JP2007001659A - 保冷剤を用いた包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 常温では流動化してしまう各種収納物に対して保冷効果を保って収納し包装することができる保冷式包装容器を得る。
【解決手段】 収納物11を保冷剤14aを用いて保冷した状態で包装する包装容器10を、全体がほぼカップ状を呈し収納物を収納する容器本体12と、この容器本体の上部開口12aを閉塞するようにして搭載される蓋体13とで構成する。蓋体は、容器本体の上部開口を塞ぐ仕切り蓋15と、この仕切り蓋上に被冠されるキャップ状の蓋体本体16とからなる。これら仕切り蓋と蓋体本体とによって形成される空間内には、保冷剤を封入した保冷剤パック14が組み込まれる。また、容器本体と蓋体とを包装シート18によって包み込むことにより、収納物の包装を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保冷状態とすることが望まれる各種の収納物を収納、包装することで全体として体裁のよい包装を行える保冷剤を用いた包装容器に関する。
従来から、各種食品等といった収納物を保冷状態で収納する容器が種々知られている。
たとえば冷凍食品を入れる包装容器としては、ダンボール箱または樹脂製箱に発泡スチロール製の断熱材を裏張りするとともに、該箱内で箱本体の底や蓋の底に保冷剤パックを設けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、発泡スチロール製の箱型容器内に収納物を収納し、かつ該箱型容器を閉塞するための蓋内に保冷剤を組み込み可能に構成したものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−17032号公報 特開2003−221073
しかし、前者の従来構造では、容器内に収納物と保冷剤とを入れる構造であるから、有る程度の保冷効果は得られるものの、保冷剤の取扱いに注意が必要となる。すなわち、収納物の種類によっては、保冷剤と一緒に入れられないものがあり、またパックからの保冷剤の漏れ等で収納物が痛んでしまう等の不具合もある。
後者の従来構造では、発泡スチロール製の蓋体内に保冷剤を組み込んでいるから、容器内の収納物に保冷効果を効率よく与えることが難しいという不具合がある。
また、いずれの従来構造のものも、外観等に配慮したものはなく、たとえばお菓子、ケーキ類のような小さいものを、1個ずつ体裁よく包装するに適したものではない。特に、このような小型の包装容器には、全体を美的な構成とし、意匠面で優れ、また興趣に富むことが望まれているものであり、何らかの対策を講じることが必要とされている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡単でかつ安価な構成により、収納物を所要の保冷効果を保って包装することができ、しかも小型容器に用いて効果を発揮し得る保冷剤を用いた包装容器を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本発明(請求項1記載の発明)に係る保冷剤を用いた包装容器は、収納物を保冷剤を用いて保冷した状態で包装する包装容器であって、全体がほぼカップ状を呈し収納物を収納する容器本体と、この容器本体の上部開口を閉塞するようにして搭載される蓋体とを備え、この蓋体は、前記容器本体の上部開口を塞ぐ仕切り蓋と、この仕切り蓋上に被冠されるキャップ状の蓋体本体とからなり、これら仕切り蓋と蓋体本体とによって形成される空間内には、保冷剤を封入した保冷剤パックが組み込まれるとともに、前記容器本体と蓋体とを包装シートによって包み込むことにより、収納物の包装を行うように構成したことを特徴とする。
本発明(請求項2記載の発明)に係る保冷剤を用いた包装容器は、請求項1記載の保冷剤を用いた包装容器において、前記容器本体の上部開口は、アルミ箔等の保冷効果をもつ材料からなる保冷シートにより閉塞されていることを特徴とする。
本発明(請求項3記載の発明)に係る保冷剤を用いた包装容器は、請求項1または請求項2記載の保冷剤を用いた包装容器において、前記容器本体は、保冷効果をもつ陶器によって構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項4記載の発明)に係る保冷剤を用いた包装容器は、請求項1、請求項2または請求項3記載の保冷剤を用いた包装容器において、前記蓋体本体は、アルミ箔、断熱層を形成した紙材または合成樹脂材等の保冷効果をもつ材料によって構成されていることを特徴とする。
