JP2019173282A - 耐火被覆構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、火災時における鉄骨梁の温度上昇を効率的に抑制することを目的とする。【解決手段】耐火被覆構造10は、貫通孔28が形成されたウェブ部22と、ウェブ部22の上端部に設けられた上側フランジ部24と、ウェブ部22の下端部に設けられた下側フランジ部26と、を有する鉄骨梁20と、ウェブ部22、上側フランジ部24、及び下側フランジ部26を耐火被覆する耐火被覆部材30と、下側フランジ部26を耐火被覆する耐火被覆部材30の被覆厚tを部分的に厚くする耐火被覆補強部材40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、耐火被覆構造に関する。
設備配管等を挿入するための貫通孔がウェブ部に形成された鉄骨梁を耐火被覆する耐火被覆構造が知られている。この種の耐火被覆構造では、一般に、ウェブ部に形成された貫通孔の内周面も耐火被覆されるが、この場合、耐火被覆によって貫通孔が部分的に塞がれ、貫通孔の開口面積が狭くなる。この結果、貫通孔に挿入可能な設備配管等の直径が小さくなる。
この対策として、例えば、特許文献1に開示された耐火被覆構造では、貫通孔の周縁部に沿って環状の高熱容量材を設けることにより、貫通孔の内周面(小口面)の耐火被覆を省略可能にしている。
特開2014−020051号公報
特許文献1に開示された耐火被覆構造では、火災時に、高熱容量材によって貫通孔の周縁部の温度上昇が抑制されるが、鉄骨梁全体の温度上昇を効率的に抑制するためには、さらなる改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、火災時における鉄骨梁の温度上昇を効率的に抑制することを目的とする。
請求項1に記載の耐火被覆構造は、貫通孔が形成されたウェブ部と、前記ウェブ部の上端部に設けられた上側フランジ部と、前記ウェブ部の下端部に設けられた下側フランジ部と、を有する鉄骨梁と、前記ウェブ部、前記上側フランジ部、及び前記下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部と、前記下側フランジ部を耐火被覆する前記耐火被覆部の被覆厚、及び前記ウェブ部を耐火被覆する前記耐火被覆部の被覆厚の少なくとも一方を部分的に厚くする耐火被覆補強部と、を備える。
請求項1に係る耐火被覆構造によれば、耐火被覆部は、鉄骨梁のウェブ部、上側フランジ部、及び下側フランジ部を耐火被覆する。耐火被覆補強部は、ウェブ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚、及び下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚の少なくとも一方を部分的に厚くする。
ここで、火災時には、鉄骨梁の下側が炎に晒される。そのため、鉄骨梁では、火災時に、下側フランジ部、ウェブ部、上側フランジ部の順に高温になり易い。
そこで、本発明では、耐火被覆補強部によって、下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚、及びウェブ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚の少なくとも一方を部分的に厚くする。これにより、火災時における下側フランジ部、及びウェブ部の少なくとも一方の温度上昇が抑制される。この結果、鉄骨梁全体の温度上昇が抑制される。
また、本発明では、前述したように、下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚、及びウェブ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚の少なくとも一方を部分的に厚くする。これにより、本発明では、下側フランジ部及びウェブ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚を一律に厚くする場合と比較して、鉄骨梁全体の温度上昇を効率的に抑制することができる。
