JP2019167456A - 食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム - Google Patents

食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、食品包装時のフィルムの切れ破れを防止し、加熱収縮時の伝播破れを防止し、貫通孔の過度な拡大を防止することができる食品包装用フィルムを提供することにある。【解決手段】本発明の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムは、少なくとも1層からなり、貫通孔を複数有するフィルムであって、前記貫通孔の形状が円形状であり、前記貫通孔の、TD方向の長さ(β)に対するMD方向の長さ(α)の割合(α/β)が、0.80以上1.25未満であることを特徴としている。【選択図】なし

Description

本発明は、食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムに関する。
包装用収縮フィルムは、被包装物の形状や大きさに依らず、同時に複数個の製品を迅速かつタイトに包装することができ、得られた包装物は外観が美しく、ディスプレイ効果を発揮し、商品価値を高め、また内容物を衛生的に保ち、視覚による品質確認が容易なことから、食品、雑貨等の包装に多用されている。
例えば、弁当、惣菜、カップめん等の食品容器や食品の包装は、熱収縮フィルムに少し余裕を持たせて被包装物全体を被覆して一次包装した後、熱風等によりフィルムを加熱して収縮させる方法が行われる。熱収縮フィルムとしては、加熱収縮する際、内部の空気を抜くために貫通孔が設けられたフィルムが用いられる。このようなフィルムとして、特許文献1、及び特許文献2に記載のフィルムが知られている。
特開平10−101029号公報 特開平10−251424号公報
特許文献1には、ロールにセットされた熱針により、フィルムに貫通孔をあける方法が記載されている。また、特許文献2には、ダイヤモンドロールを用いて、フィルムに貫通孔をあける方法が記載されている。
しかしながら、ロールを用いて形成した貫通孔を拡大して観察したところ、針が丸くても、貫通孔の形状は真円又は楕円等の円形状とならずに、ロールの回転方向に沿って長く、回転方向の端部が鋭利な、細長形状の貫通孔が形成されることが分かった。そして、この細長形状の貫通孔が並んだフィルムでは、包装時に隣り合う貫通孔がつながり、穴が伝播してフィルムが切れたり破れたりする場合や、食品容器の端部とフィルムとの接触部分を起点として、加熱収縮時に隣り合う貫通孔が伝播して貫通孔が大きくなる場合等の問題が生じることがあった。そして、大きな貫通孔から虫等の異物が侵入するとい問題が生じることがあった。
本発明は、一次包装時のフィルムの切れ破れを防止し、加熱収縮時の伝播破れを防止し、貫通孔の過度な拡大を防止することができる食品包装用フィルムを提供することにある。
すなわち、本発明は、以下に示すとおりである。
[1]
少なくとも1層からなり、貫通孔を複数有するフィルムであって、
前記貫通孔の形状が円形状であり、
前記貫通孔の、TD方向の長さ(β)に対するMD方向の長さ(α)の割合(α/β)が、0.80以上1.25未満である
ことを特徴とする、食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
[2]
前記貫通孔の孔径が10〜300μmである、[1]の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
[3]
貫通孔の密度が、1cm2あたり10個以上100個未満である、[1]又は[2]の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
[4]
140℃におけるTD方向の収縮応力(δ)に対するMD方向の収縮応力(γ)の割合(γ/δ)が0.90以上2.20未満である、[1]〜[3]のいずれかの食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
[5]
