JP2019168078A - 湯水混合栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】水漏れを抑制しうる湯水混合栓の提供。【解決手段】湯水混合栓10は、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を有する固定弁体62と、流路形成凹部94を有しており、固定弁体62上を摺動しうる可動弁体60と、可動弁体60を操作しうるハンドル14と、を備えている。固定弁体62は、湯供給孔80及び水供給孔82には繋がっておらず排出孔84のみに繋がっている回収溝140を有している。この回収溝140は、湯供給孔80、水供給孔82又は排出孔84から漏れた水を捕捉しうる。捕捉された水は、回収溝140を流れて、排出孔84に流れ込みうる。【選択図】図8

Description

本開示は、湯水混合栓に関する。
特開2017−2631号公報に開示されているように、固定弁体と可動弁体とを備えた湯水混合栓が知られている。固定弁体は、湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有している。可動弁体は、流路形成凹部を有する。可動弁体は、ハンドルの操作によって移動する。可動弁体は、固定弁体上で摺動する。可動弁体の移動に伴い、可動弁体と固定弁体との位置関係が変化する。この変化に起因して、吐出量及び湯水混合比率が変化する。
固定弁体の上面は平滑面である。可動弁体の下面も平滑面である。これらの平滑面同士が当接することで、水密性が確保されうる。
特開2017−2631号公報
水密性の観点から、固定弁体と可動弁体との間には、シール圧が付与されている。しかし、各部材の経年劣化や摩耗等に起因して、固定弁体と可動弁体との間から水漏れが生じうる。固定弁体と可動弁体との間から漏れた水は、ハンドルの下側から溢れ出し、例えば水栓と水栓固定部(シンク等)との境界部分に達する。
水漏れを抑制するため、シール圧を大きくすると、固定弁体に対する可動弁体の摺動抵抗が増加する。この摺動抵抗の増加は、ハンドルの操作性を低下させる。また、シール圧を大きくすると、リンギング(固定弁体に対する可動弁体の固着)が生じやすい。
本開示は、水漏れを抑制しうる新規な構造に関する。
一つの態様では、湯水混合栓は、湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動しうる可動弁体と、前記可動弁体を操作しうるハンドルと、を備えている。前記固定弁体が、前記湯供給孔及び前記水供給孔には繋がっておらず前記排出孔のみに繋がっている回収溝を有している。
一つの側面では、水漏れが抑制される。
図1は、第1実施形態の湯水混合栓の斜視図である。 図2は、図1の湯水混合栓に用いられているレバー組立体の斜視図である。 図3は、図2のレバー組立体の断面図である。 図4は、図2のレバー組立体の分解斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る固定弁体の斜視図である。 図6は、図5の固定弁体の平面図である。 図7は、5の固定弁体の底面図である。 図8は、図6の拡大図である。 図9は、図8のA−A線に沿った断面図である。 図10は、図8と同じ拡大図である。 図11は、第2実施形態に係る固定弁体の平面図である。 図12は、第3実施形態に係る固定弁体の平面図である。 図13は、第4実施形態に係る固定弁体の平面図である。 図14は、第5実施形態に係る固定弁体の平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態が詳細に説明される。なお以下では、「水」及び「湯」との文言が用いられる。湯供給孔からの液体と水供給孔からの液体とを区別する観点から、必要に応じて、「湯」と「水」とが使い分けられる。一方、湯供給孔からの液体と水供給孔からの液体とを総称して「水」としている記載もある。
図1は、一実施形態に係る湯水混合栓10の斜視図である。湯水混合栓10は、本体12、ハンドル14、吐出部16、湯導入管18、水導入管20及び吐出管22を有する。吐出部16は、ヘッド24を有する。ヘッド24は、切替レバー26を有する。この切替レバー26の操作により、シャワー吐出と通常吐出との切り替えが可能である。湯水混合栓10は、例えば、キッチン、洗面台等で使用される。
更に、ヘッド24は、切替ボタン28と表示部30を有する。吐出部16には、浄水カートリッジ(図示されず)が内臓されている。切替ボタン28により、浄水カートリッジを透過する流路と、浄水カートリッジを透過しない流路とが切り換えられる。浄水カートリッジを透過する流路に切り換えられると、浄水が吐出される。浄水カートリッジを透過しない流路に切り換えられると、原水が吐出される。表示部30は、吐水が浄水か原水かを表示する。
ハンドル14の前後回動(上下動)により、レバー前後位置が変化する。レバー前後位置により、吐出量が調整される。本実施形態では、ハンドル14を上側に動かすほど、吐出量が増加する。逆に、ハンドル14を下側に動かすほど吐出量が増加してもよい。ハンドル14の左右回動により、レバー左右位置が変化する。レバー左右位置により、湯と水との混合割合が変化する。ハンドル14の左右回動により、吐水の温度調整が可能である。
図2は、レバー組立体38の斜視図である。図3は、レバー軸に対して垂直な断面に沿ったレバー組立体38の断面図である。図4は、レバー組立体38の分解斜視図である。湯水混合栓10において、レバー組立体38は交換可能である。
レバー組立体38は、湯水混合栓10の本体12に内蔵されている。図3及び図4が示すように、レバー組立体38は、移動体40、ハウジング42、回動体44、レバー46、レバー軸48、左右クリック用弾性部材50、左右クリック用当接体52、軸54、前後クリック用当接体56、前後クリック用弾性部材58、可動弁体60、固定弁体62、パッキン64、Oリング66、Oリング67及びベース体68を有する。ハンドル14は、レバー46に固定されている。