さらに、鉄骨梁全体の温度上昇を抑制することにより、貫通孔の内周面から鉄骨梁への火災熱の侵入を許容することができる。つまり、貫通孔の内周面の耐火被覆を省略又は低減可能になる。そのため、本発明では、貫通孔の内周面を耐火被覆する場合と比較して、貫通孔の開口面積を広げることができる。
このように本発明では、鉄骨梁の耐火性能を確保しつつ、貫通孔の開口面積を広げることができる。
請求項2に記載の耐火被覆構造は、請求項1に記載の耐火被覆構造において、前記耐火被覆補強部は、前記下側フランジ部に設けられる。
請求項2に係る耐火被覆構造によれば、耐火被覆補強部が、下側フランジ部に設けられる。この耐火被覆補強部によって、鉄骨梁の下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚が部分的に厚くされる。
これにより、火災時に、最も高温になり易い鉄骨梁の下側フランジ部の温度上昇が抑制される。したがって、火災時に、鉄骨梁の温度上昇を効率的に抑制することができる。
請求項3に記載の耐火被覆構造は、請求項2に記載の耐火被覆構造において、前記耐火被覆補強部は、前記貫通孔の中心の下から外れた位置で、前記下側フランジ部の上側に設けられる。
請求項3に係る耐火被覆構造によれば、耐火被覆補強部は、鉄骨梁の下側フランジ部の上側に設けられる。この耐火被覆補強部によって、下側フランジ部の上面を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚が部分的に厚くされる。これにより、火災時に、最も高温になり易い下側フランジ部の温度上昇が抑制される。
また、耐火被覆補強部は、貫通孔の中心の下から外れた位置に設けられる。これにより、耐火被覆補強部が、貫通孔に干渉することを抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、火災時における鉄骨梁の温度上昇を効率的に抑制することができる。
第一実施形態に係る耐火被覆構造が適用された鉄骨梁を示す立面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 (A)〜(C)は、第一実施形態に係る耐火被覆構造の変形例が適用された鉄骨梁を示す立面図である。 (A)〜(C)は、第一実施形態に係る耐火被覆構造の変形例が適用された鉄骨梁を示す立面図である。 第一実施形態に係る耐火被覆構造の変形例が適用された鉄骨梁を示す立面図である。 図3に示される耐火被覆補強部材の取付構造を示す図3に対応する断面図である。 第一実施形態に係る耐火被覆構造が適用された鉄骨梁を示す立面図である。 図8の9−9線断面図である。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について説明する。
(鉄骨梁)
図1、図2、及び図3には、本実施形態に係る耐火被覆構造10が適用された鉄骨梁20が示されている。鉄骨梁20は、H形鋼によって形成されている。この鉄骨梁20は、ウェブ部22と、ウェブ部22の上端部に設けられる上側フランジ部24と、ウェブ部22の下端部に設けられる下側フランジ部26とを有している。
上側フランジ部24と下側フランジ部26とは、上下方向(図1において矢印H方向)に互いに対向して配置されている。また、上側フランジ部24の上には、例えば、鉄筋コンクリート造の床スラブ12が設けられる。この上側フランジ部24と下側フランジ部26とは、ウェブ部22によって接続されている。
図1及び図3に示されるように、鉄骨梁20のウェブ部22には、貫通孔28が形成されている。貫通孔28は、例えば、配管や配線等の設備材を通すための設備用貫通孔(設備開口)とされている。
貫通孔28は、ウェブ部22を厚み方向に貫通する円形状の孔とされている。また、貫通孔28は、上側フランジ部24及び下側フランジ部26から離れた位置に配置されている。この貫通孔28は、例えば、ウェブ部22の高さ方向(図1において矢印H方向)の中央に形成される。このようにウェブ部22に貫通孔28が形成された鉄骨梁20に、本実施形態に係る耐火被覆構造10が適用されている。
なお、ウェブ部22の貫通孔の形状は、四角形(正方形、長方形を含む)等の多角形であっても良い。また、貫通孔28は、ウェブ部22の高さ方向(図1において矢印H方向)の中央からずれた位置に形成されても良い。
