JP2019160716A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】離脱した膜部材の意図しない移動を抑制する。【解決手段】蓄電装置10は、蓄電素子12と、蓄電素子12を収容した外装体30と、外装体30に形成された流路45とを備える。流路45は、第1連通口58が形成された一端側の第1連通部57と、第2連通口62が形成された他端側の第2連通部61と、第1連通部57と第2連通部61との間に形成され、断面形状の最大部分の寸法が膜部材75の外形の最小部分の寸法よりも小さい絞り部73とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
特許文献1には、外装体の内部と外部の圧力を平衡させるための流路を備える蓄電装置が開示されている。流路には、外装体の内部に連通する通気口と、外装体の外部に連通する連通口とが形成され、通気口には通気防水膜(膜部材)が配置されている。
特開2017−152162号公報
特許文献1の蓄電装置では、外装体内の圧力上昇によって通気防水膜が離脱する可能性があるが、流路内での離脱した通気防水膜の意図しない移動については、何も考慮されていない。
本発明は、離脱した膜部材の意図しない移動を抑制可能な蓄電装置を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容した外装体と、前記外装体に形成されており、前記外装体の内部に連通する第1連通口と、前記外装体の外部に連通する第2連通口とを含み、前記第1連通口に空気の通過を許容する膜部材が配置された流路とを備え、前記流路は、前記第1連通口が形成された一端側の第1連通部と、前記第2連通口が形成された他端側の第2連通部と、前記第1連通部と前記第2連通部との間に形成され、断面形状の最大部分の寸法が前記膜部材の外形の最小部分の寸法よりも小さい絞り部とを備える、蓄電装置を提供する。
この蓄電装置によれば、流路に膜部材の寸法よりも小さい絞り部が設けられているため、外装体内の圧力上昇によって膜部材が離脱しても、絞り部によって第2連通部に向けた膜部材の意図しない移動を抑制できる。よって、第2連通口の一部及び絞り部における第1連通部側の開口部分を、離脱した膜部材が塞ぐことを抑制できる。その結果、膜部材が第1連通口から第2連通口に向けた排気の抵抗になることを効果的に抑制できる。
前記外装体は、一端が開口された本体と、前記本体の前記開口を塞ぐ蓋体とを備え、前記流路は、前記蓋体に形成され、一端が開口された凹部と、前記凹部の前記開口を塞ぐカバーとで構成されている。この態様によれば、膜部材よりも小さい絞り部を備える凹部(流路)を蓋体に確実に形成でき、この凹部を備える蓋体を成形金型によって確実に製造できる。
前記凹部が形成された前記蓋体の一面には、外側に突出する外部端子と、前記本体内に連通し、前記外部端子と前記蓄電素子を接続するための貫通口とが設けられており、前記貫通口は、前記第1連通部と前記絞り部に隣接するように前記凹部に設けられ、前記カバーによって塞がれている。この態様によれば、貫通口を画定する外周壁の一部が、絞り部を画定する1つの壁、及び第1連通部を画定する1つの壁を兼ねるため、蓋体に必要とされる壁の数を削減でき、蓋体の構成を簡素化できる。また、凹部を塞ぐカバーによって貫通口を塞ぐことができるため、蓄電装置の部品点数を削減できるとともに、カバーを小型化できる。
前記第2連通部の底は、前記第1連通部の底よりも下方に位置している。この態様によれば、第2連通口を通して外部から侵入した埃又は液体は、第2連通部の壁に衝突し、第2連通部の底に滞留する。よって、第1連通部まで埃又は液体が侵入することを抑制できるため、埃又は液体による膜部材の目詰まりを抑制できる。
前記流路は、前記絞り部よりも前記第2連通口側に排気部を備え、前記排気部は、前記本体内に連通する排気口と、前記排気口に配置され、前記本体内が定められた圧力よりも高くなると、前記本体内の圧力を開放可能な排気弁とを有する。この態様によれば、本体内の圧力上昇によって膜部材が離脱することを効果的に抑制できる。また、凹部が貫通口を備える場合、排気部は貫通口と隣接する。この場合、貫通口を画定する外周壁の一部が、排気部を画定する1つの壁を兼ねるため、蓋体に必要とされる壁の数を削減でき、蓋体の構成を簡素化できる。
