JP7399704B2 - 耐火構造の構築方法 - Google Patents

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本発明は、貫通孔を有する梁に配置される耐火被覆材を保持する耐火被覆保持部材を用いた耐火構造の構築方法に関するものである。
建築構造物の鉄骨梁は、火災等により高温となると耐力が低下するため、これを避けるために、梁に、所定の厚みのロックウール等の耐火材を吹き付けて被覆する必要がある。
このような耐火被覆がなされた鉄骨梁としては、例えば、フランジ部の一部に熱膨張性耐火材が配置され、他の部位が吹付耐火材で覆われた鉄骨梁が提案されている(特許文献1)。
一方、梁には、一般的には配管や配線等を通すために貫通孔が形成されることがある。貫通孔が形成された梁に耐火材を吹き付ける場合には、貫通孔の内周面も耐火材で覆う必要があるため、配設される配管等の外径に対して、耐火材の被覆厚み分だけ貫通孔のサイズを大きくしておく必要がある。
図7は、従来の耐火構造100を示す断面図である。梁103のウェブ103aには配管105が挿通される貫通孔109が形成される。なお、配管に代えて配線の場合もある。梁103のフランジ103bとウェブ103aは、吹付耐火材107によって被覆される。吹付耐火材107は、耐火性能を得るために所定の厚みを確保する必要があるため、貫通孔109は、配管105の外径に対して、吹付耐火材107の厚み分だけ大きく設定される。このため、梁の強度低下のおそれがある。
これに対し、貫通孔を有する梁の耐火構造として、貫通孔の内周面に熱膨張性シートを配置する方法が提案されている(特許文献2)。
特開2017-128844号公報 特開2007-198029号公報
このように、吹付耐火材を用いて耐火構造を構築する際に、一部に他の耐火被覆材を予め配置することで、当該部位に吹付耐火材を設けた場合と比較して、耐火構造の厚みを薄くすることができる。このため、耐火材の厚みを薄くしたい場所には、吹付耐火材に代えて、他の耐火被覆材を用いる方法は有益である。
しかし、所望の場所に耐火被覆材を配置しても、吹付耐火材を吹き付ける準備の間に、脱落や位置ずれが生じるおそれがある。耐火被覆材の脱落や位置ずれが生じると、再度、耐火被覆材を所定の場所に配置し直す作業が必要となるなど作業性が悪い。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、梁の貫通孔に耐火被覆材を配置する際に、確実に耐火被覆材を保持し、良好な作業性を得ることが可能な耐火被覆保持部材を用いた耐火構造の構築方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明は、耐火被覆保持部材を用いた、耐火被覆構造の構築方法であって、梁に形成された貫通孔の内面、又は、前記貫通孔に固定された梁補強金具の内面を覆うように耐火被覆材を配置し、前記耐火被覆保持部材によって、前記耐火被覆材を仮固定する工程と、前記梁の外周面に耐火材を吹き付ける準備の後に、前記耐火被覆保持部材を取り外して、前記梁の外周面に前記耐火材を吹き付ける工程と、を具備することを特徴とする耐火構造の構築方法である。
前記耐火被覆保持部材は、ばね性を有するクリップ部材であり、前記梁に形成された前記貫通孔の内面側から、前記クリップ部材で、前記梁または前記梁補強金具の表裏面を挟み込むことで、前記クリップ部材を前記梁に固定し、前記クリップ部材と、前記貫通孔の内面または前記梁補強金具の内面との間に前記耐火被覆材を挟み込んでもよい。
前記クリップ部材の形状は、略円形の一部が開口した形状又は、略三角形の角部を開口した形状のいずれかであってもよい。
本発明によれば、耐火被覆保持部材によって、耐火被覆材を貫通孔の内面又は梁補強金具の内面を覆うように保持することができるため、耐火被覆材の脱落やずれを抑制することができる。このため、耐火材を吹き付ける作業までの間において、耐火被覆材を確実に所定の位置に保持することができる。
この際、耐火被覆保持部材が、ばね性を有するクリップ部材であれば、貫通孔の内面側から、梁または梁補強金具の表裏面を挟み込むように、耐火被覆保持部材を設置することで、容易に耐火被覆材を保持することができる。
また、クリップ部材の形状が、略円形の一部が開口した形状又は、略三角形の角部を開口した形状のいずれかであれば、取り付けが容易である。