(耐火被覆構造、耐火被覆部材)
耐火被覆構造10は、耐火被覆部材30と、一対の耐火被覆補強部材40とを有している。耐火被覆部材30は、鉄骨梁20の外面のうち露出する外面を、全面に亘って耐火被覆している。より具体的には、耐火被覆部材30は、鉄骨梁20の外面のうち、床スラブ12によって被覆される鉄骨梁20の上面24U以外の外面を耐火被覆している。
耐火被覆部材30は、例えば、吹付けロックウール等によって形成されている。この耐火被覆部材30は、ウェブ被覆部32、上側フランジ被覆部34、及び下側フランジ被覆部36を有している。これらのウェブ被覆部32、上側フランジ被覆部34、及び下側フランジ被覆部36の被覆厚tは、一定とされている。なお、耐火被覆部材30は、ロックウール成形品や、けい酸カルシウムボード、石こうボード等によって形成されても良い。
なお、ここでいう被覆厚tが一定とは、耐火被覆部材30の被覆厚tが厳密に一定の場合に限らず、耐火被覆部材30の被覆厚tが施工性や施工誤差等によってばらつく場合を含む概念である。また、ウェブ被覆部32、上側フランジ被覆部34、及び下側フランジ被覆部36の被覆厚tは、同一でも良いし、異なっていても良い。また、被覆厚tは、部分的に一定値(所定値)以上にされても良い。また、耐火被覆部材30は、耐火被覆部の一例である。
ウェブ被覆部32は、ウェブ部22の両側の外面(表面)22Aを耐火被覆している。一方、ウェブ被覆部32は、貫通孔28の内周面(小口)28Aを耐火被覆していない。つまり、貫通孔28の内周面28Aは、耐火被覆されておらず、露出している。これにより、本実施形態では、下側フランジ被覆部36によって、貫通孔28の内周面28Aが耐火被覆される場合と比較して、貫通孔28の開口面積が広くなっている。
上側フランジ被覆部34は、上側フランジ部24の下面24L、及び幅方向両側の端面24Eを耐火被覆している。換言すると、上側フランジ被覆部34は、上側フランジ部24の外面のうち、床スラブ12によって被覆される上側フランジ部24の上面24U以外の外面を耐火被覆している。
下側フランジ被覆部36は、下側フランジ部26の上面26U、下面26L、及び幅方向両側の端面26Eを耐火被覆している。この下側フランジ被覆部36は、一対の耐火被覆補強部材40によって部分的に耐火補強されている。
(耐火被覆補強部材)
図1及び図3に示されるように、一対の耐火被覆補強部材40は、下側フランジ被覆部36に設けられている。この一対の耐火被覆補強部材40は、鉄骨梁20の下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tを部分的に厚くすることにより、下側フランジ被覆部36の耐火性能を高めるものである。なお、耐火被覆補強部材40は、耐火被覆補強部の一例である。
一対の耐火被覆補強部材40は、耐火被覆部材30と異種の耐火材によって形成されている。具体的には、耐火被覆補強部材40は、石こうボード等の耐火ボード(耐火被覆補強部材)によって形成されている。石こうボードは、結晶水を有している。この結晶水が火災時に蒸発することにより、石こうボードの温度上昇が抑制される。
一対の耐火被覆補強部材40は、下側フランジ部26の上面26Uにそれぞれ設けられている。この一対の耐火被覆補強部材40は、下側フランジ部26の上面26Uの一部を耐火被覆している。換言すると、一対の耐火被覆補強部材40は、下側フランジ部26の上面26Uを部分的に耐火被覆している。
ここで、前述した下側フランジ被覆部36は、一対の耐火被覆補強部材40の上から下側フランジ部26の上面26Uを全面に亘って耐火被覆している。そして、下側フランジ部26の上面26Uのうち一対の耐火被覆補強部材40が設けられた部位では、下側フランジ被覆部36が一対の耐火被覆補強部材40上に積層されており、一対の耐火被覆補強部材40を介して下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆している。この結果、下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tが、一対の耐火被覆補強部材40によって被覆厚Tに部分的に厚くされている(t<T)。
