JP3211437U - 保冷箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷媒として蓄冷材のみを用いる保冷容器内に温度の異なる複数の領域を設け、常温領域での結露を防止できる保冷箱を提供する。【解決手段】外箱10と、該外箱10の内部を冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2に仕切る隔壁20と、冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2の上部を閉塞する内蓋30A,30Bと、該内蓋30A,30Bに載置されると共に冷凍領域Z1に収容される複数の蓄冷材40と、冷蔵領域Z2内に収容されて内部に常温領域Z3を画成する内箱50と、を備える保冷箱100である。【選択図】図5
Description
本考案は、食品等を蓄冷材と共に収容した状態で輸送および保管される保冷箱に関する。
冷凍食品を長時間にわたって温度管理帯を維持した状態で保管、輸送するための方法として、複層の断熱材からなる箱型のフレキシブル保冷ボックス、蓄冷材およびドライアイスを適正な方法で組み合わせることで、冷凍車や保冷車を使用することなしに、長時間にわたり要冷品を管理すべき温度帯で保管、輸送する方法が知られている(下記特許文献1を参照)。
特許文献1では、保冷ボックスの外箱および中箱による二重構造、蓄冷材の組合せ、冷気の流出を防ぐための柔軟性のある材質の中蓋を用いることにより、保冷すべき対象範囲を限定している。このように、保冷ボックスを外箱および中箱による二重構造とし、適正な改善策を講じることにより、冷蔵、冷凍、常温などの複数の管理温度帯の要冷物品を保管、輸送することが可能となる、とされている。
また、保冷温度の異なる2以上の区画に分割可能な容器本体と蓋体とからなる保冷容器が知られている(下記特許文献2を参照)。特許文献2に記載の多区画保冷容器は、低温側区画の容器本体の側壁、底面、蓋体のいずれかまたはすべての厚みを大きくすると共に、容器を該低温側区画と高温側区画とに区分する隔壁を設けている。
特許文献1では、冷凍と常温の温度管理帯が中箱の壁を介して隣接し、また、特許文献2では、ドライアイスを配置した低温側区画がそれよりも高温の高温側区画と隔壁を介して隣接している。そのため、特許文献1では、常温の温度管理帯に面した中箱の壁面に、また、特許文献2では、高温側区画に面した隔壁の壁面に、それぞれ結露が生じる虞がある。したがって、特許文献1または2に記載の容器では、例えばパン類、菓子類、乾物類など、水分に影響を受けやすい食品等の内容物を常温の温度管理帯または高温側区画に収容する場合に、結露によって内容物の商品価値が損なわれる虞がある。
本考案は、前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、常温領域での結露を防止できる保冷箱を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本考案の保冷容器は、外箱と、該外箱の内部を冷凍領域と冷蔵領域に仕切る隔壁と、前記冷凍領域および前記冷蔵領域の上部を閉塞する内蓋と、該内蓋に載置されると共に前記冷凍領域に収容される複数の蓄冷材と、前記冷蔵領域内に収容されて内部に常温領域を画成する内箱と、を備えることを特徴とする。
本考案の保冷容器において、冷蔵領域は、蓄冷材が収容された冷凍領域から隔壁および内蓋によって隔離されている。さらに、常温領域は、内箱によって冷蔵領域から隔離されている。すなわち、常温領域は、隔壁および内蓋と、内箱とによって冷凍領域から二重に隔離されている。これにより、常温領域が内箱を介して冷凍領域と隣接することが防止され、常温領域と冷凍領域との温度差に起因して、常温領域に面する内箱の内面での結露を防止できる。
前記内箱は、前記隔壁と間隔をあけて配置されていることが好ましい。これにより、冷凍領域に面することで低温になりやすい隔壁が、内箱に接触することが回避される。また、内側が常温領域とされた内箱の外側が、冷凍領域の空気と比較して常温領域の空気との温度差が少ない冷蔵領域の空気に包囲される。したがって、内箱が冷凍領域内の冷気または冷凍領域に面する隔壁によって冷却されることが防止され、常温領域に面する内箱の内面での結露が防止される。