本発明によれば、梁の貫通孔に耐火被覆材を配置する際に、確実に耐火被覆材を保持し、良好な作業性を得ることが可能な耐火被覆保持部材を用いた耐火構造の構築方法を提供することができる。
耐火被覆材保持構造10を示す正面図。 耐火被覆材5を示す図で、(a)は平面図、(b)は、(a)のB-B線断面図。 (a)は、耐火被覆材保持構造10の断面図であり、図1のA-A線断面図、(b)は、耐火構造1の断面図。 耐火被覆材保持構造10aを示す正面図。 (a)は、耐火被覆材保持構造10aの断面図であり、図4のC-C線断面図(b)は、耐火構造1aの断面図。 耐火被覆材保持構造10bの断面図。 耐火構造100を示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施形態にかかる耐火被覆材保持構造10を示す正面図である。耐火被覆材保持構造10は、梁3に形成された貫通孔9の内面側に、耐火被覆保持部材13によって耐火被覆材5が保持されたものである。
梁3は、一対のフランジ3bがウェブ3aによって連結された、いわゆるH形鋼で構成される。ウェブ3aには、配管等が挿通される貫通孔9が形成される。貫通孔9の内周面には、貫通孔9の内面を覆うように、略全周に亘って耐火被覆材5が配置される。
図2(a)は、耐火被覆材5の平面図であり、図2(b)は、図2(a)のB-B線断面図である。図2(b)に示すように、耐火被覆材5は、芯材6aと、芯材6aを覆う被覆材6bとを有する。芯材6aは、可撓性を有する難燃材又は不燃材によって構成される。芯材6aとしては、例えばガラスウールなどの耐火ウール材や、熱膨張性部材などを適用可能である。また、被覆材6bは、ある程度の強度と耐火性を有するシート状の部材であれば適用可能であるが、例えば、アルミニウム被覆ガラスクロスシートなどを適用することで、耐火被覆材5のある程度の形状保持性を得ることができる。しかしながら、本態様に限らず、貫通孔等の内面を覆うように、略全周に亘って配置できる耐火被覆材であればいかなる態様でも構わない。例えば、芯材6aのみで構成された耐火被覆材であってもよい。
図3(a)は、耐火被覆材保持構造10の断面図であり、図1のA-A線断面図である。前述したように、貫通孔9の内周面には、耐火被覆材5が配置され、耐火被覆材5は、耐火被覆保持部材13によって保持されている。
耐火被覆保持部材13は、梁3に形成された貫通孔9に、耐火被覆材5を保持するための部材である。耐火被覆保持部材13は、一方が開口し、開口部が口細る略コの字状の部材である。すなわち、耐火被覆保持部材13の形状は、略三角形の一つの角部を切除して開口させた形状である。耐火被覆保持部材13は、例えば金属や樹脂で構成され、弾性変形が可能である。耐火被覆保持部材13の開口部を弾性変形によって開くと、復元力によって閉じようとする。すなわち、耐火被覆保持部材13は、ばね性を有するクリップ部材である。
貫通孔9の内面側から、耐火被覆保持部材13の開口部へ、貫通孔9の縁部を挿入することで、梁3(貫通孔9の縁部近傍のウェブ3a)の表裏面を挟み込むことができる。すなわち、耐火被覆保持部材13を貫通孔9へ設置することができる。
次に、耐火被覆保持部材13を用いた耐火構造の構築方法を説明する。まず、梁3に形成された貫通孔9の内周面を覆うように耐火被覆材5を丸めて貫通孔9の内部に配置する。この際、耐火被覆材5の長さを、貫通孔9の内周長と略同一とすることで、貫通孔9の内周面の略全周に亘って耐火被覆材5を配置することができる。次に、耐火被覆保持部材13の開口部を広げて、貫通孔9(耐火被覆材5)の内面側からウェブ3aを耐火被覆保持部材13へ挿入し、梁3(ウェブ3a)の表裏を挟み込むように耐火被覆保持部材13を設置する。なお、耐火被覆保持部材13は、貫通孔9(耐火被覆材5)の周方向に、所定の間隔で複数配置する。
この際、耐火被覆保持部材13と、貫通孔9の内面との間に耐火被覆材5を挟み込むことで、耐火被覆材5を梁3へ仮固定することができる。以上により、耐火被覆材保持構造10を得ることができる。この状態では、耐火被覆材5が貫通孔9の内面側に保持される。このため、その後の耐火材の吹付作業等の準備の際に、貫通孔9からの耐火被覆材5の脱落やずれを抑制することができる。
耐火材の吹付準備が完了した後、耐火被覆保持部材13を取り外す。最後に、梁3の外周面に吹付耐火材を吹き付ける。