一方、下側フランジ部26の上面26Uのうち一対の耐火被覆補強部材40がない部位では、下側フランジ被覆部36が下側フランジ部26の上面26Uを直接的に耐火被覆している。
ここで、下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tが部分的に厚くなると(被覆厚T)、下側フランジ被覆部36が貫通孔28の下縁部に干渉し易くなる。
この対策として本実施形態では、下側フランジ被覆部36が貫通孔28に干渉しないように、貫通孔28の中心Cの下(直下)から外れた位置に、一対の耐火被覆補強部材40が配置されている。さらに、一対の耐火被覆補強部材40は、貫通孔28から外れた位置に配置されている。つまり、一対の耐火被覆補強部材40は、貫通孔28の左右(鉄骨梁20の材軸方向両側)の縁部28Eよりも貫通孔28の外周側に配置されている。
なお、図1に示されるように、立面視にて、貫通孔28の両側に一対の耐火被覆補強部材40を配置する場合、各耐火被覆補強部材40の長さ(鉄骨梁20の材軸方向の長さ)Lは、貫通孔28の半径R以上に設定することが好ましい。火災時における下側フランジ部26の温度上昇を効率的に抑制することができるためである。
また、図3に示されるように、各耐火被覆補強部材40の幅Wは、耐火被覆補強部材40が下側フランジ部26から鉄骨梁20の外側(側方)へ張り出さないように設定することが望ましい。鉄骨梁20の側方へ張り出す耐火被覆部材30の張り出し量が低減されるためである。また、耐火被覆補強部材40を被覆する耐火被覆部材30の被覆厚tは、耐火被覆部材30の他の部位の被覆厚よりも厚くても良い。
(耐火被覆構造の施工方法)
次に、本実施形態に係る耐火被覆構造10の施工方法の一例について説明する。
先ず、耐火被覆補強部施工工程において、施工者は、鉄骨梁20の下側フランジ部26の上面26Uに、石こうボード等の耐火被覆補強部材40を設置する。この際、施工者は、貫通孔28から外れた位置に耐火被覆補強部材40を配置する。
次に、耐火被覆部施工工程において、施工者は、鉄骨梁20に吹付けロックウール等を吹き付け、耐火被覆部材30を形成する。そして、耐火被覆部材30の上側フランジ被覆部34、ウェブ被覆部32、及び下側フランジ被覆部36によって、鉄骨梁20の上側フランジ部24、ウェブ部22、下側フランジ部26を耐火被覆する。
この際、ウェブ被覆部32によって、貫通孔28の内周面28Aが耐火被覆されないようにする。また、下側フランジ部26の上面26Uうち一対の耐火被覆補強部材40が設けられた部位では、各耐火被覆補強部材40の上から下側フランジ部26の上面26Uに吹付けロックウール等を吹き付ける。これにより、下側フランジ被覆部36の被覆厚tを部分的に厚くする(被覆厚T)。
その後、施工者は、例えば、図示しない厚さ確認ピンによって、耐火被覆部材30の上側フランジ被覆部34、ウェブ被覆部32、及び下側フランジ被覆部36の被覆厚tを確認する。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る耐火被覆構造10によれば、耐火被覆部材30は、上側フランジ被覆部34、ウェブ被覆部32、及び下側フランジ被覆部36を有している。これらの上側フランジ被覆部34、ウェブ被覆部32、及び下側フランジ被覆部36は、鉄骨梁20のウェブ部22、上側フランジ部24、及び下側フランジ部26をそれぞれ耐火被覆している。
一方、一対の耐火被覆補強部材40は、下側フランジ部26の上面26Uを部分的に耐火被覆している。この一対の耐火被覆補強部材40によって、下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tが部分的に厚くされている。
ここで、火災時には、鉄骨梁20の下側が炎に晒される。そのため、鉄骨梁20では、火災時に、下側フランジ部26、ウェブ部22、上側フランジ部24の順に高温になり易い。
そこで、本実施形態では、一対の耐火被覆補強部材40によって、下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tを部分的に厚くしている(被覆厚T)。これにより、火災時における下側フランジ部26の温度上昇が抑制される。この結果、鉄骨梁20全体の温度上昇が抑制される。