前記外箱、前記隔壁および前記内蓋は、発泡樹脂によって製作され、前記内箱の外壁は、柔軟な断熱シートを備えることが好ましい。これにより、外箱に十分な断熱性を付与することができる。また、外箱内の隔壁の断熱性を向上させて冷凍領域と冷蔵領域との間の熱の移動を減少させることができる。さらに、内蓋を介した熱の移動を減少させることができる。また、内箱に十分な断熱性を付与すると共に、内箱の不使用時に内箱を折り畳んでコンパクトに収納することが可能になる。
前記外壁は、内面に吸湿シートを備えることが好ましい。これにより、常温領域の空気中の水分が吸湿シートに吸収され、常温領域に面する内箱の外壁の内面での結露が防止される。
前記外壁は、前記断熱シートに積層された発泡樹脂製の断熱材を備えることが好ましい。これにより、内箱の外壁の断熱性を向上させ、冷蔵領域の空気によって冷却された外壁の内面の温度が、常温領域の空気中の水蒸気の露点温度以下になる可能性を低減し、常温領域に面する内箱の外壁の内面での結露を防止することができる。
前記内蓋は、前記蓄冷材を保持する凹部を有することが好ましい。これにより、内蓋に載置した蓄冷材が保冷容器の輸送時の振動や傾きによって所定の位置から移動することが防止され、冷凍領域および冷蔵領域を蓄冷材によって効果的に冷却することができる。また、移動した蓄冷材が衝突することによる外箱や内蓋の損傷を防止することができる。
前記外箱および前記隔壁は、前記冷凍領域に面する壁面に前記蓄冷材を保持する凹部を有することが好ましい。これにより、外箱および隔壁の壁面に配置した蓄冷材が保冷容器の輸送時の振動や傾きによって所定の位置から移動することが防止され、冷凍領域を蓄冷材によって効果的に冷却することができる。また、移動した蓄冷材が衝突することによる外箱、隔壁、内蓋、および冷凍領域内の内容物の損傷を防止することができる。
前記外箱および前記隔壁は、前記冷凍領域の上部に前記蓄冷材を支持する支持部を有することが好ましい。これにより、冷凍領域の上部の蓄冷材によって冷凍領域内の空気を効率よく冷却し、冷凍領域内の空気の温度を低温に維持することができる。
前記内箱の内部に収容される保護箱を備え、前記保護箱は、前記内箱よりも高い剛性を有することが好ましい。これにより、例えば、パン類や菓子類などの保護箱に収容された柔らかい内容物が、内箱の外側から作用する外力によって潰されたり変形したりすることが防止される。
以上の説明から理解できるように、本考案の保冷容器によれば、外箱と、該外箱の内部を冷凍領域と冷蔵領域に仕切る隔壁と、前記冷凍領域および前記冷蔵領域の上部を閉塞する内蓋と、該内蓋に載置されると共に前記冷凍領域に収容される複数の蓄冷材と、前記冷蔵領域内に収容されて内部に常温領域を画成する内箱とを備えることで、常温領域での結露を防止できる。
以下、図面を参照して本考案の保冷箱の実施の形態を説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る保冷箱100の構成要素の一部を示す分解斜視図である。図2は、図1に示す保冷箱100のその他の構成要素の斜視図であり、(a)は蓄冷材40、(b)は保護箱60、(c)は内箱50である。図3は、外箱10の容器11に隔壁20、蓄冷材40、内箱50および保護箱60を収容した状態を示す保冷箱100の平面図である。
図4は、冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2の上部に内蓋30A,30Bを配置した状態を示す保冷箱100の平面図である。図5は、図4に示す内蓋30A,30Bに蓄冷材40を載置し、容器11の開口を外蓋12によって閉鎖した状態を示すV−V線に沿う断面図である。なお、各図の縮尺は、適宜異ならせている。
保冷箱100は、外箱10と、該外箱10の内部を冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2に仕切る隔壁20と、冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2の上部を閉塞する内蓋30A,30Bと、を備えている。外箱10の内部には、内蓋30A,30Bに載置されると共に冷凍領域Z1に収容される複数の蓄冷材40と、冷蔵領域Z2内に収容されて内部に常温領域Z3を画成する内箱50と、が収容される。本実施形態において、内箱50の内部には、さらに保護箱60が収容される。
