JP2019182044A - 電動アシスト自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させる。【解決手段】電動アシスト自転車は、前輪と、後輪と、前輪ブレーキレバーと、後輪ブレーキレバーと、後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、ペダルに加えられた踏力に応じて前輪または後輪を駆動するモータ11と、モータ11によって回生された電力を蓄えるバッテリ12と、前輪ブレーキレバーの操作および後輪ブレーキレバーの操作を検出するブレーキ操作検出部13と、モータ11の回生量を制御する制御部14とを備え、制御部14は、前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、モータ11の回生量として第1回生量を設定し、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。【選択図】図3
Description
本発明は電動アシスト自転車に関する。
従来、ブレーキレバーの操作量に応じて回生量を制御する電動アシスト自転車が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された電動アシスト自転車では、人力ブレーキの機能に支障をきたすことなく、使用者のレバー操作量に対応して調整された適度な回生ブレーキをかけて効率的にエネルギーが回収され、車両の走行距離の延長、バッテリの長寿命化が図られている。
従来、車速状態、ブレーキ操作量、ブレーキ操作量の変化量に応じて、回生量を制御する電動アシスト自転車が知られている(例えば特許文献2参照)。特許文献2に記載された電動アシスト自転車では、市街地走行等、頻繁な停止・始動を伴う走行において回生作用を無駄なく利用してエネルギーの効率的な回収が図られている。
従来、片方ブレーキ時の回生量を、両ブレーキ時の回生量よりも小さくする電動アシスト自転車が知られている(例えば特許文献3参照)。特許文献3に記載された電動アシスト自転車では、回生充電開始時のショックの低減が図られている。
従来、車速状態、ブレーキ操作量、ブレーキ操作量の変化量に応じて、回生量を制御する電動アシスト自転車が知られている(例えば特許文献2参照)。特許文献2に記載された電動アシスト自転車では、市街地走行等、頻繁な停止・始動を伴う走行において回生作用を無駄なく利用してエネルギーの効率的な回収が図られている。
従来、片方ブレーキ時の回生量を、両ブレーキ時の回生量よりも小さくする電動アシスト自転車が知られている(例えば特許文献3参照)。特許文献3に記載された電動アシスト自転車では、回生充電開始時のショックの低減が図られている。
ところで、特許文献1〜3に記載された電動アシスト自転車では、片方ブレーキ時に、前輪ブレーキレバーが操作されているのか、あるいは、後輪ブレーキレバーが操作されているのかが考慮されない。そのため、特許文献1〜3に記載された電動アシスト自転車では、回生ブレーキの作動時に、ユーザが感じるブレーキフィーリングが悪化してしまうおそれがある。
詳細には、JIS(日本工業規格)では、ブレーキの制動性能は、前後のブレーキを同時に制動させたときの制動距離により合否判定される。一方、BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)の自転車安全基準では、前輪ブレーキ、後輪ブレーキの性能が個別に評価され、合否判定される。
乾燥時の制動においては、ギヤが付いているなどGD(歯数比距離)が5m以上の場合は速度25km/h、シングルギヤなどGDが5m未満の場合は速度16km/hのときに、前輪ブレーキのみで7m以内、後輪ブレーキのみで10m以内で安全円滑に停止する必要がある。
つまり、前輪のブレーキ力が後輪のブレーキ力よりも強くなるように、日本の一般的な自転車は構成されている。そのため、仮に、前輪ブレーキレバーの操作時のモータの回生量と、後輪ブレーキレバーの操作時のモータの回生量とが等しく設定される場合には、回生ブレーキの作動時に、ユーザが感じるブレーキフィーリングが悪化してしまうおそれがある。
乾燥時の制動においては、ギヤが付いているなどGD(歯数比距離)が5m以上の場合は速度25km/h、シングルギヤなどGDが5m未満の場合は速度16km/hのときに、前輪ブレーキのみで7m以内、後輪ブレーキのみで10m以内で安全円滑に停止する必要がある。
つまり、前輪のブレーキ力が後輪のブレーキ力よりも強くなるように、日本の一般的な自転車は構成されている。そのため、仮に、前輪ブレーキレバーの操作時のモータの回生量と、後輪ブレーキレバーの操作時のモータの回生量とが等しく設定される場合には、回生ブレーキの作動時に、ユーザが感じるブレーキフィーリングが悪化してしまうおそれがある。
日本における一般的な自転車では、右ブレーキレバーが前輪ブレーキレバーに対応し、左ブレーキレバーが後輪ブレーキレバーに対応している。上述したように、前輪のブレーキ力は、後輪のブレーキ力よりも強い。また、前輪ブレーキを強くかけると、後輪が浮き上がる状態となるおそれがある。そのため、通常の自転車制動時に、搭乗者(ユーザ)は、後輪ブレーキを前輪ブレーキよりも強くかける。
回生ブレーキ装備車の場合、人力ブレーキ力に加えて回生ブレーキ力が発生する。ブレーキフィーリングを向上させるために、人力ブレーキ力に合わせた回生ブレーキ力の制御が望まれている。
ところが、上述したように、特許文献1〜3に記載された電動アシスト自転車では、片方ブレーキ時に、前輪ブレーキレバーが操作されているのか、あるいは、後輪ブレーキレバーが操作されているのかが考慮されないため、回生ブレーキ力の発生時に、ユーザが感じるブレーキフィーリングが悪化してしまうおそれがある。
回生ブレーキ装備車の場合、人力ブレーキ力に加えて回生ブレーキ力が発生する。ブレーキフィーリングを向上させるために、人力ブレーキ力に合わせた回生ブレーキ力の制御が望まれている。
ところが、上述したように、特許文献1〜3に記載された電動アシスト自転車では、片方ブレーキ時に、前輪ブレーキレバーが操作されているのか、あるいは、後輪ブレーキレバーが操作されているのかが考慮されないため、回生ブレーキ力の発生時に、ユーザが感じるブレーキフィーリングが悪化してしまうおそれがある。
上述した問題点に鑑み、本発明は、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる電動アシスト自転車を提供することを目的とする。
本発明の一態様の電動アシスト自転車は、前輪と、後輪と、前輪ブレーキレバーと、後輪ブレーキレバーと、前記後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、前記ペダルに加えられた前記踏力に応じて前記前輪または前記後輪を駆動するモータと、前記モータによって回生された電力を蓄えるバッテリと、前記前輪ブレーキレバーの操作および前記後輪ブレーキレバーの操作を検出するブレーキ操作検出部と、前記モータの回生量を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記前輪ブレーキレバーの操作が検出され、かつ、前記後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として第1回生量を設定し、前記前輪ブレーキレバーの操作が検出されず、かつ、前記後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として前記第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。
つまり、本発明の一態様の電動アシスト自転車では、前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量が、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量より大きい。
そのため、前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさと、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさとの大小関係は、前輪ブレーキレバーが操作されかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさと、前輪ブレーキレバーが操作されずかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさとの大小関係と一致する。
その結果、本発明の一態様の電動アシスト自転車によれば、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
そのため、前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさと、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさとの大小関係は、前輪ブレーキレバーが操作されかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさと、前輪ブレーキレバーが操作されずかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさとの大小関係と一致する。
その結果、本発明の一態様の電動アシスト自転車によれば、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
本発明の一態様の電動アシスト自転車では、前記制御部は、前記後輪ブレーキレバーの操作が検出されず、かつ、前記前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として前記第1回生量より小さく、前記第2回生量より大きい第3回生量を設定してもよい。
