JP7326705B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

本開示は、蓄電装置に関する。
特開2011-151016号公報に記載されたバイポーラ電池は、積層された複数のバイポーラ電極と、各バイポーラ電極の外周縁部に形成された樹脂部とを含む。
そして、特開2011-151016号公報には、上記のバイポーラ電池をハイブリッド車両、電気自動車および燃料電池車両などの蓄電装置として採用する場合には、複数のバイポーラ電池を直列に接続することが記載されている。
特開2011-151016号公報
複数のバイポーラ電池を電気的に接続する場合において、各バイポーラ電池を一方向に配列させて、隣り合うバイポーラ電池の間に導電板を配置することで、隣り合うバイポーラ電池を電気的に接続する。
そして、複数のバイポーラ電池および導電板を交互に配列させた状態で拘束して、高出力の電池ユニットを形成する。
その一方で、バイポーラ電池および導電板の積層体を拘束すると、拘束力によってバイポーラ電池が変形したり、バイポーラ電池などの寸法バラツキによって、積層体に加えられる拘束力が不十分となる場合がある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、一方向に配列する複数の蓄電モジュールと、蓄電モジュール同士を接続する導電板を含む蓄電装置において、蓄電モジュールおよび導電板に加えられる拘束力が不十分となることが抑制された蓄電装置を提供することである。
本開示に係る蓄電装置は、一方向に向けて配列する複数の蓄電ユニットと、蓄電ユニットの間に配置され、隣り合う蓄電ユニットを電気的に接続する導電板とを備え、導電板は、一方向に弾性変形可能に形成された。
上記の蓄電装置によれば、製造ばらつきなどにより蓄電ユニットに寸法誤差が生じたり、経時的に蓄電ユニットが変形したとしても、導電板が弾性変形することで、蓄電ユニットおよび導電板を拘束する拘束力が不十分となることを抑制することができる。
本開示に係る蓄電装置によれば、一方向に配列する複数の蓄電モジュールと、蓄電モジュール同士を接続する導電板を含む蓄電装置において、蓄電モジュールおよび導電板に加えられる拘束力が不十分となることを抑制することができる。
組電池1およびその周囲の構成を示す斜視図である。 蓄電装置3を示す分解斜視図である。 蓄電スタック25を示す分解斜視図である。 蓄電スタック25を示す側面図である。 蓄電ユニット57を示す断面図である。 蓄電ユニット57および導電板58を示す斜視図である。 長側面64側から蓄電スタック25を視たときの側面図であり、蓄電スタック25の一部を示す側面図である。 導電板58を示す側面図である。 導電板58を示す分解斜視図である。 蓄電装置3を示す断面図であり、導電板58を通る位置における断面図である。 蓄電スタック25に拘束力が加えられた後の状態における導電板58およびその周囲の構成を示す側面図である。 蓄電スタック25に拘束力Fなどの外力が加えられていない状態における側面図である。 高さ方向Hが所定寸法よりも小さい蓄電ユニット57Aを含む蓄電スタック25Aにおける側面図である。 導電板58の第1変形例である導電板58Aを示す側面図である。 導電板58の第2変形例である導電板58Bを示す側面図である。 導電板58の第3変形例である導電板58Cを示す分解斜視図である。 導電板58Cが設けられた蓄電スタック25を示す側面図である。 第4変形例に係る導電板58Dを示す側面図である。
図1から図18を用いて、本実施の形態に係る蓄電装置について説明する。図1から図18に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。なお、実施の形態に示す構成において、請求項に記載された構成に対応する構成には、括弧書きで請求項の構成を併記する場合がある。
図1は、組電池1およびその周囲の構成を示す斜視図である。本実施の形態に係る組電池1は、車両のフロアパネル100の上面に設けられている。
組電池1は、ベース板2と、蓄電装置3と、送風機4と、冷却ダクト5と、ジャンクションボックス6と、監視ユニット7とを備える。