外箱10は、上部が開放された直方体形状の容器11と、容器11の上部の開口を閉塞する長方形の板状の外蓋12とを有している。容器11は、外箱10の短手方向である奥行方向に対向する一対の側壁11Aと、外箱10の長手方向である幅方向に対向する一対の側壁11Bと、底部の底壁11Cとを有し、内側に食品等の内容物を収容する空間を有している。外蓋12は、下面の周縁部の内側に、周縁部よりも容器11の内方に突出する突起部12A(図5参照)を有している。外蓋12は、突起部12Aが容器11の開口の内側に嵌合し、下面の周縁部が容器11の側壁11A,11Bの上端面に当接して容器11の開口を密閉する。
外箱10の奥行方向に対向する一対の側壁11Aの内壁面と、幅方向に対向する一対の側壁11Bの内壁面には、容器11の内側に突出する突出部14,15が設けられている。外箱10の奥行方向に対向する一対の側壁11Aは、冷凍領域Z1に面する内壁面に幅方向に連続する突出部14を有すると共に、冷蔵領域Z2に面する内壁面に幅方向に間隔をあけて複数の突出部15を有している。外箱10の幅方向に対向する一対の側壁11Bは、同様に、冷凍領域Z1に面する内壁面に奥行方向に連続する突出部14を有すると共に、冷蔵領域Z2に面する内壁面に奥行方向に間隔をあけて複数の突出部15を有している。突出部14,15は、それぞれ容器11の側壁の上端よりも低い位置から容器11の底壁11Cにかけて、容器11の高さ方向に延びるように連続的に形成されている。
外箱10の奥行方向に対向する一対の側壁11Aの冷凍領域Z1に面する内壁面と、外箱10の幅方向に対向する一対の側壁11Bのうち冷凍領域Z1に面する側壁11Bの内壁面には、それぞれ、蓄冷材40を保持する凹部である保持部13A,13Bが形成されている。同様に、容器11の底壁11Cの冷凍領域Z1に面する内壁面に、蓄冷材40を保持する凹部である保持部13Cが形成されている。
各保持部13A,13B,13Cは、蓄冷材40の形状および寸法と略等しい形状および寸法を有している。これにより、各保持部13A,13B,13Cに蓄冷材40が嵌め込まれ、保冷箱100の輸送時の振動等によって蓄冷材40が各保持部13A,13B,13Cから容易に外れないようになっている。各保持部13A,13B,13Cは、蓄冷材40の取出しを容易にする観点から、例えば、図3に示す底壁11Cの保持部13Cの長手方向両端に見られるような平面視で半円形の切り欠き部33Cを有してもよい。
隔壁20は、外箱10の奥行方向の両端が、外箱10の高さ方向の全高に亘って、冷凍領域Z1の突出部14と冷蔵領域Z2の突出部15との間の溝に差し込まれ、下端の凸部22が容器11の底壁11Cの凹部17に係合することで、外箱10に固定されて冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2とを区画する。隔壁20の冷凍領域Z1に面する壁面には、外箱10の容器11の保持部13A,13B,13Cと同様に、蓄冷材40を保持する凹部である保持部21が形成されている。
本実施形態では、冷凍領域Z1の上部を閉塞する内蓋30Aと、冷蔵領域Z2の上部を閉塞する内蓋30Bとは、異なる構成を有している。冷凍領域Z1の内蓋30Aは、外箱10の奥行方向両側の端面が平坦であり、外箱10の幅方向に沿う全幅に亘って側壁11Aに当接または対向する。冷凍領域Z1の内蓋30Aは、外箱10の幅方向両側の端面が中央部の凹状の取手部32Aを除いて平坦である。取手部32Aは、内蓋30Aの厚さ方向における深さが、内蓋30Aの全厚よりも浅くされている。
冷凍領域Z1の内蓋30Aは、外箱10の幅方向の一方の端面が外箱10の奥行方向に沿う長手方向の全長に亘って外箱10の冷凍領域Z1に面する側壁11Bに当接または対向し、他方の端面が冷蔵領域Z2の内蓋30Bの端面に当接または対向する。なお、内蓋30Aの容器11への取り付けと容器11からの取り出しを容易にする観点から、内蓋30Aの側面と容器11の側壁11A,11Bとの間に適宜の寸法公差を設定してもよい。
冷凍領域Z1の内蓋30Aは、下面の周縁部が、外箱10の奥行方向の両端と外箱10の幅方向の一端で容器11の冷凍領域Z1に面する側壁11A,11Bの突出部14に当接し、外箱10の幅方向の他端で隔壁20の上端面に当接する。これにより、冷凍領域Z1の内蓋30Aは、下面の周縁部が冷凍領域Z1を囲む容器11の側壁11A,11Bの突出部14と隔壁20の上端面とに密着して、冷凍領域Z1を密閉している。
