JP2012027422A - 撮像装置 - Google Patents

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昭彦 宮森
Yuichi Yanai
友一 柳井
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Abstract

【課題】ユーザにとって扱い易い撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様にかかる撮像装置は第1のカメラ22と第2のカメラ23とを有するカメラ側筐体20と、第1及び第2のカメラを覆う第1の状態と第1のカメラ22が表出する第2の状態とを切り替えるように、カメラ側筐体20に対してスライド可能に取り付けられたバッテリ側筐体10と、第2の状態と、第1及び第2のカメラが表出する第3の状態と、を切り替えるように、バッテリ側筐体10をカメラ側筐体20に対して回動可能に支持する回転機構と、を備えるものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に詳しくは、第1及び第2のカメラを有し、立体画像を撮像する撮像装置に関する。
近年、立体画像を撮影するための撮影器として、ステレオカメラが開発されている(特許文献1)。特許文献1には、ステレオ撮影機能を有するスライド型携帯電話が開示されている。スライド型携帯電話の第1の筐体に第1のカメラが設けられ、第2の筐体に第2のカメラが設けられている。第1の筐体と第2の筐体はスライド可能になっている。
特開2006−345246号公報
立体画像を生成するためには、第1及び第2のカメラによって異なる方向から対象物を撮影する必要がある。ステレオカメラのような撮像装置では、視差画像を取得するため、第1及び第2のカメラを適切な距離だけ離間させる必要がある。例えば、カメラ間隔を人間の目の間隔と同程度とすることが好ましい。このような条件を満たし、かつ、ユーザにとって扱い易い構成の撮像装置が望まれている。
本発明の第1の態様にかかる撮像装置は、第1のカメラと第2のカメラとを有する第1の筐体と、前記第1及び第2のカメラを覆う第1の状態と前記第1のカメラのみが表出する第2の状態とを切り替えるように、前記第1の筐体に対してスライド可能に取り付けられた第2の筐体と、前記第2の状態と、前記第1及び第2のカメラが表出する第3の状態と、を切り替えるように、前記第2の筐体を前記第1の筐体に対して回動可能に支持する回転機構と、を備えるものである。
上記の撮像装置で、前記第3の状態において、前記第2の筐体が、前記第1のカメラと前記第2のカメラの間に配置されているようにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第1の筐体における前記第1及び第2のカメラが設けられた面と反対側の面に、前記第1及び第2のカメラで撮影した画像を表示する表示部が設けられているようにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第1のカメラのレンズの光軸と前記第2のカメラのレンズの光軸との交点が、前記表示部の表示面の中心から前記表示部の表示面に対して垂直に延びた法線上に配置されるにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第1の筐体の前記第1のカメラ及び第2のカメラが設けられた面が平坦になっているにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第2の筐体に、前記第1及び第2のカメラに電源を供給するバッテリが設けられているにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記バッテリが前記第2の筺体内の偏倚した位置にあり、前記第2の状態で第1のカメラが前記第2の筺体の中心に対して前記バッテリとは反対側に表出するようにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第3の状態で、前記バッテリが前記第2の筺体内の前記第1の筺体から遠い側に偏倚した位置にあるようにしてもよい。
上記の撮像装置において、電気導線が挿通される貫通孔が前記回転機構に設けられているにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記回転機構に、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に、付勢力を発生する弾性体が設けられ、前記第1の状態から前記第2の状態に移行する間の中位点において、前記弾性体の付勢力の方向が反転するにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記第2の状態から前記第3の状態に移行する間の中位点において、前記弾性体の付勢力の方向が反転するにしてもよい。
上記の撮像装置で、前記回転機構が、前記第1の筐体に固定された第1筐体側プレートと、前記第2の筐体に固定された第2筐体側プレートと、前記第1及び第2筐体側プレートの間に設けられた中間プレートと、を有し、前記第1筐体側プレート、又は前記第2筐体側プレートには、第1及び第2の筐体のスライド動作を規制するガイドと、回転動作を規制するガイドとが、連続して設けられているようにしてもよい。
