JP7127363B2 - 積層フィルム、および、パッケージ - Google Patents

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本発明は積層フィルム、および、これを備えるパッケージに関する。
層間で剥離するように構成される積層フィルムが知られている。例えば、特許文献1には、芳香剤等の内容物を収容する成形容器(7)の開口を閉じる蓋に用いられる複合フィルム(1)が開示されている。複合フィルム(1)はバリア性を有する上層(2)、および、複数の通気孔(13)が形成される下層(3)を含む。下層(3)は上層(2)、および、成形容器(7)のフランジ(6)と接合される。上層(2)が下層(3)に接合されている状態では通気孔(13)が上層(2)によって閉じられているため、成形容器(7)に収容されている内容物が漏れ出さない。上層(2)が下層(3)から剥離されることによって、通気孔(13)を介して成形容器(7)の内部と外部とが連通するため、揮発した芳香剤等の薬効成分が通気孔(13)を通過して拡散される。
特許第5742139号公報
作業性の観点から積層フィルムを層間で容易に剥離できることが好ましい。
(1)本発明に関する積層フィルムは第1層と、前記第1層に積層されるヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と、前記ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層のヒートシール面に少なくとも一部が接合される押出ポリエチレン層と、前記押出ポリエチレン層に積層される第2層とを備える。
押出コートラミネートによってヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層のヒートシール面と押出ポリエチレン層とが接合される場合、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と押出ポリエチレン層とを容易に剥離できることが確認された。
(2)本発明に関する積層フィルムは第1層と、前記第1層に積層される押出ポリエチレン層と、前記押出ポリエチレン層にヒートシール面の少なくとも一部が接合されるヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層とを備える。
押出コートラミネートによってヒートシール性を有する二軸延伸プロピレン層と押出ポリエチレン層とが接合される場合、ヒートシール性を有する二軸延伸プロピレン層と押出ポリエチレン層とを容易に剥離できることが確認された。
(3)好ましい例では(1)または(2)に記載の積層フィルムにおいて、前記ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と前記押出ポリエチレン層とが接合されていない剥離開始部を含む。
このため、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と押出ポリエチレン層とを剥離する作業を容易に実施できる。
(4)好ましい例では(3)に記載の積層フィルムにおいて、前記剥離開始部は前記ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層および前記押出ポリエチレン層の一方の縁が他方の縁から突出している。
剥離開始部を掴みやすいため、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と押出ポリエチレン層とを剥離する作業を一層容易に実施できる。
(5)好ましい例では(1)~(4)のいずれか一項に記載の積層フィルムにおいて、前記第1層はシーラント層を含む。
このため、第1層を容器等に容易にヒートシールできる。
(6)本発明に関するパッケージは(1)~(5)のいずれか一項に記載の積層フィルムと、前記積層フィルムによって閉じられる開口を含む容器とを備える。
上記パッケージによれば、(1)または(2)に記載の積層フィルムと同様の効果が得られる。
本発明に関する積層フィルム、および、これを備えるパッケージによれば、層間で容易に剥離できる。
実施形態のパッケージの斜視図。 図1のD2-D2線に沿う断面図。 図2の積層フィルムが層間剥離している途中の断面図。 図3の積層フィルムの層間剥離が完了した状態の断面図。 実施例および比較例の試験結果を示す図。
(実施形態)
図1に示されるパッケージ1は容器10、および、容器10の開口12を閉じる蓋20を備える。容器10の種類は任意に選択できる。図1等に示される第1例では、容器10はボトルである。第2例では、容器10はトレイ、カップ、または、袋である。容器10に収容される内容物は任意に選択できる。内容物の一例は医薬品および食品である。医薬品の一例は粉末の塩化ナトリウム剤である。食品の一例はゼリーである。容器10に収容される内容物の状態は液体または固体である。
容器10を構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、容器10は積層フィルム30の第1層41(図2参照)と容易にヒートシールできる材料によって構成される。容器10を構成する材料の一例はポリプロピレンである。容器10は内容物を収容する収容部11、および、内容物が通過する開口12を備える。
