JP2017216221A - 電池モジュール - Google Patents

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泰亮 竹中
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貴文 山▲崎▼
泰有 秋山
Yasunari Akiyama
泰有 秋山
耕二郎 田丸
Kojiro Tamaru
耕二郎 田丸
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大 松代
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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑えつつ、放熱性を確保することができる電池モジュールを提供する。【解決手段】電池モジュール1は、複数の隔壁3によって隔てられた複数の収容空間Sを有する筐体2と、セパレータを介して交互に積層された正極15及び負極16の電極板によって構成され、電解液と共に収容空間S内にそれぞれ配置された複数の積層体セル4と、隔壁3の少なくとも一方面に露出するように隔壁3内に設けられ、隔壁3に隣接する一の積層体セル4が電気的に接続された集電板10と、を備え、集電板10は、露出部分12から延びて隔壁3の面内方向の一面3aから突出した突出部分21を有し、当該突出部分21が隣接する隔壁3の面内方向の一面3aから突出した突出部分21と接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
従来の電池モジュールとして、例えば特許文献1に記載の電池モジュールがある。この従来の電池モジュールは、隔壁によって隔てられた収容空間を有する筐体と、セパレータを介して交互に積層された正極及び負極の電極板からなり、電解液と共に筐体の収容空間内に配置された積層体セルとを備えて構成されている。
特開2002−222639号公報 特開2001−176472号公報
上述のような電池モジュールでは、積層体セルの膨張やガスの発生によって筐体の内圧が上昇すると、出力の低下や短寿命化を招くおそれがある。このため、電池モジュール自体に一定の放熱性を持たせ、筐体の内圧の上昇を抑制することが必要となっている。一方、放熱性を確保するために部材点数が増加すると、電池モジュールの構成の複雑化や大型化を招き、コストが増加してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、部品点数の増加を抑えつつ、放熱性を確保することができる電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る電池モジュールは、複数の隔壁によって隔てられた複数の収容空間を有する筐体と、セパレータを介して交互に積層された正極及び負極の電極板によって構成され、電解液と共に収容空間内にそれぞれ配置された複数の積層体セルと、隔壁の少なくとも一方面に露出するように隔壁内に設けられ、隔壁に隣接する一の積層体セルが電気的に接続された集電板と、を備え、集電板は、露出部分から延びて隔壁の面内方向の一面から突出した突出部分を有し、当該突出部分が隣接する隔壁の面内方向の一面から突出した突出部分と接続されている。
この電池モジュールでは、隔壁内に設けた集電板の露出部分に積層体セルが接続され、露出部分から延びる集電板の突出部分同士を接続することで、隣り合う積層体セルの電気的な接続がなされている。この集電板の突出部分は、積層体セル間の接続部材として機能すると共に、隔壁の一面から突出していることで、積層体セルで発生する熱の放熱部材としても機能する。このように、集電板に接続機能と放熱機能とを持たせることで、部品点数の増加を抑えつつ、放熱性を確保することができる。
また、突出部分は、複数の屈曲部を有していてもよい。これにより、突出部分の放熱機能を更に高めることができる。
また、筐体は、突出部分を覆うカバーを有していてもよい。突出部分を覆うカバーを設けることで、導電性の異物が突出部分に付着することを抑制できる。これにより、想定外の通電経路の発生による電位の低下を抑制できる。また、カバーによって形成される空間をダクトとすることで、電池モジュールの温度調整が容易となる。
また、カバーは、突出部分同士の接続部を他の突出部分同士の接続部と区切る絶縁部を有していてもよい。これにより、接続部間の短絡を防止できる。
また、集電板は、突出部分と反対側に延びる延在部分を有していてもよい。このような延在部分を設けることにより、隔壁の強度を担保できるほか、集電板の面積が拡張されることで集電板の放熱機能を一層向上できる。
また、延在部分は、隔壁内で複数の屈曲部を有していてもよい。この場合、複数の屈曲部がリブとなり、隔壁の強度を向上できる。