本発明によれば、ユーザにとって、扱い易い撮像装置を提供することができる。
本実施形態にかかる撮像装置の構成を示す斜視図である。 第1の状態の撮像装置の構成を示す正面図である。 第2の状態の撮像装置の構成を示す正面図である。 第3の状態の撮像装置の構成を示す図である。 第3の状態の撮像装置の構成を示す斜視図である。 撮像装置に設けられたスライド回転機構を示すための透視斜視図である。 撮像装置に設けられたスライド回転機構を示す分解斜視図である。 スライド回転機構に用いられた部品の構成を示す平面図である。 スライド回転機構に用いられた部品の構成を示す平面図である。 スライド回転機構に用いられた部品の構成を示す平面図である。 スライド回転機構の構成を示す平面図である。 スライド回転機構の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
本実施の形態にかかる撮像装置の全体構成について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかる撮像装置の構成を示す斜視図である。図2は撮像装置の構成を示す正面図である。図3は、撮像装置の構成を示す正面図である。
撮像装置1は、立体画像を撮像するステレオカメラであり、第1の筐体であるカメラ側筐体20と、第2の筐体であるバッテリ側筐体10とを有している。バッテリ側筐体10は、バッテリ16(説明のため、図2、及び図3において破線で図示)を内蔵している。カメラ側筐体20の背面側には、表示部21が設けられている。なお、本実施形態では、説明の便宜上、表示部21が設けられている面を背面とし、表示部21が設けられている面と反対側の面を正面として説明している。後述するようにカメラ側筐体20の正面には、2つのカメラが設けられている。2つのカメラによる撮影側が正面側となり、表示部21による表示側が背面側となる。
バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20は、長円形状を有している。バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20は、略同じ大きさとなっている。図1、図2に示すように、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とは重なるように配置されている。カメラ側筐体20は、バッテリ側筐体10に対してスライド可能に設けられている。すなわち、ユーザがバッテリ側筐体10を持った状態で、カメラ側筐体20に対して力を加える。すると、図3に示すように、カメラ側筐体20がスライドする。図2に示す状態で、ユーザがカメラ側筐体20に右方向の力を与えることで、図3に示すように、カメラ側筐体20が右方向にスライド移動した状態となる。もちろん、ユーザがカメラ側筐体20を保持した状態で、バッテリ側筐体10に力を加えることで、スライド移動しても良い。バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20は、主として、樹脂やMg合金などの軽量、かつ強度の高い材料によって形成されている。
ここで、図1及び図2に示すようにバッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とが重畳している状態を第1の状態とする。さらに、図3に示すようにカメラ側筐体20がスライドして、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20がずれている状態を第2の状態とする。第2の状態では第1のカメラ22と第1のマイク24が表出する。第1のカメラ22が、バッテリ側筐体10の外側に現れて、撮影可能になる。ここでは、第1のカメラ22のみ表出しているため、ステレオ撮影でない通常撮影となる。
さらに、バッテリ側筐体10は、カメラ側筐体20に対して回動可能に設けられている。そして、第2の状態において、バッテリ側筐体10を回転させると図4、及び図5に示す第3の状態となる。図4では、第3の状態における撮像装置1の正面図、背面図、左側面図、右側面図、上面図が示されている。図5は、第3の状態における撮像装置1の正面側斜視図が示されている。図3の状態では、正面視において撮像装置1がT字型になっている。そして、第3の状態では、第1のカメラ22と第2のカメラ23と第1のマイク24と第2のマイク25が表出する。第3の状態では、第1のカメラ22、及び第2のカメラ23がバッテリ側筐体10から露出して、ステレオ撮影可能になる。このように、バッテリ側筐体10は、カメラ側筐体20に対してスライド可能、及び回動可能に取り付けられている。
次に、各構成要素に付いて説明する。表示部21は、例えば、液晶ディスプレイ等のディスプレイデバイスを有している。表示部21は、例えば、第1のカメラ22、第2のカメラ23で撮影した画像を表示する。ここでの画像は、静止画、及び動画を含む。また、表示部21は、タッチパネルとなっている。従って、表示部21は、タッチパネルで操作を行うためのアイコンなどを表示する。例えば、ユーザがタッチパネルを操作して、取得済みの画像を選択すると、その画像が、表示部21に表示させる。もちろん、表示部21において、動画を再生するようにしてもよい。また、図1に示すように、カメラ側筐体20の背面には、2つのスピーカ26が設けられている。スピーカ26は、表示部21の両側にそれぞれ配設され、ステレオスピーカを構成している。このスピーカ26が動画再生時に、動画撮影時に取得した音声等を再生する。
