JP2019177323A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】二酸化炭素を含むガスの流出を抑制することが可能な処理装置及び処理方法を提供する。【解決手段】処理装置は、底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、廃棄物を貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、二酸化炭素を含有するガスを、貯留槽に供給するガス給気管と、壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、ガスの濃度を検出するガス検出装置と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、処理装置及び処理方法に関する。
焼却施設で発生する焼却灰やスラグ、汚染土壌等の廃棄物は、重金属類を含有する。鉛(Pb)等、一部の重金属は溶出性が比較的高く、焼却灰のリサイクルや最終処分場での埋立てに際し、重金属の安定化処理が求められている。特許文献1には、廃棄物の安定化処理を行う処理装置が記載されている。特許文献1の処理装置は、廃棄物を収容する容器本体と、ガスを供給する複数の通気部を有する。通気部は、容器本体の壁部に設けられている。処理装置は、通気部を介して、二酸化炭素を含むガスを廃棄物に供給する。これにより、処理装置は、廃棄物の炭酸化を行い、廃棄物中の重金属を不溶化することができる。
特許文献2には、焼却炉からの焼却灰を貯留する貯留槽を用いて、焼却灰の無害化処理を行う無害化処理装置が記載されている。特許文献2の貯留槽は、屈曲筒部に接続されている。処理後の焼却灰は、屈曲筒部の下方に開口した焼却灰排出口から落下して排出される。また、焼却灰を貯留する貯留槽として、上部が開口しており、焼却灰を搬出するためのクレーン等が開口部に設けられる構成が知られている。
特開2017−217575号公報 特開2015−196128号公報
上部が開口している貯留槽を利用して廃棄物の処理を行う場合、二酸化炭素を含むガスが貯留槽の外部に流出する可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、二酸化炭素を含むガスの外部への流出を抑制できる処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る処理装置は、底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に供給するガス給気管と、前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、を有する。
本発明の一態様に係る処理方法は、底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に前記壁部と交差する方向に供給するガス給気管と、前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、前記廃棄物の温度を検出する温度検出装置と、前記廃棄物の処理を制御する制御装置と、を有する処理装置の処理方法であって、前記ガス給気管が、前記廃棄物の温度よりも低い温度の前記ガスを前記貯留槽に供給するステップと、前記制御装置は、前記温度検出装置からの情報に基づいて、前記ガスが供給された場合における前記廃棄物の温度の変化を検出し、前記廃棄物の温度の変化に応じて前記ガス給気管からの前記ガスの供給を制御するステップと、を有する。
本発明によれば、二酸化炭素を含むガスの外部への流出を抑制することが可能である。
図1は、第1実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。 図2は、処理装置を有する焼却施設の構成を示すブロック図である。 図3は、廃棄物の炭酸化処理方法の一例を示すフローチャートである。 図4は、廃棄物の炭酸化処理方法の変形例を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。 図6は、第3実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。 図7は、第4実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。 図8は、第5実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。本実施形態の処理装置1は、廃棄物9をリサイクルする前、又は廃棄物9を最終処分場で埋め立てる前において、焼却施設101で廃棄物9中の重金属を不溶化する処理を行う装置である。