ベース板2は、フロアパネル100の上面に固定されている。蓄電装置3は、略直方体形状に形成されている。蓄電装置3は、下面10と、上面11と、端側面12および端側面13と、長側面14,15とを含む。端側面12および端側面13は、蓄電装置3の長手方向Lに配列しており、長側面14および長側面15は、蓄電装置3の幅方向Wに配列している。
送風機4およびジャンクションボックス6は、蓄電装置3の端側面12側に設けられている。ジャンクションボックス6は、送風機4および蓄電装置3の間に配置されている。
送風機4は、中空状のケース8と、ケース8内に収容されたファン9とを含む。ケース8には、吸気口8aおよび供給口8bが形成されている。供給口8bは蓄電装置3の端側面12に向けて開口している。
冷却ダクト5の一端は送風機4の供給口8bに接続されており、冷却ダクト5の他端は蓄電装置3の端側面12に接続されている。なお、供給口8bは、ジャンクションボックス6よりも上方に位置しており、冷却ダクト5は、ジャンクションボックス6の上方を通って、蓄電装置3に接続されている。
そして、ファン9が駆動することで、吸気口8aから空気が吸入され、供給口8bおよび冷却ダクト5を通して、冷却風が蓄電装置3内に供給される。
蓄電装置3の端側面12には、電力端子16および電力端子17が設けられている。電力端子16には電力配線18が接続されており、電力端子17には電力配線19が接続されている。電力配線18,19は、ジャンクションボックス6に接続されている。
監視ユニット7は、蓄電装置3の端側面13側に配置されており、監視ユニット7には、複数の配線20が接続されている。
図2は、蓄電装置3を示す分解斜視図である。蓄電装置3は、蓄電スタック25と、蓄電ケース26と、絶縁部材27,28とを含む。
蓄電ケース26は、蓄電スタック25および絶縁部材27,28を内部に収容している。蓄電ケース26は、底板30と、天板31と、端側板32,33と、長側板34,35とを含む。図1および図2において、底板30は、蓄電装置3の下面10に配置されており、天板31は上面11に配置されている。端側板32,33は、端側面12,13に配置されており、長側板34,35は、長側面14,15に配置されている。なお、底板30、天板31、端側板32,33および長側板34,35は、鉄などによって形成されている。
図2に戻って、端側板32の側面には複数の開口部40が形成されている。なお、複数の開口部40のうち、最も長側板34側に位置する開口部40Aには、図1に示す冷却ダクト5が挿入されている。端側板33にも複数の開口部41が形成されており、長側板35にも複数の開口部43が形成されている。長側板34には、1つの開口部42が形成されており、この開口部42は、端側板33の近傍に形成されている。
底板30および天板31は板状に形成されている。底板30および天板31は、複数のボルト45,46によって、端側板32,33および長側板34,35に固定されている。
絶縁部材27は、底板30の上面に設けられており、絶縁部材28は、天板31の下面に設けられている。蓄電スタック25は、絶縁部材27および絶縁部材28の間に配置されており、絶縁部材27,28によって、蓄電スタック25と、底板30および天板31との間の絶縁性が確保されている。
蓄電スタック25は、略直方体形状に形成されている。蓄電スタック25は、下面60と、上面61と、端側面62,63と、長側面64,65とを含む。電力端子16,17は、端側面62に形成されている。
図3は、蓄電スタック25を示す分解斜視図であり、図4は、蓄電スタック25を示す側面図である。蓄電スタック25は、集電板55,56と、複数の蓄電ユニット57と、複数の導電板58とを含む。
集電板55は、蓄電スタック25の下面60に配置されており、集電板56は、蓄電スタック25の上面61に配置されている。集電板55および集電板56は、板状に形成されている。電力端子16は、端側面62側に位置する集電板55の辺部に接続されている。電力端子17は、集電板56の外周辺のうち端側面62側に位置する辺部に接続されている。
高さ方向Hに配列する複数の蓄電ユニット57および導電板58が集電板55および集電板56の間に配置されている。
複数の蓄電ユニット57が高さ方向(一方向)Hに間隔をあけて配列しており、各蓄電ユニット57の間に導電板58が配置されている。さらに、導電板58は、集電板55の上面に配置されると共に、集電板56の下面に配置されている。導電板58は、アルミニウムや銅などの金属によって形成されており、高さ方向Hに隣り合う蓄電ユニット57を電気的に直列に接続している。