そのように第3回生量が設定される電動アシスト自転車では、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量が、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量より大きい。
そのため、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさと、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさとの大小関係は、後輪ブレーキレバーが操作されずかつ前輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさと、前輪ブレーキレバーが操作されずかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさとの大小関係と一致する。
その結果、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
また、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより大きい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
そのように第3回生量が設定される電動アシスト自転車では、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量が、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量より大きい。
そのため、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさと、前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合における回生量の大きさとの大小関係は、後輪ブレーキレバーが操作されずかつ前輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさと、前輪ブレーキレバーが操作されずかつ後輪ブレーキレバーが操作される場合における人力ブレーキ力の大きさとの大小関係と一致する。
その結果、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
また、後輪ブレーキレバーの操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量が、例えば前輪ブレーキレバーの操作が検出されかつ後輪ブレーキレバーの操作が検出される時における回生量と等しい場合や、それより大きい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
本発明の一態様の電動アシスト自転車では、前記第2回生量は、前記第1回生量の50%以上であってもよい。
第2回生量が第1回生量の50%以上に設定される電動アシスト自転車では、第2回生量が第1回生量の50%未満に設定される場合よりも、バッテリに蓄えられる電力量を増加させることができる。
第2回生量が第1回生量の50%以上に設定される電動アシスト自転車では、第2回生量が第1回生量の50%未満に設定される場合よりも、バッテリに蓄えられる電力量を増加させることができる。
本発明によれば、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる電動アシスト自転車を提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の電動アシスト自転車の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態の電動アシスト自転車1の一例の構成図である。図2は図1中のハンドル1cと前輪ブレーキレバー1d1との関係などを示す図である。詳細には、図2(A)はハンドル1cと前輪ブレーキレバー1d1との関係を示す図である。図2(B)はハンドル1cと後輪ブレーキレバー1d2との関係を示す図である。図2(C)は前輪ブレーキレバー1d1と前輪ブレーキ1h1との関係、および、後輪ブレーキレバー1d2と後輪ブレーキ1h2との関係を示す図である。図3は第1実施形態の電動アシスト自転車1の一例の機能ブロック図である。
図1は第1実施形態の電動アシスト自転車1の一例の構成図である。図2は図1中のハンドル1cと前輪ブレーキレバー1d1との関係などを示す図である。詳細には、図2(A)はハンドル1cと前輪ブレーキレバー1d1との関係を示す図である。図2(B)はハンドル1cと後輪ブレーキレバー1d2との関係を示す図である。図2(C)は前輪ブレーキレバー1d1と前輪ブレーキ1h1との関係、および、後輪ブレーキレバー1d2と後輪ブレーキ1h2との関係を示す図である。図3は第1実施形態の電動アシスト自転車1の一例の機能ブロック図である。
図1および図2に示す例では、第1実施形態の電動アシスト自転車1が、前輪1aと、後輪1bと、ハンドル1cと、前輪ブレーキレバー1d1と、後輪ブレーキレバー1d2と、ペダル1eと、サドル1fと、クランク1gと、前輪ブレーキ1h1と、後輪ブレーキ1h2とを備えている。
前輪ブレーキレバー1d1(図2(A)および図2(C)参照)の非操作時には、前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)中の「非操作時」で示す位置に位置し、前輪ブレーキ1h1(図2(C)参照)は、前輪1aに対して人力ブレーキ力を発生させない。前輪ブレーキレバー1d1の操作時には、前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)中の「操作時」で示す位置に位置し、前輪ブレーキ1h1が、前輪1aに対して人力ブレーキ力を発生させる。
後輪ブレーキレバー1d2(図2(B)および図2(C)参照)の非操作時には、後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)中の「非操作時」で示す位置に位置し、後輪ブレーキ1h2(図2(C)参照)は、後輪1bに対して人力ブレーキ力を発生させない。後輪ブレーキレバー1d2の操作時には、後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)中の「操作時」で示す位置に位置し、後輪ブレーキ1h2が、後輪1bに対して人力ブレーキ力を発生させる。
ペダル1eには、後輪1bを駆動する踏力が、ユーザ(搭乗者)によって加えられる。ペダル1eは、クランク1gに連結されている。
前輪ブレーキレバー1d1(図2(A)および図2(C)参照)の非操作時には、前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)中の「非操作時」で示す位置に位置し、前輪ブレーキ1h1(図2(C)参照)は、前輪1aに対して人力ブレーキ力を発生させない。前輪ブレーキレバー1d1の操作時には、前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)中の「操作時」で示す位置に位置し、前輪ブレーキ1h1が、前輪1aに対して人力ブレーキ力を発生させる。
後輪ブレーキレバー1d2(図2(B)および図2(C)参照)の非操作時には、後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)中の「非操作時」で示す位置に位置し、後輪ブレーキ1h2(図2(C)参照)は、後輪1bに対して人力ブレーキ力を発生させない。後輪ブレーキレバー1d2の操作時には、後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)中の「操作時」で示す位置に位置し、後輪ブレーキ1h2が、後輪1bに対して人力ブレーキ力を発生させる。
ペダル1eには、後輪1bを駆動する踏力が、ユーザ(搭乗者)によって加えられる。ペダル1eは、クランク1gに連結されている。
図1および図3に示す例では、電動アシスト自転車1が、モータ11と、バッテリ12と、ブレーキ操作検出部13と、制御部14とを備えている。モータ11は、力行モード(放電モード)において、ペダル1eに加えられた踏力に応じて前輪1aを駆動する。
図1および図3に示す例では、モータ11が前輪1aを駆動するが、他の例では、後輪1bに配置されたモータが、ペダル1eに加えられた踏力に応じて後輪1bを駆動してもよい。
図1および図3に示す例では、モータ11が前輪1aを駆動するが、他の例では、後輪1bに配置されたモータが、ペダル1eに加えられた踏力に応じて後輪1bを駆動してもよい。
図1〜図3に示す例では、バッテリ12が、回生モード(充電モード)において、モータ11によって回生された電力を蓄える。また、バッテリ12は、力行モード(放電モード)において、モータ11に電力を供給する。
ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキレバー1d1の操作および後輪ブレーキレバー1d2の操作を検出する。詳細には、ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されているか否か、および、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを検出する。ブレーキ操作検出部13は、例えば前輪ブレーキセンサ(図示せず)および後輪ブレーキセンサ(図示せず)を備えている。