図1に示すように、処理装置1は、貯留槽2と、搬出装置3と、ガス給気管26a、26bと、ガス検出装置5と、温度検出装置6と、排出ダクト28と、を有する。貯留槽2は、第1壁部21と、第2壁部22と、底部23とを有する。なお、以下の説明において、第1壁部21と第2壁部22とを区別して説明する必要がない場合には、単に壁部と表す場合がある。第1壁部21及び第2壁部22は、底部23と連続して、底部23の表面に対して交差する方向に設けられている。底部23は、例えば平面視で四角形状を有しており、第1壁部21及び第2壁部22を含む複数の壁部が底部23の周囲に設けられる。図1に示すように、貯留槽2は、底部23の上側に、複数の壁部で囲まれた開口が設けられている。なお、貯留槽2の平面形状は、四角形の他、円形、楕円形等であってもよい。
貯留槽2は、コンクリートで形成することができる。また、貯留槽2は、金属製、例えば、鉄板や鋼鉄、ステンレス等で形成してもよい。貯留槽2は焼却施設101に設置され、例えば、焼却施設101の床面101aに埋設されている。第2壁部22には、排出口22bが設けられている。排出口22bには、排出ダクト28が接続される。焼却炉102(図2参照)で発生する焼却灰等の廃棄物9は、排出ダクト28及び排出口22bを介して、貯留槽2の内部に排出される。これにより、廃棄物9は、底部23の上に載せられて、貯留槽2の内部空間に収容される。
なお、貯留槽2は、排出ダクト28及び排出口22bを有さない構成であってもよい。例えば、ベルトコンベア等により廃棄物9を焼却炉102から貯留槽2に排出してもよい。或いは、搬出装置3を用いて、廃棄物9を焼却炉102から貯留槽2に排出してもよい。
搬出装置3は、貯留槽2の上側に設けられる。搬出装置3は、例えばクレーン装置であり、貯留槽2の内部で炭酸化が終了した廃棄物9を外部へ搬出する。搬出装置3は、バケット31と、ワイヤ32と、台車33とを有する。台車33は、貯留槽2の開口よりも上側に配置される。台車33は、トロリとも呼ばれ、焼却施設101に設置されたレール(図示しない)等に沿って移動可能に設けられている。
バケット31は、ワイヤ32を介して台車33と接続され、台車33の下側に配置される。バケット31は、台車33とともに移動し、且つ、ワイヤ32の巻上げ動作により上下移動可能となっている。バケット31は、開閉可能であり、廃棄物9の一部を保持して外部の搬出用トラック等に廃棄物9を搬出できる。なお、図1に示す搬出装置3は、あくまで一例である。搬出装置3は、廃棄物9を搬出できる装置であればよく、例えば、バックホー装置や、ショベルカー等であってもよい。
図1に示すように、第1給気口21aは第1壁部21に設けられている。第1給気口21aは、第1壁部21を厚み方向に貫通する貫通孔である。第1給気口21aには、ガス給気管26aが接続されている。同様に、第2給気口22aは、第1壁部21と対向する第2壁部22に設けられている。第2給気口22aは、第2壁部22を厚み方向に貫通する貫通孔である。第2給気口22aには、ガス給気管26bが接続されている。
ガス給気管26a、26bは、ガス供給装置103(図2参照)に接続される。ガス供給装置103は、ガス給気管26a、26b、第1給気口21a及び第2給気口22aを介して、ガスGを貯留槽2に供給する。
本実施形態では、第1給気口21a及び第2給気口22aが壁部に設けられており、ガス給気管26a、26bは床面101aの下側に埋設される。すなわち、ガス給気管26a、26bを貯留槽2の開口の上側に設ける必要がなく、ガス給気管26a、26bは、搬出装置3が動作した場合であっても搬出装置3と接触しない位置に設けられる。このため搬出装置3の動作が阻害されない。
第1給気口21a及び第2給気口22aは、底部23の上面に垂直な方向において、廃棄物9よりも上側に設けられていることが好ましい。なお、以下の説明では、底部23の上面に垂直な方向を高さ方向と表す場合がある。二酸化炭素を含有するガスGは、空気よりも比重が重い。このため、第1給気口21a及び第2給気口22aよりも下側が高濃度領域R1となり、第1給気口21a及び第2給気口22aよりも上側が低濃度領域R2となる。高濃度領域R1は、低濃度領域R2よりも二酸化炭素の濃度が高い領域である。
廃棄物9は、高濃度領域R1に配置され、ガスGが供給される。これにより、廃棄物9に含まれる重金属、例えば、鉛、カルシウム等は、二酸化炭素により炭酸化され不溶化が促進される。すなわち、廃棄物9からの重金属溶出を抑制できる。本実施形態では、第1壁部21と第2壁部22とが対向しており、第1壁部21に第1給気口21aが設けられ、第2壁部22に第2給気口22aが設けられている。第1給気口21a及び第2給気口22aは、廃棄物9に対して異なる方向からガスGを供給できる。このため、処理装置1は、廃棄物9の炭酸化を効率良く行うことができる。ガス給気管26a、26bは、それぞれ、二酸化炭素を含有するガスGを、壁部と交差する方向に供給する。ただし、これに限定されず、ガス給気管26a、26bのガスGの供給方向は、壁部の上側から底部23に向かって壁部に沿って供給してもよく、底部23から供給してもよい。
