JP2019168503A - 着脱機構、及び着脱機構を備えた撮像装置 - Google Patents

着脱機構、及び着脱機構を備えた撮像装置 Download PDF

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Keiichi Nagamine
圭一 長嶺
佐藤 隆之
Takayuki Sato
隆之 佐藤
友厚 佐藤
Tomoatsu Sato
友厚 佐藤
大輔 能登
Daisuke Noto
大輔 能登
真吾 福島
Shingo Fukushima
真吾 福島
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【課題】機器の着脱作業を容易に行うことができる着脱機構を提供する。【解決手段】第1機器10と第2機器20とを着脱するための着脱機構である。着脱機構は、第1機器10に設けられる第1ガイドレール30と、第2機器20に設けられ、第1ガイドレール30の端部から挿入し第1ガイドレール30に沿ってスライドさせていくことにより第1ガイドレール30と接続される第2ガイドレール40と、第1機器10に設けられ、第2ガイドレールをスライドさせる際に負荷を与えるように第2ガイドレール40を押圧する押圧部34と、を備える。第2ガイドレール40には、第1ガイドレール30に沿って第2ガイドレール40をスライドさせていく過程で、押圧部34により押圧される被押圧部43a、43bと、被押圧部43a、43bよりも窪んだ部分であり押圧部34が接触しない凹部51と、が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、機器を着脱するための着脱機構、及び着脱機構を備えた撮像装置に関する。
分離した機器を連結する機構として、例えば特許文献1は、可動スライダを電子機器の案内部材として機能させ、電子機器を相互に隣接する位置で連結する機構を開示している。
特開2013−115419号公報
特許文献1に開示された機構を用いた連結は、可動スライダに形成した弾性片部のガイド用凸部が、相対する装置に形成されたガイド用凹部に嵌りこむことにより実現される。一方、連結された機器を分離するには、可動スライダを手作業で強制的に変形させる必要があり、連結した機器の分離を容易に行えなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、機器の着脱作業を容易に行うことができる着脱機構、及びこの着脱機構を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の着脱機構は、
第1機器と第2機器とを着脱するための着脱機構であって、
前記第1機器に設けられる第1ガイドレールと、
前記第2機器に設けられ、前記第1ガイドレールの端部から挿入し該第1ガイドレールに沿ってスライドさせていくことにより該第1ガイドレールと接続される第2ガイドレールと、
前記第1機器に設けられ、前記第2ガイドレールをスライドさせる際に負荷を与えるように該第2ガイドレールを押圧する押圧部と、を備え、
前記第2ガイドレールには、前記第1ガイドレールに沿って該第2ガイドレールをスライドさせていく過程で、前記押圧部により押圧される被押圧部と、前記被押圧部よりも窪んだ部分であり前記押圧部が接触しない凹部とが形成されている、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮像装置は、
上記の特徴を有する着脱機構を備える撮像装置であり、
前記第1機器は、撮像部及び前記撮像部を操作するための操作部のうちの一方であり、
前記第2機器は、前記撮像部及び前記操作部のうちの他方である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、機器の着脱作業を容易に行うことができる着脱機構、及びこの着脱機構を備えた撮像装置を提供することができる。
本発明を適用したカメラの図であり、風景撮り状態にあるカメラの斜視図。 本発明を適用したカメラの図であり、自撮り状態にあるカメラの斜視図。 図1中の矢印IIIから見たカメラの側面図。 図3中の切断線IV−IVで切断したカメラの断面図。 図3中の矢印Vからみたカメラ部の着脱機構に着目した斜視図。 図3中の矢印VIからみた操作部の着脱機構に着目した斜視図。 図6中の矢印VIIからみた操作部の図。 固定部材の動作を説明するための図であり(a)は固定部材の突出部が押圧されて引っ込んだ状態にあるときの図、(b)はリリースボタンが押圧されて固定部材が引っ込んだ状態にある時の図。 カメラ部をスライドさせながら操作部に取り付けていく様子を時間の経過順((a)〜(b))に示した断面図。 図9から続くカメラ部をスライドさせながら操作部に取り付けていく様子を、時間の経過順((a)〜(b))に示した断面図。