冷凍領域Z1の内蓋30Aは、上面の中央部に、容器11の底壁11Cの保持部13Cと同様に、蓄冷材40を保持する凹部である保持部31Aを有している。これにより、冷凍領域Z1の内蓋30Aの上面の保持部31Aに蓄冷材40が嵌め込まれ、保冷箱100の輸送時の振動等によって蓄冷材40が保持部31Aから容易に外れないようになっている。内蓋30Aの保持部31Aは、容器11の底壁11Cの保持部13Cと同様に、蓄冷材40の取出しを容易にする観点から、長手方向の両端に半円形の切り欠き部33Aを有している。
一方、冷蔵領域Z2の内蓋30Bは、外箱10の奥行方向両側の端面に凸部34と凹部35とが形成されている。また、内蓋30Bは、外箱10の幅方向両側の端面の外箱10の奥行方向で内蓋30Bの長手方向の中央部に凹状の取手部32Bが形成され、また、幅方向の一方の端面には、取手部32Bを除いて凸部34と凹部35とが形成され、幅方向の他方の端面は、取手部32Bを除いて平坦にされている。
冷蔵領域Z2の内蓋30Bの取手部32Bは、内蓋30Bの厚さ方向における深さが内蓋30Bの全厚と等しくされて内蓋30Bを厚さ方向に貫通し、内蓋30Bの上面と下面に開口し、内蓋30Bの上面側と下面側に連通している。
冷蔵領域Z2の内蓋30Bは、外箱10の幅方向で180°反転させることで、凸部34の下面が容器11の側壁11A,11Bの突出部15の上面に当接する状態と、凸部34が突出部15の間の溝16に係合する状態とを切り替えることができるように設計されている。冷蔵領域Z2の内蓋30Bは、前者の状態で突出部15によって冷蔵領域Z2の上部に支持され、後者の状態で突出部15に沿って容器11の高さ方向に移動させることができるようになっている。
なお、内蓋30Bの容器11への取り付けと容器11からの取り出しを容易にする観点から、内蓋30Bの凸部34および凹部35と容器11の側壁11A,11Bの突出部15との間に適宜の寸法公差を設定して適宜の隙間を設けるようにしてもよい。
外箱10、隔壁20および内蓋30A,30Bは、例えば、発泡樹脂すなわち発泡プラスチックによって製作されている。発泡樹脂としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂等を用いることができる。
蓄冷材40は、平面視で長方形板状の直方体形状を有し、例えば、ポリエチレン系樹脂製の容器の中に、水、ゲル剤、保存料、着色料等を混合した保冷剤を封入することによって構成されている。蓄冷材40は、外箱10の容器11の冷凍領域Z1に面する側壁11A,11Bに形成された保持部13A,13Bと、隔壁20の冷凍領域Z1に面する壁面に形成された保持部21と、容器11の冷凍領域Z1に面する底壁11Cに設けられた保持部13Cと、内蓋30A,30Bの上面に設けられた保持部31A,31Bに保持される。
本実施形態では、外箱10の容器11の側壁11Bと隔壁20の保持部13B,21の深さが蓄冷材40の厚さよりも浅くされ、蓄冷材40の保持部21,13Bから突出した部分の上端に、別の蓄冷材40を掛け渡すことができるようになっている。すなわち、外箱10の側壁11Bおよび隔壁20は、冷凍領域Z1の上部に蓄冷材40を支持するための支持部Sとして、保持部13B,21に別の蓄冷材40を保持している。
なお、冷凍領域Z1の上部に蓄冷材40を支持するための支持部Sとして、側壁11Bおよび隔壁20の壁面に段差部や突起部を設けてもよい。また、冷凍領域Z1の上部に支持された蓄冷材40は、例えば、外箱10の容器11の側壁11Bと隔壁20に凹状の係合部を設けることで、側壁11Bと隔壁20との間に保持してもよい。
このように、外箱10の容器11の側壁11A,11Bおよび底壁11Cの冷凍領域Z1に面する壁面と、隔壁20の冷凍領域Z1に面する壁面に蓄冷材40を保持する保持部13A,13B,13C,21が設けられ、さらに冷凍領域Z1の上部に蓄冷材40が掛け渡すことができるようになっている。これにより、冷凍領域Z1は、外箱10の奥行方向の前後、幅方向の左右、および高さ方向の上下の6方向に合計6個の蓄冷材40を配置して、冷凍領域Z1に蓄冷材40によって包囲された空間を形成できるようになっている。
