JP2019177323A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents
処理装置及び処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019177323A JP2019177323A JP2018066871A JP2018066871A JP2019177323A JP 2019177323 A JP2019177323 A JP 2019177323A JP 2018066871 A JP2018066871 A JP 2018066871A JP 2018066871 A JP2018066871 A JP 2018066871A JP 2019177323 A JP2019177323 A JP 2019177323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- waste
- storage tank
- temperature
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
Description
図1は、第1実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。本実施形態の処理装置1は、廃棄物9をリサイクルする前、又は廃棄物9を最終処分場で埋め立てる前において、焼却施設101で廃棄物9中の重金属を不溶化する処理を行う装置である。
図4は、廃棄物の炭酸化処理方法の変形例を示すフローチャートである。図4に示すように、焼却炉102は、焼却灰等の廃棄物9を貯留槽2に排出する(ステップST21)。温度検出装置6は、廃棄物9の表面温度である廃棄物温度(Ta)を検出する(ステップST22)。制御装置4は、温度検出装置6からの検出信号S2に基づいて、制御信号S3をガス供給装置103に出力する。この場合、制御信号S3は、ガス供給装置103から供給されるガスGの温度を制御するための信号である。ガス供給装置103は、制御信号S3に基づいて、廃棄物温度(Ta)よりも低い温度のガスGを貯留槽2に供給する(ステップST23)。Taは例えば50℃程度であり、ガスGの温度は例えば30℃程度である。
図5は、第2実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。なお、第1実施形態と同じ構成要素には、同じ参照符号を付して、説明を省略する。図5に示すように、本実施形態の処理装置1Aは、排気装置101bと、気流発生装置7とを有する。
図6は、第3実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図6に示すように、本実施形態の処理装置1Bにおいて、貯留槽2の底部23に複数の第3給気口23aが設けられている。複数の第3給気口23aには、ガス給気管26cが接続されている。ガス給気管26cは、ガス供給装置103と連結される。これにより、複数の第3給気口23aは、底部23に垂直な方向に、ガスGを供給できる。
図7は、第4実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態の処理装置1Cにおいて、ガス給気管26dは、床面101a及び第1壁部21に沿って設けられている。第1壁部21に設けられたガス給気管26dの端部には給気口26fが設けられている。給気口26fは、第1壁部21から第2壁部22に向かう方向にガスGを供給する。
図8は、第5実施形態に係る処理装置の概略断面構成を示す断面図である。図8に示すように、本実施形態の処理装置1Dにおいて、底部23は、第1上面24と、第2上面25と、を有する。第1上面24と、第2上面25とは、平面視で隣り合って配置される。第2上面25の高さ方向の位置は、第1上面24の高さ方向の位置よりも高い。このため、第1上面24と重なる領域は、第2上面25と重なる領域よりも、二酸化炭素を含有するガスGが滞留しやすくなる。なお、第1上面24及び第2上面25の平面形状は四角形であってもよく、円形、楕円形などでもよい。第1上面24及び第2上面25の面積も適宜変更できる。
2 貯留槽
3 搬出装置
4 制御装置
5、5a、5b、5c、5d、5e ガス検出装置
6 温度検出装置
7 気流発生装置
9、9A 廃棄物
21 第1壁部
21a 第1給気口
22 第2壁部
22a 第2給気口
22b 排出口
23 底部
23a 第3給気口
24 第1上面
25 第2上面
26a、26b、26c ガス給気管
28 排出ダクト
32 ワイヤ
33 台車
41 判定部
42 記憶部
101 焼却施設
101a 床面
101b 排気装置
102 焼却炉
103 ガス供給装置
G ガス
R1 高濃度領域
R2 低濃度領域
Claims (11)
- 底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、
前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、
二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に供給するガス給気管と、
前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、を有する、
処理装置。 - 前記壁部には、前記ガス給気管と接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられており、
複数の前記ガス検出装置のうち少なくとも1つ以上は、前記高さ方向において、前記給気口よりも前記底部に近い位置に配置され、
複数の前記ガス検出装置のうち少なくとも1つ以上は、前記高さ方向において、前記給気口よりも前記底部から離れた位置に配置される、
請求項1に記載の処理装置。 - 前記ガス給気管は、前記ガスを前記壁部と交差する方向に供給する、
請求項1又は請求項2に記載の処理装置。 - 前記開口の上側に設けられ、前記ガスを、前記貯留槽が設けられた焼却施設の外部に排出する排出装置を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の処理装置。 - 前記開口の周縁に設けられ、前記底部と交差し前記貯留槽の外部に向かう方向の気流を発生させる気流発生装置を有する、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の処理装置。 - 前記貯留槽の前記底部には、前記ガス給気管が接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられている、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の処理装置。 - 前記貯留槽は、前記焼却炉から排出された廃棄物を貯留する第1領域と、前記第1領域と隣り合って設けられ、前記搬出装置が前記廃棄物の搬出を行う第2領域とを有する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の処理装置。 - 前記第1領域において、前記底部には、前記ガス給気管が接続され、前記ガスを前記貯留槽に供給する給気口が設けられている、
請求項7に記載の処理装置。 - 前記第2領域における前記底部の上面の前記高さ方向の位置は、前記第1領域における前記底部の上面の前記高さ方向の位置よりも高い、
請求項7又は請求項8に記載の処理装置。 - 前記廃棄物の処理を制御する制御装置と、
前記廃棄物の温度を検出する温度検出装置と、を有し、
前記ガス給気管は、前記廃棄物の温度よりも低い温度の前記ガスを前記貯留槽に供給し、
前記制御装置は、前記温度検出装置からの情報に基づいて、前記ガスが供給された場合における前記廃棄物の温度の変化を検出し、前記廃棄物の温度の変化に応じて前記ガス給気管からの前記ガスの供給を制御する、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の処理装置。 - 底部と、複数の壁部と、前記底部の上側に設けられた開口と、を有し、廃棄物を貯留する貯留槽と、