前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)に「非操作時」で示す位置に位置する場合、前輪ブレーキセンサはOFF信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキセンサが出力するOFF信号に基づいて、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていないことを検出する。
前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)に「操作時」で示す位置に位置する場合、前輪ブレーキセンサはON信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキセンサが出力するON信号に基づいて、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていることを検出する。
後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)に「非操作時」で示す位置に位置する場合、後輪ブレーキセンサはOFF信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、後輪ブレーキセンサが出力するOFF信号に基づいて、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていないことを検出する。
後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)に「操作時」で示す位置に位置する場合、後輪ブレーキセンサはON信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、後輪ブレーキセンサが出力するON信号に基づいて、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていることを検出する。
ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキレバー1d1の操作および後輪ブレーキレバー1d2の操作を検出する。詳細には、ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されているか否か、および、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを検出する。ブレーキ操作検出部13は、例えば前輪ブレーキセンサ(図示せず)および後輪ブレーキセンサ(図示せず)を備えている。
前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)に「非操作時」で示す位置に位置する場合、前輪ブレーキセンサはOFF信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキセンサが出力するOFF信号に基づいて、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていないことを検出する。
前輪ブレーキレバー1d1が、図2(A)に「操作時」で示す位置に位置する場合、前輪ブレーキセンサはON信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキセンサが出力するON信号に基づいて、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていることを検出する。
後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)に「非操作時」で示す位置に位置する場合、後輪ブレーキセンサはOFF信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、後輪ブレーキセンサが出力するOFF信号に基づいて、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていないことを検出する。
後輪ブレーキレバー1d2が、図2(B)に「操作時」で示す位置に位置する場合、後輪ブレーキセンサはON信号を出力する。ブレーキ操作検出部13は、後輪ブレーキセンサが出力するON信号に基づいて、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていることを検出する。
図1〜図3に示す例では、制御部14が、モータ11の力行および回生の制御などを行う。詳細には、制御部14は、モータ11に前輪1aを駆動させる制御、モータ11に回生を行わせる制御などを行う。制御部14は、モータ11に回生を行わせるときに、回生量の制御を行う。
図4は第1実施形態の電動アシスト自転車1において実行される回生量の制御を説明するためのフローチャートである。
第1実施形態の電動アシスト自転車1は、電動アシスト自転車1の使用時に、図4に示す回生量の制御を実行する。
図4に示す例では、ステップS11において、ブレーキ操作検出部13が、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作の有無を検出する。
次いで、ステップS12において、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作の有無を検出する。
次いで、ステップS13において、制御部14は、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されているか否かを判定する。前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されている場合には、ステップS14に進む。前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていない場合には、ステップS15に進む。
ステップS14において、制御部14は、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを判定する。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されている場合(第1の場合)には、ステップS16に進む。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていない場合(第3の場合)には、ステップS18に進む。
ステップS15において、制御部14は、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを判定する。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されている場合(第2の場合)には、ステップS17に進む。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていない場合には、図4に示すルーチンを終了する。
第1実施形態の電動アシスト自転車1は、電動アシスト自転車1の使用時に、図4に示す回生量の制御を実行する。
図4に示す例では、ステップS11において、ブレーキ操作検出部13が、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作の有無を検出する。
次いで、ステップS12において、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作の有無を検出する。
次いで、ステップS13において、制御部14は、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されているか否かを判定する。前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されている場合には、ステップS14に進む。前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されていない場合には、ステップS15に進む。
ステップS14において、制御部14は、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを判定する。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されている場合(第1の場合)には、ステップS16に進む。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていない場合(第3の場合)には、ステップS18に進む。
ステップS15において、制御部14は、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを判定する。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されている場合(第2の場合)には、ステップS17に進む。後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されていない場合には、図4に示すルーチンを終了する。