図3(b)は、梁3の外周に吹付耐火材7を吹き付けた耐火構造1を示す断面図である。耐火構造1では、耐火被覆材5が配置されるため、貫通孔9の内周面には吹付耐火材7は不要である。また、吹付耐火材7と比較して、耐火被覆材5の耐火性能を高めることができるため、貫通孔9の内周面に吹付耐火材7を形成した場合(点線)と比較して、耐火構造の厚みを薄くすることができる。このため、貫通孔9に挿通される配管等の外径に対して、貫通孔9のサイズを小さくすることができる。
なお、図示した例では、耐火被覆保持部材13を取り外して吹付耐火材7の施工を行ったが、耐火被覆保持部材13を取り付けたまま吹付耐火材7の施工を行い、吹付耐火材7に耐火被覆保持部材13を埋設してもよい。例えば、前述したように、耐火被覆材5は、ある程度の形状保持性を有するため、耐火被覆保持部材13を取り外しても、直ちに脱落や位置ずれが生じることはない。このため、耐火材の吹付作業準備中における耐火被覆材5の保持のみを目的とする場合には、吹付耐火材7の施工の直前に、耐火被覆保持部材13を取り外せばよい。しかし、吹付耐火材7の施工中における耐火被覆材5の脱落や位置ずれを抑制するためには、耐火被覆保持部材13を取り付けたまま吹付耐火材7の施工を行ってもよい。
以上、第1の実施の形態によれば、耐火被覆保持部材13を用いるため、耐火被覆材5の内面側から耐火被覆保持部材13を貫通孔9へ取り付けるだけで、梁3の貫通孔9の内面側へ、容易に耐火被覆材5を固定することができる。このため、作業性が良好である。
このように、耐火被覆保持部材13を用いて耐火被覆材5を保持した耐火被覆材保持構造10は、その後の吹付耐火材7の施工準備作業時における耐火被覆材5の脱落や、ずれを抑制することができる。このため、容易に耐火構造1を得ることができる。
また、耐火被覆材5は、芯材6aが被覆材6bで覆われているため、例えば芯材6aが耐火ウール材などの場合に、取り扱い時におけるウール材の破損や粉塵などの発生を抑制することができ、また、細かな繊維屑により作業者に生じる痒みを抑制することができる。このため、取り扱い性が良好である。また、被覆材6bが金属被覆ガラスクロスなどであれば、多少の形状保持性を有するため、耐火被覆材5を変形させた際に、その形態が保持される。このため、例えば貫通孔9の内面に丸めて配置した場合にも、耐火被覆材5自体が丸めた形状を維持し、より確実に位置ずれや脱落を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、耐火被覆材保持構造10aを示す図であり、図5(a)は、図4のC-C線断面図である。なお、以下の説明において、耐火被覆材保持構造10及び耐火構造1と同様の構成には、図1~図3と同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、ウェブ3aに貫通孔9が形成された梁3を補強するための梁補強金具11が用いられる。前述したように、梁3に貫通孔9を形成すると、貫通孔9により、梁3の曲げ耐力が低下する。梁補強金具11は、この梁3の曲げ耐力低下を防ぐための部材である。
貫通孔9には、梁3を補強するための梁補強金具11が溶接等によって固定される。梁補強金具11は、例えば鋼材やステンレス鋼などの金属製の部材である。梁補強金具11は、全体としてリング状の部材であり、配管等が貫通する配管孔を有している。梁補強金具11の内周面には、梁補強金具11の内面を覆うように略全周に亘って耐火被覆材5が配置される。
梁補強金具11を用いる場合には、まず、梁3に形成された貫通孔9に、梁補強金具11を配置して固定する。次に、梁補強金具11の内周面を覆うように耐火被覆材5を丸めて配置する。次に、耐火被覆保持部材13の開口部を広げて、貫通孔9(耐火被覆材5)の内面側から、梁3または梁補強金具11の表裏面を挟み込むように耐火被覆保持部材13を設置する。なお、耐火被覆保持部材13は、貫通孔9(耐火被覆材5)の周方向に、所定の間隔で配置する。
この際、耐火被覆保持部材13と、梁補強金具11の内面との間に耐火被覆材5を挟み込むことで、耐火被覆材5を梁3へ仮固定することができる。以上により、耐火被覆材保持構造10aを得ることができる。このように、耐火被覆材5が梁補強金具11の内面側に保持されるため、その後の耐火材の吹付作業等の準備の際に、貫通孔9からの耐火被覆材5の脱落やずれを抑制することができる。