以下、本発明を適用したカメラの実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用したカメラの図であり、風景撮り状態にあるカメラの斜視図である。図2は、本発明を適用したカメラの図であり、自撮り状態にあるカメラの斜視図である。本明細書におけるカメラ1は、人物、風景等の映像を撮るための撮像装置である。ここで、映像には静止画及び動画が含まれる。
(カメラ1の概略構成)
図1及び図2に示すように、カメラ1は、カメラ部10と、カメラ部10に取付け及び取り外しが可能(着脱可能)な操作部20とを備えている。
カメラ部10は、筐体11内部に撮像素子やレンズ群(共に不図示)を有するカメラの本体部である。カメラ部10の表面10aにはレンズ12が設けられており、レンズ12を通して内部に入射した光を撮像素子(不図示)で読み取って撮像する。また、カメラ部10のレンズ12が設けられていない面は、カメラ部10の裏面10bである。
操作部20は、概ね直方体状に形成されている。図2に示すように、操作部20の表面20aには、タッチパネル式の液晶モニタ25が設けられている。また、図1に示す側面20cには、カメラ部10から操作部20を取り外すためのリリースボタン21が設けられている。また、図2に示す側面20dには、シャッタボタン22、ムービボタン23、電源ボタン24が設けられている。なお、表面20aの反対側の面は、操作部20の裏面20bである。
カメラ部10には、図1に示すようにレンズ12と液晶モニタ25とが反対の方向を向くように操作部20を接続することができるとともに、図2に示すようにレンズ12と液晶モニタ25とが同じ方向を向くように操作部20を接続することができる。図1に示すカメラ1の状態は、ユーザが液晶モニタ25(図1では不図示)を見ながら前方を撮像できることから、風景撮り状態である。一方、図2に示すカメラ1の状態は、ユーザが液晶モニタ25を見ながら自身を撮影できることから、自撮り状態である。
(カメラ1の着脱機構)
カメラ1は、カメラ部10に操作部20を取り付けたり取り外したりすることを可能とする着脱機構を備えている。このカメラ1の着脱機構について、以下で詳細に説明する。図3は、図1中の矢印IIIから見たカメラの側面図である。図4は、図3中の切断線IV−IVで切断したカメラの断面図である。図5は、図3中の矢印Vからみたカメラ部10の着脱機構に着目した斜視図である。図6は、図3中の矢印VIからみた操作部20の着脱機構に着目した斜視図である。なお、図3においては、カメラ1の着脱機構が理解できるように、分離させたカメラ部10と操作部20とを図示している。また、図3に示す切断線IV−IVは、凹レール30及び凸レール40の中心を通る切断線である。後述するように、凹レール30及び凸レール40は、切断線IV−IVで示す中心線に対して概ね線対称の断面形状を有している。
図4に示すように、カメラ部10には、押圧部34と、三角突起35と、三角突起35を付勢するばね36とが組み込まれている。これらの各部材は、ねじ37で固定された凹レール30によってカメラ部10に押えつけられている。また、図5に示すように、カメラ部10の当接面11aには、操作部20に設けられた図6に示す検出スイッチ45(図6)と嵌合する嵌合孔11cが形成されている。
凹レール30は、第1ガイドレールとして図4、5に示すように、カメラ部10の本体にねじ止めされたベース部31と、ベース部31の両サイドから立設した立設部32と、立設部32の縁部から内側に向けて突出したフランジ部33とを有している。これにより、凹レール30内には、図6に示す凸レール40のフランジ部40bを収容するための空間が形成されている。フランジ部33は、凹レール30に挿入された凸レール40(図6)が抜け出るのを防止する。これにより、凹レール30は、四角管の一部(2つのフランジ33の間の部分)が全長にわたって除去されたような形状を有している。ベース部31には、ねじ37を通すための4つのねじ挿通孔31aと、押圧部34をベース部31から突出させるための2つの切欠き31bと、三角突起35をベース部31から突出させるための2つの開口31c(図5)とが形成されている。また、フランジ部33の長手方向における中央部には、図6に示す固定部材46と嵌合する嵌合部としての切欠き33aが形成されている。