ステップS16において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量を設定する。その結果、モータ11は、第1回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS17において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。その結果、モータ11は、第1回生量よりも小さい第2回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS18において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さく、第2回生量よりも大きい第3回生量を設定する。その結果、モータ11は、第1回生量より小さく第2回生量より大きい第3回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS17において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。その結果、モータ11は、第1回生量よりも小さい第2回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS18において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さく、第2回生量よりも大きい第3回生量を設定する。その結果、モータ11は、第1回生量より小さく第2回生量より大きい第3回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
図5は図4のステップS16、S17、S18においてモータ11が発生させる回生ブレーキ力の大きさなどを比較して示した図である。
図5において、「前輪ブレーキ」「〇」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作が有ることを示しており、「前輪ブレーキ」「×」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作が無いことを示している。
「後輪ブレーキ」「〇」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作が有ることを示しており、「後輪ブレーキ」「×」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作が無いことを示している。
「人力ブレーキ力」「大」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作に応じて前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値が大きいことを示している。
「人力ブレーキ力」「小」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作に応じて後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値が、「人力ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さいことを示している。
「人力ブレーキ力」「中」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作に応じて前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の値が、「人力ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さく、「人力ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)よりも大きいことを示している。
図5において、「人力ブレーキ力」「大」「小」「中」は、電動アシスト自転車1の車速などの条件が同一の下で前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値を比較したものである。
図5において、「前輪ブレーキ」「〇」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作が有ることを示しており、「前輪ブレーキ」「×」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作が無いことを示している。
「後輪ブレーキ」「〇」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作が有ることを示しており、「後輪ブレーキ」「×」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作が無いことを示している。
「人力ブレーキ力」「大」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作に応じて前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値が大きいことを示している。
「人力ブレーキ力」「小」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作に応じて後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値が、「人力ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さいことを示している。
「人力ブレーキ力」「中」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作に応じて前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の値が、「人力ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さく、「人力ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)よりも大きいことを示している。
図5において、「人力ブレーキ力」「大」「小」「中」は、電動アシスト自転車1の車速などの条件が同一の下で前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値を比較したものである。
図5において、「回生ブレーキ力」「大」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作に応じてモータ11が発生させる回生ブレーキ力の値が大きいことを示している。
詳細には、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2は、大きい人力ブレーキ力を発生させる。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、制御部14は、前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、大きい値を有する第1回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、モータ11は、大きい回生ブレーキ力を発生する。
詳細には、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2は、大きい人力ブレーキ力を発生させる。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、制御部14は、前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、大きい値を有する第1回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第1の場合)に、モータ11は、大きい回生ブレーキ力を発生する。
図5において、「回生ブレーキ力」「小」は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2のみの操作に応じてモータ11が発生させる回生ブレーキ力の値が、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さいことを示している。
詳細には、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)、後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさは、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)に前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値よりも小さい。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)に、制御部14は、後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)に、モータ11は、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さい回生ブレーキ力を発生する。
詳細には、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)、後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさは、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)に前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値よりも小さい。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)に、制御部14は、後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが前輪ブレーキレバー1d1を操作せず、後輪ブレーキレバー1d2を操作する場合(第2の場合)に、モータ11は、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)よりも小さい回生ブレーキ力を発生する。