内箱50は、上部が開閉自在に設けられた概ね直方体形状の容器であり、外箱10の冷蔵領域Z2内に収容され、内部に常温領域Z3を画成する。内箱50は、例えば、長手方向である幅方向が外箱10の奥行方向に平行になり、短手方向である奥行方向が外箱10の幅方向に平行になるように、容器11内の冷蔵領域Z2に収容される。
内箱50は、図3に示すように、長手方向の外寸dが外箱10の容器11の奥行方向の内寸D一杯の寸法を有し、短手方向の外寸wが外箱10の容器11の冷蔵領域Z2の内寸W以下の寸法を有している。隔壁20が図示の位置に固定される場合には、内箱50の短手方向の外寸wは外箱10の容器11の冷蔵領域Z2の内寸Wよりも小さくなる。
内箱50は、隔壁20と隣接させて配置することも可能であるが、隔壁20との間に間隔をあけて配置することが好ましい。これにより、冷凍領域Z1と常温領域Z3との間に冷蔵領域Z2が設けられ、冷凍領域Z1は隔壁20を介して冷蔵領域Z2と隣接し、常温領域Z3は内箱50の外壁51を介して冷蔵領域Z2と隣接する。また、隔壁20と内箱50の外壁51との間に冷蔵領域Z2の空気層が形成される。
図5に示すように、内箱50の外壁51は、例えば、柔軟な断熱シート51Aによって構成されている。内箱50に用いる断熱シート51Aとしては、例えば、アルミニウム素材のシートを用いることができる。より具体的には、アルミニウム素材と断熱材を縫製した断熱縫製カバーからなる内箱50を用いることができる。このような断熱縫製カバーとしては、例えば、積水化成品工業株式会社製の商品名「フレッシュキーパー(登録商標)」が好適である。
内箱50の外壁51は、断熱シート51Aに積層された発泡樹脂製すなわち発泡プラスチック製の断熱材51Bを備えている。断熱材51Bに用いる発泡樹脂としては、外壁51の柔軟性を確保する観点から、例えば、ポリウレタン系樹脂やポリオレフィン系樹脂等の発泡樹脂が好適である。本実施形態では、外壁51の外側と内側の断熱シート51Aの間に断熱材51Bが配置されている。
内箱50の外壁51は、内面に吸湿シート52を備えている。本実施形態において、吸湿シート52は、内箱50の外壁51の常温領域Z3に面する壁面全体を覆うように、内箱50の外壁51の内側に貼り付けられている。吸湿シート52としては、例えば、炭シートを用いることができる。ここで、炭シートとは、例えば、木炭、竹炭等の炭の微粉末を含む不織布、発泡樹脂、紙、樹脂フィルム等のシートである。なお、吸湿シート52は、炭シートに限定されるものではなく、吸湿作用を奏するものであればよく、例えば炭を含まない不織布や発泡樹脂のシートなども使用することができる。
保護箱60は、概ね立方体形状の容器であり、前面と背面が開放されて筒状に形成されている。保護箱60は、左右の側面、上面、下面に作用する荷重に対する変形量が、同じ荷重に対する内箱50の変形量よりも小さくなるように、前記の荷重に対する強度設計がされて、内箱50よりも高い剛性を有している。保護箱60の材料は、軽量で耐久性および耐候性を有する材料であれば特に限定されないが、例えば、プラスチック段ボールによって製作することができる。また、内箱50よりも剛性が高い材料に限定されず、例えば緩衝性を有するエアキャップやポリオレフィン系樹脂の発泡樹脂などによって製作してもよい。
以下、本実施形態の保冷箱100の作用について説明する。本実施形態の保冷箱100を使用する際には、まず、外箱10の容器11の冷凍領域Z1の突出部14と冷蔵領域Z2の突出部15との間の溝16に、隔壁20を容器11の高さ方向に差し込み、隔壁20を容器11に取り付ける。これにより、図3に示すように、容器11の内側が、冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2とに区画される。
次に、冷凍領域Z1に面する容器11の側壁11A,11B、底壁11Cおよび隔壁20の各々の保持部13A,13B,13C,21に蓄冷材40を嵌め込んで、蓄冷材40を各々の保持部13A,13B,13C,21に保持する。また、内箱50を外箱10の容器11内の冷蔵領域Z2に収容して、隔壁20と間隔を開けて配置する。
次に、例えばパン類や菓子類など、潰れたり割れたりしやすく常温保存に適した常温保存品を、保護箱60の内部に収容した状態で、上部を解放した内箱50の内部の常温領域Z3に収容する。また、内箱50と隔壁20との間の冷蔵領域Z2に、冷蔵保存に適した食品や飲料品等の要冷蔵品を収容する。
