JP2019180393A - たばこ加熱器用開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱式たばこを加熱するための加熱器に用いられるスムース且つ快適に開閉可能な開閉機構を提供する。【解決手段】たばこ加熱器用の開閉機構において、開口部21、第1ガイド部22a,22b、及び第2ガイド部23を有するベース20と、前記ベース20の開口部21と重なる位置に開口部21を有し前記ベース20に取り付けられるカバー10と、前記第1ガイド部22a,22bにより前記カバー10との間隔が一定となるように案内され、前記第2ガイド部23により直線的に案内されて前記開口部21を開閉する蓋部材40と、を有する、構成とする。【選択図】図3

Description

本発明の一態様は、加熱式たばこに用いられる加熱器用の開閉機構に関する。
加熱式たばこは、紙巻きたばこの代用品として、近年流通し始めている。このような加熱式たばこでは、たばこを加熱するための加熱装置が必要となるため、たばこを挿入して加熱する構成が採用されている。加熱装置におけるたばこの挿入口は、外部からの塵などの侵入を防止するために、簡易的な開閉機構が用いられる構成になっている。
国際公開第2017/194766号
しかしながら、従来の加熱式たばこ用の加熱装置の開閉機構では、加熱式たばこの挿入口をスムース、快適、かつ確実に開閉し、さらに装置のデザインの自由度に対応できる耐久性に優れた構成において課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一つの手段は、
開口部(21)、第1ガイド部(22a及び22b)、及び第2ガイド部(23)を有するベース(20)と、
前記ベースの開口部(21)と重なる位置に開口部(11)を有し前記ベースに取り付けられるカバー(10)と、
前記第1ガイド部(22a及び22b)により前記カバーとの間隔が一定となるように案内され、前記第2ガイド部により直線的に案内されて前記開口部を開閉する蓋部材(40及び50)と、を有する、
たばこ加熱器用開閉機構である。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、二つのガイド部を設けることで蓋部材をスムースに移動させて開口部を開閉可能な構成とすることができる。また、開口部を確実に開閉可能な構成とすることもできる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記第1ガイド部(22a及び22b)は、前記ベースと前記カバーとが重なる方向に対して略垂直な位置に形成され、
前記第2ガイド部(23)は、前記ベースと前記カバーとが対向する面に形成される。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、ベースの直交する2つの面にそれぞれガイド部を形成することで、加熱器の小型化を可能にしつつ、スムースに開閉可能な構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記カバーは、曲面状であって、
前記第1ガイド部(22a及び22b)は、前記蓋部材の移動領域における前記カバーの曲面形状に合わせて形成され、
前記第2ガイド部(23)は、前記開口部を開閉する方向に沿って直線状に形成される。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、蓋部材は、カバーの形状に対応して移動して開口部を開閉できるので、曲面状の加熱器の優れたデザイン性を有する構成において、スムースで安定的に蓋部材が移動可能な構成とすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記第1ガイド部(22a及び22b)及び前記第2ガイド部(23)の少なくとも一方は、前記蓋部材(40及び50)の移動領域の両端を規制するストッパ(22a1、22a2、22b1、及び22b2)を形成している。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、ベースのガイド部で蓋部材の移動範囲を決定可能であるため、蓋部材を確実に開閉可能な構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記第1ガイド部(22a及び22b)及び前記第2ガイド部(23)の少なくとも一方は、貫通孔である。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、加熱器の小型化を可能にしつつ、スムースに開閉可能であって、さらに耐久性に優れた構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記蓋部材(40及び50)を開閉方向に付勢する付勢部材(60)をさらに有する。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、付勢部材により開閉方向に付勢する構成とすることで、開閉の両端部において蓋部材を安定的に保持できる。また、ユーザーがスムースに蓋部材を開閉した感触を得ることができるので、快適に開閉可能な構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記付勢部材(60)は、第1腕部(61)と第2腕部(62)とを有し、