図5は、蓄電ユニット57を示す断面図である。蓄電ユニット57は、複数のバイポーラ電極板75と、枠体76と、複数のセパレータ83とを含む。バイポーラ電極板75は、高さ方向Hに間隔をあけて配置されており、各バイポーラ電極板75の間にセパレータ83が配置されている。
各バイポーラ電極板75は、電極板77と、正極層78と、負極層79とを含む。電極板77は、ニッケルなどの金属材料によって形成されている。負極層79は負極活物質を含み、負極活物質としては水素吸着合金などが採用される。正極層78は、正極活物質を含み、正極活物質としては、水酸化ニッケルなどが採用される。電極板77の外周縁部80は、正極層78および負極層79が形成されていない未塗布部とされている。
枠体76は、枠体81および枠体82を含む。枠体81は、電極板77の外周縁部80を覆うように形成されており、枠体81は外周縁部80に沿って環状に形成されている。
枠体81は、各電極板77に設けられており、複数の枠体81が高さ方向Hに配列している。そして、枠体82は、蓄電ユニット57の上端側に位置する枠体81に係合すると共に、蓄電ユニット57の下端側に位置する枠体81に係合している。さらに、枠体82は、積層された枠体81の周面を覆うように形成されている。
セパレータ83は、シート状に形成されている。セパレータ83は、たとえば、ポリオレフィン系樹脂から形成された多孔質フィルム等からなる織布および不織布等から形成されている。
上記のように構成された蓄電ユニット57において、高さ方向Hに隣り合う電極板77と、枠体81とによって、収容空間84が形成されている。
この収容空間84内には、セパレータ83と、正極層78と、負極層79と、図示されていない電解液が配置されている。電解液はたとえば、水酸化カリウム水溶液などのアルカリ溶液などである。
そして、セパレータ83と、負極層79と、正極層78と、電解液とによって蓄電セル85が形成されている。蓄電セル85は、高さ方向Hに複数配列しており、各蓄電セル85は、電極板77によって直列に接続されている。
そして、高さ方向Hの蓄電ユニット57の上面側には、電極板77Aが配置されており、蓄電ユニット57の下面側には、電極板77Bが配置されている。
図6は、蓄電ユニット57および導電板58を示す斜視図である。枠体76は、厚肉部50,51と、薄肉部52,53とを含み、枠体76は枠状に形成されている。
厚肉部50は端側面63側に配置されており、厚肉部51は端側面62側に配置されている。厚肉部50および厚肉部51は、幅方向Wに延びるように形成されている。
薄肉部52は長側面64側に配置されており、薄肉部53は長側面65側に配置されている。薄肉部52は厚肉部50の一端および厚肉部51の一端を接続し、薄肉部53は厚肉部50の他端と厚肉部51の他端を接続する。
薄肉部52,53の高さ方向Hの厚さは、厚肉部50,51の高さ方向Hの厚さよりも薄い。
このため、厚肉部50および厚肉部51と、薄肉部52の上面とによって凹部66が形成されており、厚肉部50および厚肉部51と、薄肉部52の下面とによって凹部67が形成されている。
厚肉部50および厚肉部51と、薄肉部53の上面とによって凹部68が形成されており、厚肉部50および厚肉部51と、薄肉部53の下面とによって凹部69が形成されている。
そして、電極板77Aの上面と、薄肉部52の上面と、薄肉部53の上面とは面一となっており、電極板77Bの下面と、薄肉部52の下面と、薄肉部53の下面とは面一となっている。
蓄電ユニット57の上面側に配置される導電板58は、電極板77Aに接触しており、蓄電ユニット57と電気的に接続されている。同様に、蓄電ユニット57の下面側に配置される導電板58は、電極板77Bに接触しており、蓄電ユニット57と電気的に接続されている。
図7は、長側面64側から蓄電スタック25を視たときの側面図であり、蓄電スタック25の一部を示す側面図である。蓄電ユニット57および集電板56を高さ方向Hに順次積層した状態において、高さ方向Hに凹部66および凹部67が対向し、この凹部66および凹部67内に導電板58が配置されている。
図8は、導電板58を示す側面図であり、図9は、導電板58を示す分解斜視図である。