ゲル分率が1〜40質量%である、[1]〜[4]のいずれかの食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
[6]
レーザー光を照射してフィルムに貫通孔を設けることを特徴とする、[1]〜[5]のいずれかの食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムの製造方法。
[7]
[1]〜[5]のいずれかの食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムで包装されたことを特徴とする、弁当・惣菜包装体。
[8]
[1]〜[5]のいずれかの食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムで包装されたことを特徴とする、カット野菜包装体。
本発明の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムは、上記構成を有するため、一次包装時のフィルムの切れ破れを防止し、加熱収縮時の伝播破れを防止し、貫通孔の過度な拡大を防止することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、本発明は、下記の本実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
[多孔フィルム]
本発明の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムは、少なくとも1層からなり、貫通孔を複数有するフィルムであって、前記貫通孔の形状が円形状であり、前記貫通孔の、TD方向の長さ(β)に対するMD方向の長さ(α)の割合(α/β)が、0.80以上1.25未満である。
なお、本明細書において、本発明の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムを、単に「多孔フィルム」と称する場合がある。
本実施形態の多孔フィルムは少なくともポリオレフィン系樹脂からなる層を1層含む、ポリオレフィン系フィルムである。なお、ポリオレフィン系樹脂からなる層とは、樹脂成分がポリオレフィン系樹脂のみであり、他に添加剤等を任意で含む層をいう。
本実施形態の多孔フィルムは、ポリオレフィン系樹脂からなる層のみからなる単層フィルムであってもよいし、ポリオレフィン系樹脂からなる層の積層フィルムであってもよいし、ポリオレフィン系樹脂からなる層と他の層とを含む積層フィルムであってもよく、ヒートシール性と包装機層構成に優れる点で、積層フィルムであることが好ましく、より好ましくは3層の積層フィルムである。積層フィルムである場合、各層は同じ組成であってもよいし、異なる組成であってもよい。
上記ポリオレフィン系樹脂からなる層におけるポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリブテン系樹脂、環状オレフィンコポリマーであることが好ましく、より好ましくはポリエチレン樹脂である。ポリオレフィン系樹脂からなる層に含まれるポリオレフィン系樹脂は、1種であってもよいし、複数種であってもよい。
上記ポリエチレン系樹脂としては、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等の低密度ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体等のエチレンを構成単位として含むエチレンコポリマー等が挙げられ、中でも、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンが好ましい。エチレンと共重合するαオレフィンとしては、例えば、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オクテン等の炭素数が3〜18のαオレフィン等が挙げられる。エチレンとα−オレフィンとの共重合体を製造する際に用いられる重合触媒は、特に限定されないが、例えば、マルチサイト触媒やシングルサイト触媒等が挙げられる。
上記ポリエチレン系樹脂は、一種であってもよいし複数種であってもよい。