また、延在部分は、隔壁の面内方向の他面から突出した突出部分を更に有していてもよい。延在部分が隔壁の他面から突出していることで、集電板の放熱機能をより一層向上できる。
また、延在部分における突出部分は、複数の屈曲部を有していてもよい。これにより、突出部分の放熱機能を更に高めることができる。
また、筐体は、延在部分の突出部分を覆うカバーを更に有していてもよい。突出部分を覆うカバーを設けることで、導電性の異物が突出部分に付着することを抑制できる。これにより、想定外の通電経路の発生による電位の低下を抑制できる。また、カバーによって形成される空間をダクトとすることで、電池モジュールの温度調整が容易となる。
また、延在部分は、露出部分と離間していてもよい。この場合、接続部間の短絡を好適に防止できる。
また、隔壁は、複数の収容空間を隔てる板状の本体部と、本体部の周縁において積層体セルの積層方向に本体部よりも厚肉に形成された枠部とを有し、本体部は、積層方向における枠部の中央に位置していてもよい。この場合、隔壁のそりを抑制することができる。
また、枠部における積層方向の一方側には、積層方向の一方側に突出するとともに、枠部の内側に突出するリブが形成され、枠部における積層方向の他方側には、リブに対応してリブを収容する凹部が形成されていてもよい。この場合、隣接する隔壁同士の位置決めを容易に行うことができる。また、収容空間における電極板の位置決めを容易に行うことができる。
また、集電板は、枠部の内縁よりも外側まで延在していてもよい。この場合、集電板は、枠部の外縁以内の位置まで延在していてもよい。これにより、隔壁の強度が高まることで、隔壁のそりをより抑制することができる。
この電池モジュールによれば、部品点数の増加を抑えつつ、放熱性を確保することができる。
電池モジュールの一実施形態を示す概略断面図である。 (a)は、筐体を構成する第1の隔壁ユニットの一例を示す図であり、(b)は、筐体を構成する第2の隔壁ユニットの一例を示す図である。 (a)は、第1の隔壁ユニットを構成する隔壁の一例を示す図であり、(b)は、第2の隔壁ユニットを構成する隔壁の一例を示す図である。 (a)は、積層体セルを構成する正極の一例を示す図であり、(b)は負極の一例を示す図である。 電池モジュールの電気的な接続構成を示す模式図である。 積層体セル間の接続構成の一例を示す要部拡大断面図である。 積層体セル間の接続構成の変形例を示す要部拡大断面図である。 積層体セル間の接続構成の別の変形例を示す要部拡大断面図である。 積層体セル間の接続構成の更に別の変形例を示す要部拡大断面図である。 積層体セル間の接続構成の更に別の変形例を示す要部拡大断面図である。 電池モジュールの変形例を示す概略断面図である。 図11に示す電池モジュールを構成する隔壁ユニットを示す図である。 (a)は、図12に示す隔壁ユニットを構成する隔壁の一方面を示す図であり、(b)は、図12に示す隔壁ユニットを構成する隔壁の他方面を示す図である。 (a)は、図13に示す隔壁の一方面の斜視断面図であり、(b)は、図13に示す隔壁の他方面の斜視断面図である。 図13(a)のXV−XV線に沿った断面図である。 隔壁の変形例を示す図である。 図16のXVII−XVII線に沿った断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一側面に係る電池モジュールの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、電池モジュールの一実施形態を示す概略断面図である。電池モジュール1は、例えば自動車などの車両のバッテリーとして用いられるニッケル水素充電池をモジュール化したものである。同図に示すように、電池モジュール1は、隔壁3によって隔てられた複数の収容空間Sを有する筐体2と、各収容空間S内にそれぞれ配置された複数の積層体セル4とを備えて構成されている。
筐体2は、例えば樹脂によって形成され、直方体形状をなしている。筐体2を構成する樹脂材料としては、例えばPP、PPS、又は変性PPEなどが挙げられる。筐体2は、一つの隔壁3に一つの積層体セル4を組み合わせてなる複数の隔壁ユニット5の結合体を含んで構成されている。本実施形態では、7体の隔壁ユニット5を積層し、積層方向の両端に平板状のカバー6,6を設けることによって筐体2が構成されている。隔壁ユニット5,5の結合、及び隔壁ユニット5とカバー6との結合には、例えば溶着が用いられる。溶着としては、例えば熱可塑性樹脂による超音波溶着、熱溶着フィルムを用いた溶着などが用いられる。
隔壁ユニット5は、図2(a)及び図2(b)に示すように、第1の隔壁ユニット5Aと、第2の隔壁ユニット5Bとを有している。第1の隔壁ユニット5Aを構成する隔壁3Aは、図3(a)に示すように、平面視において横長の長方形状をなしている。隔壁3Aの一方面側において、隔壁3Aの周縁の全周には、肉厚の枠部7が設けられている。
