JP6142717B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のドアロック装置は、周面にストライカが係合可能な溝部を有するラッチと、トーションスプリングの付勢力に基づき回動してラッチに係合することにより該ラッチの回動を規制してストライカとの係合状態を保持することが可能なポールと、を備えている。また、これらのロック部材は、保持部材を構成するボディとベースプレートとの間に設けられている。そして、そのボディには、ポールの軸部に装着されたトーションスプリングの一端を外部に引き出すための開口部が設けられている。
上記構成によれば、作業者が手を加えることなく、その斜面部上を移動したトーションスプリングの第1端部が案内部に移動する。その結果、より容易にトーションスプリングを組み付けることができる。
上記構成によれば、簡素な構成にて、容易に、その斜面部と案内部とを連続して形成することができる。
上記課題を解決する車両用ドアロック装置は、前記保持部材は、第1保持部材と第2保持部材とを組み付けてなり、前記ロック部材は、前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に保持されるとともに、前記第1保持部材は、前記ロック部材が保持された部分の裏側に前記コイル保持部を有することが好ましい。
図1及び図2に示すように、本実施形態のドアロック装置1は、互いに組み付けられることにより保持部材2を構成するベースプレート3及び樹脂ボディ4と、この保持部材2によって回動可能に保持されたロック部材としてのラッチ5及びポール6と、を備えている。
次に、ポール6を回動付勢するトーションスプリング15の組み付け構造について説明する。
本実施形態では、樹脂ボディ4に設けられたコイル保持部22に対してトーションスプリング15のコイル部15cを取着する際、その第2端部15bが上記ベースプレート3に形成された収容凹部7の側壁部7bに当接する。そして、この側壁部7bが回動規制部27として機能することにより、その第1方向におけるトーションスプリング15の回動が抑制される。
(1)保持部材2を構成する樹脂ボディ4は、トーションスプリング15のコイル部15cが取着されるコイル保持部22と、そのコイル部15cの取着時、トーションスプリング15の第1端部15aに当接する斜面部28とを備える。この斜面部28は、その取着時、トーションスプリング15の回動が規制されることにより、当該トーションスプリング15の軸線方向移動に基づいて、ポール6を迂回しつつ、その第1端部15aを第1方向に撓ませる。また、樹脂ボディ4は、この第1方向に撓められた第1端部15aの第2方向移動を許容することにより、トーションスプリング15の復元力に基づいて、その第1端部15aをポール6に係合する位置に案内可能な案内部34を備える。更に、トーションスプリング15は、その第1端部15aとポール6との係合位置を越えて第2方向に撓められる。そして、樹脂ボディ4には、この状態で、トーションスプリング15の第2端部を係止可能な係止部25が設けられる。
・上記実施形態では、ドアロック装置1は、そのロック部材として、ラッチ5及びポール6を備えることとした。しかし、これに限らず、ドアロック装置を構成するロック部材の数は、1つでも3つ以上あってもよい。そして、上記実施形態に示されたトーションスプリング15の組み付け構造は、そのロック部材の何れに適用してもよい。
・上記実施形態では、案内部34は、トーションスプリング15の第1端部15aに当接することにより、そのコイル部15cがコイル保持部22から脱離する方向におけるトーションスプリング15の移動を規制可能に構成されることとした。しかし、このような機能を案内部34が有していない構成であってもよい。尚、この場合、案内部34とは別に、その脱離方向におけるトーションスプリング15の移動を規制可能な規制部を設けるとよい。
(イ)前記ロック部材と前記第1端部との係合部が前記斜面部の第1方向端部を越えて前記第1方向側に移動しないように前記ロック部材の回動範囲が設定されること、を特徴とする車両用ドアロック装置。このような構成とすることで、ロック部材の回動位置にかかわらず、そのロック部材を迂回しつつトーションスプリングの第1端部を第1方向に撓めることができる。
Claims (8)
- 回動可能に設けられたロック部材と、
前記ロック部材を付勢するトーションスプリングと、
前記ロック部材及びトーションスプリングを保持する保持部材と、を備え、
前記保持部材は、
軸線に沿って前記トーションスプリングのコイル部が取着されるコイル保持部と、
前記コイル保持部に対して前記コイル部が取着される際、前記トーションスプリングの第1端部に当接するとともに、その取着時、前記軸線を中心とする前記トーションスプリングの回動が規制されることにより、該トーションスプリングの軸線方向移動に基づいて、前記ロック部材を迂回しつつ前記第1端部を第1方向に撓ませることが可能な斜面部と、
前記第1方向に撓められた前記第1端部の第2方向移動を許容することにより、前記トーションスプリングの復元力に基づいて、前記第1端部を前記ロック部材に係合する位置に案内可能な案内部と、
前記ロック部材に係合する前記第1端部を越えて第2方向に撓められた前記トーションスプリングの第2端部を係止可能な係止部と、を備える車両用ドアロック装置。 - 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
前記案内部は、前記第1端部に当接することにより前記コイル部が前記コイル保持部から脱離する方向における前記トーションスプリングの移動を規制可能であること、
を特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項2に記載の車両用ドアロック装置において、
前記ロック部材と前記第1端部との係合部が前記案内部の第1方向端部を越えて前記第1方向側に移動しないように前記ロック部材の回動範囲が設定されること、
を特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記斜面部と前記案内部とが連続して形成されること、
を特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項4に記載の車両用ドアロック装置において、
前記保持部材は、隣合う二辺が前記斜面部及び前記案内部を形成する板状部を備えること、を特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記保持部材は、前記コイル保持部に対して前記コイル部が取着される際、前記トーションスプリングの第2端部に当接することにより前記第1方向における前記トーションスプリングの回動を抑制可能な回動規制部を備えること、を備える車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
周面にストライカが係合する溝部を有して回動可能に設けられたラッチと、
前記トーションスプリングの付勢力に基づき回動して前記ラッチに係合することにより該ラッチの回動を規制して前記ストライカとの間の係合状態を保持することが可能なポールと、を備えること、を特徴とする車両用ドアロック装置。 - 請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の車両用ドアロック装置において、
前記保持部材は、第1保持部材と第2保持部材とを組み付けてなり、
前記ロック部材は、前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に保持されるとともに、
前記第1保持部材は、前記ロック部材が保持された部分の裏側に前記コイル保持部を有すること、を特徴とする車両用ドアロック装置。
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