前後クリック用当接体56及び前後クリック用弾性部材58は、移動体40に取り付けられている。前後クリック用当接体56は、前後クリック用弾性部材58(ねじりバネ)に付勢されつつ、レバー46の側面に設けられた前後クリック用係合部に当接している。前後クリック用係合部は図示されていないが、凹凸を有している。この当接に起因して、レバー46の前後回動に伴うクリック感が生じる。
左右クリック用当接体52及び左右クリック用弾性部材50は、回動体44に取り付けられている。左右クリック用当接体52は、左右クリック用弾性部材50(板バネ)に付勢されつつ、左右クリック用係合部に当接しうる。左右クリック用係合部は図示されていないが、ハウジング42の内面に設けられている。当接体52と左右クリック用係合部との当接に起因して、レバー46の左右回動に伴うクリック感が生じる。
ベース体68は、湯導入口70、水導入口72及び吐出口74を有する。ベース体68の下部には、これら湯導入口70、水導入口72及び吐出口74のそれぞれに対応した開口が設けられており、これらの開口のそれぞれに、湯導入管18、水導入管20及び吐出管22が接続されている。
固定弁体62は、ベース体68の上側に固定される。ベース体68には、固定弁体62を固定するための係合凸部76と、ハウジング42を固定するための係合凸部77とが設けられている。固定弁体62には、係合凸部76と係合する係合凹部78が設けられている。固定弁体62の側面は、外周面79を有する。周方向の複数箇所(4箇所)に外周面79が設けられている。外周面79は、円周面である。
固定弁体62は、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を有する。湯供給孔80は、固定弁体62を貫通している。湯供給孔80は、ベース体68の湯導入口70に接続されている。水供給孔82は、固定弁体62を貫通している。水供給孔82は、ベース体68の水導入口72に接続されている。排出孔84は、固定弁体62を貫通している。排出孔84は、ベース体68の吐出口74に接続されている。
固定弁体62において、供給孔80,82は左右非対称に配置されている。レバー左右位置が正面位置にあるとき、水のみが吐出される。すなわち、レバー左右位置が正面位置にあるとき、水吐出状態が達成される。この構成は、湯の節約に寄与し、省エネルギー性を高める。
可動弁体60は、上側部材86と、下側部材88とを有する。上側部材86は、下側部材88に固定されている。この固定は、凸部90と凹部92との係合によって達成されている。本実施形態では、上側部材86と下側部材88とが互いに別部材である。別部材とすることで、上側部材86と下側部材88とのそれぞれにおいて、最適な材質及び製法が選択されうる。可動弁体60は全体として一体的に成形されていてもよい。
図3が示すように、可動弁体60(下側部材88)の下面には、流路形成凹部94が形成されている。流路形成凹部94は、下方に向かって開口している。流路形成凹部94の上方は閉じている。
固定弁体62の上面には、平滑面PL1が設けられている(図4参照)。前記孔80、82及び84が存在していない部分に、平滑面PL1が形成されている。一方、下側部材88(可動弁体60)の下面には、平滑面PL2が設けられている。流路形成凹部94が形成されていない部分に、平滑面PL2が設けられている。平滑面PL1と平滑面PL2との面接触により、水密状態が確保されている。
上側部材86の上面には、レバー46の下端95と係合するレバー係合凹部98が設けられている。レバー46の下端95は、このレバー係合凹部98に挿入されている(図3参照)。レバー46(ハンドル14)の動きに連動して、可動弁体60が固定弁体62の上を摺動する。ハンドル14の左右回動に連動して、可動弁体60は回転する。ハンドル14の前後回動に連動して、可動弁体60は移動し、可動弁体60の流路形成凹部94も移動する。
流路形成凹部94が湯供給孔80及び/又は水供給孔82と排出孔84とに重複することで、吐水状態が達成される。吐水状態は、混合吐出状態、湯吐出状態及び水吐出状態を含む。流路形成凹部94が湯供給孔80及び水供給孔82に重複しているとき、混合吐出状態が達成される。混合吐出状態では、湯供給孔80からの湯と水供給孔82からの水とが混合される。流路形成凹部94が、湯供給孔80のみに重複し、水供給孔82に重複していないとき、湯吐出状態が達成される。湯吐出状態では、湯供給孔80からの湯のみが吐出され、水供給孔82からの水は吐出されない。流路形成凹部94が、水供給孔82のみに重複し、湯供給孔80に重複していないとき、水吐出状態が達成される。水吐出状態では、水供給孔82からの水のみが吐出され、湯供給孔80からの湯は吐出されない。流路形成凹部94が湯供給孔80及び水供給孔82に重複していないとき、止水状態が達成される。
図4が示すように、レバー46は、軸孔100を有する。この軸孔100に、レバー軸48が挿通されている。
回動体44は、基部102と上部104とを有する。上部104は、レバー挿入孔106と、軸孔108とを有する。基部102は、可動弁体60(の上側部材86)に、スライド可能に取り付けられている。
レバー46がレバー挿入孔106に挿入されており、このレバー46の軸孔100と、回動体44の軸孔108とが同軸で配置されている。これら軸孔100及び軸孔108に、レバー軸48が挿入されている。レバー軸48の挿入により、レバー46が、前後回動可能な状態で、回動体44に固定される。レバー挿入孔106の寸法は、レバー46の前後回動を許容しうるように設定されている。なお本願では、レバー軸48を回転軸とするレバー46の回動及びそれに伴うハンドル14の回動が、「前後回動」とも称される。
