JP2019177894A - 易開封性包装袋および易開封性包装容器 - Google Patents

易開封性包装袋および易開封性包装容器 Download PDF

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Abstract

【課題】不織布基材とシール基材で医療用物品などを挟みこんで密封する包装袋、包装容器において、物品の使用時に、不織布基材からシール基材を易開封できる包装袋や包装容器あるいは包装袋や包装容器の製造方法を提供する。【解決手段】片面表面のダイン数が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布片面表面にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材と、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの積層材であるシール基材からなり、周端部で、不織布基材のヒートシール樹脂層とシール基材が接合され、周端部で密封された収納部を有する包装袋であって、周端部の不織布基材のヒートシール樹脂層とシール基材が接合された部分の、不織布基材のヒートシール樹脂層とシール基材とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、不織布基材のヒートシール樹脂層に対してシール基材が易剥離性を有することを特徴とする易開封性包装袋。【選択図】図1

Description

本発明は、医療用物品や器具や機器等の包装に使用できる易開封性包装袋および易開封性包装容器に関する。
医療用物品や器具や機器等の包装に使用される包装材として、ポリエチレン製不織布と易剥離用多層フィルムで、物品あるいは器具あるいは機器を挟みこみ、ポリエチレン製不織布と易剥離用多層フィルムが接する周端部を、ヒートシール樹脂を介してヒートシールして袋または容器にし、物品あるいは器具あるいは機器を密封し、物品あるいは器具あるいは機器使用時に、易剥離性多層フィルムを、ポリエチレン製不織布から剥離し、開封することが行われている(特許文献1、特許文献2参照)。
包装される物品としては、手術衣、患者衣、患者用寝衣、使い捨ておむつ、手術用マスク、手術用手袋、シーツ、ガーゼ、パッド等があり、器具や機器としては、手術器具、シリンジ、カテーテル、針、ダイヤライザー(透析装置)、インプラント等がある。
物品等を挟みこむ包装物の部分として、ポリエチレン製不織布を使用するのは、物品を密封したまま、滅菌の工程の際に、滅菌ガス(高圧蒸気あるいは酸化エチレンガスなど)の通気性が必要なためである。
また物品等を挟みこむ包装物の部分として、ポリエチレン製不織布にヒートシール樹脂を介して溶着される易剥離用多層フィルムを使用するのは、物品を使用するときに、ポリエチレン製不織布から、易剥離用多層フィルムを剥離して、開封するためである。
しかしながら、ポリエチレン製不織布のダイン数(濡れ指数)が低いと、不織布にヒートシール樹脂が強いシール強度を持って接合せず、ヒートシール樹脂はシール基材に強いシール強度を持って接合し、不織布から易剥離用多層フィルムが剥離されなく、したがって開封されない不具合が起こることがあった。
<不織布にヒートシール樹脂を積層された不織布基材を使用した包装袋形成の場合>
ポリエチレン製不織布にヒートシール樹脂(HSラッカー剤)を塗布した不織布基材と、易剥離用多層フィルムとして、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材を用いて周端部でヒートシールを行って袋や容器を形成する場合を順に追って見ていくと、1)ポリエチレン製不織布にヒートシール樹脂(HSラッカー剤)を塗布する工程において、最初のポリエチレン製不織布の表面は、未処理であると、ダイン数(濡れ指数)は、37dyn程度であり、このダイン数(濡れ指数)が低いせいで、ヒートシール樹脂が、ポリエチレン製不織布に、濡れ拡がらない。2)次に不織布基材とシール基材のヒートシールの工程を行った場合、ポリエチレン製不織布とヒートシール樹脂が十分な強度で接合されておられないので、不織布基材のヒートシール樹脂に対するシール基材のシール強度が5.9N/15mm程度と強くなり、不織布基材が、シール基材から易剥離できず開封性が悪く、その場合の開封にあたっては、手により不織布基材あるいはシール基材を破るか挟みやカッターなどの開封性器具を用いざるを得なくならなかった。
図を参照して、説明する。図3(a)で示されるように、不織布基材(A)とシール基材(B)で、物品70を挟みこみ、周端部50でヒートシールして、不織布基材(A)とシール基材(B)が接合され物品70を密封する。この時の周端部の積層状態を見たのが
図5(a)であり、密度ポリエチレン不織布1片面表面にヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(A)と、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材(B)が、接合され積層されている。図5(b)は従来の包装袋の周端部での開封時の断面図である。不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、ヒートシール樹脂がシール基材に強く接合された状態で不織布のみが剥離した状態となり、不織布基材(A)からシール基材(B)を剥離するができずに、簡易に手では開封がされないことが起こり得る。
<不織布にアンカーコート樹脂層を積層し、さらにヒートシール樹脂を積層した不織布基材を使用した包装袋の場合>