本実施形態の多孔フィルムは、ヒートシール性の観点から、表面層がエチレン−αオレフィン共重合体からなる層であることが好ましい。
本実施形態の多孔フィルムは、延伸加工性を向上させ、押出安定性を向上させる観点から、高圧法低密度ポリエチレンを5〜50質量%含む層を中間層に含んでいてもよい。高圧法低密度ポリエチレンの使用量は、8〜40質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。高圧法低密度ポリエチレンを50質量%以下とすることで、加熱収縮包装時の破断伸びが向上し、裂けトラブルを減少しやすくなる。
上記ポリプロピレン系樹脂としては、ポリプロピレン、プロピレンを構成単位として含むプロピレンコポリマー等が挙げられる。
上記ポリオレフィン樹脂の密度としては、フィルムの剛性に伴う包装機走行性やフィルムの熱収縮性の観点より、0.890〜0.940g/cm3であることが好ましく、より好ましくは0.900〜0.930g/cm3である。
なお、本明細書において、密度は、JIS K 6922に準じて測定される値をいう。
上記ポリオレフィン系樹脂のメルトフローレート(MFR)は、フィルム成形性の観点から、0.1〜4.0g/10分であることが好ましく、より好ましくは0.5〜3.0g/10分である。
なお、本明細書において、MFRは、JIS K 7210(190℃、2.16kgf)により測定される値をいう。
各層中に含まれる樹脂の合計含有量としては、各層の総質量(100質量%)に対して、90質量%以上であることが好ましく、より好ましくは95〜99.9質量%である。
各層中のオレフィン系樹脂の含有量としては、各層の総質量(100質量%)に対して、60質量%以上であることが好ましく、より好ましくは80〜100質量%である。
本実施形態の多孔フィルムにおける他の層としては、ポリオレフィン系樹脂とポリオレフィン系樹脂以外の樹脂(他の樹脂)を含む層、他の樹脂のみを含む層、樹脂を含まない層等が挙げられる。
上記他の樹脂としては、オレフィンとビニルアルコールとの共重合体、オレフィンと酢酸ビニルとの共重合体、ポリオレフィンとポリアミドのグラフト重合体、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ塩化ビニル、アミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネート等が挙げられる。上記他の樹脂は、一種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記添加剤としては、グリセリンステアレート、グリセリンモノオレート等のグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリンオレート、ジグリセリンラウレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、エチレンオキサイド付加物又はそれらの混合物等の防曇剤、界面活性剤、改質剤、酸化防止剤、帯電防止剤、石油樹脂、ミネラルオイル、滑剤、可塑剤、等が挙げられる。上記添加剤は、一種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記添加剤の含有量としては、各層の総質量に対して、0.1〜5.0質量%としてよい。
本実施形態の多孔フィルムは、複数の貫通孔を有する。
上記貫通孔の形状は、円形状である。貫通孔の形状を円形状とすることにより、一次包装時の切れ破れを防止し、加熱収縮時に貫通孔を起点とする伝播破れを防止し、貫通孔の過度な拡大を防ぐことができ、また、昆虫類等の異物の侵入を防止することができる。
全ての貫通孔のフィルム表面形状が、円形状であることが好ましい。
なお、貫通孔の形状は、フィルム表面の貫通孔形状であり、フィルム表面を拡大して観察することにより判別することができる。
上記貫通孔の形状は、周囲に一点で屈折する点が存在しないことが好ましい。