本発明の蓄電装置では、第1連通口から膜部材が離脱しても、第1連通部から第2連通部に向けた膜部材の意図しない移動を、絞り部によって抑制できる。よって、膜部材が第1連通口から第2連通口に向けた排気の抵抗になることを効果的に抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る蓄電装置を示す分解斜視図。 蓄電装置の一部を示す斜視図。 図2の一部を示す平面図。 カバーを装着した図3のB−B線断面図。 カバーを装着した図3のA−A線断面図。 カバーを装着した図3のC−C線断面図。 図4Aの一部拡大断面図。 図4Cの一部拡大断面図。 第2実施形態に係る蓄電装置の一部を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る蓄電装置10を示す。この蓄電装置10は、複数(本実施形態では8個)の電池セル(蓄電素子)12と、電池セル12上に配置されたバスバーユニット24とを備え、これらを外装体30の内部に収容した構成である。外装体30は、内部と外部の圧力を平衡させるための流路45を備える。本実施形態では、流路45に配置され、フィルタとして機能する膜部材75による意図しない排気の妨げを効果的に抑制するものである。
以下の説明では、電池セル12の配列方向である電池セル12の短手方向をX方向ということがある。また、電池セル12の長手方向をY方向といい、電池セル12の高さ方向をZ方向ということがある。本実施形態の蓄電装置10は、X方向の寸法がY方向の寸法よりも長い直方体であるが、これらの寸法は、収容する電池セル12の形状及び数によって変わる。
(蓄電装置の概要)
図1に示すように、電池セル12は、X方向に配列して外装体30内に収容されている。隣接した電池セル12間の絶縁は、個々の電池セル12の外周に配置した絶縁部材によって行われている。
電池セル12としては、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池が用いられている。但し、リチウムイオン電池以外にも、キャパシタを含む種々の電池セル12も適用できる。個々の電池セル12は金属製の容器13を備え、この容器13の内部に、セパレータを介して正極と負極の電極シートを積層した電極体、正極と負極の集電体、及び電解液が収容されている。
容器13は角形であり、YZ平面に沿って延びる一対の長側面14と、XZ平面に沿って延びる一対の短側面15とを備える。X方向における短側面15の寸法は、Y方向における長側面14の寸法よりも短い。また、容器13は、XY平面に沿って延びる底面16と端子面(蓋)17を備える。Z方向の上側に位置する端子面17には、Y方向の一端側に正極端子18が配置され、Y方向の他端側に負極端子19が配置されている。端子18,19の間に位置するように、端子面17には、安全弁としてのガス排出弁20が設けられている。
電池セル12群のX方向両端には、電池セル12よりも薄い金属板からなり、長側面14と同様の形状を有するエンドプレート22が配置されている。エンドプレート22は、電池セル12の長側面14と外装体30の端壁34とに当接する。
バスバーユニット24は、図示しない複数のバスバーが取り付けられたバスバーフレーム25を備え、電池セル12群の端子18,19側(Z方向上側)に配置されている。複数のバスバーは、所定の電池セル12の正極端子18と負極端子19にそれぞれ電気的に接続され、複数の電池セル12の電力を供給する給電回路を構成する。バスバーフレーム25は、外装体30の内部を仕切る中蓋としての機能を有する。なお、図1中の符号26は、複数のバスバーを覆うカバーである。
外装体30は樹脂製であり、1つの面(Z方向の上面)を開口した本体32と、本体32の開口を塞ぐ蓋体37とを備える。本体32と蓋体37は、溶着等によって気密かつ液密に固着される。
本体32は、X方向の寸法がY方向の寸法よりも長い直方体状であり、長方形状の底壁33を備える。底壁33のX方向両端には、電池セル12の配列方向の外側に位置する一対の端壁34がそれぞれ立設されている。底壁33のY方向両側には、電池セル12の配列方向と交差する方向の外側に位置する一対の側壁35がそれぞれ立設されている。