次に、蓄冷材40によって囲まれた冷凍領域Z1に、例えば冷凍食品等の冷凍保存に適した要冷凍品を収容し、支持部Sとして機能する蓄冷材40の上端に、さらに別の蓄冷材40を掛け渡す。これにより、冷凍領域Z1は、外箱10の奥行方向の前後と、幅方向の左右と、高さ方向の上下に蓄冷材40が配置された状態になる。その後、冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2の上部に内蓋30A,30Bを配置して各領域を閉鎖する。
図4に示すように、冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2の上部に内蓋30A,30Bを配置して各領域を閉鎖した後、各内蓋30A,30Bの上面の保持部31A,31Bに蓄冷材40を嵌め込んで、内蓋30A,30Bに蓄冷材40を載置する。そして、図5に示すように、外箱10の外蓋12の下面の突起部12Aを容器11の開口の内側に嵌合させ、外蓋12の下面の周縁部を容器11の側壁11A,11Bの上端面に密着させて外箱10を密閉する。その後、保冷箱100は、要冷凍品、要冷蔵品、常温保存品等の内容物を、それぞれ冷凍領域Z1、冷蔵領域Z2、常温領域Z3に保存に適した温度で収容した状態で、輸送および保管される。
保冷箱100の使用時における各領域の温度は特に限定されないが、例えば、冷凍領域Z1の空気の温度は、蓄冷材40によって0℃未満になる。また、冷蔵領域Z2の空気の温度は、例えば、0℃よりも高くかつ15℃以下になる。また、常温領域Z3の空気の温度は、例えば、冷蔵領域Z2の空気の温度よりも高くかつ20℃以下になる。
本実施形態の保冷箱100は、前記したように、外箱10と、該外箱10の内部を冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2に仕切る隔壁20と、冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2の上部を閉塞する内蓋30A,30Bと、該内蓋30A,30Bに載置されると共に冷凍領域Z1に収容される複数の蓄冷材40とを備えている。そして、冷蔵領域Z2内に収容されて内部に常温領域Z3を画成する内箱50を備えている。
そのため、外箱10内の冷蔵領域Z2は、蓄冷材40が収容された冷凍領域Z1から隔壁20および内蓋30A,30Bによって隔離される。さらに、常温領域Z3は、内箱50によって冷蔵領域Z2から隔離される。すなわち、常温領域Z3は、隔壁20および内蓋30A,30Bと、内箱50によって、冷凍領域Z1から二重に隔離されている。
これにより、内箱50の外壁51が、冷蔵領域Z2の空気の温度よりも低い冷凍領域Z1の冷気によって冷却されることが防止される。また、常温領域Z3の空気が隔壁20によって直接的に冷却されることがない。そのため、内箱50の外壁51の内面の温度が常温領域Z3の空気中の水蒸気の露点温度以下に低下するのを抑制できる。したがって、本実施形態の保冷箱100によれば、常温領域Z3での結露を効果的に防止できる。
また、内箱50は、隔壁20との間に間隔をあけて配置されている。これにより、冷凍領域Z1に面し、蓄冷材40を保持することで低温になった隔壁20が、内箱50に接触することが回避される。また、内側が常温領域Z3とされた内箱50の外側が、冷凍領域Z1の空気と比較して高温で、常温領域Z3の空気との温度差が少ない冷蔵領域Z2の空気に包囲される。これにより、内箱50が冷凍領域Z1内の冷気および冷凍領域Z1に面する隔壁20によって冷却されることが防止され、内箱50の外壁51の内面の温度が常温領域Z3の空気中の水蒸気の露点温度以下に低下するのを抑制できる。したがって、常温領域Z3に面する内箱50の内面への結露をより効果的に防止できる。
また、外箱10、隔壁20および内蓋30A,30Bは、発泡樹脂によって製作されている。これにより、外箱10に断熱性を付与し、外箱10の外部から内部への熱の侵入を減少させ、保冷箱100の保冷性能を向上させることができる。また、外箱10内の隔壁20および内蓋30A,30Bの断熱性を向上させ、冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2との間の熱の移動を減少させると共に、内蓋30A,30Bを介した熱の移動を減少させることができる。