ポリエチレン製不織布にアンカーコート樹脂層を塗布し、さらにヒートシール樹脂(HSラッカー剤)を塗布した不織布基材と、易剥離用多層フィルムとして、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材を用いて周端部でヒートシールを行って袋や容器を形成する場合を順に追って見ていくと、1)ポリエチレン製不織布にアンカーコート樹脂層を塗布し、ヒートシール樹脂(HSラッカー剤)を塗布する工程において、最初のポリエチレン製不織布の表面は、未処理であると、ダイン数(濡れ指数)は、37dyn程度であり、このダイン数(濡れ指数)が低いせいで、アンカーコート樹脂層が、ポリエチレン製不織布に、濡れ拡がらない。2)次に不織布基材とシール基材のヒートシールの工程を行った場合、ポリエチレン製不織布とアンカーコート樹脂が十分な強度で接合されておられないので、不織布基材のヒートシール樹脂に対するシール基材のシール強度が5.9N/15mm程度と強くなり、不織布基材が、シール基材から易剥離できず開封性が悪く、その場合の開封にあたっては、手により不織布基材あるいはシール基材を破るか挟みやカッターなどの開封性器具を用いざるを得なくならなかった。
図3で示されるように、不織布基材(A)とシール基材(B)で、物品70を挟みこみ、周端部50でヒートシールして、不織布基材(A)とシール基材(B)が接合され物品70を密封する。この周端部の積層状態を見たのが図6(a)であり、密度ポリエチレン不織布1片面表面にアンカーコート樹脂層15が積層され、さらにヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(C)と、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材(B)が、接合され積層されている。図6(b)は従来の包装袋の周端部での開封時の断面図である。不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、ヒートシール樹脂がシール基材に強く接合された状態で不織布のみが剥離した状態となり、不織布基材(C)からシール基材(B)を剥離するができずに、簡易に手では開封がされないことが起こり得る。
<不織布にヒートシール樹脂を積層した不織布基材で蓋材を形成し、それを使用した包装容器の場合>
図4で示されるように、不織布基材(A)である蓋材(D)とシール基材(B)で構成された凹部を持つ底材(E)で、物品70を挟みこみ、フランジ部60でヒートシールして、不織布基材(A)である蓋材(D)とシール基材(B)で構成された底材(E)が接合され物品70を密封する。この時のフランジ部60の積層状態を見たのが図5(a)であり、密度ポリエチレン不織布1片面表面にヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(A)である蓋材(D)と、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材(B)で構成された底材(E)が、接合され積層されている。図5(b)は従来の包装袋のフランジ部60での開封時の断面図である。不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、ヒートシール樹脂がシール基材に強く接合された状態で不織布のみが剥離した状態となり、不織布基材(A)である蓋材(D)からシール基材(B)である底材(E)を剥離するができずに、簡易に手では開封がされないことが起こり得る。
<不織布にアンカーコート樹脂層を積層し、さらにヒートシール樹脂を積層した不織布基材を使用した包装容器の場合>
図4で示されるように、不織布基材(C)である蓋材(F)とシール基材(B)で構成された凹部を持つ底材(E)で、物品70を挟みこみ、フランジ部60でヒートシールして、不織布基材(C)である蓋材(D)とシール基材(B)で構成された底材(E)が接合され物品70を密封する。この時のフランジ部60の積層状態を見たのが図6(a)であり、密度ポリエチレン不織布1片面表面にアンカーコート樹脂層15が積層されさらにその上にヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(C)である蓋材(F)と、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)の積層材であるシール基材(B)で構成された底材(E)が、接合され積層されている。図6(b)は従来の包装袋の周端部での開封時の断面図である。不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、アンカーコート樹脂が積層されているヒートシール樹脂層20がシール基材(B)である底材(E)に強く接合された状態で不織布1のみが剥離した状態となり、不織布基材(C)である蓋材(F)からシール基材(B)である底材(E)を剥離するができずに、簡易に手では開封がされないことが起こり得る。
特許第6101515号公報 実用新案第2601192号公報
不織布基材とシール基材で医療用物品などを挟みこんで密封する包装袋、包装容器において、物品の使用時に、手により不織布基材あるいはシール基材を破ることや挟みやカッターなどの開封性器具を用いることなく、不織布基材からシール基材を易開封できる包装袋や包装容器を提供するのが課題である。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の請求項1の発明は、片面表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、ダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布片面表面にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材と、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの積層材であるシール基材からなり、周端部で、前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材が接合され、周端部で密封された収納部を有する包装袋であって、周端部の前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材が接合された部分の、前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであることを特徴とする易開封性包装袋である。