枠部7の一方面側において、幅方向の両縁部に位置する部分には、断面円形の凸部8Aが上下2箇所にそれぞれ設けられている。また、枠部7の他方面側において、幅方向の両縁部に位置する部分には、断面円形の凹部9Aが上下2箇所にそれぞれ設けられている。凸部8Aと凹部9Aとは、第1の隔壁ユニット5Aの厚さ方向から見て、互いに異なる位置に設けられている。
隔壁3A内には、金属によって形成された集電板10がインサート成形によって設けられている。集電板10は、隔壁3Aの幅方向の一方側と他方側とに互いに離間してそれぞれ設けられている。隔壁3Aでは、幅方向の一方側と他方側とに当該幅方向に延びる窓部11,11が互いに離間して形成されている。隔壁3A内の集電板10の一部は、窓部11から隔壁3Aの一方面側に露出する露出部分12となっている。窓部11の幅は、集電板10の幅と等幅若しくは僅かに小さい幅となっている。本実施形態では、集電板10の露出部分12は、隔壁3Aの一方面及び他方面の双方に露出しているが、露出部分12は、隔壁3Aの一方面側のみに露出していてもよい。
第2の隔壁ユニット5Bを構成する隔壁3Bは、図3(b)に示すように、平面視において隔壁3Aと同寸法の横長の長方形状をなしている。隔壁3Bの一方面側において、隔壁3Bの周縁の全周には、肉厚の枠部7が設けられている。
枠部7の一方面側において、幅方向の両縁部に位置する部分には、断面円形の凸部8Bが上下2箇所にそれぞれ設けられている。また、枠部7の他方面側において、幅方向の両縁部に位置する部分には、断面円形の凹部9Bが上下2箇所にそれぞれ設けられている。凸部8Bは、隔壁3A側の凹部9Aに対応する位置に設けられ、凹部9Bは、隔壁3A側の凸部8Aに対応する位置に設けられている。
隔壁ユニット5の結合を行う際、凸部8Aは凹部9Bに嵌合し、凸部8Bは、凹部9Aに嵌合する。凸部8A及び凹部9A、凸部8B及び凹部9Bは、第1の隔壁ユニット5Aと第2の隔壁ユニット5Bとの識別性に寄与し、隔壁ユニット5の結合体を形成する際の組み付けの誤りが抑制される。
隔壁3B内には、隔壁3Aと同様に、金属によって形成された集電板10がインサート成形によって設けられている。集電板10は、隔壁3Bの幅方向の一方側と他方側とに互いに離間してそれぞれ設けられている。隔壁3Bにおいても、幅方向の一方側と他方側とに当該幅方向に延びる窓部11,11が互いに離間して形成されている。隔壁3B内の集電板10の一部は、窓部11から隔壁3Bの一方面側に露出する露出部分12となっている。本実施形態では、集電板10の露出部分12は、隔壁3Bの一方面及び他方面の双方に露出しているが、露出部分12は、隔壁3Bの一方面側のみに露出していてもよい。
積層体セル4は、正極15と、負極16と、正極15と負極16との間に配置されたセパレータ(不図示)とによって構成されている。正極15は、図4(a)に示すように、例えばニッケルからなる横長の長方形状の金属箔15aと、金属箔15aの一面側に形成された正極活物質層15bとを有している。正極活物質層15bを構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。正極活物質層15bは、金属箔15aの両面に形成されていてもよい。正極15における一方の長辺の一方側には、他の積層体セル4との電気的な接続に用いられる正極タブ15cが設けられている。正極タブ15cは、金属箔15aのうち、正極活物質層15bが塗工されていない未塗工領域によって横長の長方形状に形成されている。
負極16は、図4(b)に示すように、例えばニッケルからなる横長の長方形状の金属箔16aと、金属箔16aの一面側に形成された負極活物質層16bとを有している。負極活物質層16bは、金属箔16aの両面に形成されていてもよい。負極活物質層16bを構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。負極16における一方の長辺の他方側には、他の積層体セル4との電気的な接続に用いられる負極タブ16cが設けられている。負極タブ16cは、金属箔16aのうち、負極活物質層が塗工されていない未塗工領域によって横長の長方形状に形成されている。
セパレータは、例えば袋状に形成されている。セパレータの形成材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。なお、セパレータは、袋状に限られず、シート状のものを用いてもよい。
本実施形態では、正極タブ15cが露出するように袋状のセパレータに正極15が内包され、この正極15を内包したセパレータ付き正極と負極16とが交互に積層された積層体によって積層体セル4が形成されている。積層にあたっては、全ての正極タブ15c及び全ての負極タブ16cの向きが揃うように積層される。これにより、積層体セル4では、積層方向に交差する一端面において、正極タブ群17及び負極タブ群18が幅方向に互いに離間して配置される(図2(a)及び図2(b)参照)。