図4、図5に示すように、カメラ側筐体20の正面側には、第1のカメラ22と第2のカメラ23が設けられている。第1のカメラ22と第2のカメラ23とは、所定の距離だけ隔てて並設されている。第1のカメラ22と第2のカメラ23間の距離は、人間の目の間隔と同程度の間隔であり、好適な一例では、65mmとなっている。第1のカメラ22と第2のカメラ23との各中心を通る一点鎖線Bは、カメラ側筐体20の長手方向と平行になる。第3の状態では、正面視において、第1のカメラ22と第2のカメラ23の間に、バッテリ側筐体10が配置される。すなわち、図4の正面図に示すように、バッテリ側筐体10の右側に第1のカメラ22が配置され、左側に第2のカメラ23が配置されている。従って、バッテリ側筐体10の幅は、カメラ間隔よりも狭くなっている。具体的には、バッテリ側筺体10の幅は、第1及び第2のカメラの各レンズを覆わないように設定されている。また、図4の正面図では、第1のカメラ22と第2のカメラ23との中間点を通り、カメラ側筐体20の長手方向に直交する線を一点鎖線Aで示している。第3の状態では、撮像装置1が図4の一点鎖線Aに対して左右対称な構造となっている。さらに、一点鎖線Aと一点鎖線Bの交点が、回転動作の回転軸に一致している。
第1のカメラ22と第2のカメラ23はCCD(Charged Coupled Device)などの撮像素子とレンズなどを有する撮像ユニットである。第1のカメラ22と第2のカメラ23は、同一タイプの撮像ユニットであることが好ましい。もちろん、第1のカメラ22と第2のカメラ23を異なるタイプの撮像ユニットとしてもよい。第1のカメラ22と第2のカメラ23で撮影した画像のデータは、カメラ側筐体20に内蔵されたメモリなどに記憶される。また、立体画像を生成するため、第1のカメラ22と第2のカメラ23は異なる方向を向いている。例えば、第1のカメラ22のレンズの光軸が第2のカメラ23のレンズの光軸に対して傾斜している。これにより、異なる方向を向いた第1のカメラ22と第2のカメラ23がステレオ撮影する。例えば、第1のカメラ22と第2のカメラ23の撮影方向が交差するように配置されている。
カメラ側筐体20の正面には、第1のマイク24と第2のマイク25が設けられている。第1のマイク24と第2のマイク25は、第1のカメラ22と第2のカメラ23の両外側に配置されている。例えば、図4の正面図に示すように、第1のカメラ22の右側に第1のマイク24が配置され、第2のカメラ23の左側に第2のマイク25が配置されている。よって、第1のマイク24と第2のマイク25は、バッテリ側筐体10を挟むように配置されている。第1のマイク24と第2のマイク25はステレオマイクを構成している。第1のマイク24と第2のマイク25で集音した音声データは、カメラ側筐体20に内蔵されたメモリなどに記憶される。
カメラ側筐体20の正面には、第1のマイク24と第2のマイク25と第1のカメラ22と第2のカメラ23が設けられている。ここで、第1の状態において、カメラ側筐体20の正面は、バッテリ側筐体10の背面と重なり合う。従って、カメラ側筐体20の正面を、平坦面20aとすることが好ましい。すなわち、カメラ側筐体20に正面に突起を設けないようにする。例えば、第1のマイク24と第2のマイク25と第1のカメラ22と第2のカメラ23をカメラ側筐体20の中に配設して、カメラ側筐体20の表面から突出しないようにする。これにより、スライド移動時の機械的な干渉を防ぐことができる。
撮像装置1の正面視及び背面視の構成に付いて説明する。カメラ側筐体20の背面に設けられた表示部21の真裏に第1のカメラ22、及び第2のカメラ23が配置されている。すなわち、第1のカメラ22、及び第2のカメラ23は、カメラ側筐体20背面の表示部21の表示領域と重複するように配置されている。そして、正面視において、第1のカメラ22及び第2のカメラ23の各中心を通る一点鎖線Bが、背面視において表示部21を横切る中心線と一致する。さらに、正面視において、第1のカメラ22と第2のカメラ23の中間点が、表示部21の中心と一致する。なお、第1のカメラ22と第2のカメラ23の中間点は、図4中の一点鎖線Bと一点鎖線Aとの交点を通り、図4の正面図中において紙面と直交する線上に位置する。この交点は、表示部21の中心から表示部21の表示面に垂直な法線上に配置される。第1のカメラ22と第2のカメラ23が撮影している撮影対象が、表示部21の裏側において、表示部21の表示面と正対して配置される。これにより、ユーザがカメラを撮影対象に向けるための操作を直感的に行うことができる。
バッテリ側筐体10の正面側には、LED17が設けられている。LED(Light Emitted Diode)17は、撮影対象を照明する照明光源として機能する。第3の状態において、LED17は、第1のカメラ22と第2のカメラ23の中間に配置される。すなわち、第3の状態では、正面視において、第1のカメラ22と第2のカメラ23との中間点上に、LED17が配置される。よって、LED17は、カメラ側筐体20の回転軸とほぼ一致するように配置される。また、図3に示すように、第2の状態では、LED17が、第1のカメラ22と所定の間隔を持って隣接配置される。このように配置することで、効果的に照明することができる。もちろん、LED17以外の光源を照明光源として用いても良い。