複数のガス検出装置5は、第1壁部21に沿って高さ方向に設けられている。ガス検出装置5は、ガスGの濃度を検出するセンサである。例えば、ガス検出装置5は、二酸化炭素濃度を検出する。又は、ガス検出装置5は、酸素濃度、一酸化炭素濃度を検出してもよい。ガス検出装置5は、光学式、半導体式、電気化学式等が用いられる。
複数のガス検出装置5のうち、ガス検出装置5a、5bは、高さ方向において、第1給気口21aよりも底部23に近い位置に配置される。また、複数のガス検出装置5のうち、ガス検出装置5c、5d、5eは、高さ方向において、第1給気口21aよりも底部23から離れた位置に配置される。本実施形態では、複数のガス検出装置5は、高さ方向において、底部23からガス検出装置5a、5b、5c、5d、5eの順に配列されている。
なお、複数のガス検出装置5の数は、6つ以上であってもよく、4つ以下であってもよい。複数のガス検出装置5は、第1給気口21aよりも底部23に近い位置に少なくとも1つ配置され、第1給気口21aよりも底部23から離れた位置に少なくとも1つ配置されていればよい。
ガス検出装置5a、5bは、主に高濃度領域R1のガス濃度を検出する。処理装置1は、ガス検出装置5a、5bの検出結果に基づいて、廃棄物9の炭酸化に必要な流量のガスGを供給できる。また、ガス検出装置5c、5d、5eは、主に低濃度領域R2のガス濃度を検出する。処理装置1は、ガス検出装置5c、5d、5eの検出結果に基づいて、貯留槽2の外部にガスGが流出することを抑制できる。
温度検出装置6は、廃棄物9の表面温度を検出する温度センサである。温度検出装置6は、非接触で温度を検出可能な、赤外線サーモグラフィや赤外線放射温度計等を用いることができる。温度検出装置6は、熱電対等であってもよい。温度検出装置6は、搬出装置3に設けられており、廃棄物9の上側から温度を検出する。なお、温度検出装置6は、可搬式であってもよく、或いは、貯留槽2の第1壁部21や第2壁部22に設けられていてもよい。処理装置1は、温度検出装置6の検出結果に基づいて、廃棄物9の炭酸化処理を制御できる。
次に、処理装置1による廃棄物9の炭酸化処理方法について説明する。図2は、処理装置を有する焼却施設の構成を示すブロック図である。図3は、廃棄物の炭酸化処理方法の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、焼却施設101は、処理装置1、焼却炉102及びガス供給装置103を有する。処理装置1は、焼却施設101内に設けられる。処理装置1は、焼却炉102で発生する焼却灰が廃棄物9として供給される。処理装置1で炭酸化処理を行った廃棄物9は、搬出装置3によりトラック等に積み込まれて、最終処分場110に運搬される。又は、廃棄物9はリサイクル場に運搬されてもよい。
ガス供給装置103は、焼却炉102から排気された二酸化炭素を含有するガスGを処理する排ガス処理装置である。ガスGは、焼却炉102から発生する排ガスを利用できる。このため、大気中の二酸化炭素濃度の上昇を抑制することが可能である。ガス供給装置103は、例えばバグフィルタ(図示しない)等を有しており、ガスGの除塵を行う。また、ガス供給装置103は、温度調整部105とバルブ106とを有する。温度調整部105は、焼却炉102からのガスGを炭酸化処理に適した温度に調整する装置である。温度調整部105は、例えば、焼却炉102からのガスGの熱を利用するボイラ等を含んでいてもよい。バルブ106は、貯留槽2に供給するガスGの通気量、通気速度を調整可能である。バルブ106は、例えば作業者が手動操作するバルブ、又は自動で制御できるソレノイドバルブでもよい。
図2に示すように処理装置1は、廃棄物9の炭酸化処理を制御する制御装置4を有する。制御装置4は、パーソナルコンピュータ(PC)、又はサーバシステム等のコンピュータである。制御装置4は、判定部41と、記憶部42とを含む。判定部41は、CPU(Central Processing Unit)等を含む。記憶部42はハードディスク、RAM(Random Access Memory)等を含む。
判定部41は、ガス検出装置5からの検出信号S1及び温度検出装置6からの検出信号S2を受け取る。判定部41は、検出信号S1及び検出信号S2に基づいて、ガスGの濃度に関する情報及び廃棄物9の温度に関する情報を演算する回路である。また、判定部41は、各種情報を比較することで廃棄物9の炭酸化処理の状態を判定する。記憶部42は、廃棄物9の炭酸化処理に関する情報を記憶する。記憶部42は、例えば、ガスGの温度に関する情報や、廃棄物9の温度に関する情報を記憶する。
制御装置4は、判定部41の演算結果に基づいて、ガス供給装置103に制御信号S3を供給する。これにより、制御装置4は、ガス供給装置103から供給されるガスGの温度や流量を制御できる。制御装置4は、ガス濃度や廃棄物9の温度を表示する表示部(図示しない)等を有していてもよい。