この積層体セル4は、図2(a)及び図2(b)に示すように、セパレータ付き正極と負極16との積層方向と隔壁3の厚さ方向とが一致するようにして、隔壁3の一方面側に配置され、上述した隔壁ユニット5を構成する。積層体セル4において、積層方向と交差する端面は、正極タブ群17及び負極タブ群18が配置された端面を除いて隔壁ユニット5の枠部7に突き当てられ、隔壁3に対する位置決めがなされている。
第1の隔壁ユニット5Aでは、正極タブ群17が隔壁3Aの幅方向の一方側に位置し、負極タブ群18が隔壁3Aの幅方向の他方側に位置するように、積層体セル4が隔壁3Aに対して配置されている。一方、第2の隔壁ユニット5Bでは、正極タブ群17及び負極タブ群18の位置が反転し、正極タブ群17が隔壁3Bの幅方向の他方側に位置し、負極タブ群18が隔壁3Bの幅方向の一方側に位置するように、積層体セル4が隔壁3Bに対して配置されている。
この状態において、第1の隔壁ユニット5Aでは、図2(a)に示すように、平面視において、積層体セル4の正極タブ群17が一方側の窓部11から露出する集電板10の露出部分12に重なると共に、負極タブ群18が他方側の窓部11から露出する集電板10の露出部分12に重なっている。また、第2の隔壁ユニット5Bでは、図2(b)に示すように、平面視において、積層体セル4の負極タブ群18が一方側の窓部11から露出する集電板10の露出部分12に重なると共に、正極タブ群17が他方側の窓部11から露出する集電板10の露出部分12に重なっている。正極タブ群17及び負極タブ群18は、例えば溶接によって集電板10の露出部分12にそれぞれ接合されている。溶接としては、例えば抵抗シーム溶接、レーザによる貫通溶接などが用いられる。
第1の隔壁ユニット5A及び第2の隔壁ユニット5Bは、図1に示すように、積層体セル4の積層方向に交互に積層されている。本実施形態では、図5に示すように、一の隔壁ユニット5において、積層体セル4の正極タブ群17は、隣り合う一方の隔壁ユニット5における積層体セル4の負極タブ群18と接続されている。また、一の隔壁ユニット5において、積層体セル4の負極タブ群18は、隣り合う他方の隔壁ユニット5のおける積層体セル4の正極タブ群17と接続されている。これにより、電池モジュール1では、各積層体セル4が電気的に直列に接続されている(図5の二点鎖線L参照)。
次に、上述した電池モジュール1における積層体セル4,4間の接続構成について更に詳細に説明する。
上述したように、積層体セル4,4間の接続にあたって、隔壁3内には集電板10がインサート成形されている。より具体的には、集電板10は、図6に示すように、露出部分12から延びて隔壁3の面内方向の一面3aから突出した突出部分21と、露出部分12から突出部分21と反対側に延びる延在部分22とを有している。突出部分21は、隣接する隔壁3の面内方向の一面3aから突出した突出部分21と接続されている。
本実施形態では、突出部分21,21同士の接続には、平板状の接続部材29が用いられている。突出部分21,21と接続部材29とは、例えば溶接によって接合され、接続部24が構成されている。一方、延在部分22は、隔壁3内に延在している。延在部分22の先端部分は、隔壁3の面内方向の他面3bから突出した突出部分23となっている。この突出部分23は、隣接する隔壁3の面内方向の他面3bから突出した突出部分23とは接続されておらず、自由端となっている。
また、筐体2は、図1にも示すように、突出部分21を覆うカバー25と、突出部分23を覆うカバー26とを更に有している。カバー25は、例えば樹脂によって形成され、一面側が開口する扁平な箱状をなしている。カバー25は、開口部分が隔壁ユニット5側を向くようにして隔壁ユニット5の結合体に結合されている。カバー25の内面には、突出部分21,21同士の接続部24を他の突出部分21,21同士の接続部24と区切る平板状の絶縁部27が複数設けられている。
カバー26も同様に、例えば樹脂によって形成され、一面側が開口する扁平な箱状をなしている。カバー26は、開口部分が隔壁ユニット5側を向くようにして隔壁ユニット5の結合体に結合されている。カバー25,26と隔壁ユニット5の結合体との結合には、例えば溶着が用いられる。溶着としては、隔壁ユニット5,5同士の溶着の場合と同様に、例えば熱可塑性樹脂による超音波溶着、熱溶着フィルムを用いた溶着などが用いられる。
以上説明したように、この電池モジュール1では、隔壁3内に設けた集電板10の露出部分12に積層体セル4が接続され、露出部分12から延びる集電板10の突出部分21,21同士を接続することで、隣り合う積層体セル4,4の電気的な接続がなされている。この集電板10の突出部分21は、積層体セル4,4間の接続部材として機能すると共に、隔壁3の一面3aから突出していることで、積層体セル4で発生する熱の放熱部材(放熱フィン)としても機能する。このように、集電板10に接続機能と放熱機能とを持たせることで、部品点数の増加を抑えつつ、放熱性を確保することができる。