バッテリ側筐体10には、撮影ボタン11、ズームボタン12、ズームボタン13、ステレオ撮影ボタン14が、入力手段として設けられている。撮影ボタン11は、図4の左側面図に示すように、第3の状態において、バッテリ側筐体10の左側面に配置されている。第2の状態では、撮影ボタン11はバッテリ側筐体10の右側上面に配置される。第2の状態で、ユーザが撮影ボタン11を押下すると、第1のカメラ22が撮影するとなる。これにより、通常画像を撮影することができる。また、第3の状態において、通常撮影を行う場合も、撮影ボタン11を押下してもよい。
図4の正面図に示すように、バッテリ側筐体10の正面には、ズームボタン12、ズームボタン13、ステレオ撮影ボタン14が設けられている。第3の状態になると、ズームボタン12、ズームボタン13、ステレオ撮影ボタン14が表示部21の下側に表出する。ズームボタン12、及びズームボタン13の一方がズームインボタンであり、他方がズームアウトボタンである。ユーザが、ズームボタン12、ズームボタン13を押下することによって、ズーム調整を行うことができる。ステレオ撮影ボタン14は、立体画像を撮影するためのボタンである。ユーザがステレオ撮影ボタン14を押下すると、第1のカメラ22と第2のカメラ23が同期して録画する。これにより、立体画像を生成するためのステレオ画像(視差画像)を取得することができる。バッテリ側筐体10は、バッテリ16を収納するために、厚さが変化している。すなわち、バッテリ16が配置される箇所では、バッテリ側筐体10が厚くなっている。バッテリ16がバッテリ側筐体10内の偏倚した位置にあり、第2の状態で第1のカメラ22がバッテリ側筐体10の中心に対してバッテリ16とは反対側に表出するようにすることが好ましい。さらに、第3の状態で、バッテリがバッテリ側筐体10内のカメラ側筺体20から遠い側に偏倚した位置にあることが好ましい。このようにすることで、把持時のユーザの負担を軽減することができる。
次に、撮像装置1の使用手順に付いて説明する。撮影を行わないスタンバイ状態では、図1、及び図2に示す第1の状態とする。第1の状態では、カメラ側筐体20の正面全体がバッテリ側筐体10と重なっている。よって、第1のカメラ22と第2のカメラ23がバッテリ側筐体10で覆われている。すなわち、ユーザは、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とが重なり合ったコンパクトな第1の状態で撮像装置を持つ。さらに、第1のカメラ22と第2のカメラ23のレンズが格納されているため、レンズを保護することができる。第1の状態では、第1のカメラ22、第2のカメラ23、第1のマイク24、及び第2のマイク25が起動しないようにすることが好ましい。こうすることで、消費電力を低減することができる。通常撮影を行う場合、ユーザが、バッテリ側筐体10に対して、カメラ側筐体20をスライドさせる。撮像装置が図3に示す第2の状態となる。スライド方向は、カメラ側筐体20の長手方向と平行になっている。
第2の状態になると、第1のカメラ22、及び第1のマイク24が表出する。第2の状態で、ユーザが撮影ボタン11を押下すると、第1のカメラ22が起動して、通常撮影が可能になる。一方、第2の状態となっても、第2のカメラ23、及び第2のマイク25は、バッテリ側筐体10によって覆われたままとなっている。よって、消費電力削減の観点から、第2のカメラ23、及び第2のマイク25は起動していないようにすることが好ましい。なお、第1の状態から第2の状態に移行したことを検知して、第1のカメラ22と第1のマイク24を自動的に起動させるようにしても良い。
第2の状態において、ユーザは表示部21を見ながら通常撮影を行うことが可能である。第2の状態では通常のデジタルカメラと同様に、ユーザが撮像装置1を持つ。例えば、撮像装置1を横方向に持って、撮影を行ってもよい。この場合、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20の長手方向が、横方向となり、短手方向が縦方向となる。あるいは、撮像装置1を縦方向に持って、撮影を行ってもよい。この場合、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20の短手方向が、横方向となり、長手方向が縦方向となる。縦方向が鉛直方向の場合、バッテリ16が地面側に位置して重心が下がった状態となるので、撮影姿勢が安定し、ぶれの少ない画像が撮像できる。なお、撮像装置1を持つ方向を変えた際、表示部21の表示が回転するようにしてもよい。
ユーザが表示部21を確認しながら、撮影を行う。例えば、撮像装置1を横方向に持つ場合、ユーザが右手で撮像装置1の正面と背面を挟み持つ。そして、ユーザが、撮影ボタン11を押下する。これにより、通常の撮影が行われ、動画、又は静止画を取得することができる。また、動画撮影の場合、周囲の音声等を第1のマイク24で集音してもよい。なお、表示部21に撮影ボタンを表示して、タッチパネルで撮影を行ってもよい。