前記廃棄物を前記貯留槽の内部から外部へ搬出する搬出装置と、
二酸化炭素を含有するガスを、前記貯留槽に前記壁部と交差する方向に供給するガス給気管と、
前記壁部に沿って高さ方向に複数設けられ、前記ガスの濃度を検出するガス検出装置と、
前記廃棄物の温度を検出する温度検出装置と、
前記廃棄物の処理を制御する制御装置と、を有する処理装置の処理方法であって、
前記ガス給気管が、前記廃棄物の温度よりも低い温度の前記ガスを前記貯留槽に供給するステップと、
前記制御装置は、前記温度検出装置からの情報に基づいて、前記ガスが供給された場合における前記廃棄物の温度の変化を検出し、前記廃棄物の温度の変化に応じて前記ガス給気管からの前記ガスの供給を制御するステップと、を有する、
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018066871A JP7008562B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018066871A JP7008562B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019177323A true JP2019177323A (ja) | 2019-10-17 |
JP7008562B2 JP7008562B2 (ja) | 2022-01-25 |
Family
ID=68277287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018066871A Active JP7008562B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7008562B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272261A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 汚水処理方法及び装置 |
JP2011052858A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Jfe Steel Corp | 焼結機 |
JP2013158661A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 汚泥タンクおよびプラント |
JP2017217575A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社フジタ | 廃棄物の前処理装置及び前処理方法 |
JP2018008195A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社フジタ | 廃棄物の前処理装置及び前処理方法 |
-
2018
- 2018-03-30 JP JP2018066871A patent/JP7008562B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272261A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 汚水処理方法及び装置 |
JP2011052858A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Jfe Steel Corp | 焼結機 |
JP2013158661A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 汚泥タンクおよびプラント |
JP2017217575A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社フジタ | 廃棄物の前処理装置及び前処理方法 |
JP2018008195A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社フジタ | 廃棄物の前処理装置及び前処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7008562B2 (ja) | 2022-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7363866B2 (en) | Control system for a waste processing apparatus | |
US3913898A (en) | Steel producing plant with one or several electric arc furnaces | |
US6820564B2 (en) | System and method for removing blockages in a waste converting apparatus | |
JP7008562B2 (ja) | 処理装置 | |
JP6792964B2 (ja) | 廃棄物の前処理装置及び前処理方法 | |
KR20200050078A (ko) | 화학사고 대응이 가능한 차량이송용 저장장치 | |
KR101287075B1 (ko) | 유동상식 소각로의 음식물 폐수 처리 장치 및 처리 방법 | |
JP2019177322A (ja) | 処理装置 | |
JP2008246367A (ja) | 焼却灰の前処理方法、前処理システム、前処理場、前処理施設 | |
JP2006007124A (ja) | 排ガスの処理装置 | |
JP3231594B2 (ja) | キャスク保管設備 | |
JPH09257230A (ja) | 可動式灰加湿装置 | |
JP5369276B2 (ja) | 水熱酸化分解処理装置 | |
JPS5981414A (ja) | 流動層の層高制御装置 | |
JP2013083487A (ja) | フィルタユニット及びその交換装置 | |
JP4235082B2 (ja) | コークス炉の炉壁補修方法及び装置 | |
JP5116248B2 (ja) | 溶融炉における煙道配管の閉塞状況監視システム及び閉塞状況判定方法 | |
JP2023070863A (ja) | 容器保管設備 | |
JP5010179B2 (ja) | 溶融炉の処理判定方法及び装置 | |
JP3810762B2 (ja) | 不活性雰囲気試験装置 | |
JP6977683B2 (ja) | 焼却灰冷却装置及び焼却灰冷却方法 | |
JP2023095241A (ja) | 二酸化炭素処理システム | |
JP3147769U (ja) | 原水のpH中和装置 | |
KR20220111841A (ko) | 유리화설비의 폐기물 공급장치 | |
JPH1090475A (ja) | Mox燃料取扱い施設およびmox燃料取扱い方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200612 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210203 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211006 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20211006 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20211020 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20211026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7008562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |