JP2019182255A - 車体のフロア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】小物用の収納空間と、背の高い荷物を積載する収納空間とを別個に構成できると共に、両空間を併設できるようにする。【解決手段】リヤフロアパネル3の車体前方側に設けられたフロントボックス部4と、リヤフロアパネルの車体後方側に設けられたデッキリヤトリム部5との間に位置する当該リヤフロアパネルの上面を覆うためのフロアボード6を有する。フロアボードは車幅方向において対称形状で第1のフロアボード61及び第2のフロアボード62に二分割されている。フロントボックス部の第1のフロアボード及び第2のフロアボードに係合するフロアボード係合部位43は、デッキリヤトリム部5の第1のフロアボード及び第2のフロアボードに係合するフロアボード係合部位52より高い位置に形成されている。第1のフロアボード及び第2のフロアボードは、デッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合する後側係合部位61a、62aが車体前後方向でフロアボード端面から突出するようにL字形に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、フロアに対して着脱可能に載置されるフロアボードを有する車体のフロア構造に関する。
従来、車両のフロア底面に設けられた収納凹部をフロアボードで閉塞する車両用収納装置(例えば、特許文献1参照。)や車両用ラゲッジルーム構造(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
車両用収納装置のフロアボードは、前後方向に断面した形状が略三角形状に形成されている。この車両用収納装置によれば、フロアボードの略三角形状側を上側にすることによりフロアボードによってフロア底面からスロープ状の床面にすることができるので、重量物や自転車を載せることが容易になる。
また、車両用ラゲッジルーム構造のフロアボードは、側面に突設したピンがラゲッジサイド側に設けられたガイド溝に嵌合され、フロアボードのピンをガイド溝に沿って移動させることでフロアボードを上下反転させることができるように構成されている。この車両用ラゲッジルーム構造によれば、フロアボードの一方側を上側に位置させることにより小物用の収納空間を構成でき、フロアボードの他方側を上側に位置させることにより背の高い荷物を積載する収納空間を構成できる。
特開2009−208632号公報 特開2003−312368号公報
しかしながら、特許文献1の車両用収納装置では、フロアボードの略三角形状側を上側にすると、荷室空間が車幅方向に亘って狭くなる難点があった。また、特許文献2の車両用ラゲッジルーム構造では、小物用の収納空間と、背の高い荷物を積載する収納空間とを併設させることができない難点があった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、ラゲッジルームにおいて、小物用の収納空間と、背の高い荷物を積載する収納空間とを別個に構成できると共に、両空間を併設できる車体のフロア構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の第1の態様である車体のフロア構造は、リヤフロアパネルの車体前方側に設けられたフロントボックス部と、リヤフロアパネルの車体後方側に設けられたデッキリヤトリム部との間に位置する当該リヤフロアパネルの上面を覆うためのフロアボードを有するものである。
フロアボードは車幅方向において対称形状で第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部に二分割されているものである。
フロントボックス部の第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部に係合するフロアボード係合部位は、デッキリヤトリム部の第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部に係合するフロアボード係合部位より高い位置に形成されているものである。
第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部は、デッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合する後側係合部位が車体前後方向でフロアボード端面から突出するようにL字形に形成されているものである。
このような第1の態様である車体のフロア構造によれば、フロアボードが車幅方向において対称形状で第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部に二分割され、且つ各フロアボード部の後側係合部位が車体前後方向でフロアボード端面から突出するL字形の脚部のように形成されていることから、第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部において、各後側係合部位の舌片部を下方に位置させ、前側係合部位をフロントボックス部のフロアボード係合部位に係合させ、後側係合部位の舌片部をデッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合させて、当該各フロアボード部をリヤフロアパネルに配置することで、各フロアボード部を高床モードにすることができ、第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部において、各フロアボード部を上下反転させて各後側係合部位の舌片部を上方に位置させ、前側係合部位をデッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合させ、後側係合部位の舌片部をフロントボックス部のフロアボード係合部位に係合させて、当該各フロアボード部をリヤフロアパネルに配置することで、各フロアボードを低床モードにすることができ、第1のフロアボード部において、当該第1のフロアボード部を上下反転させて後側係合部位の舌片部を上方に位置させ、前側係合部位をデッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合させ、後側係合部位の舌片部をフロントボックス部のフロアボード係合部位に係合させて、当該第1のフロアボード部をリヤフロアパネルに配置することで、第1のフロアボード部を低床モードにすることができ、また、第2のフロアボード部において、後側係合部位の舌片部を下方に位置させ、前側係合部位をフロントボックス部のフロアボード係合部位に係合させ、後側係合部位の舌片部をデッキリヤトリム部のフロアボード係合部位に係合させて、当該第2のフロアボード部をリヤフロアパネルに配置することで、第2のフロアボード部を高床モードにすることができる。