押圧部34は、エストラマからなり、凹レール30の端部に1つずつ設けられている。押圧部34の一部は、図4に示すように、凹レール30のベース部31から突出している。また押圧部34の角部には、図6に示す被押圧部43a及び被押圧部43bへの乗り上げを容易にするための斜め方向にカットされたカット面34aが形成されている。
三角突起35は、先端に向けて細くなった三角形状部を有している。三角突起35は、図4に示すばね36により凹レール30に向けて付勢されており、その先端が凹レール30のベース部31から突出している。三角突起35は、図5に示すように、凹レール30の長手方向に沿って二つ配置されており、カメラ部10の表面10aに寄った位置に設けられている。
図6に示すように、操作部20には、カメラ部10に設けられた凹レール30に挿入され接続される凸レール40と、カメラ1が風景撮り状態にあるか自撮り状態にあるかを検出するための検出スイッチ45と、カメラ部10に取り付けられた操作部20を固定して取付け状態を維持するための固定部材46と、押圧操作されたリリースボタン21に連動する図7に示す従動部材48とが設けられている。
凸レール40は、第2ガイドレールとして図4及び図6に示すように、操作部20の当接面20eから立設した立設部40aと、立設部40aから両サイドに張り出したフランジ部40bとを有しており、概ねT字状の断面を有している。凸レール40は、ねじ41により操作部20の当接面20eにねじ止めされている。
操作部20に設けられた凸レール40のフランジ部40bを、カメラ部10に設けられた凹レール30に端部から挿入していくことで、凹レール30と凸レール40とを組み合わせることができる。カメラ部10と操作部20とが所定の位置関係まで凸レール40を挿入していくことで、操作部20のカメラ部10への取り付けが完了する。なお、凹レール30と凸レール40とを長手方向に垂直な平面で切断した際の断面形状は、中心線(図3に示す切断線IV−IV)に対して概ね線対称となっている。そのため、図1に示す風景撮り状態とする接続と、図1の風景撮り状態から操作部20を180°向きを変えた図2に示す自撮り状態とする接続とは、同様の作業で実現することができる。
図6に示す凸レール40の上面には、上方に突出した線状突起42a、42bが凸レール40の長手方向に沿って形成されている。線状突起42aには、風景撮り状態(図1)としてカメラ部10に操作部20が取り付けられた際に、図5に示す三角突起35の先端が当接する。一方、線状突起42bには、自撮り状態(図2)としてカメラ部10に操作部20が取り付けられた際に、図5に示す三角突起35の先端が当接する。このように、線状突起42aは、風景撮り状態(図1)のときに使用され、線状突起42bは自撮り状態(図2)のときに使用される。
図6に示す凸レール40は、両端に被押圧部43a及び被押圧部43bを有するとともに、被押圧部43aと被押圧部43bとの間に凹面47を有している。被押圧部43a、43bは、カメラ部10と操作部20との接続が完了した際に、カメラ部10の押圧部34に対応する位置に設けられた押圧部34に押圧される部位である。凹面47は、図4に示すように、被押圧部43aから中央に向かうにつれて徐々に窪み量が増大する曲面47aと、被押圧部43bから中央に向かうにつれて徐々に窪み量が増大する曲面47bと、曲面47aと曲面47bとを接続する平坦な平坦面47cとを有している。これにより、被押圧部43aと被押圧部43bとの間に、凹部51が形成されている。
検出スイッチ45は、図6に示すように、図示しないばねにより付勢されており操作部20の当接面20eから突出している。カメラ1が図1に示す風景撮り状態にある場合、検出スイッチ45は、図5に示す当接面11aに形成された嵌合孔11cに嵌り、突出した状態となる。この時、検出スイッチ45はOFF状態となり、カメラ1は検出スイッチ45の出力結果に基づいて、撮像モードを風景撮りモードに設定する。一方、図5に示す当接面11bには嵌合孔は形成されていない。そのため、カメラ1が図2に示す自撮り状態にある場合、検出スイッチ45は、図5に示す当接面11bに押圧されて引っ込んだ状態となる。この時、検出スイッチ45の状態はON状態となり、カメラ1は検出スイッチ45の出力結果に基づいて、撮像モードを自撮りモードに設定する。撮影モードを自撮りモードに設定する場合、カメラ1は、左右を反転させた撮影映像を液晶モニタ(図2)に表示するとともに、撮影された人物の肌が綺麗に見えるようにする美肌処理を実行し、自撮りに特化した機能をONにする。