また、本実施形態では、下側フランジ部26の上面26Uを耐火被覆する下側フランジ被覆部36の被覆厚tを部分的に厚くすることにより、当該下側フランジ被覆部36の被覆厚tを一律に厚くする場合と比較して、鉄骨梁20全体の温度上昇を効率的に抑制することができる。
さらに、鉄骨梁20全体の温度上昇を抑制することにより、貫通孔28の内周面28Aから鉄骨梁20への火災熱の侵入を許容することができる。つまり、貫通孔28の内周面28Aの耐火被覆を省略又は低減可能になる。そのため、本実施形態では、貫通孔28の内周面28Aを耐火被覆する場合と比較して、貫通孔28の開口面積を広げることができる。
このように本実施形態では、鉄骨梁20の耐火性能を確保しつつ、貫通孔28の開口面積を広げることができる。
また、耐火被覆補強部材40は、下側フランジ部26の上面26Uに設けられている。これにより、火災時に、最も高温になり易い鉄骨梁20の下側フランジ部26の温度上昇が抑制される。したがって、火災時に、鉄骨梁20の温度上昇を効率的に抑制することができる。
さらに、耐火被覆補強部材40を下側フランジ部26の上面26Uに設けることにより、耐火被覆補強部材40を下側フランジ部26の下面26Lに設ける場合と比較して、耐火被覆補強部材40の施工性が向上する。
ここで、下側フランジ部26の上面26Uのうち、一対の耐火被覆補強部材40が設けられた部位では、下側フランジ被覆部36が貫通孔28に干渉する可能性がある。この対策として本実施形態では、貫通孔28の中心Cの下から外れた位置に、一対の耐火被覆補強部材40が配置されている。これにより、下側フランジ被覆部36が貫通孔28に干渉することを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、貫通孔28から外れた位置に、一対の耐火被覆補強部材40が配置されている。より具体的には、一対の耐火被覆補強部材40は、貫通孔28の左右の縁部28Eよりも貫通孔28の外周側に配置されている。これにより、下側フランジ被覆部36が貫通孔28に干渉することをより確実に抑制することができる。
(第一実施形態の変形例)
次に、第一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、鉄骨梁20の下側フランジ部26の上面26Uに、一対の耐火被覆補強部材40が設けられるが、一対の耐火被覆補強部材40の配置は適宜変更可能である。
例えば、図4(A)に示される変形例では、下側フランジ部26の上面26U及び下面26Lに、一対の耐火被覆補強部材40がそれぞれ設けられている。なお、以下では、下側フランジ部26の上側に設けられた耐火被覆補強部材40を上側耐火被覆補強部材40Uとし、下側フランジ部26の下側に設けられた耐火被覆補強部材40を下側耐火被覆補強部材40Lとして説明する。
一対の下側耐火被覆補強部材40Lは、貫通孔28の両側に配置されている。この一対の下側耐火被覆補強部材40Lは、下側フランジ部26を挟んで、一対の上側耐火被覆補強部材40Uと対向して配置されている。
このように下側フランジ部26の下側に一対の下側耐火被覆補強部材40Lを設けることにより、火災時に、最も高温になり易い鉄骨梁20の下側フランジ部26の温度上昇が抑制される。したがって、火災時に、鉄骨梁20の温度上昇を効率的に抑制することができる。
ここで、下側フランジ部26の下側に一対の下側耐火被覆補強部材40Lを設けると、下側フランジ被覆部36が貫通孔28に干渉することがない。したがって、例えば、図4(B)及び図4(C)に示されるように、下側耐火被覆補強部材40Lは、貫通孔28の中心Cの下に配置されても良い。
なお、図4(B)に示される変形例では、平面視にて、一対の上側耐火被覆補強部材40Uの間に下側耐火被覆補強部材40Lが配置されている。また、図4(C)に示される変形例では、平面視にて、一対の上側耐火被覆補強部材40Uに亘って下側耐火被覆補強部材40Lを配置されている。
ここで、前述したように、火災時には、貫通孔28の内周面28Aからウェブ部22に火災熱が侵入するため、貫通孔28の外周部が高温になり易い。特に、貫通孔28の下側の外周部には、下側フランジ部26からも火災熱が侵入するため、高温になり易い。