蓋体37には、X方向の一端側に正極外部端子38が設けられ、X方向の他端側に負極外部端子39が設けられている。これらの外部端子38,39は、蓋体37からZ方向上向きに突出しており、バスバー40(図4C参照)にそれぞれ電気的に接続されている。バスバー40は、バスバーユニット24に配置されたバスバー27に対して、ボルト41とナット42によって接続されている。このバスバー27は、電池セル12の端子18,19に接続するバスバーとは異なる。電池セル12群は、バスバーユニット24及び外部端子38,39を介して、電気の充電と放電が可能になっている。
ここで、電池セル12は、意図しない内圧の上昇によって、ガス排出弁20が開いたり容器13が破損したりして、内部のベントガスを放出することがある。なお、複数の電池セル12のうち、1個の電池セル12がベントガスを放出しても、残りの電池セル12は、ベントガスを放出することなく、電圧を維持することが多い。放出されたベントガスは、外装体30内の圧力を上昇させるため、外装体30外へ排気する必要がある。よって、外装体30には、内部と外部を連通させる流路45が設けられている。但し、ベントガスは人体に弊害をもたらす可能性があるため、流路45は、車両(輸送機器)の排気流路に接続されている。例えば、車両の排気流路にはホースが用いられ、ホースの一端が蓄電装置10に接続され、ホースの他端が車両の外部で開放されている。
(流路の概要)
図1及び図2に示すように、流路45は、蓋体37に形成された凹部46と、凹部46の開口47を塞ぐカバー53とで構成されている。凹部46は、蓋体37おいてZ方向上側に突出した突出部37aに形成されており、電池セル12側(Z方向下側)に窪み、Z方向上側(一端)を開口47とした受け皿状である。図4Aから図4Cを参照すると、凹部46は、開口47と対向する隔壁48と、隔壁48の外周に立設した外周壁49とを備える。隔壁48と外周壁49は、外装体30の内部と外部を区画する。
図2及び図3に示すように、流路45は、通気部(第1連通部)57、連通部(第2連通部)61、排気部65、及び絞り部73を備える。本実施形態では、流路45に隣接して接合部80が設けられ、この接合部80も同一のカバー53によって塞がれている。流路45は、Y方向の一端側から他端側(図3において下側から上側)に向けて、通気部57、絞り部73、排気部65、及び連通部61を、この順で連通するように設けたレイアウトである。
詳しくは、通気部57は、Y方向において矢印で示す第1の向きに延びる長方形状に形成されている。絞り部73は、前記第1の向きにおける通気部57の先端に連続し、前記第1の向きに交差するように、X方向において矢印で示す第2の向きに突出する長方形状に形成されている。排気部65は、前記第2の向きにおける絞り部73の先端に連続し、前記第1の向き及び前記第2の向きに突出する長方形状に形成されている。連通部61は、前記第1の向きにおける排気部65の先端に連続し、前記第1の向きに突出する長方形状に形成されている。
接合部80は、通気部57、絞り部73、及び排気部65に隣接するように、これらの角部に設けられている。つまり、接合部80は、通気部57に対して前記第2の向きに隣接し、絞り部73及び排気部65に対して前記第1の向きとは逆向きに隣接している。カバー53は、接合部80を含む流路45の全体形状と同じ形状を有する板状である。
凹部46の周囲には凹溝50が形成され、カバー53の外周には凸片54が形成されている。凹部46の開口47にカバー53を配置することで、凹溝50に凸片54が挿入され、これらを接着剤等の固着手段で固着することで、凹部46に対してカバー53が気密かつ液密に固定される。
図3及び図4Aに示すように、通気部57は、流路45における一端に形成されている。通気部57の底である隔壁48aの中央には、外装体30の内部(電池セル12側)に連通する通気口(第1連通口)58が形成されている。つまり、通気口58は、流路45の一端側に形成されている。一端側とは、厳密な意味での端ではなく、端に対して間隔をあけて位置する構成も含まれる。通気口58には、空気の通過を許容する膜部材75が配置されている。この膜部材75については後で詳述する。
図3及び図4Bに示すように、連通部61は、流路45における他端に形成されている。連通部61の底である隔壁48bは、通気部57の隔壁48aよりも下方に位置している。なお、通気部57の隔壁48aと排気部65の隔壁48cとは同一平面上に形成され、連通部61の隔壁48bと排気部65の隔壁48cとは、連続壁51によって連設されている。