ステレオ撮影を行う場合、第2の状態からバッテリ側筐体10を90°回転させる。ユーザがカメラ側筐体20のバッテリ側筐体10からはみ出した部分を把持して、バッテリ側筐体10を回転させる。これにより、図3に示したバッテリ側筐体10が反時計周りに90°回転する。こうすることで、第2の状態から、図4、及び図5に示す第3の状態に移行する。第3の状態で、ステレオ撮影ボタン14を押下すると、第1のカメラ22、第2のカメラ23、第1のマイク24、及び第2のマイク25が撮影する。これにより、ステレオ画像が撮影される。なお、第3の状態に移行することを検知して、第2のカメラ23と第2のマイク24を自動的に起動するようにしてもよい。
第3の状態では、バッテリ側筐体10の長手方向とカメラ側筐体20の長手方向が直交している。第3の状態では、バッテリ側筐体10が把手部分となり、ユーザがバッテリ側筐体10を把持して撮影を行う。具体的には、表示部21の表示面がユーザの顔と正対するように、バッテリ側筐体10を把持する。このとき、撮影対象は、撮像装置1の正面側に配置され、表示部21の表示面とカメラ側筐体20とバッテリ側筐体10を介して正対している。そして、ユーザが、ズームボタン12、ズームボタン13を押下して、ズーム調整を行い、ステレオ撮影ボタン14を押下して、ステレオ撮影を行う。こうすることでステレオ画像を取得することができる。
カメラ側筐体20には表示部21、第1のカメラ22、第2のカメラ23、第1のマイク24、第2のマイク25、及びスピーカ26等の動作に必要な基板やチップが内蔵されている。一方、バッテリ側筐体10には、バッテリ16が設けられている。バッテリ16から、表示部21、第1のカメラ22、第1のマイク24、第2のカメラ23、第2のマイク25等に電源が供給される。
このように、ステレオ撮影時に把手となるバッテリ側筐体10をカメラ側筐体20に対してスライド可能、かつ回動可能に取り付けられている。こうすることで、バッテリ側筐体10が、カメラが設けられているカメラ側筐体20に対して90°傾いた構成となる。バッテリ側筐体10を持ちやすい幅にすることが可能となる。カメラ間を所定の距離にしたとしても、ユーザの手首の負担を軽減することができる。よって、撮像装置1を扱いやすくなり、長時間持つことができるようになる。さらに、第1のカメラ22と第2のカメラ23が、表示部21の表示面から垂直に延びた法線上に向かって撮影する。よって、長時間の使用でも疲れにくく、操作性の高い撮像装置を提供することができる。また、第3の状態では、撮像装置1が図4の一点鎖線Aに対して左右対称な構造となっている。よって、ユーザが重心Gの下方を持つことができるため、長時間の使用による負担を軽減することができる。
次に、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とをスライドおよび回転させるためのスライド回転機構について、説明する。図6は、スライド回転機構を示すための透視図である。図6に示すように、バッテリ側筐体10はスライド回転機構30を介して、カメラ側筐体20に取り付けられている。スライド回転機構30は、バッテリ側筐体10をカメラ側筐体20に対してスライドさせるための機構と、回転させるための機構を備えている。
図7は、スライド回転機構の構成を示す分解斜視図である。スライド回転機構30は、第1プレート31、第2プレート32、第3プレート33、スタッド34、スタッド35、スタッド36、スタッド37、スタッド38、及びバネ39を有している。第1プレート31、第2プレート32、及び第3プレート33は、例えば、板金部材によって形成さる。スタッド34〜38は、例えば、樹脂成型品によって形成される。スタッド34〜38は、各プレートやバネ39に取り付けるために用いられる。なお、スタッド以外の固定手段を用いてプレート等を取り付けても良い。
第1プレート31が、バッテリ側筐体10に固定され、第3プレート33がカメラ側筐体20に固定される。第1プレート31はスタッド34によって第2プレート32に取り付けられる。バネ39の一端はスタッド38によって第1プレート31に取り付けられるバネ39の他端は、スタッド37によって、第3プレートに取り付けられる。第2プレート32は、スタッド36によって第3プレート33に取り付けられる。スタッド36は、第2プレート32を介して、第1プレート31を第2プレート32に取り付ける。第1プレート31と第3プレート33の間に、第2プレートが配置される。
次に、第1プレート31、第2プレート32、及び第3プレート33の構成について図8乃至図11を用いて説明する。図8は、第1プレート31の構成を示す平面図である。図9は、第2プレート32の構成を示す平面図である。図10は、第3プレート33の構成を示す平面図である。図11は、第1プレート31に対して、第2プレート32、及び第3プレート33が取り付けられている構成を示す平面図である、
第1プレート31には、スライドガイド41、スライド回転ガイド42、スライド係止部43、バネ土台44、固定孔45が設けられている。第2プレート32には、回転ガイド51、スタッド孔52、スリット53、スタッド孔54、スライド係止部55が設けられている。第3プレート33には、スタッド孔61、固定孔62、スタッド孔64、スタッド孔63が設けられている。スタッド孔52、54、61、63,64のそれぞれは、挿入されるスタッドに対応する大きさの貫通孔となっている。