移動体40は、回動体44に、上下移動が可能な状態で保持されている。移動体40は、回動体44に対して上下移動のみが可能であり、回動体44に対して相対回転することはできない。移動体40は、ハンドル14の左右回動に連動して回動体44と共に回転し、且つこの回転に連動して上下移動しうるように構成されている。この移動体40の上下移動は、移動体40とハウジング42との間で形成されたカム機構によって達成されている。移動体40の内面には、内面凸部(図示されず)が形成されている。このカム機構は、移動体40に形成された内面凸部と、ハウジング42に設けられた溝112(図3及び図4参照)との係合によって構成されている。図4が示すように、この溝112は曲がって延在している。この溝112に沿って前記内面凹部が動くことで、移動体40は回転しながら上下移動する。移動体40が上側に移動すると、前後クリックに係る係合(当接体56と前後クリック用係合部59との係合)が解除される。移動体40が下側に移動すると、前後クリックに係る係合が達成される。
移動体40は、回動体44に対する相対回転が不能な状態で、回動体44に保持されている。移動体40は、回動体44とともに回転する。ハンドル14、レバー46、移動体40及び回動体44は、一緒に回転する。
図4が示すように、ハウジング42は、小径円筒部120と、大径円筒部122と、連結部124とを有する。連結部124は、ハウジング42の半径方向に延在している。小径円筒部120は、上方開口126を有する。大径円筒部122は、下方開口128を有する。前述の溝112は、小径円筒部120の外周面に設けられている。
大径円筒部122は、係合孔130を有する。この係合孔130が、ベース体68の係合凸部77と係合している。この係合により、ハウジング42は、ベース体68に固定されている。
回動体44の上部104の円周面部の外径は、小径円筒部120の内径に略等しい。回動体44の上部104は、小径円筒部120に、回転可能な状態で保持されている。この回転では、上部104の外周面と、小径円筒部120の内周面とが摺動する。大径円筒部122は、回動体44の基部102、可動弁体60及び固定弁体62を収容している。
図5は固定弁体62の斜視図であり、図6は固定弁体62を上方から見た平面図であり、図7は固定弁体62を下方から見た底面図である。
前述のとおり、固定弁体62は、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を有する。
湯供給孔80は、上開口線80aを有する。この上開口線80aは、平滑面PL1における湯供給孔80の輪郭線である。上開口線80aは、湯供給孔80の上開口の輪郭線である。
水供給孔82は、上開口線82aを有する。この上開口線82aは、平滑面PL1における水供給孔82の輪郭線である。上開口線82aは、水供給孔82の上開口の輪郭線である。
排出孔84は、上開口線84aを有する。この上開口線84aは、平滑面PL1における排出孔84の輪郭線である。上開口線84aは、排出孔84の上開口の輪郭線である。
図6が示すように、上開口線80aと上開口線82aとは、互いに線対称の関係にない。つまり、湯供給孔80の上開口と水供給孔82の上開口とは、互いに線対称の関係にない。これらは互いに線対称の関係にあってもよい。上端面80aで囲まれる領域の面積は、上開口線82aで囲まれる部分の面積よりも小さい。つまり、湯供給孔80の上開口面積は、水供給孔82の上開口面積よりも小さい。これらの上開口面積は同じであってもよい。
図5及び図6が示すように、固定弁体62は、グリース保持部138と、回収溝140とを有している。
グリース保持部138は、平滑面PL1に設けられている。グリース保持部138は、回収溝140よりも径方向外側に設けられている。グリース保持部138は、上方に開放された溝である。グリース保持部138は、溝である。複数のグリース保持部138が、周方向に分散して配置されている。グリース保持部138には、グリースが入れられている。湯水混合栓10の使用に伴って、このグリースは、可動弁体60と固定弁体62との間に少しずつ供給される。このグリースは、摺動性及び水密性を高めうる。
回収溝140は、固定弁体62の上面に設けられている。回収溝140は、平滑面PL1に設けられている。回収溝140は、上方に開放された溝である。
図6において2点鎖線で示されているのは、固定弁体62の最小包含円C1である。本願において、最小包含円C1は、次のように定義される。最小包含円C1は、その内側に固定弁体62の全体を含む円のうち、半径が最小の円と定義される。最小包含円C1は、図6のような平面図において決定される。この平面図は、平滑面PL1と平行は平面への固定弁体62の投影図である。本実施形態では、最小包含円C1の半径は、外周面79を含む円周面の半径に等しい。本願における径方向とは、この最小包含円C1の半径方向である。本願における周方向とは、この最小包含円C1の周方向である。
図8は、図6の平面図の拡大図である。図9は、図8のA−A線に沿った断面図である。図9は、回収溝140の延在方向に対して垂直な方向の断面図である。図9は、径方向に沿った断面図である。前述の通り、固定弁体62は回収溝140を有する。加えて、固定弁体62は、グリース保持部138を有する。グリース保持部138は、回収溝140の径方向外側に位置する。グリース保持部138は、回収溝140(後述の包囲部142)に沿って延びている。グリース保持部138は円弧に沿って延びている。グリース保持部138は、溝である。グリース保持部138は、溝でない凹部であってもよい。
回収溝140は、湯供給孔80に繋がっていない。回収溝140は、水供給孔82に繋がっていない。回収溝140は、排出孔84に繋がっている。回収溝140は、平滑面PL1の外縁PL10に繋がっていない。回収溝140は、グリース保持部138に繋がっていない。回収溝140は、排出孔84のみに繋がっている。回収溝140は、排出孔84以外には繋がっていない。排出孔84と接続する部分を除き、回収溝140は、平滑面PL1で囲まれている。