連通部61は、外周壁49の一部を構成する側壁49bによって囲まれている。そのうち、連通部61と大気側を区画する側壁49bには、外装体30の外部に連通する連通口(第2連通口)62が形成されている。つまり、連通口62は、流路45の他端側に形成されている。他端側とは、厳密な意味での端ではなく、端に対して間隔をあけて位置する構成も含まれる。連通口62は格子状をなすように複数設けられ、そのうちの開口47側に位置する連通口62は隔壁48a,48cと同じ高さに形成されている。
図4Aを併せて参照すると、連通口62が形成された側壁49bには、外方(大気側)へ突出し、車両のホースが接続されるパイプ63が設けられている。パイプ63は、全ての連通口62を取り囲むことが可能な内径で形成されている。言い換えれば、連通口62は、パイプ63の内周面よりも内側に位置するように形成されている。
図3及び図4Cに示すように、排気部65は、流路45における連通部61側に偏った中間部分に形成されている。隔壁48cの中央には、外装体30の内部(電池セル12側)に連通する排気口66が形成されている。排気口66は、開口47に向けて突出する円形状の筒部67を備え、この筒部67に排気弁70が配置されている。
排気弁70は、外装体30の内部が定められた圧力よりも高くなると、流路45を通して外装体30の外部へ圧力を開放するものである。図6を参照すると、筒部67の開口47側には切欠部68が形成されている。排気弁70は、弾性的な変形が可能なゴム製で、一端を開口し、他端を閉鎖したキャップである。外装体30内が昇圧すると、排気弁70の外周部71は、空気圧によって切欠部68を通して径方向外向きに押され、弾性的に変形する。これにより、外周部71と筒部67の間を通して外装体30内の圧力が流路45内(外装体30外)へ脱圧される。
図3、図4A、及び図4Bに示すように、絞り部73は、流路45における通気部57側に偏った中間部分に形成されている。つまり、絞り部73は、排気部65を介して通気部57と連通部61の間に形成されている。絞り部73の底である隔壁48dは、通気部57と排気部65の隔壁48a,48cと同一平面上に形成されている。
(絞り部と膜部材の詳細)
図3及び図4Aに示すように、絞り部73の流動面積(W×T)は、通気部57の流動面積よりも小さい。詳しくは、絞り部73では気体又は液体がX方向に流動し、その流動方向と直交する流動面積は、絞り部73のY方向の幅W1と、絞り部73のZ方向の高さT1とで定義される。通気部57では気体又は液体が主にY方向に流動し、その流動方向と直交する流動面積は、通気部57のX方向の幅W2と、通気部57のZ方向の高さT2とで定義される。通気部57と絞り部73の高さT1,T2は同一であり、通気部57の幅W2は絞り部73の幅W1よりも大きい。
絞り部73は高さT1よりも幅W1が小さい長方形状であり、この最小部分(幅W)の寸法は、膜部材75の外形の最小部分の寸法よりも小さい。また、絞り部73の最大部分は、Y方向に対向する一対の隔壁48dのうち、一方の下端から他方の上端までの対角部分であり、その寸法は、膜部材75の外形の最小部分の寸法よりも小さい。当然、膜部材75と絞り部73の外形のそれぞれの最大部分の寸法は、それぞれの最小部分の寸法より大きい。よって、膜部材75の最大部分の寸法は膜部材75の最小部分の寸法よりも大きく、この膜部材75の最小部分の寸法は絞り部73の最大部分の寸法よりも大きく、この絞り部73の最大部分の寸法は絞り部73の最小部分の寸法よりも大きい、という関係が成り立つ。
本実施形態の膜部材75は平面視円形状であり、Z方向からみた膜部材75の平面視における外形の最大寸法は最小寸法と等しい。その直径D(例えば10mm)は、絞り部73の最小部分の寸法である幅W1(例えば3mm)、高さT1、及び最大部分の寸法である対角線の寸法よりも大きい。つまり、膜部材75の最大部分の寸法は膜部材75の最小部分の寸法と等しく、膜部材75の最小部分の寸法は絞り部73の最大部分の寸法よりも大きく、絞り部73の最大部分の寸法は絞り部73の最小部分の寸法よりも大きい、という関係が成り立つ。よって、膜部材75が通気口58から離脱した場合、膜部材75は、絞り部73の開口部分を画定する隔壁48、外周壁49、及びカバー53に干渉し、絞り部73内を通過することが阻止される。