前記ベースは、前記第1腕部を掛止する第1掛止部(24)を有し、
前記蓋部材は、前記第2腕部を掛止する第2掛止部(53)を有し、
前記第1腕部と前記第2腕部との距離が最短となる位置を境界として、前記蓋部材に対して前記付勢部材が与える付勢方向が開き方向と閉じ方向とで変化する。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、加熱器の小型化を可能にしつつ、蓋部材
に与えられる付勢力の方向が変化するため、クリック感をもって快適に開閉可能な構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記第1掛止部と前記第2掛止部との距離は、前記蓋部材の移動範囲の略中間位置で最短となる。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、移動範囲の略中間位置を境界として蓋部材に与えられる付勢力の方向が変化するため、ユーザーにとって快適に開閉可能な構成とすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記第2掛止部が、前記ベースの第2ガイド部に案内される。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、付勢部材の腕部が掛け止めされる部材とガイド部に案内される部材が同じになるため、加熱器の小型化が可能な構成とすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記蓋部材は、前記ベースのガイド部に案内されるガイド部材と、前記ガイド部材に連結されて前記開口部を開閉する開閉部材とを含む。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、ガイド部材と開閉部材の二つの部材から蓋部材を構成することで、スムースに移動可能としつつ、加熱器の優れたデザイン性により対応できる構成とすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記開閉部材は、前記カバーと対向する領域が同じ曲面で形成される。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、開閉部材とカバーのデザインが一体化して、より加熱器の優れたデザイン性に対応できる構成とすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記蓋部材(50)は、
移動領域における閉じ方向の端部近傍に位置するとき、移動を抑制する押圧力を受け、
移動領域における前記閉じ方向の端部近傍以外に位置するとき、前記押圧力が解除される。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、蓋部材が開口部を閉じた状態において、ベースに対する蓋部材のがたつきを抑制し、閉じ状態を安定可能な構成にすることができる。
上記たばこ加熱器用開閉機構において、好ましくは、
前記蓋部材は、それぞれ移動方向に延び、互いに略平行に延びる第1板状部材(55a)及び第2板状部材(55b)を有しており、
前記ベースは、それぞれ前記第1板状部材及び前記第2板状部材に対向し、前記蓋部材の移動方向に沿って延びる第1内面部(25a)及び第2内面部(25b)を有しており、
前記蓋部材が移動領域における前記閉じ方向の端部近傍に位置するとき、前記第1板状部材及び前記第2板状部材は、それぞれ前記第1内面部及び前記第2内面部に接しており、
前記蓋部材が移動領域における前記閉じ方向の端部近傍以外に位置するとき、前記第1板状部材及び前記第2板状部材は、それぞれ前記第1内面部及び前記第2内面部に対して隙間を有している。
上記構成のたばこ加熱器用開閉機構によれば、蓋部材が閉じ方向の端部近傍に位置しているときに、第1板状部材及び第2板状部材が第1内面部及び第2内面部から圧力を受けることで押圧力が発生する構成とすることができる。これにより、蓋部材が開口部を閉じた状態において、ベースに対する蓋部材のがたつきを抑制した構成にすることができる。