本発明の請求項2の発明は、前記不織布基材において、高密度ポリエチレン不織布とヒートシール樹脂層の間に、アンカーコート樹脂層を備えることを特徴とする請求項1に記載の易開封性包装袋である。
本発明の請求項3の発明は、片面表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、ダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布片面表面にヒートシール樹脂層が積層された蓋材と、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの積層材であり中央部に凹部を有する底材からなり、周端部で、蓋材の前記ヒートシール樹脂層と前記底材が接合されたフランジ部を形成し、前記フランジ部で密封された、底材の凹部のスペースを持つ収納部を有する包装容器であって、前記フランジ部の前記蓋材の前記ヒー
トシール樹脂層と前記底材が接合された部分の、前記蓋材の前記ヒートシール樹脂層と前記底材とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであることを特徴とする易開封性包装容器である。
本発明の請求項4の発明は、前記蓋材において、高密度ポリエチレン不織布とヒートシール樹脂層の間に、アンカーコート樹脂層を備えることを特徴とする請求項3に記載の易開封性包装容器である。
不織布基材とシール基材で医療用物品などを密封する包装袋、包装容器において、物品の使用時に、手により不織布基材あるいはシール基材を破ることや挟みやカッターなどの開封性器具を用いることなく、不織布基材からシール基材を易開封できる包装袋や包装容器を提供できる。
本発明の包装袋の周端部あるいは包装容器のフランジ部での未開封時と開封時の断面図である。(a)は未開封時の不織布基材とシール基材が接合された状態、(b)は不織布基材からシール基材を剥離した開封状態である。 本発明の包装袋の周端部あるいは包装容器のフランジ部での未開封時と開封時の断面図である。(a)は未開封時の不織布基材とシール基材が接合された状態、(b)は不織布基材からシール基材を剥離した開封状態である。 包装袋で物品を包装した時の模式断面図である。 包装容器で物品を包装した時の模式断面図である。 従来の包装袋の周端部あるいは包装容器のフランジ部での未開封時と開封時の断面図である。(a)は未開封時の不織布基材とシール基材が接合された状態、(b)は不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、ヒートシール樹脂がシール基材に強く接合された状態で不織布のみが剥離した状態である。 従来の包装袋の周端部あるいは包装容器のフランジ部での未開封時と開封時の断面図である。(a)は未開封時の不織布基材とシール基材が接合された状態、(b)は不織布表面のダイン数(濡れ指数)が低く、アンカーコート樹脂がヒートシール樹脂に強く接合された状態で不織布のみが剥離した状態。
以下、本発明を実施するための形態について図1から図4を参照して説明する。
<不織布にヒートシール樹脂が積層された不織布基材を使用した包装袋>
図3は本発明の実施形態の包装袋で、不織布基材(A)とシール基材(B)で物品70を包装した時の模式断面図であり、図1(a)はその周端部50における不織布基材(A)とシール基材(B)の、接合時の積層状態を示したものである。
本発明の実施形態に係る包装袋は、片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布10片面表面にヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(A)と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)からなり、周端部50で、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20面とシール基材(B)が接合され、周端部50で密封された収納部を有する包装袋100であって、周端部50の不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)が接合された部分の、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20に対してシール基材(B)が易剥離性を有する易開封性包装袋である。
高密度ポリエチレン不織布10片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynであるので、その表面に積層されたヒートシール樹脂層20は不織布10に強いシール強度で接合されるので、開封するときに、従来で起こりえた図5(b)のような、シール基材のポリエチレン層30に対して、ヒートシール樹脂層20が、強いシール強度を持ち、不織布基材(A)からシール基材(B)が剥離されず、開封されないということが起きない。
図1(b)はその周端部50における不織布基材(A)とシール基材(B)の、開封時の状態を模式的に示したものである。不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、開封時には、不織布基材(A)からシール基材(B)が剥離され、易開封される。