図5を参照すると、膜部材75は、空気の通過を許容し、水の通過を阻止可能な通気防水膜76に、基材77を固着したものである。膜部材75は、通気口58の直径よりも大径で、基材77側が通気口58の周囲に貼着されている。通気部57には、膜部材75を取り囲むように、膜部材75への干渉を防ぐ円環状のリブ59が設けられている。
通気防水膜76は、PTFE(フッ素樹脂)製で、水又は水滴の大きさ(例えば100〜3000μm以上)よりも細かいメッシュサイズである。このメッシュサイズは、数十μm以下が好ましく、0.1〜10μmとすることがより好ましい。但し、通気防水膜76の代わりに、水又は水滴が通過可能な集塵フィルタを用いてもよい。
基材77は不織布によって構成され、そのメッシュサイズは通気防水膜76よりも大きい。基材77は、通気防水膜76よりも弾性的に変形し難く、絞り部73の開口部分に干渉した状態で、想定される外装体30内からの圧力を受けても、折れ曲がることのない強度を有する。折れ曲がるとは2つ折りの状態を意味し、弾性的に湾曲した状態は本発明の折れ曲がらないに含まれる。
以上のように、本実施形態の流路45は、蓋体37に形成された凹部46と、凹部46の開口47を塞ぐカバー53とで構成されている。よって、膜部材75よりも寸法が小さい絞り部73を備える凹部46を蓋体37に確実に形成でき、この凹部46を備える蓋体37を成形金型によって確実に製造できる。つまり、絞り部73は、全長が長くなると型抜きが困難になるが、本実施形態では上端を開口47とした凹部46によって構成されるため、確実に製造できる。
この蓄電装置10では、ベントガスの放出によって外装体30の内圧が大気圧よりも高くなると、膜部材75、流路45、及びパイプ63を通して外装体30外へ脱圧される。但し、防水性を有する膜部材75は、防水性が無いフィルタよりも、気体の通過を許容する単位時間当たりの量が少ない。よって、膜部材75を通した脱圧では不十分の場合、外装体30内の圧力は、排気弁70、流路45、及びパイプ63を通して、外装体30外へ脱圧される。その結果、外装体30内の圧力によって膜部材75が離脱することを抑制できる。
但し、外装体30の内圧が急激に大きくなった場合、膜部材75が通気口58から離脱し、連通口62の一部を膜部材75で覆う可能性がある。この場合、膜部材75が通気口58から連通口62に向けた排気の抵抗になり、パイプ63からの排気量が減少する。
しかし、本実施形態の蓄電装置10では、流路45に、膜部材75の寸法よりも小さい絞り部73が設けられている。そのため、外装体30内の圧力上昇によって膜部材75が離脱しても、絞り部73によって連通部61に向けた膜部材75の意図しない移動を抑制できる。よって、外装体30の外部に繋がる連通口62の一部は勿論、絞り部73における通気部57側の開口部分を、離脱した膜部材75が塞ぐことを抑制できる。その結果、膜部材75が通気口58から連通口62に向けた排気の抵抗になり、パイプ63からの排気量が減少すること効果的に抑制できる。
一方、外装体30内の圧力が大気圧よりも低くなると、外装体30外の空気がパイプ63、流路45、及び膜部材75を通して外装体30内へ流入し、外装体30の内部と外部の圧力が平衡される。この際、外気と一緒に埃又は液体が流路45に侵入すると、埃又は液体で膜部材75を目詰まりさせる可能性がある。
しかし、本実施形態の蓄電装置10では、連通部61の底(隔壁48b)は、通気部57の底(隔壁48a)よりも下方に配置されている。そのため、連通口62を通して外部から侵入した埃又は液体は、連通口62と対向する側壁49bに衝突し、通気部57よりも下方に位置する隔壁48bに滞留する。よって、通気部57まで埃又は液体が侵入することを抑制できるため、埃又は液体による膜部材75の目詰まりを抑制できる。
また、外装体30の内部に外気と一緒に水が侵入すると、破損することなく電圧を維持している電池セル12の金属製の容器13と端子18,19を短絡させる可能性がある。この場合、水分と電極18,19の反応による安全性上の問題、電解液の流出による安全性上の問題、周辺部品の腐食問題等が生じる可能性がある。しかし、本実施形態の流路45には、連通部61と通気部57に段差が形成され、通気口58に通気防水膜76を用いた膜部材75が配置されている。よって、流路45内に水が浸入しても、通気口58を通した外装体30内への浸水を防止できるため、浸水に伴う問題を効果的に抑制できる。