図1は、開閉部材が開口部を閉じた状態の開閉機構の斜視図である。 図2は、開閉部材が開口部を開いた状態の開閉機構の斜視図である。 図3は、開閉機構の分解斜視図である。 図4は、開閉機構の分解斜視図である。 図5は、開閉部材が開口部を開いた状態の開閉機構の平面図である。 図6は、開閉部材とカバーを取り外した状態の開閉機構の平面図である。 図7は、開閉部材が開いた状態の開閉機構を備えたたばこ加熱器の斜視図である。 図8は、開閉部材が閉じた状態の開閉機構を備えたたばこ加熱器の斜視図である。 図9は、変形例においてガイド部材が閉じ方向の端部に位置しているときのたばこ加熱器の断面図である。 図10は、変形例においてガイド部材が開き方向の端部に位置しているときのたばこ加熱器の断面図である。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.変形例
3.補足事項
<1.実施形態>
本発明の開閉機構は、加熱式たばこを加熱する加熱器において、加熱式たばこが挿入される挿入口のカバーとして用いられる開閉機構である。本発明の開閉機構では、2つのガイド部を含む構成とすることでスムースに開閉可能であって、付勢部材により開閉の両端部で開閉部材が安定的に保持される構成となっている点を特徴のひとつとしている。以下、具体的に説明する。
図1及び図2は、本実施形態の開閉機構1の全体斜視図であって、図1は開閉部材が開口部を閉じた状態を示し、図2は開閉部材が開口部を開いた状態を示している。図3及び図4は、開閉機構1の分解斜視図であって、それぞれ異なる角度から見た図である。図5及び図6は、開閉機構1の平面図であって、図5は開閉部材が開口部を開いた状態を示し、図6は開閉部材とカバーを取り外した状態を示している。
これらの図に示されるように、本実施形態の開閉機構1は、カバー10、ベース20、開閉部材40、ガイド部材50、及び付勢部材60を含んで構成される。さらに、開閉機構1は、各部材の取り付け用に、取り付け用ねじ71、及び72a〜72cを含む。
<カバー10>
カバー10は、ベース20と連結される。カバー10は、ベース20の開口部21に対応する位置に、開口部11を有する。開口部11の上側には、開閉部材40が配置される。開閉部材40は、開口部11を開閉するようカバー10の長手方向に沿って直線的に移動する。図1〜図4に示されるように、カバー10の開閉部材40側の面は、長手方向に曲面を有した湾曲形状になっている。カバー10は、開閉部材40側に向かって突出した凸部12a及び12bを有する。
<ベース20>
ベース20は、カバー10と連結される。ベース20は、カバー10の開口部11に対応する位置に、開口部21を有する。ベース20には、ガイド部材50が組み込まれる。ベース20のカバー10と対向する面であって、第2ガイド孔23の周辺領域は、カバー10同様の曲面を有した湾曲形状になっている。
ベース20は、カバー10と重なり合う方向に対して略垂直な側面に、貫通した長孔状の第1ガイド孔22a及び22bを有する。第1ガイド孔22a及び22bは、同じ形状であって対向する位置に形成されている。第1ガイド孔22a及び22bは、カバー10の上面及びベース20の上面の曲面に沿った形状になっている。そのため、ベース20にガイド部材50が組み込まれると、ガイド部材50は、常にカバー10の上面及びベース20の上面と一定の間隔を維持しながら移動することができる。第1ガイド孔22a及び22bは、本発明の「第1ガイド部」の一構成例である。
第1ガイド孔22aには、ガイド部材50のガイドピン51a及び52aが挿入され、第1ガイド孔22bには、ガイド部材50のガイドピン51b及び52bが挿入される。第1ガイド孔22a及び22bには、ガイド部材50の移動範囲の一端でガイドピン51a及び51bとそれぞれ当接する、ストッパ22a1及び22b1が形成されている。また、ガイド部材50の移動範囲の他端でガイドピン52a及び52bとそれぞれ当接する、ストッパ22a2及び22b2が形成されている。これらのストッパ22a1、22a2、22b1、及び22b2が、ガイド部材50の移動を移動範囲の両端で移動規制する。なお、ストッパ22b2は、図示されないため符号も省略しているが、ガイド孔22aのストッパ22a2に対応する構成である。ガイドピン51a、52a、51b、及び52bは、本発明の「被ガイド部」の一構成例である。また、第1ガイド孔22a及び22bの両端部は、本発明の「ストッパ」の一構成例である。
ベース20は、カバー10に対向する上側の面に、貫通した長孔状の第2ガイド孔23を有する。つまり、第2ガイド孔23は、ベース20とカバー10とが重なる方向に対して略平行な位置に形成される。第2ガイド孔23は、開閉部材40の移動方向に平行に、直線状に形成されている。第2ガイド孔23には、ガイド部材50の、ガイド部材側ばね掛け部53が挿入されて、ガイド部材50を直線的に案内する。第2ガイド孔23は、本発明の「第2ガイド部」の一構成例である。