上記円形状としては、真円、楕円等が挙げられる。上記楕円としては、平面上に存在する2つの定点(焦点)からの距離の和が一定値±30%以内となる点の集合から作られる形状が好ましく、より好ましくは距離の和が一定値±20%以内となる点の集合から作られる形状であり、さらに好ましくは距離の和が一定値±10%以内となる点の集合から作られる形状であり、平面上に存在する2つの定点(焦点)からの距離の和が一定となるような点の集合から作られる形状であることが特に好ましい。ここで楕円における2定点からの距離の和は、貫通孔のフィルム表面の貫通孔形状の外周上の任意の各20点と2定点との距離の和から求めてよく、20点全てで、20点の平均値±X%以内(平均値を100%とした時の割合、Xは上記好ましい範囲の数値を表す。)を満たす形状としてよい。
2焦点が近いほど楕円は円に近づき、2焦点が一致したとき楕円はその点を中心とした真円となる。
楕円の内部に2焦点を通る直線を長軸とし、長軸の長さを長径とする。長軸と楕円との交点では2焦点からの距離の差が最大となる。長径と直交する方向に線を引いた時に円または楕円の外周と交差する2点間の距離が最大の距離を短径とする。長径/短径は1〜1.25が好ましく、1〜1.20が更に好ましく、1〜1.15がより好ましい。
上記貫通孔のTD方向の長さ(β)に対するMD方向の長さ(α)の割合(α/β)は、貫通孔の伝播を抑制できる観点から、0.80以上1.25未満であり、好ましくは0.90以上1.20未満、より好ましくは0.95以上1.15未満である。また、1.25以上であると、貫通孔を起点として、長径方向にフィルムが破れる可能性があるため、好ましくない。
上記貫通孔のTD方向の長さ(β)は、100〜350μmであることが好ましく、より好ましくは150〜300μmである。
上記貫通孔のMD方向の長さ(α)は、100〜350μmであることが好ましく、より好ましくは150〜300μmである。
なお、貫通孔の寸法は、フィルム表面の貫通孔形状の寸法であり、フィルム表面を拡大して測定することができる。フィルムの両表面で寸法が異なる場合、両表面の寸法の平均と貫通孔の孔径として良い。
収縮包装後の貫通孔の孔径としては、実用的に包装時、包装体内の脱気、電子レンジ加熱時の蒸気抜き、包装内部に虫等の異物が侵入しにくくなり、貫通孔が一層伝播しにくくなる観点、及び包装後の外観の観点から、10〜300μmであることが好ましく、更に好ましくは100〜280μm、より好ましくは150〜250μmである。全ての貫通孔の孔径が、上記範囲を満たすことが好ましい。
なお、貫通孔の孔径とは、フィルム表面上の貫通孔全体を包含できる最小の円(最小包含円)の直径である。フィルムの両表面で孔径が異なる場合、両表面の孔径の平均と貫通孔の孔径として良い。
収縮包装後の貫通孔の孔径は、後述の実施例に記載の方法により測定することができる。
上記貫通孔の密度としては、包装時の脱気性及び包装後に電子レンジ加熱する際の蒸気解放の点から、1cm2あたり10個以上100個未満であることが好ましく、より好ましくは1cm2あたり20〜80個である。
隣り合う上記貫通孔の間隔は、貫通孔が一層伝播しにくくなる観点、及び包装後の外観の観点から、1〜4mmであることが好ましく、より好ましくは1.5〜3mmである。
なお、貫通孔の間隔とは、任意の2つの貫通孔の間隔のうち、最小値をいう。
上記貫通孔の配置は、特に限定されず、例えば、碁盤目状に設けられていてもよいし、千鳥状に設けられていてもよい。また、本実施形態の多孔フィルムの表面全体に設けてもよいし、表面の一部に設けてもよい。
上記貫通孔は、貫通孔が貫通する方向(例えば、本実施形態の多孔フィルムの厚さ方向)に多孔フィルムを切断した断面(貫通方向断面)において、貫通孔の孔径方向端のフィルム厚さが、貫通孔形成前のフィルム厚さよりも厚くなっていることが好ましい。
上記貫通孔の周囲は、貫通孔形成前のフィルム厚さよりも厚い部分に囲まれていることが好ましい。
なお、貫通孔形成前のフィルム厚さは、隣り合う貫通孔の中間点のフィルム厚さとしてもよい。
以下に、本実施形態の多孔フィルムの物性について記載する。
本実施形態の多孔フィルムの、140℃におけるTD方向の最大熱収縮応力(δ)に対するMD方向の最大熱収縮応力(γ)の割合(γ/δ)は、0.90以上2.20未満であることが好ましく、より好ましくは1.00以上1.80未満、さらに好ましくは1.10以上1.60未満である。また、2.20以上であると、貫通孔のMD方向に破れが伝播しやすくなるため、好ましくない。