第1プレート31の固定孔45は、バッテリ側筐体10に取り付けるために設けられている。例えば、スタッドやピン等の固定手段を固定孔45に挿入することで、第1プレート31がバッテリ側筐体10に固定される。固定孔45は、第1プレート31の四隅近傍それぞれに設けられている。さらに、第1プレート31の両端には、スライドガイド41が設けられている。スライドガイド41は、スライド方向に沿った長手方向を有する貫通穴である。スライドガイド41は、固定孔45の外側に形成されている。1つのスライドガイド41には2つのスタッド34が挿入される。スライドガイド41は、スタッド34の動作をスライド方向に規制する。さらに、スタッド34は、第2プレート32のスタッド孔52に挿設される。第2プレート32は、スタッド34を介して、第1プレート31に取り付けられる。よって、第2プレート32は、スタッド34とともに、スライドガイド41に沿ってスライド移動する。
第3プレート33のスタッド孔64には、スタッド36が挿設される。スタッド36は、さらに第2プレート32のスタッド孔54にも挿設される。よって、第2プレート32は、スタッド36を介して、第3プレート33に取り付けられる。スタッド36は、回転動作の回転軸となる。スタッド36を回転軸として、第3プレート33が第2プレート32に対して回転する。第3プレート33の固定孔62は、カメラ側筐体20に取り付けるために設けられている。例えば、スタッドやピン等の固定手段を固定孔62に挿入することで、3プレート33がカメラ側筐体20に固定される。第3プレート33には3つの固定孔62が設けられている。
さらに、第3プレート33のスタッド孔61には、スタッド35が挿設される。スタッド35は、さらに、回転ガイド51、及びスライド回転ガイド42に挿設される。回転ガイド51は、スタッド孔54を中心とする円弧状の貫通孔によって形成されている。回転ガイド51は、回転動作をガイドする。スライド回転ガイド42は、J字型の貫通孔を有しており、直線状のスライド部42aと円弧状の回転部42bから構成される。スライド部42aと回転部42bが連続して形成されている。スライド部42aはスライド方向に延びて、スライド動作をガイドする。回転部42bは回転ガイド51と略同じ半径になっており、回転動作をガイドする。スライド回転ガイド42は、2つのスライドガイド41の間に配置されている。さらに、回転動作時において、スタッド37は第2プレート32の側面によってガイドされる。
スタッド35は中空の円筒状になっており、この中空部分にバッテリ16からの電源ケーブル(不図示)が挿通される。そして、電源ケーブルを介して、バッテリ16からの電源が表示部21、第1のカメラ22、第2のカメラ23、第1のマイク24、及び第2のマイク25等に供給される。さらに、撮影ボタン11、ズームボタン12、ズームボタン13、ステレオ撮影ボタン14からの信号も、スタッド35を挿通する信号ケーブルによって、バッテリ側筐体10内に伝送される。このように、スライド回転機構30のスタッド35を中空とする。そして、スタッド35の中空部分に電気導線を挿通することで、バッテリ側筐体10内の機器とカメラ側筐体20内の機器とが電気的に接続される。このような構成とすることで、各筺体をコンパクトにすることができる。
バネ39は、金属線を渦巻き状にした渦巻き形状を有している。そして、渦巻き部分から延びた両端が第1プレート31と第3プレート33に取り付けられる。具体的には、バネ39の一端はスタッド38によってバネ土台44に取り付けられる。バネ39の他端は、スタッド孔63に挿設されたスタッド37によって第3プレート33に取り付けられる。このバネ39が第1プレート31と第3プレート33との間に付勢力を発生させる。不正力は、バネ39の両端の距離に応じて変化する。
第1プレート31のバネ土台44と反対側の端部には、スライド係止部43が設けられている。第2プレート32の端部にスライド係止部55が設けられている。スライド係止部43が貫通孔となり、スライド係止部55が突起となっている。そして、第2の状態に対応するスライド端において、スライド係止部43とスライド係止部55が係止する。こうすることで、第2の状態でバッテリ側筐体10とカメラ側筐体20との配置関係が安定する。よって、自重によるスライド動作を防ぐことができる。
さらに、スライド係止部55と回転ガイド51の間には、スリット53が設けられている。スリット53は、スライド方向と直交する方向に設けられた貫通孔である。このスリット53によって、第2プレート32が変形容易になる。例えば、スライド係止部55がスライド係止部43に挿入される際に、第2プレート32のスリット53よりもスライド係止部55側がたわむ。そして、スライド係止部55がスライド係止部43に嵌合される。こうすることで、第2の状態において、バッテリ側筐体10、又はカメラ側筐体20が自重により回転するのを防ぐことができる。
次に、スライド回転機構30によるスライド回転動作に付いて、図12を用いて説明する。図12は、スライド回転動作を順番に示す図であり、スライド回転機構30が簡略化して示されている。具体的には、図12には、第1プレート31と第3プレート33とバネ39とスタッド36とスタッド38とが図示されている。なお、以下の説明では、スライド動作を明確にするため、第1の状態に対応するスライド端をスライド始端とし、第2の状態に対応するスライド端をスライド終端とする。同様に、回転動作を明確にするため、第2の状態に対応する回転端を回転始端とし、第3の状態に対応する回転端を回転終端とする。