また、電池モジュール1では、集電板10が突出部分21と反対側に延びる延在部分22を有している。このような延在部分22を設けることにより、隔壁の強度が担保されるほか、集電板10の面積が拡張されることで集電板10の放熱機能を一層向上できる。さらに、延在部分22が隔壁3の面内方向の他面3bから突出した突出部分23を更に有しているので、集電板10の放熱機能をより一層向上できる。
また、電池モジュール1の筐体2は、突出部分21を覆うカバー25と、突出部分23を覆うカバー26とを有している。このようなカバー25,26を用いることにより、導電性の異物が突出部分21,23に付着することを抑制でき、想定外の通電経路の発生による電池モジュール1の電位の低下を抑制できる。また、カバー25,26によって形成される空間をダクトとすることで、電池モジュール1の温度調整が容易となる。
また、カバー25には、突出部分21,21同士の接続部24を他の突出部分21,21同士の接続部24と区切る絶縁部27が設けられている。これにより、接続部24,24間の短絡を防止できる。なお、本実施形態では、隔壁ユニット5の積層方向に隣り合う接続部24,24間を仕切るように絶縁部27が設けられているが、隔壁ユニット5の幅方向の一方側の接続部24の列と他方側の接続部24の列とを仕切るように絶縁部27を設けるようにしてもよい。
なお、電池モジュール1では、隔壁ユニット5の積層方向の両端に宛がわれるカバー6の内部にも集電板10と同様の構成を有する金属板28が配置されている(図1参照)。この金属板28により、カバー6の強度が担保されるほか、積層体セル4で発生する熱の間接的な放熱経路が形成され、電池モジュール1の放熱性能の向上が図られる。
図7は、積層体セル間の接続構成の変形例を示す要部拡大断面図である。同図に示す例では、集電板10において、露出部分12から延びて隔壁3の面内方向の一面3aから突出した突出部分21に複数の屈曲部31が設けられている。複数の屈曲部31により、突出部分21は、接続先の突出部分21側に斜めに屈曲する第1の部分21aと、第1の部分21aの先端から突出部分21の基部と平行に延びる第2の部分21bと、第2の部分21bの先端から接続先の突出部分21と反対側に直角に屈曲する第3の部分21cとを有している。
この例では、接続部材29は用いられておらず、第2の部分21b,21b同士を溶接などによって接合することにより、突出部分21,21同士を接続する接続部24が形成されている。このような構成によれば、屈曲部31によって突出部分21の表面積が拡大するため、突出部分21による放熱機能を更に高めることが可能となる。また、接続部材29を用いずに突出部分21,21同士を直接接続しているので、部品点数の更なる削減を実現できる。
図8は、積層体セル間の接続構成の別の変形例を示す要部拡大断面図である。同図に示す例では、集電板10において、突出部分21と反対側に延びる延在部分22に複数の屈曲部32が設けられている。複数の屈曲部32により、延在部分22は、隔壁3の高さ方向に複数のリブ34を有している。このように、隔壁3内に延在する延在部分22に複数のリブ34が形成されることにより、隔壁3の強度を十分に担保できる。
図9は、積層体セル間の接続構成の更に別の変形例を示す要部拡大断面図である。同図に示す例では、集電板10において、隔壁3の面内方向の他面3bから突出した突出部分23に複数の屈曲部35が設けられている。複数の屈曲部35により、突出部分23は、隔壁3の高さ方向に複数のリブ36を有した状態となっている。このような構成によれば、屈曲部35によって突出部分23の表面積が拡大するため、突出部分23による放熱機能を更に高めることが可能となる。
図10は、積層体セル間の接続構成の更に別の変形例を示す要部拡大断面図である。同図に示す例では、集電板10において、突出部分21と反対側に延びる延在部分22が露出部分12と離間している。このような構成によれば、接続部24,24間の短絡を好適に防止できる。露出部分12と離間していても、隔壁3内に延在部分22が延在していることで、隔壁3における面内方向への放熱性も担保される。なお、上記実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせてもよい。
図11は、電池モジュールの変形例を示す概略断面図である。電池モジュール101は、隔壁103によって隔てられた複数の収容空間Sを有する筐体102と、各収容空間S内にそれぞれ配置された複数の積層体セル4とを備えて構成されている。上記実施形態の筐体2と同様に、筐体102は、例えばPP、PPS、又は変性PPEなどの樹脂によって形成され、直方体形状をなしている。筐体102は、一つの隔壁103に一つの積層体セル4を組み合わせてなる複数の隔壁ユニット105の結合体を含んで構成されている。