図3は、廃棄物9の炭酸化処理方法において、貯留槽2のガス濃度の検出方法の一例を示している。図3に示すように、焼却炉102は、焼却灰等の廃棄物9を貯留槽2に排出する(ステップST11)。ガス供給装置103は、ガスGを貯留槽2に供給する(ステップST12)。これにより、処理装置1は、廃棄物9の炭酸化処理を開始する。次に、ガス検出装置5はガス濃度を検出する(ステップST13)。ガス検出装置5は、貯留槽2の内部のガス濃度を常時検出する。判定部41は、ガス検出装置5a、5b(図1参照)からの検出信号S1に基づいて、高濃度領域R1のガス濃度を演算する。
判定部41は高濃度領域R1のガス濃度が、基準値以上であるかどうかを判定する。高濃度領域R1のガス濃度が基準値よりも低い場合、制御装置4は、ガス供給装置103のガスGの流量を増加させることができる。高濃度領域R1のガス濃度が基準値以上である場合、ガス供給装置103のガスGの流量を維持、又は低減させる。これにより、処理装置1は、廃棄物9の炭酸化処理を効率良く実行できる。
判定部41は、ガス検出装置5c、5d、5e(図1参照)からの検出信号S1に基づいて、低濃度領域R2のガス濃度を演算する。判定部41は、低濃度領域R2のガス濃度が、基準値以上であるかどうかを判定する(ステップST14)。低濃度領域R2のガス濃度が基準値よりも低い場合(ステップST14、No)、制御装置4は、ガスGが貯留槽2の外部へ流出する可能性が低いと判断する。制御装置4は、ガス供給装置103のガスGの供給を継続させて廃棄物9の炭酸化処理を行う。
低濃度領域R2のガス濃度が基準値以上である場合(ステップST14、Yes)、制御装置4は、ガスGが貯留槽2の外部へ流出する可能性があると判断する。制御装置4は、ガス供給装置103のガスGの供給を停止させる(ステップST15)。これにより、処理装置1は、貯留槽2の上部が開口しており、廃棄物9を搬出するための搬出装置3が開口に設けられる構成であっても、人体に有害な二酸化炭素を含むガスGが貯留槽2の外部へ流出することを抑制できる。この結果、ガスGによる人的事故を防止することが可能であり、安全な環境で作業員が作業をすることができる。また、低濃度領域R2のガス濃度が基準値以上である場合(ステップST14、Yes)、制御装置4は、ガスGが貯留槽2の外部へ流出する可能性があると判断し、作業員にガス濃度が上昇していること、及び危険な状態であることを知らせる警報を発してもよい。この結果、作業員が危険を回避することができる。
(変形例)
図4は、廃棄物の炭酸化処理方法の変形例を示すフローチャートである。図4に示すように、焼却炉102は、焼却灰等の廃棄物9を貯留槽2に排出する(ステップST21)。温度検出装置6は、廃棄物9の表面温度である廃棄物温度(Ta)を検出する(ステップST22)。制御装置4は、温度検出装置6からの検出信号S2に基づいて、制御信号S3をガス供給装置103に出力する。この場合、制御信号S3は、ガス供給装置103から供給されるガスGの温度を制御するための信号である。ガス供給装置103は、制御信号S3に基づいて、廃棄物温度(Ta)よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給する(ステップST23)。Taは例えば50℃程度であり、ガスGの温度は例えば30℃程度である。
ガス供給装置103が貯留槽2にガスGを供給すると、廃棄物9に含まれる鉛、カルシウム等と二酸化炭素とが炭酸化反応する際の発熱により、廃棄物9の温度が上昇する。温度検出装置6は、廃棄物9の温度を常時検出できる。温度検出装置6は、Taよりも低い温度のガスGが供給された場合の、廃棄物9の温度を検出する。判定部41は、検出信号S2に基づいて、廃棄物温度(Ta)が、ガスGを供給する前の温度から低下したかどうかを判定する(ステップST24)。
廃棄物温度(Ta)が低下しない場合(ステップST24、No)、制御装置4は、廃棄物9の炭酸化反応が進んでいると判断し、ガスGの供給を継続する(ステップST23)。廃棄物温度(Ta)が低下した場合(ステップST24、Yes)には、炭酸化反応による廃棄物9の発熱が少なく、ガスGにより廃棄物温度(Ta)が低下することとなる。このため、制御装置4は、廃棄物9の炭酸化反応が終了したと判断する。制御装置4は、制御信号S4を搬出装置3に供給して、搬出装置3は、炭酸化処理が終了した廃棄物9を貯留槽2から排出する(ステップST25)。そして、ガス供給装置103は、ガスGの供給を停止する(ステップST26)。
以上のように、処理装置1は、廃棄物温度(Ta)よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給することにより、温度検出装置6の検出信号S2に基づいて廃棄物9の炭酸化処理の状態を検出することができる。より具体的には、処理装置1は、廃棄物9の温度変化が、炭酸化処理による発熱であるか、焼却炉102での発熱によるものか、ガスGの供給によるものかを判別することができる。
