JP2014075251A - 電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、電解液の漏出を十分に抑制できる電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電池モジュールは、複数の電池要素を収容するケースに、一部がケース内に突出して所定以上になったケース内の圧力を開放する弁7が設けられた電池モジュールである。電池モジュールは、ケース内に設けられた保護部材8であって、ケース内に突出する弁の一部を内部に収容する収容部81と、収容部に設けられ、収容部外から収容部内へ液体は通過させずに気体は通過させるフィルム部83と、を有する箱状の保護部材を備える。
【選択図】図6
【解決手段】本発明の電池モジュールは、複数の電池要素を収容するケースに、一部がケース内に突出して所定以上になったケース内の圧力を開放する弁7が設けられた電池モジュールである。電池モジュールは、ケース内に設けられた保護部材8であって、ケース内に突出する弁の一部を内部に収容する収容部81と、収容部に設けられ、収容部外から収容部内へ液体は通過させずに気体は通過させるフィルム部83と、を有する箱状の保護部材を備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、電池モジュールに関する。
電気自動車やハイブリッド自動車には、電気モータを駆動するため、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の電池モジュールが複数接続されて搭載される。
このような電池モジュールでは、内圧開放のためのガス排出弁が設けられる。ガス排出弁が設けられた電池モジュールにおいて、ガス排出弁の作動時に電解液が漏出しないよう、ガス排出弁による排気経路に、気体透過性フィルム(液体は非透過)を設けたものが知られる(例えば、特許文献1)。
このような電池モジュールでは、内圧開放のためのガス排出弁が設けられる。ガス排出弁が設けられた電池モジュールにおいて、ガス排出弁の作動時に電解液が漏出しないよう、ガス排出弁による排気経路に、気体透過性フィルム(液体は非透過)を設けたものが知られる(例えば、特許文献1)。
ガス排出弁は、例えば、電池モジュール内の蓋部に形成された蓋部排気孔を閉塞するように一端側が配置されるゴム部と、蓋部の外側に配置され、ゴム部の他端を抑えるとともにカバー部排気孔が形成されたカバー部と、を備えて構成される。電池モジュール内の内圧が一定限度を超えると、その内圧によりゴム部が圧縮し、蓋部排気孔が開く。そして、電池モジュール内の発生ガスは、蓋部排気孔およびカバー部排気孔を経る排気経路により外部へ排出される。
特許文献1の電池モジュールでは、蓋部排気孔を閉塞するように蓋部に設けられた気体透過性フィルムにより、蓋部排気孔が開いた際における電解液の漏出が防止される。
特許文献1の電池モジュールでは、蓋部排気孔を閉塞するように蓋部に設けられた気体透過性フィルムにより、蓋部排気孔が開いた際における電解液の漏出が防止される。
ところで、ガス排出弁においてカバー部は、特許文献1では金属製となっている。しかしながら、ガス排出弁のカバー部は、軽量化、低コスト化を図るため、樹脂製のものが用いられることがある。樹脂製のカバー部は、特に低温環境下で変形しやすい。このようなカバー部の変形や、ガス排出弁に外部からの力が加わった際の蓋部におけるガス排出弁の周囲の変形等を考慮すると、電解液の漏出の抑制という点で、蓋部排気孔を閉塞するように蓋部に気体透過性フィルムを設ける従来の技術には改良の余地がある。
本発明は、電解液の漏出を十分に抑制できる電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る電池モジュールは、複数の電池要素を収容するケースに、一部が前記ケース内に突出して所定以上になったケース内の圧力を開放する弁が設けられた電池モジュールであって、前記ケース内に設けられた保護部材であって、前記ケース内に突出する前記弁の前記一部を内部に収容する収容部と、前記収容部に設けられ、前記収容部外から前記収容部内へ液体は通過させずに気体は通過させるフィルム部と、を有する箱状の保護部材を備えることを特徴とする。
本発明では、ケース内に位置する弁の一部を収容部で覆うとともに、該収容部に気体のみを通過させるフィルム部を設けた。そのため、本発明では、弁およびその周辺部が破損、変形しても、収容部内に電解液が進入することを防止でき、破損した弁やその周辺部から電解液が外部へ漏出することを防止できる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、電池モジュール1の概略構成図である。