導電板58は、高さ方向Hに配列する天板91および底板92と、天板91および底板92の間に配置された弾性板93とを含む。なお、天板91、底板92および弾性板93は、銅などの導電材料によって形成されている。
天板91は、板部95と、側壁96,97とを含む。側壁96は、端側面63側に位置する天板91の側辺から下方に延び、側壁97は、端側面62側に位置する天板91の辺から下方に延びるように形成されている。
底板92は、板部110と、側壁111,112とを含む。側壁111は、板部110の端側面63側の側辺から上方に延びるように形成されており、側壁112は、板部110の端側面62側の側辺から上方に延びるように形成されている。
そして、弾性板93は、波板状に形成されており、複数の凹凸が長手方向Lに配列すると共に、各凹凸が長手方向Lに延びるように形成されている。このように形成された弾性板93が天板91および底板92の間に配置されることで、長手方向Lに配列する複数の冷却通路88が導電板58に形成されている。各冷却通路88は、幅方向Wに延びるように形成されている。
そして、図4に示すように、複数の高さ方向Hに、複数の蓄電ユニット57が配置されており、蓄電ユニット57の間に導電板58が配置されている。そして、導電板58は、高さ方向Hに隣り合う蓄電ユニット57を電気的に接続する。
なお、蓄電スタック25の上面61に配置された集電板56の下面側には導電板58が配置されており、下面60に配置された集電板55の上面にも集電板56が配置されている。
図10は、蓄電装置3を示す断面図であり、導電板58を通る位置における断面図である。蓄電スタック25は、蓄電ケース26から間隔をあけて配置されており、蓄電スタック25の長側面64と、長側板34の内壁面との間に隙間が形成されている。そして、端側板32の開口部40Aに挿入された冷却ダクト5から冷却風Cが上記の隙間に供給されている。このように、蓄電スタック25の長側面64および長側板34の間に形成された隙間は、通風路90として機能する。冷却ダクト5から通風路90内に供給された冷却風Cは、長側面64に位置する冷却通路88の開口部から冷却通路88内に入り込む。
冷却通路88内を冷却風Cが流れることで、導電板58と高さ方向Hに隣り合う蓄電ユニット57が冷却される。そして、冷却風Cは、長側面65側の開口部から吹き出し、長側板35の開口部43などから蓄電装置3の外部に排気される。
このように、各導電板58は、高さ方向Hに隣り合う蓄電ユニット57を冷却する冷却板としても機能する。
図2において、底板30の上面に絶縁部材27が配置されており、この絶縁部材27の上面に蓄電スタック25が配置されている。蓄電スタック25の上面61に絶縁部材28が配置され、絶縁部材28の上面に天板31が配置されている。
端側板32,33と、長側板34,35とが底板30の上面および天板31の下面に配置されている。
ここで、蓄電スタック25に外力が加えられていない状態において、蓄電スタック25の高さ方向Hの長さは、端側板32,33および長側板34,35の高さ方向Hの長さよりも長い。
そして、複数のボルト45が底板30と、端側板32,33と、長側板34,35とを締結し、さらに、複数のボルト46が、天板31を端側板32,33と、長側板34,35とに締結している。
ボルト45およびボルト46が、底板30および天板31を端側板32,33と、長側板34,35に締結することで、底板30および天板31が互いに高さ方向Hに近づき、蓄電スタック25に高さ方向Hの拘束力を付与する。そして、蓄電スタック25は、上記の拘束力によって高さ方向Hに押し縮められる。
図11は、蓄電スタック25に拘束力が加えられた後の状態における導電板58およびその周囲の構成を示す側面図である。図12は、蓄電スタック25に拘束力Fなどの外力が加えられていない状態における側面図である。
図11および図12において、蓄電スタック25に加えられた拘束力Fによって、弾性板93が弾性変形している。そして、弾性板93からの弾性力は、天板91および底板92から蓄電ユニット57に付与されている。
そして、各導電板58が押し縮められることで、各導電板58から蓄電ユニット57に弾性力が加えられ、この弾性力によって、蓄電スタック25の各導電板58および蓄電ユニット57が高さ方向Hに配列した状態で固定される。
ここで、蓄電ユニット57の製造ばらつきによって、蓄電ユニット57の高さ方向Hに寸法バラツキが生じることが考えられる。