耐火材の吹付準備が完了した後に、耐火被覆保持部材13を取り外す。最後に、梁3の外周面に吹付耐火材を吹き付ける。
図5(b)は、梁3等の外周に吹付耐火材7を吹き付けた耐火構造1aを示す断面図である。耐火構造1aでは、耐火被覆材5が配置されるため、貫通孔9の内周面(梁補強金具11の内周面)には吹付耐火材7は不要である。なお、前述したように、耐火被覆保持部材13を取り付けたまま吹付耐火材7の施工を行い、吹付耐火材7に耐火被覆保持部材13を埋設してもよい。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。このように、梁補強金具11を用いることで、梁3を補強することができる。この際、梁補強金具11の内面に耐火被覆材5を設けることで、容易に耐火構造1aを得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図6は、耐火被覆材保持構造10bを示す断面図である。なお、以下の実施形態では、梁補強金具11が用いられる例について説明するが、梁補強金具11を用いずに、耐火被覆材を貫通孔9の内面(ウェブ3a)に直接固定してもよい。
耐火被覆材保持構造10bは、耐火被覆材保持構造10aと略同様の構造であるが、耐火被覆保持部材13aが用いられる点で異なる。耐火被覆保持部材13aは、耐火被覆保持部材13と略同様の構成であるが、断面形状が異なる。前述したように、耐火被覆保持部材13は、断面が略コの字状であり、耐火被覆材5を挟み込む部位は略平坦であったが、耐火被覆保持部材13aは、略円形の一部が開口した断面が略C字状の形状であり、耐火被覆材5を挟み込む部位が円弧状に形成される。
前述したように、耐火被覆材5は、ある程度の形状保持性を有するため、耐火被覆保持部材13aを耐火被覆材5の内面の略全体へ密着させなくても、耐火被覆材5の脱落等を抑制することができる。このため、耐火被覆保持部材13aのように、断面が円弧状であってもよい。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。このように、貫通孔9の内面側から、ウェブ3a又は梁補強金具11に取り付けることができ、耐火被覆保持部材と貫通孔9(梁補強金具11)との間に耐火被覆材5を挟み込むことができれば、耐火被覆保持部材の断面形状は特に限定されない。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した各構成は互いに組み合わせることができることは言うまでもない。
1、1a………耐火構造
3………梁
3a………ウェブ
3b………フランジ
5………耐火被覆材
6a………芯材
6b………被覆材
7………吹付耐火材
9………貫通孔
10、10a、10b、10c、10d………耐火被覆材保持構造
11………梁補強金具
13、13a、13b、13c………耐火被覆保持部材
15a、15b………クランプ部
15c………本体部
15d………ネジ部
15e………弾性部材
15f………回転軸
100………耐火構造
103………梁
103a………ウェブ
103b………フランジ
105………配管
107………吹付耐火材
109………貫通孔

Claims (3)

  1. 耐火被覆保持部材を用いた、耐火被覆構造の構築方法であって、
    梁に形成された貫通孔の内面、又は、前記貫通孔に固定された梁補強金具の内面を覆うように耐火被覆材を配置し、前記耐火被覆保持部材によって、前記耐火被覆材を仮固定する工程と、
    前記梁の外周面に耐火材を吹き付ける準備の後に、前記耐火被覆保持部材を取り外して、前記梁の外周面に前記耐火材を吹き付ける工程と、
    を具備することを特徴とする耐火構造の構築方法。
  2. 前記耐火被覆保持部材は、ばね性を有するクリップ部材であり、
    前記梁に形成された前記貫通孔の内面側から、前記クリップ部材で、前記梁または前記梁補強金具の表裏面を挟み込むことで、前記クリップ部材を前記梁に固定し、前記クリップ部材と、前記貫通孔の内面または前記梁補強金具の内面との間に前記耐火被覆材を挟み込むことを特徴とする請求項1記載の耐火構造の構築方法。
  3. 前記クリップ部材の形状は、略円形の一部が開口した形状又は、略三角形の角部を開口した形状のいずれかであることを特徴とする請求項2記載の耐火構造の構築方法。
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