本変形例では、6つの隔壁ユニット105が積層され、積層方向の一端側にカバー104が配置され、積層方向の他端側にカバー106及びカバー6が配置され、さらに上記実施形態と同様にカバー25が配置されている。これによって、7つの収容空間Sを有する筐体102が構成されている。隔壁ユニット105同士の結合、隔壁ユニット105とカバー104,106との結合、及びカバー106とカバー6との結合には、例えば溶着が用いられる。溶着としては、例えば熱可塑性樹脂による超音波溶着、熱溶着フィルムを用いた溶着などが用いられる。
図12は、隔壁ユニットを積層方向の一方側から見た図である。また、図13(a)は隔壁を積層方向の一方側から見た図であり、図13(b)は隔壁を積層方向の他方側から見た図である。上述の通り、隔壁ユニット105は、隔壁103と積層体セル4とを有している。隔壁103は、図13(a),(b)に示すように、平面視において横長の長方形状をなしており、本体部107と枠部108とを有している。本体部107は、平面視において横長の長方形状をなす板状体であり、隣り合う収容空間S同士を隔てる部分である。
枠部108は、枠状をなしており、本体部107の周縁の全周にわたって形成されている。また、枠部108は、本体部107よりも積層方向に厚肉に形成されている。すなわち、枠部108は、本体部107の周縁において積層方向に向かって突出するように形成されている。本変形例では、枠部108は、本体部107から積層方向の一方側及び他方側にそれぞれ同じ高さだけ突出している。これにより、本体部107の形成位置は、枠部108の積層方向における中央となっている。また、本変形例では、図13(b)に示すように、積層方向の他方面側から見た場合、枠部108は窓部11の周縁にも連続して形成されている。
隔壁103内には、金属によって形成された集電板110がインサート成形によって設けられている。集電板110は、隔壁103の幅方向の一方側と他方側とに互いに離間してそれぞれ設けられている。上記実施形態と同様に、集電板110の一部は、窓部11から露出している。本変形例では、集電板110は、隔壁103の一方面側及び他方面側の両方に露出しているが、隔壁103の一方面側のみに露出していてもよい。
集電板110は、隔壁103の面内方向の一面103aから突出した突出部分111と、突出部分111と反対側に延びる延在部分112とを有している。突出部分111は、積層方向に隣接する隔壁103の面内方向の一面103aから突出した突出部分111と接続され得る。
本実施形態では、突出部分111,111同士の接続には、平板状の接続部材29が用いられている(図11参照)。突出部分111,111と接続部材29とは、例えば溶接によって接合されている。一方、延在部分112は、隔壁103における本体部107内に延在している。
また、枠部108には複数のリブ120及び複数の凹部125が形成されている。リブ120は、枠部108における積層方向の一方側に形成されている。また、リブ120は、積層方向の一方側、及び、枠部108の内側に向かって突出している。本実施形態では、図13(a)に示すように、枠部108のうち本体部107の幅方向両側に形成された部分にそれぞれ2つのリブ120が形成されている。また、枠部108のうち本体部107の底縁に形成された部分に3つのリブ120が形成されている。本変形例では、図12に示すように、リブ120よりも内側の領域に積層体セル4が配置される。なお、リブ120は、枠部108のうち上下方向の上縁に更に設けられてもよい。この場合、例えば正極タブ群17及び負極タブ群18を避けるように、上縁の左右方向中央に設けてもよい。
図14(a)は、隔壁の一部を一方面側から見た斜視断面図であり、一つのリブ120を示す。リブ120は、例えば、平面視において矩形をなしており、枠部108の延在方向に長手方向を有している。また、リブ120は、枠部108よりも積層方向の一方側に突出した第1面121と、枠部108よりも内側に向かって突出した第2面122とを有している。枠部108の積層方向一方側の面108aから第1面121までの距離L1は、本体部107から枠部108の積層方向一方側の面108aまでの距離L2と等しくなるように形成されている。また、本体部107の積層方向他方側の面107aから第1面121までの距離L3は、収容空間Sの積層方向の幅と等しくなっている。
凹部125は、枠部108における積層方向の他方側に形成されている。また、凹部125は、リブ120に対応しており、隔壁103同士が積層された状態で、隣り合った隔壁103のリブ120を収容し得る。本実施形態では、図13(b)に示すように、枠部108のうち本体部107の幅方向両側に形成された部分にそれぞれ2つの凹部125が形成されている。また、枠部108のうち本体部107の底縁に形成された部分に3つの凹部125が形成されている。