本発明の実施形態に係る包装袋の製造方法は、高密度ポリエチレン不織布10表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、表面のダイン数(濡れ指数)を37〜50dynにする表面処理工程と、表面処理工程で表面処理された表面に、ヒートシール樹脂を塗布し、不織布10の表面処理された面にヒートシール樹脂層20が積層された不織布/ヒートシール樹脂層からなる不織布基材(A)を形成するヒートシール樹脂塗布工程と、周端部50で、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)をヒートシール接合し、周端部50で密封された収納部を形成するヒートシール工程と、を有し、上記工程の後、周端部50の不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20と前記シール基材(B)が接合された部分の、不織布基材(A)とシール基材(B)のシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20に対してシール基材(B)が易剥離性を有する。不織布基材(A)からシール基材(B)を容易に引き剥がすことができ、容易に開封できる。またシール基材(B)に透明性を持たせることで、開封前の物品70の視認性がよくなり、目視確認できる。
<不織布にアンカーコート樹脂層が積層されさらにヒートシール樹脂層が積層された不織布基材を使用した包装袋>
図3は本発明の実施形態の包装袋で、不織布基材(C)とシール基材(B)で物品70を包装した時の模式断面図であり、図2(a)はその周端部50における不織布基材(C)とシール基材(B)の、接合時の積層状態を示したものである。
本発明の実施形態に係る包装袋は、片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布10片面表面にアンカーコート樹脂15とヒートシール樹脂層20が積層された不織布基材(C)と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)からなり、周端部50で、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20面とシール基材(B)が接合され、周端部50で密封された収納部を有する包装袋100であって、周端部50の不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)が接合された部分の、不織布基材(A)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20に対してシール基材(B)が易剥離性を有する。
高密度ポリエチレン不織布10片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynであるので、その表面に積層されたヒートシール樹脂層20は不織布10に強いシール強度で接合されるので、開封するときに、従来で起こりえた図6(b)のような、シール基材(B)のポリエチレン層30に対して、ヒートシール樹脂層20が、強いシール強度を持ち、不織布基材(A)からシール基材(B)が剥離されず、開封されないということが起
きない。
図2(b)はその周端部50における不織布基材(C)とシール基材(B)の、開封時の状態を模式的に示したものである。不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20とシール基材(B)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、開封時には、不織布基材(C)からシール基材(B)が剥離され、易開封される。
本発明の実施形態に係る包装袋の製造方法は、高密度ポリエチレン不織布10表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、表面のダイン数(濡れ指数)を37〜50dynにする表面処理工程と、表面処理工程で表面処理された表面に、アンカーコート樹脂を塗布するアンカーコート樹脂塗布工程と、表面処理工程で表面処理された表面に形成されたアンカーコート樹脂層15に、ヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/アンカーコート樹脂層15/ヒートシール樹脂層20からなる不織布基材(C)を形成するヒートシール樹脂塗布工程と、周端部50で、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)をヒートシール接合し、周端部50で密封された収納部を形成するヒートシール工程と、を有し、上記工程の後、周端部50の不織布基材(C)のヒートシール樹脂層と前記シール基材(B)が接合された部分の、不織布基材(C)とシール基材(B)のシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20に対してシール基材(B)が易剥離性を有する。不織布基材(C)からシール基材(B)を容易に引き剥がすことができ、容易に開封できる。またシール基材(B)に透明性を持たせることで、開封前の物品70の視認性がよくなり、目視確認できる。
<不織布にヒートシール樹脂を積層した不織布基材である蓋材を使用した包装容器>
図4は本発明の実施形態の包装容器で、不織布基材(A)と同じ層構成の蓋材(D)とシール基材(B)と同じ層構成の底材(E)で物品70を包装した時の模式断面図であり、図1(a)はそのフランジ部60における蓋材(D)と底材(E)の、接合時の積層状態を示したものである。