固定部材46は、図6に示すように、その一部が操作部20の当接面20eから突出している。この固定部材46の突出した部位が、図5に示すカメラ部10の切欠き33aに嵌りこむことにより、操作部20が固定されてカメラ部10と操作部20との接続状態が維持される。固定部材46の詳細については、図7及び図8を参照しながら説明する。図7は、図6中の矢印VIIからみた操作部20の図である。図8は、固定部材の動作を説明するための図であり(a)は固定部材の突出部が押圧されて引っ込んだ状態にあるときの図、(b)はリリースボタンが押圧されて固定部材が引っ込んだ状態にあるときの図である。なお、図7においては、操作部20内部の構成が理解できるように、操作部20の外面の一部の図示を省略している。
固定部材46は、図7に示すように、当接面20eから突出した丸みを帯びた突出部46aと、右下に傾斜した傾斜面を有する傾斜部46bと、図中上下方向に延びるスライド突起46cとを有している。図7に示す固定部材46は、弾性部材であるばね50により、操作部20の当接面20eの方向(図中上方向)に付勢された状態にある。これにより、操作部20がカメラ部10に取り付けられていない場合、固定部材46の一部は当接面20eから突出した状態のまま保持される。このように突出した突出部46aを先端に向けて丸みを帯びた形状とすることにより、スライドしてきてぶつかる凹レール30(図5)によって突出部46aをスムーズに押下げることができる。これにより、図8(a)に示すように、突出部46aを当接面20eから引っ込んだ状態とすることができる。なお、スライド突起46cは、操作部20に形成された上下方向に延びるスライド溝(不図示)に挿入されている。これにより、固定部材46は、矢印Y1に沿った方向のみ移動可能である。
従動部材48は、固定部材46の傾斜部46bと相対する傾斜部48aと、図中左右方向に延びるスライド突起48bとを有している。従動部材48は、リリースボタン21に接続されており、押圧操作されたリリースボタン21の動きに連動する。従動部材48は、弾性部材であるばね49により、リリースボタン21側に付勢された状態にある。これにより、ばね49の付勢力に抗してリリースボタン21が押し込まれると、従動部材48はスライド突起48bが延びるY2の方向(図中左方向)に沿って移動する。なお、傾斜部48aは、固定部材46の傾斜部46bと合致する形状を有している。そのため、図中左側に移動する従動部材48は、傾斜部48aを固定部材46の傾斜部46bに滑らせながら固定部材46を押下げていく。これにより、図8(b)に示すように、固定部材46の突出部46aを当接面20eから引っ込ませた状態とすることができる。
(カメラ部10と操作部20との接続について)
次に、カメラ部10と操作部20とを接続する様子を図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、カメラ部をスライドさせながら操作部に取り付けていく様子を時間の経過順((a)〜(b))に示した断面図である。また、図10は、図9から続くカメラ部をスライドさせながら操作部に取り付けていく様子を、時間の経過順((a)〜(b))に示した断面図である。なお、カメラ部10を操作部20に対してスライドさせることと、操作部20をカメラ部10に対してスライドさせることとは、カメラ部10と操作部20とを接続するための動作としては同じである。そこで、図9及び図10を参照する場合には、着脱動作は、操作部20に対してカメラ部10をスライドさせることで行われるものとして説明する。また、図9及び図10に示す断面図は、図4で示す断面図と同じ切断位置で切断した断面図を示している。すなわち、図9及び図10においては、風景撮り状態となるようにカメラ部10と操作部20とが接続されていく様子を示している。
風景撮り状態となるようにカメラ部10と操作部20と接続する場合、図1に示すように、カメラ部10のレンズ12と操作部20の液晶モニタ25(図2)とが反対の方向を向くように配置する。そして、操作部20の凸レール40の端部から、カメラ部10の凹レール30を挿入していく。やがて、押圧部34のカット面34aが凸レール40に当たり、押圧部34が押し上げられていく。そして、図9(a)に示すように、押圧部34が凸レール40の被押圧部43aに乗り上げた状態となる。この時、押圧部34は、カメラ部10と操作部20との間で圧縮された状態にある。
図9(a)に示す状態から、カメラ部10をさらに図中右方向にスライドさせると、図9(b)に示すように、押圧部34は、被押圧部43aを通り過ぎる。上述したように、被押圧部43aよりも中央寄りには、被押圧部43aよりも窪んだ凹部51が形成されている。そのため、被押圧部43aを通り過ぎた押圧部34は、凹部51に浮いた状態となり、他の部材と接触していない状態となる。