即ち、フロアボードを高床モード、低床モード、及び高床/低床モードの3種類の床モードに設定することができるようになる。
また、本発明の第2の態様である車体のフロア構造において、第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部の後側係合部位には、それぞれ切欠きが形成されているものである。
このような第2の態様である車体のフロア構造によれば、各フロアボード部の後側係合部位には、それぞれ切欠きが形成されているので、例えば、第1のフロアボード部が高床モードで配置されている場合には、当該第1のフロアボード部を低床モードに反転させるにあたりその切欠きをプルハンドルとして機能させることができると共に、第1のフロアボード部が低床モードで配置されている場合には、リヤフロアパネルに搭載した自転車のタイヤが後側係合部位に干渉してしまうことを防ぐことができるようになる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様である車体のフロア構造において、第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部におけるフロントボックス部のフロアボード係合部位に係合する前側係合部位と、後側係合部位とはそれぞれラウンド形状に形成され、フロントボックス部のフロアボード係合部位及びデッキリヤトリム部のフロアボード係合部位は、前側係合部位及び後側係合部位に係合可能にラウンド形状に形成されているものである。
このような第3の態様である車体のフロア構造によれば、第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部の前端、後端がバックドア開口部のラウンドに沿って形成されているので、第1の態様における3種類の床モードにおいて、フロア上面を広く活用できる。
本発明の車体のフロア構造によれば、ラゲッジルームにおいて、小物用の収納空間と、背の高い荷物を積載する収納空間とを別個に構成できると共に、両空間を併設できるようになった。
本発明の車体のフロア構造における好ましい実施の形態を示す斜視図で、(A)は2つのフロアボードが高床モードの図、(B)は2つのフロアボードが低床モードの図、(C)はフロアボードが片側低床モードの図である。 図1に示すフロア構造の分解斜視図である。 本発明の車体のフロア構造の使用例を示す説明図である。 本発明の車体のフロア構造の他の使用例を示す説明図で、(A)は側面図、(B)は(A)における2点鎖線の円で囲んだA部位を示す拡大図、(C)は(A)における2点鎖線の円で囲んだB部位を示す拡大図である。
以下、本発明の車体のフロア構造を実施するための形態例について説明する。なお、この発明を実施するための形態で使用する各図中において矢印で方向を示してあるが、これは運転席に着座した乗員から見た方向を示している。矢印UPは車両上方向、矢印RRは車両後方向、矢印RHは車両右方向をそれぞれ示している。
本発明の車体のフロア構造は、リヤシート2(図3、図4(A)参照。)の後方に設けられたラゲッジルーム1のリヤフロアパネル3に構成されている。この車体のフロア構造は図1、図2に示すように、リヤフロアパネル3の車体前方側に設けられたフロントボックス部4と、リヤフロアパネル3の車体後方側に設けられたデッキリヤトリム部5との間に位置する当該リヤフロアパネル3の上面を覆うためのフロアボード6を有している。
リヤフロアパネル3には図3、図4(A)に示すように、当該リヤフロアパネル3に車両下方に向かって凹設され、スペアタイヤが載置される底部(図示せず。)と、当該底部から立設された縦壁部(図示せず。)とが一体的に形成されているスペアタイヤ収納部31が設けられている。
スペアタイヤ収納部31は、底部と縦壁部とによって、車両前後方向の前側、車両車幅方向の両側及び車両上下方向から囲まれた空間を有し、縦壁部の上面から水平方向にフランジ部が外側に向かって延設されている(図示せず。)。このように形成されたスペアタイヤ収納部31は、車両前後方向の前側に位置する第1リヤクロスメンバと、車両前後方向の後側に位置する第2クロスメンバと、車両車幅方向の両側に位置する左右のサイドメンバとが囲うようにスポット溶接等によって接合されている(図示せず。)。これら第1リヤクロスメンバ、第2リヤクロスメンバ及び左右のサイドメンバは、リヤフロアパネル3の補強材である。なお、車種によってはスペアタイヤ収納部が設けられていない車両もある。
フロントボックス部4は図1、図2、図3、図4に示すように、ドライバ等の工具類、車載用ジャッキ、パンク修理キット等を収納するための工具収容空間41を有し、第1リヤクロスメンバに取り付けられている。さらに、フロントボックス部4はこの工具収容空間41に蓋をするためのフロントボード42を有している。
デッキリヤトリム部5は図1、図2、図3、図4に示すように、第2クロスメンバ上に配置され、車幅方向に設けられた一対のデッキサイドトリム7、7に取り付けられている。このデッキリヤトリム部5は、一対のデッキサイドトリム7、7に取り付けられたフィニッシュプレート51を有している。