たとえば、高さ方向Hの寸法が所定寸法よりも小さい蓄電ユニット57を蓄電スタック25が含む場合には、蓄電スタック25の高さ方向Hの寸法が小さくなる。
図13は、高さ方向Hが所定寸法よりも小さい蓄電ユニット57Aを含む蓄電スタック25Aにおける側面図である。この図13において、各導電板58の高さ方向Hの長さは、図11に示す導電板58の高さ方向Hの長さよりも長い。
その一方で、製造ばらつきによって、蓄電スタック25に、高さ方向Hの寸法が所定寸法よりも小さい蓄電ユニット57Aが設けられていたとしても、蓄電スタック25Aには複数の導電板58が設けられているため、各導電板58の弾性変形量の変化量は非常に小さい。そのため、各導電板58が蓄電ユニット57に加える弾性力の低下量が大きくなることを抑制することができる。
これにより、各導電板58が蓄電ユニット57に加える弾性力によって、積層された複数の導電板58および蓄電ユニット57を高さ方向Hに固定することができる。
上記のように構成された蓄電装置3において、組立時から長期間経過すると、枠体76の樹脂がクリープ変形などして、蓄電ユニット57の高さ方向Hの長さが小さくなることが考えられる。このような場合においても、各導電板58の弾性変形量が僅かに小さくなる一方で、各導電板58が蓄電ユニット57に加える弾性力が大きく変動することが抑制されている。
次に、導電板58の各種変形例について説明する。
(第1変形例)
図14は、導電板58の第1変形例である導電板58Aを示す側面図である。この導電板58Aは、天板91および底板92を備えておらず、弾性板93によって形成されている。
この導電板58Aを備えた蓄電装置3においても、製造ばらつきにより蓄電ユニット57に寸法バラツキが生じたとしても、各弾性板93の変形量が調整され、各弾性板93から蓄電ユニット57に弾性力が付与される。これにより、複数の導電板58Aおよい蓄電ユニット57が高さ方向Hに配列した状態で固定される。
(第2変形例)
図15は、導電板58の第2変形例である導電板58Bを示す側面図である。この導電板58Bは、天板91と、底板92と、天板91および底板92の間に配置された複数のコイルバネ113を含む。コイルバネ113は、底板92および弾性板93の間にアレイ状に配置されている。
この導電板58Bにおいても、蓄電ユニット57に寸法バラツキが生じたり、蓄電ユニット57が経時的に変形したりしても、コイルバネ113が弾性変形することで、各蓄電ユニット57に弾性力を加える状態を維持することができる。これにより、複数の導電板58Bおよび蓄電ユニット57が高さ方向Hに配列した状態で固定することができる。
(第3変形例)
図16は、導電板58の第3変形例である導電板58Cを示す分解斜視図である。導電板58Cには、複数の凸部130および凸部131を含む。凸部130は、上方に向けて突出するように形成されており、凸部131は下方に向けて突出するように形成されている。凸部130および凸部131は、互いに交互に、アレイ状に形成されている。
図17は、導電板58Cが設けられた蓄電スタック25を示す側面図である。導電板58Cは、蓄電ユニット57間に配置されることで、導電板58Cに対して上方側に配置された蓄電ユニット57に、凸部130の上端部が接触する。凸部131の下端部が、導電板58Cに対して下方に位置する蓄電ユニット57に接触する。
そして、図2に示す底板30および天板31から加えられる拘束力によって、各凸部130および凸部131は弾性変形しており、導電板58Cは、導電板58Cと隣り合う蓄電ユニット57に弾性力を付与している。
この蓄電スタック25においても、蓄電ユニット57に寸法バラツキが生じたり、蓄電ユニット57が経時的に変形したりしても、凸部130,131が弾性変形することで、各導電板58Cが蓄電ユニット57に弾性力を加える状態を維持することができる。これにより、複数の導電板58Cおよび蓄電ユニット57が高さ方向Hに配列した状態が維持される。
(第4変形例)
図18は、第4変形例に係る導電板58Dを示す側面図である。この図18に示す導電板58Dは、導電板58Cと、天板135と、底板136とを含む。導電板58Cは、上記の第3変形例に係る導電板と同じ構成である。天板135は、導電板58Cの上面側に配置されており、板状に形成されている。底板136は、導電板58Cの下面側に配置されており、板状に形成されている。