本発明(請求項5記載の発明)に係る保冷剤を用いた包装容器は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の保冷剤を用いた包装容器において、前記包装シートは、アルミ箔シート、断熱層を形成した紙製シートまたは合成樹脂製シート等の保冷効果をもつシート状材料によって構成されていることを特徴とする。
本発明による保冷剤を用いた包装容器は、容器本体内に収納物を収納するとともに、蓋体本体と仕切り蓋との間の空間に予め冷凍庫等で冷却した保冷剤を有する保冷剤パックを組込んでなる蓋体を、前記容器本体の上部開口を覆うようにして載置し、さらにこれらの容器本体と蓋体とを覆うように包装シートを被せて全体を包み込むことにより、得られるものである。
ここで、保冷シートを用いる場合は、上記の容器本体の上部開口を該シートで塞いだ後に、容器本体の上部に蓋体を搭載し、しかる後全体を包装シートで包み込むとよい。
以上説明したように本発明に係る保冷剤を用いた包装容器によれば、簡単な構成で、しかも簡単に組み立てられるにもかかわらず、たとえば各種食品等といった収納物の保冷効果を発揮させ得るものであり、小型包装としても外観を体裁のよい形状とすることができ、またコスト的に優れている等の種々優れた効果がある。
特に、本発明によれば、各部の構成上から収納物を高い保冷効果をもって包装することができ、また外観から見て美的で、意匠的にも優れているとともに、興趣に富む小型容器として構成することができるものであり、たとえばお菓子用の包装容器として用いて効果を発揮させ得るものである。
図1ないし図3は本発明に係る保冷剤を用いた包装容器の一つの実施の形態を示す。これらの図において、全体を符号10で示す包装容器は、図1および図2に示すように、たとえば保冷が必要な各種食品等の収納物11を収納するように概略カップ状または有底円筒状を呈する容器本体12と、該容器本体12の上部開口12a上に被冠される蓋体13とを備え、この蓋体13内に保冷剤14aが封入された保冷剤パック14を組み込むように構成されている。
前記蓋体13は、前記容器本体12の上部開口12aを閉塞するように被せられる仕切り蓋15と、この仕切り蓋15により下部開口16aが閉塞されるキャップ状の蓋体本体16とを備え、これらによって形成される内部空間内に前記保冷剤パック14が組み込まれるようになっている。
ここで、上述した容器本体12は、たとえば陶器あるいはセラミックス製の容器によって構成され、保冷効果をより効果的に得られるように構成されている。そして、この上部開口12aに、図1、図2に示すように、たとえばアルミ箔等からなる保冷シート17を設けると、収納物11に対しての保冷効果をより一層高めることができる。なお、このような保冷シート17としては、収納物11を保護するための樹脂製フィルムシート等であってもよい。
前記キャップ状の蓋体本体16もアルミ箔等のように外部との間の断熱性能をもち、保冷効果が高い材料で形成されており、これにより内部に組み込んだ保冷剤パック14の保冷効果を効果的に機能させ得るように構成されている。なお、このような蓋体本体16としては、アルミ箔に限らず、たとえばアルミ層等といった断熱層をコーティング等で形成した紙材、段ボール材または合成樹脂材等の保冷効果をもつ材料によって構成したものでもよい。
また、冷却剤14aとしては、たとえば高分子吸水性ポリマー等のようなゼリー状の蓄冷剤を用いるとよいが、これに限らず、種々の材料からなる冷却剤でよいものであり、場合によっては、氷、ドライアイス、冷却された塩化物等であってもよい。
上述した包装容器10は、図3に示すように、上記の容器本体12と蓋体13とを組み合わせた状態で、その外側を包み込む包装シート18と、その外側を取り囲むように組み付けられる包装用リボン19とを備え、これにより外観を美的で体裁よく構成し、意匠的に優れているように構成されている。ここで、上記の包装シート18としては、たとえばアルミ箔シート、断熱層を形成した紙製シートまたは合成樹脂製シート等の保冷効果をもつシート状材料によって構成することが望ましい。
なお、本実施形態では、収納物11として、たとえば生チョコとシャンパンとを混合したチョコレート菓子を収納するにあたって、包装容器10を、シャンパンのコルク栓をイメージするような外観を呈するように形成した場合を示している。