この対策として、例えば、図5(A)、図5(B)、及び図5(C)に示される変形例のように、貫通孔28の中心Cの下(直下)に上側耐火被覆補強部材40Uを配置することも可能である。この場合、上側耐火被覆補強部材40Uによって、火災時における貫通孔28の直下の下側フランジ部26の温度上昇が抑制される。したがって、貫通孔28の下側の外周部の温度上昇を効率的に抑制することができる。
次に、図6に示される変形例では、鉄骨梁20のウェブ部22に複数の貫通孔28が形成されている。貫通孔28は、鉄骨梁20の材軸方向に間隔を空けて配置されている。本変形例では、平面視にて、隣り合う貫通孔28の間に、上側耐火被覆補強部材40Uが配置されている。
上側耐火被覆補強部材40Uは、平面視にて、隣り合う一方の貫通孔28の縁部28E間に亘って配置されている。これにより、上側耐火被覆補強部材40Uを被覆する耐火被覆部材30が、貫通孔28に干渉することを抑制しつつ、耐火被覆部材30の耐火性能を高めることができる。
なお、上側耐火被覆補強部材40Uは、平面視にて、一方の貫通孔28の中心C間に配置されても良い。
また、上記実施形態では、鉄骨梁20のウェブ部22に対する両側において、下側フランジ部26の上面26Uに上側耐火被覆補強部材40Uが設けられるが、上記実施形態はこれに限らない。耐火補強部は、ウェブ部22の片側において、下側フランジ部26の上面26Uに設けられても良い。
次に、上側耐火被覆補強部材40U及び下側耐火被覆補強部材40Lの取付構造に説明する。
図7(A)に示される変形例では、取付具50によって、上側耐火被覆補強部材40U及び下側耐火被覆補強部材40Lが下側フランジ部26に取り付けられている。取付具(クリップ)50は、一対の弾性把持部52を有している。
一対の弾性把持部52は、上下方向に互いに対向するとともに、互いの対向方向に弾性変形可能とされている。この一対の弾性把持部52の間で、上側耐火被覆補強部材40U、下側フランジ部26、及び下側耐火被覆補強部材40Lを挟み込みことにより、上側耐火被覆補強部材40U及び下側耐火被覆補強部材40Lが、下側フランジ部26に固定される。
また、図7(B)に示される変形例では、取付具60よって上側耐火被覆補強部材40U及び下側耐火被覆補強部材40Lが下側フランジ部26に取り付けられている。取付具60は、一対の把持部62と、連結ボルト64と、ナット66とを有している。
一対の把持部62は、板状に形成されており、上下方向に互いに対向して配置されている。この一対の把持部62は、連結ボルト64及びナット66によって、互いに接離可能に連結されている。連結ボルト64は、一対の把持部62を貫通している。また、連結ボルト64の先端側には、ナット66が取り付けられる。この連結ボルト64に対するナット66の締め込み量によって、一対の把持部62の間隔が増減される。なお、連結ボルト64及びナット66は、連結手段の一例である。
ここで、上側耐火被覆補強部材40U、下側フランジ部26、及び下側耐火被覆補強部材40Lの両側に一対の把持部62を配置した状態で、連結ボルト64にナット66を締め込むことにより、一対の把持部62によって上側耐火被覆補強部材40U、下側フランジ部26、及び下側耐火被覆補強部材40Lが挟み込まれる。これにより、上側耐火被覆補強部材40U及び下側耐火被覆補強部材40Lが、下側フランジ部26に固定される。
このように取付具50,60を用いることにより、下側フランジ部26に上側耐火被覆補強部材40U、及び下側耐火被覆補強部材40Lを容易に取り付けることができる。
なお、取付具50は、上側耐火被覆補強部材40U、及び下側耐火被覆補強部材40Lの少なくとも一方を下側フランジ部26に取り付けることができる。また、取付具50,60の構成は、適宜変更可能である。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図8及び図9に示されるように、第二実施形態に係る耐火被覆構造70では、鉄骨梁20のウェブ部22の両側の外面22Aに、一対の耐火被覆補強部材80がそれぞれ設けられている。一対の耐火被覆補強部材80は、石こうボード等の耐火ボード(耐火被覆補強部材)によって形成されている。