図5において、「回生ブレーキ力」「中」は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1のみの操作に応じてモータ11が発生させる回生ブレーキ力の値が、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)より小さく、「回生ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)より大きいことを示している。
詳細には、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)、前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の大きさは、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)に前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値より小さく、「回生ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)に後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値より大きい。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)に、制御部14は、前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、第1回生量より小さく、第2回生量より大きい第3回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)に、モータ11は、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)より小さく、「回生ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)より大きい回生ブレーキ力を発生する。
図5において、「回生ブレーキ力」「大」「小」「中」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下でモータ11が発生させる回生ブレーキ力の値を比較したものである。
詳細には、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)、前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の大きさは、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)に前輪ブレーキ1h1および後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の合計値より小さく、「回生ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)に後輪ブレーキ1h2が発生させる人力ブレーキ力の値より大きい。第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)に、制御部14は、前輪ブレーキ1h1が発生させる人力ブレーキ力の大きさに対応させて、モータ11の回生量として、第1回生量より小さく、第2回生量より大きい第3回生量を設定する。つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ユーザが後輪ブレーキレバー1d2を操作せず、前輪ブレーキレバー1d1を操作する場合(第3の場合)に、モータ11は、「回生ブレーキ力」「大」の場合(第1の場合)より小さく、「回生ブレーキ力」「小」の場合(第2の場合)より大きい回生ブレーキ力を発生する。
図5において、「回生ブレーキ力」「大」「小」「中」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下でモータ11が発生させる回生ブレーキ力の値を比較したものである。
図5において、「第1例」「50」「75」「100」は、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第1例における第2回生量の大きさ、第3回生量の大きさおよび第1回生量の大きさを示している。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第1例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの75%に設定する。
図5において、「第1例」「50」「75」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第1例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの75%に設定する。
図5において、「第1例」「50」「75」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
図5において、「第2例」「50」「60」「100」は、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第2例における第2回生量の大きさ、第3回生量の大きさおよび第1回生量の大きさを示している。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第2例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの60%に設定する。
図5において、「第2例」「50」「60」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第2例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの60%に設定する。
図5において、「第2例」「50」「60」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
図5において、「第3例」「50」「80」「100」は、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第3例における第2回生量の大きさ、第3回生量の大きさおよび第1回生量の大きさを示している。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第3例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの80%に設定する。
図5において、「第3例」「50」「80」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
詳細には、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第3例では、制御部14が、第2回生量の大きさを、第1回生量の大きさの50%に設定する。制御部14は、第3回生量の大きさを、第1回生量の大きさの80%に設定する。
図5において、「第3例」「50」「80」「100」は、モータ11の回転数などの条件が同一の下で制御部14が設定する回生量の大きさを比較したものである。
上述したように、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第1の場合)に図4のステップS16において設定される第1回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定される第2回生量より大きい。
そのため、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第1の場合)に図4のステップS16において設定される第1回生量の大きさ(「100」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定される第2回生量の大きさ(「50」図5参照)との大小関係(「第1回生量」>「第2回生量」)は、前輪ブレーキレバー1d1が操作されかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「大」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1が操作されずかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「小」図5参照)との大小関係(「大」>「小」)と一致する。
その結果、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量より小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
そのため、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第1の場合)に図4のステップS16において設定される第1回生量の大きさ(「100」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定される第2回生量の大きさ(「50」図5参照)との大小関係(「第1回生量」>「第2回生量」)は、前輪ブレーキレバー1d1が操作されかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「大」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1が操作されずかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「小」図5参照)との大小関係(「大」>「小」)と一致する。