まず、第1の状態から第2の状態にスライドするスライド動作に付いて説明する。第1の状態では、図12(a)に示すようになっている。第3プレート33が第2プレート32とともにスライド端に配置されている。なお、スライド始端では、スタッド34がスライドガイド41の一端に当接し、スタッド35がスライド回転ガイド42の一端に当接している。このとき、バネ39が基準の伸縮量となっており、スライド方向に付勢力が発生していない。第1の状態から、第3プレート33をスライドさせていくと、バネ39の両端が近づいて、収縮する。第3プレート33をスライド始端側に押し戻すように、付勢力が発生する。すなわち、第1の状態からスライドを開始すると、バネ39によって、第3プレート33がスライド始端側に付勢される。
さらに、スライド動作させるためにユーザが力を加えると、図12(b)に示すようになる。図12(b)は、スライド動作における中位点となっている。中位点では、バネ39の両端が、スライド方向と直交する方向に配置されている。よって、付勢力がスライド方向と直交する方向のみに発生し、スライド方向には発生していない。この中位点を境界として、バネ39の渦巻き部分の位置が反転する。すなわち、中位点までは、図12(a)に示すように、バネ39の渦巻き部分がスタッド38よりも左側に配置されていたが、中位点を越えると、右側に配置される。これにより、バネ39による付勢力の方向が中位点を境界として反転する。なお、中位点は、スライド始端とスライド終端との中間位置としてもよいが、中間位置に限られるものではない。
中位点からスライド終端までスライドさせていくと、図12(c)に示すようになる。この状態では、上記の通り、バネ39の渦巻き部分の位置が反転している。スライド始端から中位点までの間は、スライド始端側に付勢力が発生するのに対し、中位点から第2の状態までの間は、スライド終端側に付勢力が発生する。従って、中位点から第2の状態までは、スライド動作がバネ39によってアシストされる。これにより、中位点までスライドした後は、自動的に第2の状態に移行するセミオート動作が可能になる。ユーザが力を加えて中位点まで移動すると、自動的にスライド終端までスライドする。なお、スライド終端では、スタッド34がスライドガイド41の他端に当接している。
また、スライド終端では、図11に示したように、スライド係止部43と、スライド係止部55が係止している。これにより、自重などによって、第2の状態から第1の状態に戻るのを防ぐことができる。第2の状態から第1の状態に戻る際は、ユーザが力を与えることで、上記と反対の動作が行われる。すなわち、図12(c)の状態から図12(b)の状態を経由して、図12(a)の状態に戻る。この際も、セミオート動作でスライド始端に戻る。また、J字型のスライド回転ガイド42を用いているため、スライド途中における回転動作を防ぐことができる。すなわち、スライド終端でのみ、回転動作が可能になる。
次に、回転動作に付いて説明する。回転始端では、図12(d)に示す第2の状態となっている。このとき、スタッド35がスライド回転ガイド42のスライド部42aと回転部42bの境界に配置されている。そして、ユーザが回転動作させるための力を加える。すると、第3プレート33がスタッド36を回転軸として反時計回りに回転する。なお、スライド終端においてはスライド回転ガイド42の回転部42bが回転ガイド51と同じ位置になっている。すなわち、スライド終端では、スライド回転ガイド42の回転部42bと回転ガイド51が重なっている。従って、スタッド35がスライド回転ガイド42の回転部42bと回転ガイド51によってガイドされる。
第3プレート33が回転していき、図12(e)に示す回転動作の中位点となる。中位点では、バネ39の両端がスライド方向と平行になっている。このとき、第3プレート33の回転方向は、スライド方向と垂直になる。従って、回転動作の中位点では、バネ39による付勢力が回転方向と直交する方向のみに発生し、回転方向には発生しない。回転始点から中位点の間では、バネ39が収縮して、回転始点側に戻そうとする付勢力が発生する。
さらに中位点から回転させると、図12(f)に示す回転終点となる。これによりスライド回転ガイド42の回転部42b、及び回転ガイド51の端にスタッド35が当接する。回転終端では、バネ39によって付勢力が発生していない。中位点から回転終点までの間では、バネ39収縮して回転終点側に付勢力を発生される。よって、中位点から第3状態までは、バネ39の付勢力が回転動作をアシストする。回転動作にもいても、セミオート動作が可能になる。
なお、スライド動作と回転動作は相対的なものであるため、バッテリ側筐体10、カメラ側筐体20のいずれに力を加えてもよい。また、第3プレート33をバッテリ側筐体10に、第1プレート31をカメラ側筐体20に取り付けてもよい。スライド回転機構30は、第1〜第3の状態のいずれ状態においても、外側部分に露出しない構成としている。すなわち、スライド回転機構30は常にバッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とが重なっている領域内にあるため、覆われている。これにより、スライド回転機構30を隠すことができ、デザイン性を向上することができる。