上記の説明では、第1ガイド孔22a及び22bの両端部がストッパ22a1、22a2、22b1、及び22b2として機能する構成を例に挙げて説明した。しかし、第2ガイド孔23を、ガイド部材50の移動範囲の一端及び他端で、ガイド部材50と当接することで、ガイド部材50の移動を移動範囲の両端で移動規制するストッパとするように構成してもよい。この場合、第2ガイド孔23の両端部が、本発明の「ストッパ」の一構成例となる。
ベース20は、取り付け用ねじ72a〜72cによってカバー10と連結される。
ベース20は、カバー10側に向かって円柱状に突出したベース側ばね掛け部24を有する。ベース側ばね掛け部24には、付勢部材60の第1腕部61が掛け止められる。ベース20のベース側ばね掛け部24は、位置固定されている。なお、ベース側ばね掛け部24は、本発明における「第1掛止部」の一構成例である。
<開閉部材40>
開閉部材40は、ガイド部材50に取り付けられるための取り付け用ねじ71が挿入されるねじ孔42を有する。開閉部材40は、カバー10の開口部11、ベース20の開口部21を開閉するよう、カバー10及びベース20に対して直線的に移動自在に、ガイド部材50によって保持される。また、図3、図4に示されるように、開閉部材40は、カバー10の凸部12a及び12bと対向する位置に、それぞれ開閉方向に沿った直線状の凹部41a及び41bを有する。このカバー10の凸部12a及び12b高さは、凹部41a及び41bの深さよりも高い。そのため、開閉部材40は、凹部41a及び41bがカバー10の凸部12a及び12bとそれぞれ噛み合うよう配置されることで、直線的に移動自在であると共に、開閉部材40は、下面の全面がカバー10の上面に接することなくスムースに移動することができる。
<ガイド部材50>
ガイド部材50は、ベース20に組み込まれ、開閉部材40と連結される。より具体的には、取り付け用ねじ71が、ガイド部材50の貫通孔54を貫通して開閉部材40のねじ孔42に挿入されることで、ガイド部材50と開閉部材40とが連結される。ガイド部材50は、開閉部材40の移動に伴って移動する。つまり、ガイド部材50は、開閉部材40と一体になり、カバー10及びベース20に対して直線的に移動自在である。
ガイド部材50は、カバー10側に向かって円柱状に突出したガイド部材側ばね掛け部53を有する。ガイド部材側ばね掛け部53には、付勢部材60の第2腕部62が掛け止められる。このガイド部材側ばね掛け部53は、ガイド部材50に設けられているため、ガイド部材50の移動に伴い、カバー10、及びベース20に対して直線状に移動する。ガイド部材側ばね掛け部53は、上記したように第2ガイド孔23内を移動するが、ガイド部材50が移動する両端位置の略中央で、ベース側ばね掛け部24との距離が最短となるようになっている。なお、ガイド部材側ばね掛け部53は、本発明における「第2掛止部」の一構成例である。
本実施形態では、開閉部材40とガイド部材50とが別部材として構成された例について説明しているが、開閉部材40とガイド部材50とが単一部材として構成されていてもよい。本発明では、開閉部材40とガイド部材50とを含む構成を指して「蓋部材」と称することがある。
<付勢部材60>
付勢部材60は、第1腕部61及び第2腕部62を有するトーションばねである。付勢部材60の第1腕部61は、ベース側ばね掛け部24に掛け止められる。付勢部材60の第2腕部62は、ガイド部材側ばね掛け部53に掛け止められる。付勢部材60は、無負荷状態における第1腕部61と第2腕部62との内角よりも、内角が小さくなるよう取り付けられているため、内角が広がる方向に付勢力を与えている。
図6では、3つの状態の付勢部材60が、60a、60b、及び60cとして示されている。これらの付勢部材60a、60b、及び60cは、それぞれ開閉部材40が開口部11及び21を開放した状態の付勢部材60a、開閉部材40が開口部11及び21を閉じた状態の付勢部材60c、及びこれらの中間位置にある状態の付勢部材60bを示している。これらの3つの状態の付勢部材60a、60b、及び60cに対応して、ガイド部材側ばね掛け部53(53a、53b、及び53c)に掛け止められた付勢部材60の第2腕部62も62a、62b、62cの3つの場所に位置している。
付勢部材60aの状態では、開閉部材40が開口部11、及び21を開放している。この状態では、付勢部材60aは、ストッパ22a2、及び22b2に当接したガイド部材50を、ベース20に対して開く方向(図6の右側)に付勢しており、これによってガイド部材50の位置が安定している。つまり、ガイド部材50と連結された開閉部材40が、開口部11、及び21を開放した状態で安定している。この状態から開閉部材40を指先で閉じ方向に押すことで、付勢部材60bの状態を経て付勢部材60cの状態に至る。