その結果、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量より小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
また、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、上述したように、後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されず、かつ、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される場合(第3の場合)に、制御部14は、図4のステップS18において、モータ11の回生量として第1回生量(「100」図5参照)より小さく、第2回生量(「50」図5参照)より大きい第3回生量(「75」(第1例)、「60」(第2例)または「80」(第3例)図5参照)を設定する。
第1実施形態の電動アシスト自転車では、後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される場合(第3の場合)に図4のステップS18において設定されるおける第3回生量(「75」(第1例)、「60」(第2例)または「80」(第3例)図5参照)は、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定されるおける第2回生量(「50」図5参照)より大きい。
そのため、後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される場合(第3の場合)に図4のステップS18において設定されるおける第3回生量の大きさ(「75」(第1例)、「60」(第2例)または「80」(第3例)図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定されるおける第2回生量の大きさ(「50」図5参照)との大小関係(「第3回生量」>「第2回生量」)は、後輪ブレーキレバー1d2が操作されずかつ前輪ブレーキレバー1d1が操作される場合(第3の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「中」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1が操作されずかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「小」図5参照)との大小関係(「中」>「小」)と一致する。
その結果、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される時(第3の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量より小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
また、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される時(第3の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量より大きい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
第1実施形態の電動アシスト自転車では、後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される場合(第3の場合)に図4のステップS18において設定されるおける第3回生量(「75」(第1例)、「60」(第2例)または「80」(第3例)図5参照)は、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定されるおける第2回生量(「50」図5参照)より大きい。
そのため、後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される場合(第3の場合)に図4のステップS18において設定されるおける第3回生量の大きさ(「75」(第1例)、「60」(第2例)または「80」(第3例)図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される場合(第2の場合)に図4のステップS17において設定されるおける第2回生量の大きさ(「50」図5参照)との大小関係(「第3回生量」>「第2回生量」)は、後輪ブレーキレバー1d2が操作されずかつ前輪ブレーキレバー1d1が操作される場合(第3の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「中」図5参照)と、前輪ブレーキレバー1d1が操作されずかつ後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)における人力ブレーキ力の大きさ(「小」図5参照)との大小関係(「中」>「小」)と一致する。
その結果、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される時(第3の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されずかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第2の場合)における回生量より小さい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
また、第1実施形態の電動アシスト自転車1によれば、例えば後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出されずかつ前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出される時(第3の場合)における回生量が、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量と等しい場合や、前輪ブレーキレバー1d1の操作が検出されかつ後輪ブレーキレバー1d2の操作が検出される時(第1の場合)における回生量より大きい場合よりも、ユーザが感じるブレーキフィーリングを向上させることができる。
図5に示すように、第1実施形態の電動アシスト自転車1の第1〜3例では、第2回生量の大きさが、第1回生量の大きさの50%である。
つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が、第2回生量の値を、第1回生量値の50%以上の大きさに設定する。
そのため、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、第2回生量が第1回生量の50%未満に設定される場合よりも、バッテリ12に蓄えられる電力量を増加させることができる。
つまり、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が、第2回生量の値を、第1回生量値の50%以上の大きさに設定する。
そのため、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、第2回生量が第1回生量の50%未満に設定される場合よりも、バッテリ12に蓄えられる電力量を増加させることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の電動アシスト自転車1の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電動アシスト自転車1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動アシスト自転車1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の電動アシスト自転車1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動アシスト自転車1と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の電動アシスト自転車1の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電動アシスト自転車1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動アシスト自転車1と同様に構成されている。従って、第2実施形態の電動アシスト自転車1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態の電動アシスト自転車1と同様の効果を奏することができる。
上述したように、第1実施形態の電動アシスト自転車1では、ブレーキ操作検出部13は、前輪ブレーキレバー1d1がユーザによって操作されているか否か、および、後輪ブレーキレバー1d2がユーザによって操作されているか否かを検出する。
一方、第2実施形態の電動アシスト自転車1では、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量、および、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量をリニアに検出する。制御部14は、前輪ブレーキレバー1d1および/または後輪ブレーキレバー1d2の操作量が大きくなるに従って、大きい回生量を算出する。
一方、第2実施形態の電動アシスト自転車1では、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量、および、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量をリニアに検出する。制御部14は、前輪ブレーキレバー1d1および/または後輪ブレーキレバー1d2の操作量が大きくなるに従って、大きい回生量を算出する。