本発明の実施形態に係る包装容器は、片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布10片面表面にヒートシール樹脂層20が積層された蓋材(D)と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材である底材(E)からなり、フランジ部60で、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20面と底材(E)が接合され、フランジ部60で密封された収納部を有する包装容器200であって、フランジ部60の蓋材(D)のヒートシール樹脂層20と底材(E)が接合された部分の、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20と底材(E)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20に対して底材(E)が易剥離性を有する。
蓋材(D)の高密度ポリエチレン不織布10片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynであるので、その表面に積層されたヒートシール樹脂層20は不織布10に強いシール強度で接合されるので、開封するときに、図5(b)で示されるように、底材(E)のポリエチレン層30に対して、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20が、強いシール強度を持ち、蓋材(D)から底材(E)が剥離されず、開封されないという従来で起こりえたことが起きない。
図1(b)はそのフランジ部60における蓋材(D)と底材(E)の、開封時の状態を模式的に示したものである。蓋材(D)のヒートシール樹脂層20と底材(E)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、開封時には、蓋材(D)から底材(E)が剥離され、易開封される。
本発明の実施形態に係る包装容器の製造方法は、高密度ポリエチレン不織布10表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、表面のダイン数(濡れ指数)を37〜50dynにする表面処理工程と、前記表面処理工程で表面処理された表面に、ヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/ヒートシール樹脂層20からなる蓋材(D)を形成するヒートシール樹脂塗布工程と、周端部で、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエンチレンテレフタレート(PET)40の積層材であり中央部に凹部を有する底材(E)をヒートシール接合し、周端部で、蓋材(D)の前記ヒートシール樹脂層と底材(E)が接合されたフランジ部60を形成し、フランジ部60で密封された、底材(E)の凹部のスペースを持つ収納部を有する包装容器200を形成するヒートシール工程と、を有し、上記工程の後、フランジ部60の蓋材(D)のヒートシール樹脂層20と底材(E)が接合された部分の、蓋材(D)と底材(E)のシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、蓋材(D)のヒートシール樹脂層20に対して底材(E)が易剥離性を有する。蓋材(D)から底材(E)を容易に引き剥がすことができ、容易に開封できる。また底材(E)に透明性を持たせることで、開封前の物品70の視認性がよくなり、目視確認できる。
<不織布にアンカーコート樹脂層を積層し、さらにヒートシール樹脂を積層した不織布基材である蓋材を使用した包装容器>
図4は本発明の実施形態の包装容器で、不織布基材(C)と同じ層構成の蓋材(F)とシール基材(B)と同じ層構成の底材(E)で物品70を包装した時の模式断面図であり、図2(a)はそのフランジ部60における蓋材(F)と底材(E)の、接合時の積層状態を示したものである。
本発明の実施形態に係る包装容器は、片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布10片面表面にアンカーコート樹脂層15が積層されさらにヒートシール樹脂層20が積層された蓋材(F)と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材である底材(E)からなり、フランジ部60で、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20面と底材(E)が接合され、フランジ部60で密封された収納部を有する包装容器200であって、フランジ部60の蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と底材(E)が接合された部分の、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と底材(E)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20に対して底材(E)が易剥離性を有する。
蓋材(F)の高密度ポリエチレン不織布10片面表面のダイン数(濡れ指数)が37〜50dynであるので、その表面に積層されたヒートシール樹脂層20は不織布10に強いシール強度で接合されるので、開封するときに、図6(b)で示されるように、底材(E)のポリエチレン層30に対して、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20が、強いシール強度を持ち、蓋材(F)から底材(E)が剥離されず、開封されないという従来で起こりえたことが起きない。
図2(b)はそのフランジ部60における蓋材(F)と底材(E)の、開封時の状態を模式的に示したものである。蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と底材(E)とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、開封時には、蓋材(F)から底材(E)が剥離され、易開封される。