図14(b)は、壁部の一部を他方面側から見た斜視断面図であり、一つの凹部125を示す。凹部125は、リブ120に対応するように、平面視において矩形状をなしている。また、凹部125は、枠部108の積層方向他方側の面108bよりも積層方向の一方側に位置した第1面126と、枠部108の内周面108cよりも外側に位置した第2面127とを有している。第1面126と本体部107の積層方向他方側の面107bとは面一となっている。
図15は、図13(a)のXV−XV線に沿った断面図であり、リブ120及び凹部125の断面を示す。図15に示すように、枠部108の面108aからリブ120の第1面121までの距離L1は、枠部108の面108bから凹部125の第1面126までの距離L4と等しくなっている。また、枠部108の内周面108cから第2面127までの距離L5は、内周面108cからリブ120の外周面123までの距離L6と等しくなっている。また、集電板110の端縁110aは、例えば、リブ120の第2面122の位置まで延在している。
再び図11を参照して、カバー104及びカバー106について説明する。カバー104は、積層された複数の隔壁ユニット105の積層方向一端側に配置される。カバー104は、カバー6と同じ構成をなす本体部104aと、本体部104aの周縁に設けられた枠状の枠部104bとを有する。枠部104bは、隔壁103の枠部108における積層方向他方側と同様に、本体部104aから積層方向の他方側に向かって突出している。なお、枠部104bには、リブ120を収容する凹部(不図示)が形成されている。また、カバー106は、積層された複数の隔壁ユニット105の積層方向他端側に配置される。カバー106は、隔壁103の本体部107と同様の構成をなす本体部106aと、本体部106aの周縁に設けられた枠状の枠部106bとを有する。枠部106bは、隔壁103の枠部108における積層方向一方側と同様に、本体部106aから積層方向の一方側に向かって突出している。なお、枠部106bには、凹部125に収容され得るリブが形成されている。
電池モジュール101の組立を行う場合、まず、複数の隔壁103及びカバー106の一方面側に各々積層体セル4が配置される。この場合、例えば、積層体セル4を構成するセパレータ付き正極と負極16とが1枚ずつ交互に積層される。積層時には、例えば、隔壁103及びカバー106は、高さ方向の底縁を下にして、積層方向一方側が斜め上を向くように傾いた状態であってよい。これにより、セパレータ付き正極と負極16とは、隔壁103及びカバー106に形成されたリブ120に当接されて位置決めされ得る。これにより、隔壁ユニット105が構成されるとともに、積層体セル4が配置されたカバー106が構成される。積層体セル4の正極タブ群17及び負極タブ群18は、窓部11から露出した集電板110に接続される。そして、隔壁ユニット105、カバー106、カバー104及びカバー6が積層される。積層後は、接続部材29によって、各積層体セル4が電気的に直列に接続され、カバー25が取り付けられた状態で、筐体102が一体化される。これにより、電池モジュール101が組み立てられる。
以上説明したように、本変形例の隔壁103では、本体部107は、積層方向における枠部108の中央に位置している。例えば、本体部が積層方向における枠部の一端側に位置している場合について考える。この場合、射出成形によって形成される隔壁103では、集電板がインサートされている本体部に比べて、樹脂のみによって形成されている枠部の方が、成形後に大きく収縮することがある。このように、収縮の度合いが異なることによって、隔壁にそりが発生することがある。しかし、本体部107が枠部108の中央に位置している場合、一方面側と他方面側とで均等に枠部が収縮するため、隔壁103のそりを抑制することができる。また、積層方向における本体部107から枠部108までの距離が短くなることによって、収縮の度合い自体も小さくすることができる。
また、隔壁103には、リブ120と、リブ120を収容する凹部125とが形成されているため、隣接する隔壁103同士の位置決めを容易に行うことができる。さらに、電池モジュール101の組立時において、セパレータ付き正極と負極16とが枠部108の外側にずれることが抑制され、これらの位置決めを容易に行うことができる。さらに、リブ120が設けられることによって、枠部108の内周面108cと積層体セル4との間に所定の間隙をもたせることができる。これにより、セパレータ付き正極及び負極16が、隣接する隔壁103間において、互いの枠部108同士の間に挟まれることが抑制される。
図16は、図11〜図15に示した電池モジュールにおける隔壁の変形例を示す図である。図17は、図16のXVII−XVII線に沿った断面図であり、リブ及び凹部の断面を示す。本変形例における隔壁203では、集電板の構成のみ、図11〜図15に示した隔壁103と相違している。そのため、主として集電板についてのみ説明し、他の構成については説明を省略する。