以上説明したように、本実施形態の処理装置1は、貯留槽2と、搬出装置3と、ガス検出装置5と、を有する。貯留槽2は、底部23と、複数の壁部(第1壁部21及び第2壁部22)と、底部23の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物9を貯留する。搬出装置3は、廃棄物9を貯留槽2の内部から外部へ搬出する。ガス給気管26a、26bは、二酸化炭素を含有するガスGを、貯留槽2に供給する。ガス検出装置5は、壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、ガスGの濃度を検出する。
これによれば、処理装置1は、ガス検出装置5の検出結果に基づいて、貯留槽2の内部の高さ方向でのガスGの濃度分布を検出できる。これにより、処理装置1は、貯留槽2の開口に近い位置のガス濃度の検出結果に基づいて、外部にガスGが流出することを抑制できる。また、処理装置1は、温度検出装置6を有するため、廃棄物9の温度変化に基づいて、廃棄物9の炭酸化処理の状態を検出することができる。
また、処理装置1において、壁部には、ガス給気管26a、26bと接続され、ガスGを貯留槽2に供給する第1給気口21aが設けられている。複数のガス検出装置5のうち少なくとも1つ以上のガス検出装置5a、5bは、高さ方向において、第1給気口21aよりも底部23に近い位置に配置される。複数のガス検出装置5のうち少なくとも1つ以上のガス検出装置5c、5d、5eは、高さ方向において、第1給気口21aよりも底部23から離れた位置に配置される。
これによれば、処理装置1は、ガス検出装置5a、5bの検出結果に基づいて、廃棄物9の炭酸化に必要なガスGを供給できる。また、ガス検出装置5c、5d、5eは、主に低濃度領域R2のガス濃度を検出する。処理装置1は、ガス検出装置5c、5d、5eの検出結果に基づいて、貯留槽2の外部にガスGが流出することを抑制できる。
また、処理装置1は、制御装置4と、温度検出装置6と、を有する。制御装置4は、廃棄物9の処理を制御する。温度検出装置6は、廃棄物9の温度を検出する。ガス給気管26a、26bは、廃棄物9の温度よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給する。温度検出装置6は、ガスGが供給された場合における廃棄物9の温度の変化を検出する。制御装置4は、廃棄物9の温度の変化に応じてガス給気管26a、26bからのガスGの供給を制御する。
また、処理装置1の処理方法は、ガス給気管26a、26bが、廃棄物9の温度よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給するステップST23と、制御装置4は、温度検出装置6からの情報に基づいて、ガスGが供給された場合における廃棄物9の温度の変化を検出し、廃棄物9の温度の変化に応じてガス給気管26a、26bからのガスGの供給を制御するステップST26と、を有する、
これによれば、処理装置1は、廃棄物温度(Ta)よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給することにより、温度検出装置6の検出信号S2に基づいて廃棄物9の炭酸化処理の状態を検出することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。なお、第1実施形態と同じ構成要素には、同じ参照符号を付して、説明を省略する。図5に示すように、本実施形態の処理装置1Aは、排気装置101bと、気流発生装置7とを有する。
排気装置101bは、例えば、焼却施設101の壁部に設けられた排気ファンである。排気装置101bは、貯留槽2の開口よりも上側に設けられる。これにより、処理装置1Aは、ガスGが貯留槽2の外部に流出した場合であっても、平面視で、貯留槽2の開口よりも外側の空間にガスGが流出することを抑制できる。排気装置101bで排気されたガスGは、例えば、ガス供給装置103に環流される。
気流発生装置7は、貯留槽2の開口の周縁に配置される。気流発生装置7は、底部23と交差し貯留槽2の外部に向かう方向の気流Fを発生させる。気流発生装置7は、貯留槽2の開口の周縁に沿って複数設けられていてもよい。この場合、気流Fは、貯留槽2の開口を囲むよう形成される。これにより、処理装置1Aは、ガスGが貯留槽2の外部に流出した場合であっても、平面視で、貯留槽2の開口よりも外側の空間にガスGが流出することを抑制できる。すなわち、処理装置1Aは、排気装置101b及び気流発生装置7により、焼却施設101内で、少なくとも作業者等が作業を行う空間にガスGが流出することを抑制できる。なお、処理装置1Aは、排気装置101b及び気流発生装置7のいずれか一方のみが設けられていてもよい。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図6に示すように、本実施形態の処理装置1Bにおいて、貯留槽2の底部23に複数の第3給気口23aが設けられている。複数の第3給気口23aには、ガス給気管26cが接続されている。ガス給気管26cは、ガス供給装置103と連結される。これにより、複数の第3給気口23aは、底部23に垂直な方向に、ガスGを供給できる。