付勢部材60cの状態では、開閉部材40が開口部11、及び21を閉じている。この状態では、付勢部材60cは、ストッパ22a1、及び22b1に当接したガイド部材50を、ベース20に対して閉じる方向(図6の左側)に付勢しており、これによってガイド部材50の位置が安定している。つまり、ガイド部材50と連結された開閉部材40が、開口部11、及び21を閉じた状態で安定している。この状態から開閉部材40を指先で開き方向に押すことで、付勢部材60bの状態を経て付勢部材60aの状態に至る。
付勢部材60bの状態では、開閉部材40が開閉位置間の略中間位置にある。この状態では、付勢部材60bは、二つのばね掛け部24及び53を、第2ガイド孔23の長さ方向に対して直交する方向にだけ付勢するので、ガイド部材50をどちらにも付勢しない状態となっている。この状態から、開閉部材40が、開口部を開く方向に僅かに動くと、付勢部材60bはガイド部材50に対して、開く方向への付勢力を与える。逆に、開閉部材40が、開口部を閉じる方向に僅かに動くと、付勢部材60bはガイド部材50に対して、閉じる方向への付勢力を与える。つまり、付勢部材60は、ベース側ばね掛け部24とガイド部材側ばね掛け部53との距離が最短になる位置を境界として、開閉部材40に対して与える付勢力の方向が開き方向と閉じ方向とで変化する。
本実施形態の開閉機構1は、上記のように、蓋部材40及び50が、第1ガイド孔22a及び22bと、第2ガイド孔23とによって案内される構成としており、これによって開口部をスムースに開閉可能な構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、第1ガイド孔22a及び22bをベース20とカバー10が重なる方向に対して略直角な位置に形成し、第2ガイド孔23をベース20とカバー10が重なる方向に対して略平行な位置に形成したので、加熱器の小型化を可能にしつつ、スムースに開閉可能な構成となっている。また、第1ガイド孔22a及び22bによってカバー10と蓋部材(開閉部材40及びガイド部材50)との間隔を一定に保ち、第2ガイド孔23によって蓋部材(開閉部材40及びガイド部材50)を直線的に案内しやすい構成にしている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、第1ガイド孔22a及び22bをカバー10の形状に合わせて曲線状に形成したので、カバーが曲面形状の場合でもスムースに安定して移動可能な構造となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、ベース20が第1ガイド孔22a及び22b、並びに第2ガイド孔23を有し、これらのガイド孔がガイド部材50の移動範囲を決定するストッパとして機能している。この構成により、ベース20の第1ガイド孔22a及び22b、並びに第2ガイド孔23のいずれかによって、蓋部材40及び50の移動範囲を決定可能な構成としている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、ベース20が第1ガイド孔22a及び22b、並びに第2ガイド孔23を貫通孔として形成しているので、加熱器の小型化を可能にしつつ、耐久性に優れた構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、付勢部材60によってガイド部材50を開閉方向に付勢する構成としている。これによって、開閉部材40によって開口部をスムースに開閉可能となる。また、開閉の両端部において、開閉部材40が安定的に保持される構成となる。また、適度な付勢力を有する構成としているため、開閉時にユーザーが開閉した感触を得ることができ、開閉部材40を快適に開閉可能な構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、開閉の両端部において、開閉部材40が安定的に保持される構成となる。また、第1腕部61と第2腕部62との距離が最短となる位置(図6における付勢部材62bの状態の位置)を境界として、付勢方向が変化する構成となっているため、ユーザーはクリック感をもって快適かつスムースに開閉可能な構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、ベース側ばね掛け部24が、ガイド部材50の移動範囲の略中間位置において、ガイド部材側ばね掛け部53と対向するよう配置されている。言い換えれば、ベース側ばね掛け部24は、ガイド部材50が移動する両端位置の略中央で、ベース側ばね掛け部24との距離が最短になるよう配置されている。これにより、開く動作と閉じる動作のそれぞれで、開閉部材40及びガイド部材50に与えられる付勢力(力量)が略同じになるため、開閉動作をよりスムースで快適にすることが可能な構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、第2掛止部53が、ベース20の第2ガイド孔23に案内される構成を兼ねているため、加熱器の小型化が可能な構成となっている。