本実施形態において、回収溝140は、1箇所で排出孔84に繋がっている。回収溝140は、2箇所以上で排出孔84に繋がっていてもよい。例えば、回収溝140の一端及び他端が排出孔84に繋がっていてもよい。
回収溝140は、水路として機能する。回収溝140は、上側に開放されているが、可動弁体60の平滑面PL2によって上側から閉じられている。可動弁体60の全可動範囲において、回収溝140の全体が、平滑面PL2によって上側から閉じられている。このため、回収溝140内の水は、回収溝140内を流れて、排出孔84に流れ込む。
回収溝140は、湯供給孔80の径方向外側に存在する。回収溝140は、水供給孔82の径方向外側に存在する。回収溝140は、排出孔84の径方向外側に存在する。
回収溝140は、包囲部142と、接続部144とを有している。
包囲部142は、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を取り囲んでいる。換言すれば、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84は、包囲部142の径方向内側に位置する。
包囲部142は、周方向の全体に亘って連続して設けられている。すなわち、包囲部142は、周方向の360°に亘って連続して設けられている。包囲部142は、周方向の360°に亘って繋がっている。包囲部142は、円形である。包囲部142は、周方向に沿って延びている。
接続部144は、包囲部142と排出孔84とを繋いでいる。接続部144は、包囲部142の1箇所と排出孔84とを繋いでいる。包囲部142は、排出孔84のみと繋がっている。
吐水状態では、流路形成凹部94の全可動範囲において、流路形成凹部94は包囲部142に重複しない。換言すれば、吐水状態では、全てのレバー前後位置及び全てのレバー左右位置において、流路形成凹部94は包囲部142に重複しない。
流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が接続部144に重複する位置を含む。湯吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複する。混合吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複しない。
図9は、図8のA−A線に沿った断面図である。図9は、回収溝140の延在方向に対して垂直な方向に沿った断面図である。回収溝140では、2つの側面150と底面152とは滑らかに繋がっている。底面152は、下側に向かって凸の曲面である。側面150と図9では、側面150同士の成す角度がθ1で示され、側面150と平滑面PL1との成す角度がθ2で示されている。
[効果]
固定弁体62は、回収溝140を有する。回収溝140は、前述した水漏れを効果的に抑制しうる。水漏れは、水が正規のルートから漏れて、平滑面PL1と平滑面PL2との間に侵入することにより生ずる。平滑面PL1と平滑面PL2との間に侵入した漏れ水は、平滑面PL1の外縁PL10に到達する前に、回収溝140に捕捉される。回収溝140に捕捉された水は、排出孔84に流れる。したがって、固定弁体62の径方向外側への水漏れが抑制される。
回収溝140は、湯供給孔80の径方向外側に位置する部分を有する。このため、湯供給孔80からの漏れ水が、回収溝140によって効果的に捕捉されうる。
回収溝140は、水供給孔82の径方向外側に位置する部分を有する。このため、水供給孔82からの漏れ水が、回収溝140によって効果的に捕捉されうる。
回収溝140は、排出孔84の径方向外側に位置する部分を有する。このため、排出孔84からの漏れ水が、回収溝140によって効果的に捕捉されうる。
通常、給湯装置を経て湯が供給される湯供給孔80での水圧に比べて、水供給孔82の水圧は高い。この観点から、回収溝140は、水供給孔82の径方向外側に位置する部分を有するのが好ましい。止水状態では、湯供給孔80及び水供給孔82が塞がれているため、これら供給孔80,82において水圧が上昇する。この観点から、回収溝140は、湯供給孔80の径方向外側及び水供給孔82の径方向外側に位置する部分を有するのが好ましい。漏れ水の捕捉性の観点から、更に好ましくは、回収溝140は、湯供給孔80の径方向外側、水供給孔82の径方向外側及び排出孔84の径方向外側に存在するのがよい。本願において、漏れ水の捕捉性は、単に捕捉性とも称される。
回収溝140は、周方向における1又は2以上の位置で、途切れていてもよい。複数の回収溝140が設けられてもよい。この場合、全ての回収溝が、排出孔84に繋がっているのが好ましい。例えば、回収溝として、湯供給孔80の径方向外側に位置し排出孔84に繋がる第1の回収溝と、水供給孔82の径方向外側に位置し排出孔84に繋がる第2の回収溝と、排出孔84の径方向外側に位置し排出孔84に繋がる第3の回収溝とが設けられてもよい。
捕捉性の観点から、回収溝140は、周方向の全体に亘って連続しているのがより好ましい。換言すれば、回収溝140は、周方向の360°に亘って連続しているのがより好ましい。
捕捉された漏れ水を排出孔84に流れやすくする観点からも、回収溝140は、周方向の全体に亘って連続しているのがより好ましい。この場合、捕捉された水は、時計回り及び反時計回りのいずれのルートでも、排出孔84に到達することができる。本願において、捕捉された漏れ水が回収溝140内を流れて排出孔84に至る性質が、還流性とも称される。