スライド回転機構30が3枚のプレートを有している。このように3枚構成とすることで、スライド動作と回転動作を独立して制御することが可能になる。本実施形態では、第1プレート31に対して第2プレート32と第3プレート33がスライド動作し、第1プレート31と第2プレート32に対して、第3プレート33が回転動作する。これにより、各動作の調整が容易になる。なお、スライド動作と回転動作は別々の機構によって、行ってもよい。さらに、スライド係止部43とスライド係止部55が係止することで、第2プレート32は、スライド終端で固定される。なお、バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20の形状は長円形状に限られるものではない。バッテリ側筐体10とカメラ側筐体20とが重なる形状とすればよい。
上記の構成によれば、ユーザにとって扱いやすい撮像装置1を実現することができる。上記の説明では、撮像装置1が2つのカメラを有していたが、3以上のカメラを有していてもよい。さらには、カメラの代わりに複数のセンサなどを配置してもよい。以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 撮像装置
10 バッテリ側筐体
11 撮影ボタン
12 ズームボタン
13 ズームボタン
14 ステレオ撮影ボタン
20 カメラ側筐体
20a 平坦面
21 表示部
22 第1のカメラ
23 第2のカメラ
24 第1のマイク
25 第2のマイク
26 スピーカ
30 スライド回転機構
31 第1プレート
32 第2プレート
33 第3プレート
34 スタッド
35 スタッド
36 スタッド
37 スタッド
38 スタッド
39 バネ
41 スライドガイド
42 スライド回転ガイド
43 スライド係止部
44 バネ土台
45 固定孔
51 回転ガイド
52 スタッド孔
53 スリット
54 スタッド孔
55 スライド係止部
61 スタッド孔
62 固定孔
63 スタッド孔
64 スタッド孔

Claims (12)

  1. 第1のカメラと第2のカメラとを有する第1の筐体と、
    前記第1及び第2のカメラを覆う第1の状態と前記第1のカメラのみが表出する第2の状態とを切り替えるように、前記第1の筐体に対してスライド可能に取り付けられた第2の筐体と、
    前記第2の状態と、前記第1及び第2のカメラが表出する第3の状態と、を切り替えるように、前記第2の筐体を前記第1の筐体に対して回動可能に支持する回転機構と、を備える撮像装置。
  2. 前記第3の状態において、前記第2の筐体が、前記第1のカメラと前記第2のカメラの間に配置されている請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の筐体における前記第1及び第2のカメラが設けられた面と反対側の面に、前記第1及び第2のカメラで撮影した画像を表示する表示部が設けられている請求項1、又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のカメラのレンズの光軸と前記第2のカメラのレンズの光軸との交点が、前記表示部の表示面の中心から前記表示部の表示面に対して垂直に延びた法線上に配置される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の筐体の前記第1のカメラ及び第2のカメラが設けられた面が平坦になっている請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の筐体に、前記第1及び第2のカメラに電源を供給するバッテリが設けられている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記バッテリが前記第2の筺体内の偏倚した位置にあり、前記第2の状態で第1のカメラが前記第2の筺体の中心に対して前記バッテリとは反対側に表出する請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第3の状態で、前記バッテリが前記第2の筺体内の前記第1の筺体から遠い側に偏倚した位置にある請求項6、又は7に記載の撮像装置。
  9. 電気導線が挿通される貫通孔が前記回転機構に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記回転機構に、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に、付勢力を発生する弾性体が設けられ、
    前記第1の状態から前記第2の状態に移行する間の中位点において、前記弾性体の付勢力の方向が反転する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記第2の状態から前記第3の状態に移行する間の中位点において、前記弾性体の付勢力の方向が反転する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記回転機構が、
    前記第1の筐体に固定された第1筐体側プレートと、
    前記第2の筐体に固定された第2筐体側プレートと、
    前記第1及び第2筐体側プレートの間に設けられた中間プレートと、を有し、
    前記第1筐体側プレート、又は前記第2筐体側プレートには、第1及び第2の筐体のスライド動作を規制するガイドと、回転動作を規制するガイドとが、連続して設けられている請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
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