蓋20は開口12を閉じるように開口12の天面12Aに接合される。蓋20と容器10との接合形態は種々の形態から選択できる。第1例では、蓋20と容器10との接合形態はヒートシールである。第2例では、蓋20と容器10との接合形態は接着である。第3例では、蓋20と容器10との接合形態は粘着である。
蓋20は積層フィルム30によって構成される。図2に示される積層フィルム30は第1フィルム40と第2フィルム50とが押出ポリエチレン層60を介して押出コートラミネート法によって接合されたフィルムである。押出コートラミネート法の一例はサンドイッチラミネート法である。積層フィルム30は押出ポリエチレン層60および第2フィルム50が第1フィルム40から容易に剥離(以下「層間剥離」)できるように構成される。積層フィルム30が層間剥離した場合の剥離界面30A(図3および図4参照)には、粘着剤等が存在しない。このため、容器10に収容されている内容物100(図1参照)の衛生状態が保たれる。
第1フィルム40は例えば、第1層41、中間層42、および、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43が積層された3層構造を備える。第1層41は容器10の天面12Aと接合される。一例では、第1層41は天面12Aの全面と接合される。第1層41はシーラント層41Aを含む。シーラント層41Aを構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、シーラント層41Aを構成する材料は容器10とヒートシールできるように、容器10を構成する材料と同じ材料、または、容器10にヒートシール可能な材料である。このため、第1層41を容器10等に容易にヒートシールできる。中間層42は第1層41とヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43との間に積層される。中間層42を構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、中間層42は積層フィルム30が層間剥離された場合に第1フィルム40が破断しないように第1フィルム40の強度が高められる材料によって構成される。中間層42を構成する材料の一例はポリエチレンテレフタレートである。ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43は押出コートラミネート法によって、押出ポリエチレン層60と接合される。また、バリア性が必要な場合には中間層42は水蒸気バリア性や酸素バリア性を有する材料によって構成される。酸素バリア性や水蒸気バリア性を有する材料の一例は酸化アルミニウムや二酸化珪素を蒸着した透明蒸着フィルムである。
第2フィルム50は例えば、第1中間層51、第2中間層52、および、第2層53が積層された3層構造を備える。第1中間層51は押出ポリエチレン層60と第2中間層52との間に積層される。第1中間層51を構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、第1中間層51は第2中間層52と押出ポリエチレン層60とが強く接合するようにポリエチレンによって構成される。第2中間層52は第1中間層51と第2層53との間に積層される。第2中間層52を構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、第2中間層52は積層フィルム30が層間剥離された場合に第2フィルム50が破断しないように、第2フィルム50の強度が高められる材料によって構成される。第2中間層52を構成する材料の一例はポリエチレンテレフタレートである。第2層53を構成する材料は任意に選択できる。好ましい例では、第2層53はパッケージ1の流通過程において、容器10に収容されている内容物100を保護できるように酸素バリア性や水蒸気バリア性を有する材料によって構成される。酸素バリア性や水蒸気バリア性を有する材料の一例は酸化アルミニウムや二酸化珪素を蒸着した透明蒸着フィルムである。
押出ポリエチレン層60とヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43との剥離強度(以下「層間剥離強度」)は任意に設定される。層間剥離強度は、T型剥離強度試験によって測定される剥離強度である。T型剥離試験に用いられる積層フィルム30の形状は正方形である。積層フィルム30の1辺の長さは15mmである。剥離速度は300mm/minである。剥離の態様は押出ポリエチレン層60および第2フィルム50を第1フィルム40から剥離する態様である。
好ましい例では、層間剥離強度はパッケージ1の流通段階における層間剥離の発生のしにくさと、パッケージ1の使用段階における層間剥離のしやすさとの関係に基づいて決められる。層間剥離強度の最大値の一例は3.0N/15mmである。層間剥離強度が3.0N/15mm以下の場合、パッケージ1の使用段階においてユーザが容易に積層フィルム30の層間剥離を実施できる。層間剥離強度の最小値の一例は0.05N/15mmである。層間剥離強度が0.05N/15mm以上の場合、パッケージ1の流通段階においてパッケージ1に衝撃が加わっても意図しない層間剥離が発生しにくい。層間剥離強度の好ましい範囲は0.05N/15mm~3.0N/15mmである。