また、内箱50の外壁51は、柔軟な断熱シート51Aによって構成されている。これにより、内箱50に必要な断熱性を付与すると共に、内箱50の不使用時に内箱50を折り畳んでコンパクトに収納することが可能になる。特に、アルミ素材の断熱シート51Aを用いることで、光の反射効果と熱の反射効果によって優れた断熱性を得られるだけでなく、耐久性と耐候性に優れた軽量な内箱50を製作することができる。
また、内箱50の外壁51は、内面に吸湿シート52を備えている。これにより、常温領域Z3の空気中の水分が吸湿シート52によって吸収され、常温領域Z3に面する内箱50の外壁51の内面への結露が防止される。また、吸湿シート52の調質効果によって、例えばパン類や菓子類等の乾燥しやすい食品等の乾燥を防止することができる。また、吸湿シート52として炭シートを用いることで、吸湿効果および調湿効果に加えて、高い消臭効果を得ることができる。
また、内箱50の外壁51は、断熱シート51Aに積層された発泡樹脂製の断熱材51Bを備えている。これにより、内箱50の外壁51の断熱性を向上させ、冷蔵領域Z2の空気によって冷却された外壁51の内面の温度が、常温領域Z3の空気中の水蒸気の露点温度以下になる可能性を低減し、常温領域Z3に面する内箱50の外壁51の内面への結露を防止することができる。
また、内蓋30A,30Bは、蓄冷材40を保持する保持部31A,31Bを有している。これにより、内蓋30A,30Bに載置した蓄冷材40が保冷箱100の輸送時の振動や傾きによって所定の位置から移動することが防止され、冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2を蓄冷材40によって効果的に冷却し、内蓋30A,30Bを介して冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2に伝わる熱を効果的に遮断することができる。また、移動した蓄冷材40が衝突することによる外箱10や内蓋30A,30Bの損傷を防止することができる。
また、冷凍領域Z1の内蓋30Aの取手部32Aは、内蓋30Aの全厚よりも浅くされている。したがって、冷凍領域Z1内の冷気が取手部32Aを介して冷凍領域Z1外に漏出することが防止される。一方、冷蔵領域Z2の内蓋30Bの取手部32Bは、内蓋30Bを厚さ方向に貫通している。したがって、取手部32Bを介して内蓋30Bの上面の蓄冷材40によって冷却された冷気を冷蔵領域Z2内に下降させ、冷蔵領域Z2内の空気の温度を冷蔵に適した温度に維持することが可能になる。なお、本実施形態では、内蓋30Aの取手部32Aは、内蓋30Aの全厚よりも浅くされており、内蓋30Bの取手部32Bは、内蓋30Bの厚さ方向に貫通している場合について説明したが、必ずしもかかる構成に限定されるものではなく、どちらも貫通していても、貫通していなくてもよい。
また、冷蔵領域Z2の内蓋30Bの凸部34と外箱10の側壁11A、11Bの突出部15との間に隙間を形成することで、当該隙間から内蓋30Bの上面の蓄冷材40によって冷却された冷気を容器11の側壁11A,11Bに沿って冷蔵領域Z2に下降させ、冷蔵領域Z2の内容物を均一に冷却することが可能になる。
また、外箱10の容器11および隔壁20が、冷凍領域Z1に面する壁面に蓄冷材40を保持する保持部13A,13B,13C,21を有している。これにより、外箱10の容器11および隔壁20の壁面に配置した蓄冷材40が保冷箱100の輸送時の振動や傾きによって所定の位置から移動することが防止され、冷凍領域Z1を蓄冷材40によって効果的に冷却することができる。また、移動した蓄冷材40が衝突することによる外箱10、隔壁20、内蓋30A,30B、および冷凍領域Z1の内容物の損傷を防止することができる。
また、本実施形態では、外箱10および隔壁20の保持部13B,21に保持した蓄冷材40を、冷凍領域Z1の上部に蓄冷材40を支持する支持部Sとして利用している。これにより、外箱10の側壁11Bおよび隔壁20に蓄冷材40を支持する段差等を設けることなく、冷凍領域Z1の上部に配置した蓄冷材40によって冷凍領域Z1内の空気を効率よく冷却し、冷凍領域Z1の空気の温度を低温に維持することが可能になる。なお、上記した実施形態では、保持部13B、21の深さを蓄冷材40の厚さよりも浅くする構成について説明したが、これに限定されるものではなく、蓄冷材40の厚さよりも浅くても、同じでも、深くてもよい。