また、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、蓋部材40と50は、取り付け用ねじ71により連結される構成となっている。これにより加熱器のデザインが複雑であっても容易に組立可能な構成となっている。
さらに、本実施形態の開閉機構1は、上記のように、カバー10と対向する側の開閉部材40の面が、カバー10の形状と合うように形成された構成となっている。これにより、カバーと開閉部材のデザインが一体化して、より優れたデザインに対応できる構成となっている。
<適用例>
図7及び図8は、本実施形態の開閉機構1を備える加熱式たばこの加熱器を示す図である。図7は、開閉機構1の開閉部材40が開いた状態を示し、図8は、開閉機構1の開閉部材40が閉じられた状態を示す。図7及び図8に示されるように、本実施形態の開閉機構1は、加熱器の本体部2の上面に取り付けられる。開閉機構1の開口部11には、加熱式たばこを挿入可能であって、本体部2は、挿入された加熱式たばこの先端部を加熱するヒーター(図示省略)を有する。
<2.変形例>
次に、上記実施形態の変形例について説明する。本変形例では、実施形態のベース20及びガイド部材50がそれぞれベース200及びガイド部材500に置き換えられ、構成が異なっているが、その他の構成は実施形態と共通である。ここでは、実施形態に対する相違点についてのみ説明し、実施形態と共通の構成についてはその説明を省略する。
図9及び図10は、本変形例のたばこ加熱器の断面図である。図9は、ガイド部材500が閉じ方向の端部に位置し、開閉部材40によって開口部20が閉じられた状態のときの、たばこ加熱器の断面図である。図10は、ガイド部材500が開き方向の端部に位置し、開閉部材によって開口部20が開放された状態のときの、たばこ加熱器の断面図である。
<ガイド部材500>
ガイド部材500は、移動方向に沿って延び、互いに略平行に延びる第1板状部材55a及び第2板状部材55bを有する。第1板状部材55aは、ガイドピン51a及び52aを支持し、第2板状部材55bはガイドピン51b及び52bを支持する。言い換えれば、第1板状部材55aにはガイドピン51a及び52aが立設され、第2板状部材55bにはガイドピン51b及び52bが立設される。
ガイドピン52aと52bとは、ガイドピン連結部52cにより連結される。ガイドピン52a及び52bと、ガイドピン連結部52cとは、一体的に形成された軸状部材であって、ガイド部材500の移動方向に対して垂直な方向に延びる。
<ベース200>
ベース200は、第1板状部材55aに対向する位置に、第1内面部25aを有する。また、ベース200は、第2板状部材55bに対向する位置に、第2内面部25bを有する。第1内面部25aと第2内面部25bとは、互いに平行な状態に対してやや傾斜を有する面状に形成される。第1内面部25aと第2内面部25bとの間の距離は、閉じ方向(図の左側)よりも開き方向(図の右側)が長くなっている。
実施形態1で説明したように、ベース20(200)の第2ガイド孔23には、ガイド部材50(500)のガイド部材側ばね掛け部53が挿入され、ベース20(200)に対してガイド部材50(500)が直線的に案内される。ここで、ガイド部材側ばね掛け部53は円柱状の軸であるため、ガイド部材側ばね掛け部53を有するガイド部材50(500)は、ベース20(200)に対してガイド部材側ばね掛け部53の軸心を中心にした回転方向のがたつきが発生する。このがたつきを抑制するため、上記のような構成となっている。
すなわち、ガイド部材500が移動領域における閉じ方向(図の左方向)の端部近傍に位置するとき(図9の状態)、ガイド部材側ばね掛け部53から離れた位置に各々が形成された、第1板状部材55aの閉じ方向の端部55a1は第1内面部25aの閉じ方向部分25a1に接し、第2板状部材55bの閉じ方向の端部55b1は第2内面部25bの閉じ方向部分25b1に接している。一方、ガイド部材500が移動領域における開き方向(図の右方向)の端部近傍に位置するとき(図10の状態)、第1板状部材55aと第1内面部25aとの間には隙間が形成され、第2板状部材55bと第2内面部25bとの間には隙間が形成される。そのため、ガイド部材500は、移動領域における閉じ方向の端部近傍に位置するときには移動方向に垂直な方向の押圧力を受け、移動領域における閉じ方向の端部近傍以外に位置するときにはこの押圧力が解除される。これにより、ガイド部材500が移動領域における閉じ方向の端部近傍に位置するときにはガイド部材500のガイド部材側ばね掛け部53を中心にした回転が規制されてがたつきが抑制され、ガイド部材500が移動領域における閉じ方向の端部近傍以外に位置するときにはガイド部材500の移動方向へのスムースな移動が可能となっている。