図2に示されるように、積層フィルム30には、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43と押出ポリエチレン層60とが接合されていない剥離開始部30Bが設けられる。このため、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43と押出ポリエチレン層60とを剥離する作業を容易に実施できる。剥離開始部30Bはヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43および押出ポリエチレン層60の一方の縁が他方の縁から突出している。図2等に示される例では、剥離開始部30Bは押出ポリエチレン層60の縁60Aがヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43の縁43Aから突出している。剥離開始部30Bを掴みやすいため、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43と押出ポリエチレン層60とを剥離する作業を一層容易に実施できる。
図3および図4を参照して、パッケージ1の使用方法の一例に説明する。
パッケージ1はバリア性を有する第2層53を含む第2フィルム50が押出ポリエチレン層60を介して第1フィルム40に接合されている状態で流通する。ユーザはパッケージ1の使用段階において、積層フィルム30の剥離開始部30Bを掴み、図3に示されるように、押出ポリエチレン層60および第2フィルム50を第1フィルム40から剥離させる。積層フィルム30の層間剥離が完了した後、図4に示されるように、ユーザは希釈水注入用のストロー状の治具70を第1フィルム40に貫通するように突き刺す。剥離界面30Aには粘着剤等が存在しないため、第1フィルム40に治具70を貫通させる場合に収容部11に異物が混入しにくい。治具70を介して収容部11に希釈水が投入されることによって、内容物100の一例である塩化ナトリウム剤が希釈される。
パッケージ1によれば、次のような作用および効果が得られる。
押出コートラミネートによってヒートシール性を有する二軸延伸プロピレン層のヒートシール面と押出ポリエチレン層とが接合される場合、ヒートシール性を有する二軸延伸プロピレン層と押出ポリエチレン層とを容易に剥離できることが確認された。
(実施例)
本願発明者は実施例および比較例の試料を用いて、積層フィルム30の層構成と層間剥離強度との関係を確認する試験を実施した。図5は試験の結果である。以下の説明では、説明の便宜上、比較例の試料における実施例の試料と共通する部分について同一の符号を付している。実施例の試料は実施形態に関する積層フィルム30である。比較例の試料は実施例の積層フィルム30とは異なる層構成を備える積層フィルム30である。比較例1の積層フィルム30は第1フィルム40のヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層43に代えて無延伸ポリプロピレン層を備える点において実施例の積層フィルム30と相違し、その他の点において実施例の積層フィルム30と同じ構成を備える。比較例2の積層フィルム30は第1フィルム40の二軸延伸ポリプロピレン層43に代えてポリエチレン層を備える点において実施例の積層フィルム30と相違し、その他の点において実施例の積層フィルム30と同じ構成を備える。
図5中の層間剥離強度の評価の項目における「○」は層間剥離強度が0.05N/15mm~3.0N/15mmに含まれる場合を示す。図5中の層間剥離強度の評価の項目における「×」は層間剥離強度が0.05N/15mm~3.0N/15mmに含まれない場合を示す。図5中の項目の「積層フィルムのみの場合」は積層フィルム30を容器10に接合していない場合の積層フィルム30の層間剥離強度を示す。図5中の項目の「容器に接合された場合」は積層フィルム30の第1層41をヒートシールによって容器10に接合した場合の積層フィルム30の層間剥離強度を示す。ヒートシールの条件は温度、圧力、時間、および、回数を含む。温度の条件は190℃である。圧力の条件は0.4MPaである。時間の条件は2.5秒である。回数の条件は3回である。
図5に示されるように、実施例の積層フィルム30によれば、積層フィルムのみの場合、および、容器に接合された場合において、層間剥離強度が実施形態で示される好ましい範囲に含まれることが確認された。比較例1の積層フィルム30によれば、容器に接合された場合に層間剥離強度が実施形態で示される好ましい範囲に含まれないことが確認された。比較例1の積層フィルム30が容器に接合された場合の層間剥離強度は3.0N/15mm超であった。比較例2の積層フィルム30によれば、積層フィルムのみの場合、および、容器に接合された場合において、層間剥離強度が実施形態で示される好ましい範囲に含まれないことが確認された。比較例2の積層フィルムのみの場合、および、容器に接合された場合の層間剥離強度は3.0N/15mm超であった。
(変形例)
なお、上記実施形態は本発明に関する積層フィルムおよびパッケージが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に関する積層フィルムおよびパッケージは実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例の一例を示す。