上記140℃におけるTD方向の最大熱収縮応力(δ)は、90〜250g/mm2であることが好ましく、より好ましくは100〜200g/mm2である。
上記140℃におけるMD方向の最大熱収縮応力(γ)は、150〜300g/mm2であることが好ましく、より好ましくは160〜260g/mm2である。
なお、各方向の収縮応力は、実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態の多孔フィルムは、高い温度での延伸処理が可能となり、貫通孔の形状や寸法の制御が容易となる観点、フィルムを重ねてレーザーによる貫通孔形成処理をする際に、フィルム同士が溶着しにくくなる観点、及び包装時における貫通孔からのフィルム破れ抑制、多孔フィルムの強度、多孔フィルムの耐熱性、厚さ15μm以下等の薄いフィルムでも安定して延伸することができる等の観点から、架橋したフィルムであることが好ましい。
本実施形態の多孔フィルムのゲル分率としては、1〜40質量%であることが好ましく、より好ましくは5〜30質量%、さらに好ましくは10〜25質量%である。
なお、ゲル分率とは、フィルムに含まれる樹脂(重合体)の架橋度の尺度として用いられる値であり、後述の実施例に記載の方法により測定される値を指す。
本実施形態の多孔フィルムの厚さとしては、省資源とフィルムの実用性の観点から、5〜15μmであることが好ましく、より好ましくは6〜10μmである。
なお、多孔フィルムの厚さは、隣り合う貫通孔の中間点の厚さとしてよい。例えば、貫通孔の間隔が2mm以下の場合は、貫通孔形成前のフィルム厚さを多孔フィルムの厚さとして良い。
本実施形態の多孔フィルムは、100℃の収縮率が、1%以上30%未満であることが好ましく、110℃の収縮率が、30%以上95%以下であることが好ましい。また、包装仕上りが良好となる観点から、140℃の収縮率が、68%以上95%以下であることが好ましい。
本実施形態の多孔フィルムは、収縮率が上記範囲であると、多孔フィルムで熱収縮包装した包装容器を、電子レンジ加熱等で再加熱する時に被包装容器が変形しにくくなり、また、低温包装しやすくなる。ここでいう低温包装には、熱収縮包装時のシュリンクトンネルの設定温度の低温化、シュリンクトンネル内の通過時間の短縮、包装体からシール線を遠ざける、等を含み、収縮小皺を抑制することができる。
ここで、収縮率とは、フィルムのMD方向の収縮率とTD方向の収縮率の平均値である。
収縮率は、加熱前(収縮前)及び各温度で熱風乾燥器中30分間加熱した後(収縮後)のフィルムのMD方向及びTD方向の長さを測定し、測定した長さを用いて、各方向の収縮率を下記式より算出し、MD方向の収縮率及びTD方向の収縮率の平均を算出することで求めることができる。
収縮率(%)={(収縮前の長さ−収縮後の長さ)/収縮前の長さ}×100
[多孔フィルムの製造方法]
本実施形態の多孔フィルムを製造する方法は、例えば、レーザー光を照射してフィルムに貫通孔を設ける工程を含む方法が挙げられ、単層フィルム、積層フィルム等のフィルムを製造し、その後、レーザー光を照射してフィルムに貫通孔を設ける方法であることが好ましい。
貫通孔形成前のフィルムの製造方法は、特に限定されず、単層押出で単層フィルムとして製造してもよいし、共押出で積層フィルムとして製造してもよいし、各層を別々に形成し、その後貼り合わせて積層フィルムとして製造してもよい。中でも、積層フィルムを製造する場合は、溶融押出法で共押出して製造することが好ましい。例えば、各層を構成する樹脂又は樹脂組成物をそれぞれの押出機で溶融して、多層サーキュラダイ等で共押出する方法が挙げられる。
フィルムを架橋処理する場合、架橋処理の方法としては、例えば、電子線、紫外線、X線、α線、γ線等のエネルギー線を照射する方法等が挙げられる。架橋処理の好ましい照射線量の範囲は10〜150kGyであり、ヒートシール性と延伸安定性の観点から20〜120kGyがより好ましい。
本実施形態の多孔フィルムとしては、加熱収縮率が高いフィルムが得られ、貫通孔の形状や寸法を制御しやすくなる観点から、二軸延伸処理を施したフィルムが好ましい。