回収溝140は、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を取り囲む包囲部142と、包囲部142と排出孔84とを繋ぐ接続部144とを有している。包囲部142と接続部144とを設けることで、包囲部142の形状の自由度が高まる。このため、限られた面積に湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84が配置されている固定弁体62において、回収溝140を効果的に配置することができる。また、包囲部142を円形に近い形状としやすくなり、捕捉性及び還流性を高めることができる。本実施形態では、包囲部142は円形である。円形の包囲部142は、流れを円滑とし、還流性の向上に寄与する。
接続部144は、直線に沿って延びている。真っ直ぐな接続部144は、流れを円滑とし、還流性の向上に寄与する。接続部144は、曲がっていてもよい。
図10は、図8と同じ平面図である。符号の混み合いを緩和し、分かりやすい図面とするために、図8とは別に図10が用いられる。
固定弁体62の平滑面PL1は、第1シール面S1と、第2シール面S2とを有する。第1シール面S1は、包囲部142よりも径方向内側の領域である。第1シール面S1は、湯供給孔80の周囲の領域及び水供給孔82の周囲の領域を含む。第2シール面S2は、包囲部142よりも径方向外側の領域である。図10において、第1シール面S1は破線ハッチングで示されており、第2シール面S2は実線ハッチングで示されている。
一次側水圧(上水道からの水圧)が高くなると、漏れ水が第1シール面S1を突破しうる。しかし、回収溝140は、排出孔84に繋がっているので、この水圧を効果的に逃がすことができる。結果として、第2シール面S2では水圧が下がり、可動弁体60と固定弁体62との間からの漏れ水の確率がより一層低下する。
回収溝140は、グリス溜まりとしての機能も奏しうる。回収溝140に溜まったグリスは、徐々に放出されうる。また、グリスが存在しても、回収溝140内の水は、水圧によって排出孔84へと流れうる。
本実施形態では、一つの接続部144が設けられている。接続部144は、包囲部142の一箇所と排出孔84とを繋いでいる。二つ以上の接続部144が設けられてもよい。例えば、包囲部142の第1位置と排出孔84とを繋ぐ第1の接続部144と、包囲部142の第2位置と接続部144とを繋ぐ第2の接続部144とが設けられてもよい。この場合、第1位置の周方向位置が第2位置の周方向位置と異なっていてもよい。包囲部142に比べて、接続部144の捕捉性への寄与は小さい。この点を考慮すると、接続部144は一つであるのが好ましい。周方向の全体に亘って連続する包囲部142であれば、一つの接続部144で、周方向の全体から捕捉された水を排出孔84に導くことができる。
図11は、第2実施形態に係る固定弁体62aを示す平面図である。接続部の位置が異なる他は、固定弁体62aは、第1実施形態の固定弁体62と同じである。
固定弁体62aは、包囲部142aと接続部144aとを有する。包囲部142aは、第1実施形態の包囲部142と同じである。固定弁体62では、接続部144が湯供給孔80に近い位置にある。これに対して、固定弁体62aでは、接続部144aが、湯供給孔80から離れた位置にあり、水供給孔82からも離れた位置にある。
包囲部142aは、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を取り囲んでいる。換言すれば、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84は、包囲部142aの径方向内側に位置する。包囲部142aは、周方向の全体に亘って連続して設けられている。
接続部144aは、包囲部142aと排出孔84とを繋いでいる。接続部144aは、包囲部142aの1箇所と排出孔84とを繋いでいる。
吐水状態では、流路形成凹部94の全可動範囲において、流路形成凹部94は包囲部142aに重複しない。換言すれば、吐水状態では、全てのレバー前後位置及び全てのレバー左右位置において、流路形成凹部94は包囲部142aに重複しない。
吐水状態では、流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が接続部144aに重複する位置を含まない。吐水状態では、流路形成凹部94の全可動範囲において、流路形成凹部94は接続部144aに重複しない。換言すれば、吐水状態では、全てのレバー前後位置及び全てのレバー左右位置において、流路形成凹部94は接続部144aに重複しない。湯吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144aに重複しない。混合吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144aに重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144aに重複しない。
吐水状態では、流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が回収溝140aに重複する位置を含まない。流路形成凹部94の全可動範囲において、流路形成凹部94は回収溝140aに重複しない。換言すれば、吐水状態では、全てのレバー前後位置及び全てのレバー左右位置において、流路形成凹部94は回収溝140aに重複しない。湯吐出状態において、流路形成凹部94は回収溝140aに重複しない。混合吐出状態において、流路形成凹部94は回収溝140aに重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は回収溝140aに重複しない。
図12は、第3実施形態に係る固定弁体62bを示す平面図である。接続部の位置が異なる他は、固定弁体62bは、第1実施形態の固定弁体62と同じである。
固定弁体62bは、包囲部142bと接続部144bとを有する。包囲部142bは、第1実施形態の包囲部142と同じである。固定弁体62では、接続部144が湯供給孔80に近い位置にある。これに対して、固定弁体62bでは、接続部144bが水供給孔82に近い位置にある。