本変形例では上記のような構成を採用することで、ガイド部材500に連結された開閉部材40が開口部11を閉じた状態におけるがたつき発生を抑制した構成とすることができ、閉じ状態を安定させた構成となっている。
<3.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態の開閉機構1では、ガイド部材50及び開閉部材40の移動範囲を決定するために、ストッパとして第1ガイド孔22a及び22bを用いたが、このような構成に限定されるものではない。つまり、第2ガイド孔23を用いてもよいし、第1ガイド孔22a及び22bと第2ガイド孔23との組み合わせをストッパとして機能する構成にしてもよい。また、ガイド部材50及び開閉部材40は、例えば、その移動範囲の一端で、ガイド部材50の一部、開閉部材40の一部、またはガイド部材側ばね掛け部53がストッパに当接して移動規制され、その移動範囲の他端で、ガイド部材50の一部、開閉部材40の一部、またはガイド部材側ばね掛け部53にストッパが当接して移動規制されるような構成であってもよい。すなわち、ストッパは、移動範囲の一端と他端とで、異なる部材に当接することでガイド部材50及び開閉部材40を移動規制する構成とすることができる。
また、実施形態では、付勢部材60としてトーションばねを用いたが、別の種類のばね、またはその他の付勢部材に置き換えてもよい。ただし、トーションばねを用いた構成は、加熱器の小型化に有利であり且つ安定的に動作可能であるため好ましい。
また、実施形態では、ガイド部材側ばね掛け部53が、ガイド部材50の移動範囲の略中間位置で、ベース側ばね掛け部24との距離が最短となるようにしたが、ガイド部材側ばね掛け部53とベース側ばね掛け部24との距離が最短となるような位置は、ガイド部材50の移動範囲の両端位置を除けば、略中間位置に限られず移動範囲の途中位置としてもよい。
また、実施形態では、カバー10の開閉部材40と対向する側の面と、ベース20のカバー10と対向する側の面と、第1ガイド孔22a及び22bの形状とを同様の曲面を有する湾曲形状としたが、このような構成に限定されるものではない。つまり、少なくともカバー10の面と第1ガイド孔の形状とを同様の湾曲形状としてもよい。ただし、ベース20の面も同様の形状とした場合は、ベース20のカバー10と対向する側の面に配置される付勢部材60が、曲面に沿って移動するので、ガイド部材50及びガイド部材40を、よりスムースかつ快適に移動可能であるため好ましい。
また、実施形態では、ガイド部材50がストッパに当接した時、付勢部材の付勢力により開閉位置を保持するようにしたが、このような構成に限定されるものではない。つまり、ガイド部材50または開閉部材40と、ベースとに、それぞれ凹部と凸部を設け、ストッパに当接した時に凹部と凸部が弾性的に嵌りあうようにしてもよい。ただし、付勢部材を用いる場合は、耐久性に優れ、スムースかつ快適に開閉可能になるため好ましい。
また、実施形態では、2つのガイド部22a及び22b並びに23を貫通した長孔形状にしたが、このような構成に限定されるものではない。つまり、ガイド部は移動領域にわたって張り出したレール状でもよいし、溝でもよい。また、2つのガイド部の一方のみをそのような形状にしてもよい。ただし、貫通孔にすることで、加熱器の小型化や耐久性に優れた動作が可能であるため好ましい。
なお、本発明は、必ずしもたばこ加熱器用の開閉機構のみでなく、その他の開閉機構としても利用可能である。
本発明は、ユーザーによって開閉される開閉機構として好適に適用される。
1…開閉機構
10…カバー
11…開口部
12a、12b…凸部
20、200…ベース
21…開口部
22a、22b…第1ガイド孔
22a1、22a2、22b1、22b2…ストッパ
23…第2ガイド孔
24…ベース側ばね掛け部
25a…第1内面部
25b…第2内面部
40…開閉部材
41a、41b…凹部
42…ねじ孔
50、500…ガイド部材
51a、51b、52a、52b…ガイドピン
52c…ガイドピン連結軸
53、53a、53b、53c…ガイド部材側ばね掛け部
54…貫通孔
55a…第1板状部材
55b…第2板状部材
60、60a、60b、60c…付勢部材
61…第1腕部
62、62a、62b、62c…第2腕部
71、72a〜72c…取り付け用ねじ