電池モジュール1は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の等の非水電解質二次電池のモジュールである。電池モジュール1は、ケース2と、ケース2内部に複数収容された電池要素3と、ケース内部に収容された電解液4と、各電池要素3を個別に隔てる複数の隔壁5と、出力端子61,62と、ガス排出弁7と、保護部材8とを備える。なお、本実施形態では、ガス排出弁7が1つのみ設けられた例を説明するが、ガス排出弁7は複数設けられていてもよい。ガス排出弁7は、各電池要素3毎に設けられていてもよく、本実施形態の場合、6つの電池要素3毎に設けられていてもよい。また、本実施形態では、1つのガス排出弁7に対し、1つの保護部材8が設けられているが、複数のガス排出弁7に対し1つの保護部材8が設けられていてもよい。
図1は、電池モジュール1の概略構成図である。
電池モジュール1は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の等の非水電解質二次電池のモジュールである。電池モジュール1は、ケース2と、ケース2内部に複数収容された電池要素3と、ケース内部に収容された電解液4と、各電池要素3を個別に隔てる複数の隔壁5と、出力端子61,62と、ガス排出弁7と、保護部材8とを備える。なお、本実施形態では、ガス排出弁7が1つのみ設けられた例を説明するが、ガス排出弁7は複数設けられていてもよい。ガス排出弁7は、各電池要素3毎に設けられていてもよく、本実施形態の場合、6つの電池要素3毎に設けられていてもよい。また、本実施形態では、1つのガス排出弁7に対し、1つの保護部材8が設けられているが、複数のガス排出弁7に対し1つの保護部材8が設けられていてもよい。
ケース2は、アルミニウム等の金属製である。ケース2は、一面が開口する箱状に形成されて内部に電池要素3および電解液4を収容するケース本体部21と、ケース本体部21の開口を閉塞するようにケース本体部21に溶接され、電池要素3および電解液4をケース本体部21内に密封する蓋部22とを備える。蓋部22の内面221には、ケース本体部21側から内面221を見た場合に四角形状となるすなわち平面視四角形状の凹部222が複数形成される。凹部222は、図1において左右方向に間隔を空けて複数形成される。凹部222には、保護部材8の後述するリブ813が嵌め込まれる。また、蓋部22には、ガス排出弁7が挿通する孔223が形成される。
電池要素3は、正極板、絶縁性の多孔質フィルムであるセパレータ、および負極板を備える。正極板の基板は、アルミニウム箔等であり、両面にLiCoO2等の正極活物質層が積層されるとともに両面において一端側は露出部となっている。負極板の基板は、銅箔等であり、両面にカーボン等の負極活物質層が積層されるとともに両面において一端側は露出部となっている。正極板および負極板が、セパレータを挟んで交互にかつ露出部が反対方向に位置するように多数積層されて複数周巻き回されることにより、電池要素3が形成される。各電池要素3は、隔壁5で隔てられ、一部が電解液4に浸った状態で配置される。各電池要素3は不図示の導電部材を介して直列に接続されるとともに、両端の電池要素3は不図示の導電部材を介して出力端子61,62に接続される。
図2は、ガス排出弁7の概略構成図である。
ガス排出弁7は、蓋部22に設けられる。ガス排出弁7は、樹脂製のガス排出弁樹脂部71と、ゴム製のガス排出弁ゴム部72と、ガス排出弁ゴム部72を収容する収容ケース73とを備える。
ガス排出弁7は、蓋部22に設けられる。ガス排出弁7は、樹脂製のガス排出弁樹脂部71と、ゴム製のガス排出弁ゴム部72と、ガス排出弁ゴム部72を収容する収容ケース73とを備える。
収容ケース73は、蓋部22の孔223を密閉する。収容ケース73は、一面が開いた箱状であり、蓋部22の孔223を挿通する収容ケース本体部731と、収容ケース本体部731の開口端から周方向外側に拡がって蓋部22の外面224上に位置し、ガス排出弁樹脂部71の一端を収容するフランジ状部732とを備える。収容ケース本体部731の底面733には第1排気孔734が形成される。
ガス排出弁樹脂部71は、ケース2から突出した状態で設置される。ガス排出弁樹脂部71には、ガス排出弁樹脂部71を貫通する第2排気孔711が形成される。第2排気孔711は、ガス排出弁樹脂部71の底部712では、径が細く形成される。ガス排出弁樹脂部71の下面713において、フランジ状部732と接する部分はフランジ状部732に超音波溶接される。