図16及び図17に示すように、本変形例に係る隔壁203内には、金属によって形成された集電板210がインサート成形によって設けられている。集電板210は、隔壁203の幅方向の一方側と他方側とに互いに離間してそれぞれ設けられている。集電板210は、集電板110の延在部分112と同様に延在部分212を有している。集電板210における延在部分212の端縁212aは、枠部108の内周面108cよりも外側まで延在している。また、延在部分212は、枠部108の内周面108cの位置から外縁108d、すなわち隔壁203の外縁108d以内の位置まで延在している。図示例では、枠部108の外縁108dから集電板210の端縁212aまでの距離は、隔壁203が絶縁破壊しない距離となっている。なお、集電板210の端縁212aは、枠部108の外縁108dと面一であってもよいし、外縁108dから突出していてもよい。
本変形例では、少なくとも集電板210の端縁が枠部108の内縁よりも外側まで延在することによって、隔壁203の強度を一層高めることができる。また、集電板210の端縁が枠部108の外縁に近いほど、隔壁203の強度をより高くなる。これにより、隔壁203のそりをより抑制することができる。なお、上記実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせてもよい。
1…電池モジュール、2…筐体、3(3A,3B)…隔壁、3a…一面、3b…他面、4…積層体セル、5(5A,5B)…隔壁ユニット、10…集電板、12…露出部分、15…正極、16…負極、21…突出部分、22…延在部分、23…突出部分、24…接続部、25,26…カバー、27…絶縁部、31,32,35…屈曲部、101…電池モジュール、103、203…隔壁、105…隔壁ユニット、107…本体部、108…枠部、110,210…集電板、111…突出部分、112…延在部分、120…リブ、125…凹部、S…収容空間。

Claims (14)

  1. 複数の隔壁によって隔てられた複数の収容空間を有する筐体と、
    セパレータを介して交互に積層された正極及び負極の電極板によって構成され、電解液と共に前記収容空間内にそれぞれ配置された複数の積層体セルと、
    前記隔壁の少なくとも一方面に露出するように前記隔壁内に設けられ、前記隔壁に隣接する一の積層体セルが電気的に接続された集電板と、を備え、
    前記集電板は、露出部分から延びて前記隔壁の面内方向の一面から突出した突出部分を有し、当該突出部分が隣接する隔壁の面内方向の一面から突出した突出部分と接続されている、電池モジュール。
  2. 前記突出部分は、複数の屈曲部を有している、請求項1記載の電池モジュール。
  3. 前記筐体は、前記突出部分を覆うカバーを有している、請求項1又は2記載の電池モジュール。
  4. 前記カバーは、前記突出部分同士の接続部を他の突出部分同士の接続部と区切る絶縁部を有している、請求項3記載の電池モジュール。
  5. 前記集電板は、前記突出部分と反対側に延びる延在部分を有している、請求項1〜4のいずれか一項記載の電池モジュール。
  6. 前記延在部分は、前記隔壁内で複数の屈曲部を有している、請求項5記載の電池モジュール。
  7. 前記延在部分は、前記隔壁の面内方向の他面から突出した突出部分を更に有している、請求項5又は6記載の電池モジュール。
  8. 前記延在部分における前記突出部分は、複数の屈曲部を有している、請求項7記載の電池モジュール。
  9. 前記筐体は、前記延在部分の前記突出部分を覆うカバーを更に有している、請求項7又は8記載の電池モジュール。
  10. 前記延在部分は、前記露出部分と離間している、請求項5〜9のいずれか一項記載の電池モジュール。
  11. 前記隔壁は、前記複数の収容空間を隔てる板状の本体部と、前記本体部の周縁において前記積層体セルの積層方向に前記本体部よりも厚肉に形成された枠部とを有し、
    前記本体部は、前記積層方向における前記枠部の中央に位置している、請求項1記載の電池モジュール。
  12. 前記枠部における前記積層方向の一方側には、積層方向の一方側に突出するとともに、前記枠部の内側に突出するリブが形成され、
    前記枠部における前記積層方向の他方側には、前記リブに対応して前記リブを収容する凹部が形成されている、請求項11記載の電池モジュール。
  13. 前記集電板は、前記枠部の内縁よりも外側まで延在している、請求項11又は12記載の電池モジュール。
  14. 前記集電板は、前記枠部の外縁以内の位置まで延在している、請求項13記載の電池モジュール。
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