本発明の実施形態に係る包装容器の製造方法は、高密度ポリエチレン不織布10表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、表面のダイン数(濡れ指数)を37〜50dynにする表面処理工程と、高密度ポリエチレン不織布表面の前記表面処理工程で表面処理された表面に、アンカーコート樹脂を塗布するアンカーコート樹脂塗布工程と、高密度ポ
リエチレン不織布10表面の表面処理された表面にアンカーコート樹脂層15が形成されている表面に、ヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/アンカーコート樹脂層15/ヒートシール樹脂層20からなる蓋材(F)を形成するヒートシール樹脂塗布工程と、周端部で、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエンチレンテレフタレート(PET)40の積層材であり中央部に凹部を有する底材(E)をヒートシール接合し、周端部で、蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と底材(E)が接合されたフランジ部60を形成し、フランジ部60で密封された、底材(E)の凹部のスペースを持つ収納部を有する包装容器200を形成するヒートシール工程と、を有し、上記工程の後、フランジ部60の蓋材(F)のヒートシール樹脂層20と底材(E)が接合された部分の、蓋材(F)と底材(E)のシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであり、蓋材(F)ヒートシール樹脂層20に対して底材(E)が易剥離性を有する。蓋材(F)から底材(E)を容易に引き剥がすことができ、容易に開封できる。また底材(E)に透明性を持たせることで、開封前の物品70の視認性がよくなり、目視確認できる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
不織布にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材を使用した包装袋の製作を行った。
ヒートシール樹脂層が積層された不織布基材は表面処理を行った。
高密度ポリエチレン不織布10として、デュポンスペシャリティー タイベック1073B 74.6g/mを使用する。不織布10表面に、表面処理としてコロナ処理を施す。不織布10表面のダイン数(濡れ指数)を計測し、44dynであった。不織布10の表面処理工程で表面処理(コロナ処理)された表面にヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/ヒートシール樹脂層20からなる不織布基材(C)を形成するヒートシール樹脂塗布工程を行った。ここで、ヒートシール樹脂はHSラッカー材(東洋モートン AD37R345JN)を用いた。周端部50で、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)をヒートシール接合する周端部50で密封された収納部を形成するヒートシール工程を行った。ヒートシール工程でのシール条件は、140°C、0.2MPa、2秒であった。
<実施例2>
同様に、不織布にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材を使用した包装袋の製作を行った。ヒートシール樹脂層が積層された不織布基材は表面処理を行った。
高密度ポリエチレン不織布10として、デュポンスペシャリティー タイベック1073B 74.6g/mを使用する。不織布10表面に、表面処理としてコロナ処理を施す。不織布10表面のダイン数(濡れ指数)を計測し、50dynであった。不織布10の表面処理工程で表面処理(コロナ処理)された表面にヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/ヒートシール樹脂層20からなる不織布基材(C)を形成するヒートシール樹脂塗布工程を行った。ここで、ヒートシール樹脂はHSラッカー材(東洋モートン AD37R345JN)を用いた。周端部50で、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)をヒートシール接合する周端部50で密封された収納部を形成するヒートシール工程を行った。ヒートシール工程でのシール条件は、140°C、0.2MPa、2秒であった。
不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度を測定したら、0.98N/mmであった。
<比較例1>
同様に、不織布にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材を使用した包装袋の製作を行った。ヒートシール樹脂層が積層された不織布基材は表面処理を行わなかった。
高密度ポリエチレン不織布10として、デュポンスペシャリティー タイベック1073B 74.6g/mを使用する。不織布10表面に、表面処理を行わなかった。不織布10表面のダイン数(濡れ指数)を計測し、37dynであった。不織布10の表面処理工程で表面処理(コロナ処理)された表面に形成されたアンカーコート樹脂層15に、ヒートシール樹脂を塗布し、不織布10/ヒートシール樹脂層20からなる不織布基材(C)を形成するヒートシール樹脂塗布工程を行った。ここで、ヒートシール樹脂はHSラッカー材(東洋モートン AD37R345JN)を用いた。周端部50で、不織布基材(C)のヒートシール樹脂層20と、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)をヒートシール接合する周端部50で密封された収納部を形成するヒートシール工程を行った。ヒートシール工程でのシール条件は、140°C、0.2MPa、2秒であった。