延伸処理を施す温度(延伸開始温度)としては、130〜170℃であることが好ましく、より好ましくは140〜160℃である。また、延伸開始温度は、フィルムを構成する樹脂のうち最も融点が高い樹脂の融点より10℃以上高い温度とすることが好ましい。
本実施形態の多孔フィルムの流れ方向(MD方向)の延伸倍率としては、3〜10倍であることが好ましく、より好ましくは4〜8倍である。
本実施形態の多孔フィルムの幅方向(TD方向)の延伸倍率としては、4〜9倍であることが好ましく、より好ましくは5〜8倍である。
MD方向とTD方向の延伸処理は、逐次二軸延伸であってもよいし、同時二軸延伸であってもよい。
延伸倍率の上限として、延伸安定性の観点から12.0倍以下が好ましい。
なお、本明細書において、流れ方向(MD方向)とは、フィルム製造時の押出方向をいい、幅方向(TD方向)とは、フィルム表面において押出方向に直交する方向をいう。
本実施形態の多孔フィルムは、インフレーション法により延伸処理されることが好ましく、ダブルバブルインフレーション法により延伸処理されることがより好ましい。
ダブルバブルインフレーション法によって製膜する製造方法としては、具体的には、以下の方法等が挙げられる。
押出機を用いて各層を構成する樹脂組成物を溶融押出して、1層ずつ環状ダイス内で順次合流させるか、環状ダイス内で1度に合流させて、多層のチューブ状未延伸原反を得る。このとき、1層につき1台の押出機を使用してもよいし、1台の押出機から環状ダイスに樹脂組成物が流入するまでに2つ以上に分割して、複数の層としてもよい。必要に応じて架橋処理をした後に、これを急冷固化したものを延伸機内に誘導し、延伸開始点の加熱温度に設定しながら、速度差を設けたニップロール間でエアー注入を行い、流れ方向、幅方向に、延伸を行う。
フィルムにレーザー光を照射する際、フィルムは1枚であってもよいし、複数枚を重ねてもよい。中でも、生産性の観点、及びインフレーション法で重ね合わせて延伸処理したフィルムをそのまま貫通孔形成できて効率的に貫通孔を設けることができる観点から、複数枚(例えば、2枚、3枚等)重ねてレーザー光を照射することが好ましい。
用いるレーザー光の種類としては、公知のレーザーを用いることができ、特に限定されないが、効率よく貫通孔を設けることができ、貫通孔の形状や寸法を制御しやすい観点から、CO2レーザーが好ましい。
照射するレーザー光の出力、時間は、フィルムの組成やフィルム枚数等により適宜調整することができる。レーザー光の出力としては、10〜200Wとしてもよい。また、レーザー光を照射する時間としては、0.001〜0.01秒としてもよい。
得られた多孔フィルムは所定のサイズにスリット加工し、食品包装用に用いることができる。なお、食品包装には、野菜等の食品の包装、弁当等の食品容器の包装を含むものとする。
本実施形態の多孔フィルムは弁当・惣菜の収縮包装用途に好適に利用できる。特に、本実施形態の多孔フィルムで包装した弁当・惣菜を開封する前に、電子レンジ等で加熱するような場合においては、加熱によって拡大した貫通孔から蒸気が抜けて、容器の変形を抑制することができ、また、収縮包装時に小型昆虫等が侵入しにくい。
本実施形態の多孔フィルムはカット野菜の収縮包装用途にも好適に利用できる。特に、大根や白菜を1/2や1/4にカットした、いびつな形状のアイテムにはフィルムの広範囲に貫通孔を付設することで収縮時の空気が抜けやすくなるため、角残りの無い良好な包装仕上りとなる。また、包装時に貫通孔が拡大しすぎないため、小型昆虫が侵入しにくい。
また、本実施形態の弁当・惣菜包装体は、本実施形態の多孔フィルムで包装されている。また、本実施形態のカット野菜包装体は、本実施形態の多孔フィルムで包装されている。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
以下に実施例、比較例において用いた測定方法を記す。
(ゲル分率)
実施例又は比較例で得られた多孔フィルムを、沸騰パラキシレン中で12時間浸漬し、不溶解分の割合を次式の計算により求め、ゲル分率とし、フィルムの架橋度の尺度として用いた。
ゲル分率(質量%)=(浸漬後の多孔フィルムの質量/浸漬前の多孔フィルムの質量)×100