包囲部142bは、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84を取り囲んでいる。換言すれば、湯供給孔80、水供給孔82及び排出孔84は、包囲部142bの径方向内側に位置する。包囲部142bは、周方向の全体に亘って連続して設けられている。
接続部144bは、包囲部142bと排出孔84とを繋いでいる。接続部144bは、包囲部142bの1箇所と排出孔84とを繋いでいる。
吐水状態では、流路形成凹部94の全可動範囲において、流路形成凹部94は包囲部142bに重複しない。換言すれば、吐水状態では、全てのレバー前後位置及び全てのレバー左右位置において、流路形成凹部94は包囲部142bに重複しない。
流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が接続部144bに重複する位置を含む。湯吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144bに重複しない。混合吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144bに重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144aに重複する。
図13は、第4実施形態に係る固定弁体62cを示す平面図である。固定弁体62cは、回収溝140cを有する。回収溝140cは、包囲部142cと接続部144cとを有する。包囲部142cは、円形部160と、非円形部162とを有する。非円形部162の一端は、接続部144cから分岐している。非円形部162の他端は、円形部160から分岐している。
図14は、第5実施形態に係る固定弁体62dを示す平面図である。固定弁体62dは、回収溝140dを有する。回収溝140dは、第1回収溝170と、第2回収溝172とを有する。第1回収溝170は、第2回収溝172に繋がっていない。第1回収溝170は、排出孔84に繋がっている。第2回収溝172は、排出孔84に繋がっている。第1回収溝170は、1箇所で、排出孔84に繋がっている。第2回収溝172は、2箇所で、排出孔84に繋がっている。
回収溝の本数は限定されない。回収溝は、1本であってもよいし、2本以上であってもよい。図14の実施形態は、回収溝が2本以上である場合の一例である。
回収溝は、分岐部を有していてもよい。図13の実施形態における非円形部162は、分岐部の一例である。
回収溝は、途中で途切れていてもよい。回収溝は、周方向の全体に亘って繋がっていなくてもよい。互いに繋がっていない複数の回収溝が設けられてもよい。図14の実施形態は、互いに繋がっていない2つの回収溝(第1回収溝170、第2回収溝172)を開示する。互いに繋がっていない複数の回収溝のそれぞれが、排出孔84に繋がっている。
回収溝の形状(固定弁体の平面図における形状)は限定されない。回収溝(包囲部)は、円形でなくてもよい。図13の非円形部162は、円形でない回収溝の一例である。図13の非円形部162は、円形でない包囲部の一例である。
回収溝の幅は、一定であってもよいし、一定でなくてもよい。回収溝の幅は変化していてもよい。
回収溝と流路形成凹部94との重複に関して、以下の構成A及び構成Bが採用されうる。
・[構成A]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が回収溝に重複する位置を含む。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94は回収溝に重複する。
・[構成B]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が回収溝に重複する位置を含まない。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94は回収溝に重複しない。
吐水状態において、流路形成凹部94が回収溝に重複すると、湯供給孔80又は水供給孔82からの水が回収溝に流入しうる。この流入した水は、排出孔84に流れ込むため、水漏れの原因とはならない。ただし、漏れ水以外の水の流入は、捕捉性及び還流性を低下させうる。この観点から、上記構成Bが好ましい。
包囲部と流路形成凹部94との重複に関して、以下の構成C及び構成Dが採用されうる。
・[構成C]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が包囲部に重複する位置を含む。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94は包囲部に重複する。
・[構成D]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が包囲部に重複する位置を含まない。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94が包囲部に重複しない。
吐水状態において、流路形成凹部94が包囲部に重複すると、湯供給孔80又は水供給孔82からの水が包囲部に流入しうる。この流入した水は、排出孔84に流れ込むため、水漏れの原因とはならない。ただし、漏れ水以外の水の流入は、捕捉性及び還流性を低下させうる。この観点から、上記構成Dが好ましい。
接続部と流路形成凹部94との重複に関して、以下の構成E及び構成Fが採用されうる。
・[構成E]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が接続部に重複する位置を含む。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94は接続部に重複する。