ガス排出弁ゴム部72は、収容ケース本体部731の径より小さい径に形成される。ガス排出弁は、圧縮された状態で収容ケース本体部731内に収容され、第1排気孔734を閉塞する。この際、ガス排出弁ゴム部72と収容ケース本体部731内面との間には、隙間Sが形成される。
図3は、ガス排出弁ゴム部72のガス排出弁樹脂部71との接合面721を示す図である。
ガス排出弁ゴム部72は、一端側の端面である接合面721がガス排出弁樹脂部71の下面713に溶接される。ガス排出弁ゴム部72の前記一端側(ガス排出弁樹脂部71側)には、ガス排出弁ゴム部72を径方向に貫通する貫通孔722が形成される。貫通孔722は、ガス排出弁ゴム部72および収容ケース本体部731内面の隙間Sと、ガス排出弁樹脂部71の第2排気孔711とを連通させる。
ガス排出弁ゴム部72は、一端側の端面である接合面721がガス排出弁樹脂部71の下面713に溶接される。ガス排出弁ゴム部72の前記一端側(ガス排出弁樹脂部71側)には、ガス排出弁ゴム部72を径方向に貫通する貫通孔722が形成される。貫通孔722は、ガス排出弁ゴム部72および収容ケース本体部731内面の隙間Sと、ガス排出弁樹脂部71の第2排気孔711とを連通させる。
図4は、ケース2内部の発生ガスの排気経路を示す図である。
ケース2内部で発生するガスによりケース2内の圧力が一定限度を超えると、その内圧によりガス排出弁ゴム部72が圧縮し、第1排気孔734が開く。これにより、ケース2内の発生ガスは、後述する保護部材8を介して第1排気孔734を通過し、ガス排出弁ゴム部72および収容ケース本体部731内面の隙間S、ガス排出弁ゴム部72の貫通孔722、ガス排出弁樹脂部71の第2排気孔711を経る排気経路により、電池モジュール1外部へ排出される。
ケース2内部で発生するガスによりケース2内の圧力が一定限度を超えると、その内圧によりガス排出弁ゴム部72が圧縮し、第1排気孔734が開く。これにより、ケース2内の発生ガスは、後述する保護部材8を介して第1排気孔734を通過し、ガス排出弁ゴム部72および収容ケース本体部731内面の隙間S、ガス排出弁ゴム部72の貫通孔722、ガス排出弁樹脂部71の第2排気孔711を経る排気経路により、電池モジュール1外部へ排出される。
図5は、ガス排出弁7およびその周辺部の破損、変形パターンの一例を示す図である。
ここで、ガス排出弁7は、ガス排出弁樹脂部71が外部に突出するため、電池モジュール1が搭載される車の衝突等により外部から力を受けるおそれがある。そして、該外部からの力により、ガス排出弁7およびその周辺部は、図5に示すパターン(A)〜(E)により破損、変形するおそれがある。
ここで、ガス排出弁7は、ガス排出弁樹脂部71が外部に突出するため、電池モジュール1が搭載される車の衝突等により外部から力を受けるおそれがある。そして、該外部からの力により、ガス排出弁7およびその周辺部は、図5に示すパターン(A)〜(E)により破損、変形するおそれがある。
図5の(A)のパターンでは、ガス排出弁樹脂部71が収容ケース73から分離する。
図5の(B)のパターンでは、ガス排出弁7がケース2の孔223から外れる。
図5の(C)のパターンでは、ガス排出弁樹脂部71およびガス排出弁ゴム部72が収容ケース73から分離する。
図5の(D)のパターンでは、ケース2の蓋部22におけるガス排出弁7の設置場所周辺部が一部破損する。
図5の(E)のパターンでは、ガス排出弁7に対してケース2内に押し込む力が加わり、これによりケース2の蓋部22におけるガス排出弁7の周辺部が破損し、ガス排出弁7がケース2内に押し込まれる。
図5の(B)のパターンでは、ガス排出弁7がケース2の孔223から外れる。
図5の(C)のパターンでは、ガス排出弁樹脂部71およびガス排出弁ゴム部72が収容ケース73から分離する。
図5の(D)のパターンでは、ケース2の蓋部22におけるガス排出弁7の設置場所周辺部が一部破損する。
図5の(E)のパターンでは、ガス排出弁7に対してケース2内に押し込む力が加わり、これによりケース2の蓋部22におけるガス排出弁7の周辺部が破損し、ガス排出弁7がケース2内に押し込まれる。
図6は、保護部材8を示す斜視図である。
保護部材8は、前記破損、変形パターン(A)〜(E)が発生した場合に、ケース2内の電解液4の漏出を防ぐ機能を有する。
保護部材8は、収容部81と、ガス排出弁カバー82と、気体透過性フィルム部83とを備える。
保護部材8は、前記破損、変形パターン(A)〜(E)が発生した場合に、ケース2内の電解液4の漏出を防ぐ機能を有する。