以上のような包装容器10は、容器本体12内に収納物11を収納するとともに、蓋体本体16と仕切り蓋15との間の空間に予め冷凍庫等で冷却した保冷剤14aを有する保冷剤パック14を組込んでなる蓋体13を、前記容器本体12の上部開口12aを覆うようにして載置し、さらにこれらの容器本体12と蓋体13とを覆うように包装シート18を被せて全体を包み込み、ラベル部19aを有する包装用リボン19でこれらを取り囲むようにすることで、図3に示すように組み立てられるのである。
ここで、保冷シート17を用いる場合は、上記の容器本体12の上部開口12aを該保冷シート17で閉塞した後に、容器本体12の上部に蓋体13を搭載し、しかる後全体を包装シート18で包み込むとよい。
このような包装容器10によれば、全体の構造が簡単で、組立ても簡単に行えるとともに、全体を体裁のよい形状とすることができるにもかかわらず、各種の食品等といった収納物11を所要の保冷状態で包装することができるのである。
特に、このような包装容器10によれば、収納物11を保冷した状態で包装することができ、しかも外観から見て美的で、意匠的にも優れているとともに、興趣に富む小型容器を得ることができるものであり、たとえば上述したようなお菓子、ケーキ類用の包装容器10として用いて効果を発揮させ得るのである。
なお、本発明は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、包装容器10を構成する各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば上述した実施形態では、容器本体12を有底円筒状、つまりカップ状を呈するように形成し、蓋体を円形キャップ状を呈するように形成することにより、全体がほぼコルク栓をイメージするような形状としているが、これに限定されず、種々の変形例が考えられる。また、収納物としても、保冷効果を必要とする種々の分野における部材であって、よいものである。
本発明に係る保冷剤を用いた包装容器の一つの実施の形態を示す概略断面図である。 図1の包装容器の要部構成を示す概略分解斜視図である。 本発明に係る保冷剤を用いた包装容器の外観を示す概略斜視図である。
符号の説明
10…包装容器、11…収納物、12…容器本体、12a…上部開口、13…蓋体、14…保冷剤パック、14a…保冷剤、15…仕切り蓋、16…蓋体本体、16a…下部開口、17…保冷シート、18…包装シート、19…包装用リボン。

Claims (5)

  1. 収納物を保冷剤を用いて保冷した状態で包装する包装容器であって、
    全体がほぼカップ状を呈し収納物を収納する容器本体と、
    この容器本体の上部開口を閉塞するようにして搭載される蓋体とを備え、
    この蓋体は、前記容器本体の上部開口を塞ぐ仕切り蓋と、この仕切り蓋上に被冠されるキャップ状の蓋体本体とからなり、
    これら仕切り蓋と蓋体本体とによって形成される空間内には、保冷剤を封入した保冷剤パックを組み込まれるとともに、
    前記容器本体と蓋体とを包装シートによって包み込むことにより、収納物の包装を行うように構成したことを特徴とする保冷剤を用いた包装容器。
  2. 請求項1記載の保冷剤を用いた包装容器において、
    前記容器本体の上部開口は、アルミ箔等の保冷効果をもつ材料からなる保冷シートにより閉塞されていることを特徴とする保冷剤を用いた包装容器。
  3. 請求項1または請求項2記載の保冷剤を用いた包装容器において、
    前記容器本体は、保冷効果をもつ陶器によって構成されていることを特徴とする保冷剤を用いた包装容器。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3記載の保冷剤を用いた包装容器において、
    前記蓋体本体は、アルミ箔、断熱層を形成した紙材または合成樹脂材等の保冷効果をもつ材料によって構成されていることを特徴とする保冷剤を用いた包装容器。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の保冷剤を用いた包装容器において、
    前記包装シートは、アルミ箔シート、断熱層を形成した紙製シートまたは合成樹脂製シート等の保冷効果をもつシート状材料によって構成されていることを特徴とする保冷剤を用いた包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102927736A (zh) * 2012-11-26 2013-02-13 合肥华凌股份有限公司 冰箱
CN105147007A (zh) * 2015-07-23 2015-12-16 广东新宝电器股份有限公司 保温容器

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