フロアボード6は図1、図2に示すように、車幅方向において対称形状で第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62に二分割されている。第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62は、デッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52に係合する後側係合部位61a、62aと、フロントボックス部4のフロアボード係合部位43に係合する前側係合部位61b、62bとが形成されている。各フロアボード部61、62の後側係合部位61a、62aは、車体前後方向でフロアボード42の端面から突出するようにL字形に形成されている。また、各フロアボード部61、62の後側係合部位61a、62aには、それぞれ切欠き61c、62cが形成されている。この切欠61c、62cきは手の指を差し込むことができるような大きさで切欠かれている。
第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62における前側係合部位61b、62bと、後側係合部位61a、62aとはそれぞれ凸湾曲形状なラウンド形状に形成されている。この前側係合部位61b、62b及び後側係合部位61a、62aは図2中において、太線の破線で示してある。また、フロントボックス部4のフロアボード係合部位43及びデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52は、ラウンド形状の前側係合部位61b、62b及びラウンド形状の後側係合部位61a、62aに係合可能に凹湾曲形状なラウンド形状に形成されている。
また、フロントボックス部4の第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62に係合するフロアボード係合部位43は、デッキリヤトリム部5の第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62に係合するフロアボード係合部位52より高い位置に形成されている。
さらに、フロントボックス部4のフロアボード係合部位43には、凹溝43aが形成されている。この凹溝43aがフロアボード係合部位43に形成されていることにより、ラウンド形状を有するフロアボード6の前側係合部位61b、62bが凹溝43aに引っ掛かり、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の持ち上げ易くすることができる。
このように構成された本発明の車体のフロア構造において、バックドアを持ち上げてバックドア開口部から行うフロアボード6によるラゲッジルーム空間の変更について、以下、図3、図4に基づいて説明する。なお、下記説明において、高床モードとは、フロアボード6の第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の何れもがラゲッジルーム空間を狭くする状態で、低床モードとは、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の何れもがラゲッジルーム空間を広くする状態で、高床/低床モードとは、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62のうち何れか一方のフロアボード部がラゲッジルーム1を狭くし、他方のフロアボード部がラゲッジルーム1を広くする状態を意味する。
まず、フロアボード6の第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62が高床モードの場合は、フロアボード6が車幅方向において対称形状で第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62に二分割され、且つ各フロアボード部61、62の後側係合部位61a、62aが車体前後方向でフロアボード端面から突出するL字形の脚部のように形成されているので、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62において、各後側係合部位61a、62aの舌片部61a’、62a’を下方に位置させ、前側係合部位61b、62bをフロントボックス部4のフロアボード係合部位43に係合させ、後側係合部位61a、62aの舌片部61a’、62a’をデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52に係合させることになる。したがって、各フロアボード部61、62をリヤフロアパネル3に配置することで、各フロアボード部61、62を高床モードにすることができるので、小物用の収納空間として用いることができると共に、図3に示すように、人Hが横たわることができるようにフラット状態にすることができる。即ち、折り畳み式リヤシート2を車両前方側に前倒しして折り畳むことで、当該リヤシート2のシートバック21の板面と、フロントボックス部4のフロントボード42の板面と、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の表側板面とを実質的に面一にすることができるからである。
次に、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62が低床モードの場合は、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62において、各フロアボード部61、62を上下反転させて各後側係合部位61a、62aの舌片部61a’、62a’を上方に位置させ、前側係合部位61b、62bをデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52に係合させ、後側係合部位61a、62aの舌片部61a’、62a’をフロントボックス部4のフロアボード係合部位43に係合させることになる。したがって、各フロアボード部61、62をリヤフロアパネル3に配置することで、各フロアボード61、62を低床モードにすることができるので、背の高い荷物を積載する収納空間として用いることができる。