・積層フィルム30の層構成は任意に変更できる。第1変形例の積層フィルム30は、第1層41と、第1層41に積層される押出ポリエチレン層と、押出ポリエチレン層にヒートシール面の少なくとも一部が接合されるヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と、二軸延伸ポリプロピレン層に積層される第2層53とを備える。第1変形例の積層フィルム30では、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層は第2フィルム50に含まれる。第1変形例の積層フィルム30では、第2フィルム50のヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と第1フィルム40とが押出ポリエチレン層60を介して接合される。第1変形例の積層フィルム30では、押出ポリエチレン層に対してヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層を含む第2フィルム50を剥離するような力が加えられる場合、押出ポリエチレン層とヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層との間で層間剥離する。第1変形例の場合も実施形態と同じように良好に層間剥離するが、押出ポリエチレン層の表面には、剥離時に引っ張られて白化した剥離痕が確認された。第2変形例の積層フィルム30では、第1フィルム40から中間層42が省略される。第3変形例の積層フィルム30では、中間層42に加えて、または、代えて、1または複数の任意の層が設けられる。第4変形例の積層フィルム30では、第2フィルム50から第1中間層51および第2中間層52の少なくとも一方が省略される。第4変形例の積層フィルム30では、第1中間層51および第2中間層52の少なくとも一方に加えて、または、代えて、1または複数の任意の層が設けられる。
・積層フィルム30の利用形態は任意に変更可能である。第5変形例の積層フィルム30は第1層と、第1層に積層されるヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層と、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層とから形成される第1フィルムと、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層のヒートシール面に形成される押出ポリエチレン層と第2層からなる第2フィルムを備える。第1フィルムには貫通孔が設けられている。積層フィルム30は容器等に接合されており、容器には芳香剤や消臭剤、防虫剤等が収容されている。第1フィルムと第2フィルムを剥離すると、貫通孔が露出して、芳香剤や消臭剤、防虫剤等が揮散する。
第6変形例の積層フィルム30はホットメルト層と、アルミニウム箔と、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層とからなるシールフィルムと、ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層のヒートシール面に積層される押出ポリエチレン層と、クッション材層からなるリシールフィルムからなるインナーシール材である。
第7変形例の積層フィルム30は容器10等に接合されることなく、積層フィルム30単体で使用される。この変形例の積層フィルム30は例えば、第1フィルム40に印刷層が設けられ、第2フィルム50に印刷層が表示する情報を外部から視認できないように遮蔽層が設けられる。印刷層が表示する情報は例えば、文字、数字、絵、URL、一次元コード、および、二次元コードである。この変形例の積層フィルム30では、ユーザは積層フィルム30を層間剥離することによって、印刷層が表示している情報を確認できる。
1 :パッケージ
10 :容器
12 :開口
30 :積層フィルム
30B:剥離開始部
41 :第1層
43 :ヒートシール性を有する二軸延伸ポリプロピレン層
43A:縁
53 :第2層
60 :押出ポリエチレン層
60A:縁

Claims (4)

  1. 第1層、中間層、および、二軸延伸ポリプロピレン層を含む第1フィルムと、
    第2層を含む第2フィルムと、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に設けられる押出ポリエチレン層と、が積層された積層フィルムであって、
    前記第1フィルムは容器の開口を閉じるように構成され、
    前記第1層は前記容器に接合できるように構成されるシーラント層を含み、
    前記二軸延伸ポリプロピレン層はヒートシール面を有し、
    前記中間層は前記第1層と前記二軸延伸ポリプロピレン層との間に設けられ、
    前記押出ポリエチレン層は前記ヒートシール面との間において層間剥離するように前記ヒートシール面に接合され、前記ヒートシール面との間において層間剥離する場合に前記第2フィルムから剥離しないように前記第2フィルムに接合され、
    前記中間層は前記押出ポリエチレン層と前記ヒートシール面との間において層間剥離した状態において、前記開口を閉じた状態を維持するように構成される
    積層フィルム。
  2. 記二軸延伸ポリプロピレン層と前記押出ポリエチレン層とが接合されていない剥離開始部を含む
    請求項1に記載の積層フィルム。
  3. 前記剥離開始部は前記二軸延伸ポリプロピレン層および前記押出ポリエチレン層の一方の縁が他方の縁から突出している
    請求項に記載の積層フィルム。
  4. 請求項1~のいずれか一項に記載の積層フィルムと、
    前記積層フィルムによって閉じられる開口を含む容器とを備える
    パッケージ。
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