(貫通孔の各方向の長さ)
キーエンス社製デジタルマイクロスコープ(VHX−6000)を用いて、150〜200倍に拡大観察し、MD方向の貫通孔の長さ(α)と交差する方向の長さ(β)の、それぞれ2点間距離を指定し、各方向の長さを求めた。
(収縮後貫通孔の孔径)
フィルムを600mm幅にスリットし、株式会社フジキカイ社製の「FW−3451A−αV(商品名)」を用いて、株式会社エフピコ社製の「ES−新丼(中)(商品名)」に20℃の米飯を約200g入れたもの各20パックをピロー包装し、一次包装体を得た。更にそれぞれのフィルムが、最も良好に仕上がるようにトンネル温度と通過時間とを設定して、熱収縮処理を行った。得られた収縮包装体のうち、10〜15個目の包装体の上面中央を3cm×3cmのサイズに切り出し、収縮後貫通孔の孔径測定用フィルムサンプルとした。
切り出したフィルムサンプルを、キーエンス社製デジタルマイクロスコープ(VHX−6000)を用いて、150〜200倍に拡大観察し、最小包含円の直径を孔径とした。
[140℃の最大熱収縮応力]
ASTM D2838に準拠して最大熱収縮応力(加熱収縮応力)を測定した。フィルムを幅10mm、長さ50mmのサイズに切り出し、100℃で保温されたオイルバス中に浸漬し、MD方向及びTD方向の最大熱収縮応力を各3回測定し、その平均値を各温度の最大熱収縮応力(g/mm2)とした。
[100℃、140℃の加熱収縮率]
ASTM D2732に準拠して加熱収縮率を測定した。フィルムを流れ(MD)方向、幅(TD)方向にそれぞれ10cm×10cmとなるようにサンプリングを行い、所定の温度に設定した熱風乾燥機を用いて、30分間自由収縮させた。3回測定を行い、MD、TD各方向の加熱収縮率を各3回測定し、その平均値を各温度における加熱収縮率(%、MD/TD)とした。
(一次包装時破れ)
フィルムを600mm幅にスリットし、株式会社フジキカイ社製の「FW−3451A−αV(商品名)」を用いて、株式会社エフピコ社製の「ES−新丼(中)(商品名)」に20℃の米飯を約200g入れたもの各100パックを包装速度が40パック/分、フィルムカット長が270mmの条件でピロー包装し、一次包装体を得た。得られた一次包装体の貫通孔を起点とする破れが発生したパック数をカウントし、100パックに対する破れが発生したパック数の割合から、不良率(%)を求め、一次包装時の破れとした。
(加熱収縮時の破れ)
フィルムを600mm幅にスリットし、株式会社フジキカイ社製の「FW−3451A−αV(商品名)」を用いて、株式会社エフピコ社製の「ES−新丼(中)(商品名)」に20℃の米飯を約200g入れたもの各100パックを包装速度が40パック/分、フィルムカット長が270mmの条件でピロー包装し、一次包装体を得た。
更にそれぞれのフィルムが、皺や弛みが無く、最も良好に仕上がるように温度を調節したケーユーシステム社製のシュリンクトンネル「FB800(商品名)」の通過時間を4秒に設定して、熱収縮処理を行い、熱収縮後の貫通孔を起点とする破れが発生したパック数をカウントし、100パックに対する破れが発生したパック数の割合から、収縮包装後の不良率(%)を求め、加熱収縮時の破れとした。
(侵入虫数)
市販の蒸気口付き容器に入れられたパスタを実施例又は比較例で得られた多孔フィルムで熱収縮包装した弁当包装体を、25℃に調整した部屋で、ナイロンゴースケージ(30cm×30cm×高さ30cm)内の床面に設置し、オオキモンノミバエ100頭をケージ内に放して試験を開始した。放虫24時間後に各包装体内の侵入虫数を調査した。
実施例、及び比較例で用いた樹脂は以下のとおりである。
・LL1:エチレン−α−オレフィン共重合体(シングルサイト系触媒で重合されたもの)、密度:0.910g/cm3、MFR:2.2g/10分
・LL2:エチレン−α−オレフィン共重合体(シングルサイト系触媒で重合されたもの、密度:0.916g/cm3、MFR:2.0g/10分
・LD1:高圧法低密度ポリエチレン、密度=0.922g/cm3、MFR=0.4g/10分
(実施例1)
