏れ出ることを抑えることができる。これにより、第二収容体6内を低温に維持することができる。
第三収容体7の開口部は粘着テープTなどによって閉じられ、第三収容体7は密閉されるため、第三収容体7内を低温に維持することができる。
第二収容体6及び第三収容体7には冷却部材8が取り付けられているため、第二収容体6及び第三収容体7内の熱を吸収することができ、容器1内の温度上昇を抑えることができる。
ドライアイス5は被覆体4で覆われているため、ドライアイス5と植物Pとが直接接触することがない。これにより、植物Pの凍結による損傷を防止することができる。
第二収容体6は密閉されるため、第一収容体2内の水Wが第二収容体6外に漏れ出ることがない。
支持部材3は低重心化されているため、第三収容体7内での支持部材3の転倒を抑制することができる。これにより、支持部材3に固定された第一収容体2の転倒も抑制することができる。その結果、第一収容体2内に収容された水Wが第一収容体2から漏れ出ることを防止することができる。
[変形例]
以下では容器1の変形例について説明する。
(1)冷却部材8は第一収容体2の外面にも取り付けられていてもよい。
(2)被覆体4は必ずしもドライアイス5全体を覆っている必要はなく、ドライアイス5の一部のみを覆う形態であってもよい。
(3)被覆体4によって覆われたドライアイス5は、図5に示すように、支持部材3の側壁31の内側に収容されていてもよい。
1 容器
2 第一収容体
3 支持部材
4 被覆体
5 ドライアイス
6 第二収容体
7 第三収容体
8 冷却部材
P 植物
W 水

Claims (4)

  1. 内部に水が収容可能であると共に、植物の下部を収容する第一収容体と、
    ドライアイスと、
    前記植物、前記第一収容体及び前記ドライアイスを収容する、密閉可能な第二収容体と、
    前記第二収容体を収容する第三収容体と、
    を備えることを特徴とする植物を梱包及び輸送するための容器。
  2. 前記第一収容体、前記第二収容体及び前記第三収容体の少なくとも一つには冷却部材が取り付けられている、
    請求項1に記載の容器。
  3. 前記ドライアイスは、被覆体によって覆われた状態で、前記第二収容体内に収容されている、
    請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記第一収容体が嵌合され、且つ、前記第三収容体の端部に配置される支持部材をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の容器。
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