図9(b)に示す状態から、カメラ部10をさらに図中右方向にスライドさせる。このとき、カメラ部10は、図10(a)に示すように、三角突起35の先端が線状突起42aを押さえつけた状態のままスライドしていく。
図10(a)に示す状態から、カメラ部10をさらに図中右方向にスライドさせる。すると、図10(b)に示すように、凹レール30の両端部に設けられた押圧部34のうち、図中右側の押圧部34は、被押圧部43bに乗り上げてカメラ部10と操作部20との間に圧縮された状態でスライドを止めるように介在する。これにより押圧部34は、被押圧部43bを押圧する。また、図中左側の押圧部34は、被押圧部43aに乗り上げてカメラ部10と操作部20との間に圧縮された状態でスライドを止めるように介在する。これにより押圧部34は、被押圧部43aを押圧する。このように、図10(b)の状態になるまでカメラ部10をスライドさせると、図6に示す固定部材46が図5に示す切欠き33aに嵌りこむ。これにより、図10(b)に示すカメラ部10と操作部20との位置関係が固定され、風景撮り状態としてのカメラ部10と操作部20との接続が完了する。
このように、風景撮り状態としてカメラ部10と操作部20との接続が完了すると、図6に示す検出スイッチ45は、図5に示すカメラ部10の当接面11aに形成された嵌合孔11cに嵌り、突出した状態となる。この時、検出スイッチ45の状態はOFF状態となり、カメラ1は撮像モードを風景撮りモードに設定する。
カメラ部10から操作部20を取り外す場合、まず、図8(b)に示すように、リリースボタン21を押圧操作することで固定部材46を押下げる。これにより、固定部材46が図5に示す切欠き33aから抜け出て、カメラ部10と操作部20との固定状態が解除される。続いて、カメラ部10をスライドさせることで、操作部20から取り外すことができる。なお、カメラ部10が操作部20から取り外されていくときの着脱機構の様子は、カメラ部10を取り付ける場合と反対の経過を辿るため、詳細な説明は省略する。
一方、自撮り状態となるようにカメラ部10と操作部20とを接続する場合、風景撮り状態として接続する場合から操作部20の向きを180度変える。なお、凹レール30と凸レール40とを長手方向に垂直な平面で切断した際の断面形状は、中心線(図3に示す切断線IV−IV)に対して概ね線対称となっている。そのため、自撮りモードで接続する場合も、風景撮りモードと同様に、操作部20に対してカメラ部10をスライドさせて、図9〜図10で示す経過を辿って、カメラ部10と操作部20との接続が完了する。
自撮り状態としてカメラ部10と操作部20との接続が完了すると、図6に示す検出スイッチ45は、図5に示すカメラ部10の当接面11bに押圧されて引っ込んだ状態となる。この時、検出スイッチ45の状態はON状態となり、カメラ1は撮影モードを自撮りモードに設定する。
自撮り状態での撮影が完了し、カメラ部10から操作部20を取り外す場合には、リリースボタン21を押圧操作してカメラ部10と操作部20との固定状態を解除する。そして、カメラ部10をスライドさせることにより、カメラ部10を操作部20から取り外すことができる。
(実施形態の効果について)
以上説明したように、本発明を適用したカメラ1においては、押圧部34を凹レール30の両端部に設けている。これにより、凹レール30の両端部に設けられた押圧部34で凸レール40を押圧することができるため、凹レール30と凸レール40との間のがたつきを抑えることができ、撮像する際にぶれなどが生じずに安定した状態で撮影することができる。また、押圧部34は、カメラ部10と操作部20とがスライドする際に負荷を与えるように凸レール40を押圧することから、カメラ部10と操作部20との接続状態を維持することができる。
また、押圧部34を弾性材料であるエラストマから形成していることから、押圧部34に適切な押圧力を作用させることができる。これによりカメラ部10と操作部20との間のがたつきを抑えることができる。また、カメラ部10と操作部20との着脱を繰り返し行ったとしても、押圧部34に破損が生じにくい。