保護部材8は、収容部81と、ガス排出弁カバー82と、気体透過性フィルム部83とを備える。
収容部81は、ケース2内に突出するガス排出弁7の一部を内部に収容する、本実施形態では、ガス排出弁カバー82を介してガス排出弁7の一部を内部に収容する。収容部81は、箱状に形成される。収容部81の天面811中央部には、開口部812が形成される。開口部812からは、収容部81の内側に向かってガス排出弁カバー82が立ち上がっている。
収容部81の天面811において開口部812を挟む位置にはそれぞれ、平面視四角形状でケース2の蓋部22側に突出するリブ813が形成される。保護部材8は、リブ813がケース2の蓋部22に嵌め込まれることにより、蓋部22に取り付けられる。
収容部81の側面815各上部には、図示しない孔が複数形成されており、該孔を覆うように、収容部81の各側面815上部には、収容部81外から収容部81内へ液体は通過させずに気体は通過させる気体選択的透過性ナノフィルムが設けられる。該気体選択的透過性ナノフィルムを備えて、収容部81の各側面815上部には、気体のみ収容部81内に通過させる気体透過性フィルム部83が構成される。
ガス排出弁カバー82は、有底筒状であり、ガス排出弁7の周囲を覆う。底面821には、複数の孔822がある。ケース2内の圧力が一定限度を超え、内圧によりガス排出弁7のガス排出弁ゴム部72が圧縮して排気孔734が開いた際には、ケース2内の発生ガスは、気体透過性フィルム部83を介して保護部材8内に入る。そして、発生ガスは、ガス排出弁カバー82の孔822を経てガス排出弁7の排気孔734からガス排出弁7内に進み、該ガス排出弁7を介して電池モジュール1外部に排出される。
本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
ケース2内に位置するガス排出弁7の一部を収容部81で覆うとともに、該収容部81に気体透過性フィルム部83を設けた。そのため、本実施形態では、ガス排出弁7およびその周辺部が破損、変形しても、収容部81内に電解液4が進入することを防止でき、収容部81内を介して、破損したガス排出弁7やその周辺部から電解液4が外部へ漏出することを防止できる。
気体透過性フィルム部83が収容部81の各側面815上部に設けられているので、電解液4を気体透過性フィルム部83に接触および付着し難くできる。
ケース2内に位置するガス排出弁7の一部を収容部81で覆うとともに、該収容部81に気体透過性フィルム部83を設けた。そのため、本実施形態では、ガス排出弁7およびその周辺部が破損、変形しても、収容部81内に電解液4が進入することを防止でき、収容部81内を介して、破損したガス排出弁7やその周辺部から電解液4が外部へ漏出することを防止できる。
気体透過性フィルム部83が収容部81の各側面815上部に設けられているので、電解液4を気体透過性フィルム部83に接触および付着し難くできる。
ガス排出弁7の一部を収容部81内においてガス排出弁カバー82で覆ったので、気体透過性フィルム部83が破損する等しても、収容部81内から、破損したガス排出弁7やその周辺部への電解液4の進行をガス排出弁カバー82により妨げることができる。また、ガス排出弁カバー82には複数の孔822が形成されているので、ガス排出弁カバー82を設置しても、ガス排出弁カバー82がガス排出弁7による発生ガスの排気の妨げとなることは無い。
保護部材8は、蓋部22に溶着されるのではなく、リブ813がケース2の蓋部22に嵌め込まれることにより蓋部22に取り付けられる。そのため、本実施形態では、外部からの衝撃によりガス排出弁7やその周辺部が破損するようなダメージを負った時に(例えば図5の(D)(E))、ケース2から保護部材8への衝撃の伝達を低減でき、保護部材8の強度を向上できる。
1…電池モジュール、2…ケース、5…電池要素、7…弁(ガス排出弁)、8…保護部材、81…収容部、83…フィルム部(気体透過性フィルム部)。
Claims (1)
- 複数の電池要素を収容するケースに、一部が前記ケース内に突出して所定以上になったケース内の圧力を開放する弁が設けられた電池モジュールであって、
前記ケース内に設けられた保護部材であって、
前記ケース内に突出する前記弁の前記一部を内部に収容する収容部と、
前記収容部に設けられ、前記収容部外から前記収容部内へ液体は通過させずに気体は通過させるフィルム部と、
を有する箱状の保護部材を備えることを特徴とする電池モジュール。
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