・[構成F]:吐水状態における流路形成凹部94の可動範囲は、流路形成凹部94が接続部に重複する位置を含まない。すなわち、吐水状態では、流路形成凹部94は接続部に重複しない。
流路形成凹部94が接続部に重複すると、湯供給孔80又は水供給孔82からの水が接続部に流入しうる。この流入した水は、排出孔84に流れ込むため、水漏れの原因とはならない。ただし、接続部への漏れ水以外の水の流入は、還流性を低下させうる。この観点から、上記構成Fが好ましい。
また、以下の構成G及び構成Hが採用されうる。
・[構成G]:湯吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複する。混合吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144に重複しない。
・[構成H]:湯吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144bに重複しない。混合吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144bに重複しない。水吐出状態において、流路形成凹部94は接続部144aに重複する。
前述の通り、一般的に、湯供給孔80よりも水供給孔82のほうが、一次側水圧が高い。よって、水漏れは、湯供給孔80よりも水供給孔82において生じやすい。この観点から、上記構成Hよりも上記構成Gが好ましい。固定弁体の設計によっては、上記構成Fが難しく、上記構成Eが採用される場合もある。例えば上記構成Eが採用される場合、上記構成Gが好ましく選択されうる。
図9において両矢印W1で示されるのは、回収溝140の幅である。捕捉性及び還流性の観点から、幅W1は、0.4mm以上が好ましく、0.6mm以上がより好ましく、0.8mm以上がより好ましい。固定弁体62の限られた寸法を考慮すると、幅W1は、1.2mm以下が好ましく、1.0mm以下がより好ましく、0.8mm以下がより好ましい。
図9において両矢印D1で示されるのは、回収溝140の深さである。捕捉性及び還流性の観点から、深さD1は、0.1mm以上が好ましく、0.3mm以上がより好ましく、0.5mm以上がより好ましい。固定弁体62の強度を考慮すると、深さD1は、0.9mm以下が好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.5mm以下がより好ましい。深さD1は、平滑面PL1に対して垂直な方向に沿って測定される。
図8において両矢印T1で示されているのは、供給孔80,82と回収溝140との最短距離である。供給孔80,82からの漏れ水を抑制する観点から、最短距離T1は、0.8mm以上が好ましく、1.0mm以上がより好ましく、1.2mm以上がより好ましい。固定弁体62の限られた寸法を考慮すると、最短距離T1は、1.6mm以下が好ましく、1.4mm以下がより好ましく、1.2mm以下がより好ましい。最短距離T1は、径方向に沿って測定される。
固定弁体62の材質は、セラミックである。固定弁体62は、圧縮成形された粉体を焼成することで製造されている。溝の底面にコーナー(角)があると、前記圧縮成形当該コーナーにおいてクラックが生じやすい。クラックの発生を抑制する観点から、回収溝140の断面図(図9)において、側面150と底面152とは滑らかに繋がっているのが好ましい。底面152は平面ではないのが好ましい。底面152は、下方に凸の曲面であるのが好ましい。クラックの発生を抑制する観点から、回収溝140の断面図(図9)において、底面152の曲率半径は、0.5mm以下が好ましく、0.4mm以下がより好ましく、0.3mm以下がより好ましい。この曲率半径が過小であると、底面152の幅が過小となったり、底面152の最下点でクラックが生じやすくなったりする。この観点から、底面152の曲率半径は、0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上がより好ましい。
クラックの発生を抑制する観点から、側面150同士の成す角度θ1(図9)は、20°以上が好ましく、30°以上がより好ましく、40°以上がより好ましい。角度θ1が過大であると、溝幅W1に対する溝容積が小さくなり、流量が低下しうる。この観点から、角度θ1は、60°以下が好ましく、50°以下がより好ましく、40°以下がより好ましい。
クラックの発生を抑制する観点から、平滑面PL1と側面150との成す角度θ2(図9)は、90°以上が好ましく、100°以上がより好ましく、110°以上がより好ましい。角度θ2が過大であると、溝幅W1に対する溝容積が小さくなり、流量が低下しうる。この観点から、角度θ2は、130°以下が好ましく、120°以下がより好ましく、110°以下がより好ましい。
ハウジングの材質として、樹脂及び金属が例示される。この樹脂には、繊維強化樹脂も含まれる。クリック機構が発現する際に発生する音は、心地よく且つ聞き取りやすいのが好ましい。ハウジングの材質は、この音に影響する。良好な音を得る観点、耐久性、耐錆性、及び衛生面を考慮すると、ハウジングの材質として、ステンレス合金及び繊維強化樹脂が好ましい。上記実施形態では、ガラス繊維強化PPS樹脂が用いられた。PPS樹脂とはポリフェニレンスルフィド樹脂である。
回動体の材質として、樹脂及び金属が例示される。この樹脂には、繊維強化樹脂も含まれる。レバー操作時に金属同士が摺動すると、不快な音が発生する場合がある。また摺動面の材質は摩擦力を変動させるため、レバーの操作性に影響する。操作性及び不快音回避の観点から、回動体の材質としては、樹脂が好ましく、強化繊維を含まない樹脂がより好ましい。上記実施形態では、強化繊維を含まないPOM樹脂が用いられた。POM樹脂とは、ポリアセタール樹脂である。
上記レバー軸の材質として、樹脂及び金属が例示される。この樹脂には、繊維強化樹脂も含まれる。水による腐食を抑制する観点から、ステンレス合金及び樹脂が好ましい。上記実施形態では、ステンレス合金が用いられた。