Claims (13)

  1. 開口部、第1ガイド部、及び第2ガイド部を有するベースと、
    前記ベースの開口部と重なる位置に開口部を有し前記ベースに取り付けられるカバーと、
    前記第1ガイド部により前記カバーとの間隔が一定となるように案内され、前記第2ガイド部により直線的に案内されて前記開口部を開閉する蓋部材と、を有する、
    たばこ加熱器用開閉機構。
  2. 前記第1ガイド部は、前記ベースと前記カバーとが重なる方向に対して略垂直な位置に形成され、
    前記第2ガイド部は、前記ベースと前記カバーとが対向する面に形成される、
    請求項1に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  3. 前記カバーは、曲面状であって、
    前記第1ガイド部は、前記蓋部材の移動領域における前記カバーの曲面形状に合わせて形成され、
    前記第2ガイド部は、前記開口部を開閉する方向に沿って直線状に形成される、
    請求項1又は2に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  4. 前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の少なくとも一方は、前記蓋部材の移動領域の両端を規制するストッパを形成している、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  5. 前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の少なくとも一方は、貫通孔である、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  6. 前記蓋部材を開閉方向に付勢する付勢部材をさらに有する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  7. 前記付勢部材は、第1腕部と第2腕部とを有し、
    前記ベースは、前記第1腕部を掛止する第1掛止部を有し、
    前記蓋部材は、前記第2腕部を掛止する第2掛止部を有し、
    前記第1腕部と前記第2腕部との距離が最短となる位置を境界として、前記蓋部材に対して前記付勢部材が与える付勢方向が開き方向と閉じ方向とで変化する、
    請求項6に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  8. 前記第1掛止部と前記第2掛止部との距離は、前記蓋部材の移動範囲の略中間位置で最短となる、
    請求項7に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  9. 前記第2掛止部が、前記ベースの第2ガイド部に案内される、
    請求項7または請求項8に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  10. 前記蓋部材は、前記ベースのガイド部に案内されるガイド部材と、前記ガイド部材に連結されて前記開口部を開閉する開閉部材とを含む、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  11. 前記開閉部材は、前記カバーと対向する領域が同じ曲面で形成される
    請求項10に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  12. 前記蓋部材は、
    移動領域における閉じ方向の端部近傍に位置するとき、移動を抑制する押圧力を受け、
    移動領域における前記閉じ方向の端部近傍以外に位置するとき、前記押圧力が解除される、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
  13. 前記蓋部材は、それぞれ移動方向に延び、互いに略平行に延びる第1板状部材及び第2板状部材を有しており、
    前記ベースは、それぞれ前記第1板状部材及び前記第2板状部材に対向し、前記蓋部材の移動方向に沿って延びる第1内面部及び第2内面部を有しており、
    前記蓋部材が移動領域における前記閉じ方向の端部近傍に位置するとき、前記第1板状部材及び前記第2板状部材は、それぞれ前記第1内面部及び前記第2内面部に接しており、
    前記蓋部材が移動領域における前記閉じ方向の端部近傍以外に位置するとき、前記第1板状部材及び前記第2板状部材は、それぞれ前記第1内面部及び前記第2内面部に対して隙間を有している、
    請求項12に記載のたばこ加熱器用開閉機構。
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