一対の耐火被覆補強部材80は、貫通孔28に対する鉄骨梁20の材軸方向両側で、かつ、上側フランジ部24よりも下側フランジ部26側に配置されている。また、各耐火被覆補強部材80は、貫通孔28の周縁部(外周部)から離れた位置に配置されている。
一対の耐火被覆補強部材80は、例えば、ウェブ部22の外面22Aに接着剤や両面テープ等によって固定されている。この一対の耐火被覆補強部材80によって、ウェブ部22の外面22Aが部分的に耐火被覆されている。この一対の耐火被覆補強部材80の上から吹付けロックウール等を吹き付けることにより、ウェブ被覆部32が形成されている。
ウェブ被覆部32は、一対の耐火被覆補強部材80の上からウェブ部22の外面22Aを全面に亘って耐火被覆している。そして、ウェブ部22の外面22Aのうち一対の耐火被覆補強部材80が設けられた部位では、ウェブ被覆部32が一対の耐火被覆補強部材80上にそれぞれ積層されており、一対の耐火被覆補強部材80を介してウェブ部22の外面22Aを耐火被覆している。この結果、図9に示されるように、一対の耐火被覆補強部材80によって、ウェブ部22の外面22Aを耐火被覆するウェブ被覆部32の被覆厚tが被覆厚Tに部分的に厚くされている。
一方、ウェブ部22の外面22Aのうち一対の耐火被覆補強部材80がない部位では、ウェブ被覆部32がウェブ部22の外面22Aを直接的に耐火被覆している。
なお、耐火被覆補強部材80を被覆するウェブ被覆部32の被覆厚tは、ウェブ被覆部32の他の部位の被覆厚よりも厚くても良い。
(作用)
次に、第二実施形態の作用について説明する。
図8及び図9に示されるように、本実施形態に係る耐火被覆構造10によれば、一対の耐火被覆補強部材80は、ウェブ部22の両側の外面22Aを部分的に耐火被覆している。この一対の耐火被覆補強部材80によって、ウェブ部22の両側の外面22Aを耐火被覆するウェブ被覆部32の被覆厚tが部分的に厚くされている(被覆厚T)。
ここで、前述したように、火災時には、鉄骨梁20の下側が炎に晒される。そのため、鉄骨梁20では、火災時に、下側フランジ部26、ウェブ部22、上側フランジ部24の順に高温になり易い。
そこで、本実施形態では、一対の耐火被覆補強部材80によって、ウェブ部22の外面22Aを耐火被覆するウェブ被覆部32の被覆厚tを部分的に厚くしている(被覆厚T)。これにより、火災時に、下側フランジ部26の次に高温になり易いウェブ部22の温度上昇が抑制される。この結果、鉄骨梁20全体の温度上昇が抑制される。
さらに、一対の耐火被覆補強部材80は、上側フランジ部24よりも下側フランジ部26側に配置されている。これにより、火災時におけるウェブ部22の温度上昇を効率的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ウェブ被覆部32の被覆厚tを部分的に厚くすることにより、ウェブ被覆部32の被覆厚tを一律に厚くする場合と比較して、鉄骨梁20全体の温度上昇を効率的に抑制することができる。
このように本実施形態では、鉄骨梁20の耐火性能を確保しつつ、貫通孔28の開口面積を広げることができる。
なお、一対の耐火被覆補強部材80は、貫通孔28の中心Cよりも下側に配置することが望ましい。これにより、火災時における鉄骨梁20の温度上昇をより効率的に抑制することができる。
(第二実施形態の変形例)
次に、第二実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、一対の耐火被覆補強部材80が、上側フランジ部24よりも下側フランジ部26側に配置されるが、上記実施形態はこれに限らない。一対の耐火被覆補強部材80は、下側フランジ部26よりも上側フランジ部24側に配置されても良いし、下側フランジ部26と上側フランジ部24との中間に配置されても良い。さらに、一対の耐火被覆補強部材80は、下側フランジ部26と上側フランジ部24とに亘って配置されても良い。
また、上記実施形態では、貫通孔28の両側に耐火被覆補強部材80がそれぞれ配置されるが、上記実施形態はこれに限らない。耐火被覆補強部材80は、貫通孔28の片側にのみ配置されても良い。
また、上記実施形態では、ウェブ部22の両側の外面22Aに耐火被覆補強部材80がそれぞれ設けられるが、上記実施形態はこれに限らない。耐火被覆補強部材80は、ウェブ部22の両側の外面22Aの少なくとも一方に設けることができる。