また、本実施形態の保冷箱100は、内箱50の内部に収容されて内箱50よりも高い剛性を有する保護箱60を備えている。これにより、例えばパン類や菓子類などの保護箱60に収容された柔らかい内容物が、内箱50の外側から作用する外力によって潰されたり変形したりすることが防止される。なお、保護箱60の内面に吸湿シート52を配置することで、保護箱60内の内容物への水分の付着や乾燥をより効果的に防止するようにしてもよい。
また、内箱50の長手方向の外寸dが外箱10の容器11の奥行方向の内寸D一杯の寸法を有しているので、内箱50が外箱10の内部で奥行方向に移動することが防止される。さらに、内箱50の短手方向の外寸wが外箱10の容器11の冷蔵領域Z2の内寸W以下の寸法を有している。そのため、内箱50を冷蔵領域Z2一杯に配置して常温領域Z3を拡大するか、または、冷蔵領域Z2の一部を内箱50によって常温領域Z3にすることができる。
以上説明したように、本実施形態の保冷箱100によれば、外箱10と、該外箱10の内部を冷凍領域Z1と冷蔵領域Z2に仕切る隔壁20と、該冷凍領域Z1および冷蔵領域Z2の上部を閉塞する内蓋30Aと、該内蓋30Aに載置されると共に冷凍領域Z1に収容される複数の蓄冷材40と、冷蔵領域Z2内に収容されて内部に常温領域Z3を画成する内箱50とを備えることで、常温領域Z3での結露を防止できる。
以上、図面を用いて本考案の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本考案に含まれるものである。例えば、前述の実施の形態では、隔壁が外箱と別の部材であり、外箱から取り外し可能である構成について説明したが、隔壁は外箱と一体に設けてもよい。また、隔壁が取り外し可能である場合には、隔壁の位置を変更することで、冷凍領域の容積と冷蔵領域の容積を変更してもよい。また、蓄冷材を保持する保持部は、凹部に限定されず、例えば凸部によって蓄冷材の両端を保持してもよい。また、保冷箱は、保護箱を有していなくてもよい。
10…外箱、11…容器(外箱)、12…外蓋(外箱)、13A,13B,13C…保持部、20…隔壁、21…保持部、30A,30B…内蓋、31A,31B…保持部、40…蓄冷材、50…内箱、51…外壁、51A…断熱シート、51B…断熱材、52…吸湿シート、60…保護箱、100…保冷箱、S…支持部、Z1…冷凍領域、Z2…冷蔵領域、Z3…常温領域
Claims (7)
- 外箱と、該外箱の内部を冷凍領域と冷蔵領域に仕切る隔壁と、前記冷凍領域および前記冷蔵領域の上部を閉塞する内蓋と、該内蓋に載置されると共に前記冷凍領域に収容される複数の蓄冷材と、前記冷蔵領域内に収容されて内部に常温領域を画成する内箱と、を備え、
前記外箱、前記隔壁および前記内蓋は、発泡樹脂によって製作され、
前記内箱の外壁は、柔軟な断熱シートを備え、
前記外壁は、内面に吸湿シートを備えることを特徴とする保冷箱。 - 外箱と、該外箱の内部を冷凍領域と冷蔵領域に仕切る隔壁と、前記冷凍領域および前記冷蔵領域の上部を閉塞する内蓋と、該内蓋に載置されると共に前記冷凍領域に収容される複数の蓄冷材と、前記冷蔵領域内に収容されて内部に常温領域を画成する内箱と、前記内箱の内部に収容される保護箱と、を備え、
前記保護箱は、前記内箱よりも高い剛性を有することを特徴とする保冷箱。 - 前記内箱は、前記隔壁と間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の保冷箱。
- 前記外壁は、前記断熱シートに積層された発泡樹脂製の断熱材を備えることを特徴とする請求項1に記載の保冷箱。
- 前記内蓋は、前記蓄冷材を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の保冷箱。
- 前記外箱および前記隔壁は、前記冷凍領域に面する壁面に前記蓄冷材を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の保冷箱。
- 前記外箱および前記隔壁は、前記冷凍領域の上部に前記蓄冷材を支持する支持部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の保冷箱。
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