また、凸レール40には、押圧部34によって押圧される被押圧部43a、43bが両端に形成されているとともに、被押圧部43aと被押圧部43bとの間には凹部51が形成されている。これにより、カメラ部10と操作部20とを接続する際、一端に形成された押圧部34は、最初に接触する被押圧部43a及び被押圧部43bのうちの一方を乗り越えれば、被押圧部43a及び被押圧部43bのうちの他方に到達するまで、他の部材と何ら接触することがない。すなわち、押圧部34は、被押圧部43aと被押圧部43bとの間に形成された凹部51(図4)を通過している間、他の部材と接触することがない。同様に、カメラ部10と操作部20との接続を解除するためにカメラ部10をスライドさせる場合、押圧部34が被押圧部43aと被押圧部43bとの間に形成された凹部51を通過する間、他の部材と接触することがない。そのため、凸レール40との摩擦によって押圧部34が摩耗したり破損したりするのを抑制することができる。また、カメラ部10をスライドさせる際の押圧部34と凸レール40と摩擦を低減することができるため、スライドさせる際の負荷が低減され、カメラ部10と操作部20との着脱作業をスムーズに行うことができる。
また、カメラ部10と操作部20とが接続されている場合、凸レール40は、凹レール30の両端部に設けられた押圧部34で押圧されている。そのため、凸レール40と押圧部34とは密着した状態にあり、凹レール30及び凸レール40の内部に塵やほこりが入りこむのを抑制することができる。このように、凹レール30の両端部に設けられた押圧部34に、防塵機能を発揮させることができる。
また、カメラ1は、カメラ部10と操作部20との接続状態を維持する固定部材46を備えているため、撮影中にカメラ部10と操作部20と分離してしまうといった不具合を防止することができる。
また、固定部材46は、ばね50により付勢されており、操作部20の当接面20eから突出した状態にある。一方、カメラ部10には、カメラ部10と操作部20とが接続状態となったときに固定部材46が嵌りこむ切欠き33aが形成されている。そのため、カメラ部10をスライドさせて、カメラ部10と操作部20とが所定の位置関係となると、自動的に固定部材46が切欠き33aに嵌りこみ、接続が完了する構成となっている。これにより、カメラ部10と操作部20とを接続させるためには、カメラ部10をスライドさせるだけでよく、カメラ部10と操作部20との着脱作業を容易に行うことができる。
また、図5に示す凹レール30は、その両端が開放された状態にあり、両方向から凸レール40の挿入を受け付ける。また、図6に示す凸レール40も、両方向から凹レール30の挿入を受け付ける。そのため、スライド方向を気にすることなくカメラ部10と操作部20との着脱作業を行うことができる。
また、カメラ部10の2箇所にばね36で付勢された三角突起35を設け、この三角突起35で操作部20に形成された線状突起42a、42bを押圧している。これにより、カメラ部10と操作部20との間のがたつきを抑制することができる。
また、操作部20に当接面20eから突出した検出スイッチ45を設け、風景撮り状態でカメラ部10と操作部20とを接続した場合にのみ検出スイッチ45が嵌る嵌合孔11cを設けている。これにより、検出スイッチ45のON/OFF状態から、カメラ部10と操作部20とが風景撮り状態として接続されたのか、自撮り状態として接続されたのかを判別することができる。
また、カメラ1は、検出スイッチ45のON/OFF状態に基づいて、撮影モードを風景撮りモードとするか自撮りモードとするかを選択する。これにより、ユーザは、カメラ部10と操作部20との接続を完了した後は、撮影モードを選択する必要がなく、即座に所望の撮影モードでの撮影をすることができる。
(他の形態について)
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。上述の実施の形態では、カメラ1に設けられた着脱機構として、凹レール30がカメラ部10に取り付けられ、凸レール40が操作部20に取り付けられた形態について説明した。しかしながら、着脱機構の各構成要素の取付け位置は任意に決定することができ、例えば、凸レールをカメラ部に、凹レールを操作部に取り付ける構成としてもよい。また、押圧部34、三角突起35、検出スイッチ45、及び固定部材46の設置箇所も任意に決定することができ、上記形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、被押圧部43aと被押圧部43bとの間に形成された凹面47は、中央に向かうにつれて徐々に窪み量が増大する曲面47a、47bと、曲面47aと曲面47bとを接続する平坦な平坦面47cとを有していると説明した。