図6は第2実施形態の電動アシスト自転車1における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量と回生量との関係の一例を示す図である。
図6において、横軸は前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xを示している。縦軸はモータ11の回生量Yを示している。
直線L1はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第1回生量)Yとの関係を示している。直線L1は値A(Aは定数)の傾きを有する。
直線L2はユーザによって後輪ブレーキレバー1d2のみが操作される場合(第2の場合)における後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第2回生量)Yとの関係を示している。直線L2は値(50A/100)の傾きを有する。
直線L3はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1のみが操作される場合(第3の場合)における前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xとモータ11の回生量(第3回生量)Yとの関係を示している。直線L3は例えば値(75A/100)の傾きを有する。
図6において、直線L1、L2、L3は、モータ11の回転数などの条件が同一の下における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量Yとの関係を示している。
図6において、横軸は前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xを示している。縦軸はモータ11の回生量Yを示している。
直線L1はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第1回生量)Yとの関係を示している。直線L1は値A(Aは定数)の傾きを有する。
直線L2はユーザによって後輪ブレーキレバー1d2のみが操作される場合(第2の場合)における後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第2回生量)Yとの関係を示している。直線L2は値(50A/100)の傾きを有する。
直線L3はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1のみが操作される場合(第3の場合)における前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xとモータ11の回生量(第3回生量)Yとの関係を示している。直線L3は例えば値(75A/100)の傾きを有する。
図6において、直線L1、L2、L3は、モータ11の回転数などの条件が同一の下における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量Yとの関係を示している。
図7は第2実施形態の電動アシスト自転車1において実行される回生量の制御を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態の電動アシスト自転車1は、電動アシスト自転車1の使用時に、図7に示す回生量の制御を実行する。
図7に示す例では、ステップS21において、ブレーキ操作検出部13が、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量を検出する。
次いで、ステップS22において、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量を検出する。
次いで、ステップS23において、制御部14は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロより大きい場合には、ステップS24に進む。ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロである場合には、ステップS25に進む。
ステップS24において、制御部14は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きい場合(第1の場合)には、ステップS26に進む。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロである場合(第3の場合)には、ステップS28に進む。
ステップS25において、制御部14は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きい場合(第2の場合)には、ステップS27に進む。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロである場合には、図7に示すルーチンを終了する。
第2実施形態の電動アシスト自転車1は、電動アシスト自転車1の使用時に、図7に示す回生量の制御を実行する。
図7に示す例では、ステップS21において、ブレーキ操作検出部13が、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量を検出する。
次いで、ステップS22において、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量を検出する。
次いで、ステップS23において、制御部14は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロより大きい場合には、ステップS24に進む。ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量がゼロである場合には、ステップS25に進む。
ステップS24において、制御部14は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きい場合(第1の場合)には、ステップS26に進む。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロである場合(第3の場合)には、ステップS28に進む。
ステップS25において、制御部14は、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きいか否かを判定する。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロより大きい場合(第2の場合)には、ステップS27に進む。ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量がゼロである場合には、図7に示すルーチンを終了する。
ステップS26において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量Y(=AX)を算出する。その結果、モータ11は、第1回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS27において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さい第2回生量Y(=50AX/100)を算出する。その結果、モータ11は、第1回生量よりも小さい第2回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS28において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さく、第2回生量よりも大きい第3回生量Y(=75AX/100)を算出する。その結果、モータ11は、第1回生量より小さく第2回生量より大きい第3回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS27において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さい第2回生量Y(=50AX/100)を算出する。その結果、モータ11は、第1回生量よりも小さい第2回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
ステップS28において、制御部14は、モータ11の回生量として第1回生量よりも小さく、第2回生量よりも大きい第3回生量Y(=75AX/100)を算出する。その結果、モータ11は、第1回生量より小さく第2回生量より大きい第3回生量に相当する回生ブレーキ力を発生させる。
[第3実施形態]
以下、本発明の電動アシスト自転車1の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の電動アシスト自転車1は、後述する点を除き、上述した第2実施形態の電動アシスト自転車1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の電動アシスト自転車1によれば、後述する点を除き、上述した第2実施形態の電動アシスト自転車1と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の電動アシスト自転車1の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の電動アシスト自転車1は、後述する点を除き、上述した第2実施形態の電動アシスト自転車1と同様に構成されている。従って、第3実施形態の電動アシスト自転車1によれば、後述する点を除き、上述した第2実施形態の電動アシスト自転車1と同様の効果を奏することができる。