(第一,第二実施形態の変形例)
次に、上記第一,第二実施形態の変形例について説明する。なお、以下では、上記第一実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は、第二実施形態にも適宜適用可能である。
上記第一実施形態では、耐火被覆部材30によって耐火被覆補強部材40を被覆したが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、耐火被覆部材30の外側に耐火被覆補強部材40を設け、耐火被覆補強部材40によって耐火被覆部材30を被覆しても良い。なお、耐火被覆部の外側に耐火被覆補強部を設ける場合、耐火被覆補強部は、断熱系の耐火材が望ましい。
また、上記第一実施形態では、耐火被覆部材30が吹付けロックウール等の吹付け系耐火材によって形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。耐火被覆部は、例えば、ロックウール成形品等の巻き付け系耐火材や、けい酸カルシウムボード、石こうボード、耐火塗料によって形成されても良い。
また、上記第一実施形態では、耐火被覆補強部材40が石こうボードによって形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。耐火被覆補強部は、例えば、けい酸カルシウムボードや、ロックウールボード、モルタルボード、セラミックファイバーボード、PCボード、ALCボード等の耐火材、ロックウール成形品等の巻き付け系耐火材によって形成されても良い。また、耐火被覆補強部は、例えば、ゲル状、湿粉状、又は乾粉状の石こうや水酸化アルミニウムを収容した袋状体(耐火材)によって形成されても良い。さらに、耐火被覆補強部は、結晶水又は自由水を有し、耐火被覆部と異種の耐火材によって形成することも可能である。
また、上記第一実施形態では、耐火被覆部材30及び耐火被覆補強部材40が異種の耐火材によって形成されるが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、耐火被覆部材及び耐火被覆補強部材を吹付けロックウール等の同種の耐火材によって形成し、下側フランジ部26を耐火被覆する耐火被覆部の被覆厚を耐火被覆補強部材によって部分的に厚くしても良い。
また、上記第一実施形態では、鉄骨梁20のウェブ部22に円形状の貫通孔28が形成されるが、上記第一実施形態はこれに限らない。貫通孔は、例えば、楕円形状や多角形状であっても良い。また、貫通孔の数や配置も適宜変更可能である。
また、上記第一実施形態では、鉄骨梁20の下側フランジ部26に耐火被覆補強部材40を設けたが、耐火被覆補強部は、鉄骨梁20のウェブ部22及び下側フランジ部26の少なくとも一方に設けることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 耐火被覆構造
20 鉄骨梁
22 ウェブ部
24 上側フランジ部
26 下側フランジ部
28 貫通孔
30 耐火被覆部材
40 耐火被覆補強部材
40L 下側耐火被覆補強部材
40U 上側耐火被覆補強部材
70 耐火被覆構造
80 耐火被覆補強部材
C 中心(貫通孔の中心)
T 被覆厚

Claims (3)

  1. 貫通孔が形成されたウェブ部と、前記ウェブ部の上端部に設けられた上側フランジ部と、前記ウェブ部の下端部に設けられた下側フランジ部と、を有する鉄骨梁と、
    前記ウェブ部、前記上側フランジ部、及び前記下側フランジ部を耐火被覆する耐火被覆部と、
    前記下側フランジ部を耐火被覆する前記耐火被覆部の被覆厚、及び前記ウェブ部を耐火被覆する前記耐火被覆部の被覆厚の少なくとも一方を部分的に厚くする耐火被覆補強部と、
    を備える耐火被覆構造。
  2. 前記耐火被覆補強部は、前記下側フランジ部に設けられる、
    請求項1に記載の耐火被覆構造。
  3. 前記耐火被覆補強部は、前記貫通孔の中心の下から外れた位置で、前記下側フランジ部の上側に設けられる、
    請求項2に記載の耐火被覆構造。
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