底板136の長手方向Lの端部には、係合部138が形成されており、係合部138は、導電板58Cの端辺を固定している。
上記のような導電板58Dを備えた蓄電スタック25においても、蓄電ユニット57に寸法バラツキが生じたり、蓄電ユニット57が経時的に変形したとしても、凸部130,131が弾性変形することで、各導電板58Dが蓄電ユニット57に弾性力を加える状態を維持することができる。これにより、複数の導電板58Dおよび蓄電ユニット57が高さ方向Hに配列した状態が維持される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 組電池、2 ベース板、3 蓄電装置、4 送風機、5 冷却ダクト、6 ジャンクションボックス、7 監視ユニット、8 ケース、8a 吸気口、8b 供給口、9 ファン、10,60 下面、11,61 上面、12,13,62,63 端側面、14,15,64,65 長側面、16,17 電力端子、18,19 電力配線、20 配線、25,25A 蓄電スタック、26 蓄電ケース、27,28 絶縁部材、30,92,136 底板、31,91,135 天板、32,33 端側板、34,35 長側板、40,40A,41,42,43 開口部、45,46 ボルト、50,51 厚肉部、52,53 薄肉部、55,56 集電板、57,57A 蓄電ユニット、58,58A,58B,58C,58D 導電板、66,67,68,69 凹部、75,77,77A,77B 電極板、76,81,82 枠体、78 正極層、79 負極層、80 外周縁部、83 セパレータ、84 収容空間、85 蓄電セル、88 冷却通路、90 通風路、93 弾性板、95,110 板部、96,97,111,112 側壁、100 フロアパネル、113 コイルバネ、130,131 凸部、138 係合部。

Claims (1)

  1. 一方向に向けて配列する複数の蓄電ユニットと、前記蓄電ユニットの間に配置され、隣り合う前記蓄電ユニットを電気的に接続する導電板とを含む蓄電スタックと、
    前記蓄電スタックを収容する蓄電ケースと、
    を備えた蓄電装置であって
    前記導電板は、前記一方向に弾性変形可能に形成されており、
    前記蓄電ユニットは、
    短辺に位置する一対の厚肉部と、長辺に位置する一対の薄肉部とを含み、前記厚肉部間に位置する凹部が形成されると共に、環状に配置された枠体と、
    前記枠体に配置されると共に前記一方向に間隔をあけて配置された第1集電板および第2集電板と、
    前記枠体内であって前記第1集電板および前記第2集電板の間に配置された電解液と、
    前記枠体内であって前記第1集電板および前記第2集電板の間に配置されると共に前記一方向に配列する複数のバイポーラ電極板と、
    前記枠体内に配置されると共に前記複数のバイポーラ電極板の間に配置されたセパレータとを含み、
    前記導電板は、隣り合う一方の蓄電ユニットの前記第1集電板および他方の蓄電ユニットの前記第2集電板に接触するように設けられており、
    前記導電板は、前記一方の蓄電ユニットの凹部に配置されると共に前記一方の蓄電ユニットの前記第1集電板に接触する天板と、前記他方の蓄電ユニットの凹部に配置されると共に前記他方の蓄電ユニットの前記第2集電板に接触する底板と、前記天板および前記底板の間に配置されると共に前記一方向に弾性変形するように形成されると共に、前記蓄電装置の外部に設けられた送風機から供給される冷却風が流通するように形成された弾性部材を含み、
    前記蓄電スタックは直方体形状形成されており、下面と、上面と、前記蓄電スタックの長手方向に配列する第1端側面および第2端側面と、前記蓄電スタックの短手方向に配列する第1長側面および第2長側面とを含み、
    前記導電板は、前記第1長側面から前記第2長側面に向けて延びる冷却通路が形成されており、
    前記蓄電ケースの内壁と前記第1長側面によって前記冷却風が流れる通風路が形成されており、
    前記冷却風の流通方向の上流側から下流側に向かうにつれて、前記第1長側面および前記内壁の間の距離が短くなるように、前記蓄電スタックが配置された、蓄電装置。
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