しかしながら、被押圧部43aと被押圧部43bとの間は、押圧部34との接触が避けられる態様であればよく、被押圧部43a、43bから垂直に段落ちした凹部を形成するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、着脱機構を用いてカメラ部10に操作部20を着脱する形態について説明したが、着脱機構の使用はカメラに限定されるものではない。例えば、電化製品とそのバッテリとの取り付け取り外しのための機構として、本発明の着脱機構を採用してもよい。また、既設の機器に増設の機器を接続するための機構として、本発明の着脱機構を採用してもよい。この場合、押圧部、三角突起、及び固定部材等の構成を、予め凸レール及び凹レールに組み込んでおくことが好ましい。これにより、着脱機構を備えた凸レール及び凹レールを、様々な機器に取り付けて接続していくことができる。
その他、上記実施の形態で示した構成などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記)
(付記1)
第1機器と第2機器とを着脱するための着脱機構であって、
前記第1機器に設けられる第1ガイドレールと、
前記第2機器に設けられ、前記第1ガイドレールの端部から挿入し該第1ガイドレールに沿ってスライドさせていくことにより該第1ガイドレールと接続される第2ガイドレールと、
前記第1機器に設けられ、前記第2ガイドレールをスライドさせる際に負荷を与えるように該第2ガイドレールを押圧する押圧部と、を備え、
前記第2ガイドレールには、前記第1ガイドレールに沿って該第2ガイドレールをスライドさせていく過程で、前記押圧部により押圧される被押圧部と、前記被押圧部よりも窪んだ部分であり前記押圧部が接触しない凹部とが形成されている、
ことを特徴とする着脱機構。
(付記2)
前記押圧部は、弾性材料から形成された突起部である、
ことを特徴とする付記1に記載の着脱機構。
(付記3)
前記押圧部は、前記第1ガイドレールの両端に設けられている、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の着脱機構。
(付記4)
前記被押圧部は、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続されたときに、前記第1ガイドレールの両端に設けられたそれぞれの前記押圧部に対応する位置に設けられており、
前記凹部は、前記被押圧部間に設けられている、
ことを特徴とする付記3に記載の着脱機構。
(付記5)
前記第1機器及び前記第2機器のうちの一方の機器に設けられ、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続された状態を維持する固定部材を備える、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の着脱機構。
(付記6)
前記固定部材は、弾性部材により前記一方の機器から突出する方向に付勢されている、
ことを特徴とする付記5に記載の着脱機構。
(付記7)
前記第1機器及び前記第2機器のうちの他方の機器に設けられ、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続されたときに前記固定部材が嵌合する嵌合部を備える、
ことを特徴とする付記5又は6に記載の着脱機構。
(付記8)
前記第2ガイドレールは、前記第1ガイドレールの両端部から挿入可能であり、
挿入させた前記第2ガイドレールを、該第1ガイドレールに沿ってスライドさせることで該第1ガイドレールと接続させることができる、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載の着脱機構。
(付記9)
付記1乃至8のいずれか1つに記載の着脱機構を備える撮像装置であり、
前記第1機器は、撮像部及び前記撮像部を操作するための操作部のうちの一方であり、
前記第2機器は、前記撮像部及び前記操作部のうちの他方である、
ことを特徴とする撮像装置。
(付記10)
前記着脱機構によって、前記操作部が前記撮像部に第1状態で取り付けられているか、あるいは、前記操作部が前記第1状態とは反対の方向を向いた第2状態で前記撮像部に取り付けられているか、を検出するスイッチを備える、
ことを特徴とする付記9に記載の撮像装置。
