JP2019182366A - 車両用ホース類の配策構造及びその配策方法並びにその配策装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)天井基材の裏面側に配策経路に沿って配置された車両用ホース類を接着テープによって固定する車両用ホース類の配策構造であって、
前記接着テープは、テープ基材の両面に接着剤を有する両面テープであること、
前記両面テープは、前記配策経路に沿って所定の幅で貼着されていること、
前記両面テープ上には、前記両面テープに沿って前記車両用ホース類が接着されていることを特徴とする。
前記両面テープには、前記車両用ホース類と略平行に配策された別の配策部材が接着されていることを特徴とする。
前記車両用ホース類は、前記両面テープの長手方向端部の近傍で、前記天井基材に形成されたクリップ部に固定されていることを特徴とする。
前記両面テープを前記配策経路に沿って貼着すると同時に、前記車両用ホース類を前記両面テープ上に押圧して接着することを特徴とする。
前記車両用ホース類は、前記天井基材に形成されたクリップ部に固定した後に、前記両面テープ上に接着することを特徴とする。
把持部と、前記把持部に連接された支持板と、前記支持板に支持され両面テープロールを着脱可能に保持するテープ保持部と、前記テープ保持部に保持された前記両面テープロールから引き出された前記両面テープを前記天井基材に押圧して貼着させるテープ押圧ローラと、前記支持板に支持され前記テープ押圧ローラに対して装置送り方向後方に位置し前記天井基材に貼着された前記両面テープ上に前記車両用ホース類を押圧して接着させるホース押圧ローラと、を備えていることを特徴とする。
前記ホース押圧ローラには、前記車両用ホース類を前記両面テープ上の所定位置に案内しながら押圧する案内溝が形成されていることを特徴とする。
前記支持板には、前記車両用ホース類を前記ホース押圧ローラに向けて案内する略U字溝状に形成されたホースガイドを備えていることを特徴とする。
まず、本車両用ホース類の配策構造及びその配策方法について、図1〜図4を用いて説明する。図1に、本発明に係る実施形態の車両用ホース類の配策構造を表す模式的平面図を示す。図2に、図1に示すA部斜視図を示す。図3に、図2に示すB−B断面図を示す。図4に、図2に示すB−B断面図の変形例を示す。図1に示す矢印は、車両における前後左右の方向を示す。
次に、本車両用ホース類の配策方法に用いる配策装置について、図5〜図7を用いて説明する。図5に、図1に示す車両用ホース類の配策構造を形成するために用いる配策装置の側面図を示す。図6に、図5に示す配策装置の部分斜視図を示す。図7に、図6に示すC−C断面図を示す。
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る車両用ホース類の配策構造10によれば、接着テープ3は、テープ基材の両面に接着剤を有する両面テープ3Aであり、両面テープ3Aは、配策経路12に沿って所定の幅で貼着され、また、両面テープ3A上には、両面テープ3Aに沿って車両用ホース類2が接着されているので、天井基材1の配策経路12に沿って貼着された両面テープ3Aを介して車両用ホース類2を連続状に固定することができる。そのため、天井基材1の配策面に多少の起伏があっても、両面テープ3Aの伸縮によって配策面に沿って両面テープ3Aが貼着されるので、天井基材1と車両用ホース類2との間に隙間が生じにくく、車両走行時に異音等が発生する恐れも回避できる。また、天井基材1には、配策経路12に沿って所定の幅で両面テープ3Aが貼着され、また、両面テープ3Aに沿って車両用ホース類2が接着されているので、天井基材1にホース保持溝等を形成する必要がない。そのため、天井基材1の成形型が複雑となり、コスト高になることもない。
上述した実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更することができる。例えば、上記他の実施形態である配策構造10によれば、ホース押圧ローラ55には、車両用ホース類2を両面テープ3A上の所定位置に案内しながら押圧する案内溝551が1つ形成されている。しかし、ホース押圧ローラ55は、必ずしも、これに限定する必要はない。
2 車両用ホース類、ウォッシャーホース
3 接着テープ
3A 両面テープ
3A1 両面テープロール
4 別の配策部材、電気線
10 車両用ホース類の配策構造
11 裏面
12 配策経路
50 配策装置
51 把持部
52 支持板
53 テープ保持部
54 テープ押圧ローラ
55 ホース押圧ローラ
56 ホースガイド
141 クリップ部
551 案内溝
Claims (8)
- 天井基材の裏面側に配策経路に沿って配置された車両用ホース類を接着テープによって固定する車両用ホース類の配策構造であって、
前記接着テープは、テープ基材の両面に接着剤を有する両面テープであること、
前記両面テープは、前記配策経路に沿って所定の幅で貼着されていること、
前記両面テープ上には、前記両面テープに沿って前記車両用ホース類が接着されていることを特徴とする車両用ホース類の配策構造。 - 請求項1に記載された車両用ホース類の配策構造において、
前記両面テープには、前記車両用ホース類と略平行に配策された別の配策部材が接着されていることを特徴とする車両用ホース類の配策構造。 - 請求項1又は請求項2に記載された車両用ホース類の配策構造において、
前記車両用ホース類は、前記両面テープの長手方向端部の近傍で、前記天井基材に形成されたクリップ部に固定されていることを特徴とする車両用ホース類の配策構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された車両用ホース類の配策構造を形成する配策方法であって、
前記両面テープを前記配策経路に沿って貼着すると同時に、前記車両用ホース類を前記両面テープ上に押圧して接着することを特徴とする配策方法。 - 請求項4に記載された配策方法において、
前記車両用ホース類は、前記天井基材に形成されたクリップ部に固定した後に、前記両面テープ上に接着することを特徴とする配策方法。 - 請求項4又は請求項5に記載された配策方法に用いる配策装置であって、
把持部と、前記把持部に連接された支持板と、前記支持板に支持され両面テープロールを着脱可能に保持するテープ保持部と、前記テープ保持部に保持された前記両面テープロールから引き出された前記両面テープを前記天井基材に押圧して貼着させるテープ押圧ローラと、前記支持板に支持され前記テープ押圧ローラに対して装置送り方向後方に位置し前記天井基材に貼着された前記両面テープ上に前記車両用ホース類を押圧して接着させるホース押圧ローラと、を備えていることを特徴とする配策装置。 - 請求項6に記載された配策装置において、
前記ホース押圧ローラには、前記車両用ホース類を前記両面テープ上の所定位置に案内しながら押圧する案内溝が形成されていることを特徴とする配策装置。 - 請求項6又は請求項7に記載された配策装置において、
前記支持板には、前記車両用ホース類を前記ホース押圧ローラに向けて案内する略U字溝状に形成されたホースガイドを備えていることを特徴とする配策装置。
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JP2000264137A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-26 | Howa Seni Kogyo Kk | 自動車天井へのワイヤーハーネス固着構造 |
JP2007015647A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用天井材 |
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