第3実施形態の電動アシスト自転車1では、第2実施形態の電動アシスト自転車1と同様に、ブレーキ操作検出部13は、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1の操作量、および、ユーザによる後輪ブレーキレバー1d2の操作量をリニアに検出する。制御部14は、前輪ブレーキレバー1d1および/または後輪ブレーキレバー1d2の操作量が大きくなるに従って、大きい回生量を算出する。
上述したように、第2実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が回生量をリニアに算出する。一方、第3実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が回生量をステップ状に算出する。
上述したように、第2実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が回生量をリニアに算出する。一方、第3実施形態の電動アシスト自転車1では、制御部14が回生量をステップ状に算出する。
図8は第3実施形態の電動アシスト自転車1における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量と回生量との関係の一例を示す図である。詳細には、図8(A)は第1の場合における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量と回生量との関係を示している。図8(B)は第3の場合における前輪ブレーキレバー1d1の操作量と回生量との関係を示している。図8(C)は第2の場合における後輪ブレーキレバー1d2の操作量と回生量との関係を示している。
図8において、横軸は前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xを示している。縦軸はモータ11の回生量Yを示している。
図8において、横軸は前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xを示している。縦軸はモータ11の回生量Yを示している。
図8(A)中の折れ線L11はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)における前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第1回生量)Yとの関係を示している。
図8(A)に示す例では、ユーザによって前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)、前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y1(=Y3/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y2(=2×Y3/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y3に設定されている。
図8(A)に示す例では、ユーザによって前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第1の場合)、前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y1(=Y3/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y2(=2×Y3/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y3に設定されている。
図8(B)中の折れ線L12はユーザによって前輪ブレーキレバー1d1が操作される場合(第3の場合)における前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xとモータ11の回生量(第3回生量)Yとの関係を示している。
図8(B)に示す例では、ユーザによって前輪ブレーキレバー1d1が操作される場合(第3の場合)、前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y11(=Y13/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y12(=2×Y13/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y13(=75×Y3/100)に設定されている。
図8(B)に示す例では、ユーザによって前輪ブレーキレバー1d1が操作される場合(第3の場合)、前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y11(=Y13/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y12(=2×Y13/3)に設定されている。前輪ブレーキレバー1d1の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y13(=75×Y3/100)に設定されている。
図8(C)中の折れ線L13はユーザによって後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)における後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xとモータ11の回生量(第2回生量)Yとの関係を示している。
図8(C)に示す例では、ユーザによって後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)、後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y21(=Y23/3)に設定されている。後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y22(=2×Y23/3)に設定されている。後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y23(=50×Y3/100)に設定されている。
図8(C)に示す例では、ユーザによって後輪ブレーキレバー1d2が操作される場合(第2の場合)、後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xがゼロより大きく値X1以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y21(=Y23/3)に設定されている。後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X1より大きく値X2以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y22(=2×Y23/3)に設定されている。後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが値X2より大きく値X3以下のときにおけるモータ11の回生量Yが、値Y23(=50×Y3/100)に設定されている。
図8に示す例では、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xが3分割され、3つの値X1、X2、X3が設定されているが、他の例では、ユーザによる前輪ブレーキレバー1d1および後輪ブレーキレバー1d2の操作量Xを、3以外の任意の複数に分割してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…電動アシスト自転車、1a…前輪、1b…後輪、1c…ハンドル、1d1…前輪ブレーキレバー、1d2…後輪ブレーキレバー、1e…ペダル、1f…サドル、1g…クランク、1h1…前輪ブレーキ、1h2…後輪ブレーキ、11…モータ、12…バッテリ、13…ブレーキ操作検出部、14…制御部
Claims (3)
- 前輪と、
後輪と、
前輪ブレーキレバーと、
後輪ブレーキレバーと、
前記後輪を駆動する踏力が加えられるペダルと、
前記ペダルに加えられた前記踏力に応じて前記前輪または前記後輪を駆動するモータと、
前記モータによって回生された電力を蓄えるバッテリと、
前記前輪ブレーキレバーの操作および前記後輪ブレーキレバーの操作を検出するブレーキ操作検出部と、
前記モータの回生量を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記前輪ブレーキレバーの操作が検出され、かつ、前記後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として第1回生量を設定し、
前記前輪ブレーキレバーの操作が検出されず、かつ、前記後輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として前記第1回生量よりも小さい第2回生量を設定する、
電動アシスト自転車。 - 前記制御部は、
前記後輪ブレーキレバーの操作が検出されず、かつ、前記前輪ブレーキレバーの操作が検出される場合に、前記モータの回生量として前記第1回生量より小さく、前記第2回生量より大きい第3回生量を設定する、
請求項1に記載の電動アシスト自転車。 - 前記第2回生量は、前記第1回生量の50%以上である、
請求項2に記載の電動アシスト自転車。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2018
- 2018-04-04 JP JP2018072070A patent/JP2019182044A/ja active Pending
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