不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度を測定したら、5.69N/mmであった。
<試験方法>
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
包装袋の周端部50における、不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度を測定した。15mm幅の測定対象を引張り試験機によって測定を行った。
包装袋の周端部50における不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度を評価した。
シール強度が5.7〜0.98N/15mmであれば「○」とした。そうでなければ「×」とするようにした。
その結果を表1にまとめた。
Figure 2019177894
<比較結果>
実施例1は請求項5に従った例である。不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度は、2.11N/mmであり、所望のシール強度が得られていることが確かめられた。不織布10に表面処理(コロナ処理)行った結果、ヒートシール樹脂の不織布10に対する濡れ性が向上し、不織布10とヒートシール樹脂層20は強いシール強度で接合されたため、不織布10/ヒートシール樹脂層20と、シール基材(B)とのシール強度が所望の値が得られ、易剥離である。
実施例2も請求項5に従った例である。不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度は、0.98N/mmであり、所望のシール強度が得られていることが確かめられた。不織布10に表面処理(コロナ処理)行った結果、ヒートシール樹脂の不織布10に対する濡れ性が向上し、不織布10とヒートシール樹脂層20は強いシール強度で接合されたため、不織布10/ヒートシール樹脂層20と、シール基材(B)とのシール強度が所望の値が得られ、易剥離である。
比較例1は請求項5に従った例との比較のために行われたものであり、不織布10/ヒートシール樹脂層20を形成する前の不織布10の表面処理を行わなかった。不織布10/ヒートシール樹脂層20の、ポリエチレン(PE)30とポリエチレンテレフタレート(PET)40の積層材であるシール基材(B)とのシール強度は、5.69N/mmであり、所望のシール強度が得られていることは確かめられた。不織布10に表面処理(コロナ処理)行っていないので、ヒートシール樹脂の不織布10に対する濡れ性が向上はしておらず、不織布10とヒートシール樹脂層20はシール強度で接合されていないので、不織布10/ヒートシール樹脂層20と、シール基材(B)とのシール強度は所望の値になり、易剥離の状態にあるが、不織布10のダイン数(濡れ指数)が37dynを下回ることがあると、不織布10/ヒートシール樹脂層20と、シール基材(B)とのシール強度はもっと強くなり、不織布10/ヒートシール樹脂層20から、シール基材(B)が易剥離でなくなる可能性大である。
1・・・不織布
10・・・不織布
15・・・アンカーコート樹脂層
20・・・ヒートシール樹脂層
30・・・ポリエチレン(PE)
40・・・ポリエチレンテレフタレート(PET)
50・・・周端部
60・・・フランジ部
70・・・物品
100・・・包装袋
200・・・包装容器
(A)不織布基材
(B)シール基材
(C)不織布基材
(D)蓋材
(E)底材
(F)蓋材

Claims (4)

  1. 片面表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、ダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布片面表面にヒートシール樹脂層が積層された不織布基材と、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの積層材であるシール基材からなり、
    周端部で、前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材が接合され、周端部で密封された収納部を有する包装袋であって、
    周端部の前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材が接合された部分の、前記不織布基材の前記ヒートシール樹脂層と前記シール基材とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであることを特徴とする易開封性包装袋。
  2. 前記不織布基材において、高密度ポリエチレン不織布とヒートシール樹脂層の間に、アンカーコート樹脂層を備えることを特徴とする請求項1に記載の易開封性包装袋。
  3. 片面表面にプラズマ処理もしくはコロナ処理を施し、ダイン数(濡れ指数)が37〜50dynである高密度ポリエチレン不織布片面表面にヒートシール樹脂層が積層された蓋材と、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの積層材であり中央部に凹部を有する底材からなり、
    周端部で、蓋材の前記ヒートシール樹脂層と前記底材が接合されたフランジ部を形成し、前記フランジ部で密封された、底材の凹部のスペースを持つ収納部を有する包装容器であって、
    前記フランジ部の前記蓋材の前記ヒートシール樹脂層と前記底材が接合された部分の、前記蓋材の前記ヒートシール樹脂層と前記底材とのシール強度が、5.7〜0.98N/15mmであることを特徴とする易開封性包装容器。
  4. 前記蓋材において、高密度ポリエチレン不織布とヒートシール樹脂層の間に、アンカーコート樹脂層を備えることを特徴とする請求項3に記載の易開封性包装容器。
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