本実施形態では、複数の第3給気口23aの一部と重なって廃棄物9が貯留されており、複数の第3給気口23aは、直接廃棄物9の下側にガスGを供給する。第1給気口21aと、第2給気口22aとは、廃棄物9の側部又は上部からガスGを供給する。言い換えると、第3給気口23aは、第1給気口21a及び第2給気口22aとは異なる方向からガスGを供給する。このため、処理装置1Bは、効率良く廃棄物9の炭酸化処理を行うことができる。処理装置1Bは、廃棄物9の温度に応じて、第1給気口21aと、第2給気口22aと、第3給気口23aとで、ガスGの流量を異ならせても良い。
(第4実施形態)
図7は、第4実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態の処理装置1Cにおいて、ガス給気管26dは、床面101a及び第1壁部21に沿って設けられている。第1壁部21に設けられたガス給気管26dの端部には給気口26fが設けられている。給気口26fは、第1壁部21から第2壁部22に向かう方向にガスGを供給する。
ガス給気管26eは、床面101a、第2壁部22及び底部23に沿って設けられている。ガス給気管26dのうち第1壁部21に沿った部分には給気口26gが設けられている。給気口26gは、第2壁部22から第1壁部21に向かう方向にガスGを供給する。ガス給気管26eのうち底部23に沿った部分には複数の給気口26hが設けられている。給気口26hはそれぞれ、底部23に垂直な方向に上側に向かってガスGを供給する。
ガス給気管26d、26eは、それぞれ壁部に沿って設けられており、搬出装置3が動作した場合であっても、搬出装置3と接触しない位置に設けられる。このため搬出装置3の動作がガス給気管26d、26eの存在により阻害されない。また、本実施形態では、処理装置1Bは、ガス給気管26d、26eを配置する位置や数を、容易に変更できる。
(第5実施形態)
図8は、第5実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図8に示すように、本実施形態の処理装置1Dにおいて、底部23は、第1上面24と、第2上面25と、を有する。第1上面24と、第2上面25とは、平面視で隣り合って配置される。第2上面25の高さ方向の位置は、第1上面24の高さ方向の位置よりも高い。このため、第1上面24と重なる領域は、第2上面25と重なる領域よりも、二酸化炭素を含有するガスGが滞留しやすくなる。なお、第1上面24及び第2上面25の平面形状は四角形であってもよく、円形、楕円形などでもよい。第1上面24及び第2上面25の面積も適宜変更できる。
貯留槽2は、高濃度領域R1(第1領域)と、低濃度領域R2(第2領域)とを有する。高濃度領域R1は、第1上面24と重なる領域であり、焼却炉102から排出された廃棄物9を貯留する。高濃度領域R1の上側には、低濃度領域R2が形成される。低濃度領域R2の一部は、第2上面25と重なる領域であり、平面視で高濃度領域R1と隣り合って設けられる。低濃度領域R2には、炭酸化処理が終了した廃棄物9Aが貯留され、搬出装置3が廃棄物9Aの搬出を行う。このような構成により、処理装置1Dは、搬出装置3が廃棄物9Aの搬出を行う期間においても、廃棄物9の炭酸化処理を行うことができる。
高濃度領域R1において、底部23の第1上面24には複数の第3給気口23aが設けられている。一方、底部23の第2上面25には給気口が設けられていない。これにより、処理装置1Dは、第1上面24に載せられた廃棄物9の炭酸化処理を効率良く行うとともに、炭酸化処理が終了した廃棄物9AへのガスGの供給を抑制して、貯留槽2の外部へのガスGの流出を抑制できる。また、ガス給気管26a、26bは、それぞれ、二酸化炭素を含有するガスGを、壁部と交差する方向に供給する。ただし、これに限定されず、ガス給気管26a、26bのガスGの供給方向は、壁部の上側から底部23に向かって壁部に沿って供給してもよい。
1、1A、1B、1C、1D 処理装置
2 貯留槽
3 搬出装置
4 制御装置
5、5a、5b、5c、5d、5e ガス検出装置
6 温度検出装置
7 気流発生装置
9、9A 廃棄物
21 第1壁部
21a 第1給気口
22 第2壁部
22a 第2給気口
22b 排出口
23 底部
23a 第3給気口
24 第1上面
25 第2上面
26a、26b、26c ガス給気管
28 排出ダクト
32 ワイヤ
33 台車
41 判定部
42 記憶部
101 焼却施設
101a 床面
101b 排気装置
102 焼却炉
103 ガス供給装置
G ガス
R1 高濃度領域