表面層1としてLL1、芯層としてLL2を70質量%とLD1を30質量%混合し、表面層2としてLL1を積層し、各層にジグリセリンオレートを1.5質量%添加して溶融混合し、3種3層ダイから、押し出して、厚さ500μmの未延伸チューブ状原反を得た。
チューブ状原反に、加速電圧500kV、照射線量80kGの電子線を照射し、架橋未延伸原反を得た。
得られた原反を延伸機内に誘導し、1対のピンチロール間で引っ張りながら、延伸開始点を150℃加熱し、チューブ内部にエアーを封入し、風船を膨らますように延伸し、MD方向8倍、TD方向7倍まで延伸し、厚さ9μmの評価用フィルムを得た。
延伸したフィルムを600cm巾にスリットして、紙管に巻き付け試験用フィルムとした。
MD方向及びTD方向の長さのうち、長い方が150〜300μmの長さとなるよう、キーエンス製CO2レーザーマーカー(キーエンス MLZ−9520A(平均出力30W,波長スポット径180μm))の出力を表1のように適宜調整し、各フィルム中央に幅(TD方向)5cmの中に、MD方向、TD方向共2mm間隔で、千鳥状に貫通孔を設け、MD方向に向かって連続で貫通孔処理をした。
(実施例2〜7、比較例1〜3)
ゲル分率、延伸倍率、レーザーマーカー出力を変え、表1に記載のフィルムを得た。なお、延伸開始温度、延伸倍率を調整することにより、得られるフィルムの厚さが9μmとなるように適宜調整した。
(比較例4)
実施例1の試験用フィルムを、熱ローラーの外周に2mm間隔で突設した長さ3mmの熱針(最太部0.5mm)を20m/minの速度で、挿入し抜くことにより、貫通孔を開孔した。得られた開孔は真円又は楕円ではなく、流れ方向に対して縦長で、流れ方向の貫通孔長さは1000μm、巾方向の貫通孔長さは300μmであった。
(比較例5)
ゲル分率、延伸倍率を変え、表1に記載のフィルムを得た。得られたフィルムを、互いに挟圧されたニトリルゴムロールと多数の合成ダイヤモンドが電着されたダイヤモンドロールを20m/minの速度で通過させて該フィルムに貫通孔を開孔した。得られたフィルムの開孔のうち、最も大きいものは最大長さが700μmであり、真円または楕円ではなかったため、貫通孔の最大長さを(α)、最小長さを(β)として、表1に記載した。
Figure 2019167456

Claims (8)

  1. 少なくとも1層からなり、貫通孔を複数有するフィルムであって、
    前記貫通孔の形状が円形状であり、
    前記貫通孔の、TD方向の長さ(β)に対するMD方向の長さ(α)の割合(α/β)が、0.80以上1.25未満である
    ことを特徴とする、食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
  2. 前記貫通孔の孔径が10〜300μmである、請求項1に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
  3. 貫通孔の密度が、1cm2あたり10個以上100個未満である、請求項1又は2に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
  4. 140℃におけるTD方向の収縮応力(δ)に対するMD方向の収縮応力(γ)の割合(γ/δ)が0.90以上2.20未満である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
  5. ゲル分率が1〜40質量%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルム。
  6. レーザー光を照射してフィルムに貫通孔を設けることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムの製造方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムで包装されたことを特徴とする、弁当・惣菜包装体。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の食品包装用ポリオレフィン系多孔フィルムで包装されたことを特徴とする、カット野菜包装体。
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