最後に、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62が高床/低床モードの場合は、例えば、第1のフロアボード部61において、当該第1のフロアボード部61を上下反転させて後側係合部位61aの舌片部61a’を上方に位置させ、前側係合部位61bをデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52に係合させ、後側係合部位61aの舌片部61a’をフロントボックス部4のフロアボード係合部位43に係合させることになる。したがって、第1のフロアボード部61をリヤフロアパネル3に配置することで、第1のフロアボード部3を低床モードにすることができる。
また、第2のフロアボード部62において、後側係合部位62aの舌片部62a’を下方に位置させ、前側係合部位62bをフロントボックス部4のフロアボード係合部位43に係合させ、後側係合部位62aの舌片部62a’をデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52に係合させることになる。したがって、当該第2のフロアボード部62をリヤフロアパネル3に配置することで、第2のフロアボード部62を高床モードにすることができる。
なお、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62は同一形状なので、第1のフロアボード部61を高床モードに、第2のフロアボード部62を低床モードにすることができることは言うまでもない。
このようにフロアボード6を高床/低床モードにすることができるので、小物用の収納空間と、背の高い荷物を積載する収納空間とを併設して用いることができる。
即ち、本発明の車体のフロア構造によれば、フロアボード6を高床モード、低床モード、及び高床/低床モードの3種類の床モードに設定することができるようになる。
なお、各フロアボード部61、62の後側係合部位61a、62aには、それぞれ切欠き61c、62cが形成されているので、例えば、第1のフロアボード部61が高床モードで配置されている場合には、当該第1のフロアボード部61を低床モードに反転させるにあたりその切欠き61cをプルハンドルとして機能させることができると共に、第1のフロアボード部61が低床モードで配置されている場合には図4(A)、(C)に示すように、その切欠き61cによってリヤフロアパネル3に搭載した背の高い荷物である自転車Bの後輪RTが後側係合部位61aに干渉してしまうことを防ぐことができるようになる。ここで、自転車Bをラゲッジルーム1に搭載する場合は、折り畳み式リヤシート2を車両前方側に前倒しして折り畳むことで、自転車Bの前輪FTをリヤシート2のシートバック21に載置し、後輪RTを第1のフロアボード部61の裏側板面に載置することができる。なお、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の裏側板面に図4(B)、図1に示すように、物落ち防止の土手部61e、62eを形成させることで、荷物が慣性で車両後方側に移動しバックドアの内装材と干渉することを防ぐことができる。
また、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62における前側係合部位61b、62bと後側係合部位61a、62aとはそれぞれラウンド形状に形成され、フロントボックス部4のフロアボード係合部位43及びデッキリヤトリム部5のフロアボード係合部位52は、前側係合部位61b、62b及び後側係合部位61a、62aに係合可能にラウンド形状に形成されているので、第1のフロアボード部61及び第2のフロアボード部62の前端、後端がバックドア開口部のラウンドに沿って形成されているので、3種類の床モードにおいてフロア上面を広く活用できる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
3……リヤフロアパネル
4……フロントボックス部
43……フロアボード係合部位
5……デッキリヤトリム部
52……フロアボード係合部位
6……フロアボード
61……第1のフロアボード部
61a……後側係合部位
61b……前側係合部位
61c……切欠き
61d……L字形の脚部

62……第2のフロアボード部
62a……後側係合部位
62b……前側係合部位
62c……切欠き
62d……L字形の脚部

Claims (3)

  1. リヤフロアパネルの車体前方側に設けられたフロントボックス部と、前記リヤフロアパネルの車体後方側に設けられたデッキリヤトリム部との間に位置する当該リヤフロアパネルの上面を覆うためのフロアボードを有する車体のフロア構造において、
    前記フロアボードは車幅方向において対称形状で第1のフロアボード部及び第2のフロアボード部に二分割され、
    前記フロントボックス部の前記第1のフロアボード部及び前記第2のフロアボード部に係合するフロアボード係合部位は、前記デッキリヤトリム部の前記第1のフロアボード部及び前記第2のフロアボード部に係合するフロアボード係合部位より高い位置に形成され、
    前記第1のフロアボード部及び前記第2のフロアボード部は、前記デッキリヤトリム部の前記フロアボード係合部位に係合する後側係合部位が車体前後方向でフロアボード端面から突出するようにL字形に形成されていることを特徴とする車体のフロア構造。
  2. 前記第1のフロアボード部及び前記第2のフロアボード部の前記後側係合部位には、それぞれ切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1記載の車体のフロア構造。
  3. 前記第1のフロアボード部及び前記第2のフロアボード部における前記フロントボックス部の前記フロアボード係合部位に係合する前側係合部位と、前記後側係合部位とはそれぞれラウンド形状に形成され、前記フロントボックス部の前記フロアボード係合部位及び前記デッキリヤトリム部の前記フロアボード係合部位は、前記前側係合部位及び前記後側係合部位に係合可能にラウンド形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体のフロア構造。
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