R2 低濃度領域

Claims (11)

  1. 底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、
    前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、
    二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に供給するガス給気管と、
    前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、を有する、
    処理装置。
  2. 前記壁部には、前記ガス給気管と接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられており、
    複数の前記ガス検出装置のうち少なくとも1つ以上は、前記高さ方向において、前記給気口よりも前記底部に近い位置に配置され、
    複数の前記ガス検出装置のうち少なくとも1つ以上は、前記高さ方向において、前記給気口よりも前記底部から離れた位置に配置される、
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記ガス給気管は、前記ガスを前記壁部と交差する方向に供給する、
    請求項1又は請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記開口の上側に設けられ、前記ガスを、前記貯留槽が設けられた焼却施設の外部に排出する排出装置を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の処理装置。
  5. 前記開口の周縁に設けられ、前記底部と交差し前記貯留槽の外部に向かう方向の気流を発生させる気流発生装置を有する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 前記貯留槽の前記底部には、前記ガス給気管が接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられている、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の処理装置。
  7. 前記貯留槽は、前記焼却炉から排出された廃棄物を貯留する第1領域と、前記第1領域と隣り合って設けられ、前記搬出装置が前記廃棄物の搬出を行う第2領域とを有する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記第1領域において、前記底部には、前記ガス給気管が接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられている、
    請求項7に記載の処理装置。
  9. 前記第2領域における前記底部の上面の前記高さ方向の位置は、前記第1領域における前記底部の上面の前記高さ方向の位置よりも高い、
    請求項7又は請求項8に記載の処理装置。
  10. 前記廃棄物の処理を制御する制御装置と、
    前記廃棄物の温度を検出する温度検出装置と、を有し、
    前記ガス給気管は、前記廃棄物の温度よりも低い温度の前記ガスを前記貯留槽に供給し、
    前記制御装置は、前記温度検出装置からの情報に基づいて、前記ガスが供給された場合における前記廃棄物の温度の変化を検出し、前記廃棄物の温度の変化に応じて前記ガス給気管からの前記ガスの供給を制御する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の処理装置。
  11. 底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、
    前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、
    二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に前記壁部と交差する方向に供給するガス給気管と、
    前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、
    前記廃棄物の温度を検出する温度検出装置と、
    前記廃棄物の処理を制御する制御装置と、を有する処理装置の処理方法であって、
    前記ガス給気管が、前記廃棄物の温度よりも低い温度の前記ガスを前記貯留槽に供給するステップと、
    前記制御装置は、前記温度検出装置からの情報に基づいて、前記ガスが供給された場合における前記廃棄物の温度の変化を検出し、前記廃棄物の温度の変化に応じて前記ガス給気管からの前記ガスの供給を制御するステップと、を有する、
    処理方法。
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