(接合部の概要)
図3及び図4Cに示すように、接合部80は、外装体30内に連通する四角形状の貫通口81を備え、正極外部端子38を電池セル12に電気的に接続するために設けられている。具体的には、本体32に蓋体37を溶着した状態で、蓋体37に配置したバスバー40とバスバーユニット24のバスバー27とが、接合部80を通してナット42によって連結される。なお、負極外部端子39と電池セル12を電気的に接続するための接合部は、X方向における接合部80の反対側に設けられている。
前述のように、接合部80は、通気部57、絞り部73、及び排気部65に隣接して設けられている。通気部57は、外周壁49の一部を構成する側壁49aによって区画され、絞り部73は、外周壁49の一部を構成する側壁49dによって区画され、排気部65は、外周壁49の一部を構成する側壁49cによって区画されている。そして、接合部80と通気部57とは、通気部57の側壁49aによって区画されている。接合部80と絞り部73及び排気部65とは、絞り部73及び排気部65の側壁49c,49dによって区画されている。接合部80のその他の辺は、仕切壁82a,82bによって区画されている。仕切壁82a,82bには、凹溝50に連続する凹溝83が形成されている。カバー53には、凹溝83に対応する凸片55が形成されている。
このように、蓋体37には、通気部57と絞り部73に隣接するように、貫通口81を備える接合部80が形成されている。よって、通気部57、排気部65、及び絞り部73を区画する側壁49a,49c,49dの一部が、接合部80を画定する壁を兼ねる。その結果、蓋体37に必要とされる壁の数を削減できるため、蓋体37の構成を簡素化できる。また、凹部46を塞ぐカバー53によって貫通口81を塞ぐことができるため、蓄電装置10の部品点数を削減できるとともに、カバー53を小型化できる。
(第2実施形態)
図7は第2実施形態の蓄電装置10を示す。この第2実施形態では、流路45の凹部46を全体として矩形状に形成し、仕切板85aによって、通気部57と排気部65を区画するとともに絞り部73を形成した点で、第1実施形態と相違する。
詳しくは、凹部46には、通気部57、排気部65、及び連通部61が、この順で一端側から他端側へ隣接して設けられている。通気部57と排気部65の間、及び排気部65と連通部61の間には、隔壁48から開口47に向けて突出する仕切板85a,85bが設けられている。また、連通部61には、隔壁48から開口47に向けて突出する隔板86a〜86cが設けられている。
仕切板85aは、外周壁49を構成する側壁49aから側壁49bに向けて延びている。仕切板85aと側壁49bの隙間は、絞り部73を構成するもので、仕切板85aと側壁49aの隙間よりも大きく、膜部材75の直径よりも小さい。仕切板85bは、側壁49bから側壁49aに向けて延びている。仕切板85bと側壁49aの隙間は、仕切板85bと側壁49bの隙間よりも大きい。
隔板86a〜86cは、ラビリンス構造を構成するもので、側壁49a,49bに沿って平行に延び、側壁49a側から側壁49bに向けて順番に設けられている。隔板86a,86cと側壁49cの隙間は、隔板86a,86cと仕切板85bの隙間よりも大きい。隔板86bと仕切板85bの隙間は、隔板86bと側壁49cの隙間よりも大きい。
通気部57には通気口58が設けられ、この通気口58が第1実施形態と同様の膜部材75によって塞がれている。排気部65には排気口66が設けられ、この排気口66が排気弁87によって塞がれている。排気弁87は、排気口66を覆う弁本体88と、隔壁48に固定するための固定部89とを備える。
このようにした第2実施形態では、通気部57と排気部65(連通部61)の間に、膜部材75よりも小さい絞り部73が設けられているため、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、本発明の蓄電装置10は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、絞り部83は、通気部57と連通部61の間に2以上設けてもよい。また、流路45には、排気部65を設けなくてもよい。連通部61の隔壁48aと通気部57の隔壁48bの段差は、階段状としてもよいし、傾斜壁によって緩やかに変位するようにしてもよい。