可動弁体の上側部材の材質として、樹脂及び金属が例示される。この樹脂には、繊維強化樹脂も含まれる。レバー操作時に金属同士が摺動すると、不快な音が発生する場合がある。不快音回避の観点から、上側部材の材質としては、樹脂が好ましい。また、この上側部材を樹脂とすることで、可動弁体全体としての製造コストが抑制される。上記実施形態では、強化繊維を含まないPOM樹脂が用いられた。
可動弁体の下側部材の材質として、樹脂(繊維強化樹脂を含む)、金属及びセラミックが例示される。固定弁体との摺動における耐摩耗性の観点から、セラミックが好ましい。このセラミックは、水に対する腐食性、強度及び耐久性の観点からも好ましい。上記実施形態では、セラミック(アルミナ)が用いられた。
固定弁体の材質として、樹脂(繊維強化樹脂を含む)、金属及びセラミックが例示される。可動弁体(下側部材)との摺動における耐摩耗性の観点から、セラミックが好ましい。このセラミックは、水に対する腐食性、強度及び耐久性の観点からも好ましい。上記実施形態では、セラミック(アルミナ)が用いられた。
パッキン及びOリングの材質として、樹脂及びゴム材(加硫ゴム)が例示される。伸縮性により、組立性を向上し、製造誤差(寸法誤差等)が緩和されうる。これらの観点から、ゴム材が好ましい。上記実施形態では、ゴム材が用いられた。
ベース体の材質として、樹脂(繊維強化樹脂を含む)及び金属が例示される。不快音回避及び強度の観点から、繊維強化樹脂が好ましく、ガラス繊維強化樹脂がより好ましい。上記実施形態では、ガラス繊維強化PPS樹脂が用いられた。
上記の各部材の材質として樹脂が用いられる場合、POM樹脂及びPPS樹脂が好ましい。POM樹脂は、長時間の使用、及び広い温度範囲での使用において、機械的特性(引張強度等)の経時変化が少ない。また、POM樹脂は、繰り返しの応力負荷に対する耐疲労性に優れる。更にPOM樹脂では、吸水による寸法変化が小さい。PPS樹脂は、強度及び剛性に優れ、耐摩耗性にも優れる。更にPPS樹脂は、成形時の収縮率が小さく、高い寸法精度を達成しうる。これらの特性を更に高めるために、上記樹脂は、ガラス繊維等の短繊維で強化されるのも好ましい。
上述した実施形態に関して、以下の付記を開示する。
[付記1]
湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、
流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動しうる可動弁体と、
前記可動弁体を操作しうるハンドルと、
を備えており、
前記固定弁体が、前記湯供給孔及び前記水供給孔には繋がっておらず前記排出孔のみに繋がっている回収溝を有している湯水混合栓。
[付記2]
前記回収溝が、前記湯供給孔の径方向外側、前記水供給孔の径方向外側又は前記排出孔の径方向外側に存在する付記1に記載の湯水混合栓。
[付記3]
前記回収溝が、前記湯供給孔の径方向外側、前記水供給孔の径方向外側及び前記排出孔の径方向外側に存在する付記1又は2に記載の湯水混合栓。
[付記4]
前記回収溝が、周方向の全体に亘って連続して設けられている付記3に記載の湯水混合栓。
[付記5]
前記回収溝が、前記湯供給孔、前記水供給孔及び前記排出孔を取り囲む包囲部と、前記包囲部と前記排出孔とを繋ぐ接続部とを有しており、
前記包囲部が、周方向の全体に亘って連続して設けられている付記4に記載の湯水混合栓。
本願には、請求項(独立形式請求項を含む)に係る発明に含まれない他の発明も記載されている。本願の請求項及び実施形態に記載されたそれぞれの形態、部材、構成及びそれらの組み合わせは、それぞれが有する作用効果に基づく発明として認識される。
上記各実施形態で示されたそれぞれの形態、部材、構成等は、これら実施形態の全ての形態、部材又は構成をそなえなくても、個々に、本願請求項に係る発明をはじめとした、本願記載の全発明に適用されうる。
10・・・湯水混合栓
14・・・ハンドル
16・・・吐出部
18・・・湯導入管
20・・・水導入管
22・・・吐出管
38・・・レバー組立体
40・・・移動体
42・・・ハウジング
44・・・回動体
46・・・レバー
48・・・レバー軸
60・・・可動弁体
62、62a、62b、62c・・・固定弁体
64・・・パッキン
66、67・・・Oリング
68・・・ベース体
80・・・湯供給孔
82・・・水供給孔
84・・・排出孔
86・・・可動弁体の上側部材
88・・・可動弁体の下側部材
94・・・流路形成凹部
140、140a、140b・・・回収溝
142、142a、142b・・・包囲部
144、144a、144b・・・接続部

Claims (5)

  1. 湯供給孔、水供給孔及び排出孔を有する固定弁体と、
    流路形成凹部を有しており、前記固定弁体上を摺動しうる可動弁体と、
    前記可動弁体を操作しうるハンドルと、
    を備えており、
    前記固定弁体が、前記湯供給孔及び前記水供給孔には繋がっておらず前記排出孔のみに繋がっている回収溝を有している湯水混合栓。
  2. 前記回収溝が、前記湯供給孔の径方向外側、前記水供給孔の径方向外側又は前記排出孔の径方向外側に存在する請求項1に記載の湯水混合栓。
  3. 前記回収溝が、前記湯供給孔の径方向外側、前記水供給孔の径方向外側及び前記排出孔の径方向外側に存在する請求項1又は2に記載の湯水混合栓。
  4. 前記回収溝が、周方向の全体に亘って連続して設けられている請求項3に記載の湯水混合栓。
  5. 前記回収溝が、前記湯供給孔、前記水供給孔及び前記排出孔を取り囲む包囲部と、前記包囲部と前記排出孔とを繋ぐ接続部とを有しており、
    前記包囲部が、周方向の全体に亘って連続して設けられている請求項4に記載の湯水混合栓。
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