1・・カメラ、10・・カメラ部、10a・・表面、10b・・裏面、11・・筐体、11a,11b・・当接面、11c・・嵌合孔、12・・レンズ、20・・操作部、20a・・表面、20b・・裏面、20c,20d・・側面、20e・・当接面、21・・リリースボタン、22・・シャッタボタン、23・・ムービボタン、24・・電源ボタン、25・・液晶モニタ、30・・凹レール、31・・ベース部、31a・・ねじ挿通孔、31b・・切欠き、31c・・開口、32・・立設部、33・・フランジ部、33a・・切欠き、34・・押圧部、34a・・カット面、35・・三角突起、36・・ばね、37・・ねじ、40・・凸レール、40a・・立設部、40b・・フランジ部、41・・ねじ、42a,42b・・線状突起、43a,43b・・被押圧部、45・・検出スイッチ、46・・固定部材、46a・・突出部、46b・・傾斜部、46c・・スライド突起、47・・凹面、47a,47b・・曲面、47c・・平坦面、48・・従動部材、48a・・傾斜部、48b・・スライド突起、49,50・・ばね、51・・凹部

Claims (10)

  1. 第1機器と第2機器とを着脱するための着脱機構であって、
    前記第1機器に設けられる第1ガイドレールと、
    前記第2機器に設けられ、前記第1ガイドレールの端部から挿入し該第1ガイドレールに沿ってスライドさせていくことにより該第1ガイドレールと接続される第2ガイドレールと、
    前記第1機器に設けられ、前記第2ガイドレールをスライドさせる際に負荷を与えるように該第2ガイドレールを押圧する押圧部と、を備え、
    前記第2ガイドレールには、前記第1ガイドレールに沿って該第2ガイドレールをスライドさせていく過程で、前記押圧部により押圧される被押圧部と、前記被押圧部よりも窪んだ部分であり前記押圧部が接触しない凹部とが形成されている、
    ことを特徴とする着脱機構。
  2. 前記押圧部は、弾性材料から形成された突起部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の着脱機構。
  3. 前記押圧部は、前記第1ガイドレールの両端に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の着脱機構。
  4. 前記被押圧部は、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続されたときに、前記第1ガイドレールの両端に設けられたそれぞれの前記押圧部に対応する位置に設けられており、
    前記凹部は、前記被押圧部間に設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の着脱機構。
  5. 前記第1機器及び前記第2機器のうちの一方の機器に設けられ、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続された状態を維持する固定部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の着脱機構。
  6. 前記固定部材は、弾性部材により前記一方の機器から突出する方向に付勢されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の着脱機構。
  7. 前記第1機器及び前記第2機器のうちの他方の機器に設けられ、前記第1ガイドレールと前記第2ガイドレールとが接続されたときに前記固定部材が嵌合する嵌合部を備える、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の着脱機構。
  8. 前記第2ガイドレールは、前記第1ガイドレールの両端部から挿入可能であり、
    挿入させた前記第2ガイドレールを、該第1ガイドレールに沿ってスライドさせることで該第1ガイドレールと接続させることができる、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の着脱機構。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の着脱機構を備える撮像装置であり、
    前記第1機器は、撮像部及び前記撮像部を操作するための操作部のうちの一方であり、
    前記第2機器は、前記撮像部及び前記操作部のうちの他方である、
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 前記着脱機構によって、前記操作部が前記撮像部に第1状態で取り付けられているか、あるいは、前記操作部が前記第1状態とは反対の方向を向いた第2状態で前記撮像部に取り付けられているか、を検出するスイッチを備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
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