蓄電素子を構成する電池セル12は、帯状の電極シートとセパレータを巻回した巻回式であってもよいし、矩形状とした複数枚の電極シートとセパレータを積層した積層式であってもよい。また、電池セル12は、電極体を容器13内に収容した角形電池に限られず、積層式の電極体をラミネートフィルムによって封止したラミネート型電池であってもよい。
本発明の蓄電装置10は、内燃機関のみを搭載したガソリン車又はディーゼル車、及び内燃機関と電動機を搭載したハイブリッド車の始動用として用いることができる。また、本発明の蓄電装置10は、ハイブリッド車、及び電動機のみを搭載した電気自動車の駆動用としても用いることもできる。
10…蓄電装置
12…電池セル(蓄電素子)
13…容器
14…長側面
15…短側面
16…底面
17…端子面
18…正極端子
19…負極端子
20…ガス排出弁
22…エンドプレート
24…バスバーユニット
25…バスバーフレーム
26…カバー
27…バスバー
30…外装体
32…本体
33…底壁
34…端壁
35…側壁
37…蓋体
37a…突出部
38…正極外部端子
39…負極外部端子
40…バスバー
41…ボルト
42…ナット
45…流路
46…凹部
47…開口
48,48a〜48d…隔壁
49…外周壁
49a〜49d…側壁
50…凹溝
51…連続壁
53…カバー
54…凸片
55…凸片
57…通気部(第1連通部)
58…通気口(第1連通口)
59…リブ
61…連通部(第2連通部)
62…連通口(第2連通口)
63…パイプ
65…排気部
66…排気口
67…筒部
68…切欠部
70…排気弁
71…外周部
73…絞り部
75…膜部材
76…通気防水膜
77…基材
80…接合部
81…貫通口
82a,82b…仕切壁
83…凹溝
85a,85b…仕切板
86a〜86c…隔板
87…排気弁
88…弁本体
89…固定部

Claims (5)

  1. 蓄電素子と、
    前記蓄電素子を収容した外装体と、
    前記外装体に形成されており、前記外装体の内部に連通する第1連通口と、前記外装体の外部に連通する第2連通口とを含み、前記第1連通口に空気の通過を許容する膜部材が配置された流路と
    を備え、
    前記流路は、
    前記第1連通口が形成された一端側の第1連通部と、
    前記第2連通口が形成された他端側の第2連通部と、
    前記第1連通部と前記第2連通部との間に形成され、断面形状の最大部分の寸法が前記膜部材の外形の最小部分の寸法よりも小さい絞り部と
    を備える、蓄電装置。
  2. 前記外装体は、一端が開口された本体と、前記本体の前記開口を塞ぐ蓋体とを備え、
    前記流路は、
    前記蓋体に形成され、一端が開口された凹部と、
    前記凹部の前記開口を塞ぐカバーと
    で構成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記凹部が形成された前記蓋体の一面には、外側に突出する外部端子と、前記本体内に連通し、前記外部端子と前記蓄電素子を接続するための貫通口とが設けられており、
    前記貫通口は、前記第1連通部と前記絞り部に隣接するように前記凹部に設けられ、前記カバーによって塞がれている、請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第2連通部の底は、前記第1連通部の底よりも下方に位置している、請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記流路は、前記絞り部よりも前記第2連通口側に排気部を備え、
    前記排気部は、前記本体内に連通する排気口と、前記排気口に配置され、前記本体内が定められた圧力よりも高くなると、前記本体内の圧力を開放可能な排気弁とを有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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